JPH0366523A - 凹部を有する金属部材の製造方法 - Google Patents

凹部を有する金属部材の製造方法

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JPH0366523A
JPH0366523A JP19900989A JP19900989A JPH0366523A JP H0366523 A JPH0366523 A JP H0366523A JP 19900989 A JP19900989 A JP 19900989A JP 19900989 A JP19900989 A JP 19900989A JP H0366523 A JPH0366523 A JP H0366523A
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JP
Japan
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main body
body part
metal member
holder
hole
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Pending
Application number
JP19900989A
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English (en)
Inventor
Kenji Ishii
健司 石井
Tetsuo Hotta
堀田 鉄男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hashimoto Forming Industry Co Ltd
Original Assignee
Hashimoto Forming Industry Co Ltd
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Publication date
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  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、インジェクション成形壁のキャビティ側の如
き凹部を有する金属部材の製造方法に関するものである
従来の技術 従来、例えばインジェクション成形壁のキャビティ側の
如き凹部を有する金属部材を製造するにはボールエンド
ミルで切削し或いは凹部に対応する形状の電極で放電加
工することにより第13図a、b並びに第14図a、b
で示すような金属母材10の平坦面から板厚内に凹部1
1,11°を形成することが行なわれている。
発明が解決しよう辷するi!!!題 然し、その成形にボールエンドミルを適用するときには
第15図aで示すように切削面が粗くなるので凹部11
を平滑に形成するべく研磨仕上げを行なわなければなら
ず、この研磨仕上げの際に凹部11のコーナー個所をシ
ャープに研磨するのが困難なところから第15図すで示
すように当該部分がアール状のまま残存するのを避は得
ない。
また、放電加工を適用するときは電極がシャープな形状
に形成されていても、凹部11゛のコーナー個所に至る
までの使用中に多少溶は出してしまうことにより、第1
6図で示す如くコーナー個所がアール状のダレ形状に何
形される虞れがある。
なお、上述したワイヤ放電加工を適用することによりフ
ァインブラシキング金型を製造するべく、一つの金属母
材からポンチ部とダイス部とをテーパ状に切断分離する
と共にダイス部側の抜き孔を狭幅側で一部垂直に切取っ
て抜き孔を広げ、その後にポンチ部をダイス部の抜き孔
に嵌込んでポンチ部がダイス部から抜は落ちるまで共ラ
ップすることによりダイス部の抜き孔に相応するポンチ
部を形成することが知られている(特開昭61−214
923号)、然し、これは主体部をホルダー部に固定さ
せて構成する金属部材とは構造的に異なるものであるか
ら、当該部材を製造するには適用することができない。
鼓において、本発明は凹部のコーナー個所を極めてシャ
ープな形状に簡単に形成可能な凹部を有する金属部材の
製造方法を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 本発明に係る凹部を有する金属部材の製造方法において
は、ブロック状の金属母材から台錐形の外面形状を有す
る主体部と主体部の局面形状よりも切断仕分だけ大きな
台錐形の内面形状を有する抜き孔を備えたホルダー部と
