JPS62112277A - 磁気デイスク用中心金具の製造方法 - Google Patents

磁気デイスク用中心金具の製造方法

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JPS62112277A
JPS62112277A JP25235485A JP25235485A JPS62112277A JP S62112277 A JPS62112277 A JP S62112277A JP 25235485 A JP25235485 A JP 25235485A JP 25235485 A JP25235485 A JP 25235485A JP S62112277 A JPS62112277 A JP S62112277A
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JP
Japan
Prior art keywords
flange
stage
cutting
recessed part
small projections
Prior art date
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Pending
Application number
JP25235485A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Yamada
稔 山田
Minoru Kubota
稔 久保田
Katsuzo Yamazaki
勝造 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SANKI SEIKO KK
Original Assignee
SANKI SEIKO KK
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はコンピュータの磁気ディスク(シート)に用い
られる中心金具の製造方法に関する。
〔従来の技術〕
例えば、3.5インチ磁気ディスク用中心金具(金属製
ハブ)は、第2図に示すように、円形状の四部1の開口
部外周に水平にフランジ2を形成した構造となっており
、金属の平板状加工素材88絞り加工によって変形させ
て製造している。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところがこれまでの製造方法では、絞り金型の精度をど
のように高めても、フランジ2が素材Sの厚さ方向に波
打つfこり、あるいは中心方向に傾斜する度合が大きく
、これを小さくなし得なかったため、磁気ディスクとヘ
ッドとの関係に狂いが生じ、エラーの発生原因となるな
ど、磁気ディスクの性能にまで悪影響が出るという問題
がありfこ。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、金属の平板状加工素手オを絞り加工によって
変形させ、円形状の凹部の開口部外周に水平なフランジ
を形成した中心金具を得る磁気ディスク用中心金具の製
造方法において、フランツの成形をフランツ押圧面に多
数の小突起を備えた金型で行うことにとにより、上記従
来の問題点を解決したものである。
〔作用: 金属の平板状加工素[オを所定のピッチあて間欠的に移
動させ、通常のように、カット加工、絞り加工、窓切り
加工、孔明は加工、爪起し加工、修正加工、切離し加工
を施して中心金具を製造する。
そして上記の絞り加工においては、フランジ押圧面に多
数の小突起を備えた金型を用いる。
上記において絞り工程が幾つかの加工によってなされる
場合には、いずれかの加工、望ましくは最終の絞り加工
時に小突起を備えた金型を用いて絞り加工をする。中心
金具のフランジ表面には絞り金型の小突起により多数の
へこみが形成されるが、各へこみは絞り加工時の残留応
力をフランジの各部分において均一に分散、あるいは吸
収する。
従って、厚さ方向の波打ちや中心方向の傾斜が極力抑え
られた精度の高い中心金具が得られる。
〔実施例〕
第1図ないし第6図は本発明の一実施例を示すもので、
金属の平板状加工素材Sは帯状に長く形成されており、
第3図におい−で中心金具製造装置Tに供給され、lピ
ッチP宛間欠的に左から右に動かされてカット加工、絞
り加工、窓切り加工、孔明は加工、爪起し加工、修正加
工、切離し加工を順次施されて中心金具に加工される。
すなわち、平板状加工木fオSはカットエIIにおいて
、(イ)、(ロ)2回の加工で円弧状の切込み3.4を
2個宛計4個施され、次いで絞り工程Hに入る。この絞
り工程■ては、第1(荒)絞り(ハ)、第2絞り(ニ)
、仕上げ絞り(ホ)の3回の絞り加工が施され、中心金
具の凹部lとフランジ2が形成される。なお第3図中絞
り加工(ニ)以降において切込み3.4は省略されてい
る。
次いで、窓切り工程■に入り、窓切り加工(へ)によっ
て四部Iの底部の偏心位置に窓5が設けられる。窓切り
工程■が終わると孔明は工程■となり、凹部lの中心位
置に孔明は加工(ト)によって、駆動装置6のドライブ
シャフト7が挿入される中心孔8が設けられ、次いで爪
起し工程■に入る。
ここでは中心孔8の周縁が爪起し加工(チ)によって垂
直に折り曲げられ爪9が形成される。上記の爪起し工程
