JPH07176361A - コネクタ用コンタクトの成形方法及びコネクタ用コンタクト - Google Patents
コネクタ用コンタクトの成形方法及びコネクタ用コンタクトInfo
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- JPH07176361A JPH07176361A JP5322544A JP32254493A JPH07176361A JP H07176361 A JPH07176361 A JP H07176361A JP 5322544 A JP5322544 A JP 5322544A JP 32254493 A JP32254493 A JP 32254493A JP H07176361 A JPH07176361 A JP H07176361A
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R43/00—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors
- H01R43/16—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors for manufacturing contact members, e.g. by punching and by bending
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- Y10T29/49—Method of mechanical manufacture
- Y10T29/49002—Electrical device making
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-
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 被加工板材をプレス加工によって打ち抜き、
打ち抜き面を相手側コンタクトとの接触面とするコネク
タ用コンタクトの成形方法において、平滑な接触面が得
られる成形方法を得ること。 【構成】 被加工板材に対し一次打ち抜き加工により仮
接触面を形成する工程と;この仮接触面をシェービング
加工して本接触面を形成する工程と;からなっていて、
本接触面形成工程が、仮接触面をその表裏から、被加工
板材を厚さ方向に二分して加工する二分割シェービング
加工によって行なわれるコネクタ用コンタクトの成形方
法。
打ち抜き面を相手側コンタクトとの接触面とするコネク
タ用コンタクトの成形方法において、平滑な接触面が得
られる成形方法を得ること。 【構成】 被加工板材に対し一次打ち抜き加工により仮
接触面を形成する工程と;この仮接触面をシェービング
加工して本接触面を形成する工程と;からなっていて、
本接触面形成工程が、仮接触面をその表裏から、被加工
板材を厚さ方向に二分して加工する二分割シェービング
加工によって行なわれるコネクタ用コンタクトの成形方
法。
Description
【0001】
【技術分野】本発明は、各種コネクタに用いられるコン
タクトの成形方法及びそのコンタクトに関する。
タクトの成形方法及びそのコンタクトに関する。
【0002】
【従来技術およびその問題点】従来、この種のコンタク
トは、金属製(導電性)被加工板材のプレス加工によっ
て形成されている。しかし、通常のプレスによる加工方
法では、打ち抜き面(破断面)に微細な凹凸が生じるた
めに、例えば、適厚の金メッキを施した場合でも、平滑
な接触面を得ることができず、従って、メッキ前に破断
面を2次加工により平滑にする必要があった。
トは、金属製(導電性)被加工板材のプレス加工によっ
て形成されている。しかし、通常のプレスによる加工方
法では、打ち抜き面(破断面)に微細な凹凸が生じるた
めに、例えば、適厚の金メッキを施した場合でも、平滑
な接触面を得ることができず、従って、メッキ前に破断
面を2次加工により平滑にする必要があった。
【0003】一方、上下金型のクリアランスを極端に零
に近づけて打ち抜くシェービング加工法によれば、平滑
性の高いシェービング打抜面を得ることができるので、
その打抜面を接触面として使用することができる。とこ
ろが、従来のシェービング加工は、仮接触面を一回のシ
