JPH10255173A - 熱線センサを用いた警備システム及び警備装置 - Google Patents

熱線センサを用いた警備システム及び警備装置

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Publication number
JPH10255173A
JPH10255173A JP5311897A JP5311897A JPH10255173A JP H10255173 A JPH10255173 A JP H10255173A JP 5311897 A JP5311897 A JP 5311897A JP 5311897 A JP5311897 A JP 5311897A JP H10255173 A JPH10255173 A JP H10255173A
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JP
Japan
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sensor
hot
loop
signal
control unit
Prior art date
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Pending
Application number
JP5311897A
Other languages
English (en)
Inventor
Houei Sugiyama
朋英 杉山
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Atsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Atsumi Electric Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH10255173A publication Critical patent/JPH10255173A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱線センサが正常に動作しているか否かを診
断する。 【解決手段】 タイマ7にはセンサループ毎のチェック
時間が設定されている。制御部2は、解除状態が設定さ
れた後、センサループ6から発報信号を受けることなく
チェック時間が経過したときには、センサループ6は正
常に動作していないと判断する。また、解除状態にある
とき、センサループ6からあるときに発報信号を受けた
が、その後発報信号を受けることなくチェック時間が経
過したときには、制御部2はセンサループ6は正常に動
作していないと判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱線センサを用いた警
備システムに係り、特に、熱線センサが正常に動作して
いるか否かを診断するためのシステム及び警備装置に関
する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】熱線セ
ンサは人の移動を検知するものとして警備システムにお
いて広く用いられているが、熱線センサのカバーが汚れ
て熱線が透過しなくなると人の移動を検知することがで
きなくなる。また、焦電素子やその他の回路素子が故障
した場合には熱線センサからは何の信号も出力されなく
なる。
【0003】そこで、本発明は、熱線センサが正常に動
作しているか否かを検知することができる熱線センサを
用いた警備システム及びそのための警備装置を提供する
ことを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の熱線センサを用いた警備システムは、熱
線センサを用いたセンサループと、当該センサループが
接続される警備装置とを備える熱線センサを用いた警備
システムにおいて、警備装置はセンサループを形成する
熱線センサに解除状態、警戒状態を与え、個々の熱線セ
ンサは解除状態にあるとき所定時間に渡って物体を検知
しなかった場合には警備装置に対して正常でない旨を示
す信号を出力することを特徴とする。
【0005】また、本発明の警備装置は、熱線センサか
らの信号を受ける警備装置において、解除状態にあると
き所定時間に渡って熱線センサから発報信号を受けなか
った場合には、当該熱線センサあるいは当該熱線センサ
を含むセンサループが正常でないと判断することを特徴
とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ実施の形
態について説明する。図1は本発明に係る警備装置の一
実施形態を示す図であり、図中、1は警備装置、2は制
御部、3は通報部、4は操作装置、5は熱線センサ、6
は熱線センサのセンサループ、7はタイマ、Lは通信回
線を示す。
【0007】制御部2はCPU及びその周辺回路で構成
されている。通報部3は異常が発生した場合等に警備会
社のセンター装置等に通信回線Lによって通報を行うた
めのものである。なお、通信回線Lは通常電話回線が用
いられる。
【0008】制御部2には操作装置4、熱線センサ5で
形成されるセンサループ6からの信号が入力される。セ
ンサループ6は一つあるいは複数の熱線センサ5で形成
されている。なお、図1ではセンサループ6は一つしか
示していないが、これは図が煩雑になることを避けるた
めの便宜的なものであって、実際には複数のセンサルー
プ6が接続されるのが通常である。また、熱線センサ5
の構成は周知であるのでここでは詳細な説明は省略する
が、人の移動を検知すると、その旨を示す信号(この信
号を本明細書中では発報信号と称することにする)を制
御部2に対して出力する。
【0009】制御部2は、また、タイマ7を管理してい
る。このタイマ7にはセンサループ毎にある時間(以