■が終わると、修正上fuVIに入り、修正加工(す)
によって全体的な形状の修正がなされる。最後の切離し
工程■で切離し加工(ヌ)がなされ、クランプ2の外周
部が切り離されて中心金具の製造が終了する。
本発明においては、例えば、絞り工程■で仕上げ絞り(
ポ)を行う時に、第5図と第6図に示すように、フラン
ジ押圧面10に多数の小突起11を突設しfこ金型12
を用いる。このためフランジ2の外面には小突起11の
圧入によりへこみ13が形成されるか、この際フランジ
2に生じていた残留応ツノが均等に分散され、また吸収
される。
なお、上記実施例においては、底辺tが0.l7mm、
高さhが0.15mm、角度θが60度の角錐状に形成
された小突起IIを0.5mmの間隔にで縦横に位相を
ずらせて設けた金型12を用いたが、これによって製造
された中心金具と他の中心金具の比較試験結果を示すと
別表の通りであった。
すなわち、第1表は従来の製造方法、第2表は本発明の
製造方法でそれぞれ0.3mm厚の加工素材を絞り加工
して製造しfこ中心金具の精度を示すものであり、表中
rA (+ )Jは中心金具をその中心を中心として回
転させた場合における、30mmφ(半径15mm)位
置Aでの最大高さく凹部からフランジまでの高さH,)
、rA (−)Jは同最小高さ、「B(+)」は26m
mφ位置Bでの最大高さくH2)、「B(−)」は同最
小高さ、rA −B Jは回転中に生じfコA 。
B両位置での最大寸法差、こ面振れ」は29mmφ位置
Cでの最大振れ幅である。第1表と第2表の比較から明
らかなように、本発明の製造方法により製造した中心金
具は、従来の中心金具よりも、A−B1つまりフランジ
の傾斜において、約0.OI mm、また面振れにおい
て約0.02mm精度が高くなるという好結果が得られ
た。
ところで、中心金具はマグネットによる吸着力でクラン
プされるが、この際、駆動装置の密着面である凹部底面
の平坦度が中心孔8の加工等によって低下すると、フラ
ンジ2の精度が実質的に低下するので、第7図に示すよ
うに、凹部1の底部に、環状、円形状、放射状、円弧状
などのリブ1.1を形成するか、あるいは第8図に示す
ように、底部を二段に絞り加工、あるいはヒート加工す
るとよい。上記の加工は、通常、修正工程■で行うが、
他の工程で行なってもよい。
本発明の他の実施例等を以下に記載する。
(1)前記実施例では、フランジ2の第2図において上
面のみにへこみ13を形成したが、下面あるいは両面に
形成してもよい。
(2)小突起IIの形状は図のものに限らず、円錐状な
ど、他の形状でもよい。
(3)小突起11の高さや配置も前記に限られるもので
はない。
(4)小突起11の尖端を長く形成し、フランジ2にこ
れと同心円状(円弧状も含む)、あるいは放射状にへこ
み13を形成してもよい。
(5)へこみ13をフランジ2以外の凹部l底面の内外
の何れか一方あるいは両方にフランジ2同様の方法によ
って形成することらできる。
(6)修正工程■を絞り工程■の一部とし、この工程■
で小突起11を有する金型12を用いることもできる。
(7)切離し工程の終了後、修正工程を行うなど、第 
   1    表 第    2    表 加工の順序を変えたり、あるいは加工数を増減させろこ
とも自由である。
(8)絞り工程が図の実施例のように1夏数の加工によ
りなされるような場合には、全部らしくは複数の絞り加
工において小突起付きの金型を用いることができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明においては多数の小突起を
フランジ押圧面に備えた金型でフランツを絞り加工する
ものであり、小突起のフランジへの食い込みによって残
留応力が均一に分散され、また吸収されるので、厚さ方
向の波打ちや、中心力、向の傾斜の度合が極めて小さく
、精度の高い中心金具を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図は本発明の一実1寵例を示すもので
、第1図は本発明によって製造された磁気ディスク用中
心金具の平面図、第2図は同断面図、第3図は加工順の
一例を示す平面図、第4図はフランツのへこみ部分の断
面図、第5図は小突起の配列を示す平面図、第6図は同
断面図である。第7図と第8図は四部底面の他の二つの
加工例を示す断面図、第9図は従来の中心金具の製造途
中での断面図である。 I・・・凹部、2・・・フランジ、10・・・フランジ
抑圧面、11・・小突起、12・・・へこみ、S・・・
平板状加工素材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 金属の平板状加工素材を絞り加工によって変形させ、円
    形状の凹部の開口部外周に水平なフランジを形成した中
    心金具を得る磁気ディスク用中心金具の製造方法におい
    て、フランジの成形をフランジ押圧面に多数の小突起を
    備えた金型で行うことを特徴とする磁気ディスク用中心
    金具の製造方法。
JP25235485A 1985-11-11 1985-11-11 磁気デイスク用中心金具の製造方法 Pending JPS62112277A (ja)

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