JP3181207B2 - 二重化計装発信器の自動切替方法 - Google Patents
二重化計装発信器の自動切替方法Info
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- JP3181207B2 JP3181207B2 JP23666195A JP23666195A JP3181207B2 JP 3181207 B2 JP3181207 B2 JP 3181207B2 JP 23666195 A JP23666195 A JP 23666195A JP 23666195 A JP23666195 A JP 23666195A JP 3181207 B2 JP3181207 B2 JP 3181207B2
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- Japan
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- signal
- switching
- signals
- instrumentation
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- Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は制御装置に適用され
る二重化計装発信器の自動切替方法に関する。
る二重化計装発信器の自動切替方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の二重化計装発信器の自動切替方法
を図3と図4により説明する。
を図3と図4により説明する。
【0003】図3にて、計装発信器1の出力は高低モニ
タ3を経て切替回路5および切替器6へ送られる。同様
に計装発信器2の出力は高低モニタ3を経て切替回路5
および切替器6へ送られる。切替回路5の切替指令信号
5sは切替器6へ送られる。切替器6の出力は制御器7
へ送られる。
タ3を経て切替回路5および切替器6へ送られる。同様
に計装発信器2の出力は高低モニタ3を経て切替回路5
および切替器6へ送られる。切替回路5の切替指令信号
5sは切替器6へ送られる。切替器6の出力は制御器7
へ送られる。
【0004】以上において、高低モニタ3と4はそれぞ
れ計装発信器1と2の信号XとYを監視し、例えば図4
(a)に示すように、信号Xに異常を検出すると、検知
信号を切替回路5へ送る。切替回路5はこれを受け切替
信号5sを切替器6へ送る。切替器6はこの信号5sに
より入力を切替え、信号Yを制御器7へ送る。このよう
にして信頼性を高めていた。
れ計装発信器1と2の信号XとYを監視し、例えば図4
(a)に示すように、信号Xに異常を検出すると、検知
信号を切替回路5へ送る。切替回路5はこれを受け切替
信号5sを切替器6へ送る。切替器6はこの信号5sに
より入力を切替え、信号Yを制御器7へ送る。このよう
にして信頼性を高めていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】計装発信器の二重化
は、制御的に重要な信号に対してその信頼性を向上する
目的で設置されている。
は、制御的に重要な信号に対してその信頼性を向上する
目的で設置されている。
【0006】従来の方法では、計装発信器の切替を、信
号が異常レベルに達したことを検知して行っているが、
信号が徐々に検知レベルに達した場合、そこで切り替え
ると、図4(b)に示すようにPI制御器7への入力が
突変してしまい、下流の操作端やその他関係する制御系
に変動を与え悪影響をおよぼすおそれがあった。
号が異常レベルに達したことを検知して行っているが、
信号が徐々に検知レベルに達した場合、そこで切り替え
ると、図4(b)に示すようにPI制御器7への入力が
突変してしまい、下流の操作端やその他関係する制御系
に変動を与え悪影響をおよぼすおそれがあった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため次の手段を講ずる。
するため次の手段を講ずる。
【0008】すなわち、2つの計装発信器の信号を監視
し一方の信号が異常となったとき、他方の信号に切り替
え出力する二重化計装発信器の自動切替方法において、
上記監視とともに上記2つの信号の1演算周期前の差を
監視し、この差が所定値以内のとき、前記2つの信号の
高低レベルを検出し、同2つの信号それぞれの前記高低
レベルのいずれか一方が所定レベルを超えて異常で、他
方が前記所定レベル以内で正常のとき前記他方の信号に
切り替え出力する。
し一方の信号が異常となったとき、他方の信号に切り替
え出力する二重化計装発信器の自動切替方法において、
上記監視とともに上記2つの信号の1演算周期前の差を
監視し、この差が所定値以内のとき、前記2つの信号の
高低レベルを検出し、同2つの信号それぞれの前記高低
レベルのいずれか一方が所定レベルを超えて異常で、他
方が前記所定レベル以内で正常のとき前記他方の信号に
切り替え出力する。
【0009】以上において、2つの計装発信器の信号が
監視されるとともに2つの信号の1演算周期前の差が監
視される。そして前記2つの信号のいずれか一方に異常
が発生し他方が正常であり、かつ前記監視の差が所定値
以内にあるとき、他方の信号に切り替え出力される。
監視されるとともに2つの信号の1演算周期前の差が監
視される。そして前記2つの信号のいずれか一方に異常
が発生し他方が正常であり、かつ前記監視の差が所定値
以内にあるとき、他方の信号に切り替え出力される。
【0010】従って、切り替えられた信号はその変化が
前の信号から所定値以内の信号となり、信号の突変が防
止される。このようにして、後流の制御装置等に影響を
与えることのないよう切り替えが行え、信頼性が向上す
る。
前の信号から所定値以内の信号となり、信号の突変が防
止される。このようにして、後流の制御装置等に影響を
与えることのないよう切り替えが行え、信頼性が向上す