下、この時間をチェック時間と称することにする)が設
定されている。
【0010】操作装置4は警戒状態、解除状態を設定す
るためのものであり、通常リモコンと称されているもの
である。制御部2が警戒状態にあるときに操作装置4に
おいて所定の操作を行うことによって制御部2に解除状
態を設定することができ、同様に、制御部2が解除状態
にあるときに操作装置4において所定の操作を行うこと
によって制御部2に警戒状態を設定することができる。
【0011】なお、制御部2は電気錠の制御、サイレン
等の威嚇装置の制御、あるいはLED等の表示灯の制御
等をも行うようになされているのが通常であるが、本発
明においては本質的な事項ではないので説明は省略す
る。
【0012】さて、制御部2は、警戒状態にあるときに
センサループ6から発報信号を受けると、侵入者があっ
た判断して、通報部3を起動し、通信回線Lを介して侵
入者有りを示す信号をセンター装置等の所定の箇所に通
報する。
【0013】次に、解除状態にある場合の動作について
説明する。解除状態にある場合には人の移動があるの
で、センサループ6から発報信号を受けるのが当然であ
り、センサループ6から発報信号を受けない場合には当
該センサループ6の熱線センサ5が正常に動作していな
いと判断することができる。
【0014】そこで、制御部2は、解除状態にある場合
には、タイマ7によって当該センサループに設定されて
いるチェック時間の間に当該センサループ6から全く発
報信号を受けない場合には当該センサループ6は正常に
動作していないと判断する。
【0015】具体的には、操作装置4によって解除状態
が設定された後、当該センサループ6から発報信号を受
けることなく当該チェック時間が経過したときには、制
御部2は当該センサループ6は正常に動作していないと
判断して、その旨を示す信号を通報部3により通信回線
Lを介して所定の箇所に通報する。
【0016】また、解除状態にあるとき、当該センサル
ープ6からあるときに発報信号を受けたが、その後発報
信号を受けることなく当該チェック時間が経過したとき
には、制御部2は当該センサループ6は正常に動作して
いないと判断して、その旨を示す信号を通報部3により
通信回線Lを介して所定の箇所に通報する。
【0017】ここで、タイマ7においてセンサループ毎
にチェック時間を設定するのは、人の移動が頻繁な箇所
に配置されているセンサループもあるし、人の移動が殆
どない箇所に配置されているセンサループもあるからで
あり、前者に対してはチェック時間は短く設定し、後者
に対しては長いチェック時間を設定すればよい。
【0018】なお、制御部2は、解除状態にあるときに
センサループ6から発報信号を受けても侵入者有りを示
す信号は送出しない。
【0019】以上のようであるので、この警備装置1に
よれば、熱線センサ5あるいはセンサループ6が正常に
動作しているか否かを診断することができるものであ
る。
【0020】次に、図2を参照して、本発明に係る熱線
センサを用いた警備システムの一実施形態について説明
する。図2において、10は熱線センサ、11は光学
系、12は信号処理部、13は制御装置、14はタイマ
を示す。なお、図1に示す構成要素と同等なものについ
ては同一の符号を付して重複する説明を省略する。ま
た、図2では熱線センサ10は一つしか示していない
が、これは図が煩雑になることを避けるための便宜的な
ものであって、上記の実施形態で述べたように、実際に
は複数の熱線センサあるいは複数のセンサループが接続
されるのが通常である。
【0021】光学系11は、当該熱線センサ10の警戒
ゾーンを形成するための反射鏡、及び熱線を検知するた
めの焦電素子を含んでいる。焦電素子の出力信号は信号
処理部12で所定の処理が施され制御装置13に取り込
まれる。なお、信号処理部12における信号処理は周知
であるので説明は省略する。
【0022】制御装置13はCPU及びその周辺回路で
構成されており、信号処理部12からの信号に基づいて
人の移動があったか否かを判断し、人の移動があったと
判断すると警備装置1の制御部2に対して発報信号を出
力する。
【0023】また、制御装置13はタイマ14を管理し
ている。このタイマ14にはセンサ毎のチェック時間が
設定されている。更に、警備装置1の制御部2は、熱線
センサ10の制御装置13に対して警戒状態信号、解除
状態信号を通知するようになされている。
【0024】上述した図1の構成においては、センサル
ープ毎に設定されているチェック時間が設定されたタイ
マ7は警備装置1の制御部2が管理しているが、図2に
示す構成では、チェック時間が設定されたタイマ14は
熱線センサ10の制御装置13が管理するようになされ
ているのである。
【0025】ところで、上述した実施形態の説明から、
図2に示すようにタイマ14を熱線センサ10の制御装
置13で管理するようにした場合には、制御装置13は
警備装置1の制御部2が現在警戒状態にあるのか、解除
状態にあるのかを認識している必要があることが分か
る。しかし、通常、熱線センサ10の制御装置13は、
警備装置1の制御部2が現在警戒状態にあるのか、解除
状態にあるのかは認識できない。そこで、警備装置1の
制御部2から熱線センサ10の制御装置13に対して警
戒状態信号、解除状態信号を通知するのであり、これに
よって制御装置13は現在警戒状態にあるのか、解除状
態にあるのかを認識することができるようになる。
【0026】以下、動作について説明する。さて、警備
装置1の制御部2は、解除状態にあるときに操作装置4
から警戒状態が設定されたことを示す信号を受けると警
戒状態に入ると共に、熱線センサ10の制御装置13に
対して警戒状態信号を通知する。このことによって制御
装置13は警戒状態を認識する。
【0027】そして、警戒状態にあるときに熱線センサ
10から発報信号を受けると、制御部2は侵入者があっ
