JPH0366522A - 凸部を有する金属部材の製造方法 - Google Patents

凸部を有する金属部材の製造方法

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JPH0366522A
JPH0366522A JP19900889A JP19900889A JPH0366522A JP H0366522 A JPH0366522 A JP H0366522A JP 19900889 A JP19900889 A JP 19900889A JP 19900889 A JP19900889 A JP 19900889A JP H0366522 A JPH0366522 A JP H0366522A
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JP
Japan
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body part
holder
holder part
metal member
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Application number
JP19900889A
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Inventor
Kenji Ishii
健司 石井
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Hashimoto Forming Industry Co Ltd
Original Assignee
Hashimoto Forming Industry Co Ltd
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Publication date
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  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、放電加工用の電極或いはインジェクション成
形型のコア側等の如きホルダー部の平坦面に凸部を備え
る金属部材を形成するのに通用される凸部を有する金属
部材の製造方法に関するものである。
従来の技術並びに発明が解決しようとする課題従来、こ
の種の金属部材として放電加工用の電極を例示すると、
3413図で示すようなブロック状に形成された銅等の
金属母材100からワイヤ放電加工(例えば、特開昭6
1−71917号)を通用することにより電極となる主
体部101を切断成形し、その主体部101を第14図
で示す如く別体に形成されたホルダー部102の平坦面
に位置決めノックビン103並びに固定ボルト104で
取付けるものが知られている。
この電極では放電加工の際、第15図で示すように電極
位置決め用の金型基準面aに対して平行な電極位置決め
基準すが必ず必要とされる。
然し、ノックビン103や固定ボルト104はある程度
径の大きなものを用いなければ主体部101を強固に固
定できないから、主体部101の厚さが比較的薄いもの
になるとノックビン103やボルト104の止め孔を形
成することもできない。
これとは別に、第16図で示すようにブロック状の金属
母材110から角錐台形の主体部111をワイヤ放電で
切断成形し、それを第17図で示すようにホルダー部1
12の電極位置決め基準面となる平坦面に設けたあり溝
状の受けfi113で嵌着固定するものも知られている
然し、これでは主体部111とホルダー部112の受は
溝113とが夫々別工程で形成されるため、各々の寸法
公差で組付は精度が余りよくないところから主体部11
1がガタ付き易くて正確に位置決めすることができない
。また、第18図にも示す如く主体部111は取付基部
側もテーバ面で形成されて逆テーパ面を呈する受は溝1
13に開放端側からスライドさせて嵌着しなければなら
ないため、その受は溝113の内側面と平行なテーバ面
を持たない円錐形や三角錐形等の主体部を取付ける場合
には適用することができない。これを解決するには主体
部111を所定のテーバ面形状に切断成形した後、第1
9図で示すように取付基部側をワイヤー放電加工で垂直
面に形成することによりホルダー部の取付面に凹状に形
成する受は溝で嵌着固定すればよいが、それでは垂直面
を形成するのに主体部111を治具Jで固定すると共に
ワイヤ放電や研磨加工で取付基部側を再度成形しなけれ
ばならないから工数が増えることにより好ましくない。
また、上述したワイヤ放電加工によらないでエンドくル
等を用いることにより1つの金属母材から主体部とホル
ダー部とを一体に切削成形することが考えられる。然し
、このエンドミルによると固定部から先端までのF&離
に機構的な制約があるので主体部の切削可能な突出長さ
が制限され、しかもエンドミルを金属母材に強く押し付
けねばならないから主体部が変形してしまう虞れがある
また、円錐形の主体部を形成するときにはボールエンド
ミルを用いることも考えられるが、それでは切削面が非