をワイヤ放電加工で切断分離し、そのホルダー部の抜き
孔に主体部を嵌入固定させて抜き孔の広幅側に凹部を形
成することが行なわれている。また、主体部とホルダー
部とを切断分離した後主体部を広幅側と狭幅側との間で
更に横割り切断し、その狭幅側の横割り部をコア部とし
てテーパ面を相対するようホルダー部の抜き孔に嵌入さ
せて横割り部をホルダー部に固定することも行うように
できる。
作用 この凹部を有する金属部材の製造方法では一回のワイヤ
放電加工で主体部とホルダー部とを形成するものであり
、そのワイヤ放電加工で主体部の外面形状とホルダー部
に生ずる抜き孔の内面形状とが切断代を除いた相似形に
正確に形成できるから主体部をホルダー部の抜き孔に嵌
入すれば抜き孔の広幅側に少なくとも切断代と相応する
深さの凹部を形成できしかも凹部のコーナ一部をシャー
プな角付き形状に形成できるようになる。また、その凹
部は主体部を広幅側と狭幅側とで適宜な厚みで横割り底
形し、狭幅側の横割り部をホルダー部の抜き孔に嵌め込
むことにより浅いものでも或いは深いものでも必要に応
じて正確に形成することができる。
実施例 以下、第1〜12図を参照して説明すれば、次の通りで
ある。
この金属部材の製造方法は例えばインジェクション成形
型のキャビティ型等を作成するのに適用でき、また、ブ
ロック状に形成された銅等の金属母体からワイヤ放電加
工で各構成部を切断分離すると共に互いを組付は固定す
ることで凹部を有する金属部材を製作するのに通用され
ている。
その具体例としては、第1図で示すような金属部材を挙
げることができる。これは金属母材1から主体部2とホ
ルダー部3とを切断分離し、そのホルダー部3の厚み方
向に生ずる抜き孔4の内部に主体部2を嵌め込んで組付
は固定することにより後述する如く切断代に相応する比
較的浅い凹部5を有する金属部材として製造することが
できる。また、その主体部2はホルダー部3の側面から
螺着する締付はボルト6で緊締すればホルダー部3に確
りと固定することができる。この金属部材では主体部2
と相似形を呈するホルダー部3の抜き孔4&:主体部2
を嵌込むから、第2図で示すようは抜き孔4の側面と主
体部2の平坦面とで凹部5のコーナー個所がシャープは
角付けさせて形成されている。
その金属母材1には第3図で示すような少なくとも上下
面を平坦面1a。1bで直方形に形成した基準面a、a
を有するブロック状のものを用い、この金属母材1から
は平坦面1aを主体部2の必要な板厚に応じた長方形の
縫取線c、に沿って切断ししかも第4図で示す如くテー
パ状に切込線02+O3をワイヤ放電加工で連続的に入
れることにより主体部2とホルダー部3とを切断分離す
ることができる。その切断に伴なっては′!J5図で示
すようにワイヤWの傾斜角度αのときのワイヤWの直径
りとクリアランス幅BX2e相応する切断代AX2が生
じ、この切断代Aは第6図でも示すようにワイーヤWの
中心線0と横軸X並びに縦軸Yとの交点θ及びワイヤW
の傾斜角度0社基づいて直角三角形を求めれば適宜算出
することができる。その計算値に基づいて所望なテーパ
状の切込線を入れるようワイヤ放電加工するときには第
7〜9図で示すように金属母材1をテーブルTのXYY
面上に機械軸Sと金属母材1の基準面aが平行になるよ
うセットし、XY平面において金属母材1の基準面a若
しくは金属母材1の基準面aから一定寸法離間したポイ
ントを加工原点とすると共に、テーブルTの盤面を2方
向の基準として一定値離れた上下面で仮想軌跡Pを描く
ことにより上下のNCデータを求めればよい、この手順
で金属母材1にワイヤ放電加工を施すと、第10図で示
すように切断代AXZ分だけ相違する相似形の外面形状
を持つ主体部2と抜き孔4を備えたホルダー部3とを切
断分離でき、その主体部2の外面形状並びにホルダー部
3の抜き孔4は台錐形を呈するようになる。その主体部
2は抜き孔4の内部に嵌め込めば切断代AX2分だけ深
く陥没するから、抜き孔4の広幅側m1に凹部5を形成
できることにより、m1図で示すようなワイヤWの傾斜
角度αのときの切断代AX2に応じた深さを有する凹部
5を持つ金属部材として形成できるようになる。
この凹部5の内面仕上げ加工を必要とする場合には主体
部2をホルダー部3に組付ける前に、主体部2の所定面
を磨けば容易に仕上げ加工を行うことができ、その凹部
5のコーナ一部は磨き残しが存在せず(よりシャープに
角付けすることができる。
凹部の深さを大きく設定する場合には第11図で示すよ
うに主体部2を広幅側と狭幅側との間でワイヤ放電加工
を適用することにより横割り切断し或いは主体部2の広