ェービング加工で成形するものであるため、打抜面(接
触面)の角(縁)部は、通常90゜角に形成される。こ
のため、接触面がある傾きをもって被接触部と接触する
と、面接触せずに、縁部のみが接触(線接触)すること
となり、被接触面を引っ掻いたり、安定した電気的接触
が得られないという問題が生じた。
に近づけて打ち抜くシェービング加工法によれば、平滑
性の高いシェービング打抜面を得ることができるので、
その打抜面を接触面として使用することができる。とこ
ろが、従来のシェービング加工は、仮接触面を一回のシ
ェービング加工で成形するものであるため、打抜面(接
触面)の角(縁)部は、通常90゜角に形成される。こ
のため、接触面がある傾きをもって被接触部と接触する
と、面接触せずに、縁部のみが接触(線接触)すること
となり、被接触面を引っ掻いたり、安定した電気的接触
が得られないという問題が生じた。
【0004】
【発明の目的】本発明は、平滑な接触面を有するコンタ
クトを、連続したプレス加工により、2次加工を要する
ことなく形成することができる成形方法及びこのような
平滑な接触面を有するコンタクトを得ることを目的とす
る。
クトを、連続したプレス加工により、2次加工を要する
ことなく形成することができる成形方法及びこのような
平滑な接触面を有するコンタクトを得ることを目的とす
る。
【0005】
【発明の概要】本発明方法は、被加工板材をプレス加工
によって打ち抜き、打ち抜き面を相手側コンタクトとの
接触面とするコネクタ用コンタクトの成形方法におい
て、被加工板材に対し一次打ち抜き加工により仮接触面
を形成し、その後、この仮接触面をシェービング加工し
て本接触面を形成するものであって、かつ、この本接触
面形成工程を、仮接触面をその表裏から、被加工板材を
厚さ方向に二分して加工する二分割シェービング加工に
よって行なうようにしたことを特徴としている。
によって打ち抜き、打ち抜き面を相手側コンタクトとの
接触面とするコネクタ用コンタクトの成形方法におい
て、被加工板材に対し一次打ち抜き加工により仮接触面
を形成し、その後、この仮接触面をシェービング加工し
て本接触面を形成するものであって、かつ、この本接触
面形成工程を、仮接触面をその表裏から、被加工板材を
厚さ方向に二分して加工する二分割シェービング加工に
よって行なうようにしたことを特徴としている。
【0006】この二分割シェービング加工によれば、平
滑度の極めて高い接触面を形成できるとともに、接触面
の板厚方向の両端部に自由な形状を与えることができ
る。
滑度の極めて高い接触面を形成できるとともに、接触面
の板厚方向の両端部に自由な形状を与えることができ
る。
【0007】二分割シェービング加工は、対をなす第1
上型と第1下型、及び、対をなす第2上型と第2下型と
によって行なうことができる。そして、第1上型と第1
下型のいずれか一方に、シェービング打抜面と、このシ
ェービング打抜面の上方または下方に連続する第1凹面
とを設け、第2上型と第2下型のいずれか一方であっ
て、第1凹面を有する第1上型または第2下型とは反対
側の型に、シェービング打抜面と、このシェービング打
抜面の上方または下方に連続する第2凹面とを設け、第
1上型と第1下型による加工では、仮接触面全体をシェ
ービング加工することなく、仮接触面の一部のシェービ
ング加工と仮接触面の板厚方向の一方の縁部に対する第
1凹面の転写加工を行ない、第2上型と第2下型による
加工では、仮接触面の残部のシェービング加工と仮接触
面の板厚方向の他方の縁部に対する第2凹面の転写加工
を行なう。
上型と第1下型、及び、対をなす第2上型と第2下型と
によって行なうことができる。そして、第1上型と第1
下型のいずれか一方に、シェービング打抜面と、このシ
ェービング打抜面の上方または下方に連続する第1凹面
とを設け、第2上型と第2下型のいずれか一方であっ
て、第1凹面を有する第1上型または第2下型とは反対
側の型に、シェービング打抜面と、このシェービング打
抜面の上方または下方に連続する第2凹面とを設け、第
1上型と第1下型による加工では、仮接触面全体をシェ
ービング加工することなく、仮接触面の一部のシェービ
ング加工と仮接触面の板厚方向の一方の縁部に対する第
1凹面の転写加工を行ない、第2上型と第2下型による
加工では、仮接触面の残部のシェービング加工と仮接触