常に粗いので後工程で平滑に面仕上げしなければならな
い手間が掛る。
なお、上述した放電加工用の電極を製造する場合の他に
ワイヤ放電加工を適用することによりファインブラッキ
ング金型を製造するべく、一つの金属母材からポンチ部
とダイス部とをテーバ状に切断分離すると共にダイス部
側の抜き孔を狭幅側で一部垂直に切取って抜き孔を広げ
、その後にポンチ部をダイス部の抜き孔に嵌込んでポン
チ部がダイス部から抜は落ちるまで共ラップすることに
よりダイス部の抜き孔に相応するポンチ部を形成するこ
とが知られている(特開昭61−214923号)、然
し、これは主体部をホルダー部に固定させて凸部を形成
する金属部材とは構造的に異なるものであるから当該部
材を製造するには適用することができない。
蕊において、本発明はワイヤ放電加工を適用することに
より極めて簡単にしかも主体部を正確に位置決めさせて
組付は可能な凸部を有する金i部材の製造方法を提供す
ることを目的とする。
課題を解決するための手段 本発明に係る凸部を有する金属部材の製造方法において
は、ブロック状の金属母材から台錐形の外面形状を有す
る主体部と主体部の周面形状よりも切断仕分だけ大きな
台錐形の内面形状を有する抜き孔を備えたホルダー部と
をワイヤ放電加工で切断分離し、そのホルダー部の抜き
孔に主体部を陥入させ且つ抜き孔の狭幅側よりホルダー
部の平坦面に主体部の頂部側を突出させて主体部をホル
ダー部に固定することが行なわれている。また、主体部
とホルダー部とを切断分離した後ホルダー部を抜き孔の
広幅側と狭幅側との間で横割り切断し、その広幅な抜き
孔部を持つ横割り側をホルダー部として抜き孔に主体部
を陥入させ且つ抜き孔の狭幅側よりホルダー部の平坦な
横割り面に主体部の頂部側を突出させて主体部をホルダ
ー部に固定することも行うようにできる。
作  用 この凸部を有する金属部材の製造方法では一回のワイヤ
放電加工で主体部とホルダー部とを形成するものであり
、そのワイヤ放電加工で主体部の外面形状とホルダー部
に生ずる抜き孔の内面形状とが切断代を除いた相似形に
正確に形成できるから主体部をホルダー部の抜き孔に陥
入することにより主体部の頂部側をホルダー部の平坦面
から正確に突出させてガタ付かないよう位置決め固定で
きるようになる。まに1その凸部は突出量が小さいもの
でも或いは大きいものでも必要に応じて正確に形成する
ことができる。
実施例 以下、第1〜12図を参照して説明すれば、次の通りで
ある。
この金X部材の製造方法は放電加工用の電極或いはイン
ジェクション成形製のコア側等を作成するのに適用でき
、また、ブロック状社形式された銅等の金属母体からワ
イヤ放電加工で各構成部を切断分離すると共に互いを組
付は固定することで凸部を有する金属部材を製作するの
に適用されている。
その具体例としては第1図で示すように金属母材1から
主体部2とホルダー部3とを切断分離し、このホルダー
部3の厚み方向に生ずる抜き孔4の内部に主体部2を陥
入させて組付は固定すれば比較的小さな凸部5を有する
金属部材を製造することができる。
その金属母材1には′!J2図で示すような少なくとも
上下面を平坦面1a、lbで直方形に形成した基準面a
、aを有するブロック状のものを用い、この金属母材1
からは平坦面1aに主体部2の必要な板厚に応じた長方
形の縁取線clに沿って切断ししかも′!J3図で示す
如くテーバ状に切込線c2.c3をワイヤ放電加工で連
続的に入れることにより主体部2とホルダー部3とを切
断分離することができる。その切断に伴なっては第4図
で示すようにワイヤWの傾斜角度αのときのワイヤWの
直径りとクリアランス幅BX2に相応する切断代AX2
が生じ、この切断代Aは第5図でも示すようにワイヤW
の中心線Oと横軸X並びに縦軸Yとの交点θ及びワイヤ
Wの傾斜角度αに基づいて直角三角形を求めれば適宜算
出することができる。その計算値に基づいて所望なテー
バ状の切込線を入れるようワイヤ放電加工するときには
第6〜8図で示すように金属母材1をテーブルTのXY
Y面上にm械軸Sと金属母材1の基準面aが平行になる
ようセットし、XY平面において金属母材1の基準面a
若しくは金属母材1の基準面aから一定寸法離間したポ
イントを加工原点とすると共に、テーブルTの盤面をZ
方向の基準として一定値離れた上下面で仮想軌跡Pを描
くことにより上下のNCデータを求めればよい、この手
順で金属母材1にワイヤ放電加工を施すと、第9図で示
すように切断代AXZ分だけ相違する相似形の外面形状
を持つ主体部2と抜き孔4を備えたホルダー部3とを切
断分離でき、その主体部2の外面形状並びにホルダー部
3の抜き孔4は台錐形を呈するようになる。その主体部
2は抜き孔4の内部に陥入させ且つ抜き孔4の狭幅側m
2よりホルダー1ll153の平坦面1aに主体部2の
頂部面2aを突出させて主体部2をホルダー部3に固定
すれば、第1図で示すようにワイヤWの傾斜角度αのと
きの切断代AX2に応じた突出量の凸部5を持つ金属部
材として形成できるようになる。
その突出量を大きく設定する場合には′s10図で示す
ようにホルダー部3を抜き孔4の広暢側ITII と狭
幅側m2との間でワイヤ放電加工を適用することにより
横割り切断し、この広幅な抜き孔部4aを持つ横割り側