幅側をフライス加工により切削し、この狭幅側の横割り
部2aを第11図すで示すようにコア部として抜き孔4
の狭幅側m2に嵌め込めば相対的に深く陥没した凹部5
°を形成することができる。その横割り部2aを固定す
るには上述した主体部2と同様にホルダー部3から螺着
する締付はボルト6で横割り部2aを緊締すればよく、
また、横割り部2aの頂部側が抜き孔4から突出するの
を避ける必要があるときは第12図aで示すように切断
代AX2分だけ横割り部2aの狭幅側を更に切断成形す
れば第12図すで示すようにホルダー部3の底面側と面
一に或いは底上げさせて形成することができる。
発明の効果 以上の如く、本発明に係る凹部を有する金属部材の製造
方法に依れば、金属母材からワイヤ放電加工で台錐形を
有する主体部と相対応した相似形の抜き孔を備えたホル
ダー部とに切断分離し、その主体部をホルダー部の抜き
孔に嵌込むことにより抜き孔の広幅側に凹部を形成する
から凹部のコーナ一部をシャープに角付けさせて形成す
ることができ、また、この凹部の深さも簡単な加工で所
望通りに設定することもできるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る方法で製造可能な金属部材の一例
を示す側断面図、第2図は同方法で形成した金属部材の
凹部を示す一部拡大断面図、第3及び4図は同金属部材
の製造にあたってワイヤ放電加工で金属母材に入れる切
込線の説明図、第5及び6図は同ワイヤ放電加工に伴っ
て生ずる切断代を求めるための説明図、第7〜9図は同
ワイヤ放電加工で金属母材を切断するための手順を示す
説明図、第10図は同ワイヤ放電加工で切断分離した各
構成部の説明図、第11図aは凹部の深さを大きく設定
する場合の切断工程の説明図、第11図すは同凹部を有
する金属部材の側断面図、第12図aは凹部の深さを大
きく設定する場合の別の切断工程を示す説明図、第12
図すは同凹部を有する金属部材の側断面図、第13図a
、bは従来例の一例に係る凹部を有する金属部材の平面
図並びに側断面図、第14図a、bは従来例の別個に係
る凹部を有する金属部材の平面図並びに側断面図、第1
5図a、bは第13図で示す金属部材の課題を示す説明
図、第16図は第14図で示す金属部材の課題を示す説
明図である。 1:金属母材、2:主体部、2a:狭幅側の横割り部、
3:ホルダー部、4:抜き孔、mI :抜き孔の広幅側
、A×2:切断代、5:凹部。 第 図 第 図 第11 1:金属4−材 第 13 図q 第 3 図す。 第15図 a、       b。 0 0 第 14図0 第 4 図す。 第 6 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ブロック状の金属母材(1)から台錐形の外面形
    状を有する主体部(2)と主体部(2)の周面形状より
    も切断代(A×2)分だけ大きな台錐形の内面形状を有
    する抜き孔(4)を備えたホルダー部(3)とをワイヤ
    放電加工で切断分離し、そのホルダー部(3)の抜き孔
    (4)に主体部(2)を嵌入固定させて抜き孔(4)の
    広幅側(m_1)に凹部(5)を形成したことを特徴と
    する凹部を有する金属部材の製造方法。
  2. (2)上記主体部(2)とホルダー部(3)とを切断分
    離した後主体部(2)を広幅側と狭幅側との間で更に横
    割り切断し、その狭幅側の横割り部(2a)をコア部と
    してテーパ面を相対するようホルダー部(3)の抜き孔
    (4)に嵌入させて横割り部(2a)をホルダー部(3
    )に固定したことを特徴とする請求項1記載の凹部を有
    する金属部材の製造方法。
JP19900989A 1989-07-31 1989-07-31 凹部を有する金属部材の製造方法 Pending JPH0366523A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5682128A (en) * 1979-12-04 1981-07-04 Sanyo Electric Co Ltd Forming method of mold for injection molding
JPS61214923A (ja) * 1985-03-18 1986-09-24 Toyota Motor Corp フアインブランキング金型の製作方法

Patent Citations (2)

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