面の板厚方向の他方の縁部に対する第2凹面の転写加工
を行なう。
【0008】また、本発明によるコネクタ用コンタクト
は、被加工板材をプレス加工によって打ち抜き、打ち抜
き面を相手側コンタクトとの接触面とするコネクタ用コ
ンタクトにおいて、接触面の加工を、被加工板材を厚さ
方向に二分して加工する二分割シェービング加工によっ
て行ない、該接触面の板厚方向の両縁部に、接触面に続
く曲面を形成したことを特徴としている。
は、被加工板材をプレス加工によって打ち抜き、打ち抜
き面を相手側コンタクトとの接触面とするコネクタ用コ
ンタクトにおいて、接触面の加工を、被加工板材を厚さ
方向に二分して加工する二分割シェービング加工によっ
て行ない、該接触面の板厚方向の両縁部に、接触面に続
く曲面を形成したことを特徴としている。
【0009】
【発明の実施例】以下図面について本発明を説明する。
図1は、連続プレス成形の概念図である。上型(可動
型)11と下型(固定型)12の間には、長尺の被加工
板材Wの上面を支えるプレート13が位置している。被
加工板材Wは、所定ピッチずつその延長方向に送られ、
上型11と下型12は、被加工板材Wの送りピッチ毎
に、複数の所定の型を有する。被加工板材Wは、上型1
1と下型12の間から出るときには、一連の加工を終了
している。
図1は、連続プレス成形の概念図である。上型(可動
型)11と下型(固定型)12の間には、長尺の被加工
板材Wの上面を支えるプレート13が位置している。被
加工板材Wは、所定ピッチずつその延長方向に送られ、
上型11と下型12は、被加工板材Wの送りピッチ毎
に、複数の所定の型を有する。被加工板材Wは、上型1
1と下型12の間から出るときには、一連の加工を終了
している。
【0010】図10は、被加工板材Wに施すプレス加工
の進行図である。被加工板材Wには、所定ピッチで送り
孔W1が穿設されている。この例では、最初の工程A
で、仮接触面20を含む抜き加工21が施される。仮接
触面20は、曲面からなっている。
の進行図である。被加工板材Wには、所定ピッチで送り
孔W1が穿設されている。この例では、最初の工程A
で、仮接触面20を含む抜き加工21が施される。仮接
触面20は、曲面からなっている。
【0011】この仮接触面20に対し、次のB、Cの2
工程で、二分割シェービング加工が施される。図2ない
し図6は、このBの工程における加工の詳細を示してい
る。図4ないし図6では便宜上、プレート13の図示を
省略している。図2及び図3は、上型11、下型12、
プレート13及び被加工板材Wの位置関係を示す概略の
断面図であり、図4及び図5は、図2、図3に対応する
部分詳細図である。
工程で、二分割シェービング加工が施される。図2ない
し図6は、このBの工程における加工の詳細を示してい
る。図4ないし図6では便宜上、プレート13の図示を
省略している。図2及び図3は、上型11、下型12、
プレート13及び被加工板材Wの位置関係を示す概略の
断面図であり、図4及び図5は、図2、図3に対応する
部分詳細図である。
【0012】このB工程は、第1上型31と第1下型3
2によって行われる。第1上型31と第1下型32に
は、それぞれ実質的にクリアランスがゼロのシェービン
グ打抜面31a、32aが形成されており、第1下型3
2には、このシェービング打抜面32aの上方に連続さ
せて、仮接触面20の板厚方向の縁部(下縁部)を曲面
に加工するための第1凹面32bが形成されている。第
1上型31のシェービング打抜面31a、及び第1下型
32のシェービング打抜面32aと第1凹面32bは、
図10に示す仮接触面20の区間22、つまり本接触面
形成区間に渡って設けられている。
2によって行われる。第1上型31と第1下型32に
は、それぞれ実質的にクリアランスがゼロのシェービン
グ打抜面31a、32aが形成されており、第1下型3
2には、このシェービング打抜面32aの上方に連続さ
せて、仮接触面20の板厚方向の縁部(下縁部)を曲面
に加工するための第1凹面32bが形成されている。第
1上型31のシェービング打抜面31a、及び第1下型
32のシェービング打抜面32aと第1凹面32bは、
図10に示す仮接触面20の区間22、つまり本接触面
形成区間に渡って設けられている。
【0013】B工程では、このシェービング打抜面31
aと32aにより、被加工板材Wの板厚方向の略半分