る。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態を図1と図
2(a),(b)により説明する。なお、従来例で説明
した部分は同一の番号をつけ、説明を省略し、この発明
に関する部分を主体に説明する。
2(a),(b)により説明する。なお、従来例で説明
した部分は同一の番号をつけ、説明を省略し、この発明
に関する部分を主体に説明する。
【0012】図1にて、計装発信器1と2の出力は減算
器7を経て、遅延素子8、高低モニタ9を順次経て切替
回路5aへ送られる。
器7を経て、遅延素子8、高低モニタ9を順次経て切替
回路5aへ送られる。
【0013】以上において、信号X,Yの差が減算器7
で出力され、遅延素子8で1演算周期L遅延され高低モ
ニタ9へ送られる。高低モニタでは減算器7の出力が図
2(a)に示すように所定値Δ以内(差の絶対値がΔ以
内)にあるかを検出し、以内にあれば切替許可信号9s
を切替回路5aへ送る。
で出力され、遅延素子8で1演算周期L遅延され高低モ
ニタ9へ送られる。高低モニタでは減算器7の出力が図
2(a)に示すように所定値Δ以内(差の絶対値がΔ以
内)にあるかを検出し、以内にあれば切替許可信号9s
を切替回路5aへ送る。
【0014】切替回路5aはこの切替許可信号9sを受
け、かつ高低モニタ3または4から異常の検知信号を受
けたとき、切替指令信号5sを切替器6へ送る。この信
号により、例えば図2(a)の場合は、信号Yに入力を
切り替え出力する。従って、切り替えられた信号Yはそ
の変化が前の信号Xから所定値Δ以内の信号となり、信
号の突変が防止される。
け、かつ高低モニタ3または4から異常の検知信号を受
けたとき、切替指令信号5sを切替器6へ送る。この信
号により、例えば図2(a)の場合は、信号Yに入力を
切り替え出力する。従って、切り替えられた信号Yはそ
の変化が前の信号Xから所定値Δ以内の信号となり、信
号の突変が防止される。
【0015】このようにして、後流の制御系に影響を与
えることのないよう切り替えが行え、信頼性が向上す
る。
えることのないよう切り替えが行え、信頼性が向上す
る。
【0016】なお、信号Xが図2(b)のように緩やか
に変化している場合、高低モニタ9から許可信号9sが
出力されず、信号異常が発生しても信号の切替は行われ
ない。この場合、ユニットの影響がないレベルまで制御
を移行させ、速やかに異常の原因究明、対策を実施し、
切替に問題がないことを確認した後、手動で切り替え
る。
に変化している場合、高低モニタ9から許可信号9sが
出力されず、信号異常が発生しても信号の切替は行われ
ない。この場合、ユニットの影響がないレベルまで制御
を移行させ、速やかに異常の原因究明、対策を実施し、
切替に問題がないことを確認した後、手動で切り替え
る。
【0017】
【発明の効果】以上に説明したように本発明によれば切
替時の突変が防止され、後流の制御装置への影響がなく
なり、制御の信頼性が向上する。
替時の突変が防止され、後流の制御装置への影響がなく
なり、制御の信頼性が向上する。
【図1】本発明の実施の一形態の構成ブロック図であ
る。
る。
【図2】同一形態の作用説明図である。
【図3】従来例の構成ブロック図である。
【図4】同従来例の作用説明図である。
1,2 計装発信器 3,4,9 高低モニタ 5,5a 切替回路 6 切替器 7 減算器 8 遅延素子
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03K 17/00 - 17/70 G08C 13/00 - 25/00 H04B 1/74
Claims (1)
- 【請求項1】 2つの計装発信器の信号を監視し一方の
信号が異常となったとき、他方の信号に切り替え出力す
る二重化計装発信器の自動切替方法において、上記監視
とともに上記2つの信号の1演算周期前の差を監視し、
この差が所定値以内のとき、前記2つの信号の高低レベ
ルを検出し、同2つの信号それぞれの前記高低レベルの
いずれか一方が所定レベルを超えて異常で、他方が前記
所定レベル以内で正常のとき前記他方の信号に切り替え
出力することを特徴とする二重化計装発信器の自動切替
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23666195A JP3181207B2 (ja) | 1995-09-14 | 1995-09-14 | 二重化計装発信器の自動切替方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23666195A JP3181207B2 (ja) | 1995-09-14 | 1995-09-14 | 二重化計装発信器の自動切替方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0983322A JPH0983322A (ja) | 1997-03-28 |
JP3181207B2 true JP3181207B2 (ja) | 2001-07-03 |
Family
ID=17003922
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23666195A Expired - Fee Related JP3181207B2 (ja) | 1995-09-14 | 1995-09-14 | 二重化計装発信器の自動切替方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3181207B2 (ja) |
-
1995
- 1995-09-14 JP JP23666195A patent/JP3181207B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0983322A (ja) | 1997-03-28 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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