た判断して、通報部3を起動し、通信回線Lを介して侵
入者有りを示す信号をセンター装置等の所定の箇所に通
報する。
【0028】警備装置1の制御部2は、警戒状態にある
とき操作装置4から解除状態が設定されたことを示す信
号を受けると解除状態に入ると共に、熱線センサ10の
制御装置13に対して解除状態信号を通知する。このこ
とによって制御装置13は解除状態を認識する。
【0029】解除状態にある場合には人の移動があるの
で、信号処理部12から人の移動を示す信号を受けるの
が当然であり、この信号を受けない場合には光学系11
または信号処理部12が正常に動作していないと判断す
ることができる。
【0030】そこで、制御装置12は、解除状態にある
場合には、タイマ14によって当該熱線センサに設定さ
れているチェック時間の間に信号処理部12から人の移
動を示す信号を全く受けない場合には光学系11または
信号処理部12は正常に動作していないと判断する。
【0031】具体的には、警備装置1の制御部2から解
除状態信号を受けた後、信号処理部12から人の移動を
示す信号を受けることなく当該チェック時間が経過した
ときには、制御装置12は光学系11または信号処理部
12は正常に動作していないと判断して、その旨を示す
信号を警備装置1の制御部2に通知する。この通知を受
けると制御部2は、当該熱線センサ10が正常に動作し
ていないことを通報部3により通信回線Lを介して所定
の箇所に通報する。
【0032】また、解除状態にあるとき、信号処理部1
2からあるときに人の移動を示す信号を受けたが、その
後人の移動を示す信号を受けることなく当該チェック時
間が経過したときには、制御装置12は光学系11また
は信号処理部12は正常に動作していないと判断して、
その旨を示す信号を警備装置1の制御部2に通知する。
この通知を受けると制御部2は、当該熱線センサ10が
正常に動作していないことを通報部3により通信回線L
を介して所定の箇所に通報する。
【0033】ここで、チェック時間は、熱線センサ10
が配置される箇所の状況に応じて設定するのがよい。人
の移動が頻繁な箇所に配置される場合にはチェック時間
は短くてよいが、人の移動が殆どない箇所に配置される
場合にはチェック時間は長くする必要があるからであ
る。
【0034】以上のようであるので、この警備システム
によれば、熱線センサ10が正常に動作しているか否か
を診断することができるものである。
【0035】以上、本発明の実施形態について説明した
が、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、
種々の変形が可能であることは当業者に明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る警備装置の一実施形態を示す図
である。
【図2】 本発明に係る熱線センサを用いた警備システ
ムの一実施形態を示す図である。
【符号の説明】
1…警備装置、2…制御部、3…通報部、4…操作装
置、5…熱線センサ、6…熱線センサのセンサループ、
7…タイマ、10…熱線センサ、11…光学系、12…
信号処理部、13…制御装置、14…タイマ、L…通信
回線。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱線センサを用いたセンサループと、 当該センサループが接続される警備装置とを備える熱線
    センサを用いた警備システムにおいて、 警備装置はセンサループを形成する熱線センサに解除状
    態、警戒状態を与え、 個々の熱線センサは解除状態にあるとき所定時間に渡っ
    て物体を検知しなかった場合には警備装置に対して正常
    でない旨を示す信号を出力することを特徴とする熱線セ
    ンサを用いた警備システム。
  2. 【請求項2】熱線センサからの信号を受ける警備装置に
    おいて、 解除状態にあるとき所定時間に渡って熱線センサから発
    報信号を受けなかった場合には、当該熱線センサあるい
    は当該熱線センサを含むセンサループが正常でないと判
    断することを特徴とする警備装置。
JP5311897A 1997-03-07 1997-03-07 熱線センサを用いた警備システム及び警備装置 Pending JPH10255173A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5311897A JPH10255173A (ja) 1997-03-07 1997-03-07 熱線センサを用いた警備システム及び警備装置

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JP5311897A Pending JPH10255173A (ja) 1997-03-07 1997-03-07 熱線センサを用いた警備システム及び警備装置

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JP (1) JPH10255173A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007179270A (ja) * 2005-12-27 2007-07-12 Secom Co Ltd 警備システム
KR101397115B1 (ko) * 2012-11-05 2014-05-19 삼성물산 주식회사 사물 감지 경보 시스템

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JP2007179270A (ja) * 2005-12-27 2007-07-12 Secom Co Ltd 警備システム
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