3aをホルダー部として抜き孔部4aに主体部2を陥入
すれば抜き孔部4aの狭幅側m3より平坦な横割り面3
cに主体部2の頂部側2aを相対的に大きく突出させて
凸部5を形成することができる。その主体部2を固定す
るには抜き孔4の狭幅側4bを持つ残余の横割り側3b
を押え板として用いることによりホルダー部となる横割
り側3aと締付はボルト6で緊締するようにでき、また
、別の押え板を用いて圧着固定することもできる。この
ホルダー部3の横割り成形にあたって切断代AX2分だ
けホルダー部となる横割り側3aを薄い板圧に形成する
と上側に圧接する押え板で直に押圧固定することができ
、或いはホルダー部3を略板厚半分で横割りするときに
は第12図で示すような切断代AX2に相応したスペー
サ板7を挟んでホルダー部となる横割り側3aと押え板
側3bとをボルト締め固定すればよい。
発明の効果 以上の如く、本発明に係る凸部を有する金属部材の製造
方法に依れば、金属母材からワイヤ放電加工で台錐形を
有する主体部と相対応した相似形の抜き孔を備えたホル
ダー部とに切断分離し、その主体部をホルダー部の抜き
孔に陥入することにより抜き孔の狭幅側から主体部の頂
部側を突出させて凸部を形成するため、ガタ付きや位置
ズレ等を生ずることのない凸部を有する金属部材を簡単
に製造することができ、また、この凸部の突出量を簡単
な加工で所望量に設定することも可能にするものである
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る方法で製造可能な金属部材の一例
を示す側断面図、第2及び3図は同金属部材の製造にあ
たってワイヤ放電加工で金属母材に入れる切込線の説明
図、第4及び5図は同ワイヤ放電加工に伴って生ずる切
断代を求めるための説明図、′s6〜8図は同ワイヤ放
電加工で金属母材を切断するための手順を示す説明図、
第9図は同ワイヤ放電加工で切断分離した各構成部の説
明図、第10図は凸部の突出量を大きく設定する場合に
付加される切断工程の説明図、第11図は同方法で突出
量を大きくした凸部を有する金属部材の側断面図、第1
2図は同金属部材の一部拡大断面図、第13.14図は
従来例の一例に係る凸部を有する金属部材の製造方法並
びに組付は構造を示す説明図、第15図は同従来例に係
る金属部材の課題を示す説明図、第16.17図は従来
例に係る別の凸部を有する金属部材の製造方法並びに組
付は構造を示す説明図、第18.19図は同従来例に係
る金属部材の課題を示す説明図である。 1:金属母材、2:主体部、2a;主体部の頂部側、3
;ホルダー部、3a:ホルダー部となる横割り側、3c
:平坦な横割り面、4:抜き孔、4a:広幅な抜き孔部
、ml :抜き孔の広幅側、m2 、 m3  :抜き
孔の狭幅側、A×2=切断代、5:凸部。 第6図 第10図 第17図 第 18図 第19図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ブロック状の金属母材(1)から台錐形の外面形
    状を有する主体部(2)と主体部(2)の周面形状より
    も切断代(A×2)分だけ大きな台錐形の内面形状を有
    する抜き孔(4)を備えたホルダー部(3)とをワイヤ
    放電加工で切断分離し、そのホルダー部(3)の抜き孔
    (4)に主体部(2)を陥入させ且つ抜き孔(4)の狭
    幅側(m_2)よりホルダー部(3)の平坦面(1a)
    に主体部(2)の頂部側(2a)を突出させて主体部(
    2)をホルダー部(3)に固定したことを特徴とする凸
    部を有する金属部材の製造方法。(2)上記主体部(2
    )とホルダー部(3)とを切断分離した後ホルダー部(
    3)を抜き孔(4)の広幅側(m_1)と狭幅側(m_
    2)との間で横割り切断し、その広幅な抜き孔部(4a
    )を持つ横割り側(3a)をホルダー部として抜き孔部
    (4a)に主体部(2)を陥入させ且つ抜き孔部(4a
    )の狭幅側(m_3)よりホルダー部(3a)の平坦な
    横割り面(3c)に主体部(2)の頂部側(2a)を突
    出させて主体部(2)をホルダー部(3)に固定したこ
    とを特徴とする請求項1記載の凸部を有する金属部材の
    製造方法。
JP19900889A 1989-07-31 1989-07-31 凸部を有する金属部材の製造方法 Pending JPH0366522A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05237725A (ja) * 1992-02-27 1993-09-17 Alps Electric Co Ltd 放電加工用電極およびその製造方法
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5682128A (en) * 1979-12-04 1981-07-04 Sanyo Electric Co Ltd Forming method of mold for injection molding
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