(下半分)に対して、仮接触面20の一部を削り取るシ
ェービング加工が施され、略半分の本接触半面23aが
形成される。このとき、同時に、第1凹面32bの形状
が仮接触面20の板厚方向の一縁部(図の下縁部)に転
写され、断面曲面コーナ部24が形成される。この工程
では、仮接触面20の全面に対するシェービング加工は
行われないため、本接触半面23aの先端には、非加工
部分25が残される。
aと32aにより、被加工板材Wの板厚方向の略半分
(下半分)に対して、仮接触面20の一部を削り取るシ
ェービング加工が施され、略半分の本接触半面23aが
形成される。このとき、同時に、第1凹面32bの形状
が仮接触面20の板厚方向の一縁部(図の下縁部)に転
写され、断面曲面コーナ部24が形成される。この工程
では、仮接触面20の全面に対するシェービング加工は
行われないため、本接触半面23aの先端には、非加工
部分25が残される。
【0014】C工程は、図7ないし図9に示すように、
第2上型41と第2下型42によって行われる。第2上
型41と第2下型42には、第1上型31と第1下型3
2とは上下関係を逆にした形で、実質的にクリアランス
がゼロのシェービング打抜面41a、42aが形成され
ており、第2上型41には、このシェービング打抜面4
1aの下方に連続させて、仮接触面20の板厚方向の縁
部(下縁部)を曲面に加工するための第2凹面41bが
形成されている。第2上型41のシェービング打抜面4
1aと第2凹面41b、及び第2下型42のシェービン
グ打抜面42aは、第1上型31のシェービング打抜面
31a、及び第1下型32のシェービング打抜面32a
と第1凹面32bと同じく、図10の区間22、つまり
本接触面形成区間に渡って設けられている。
第2上型41と第2下型42によって行われる。第2上
型41と第2下型42には、第1上型31と第1下型3
2とは上下関係を逆にした形で、実質的にクリアランス
がゼロのシェービング打抜面41a、42aが形成され
ており、第2上型41には、このシェービング打抜面4
1aの下方に連続させて、仮接触面20の板厚方向の縁
部(下縁部)を曲面に加工するための第2凹面41bが
形成されている。第2上型41のシェービング打抜面4
1aと第2凹面41b、及び第2下型42のシェービン
グ打抜面42aは、第1上型31のシェービング打抜面
31a、及び第1下型32のシェービング打抜面32a
と第1凹面32bと同じく、図10の区間22、つまり
本接触面形成区間に渡って設けられている。
【0015】C工程では、このシェービング打抜面41
aと42aにより、被加工板材Wの板厚方向の略半分
(上半分)に対して、仮接触面20の一部を削り取るシ
ェービング加工が施され、上半分の本接触半面23bが
形成される。この本接触半面23bは、B工程で形成し
た本接触半面23aと正確に位置が合致していて、全体
として平滑な本接触面23が形成される。このシェービ
ング加工により非加工部分25は本接触面23から脱落
する。またこのとき、同時に、第2凹面41bの形状が
仮接触面20の板厚方向の他縁部(図の上縁部)に転写
され、断面曲面コーナ部26が形成される。このC工程
では、図10に示すように、本接触面23回りの他の抜
き加工27も同時に施される。
aと42aにより、被加工板材Wの板厚方向の略半分
(上半分)に対して、仮接触面20の一部を削り取るシ
ェービング加工が施され、上半分の本接触半面23bが
形成される。この本接触半面23bは、B工程で形成し
た本接触半面23aと正確に位置が合致していて、全体
として平滑な本接触面23が形成される。このシェービ
ング加工により非加工部分25は本接触面23から脱落
する。またこのとき、同時に、第2凹面41bの形状が
仮接触面20の板厚方向の他縁部(図の上縁部)に転写
され、断面曲面コーナ部26が形成される。このC工程
では、図10に示すように、本接触面23回りの他の抜
き加工27も同時に施される。
【0016】D工程及びE工程では、コンタクトとする
ためのさらに別の抜き加工が施され、被加工板材Wが上
型11と下型12を出るときには、コンタクト28とし
ての成形が終了する。コンタクト28は、最終的には、
被加工板材Wから分離され、コンタクト28として使用
される。
ためのさらに別の抜き加工が施され、被加工板材Wが上
型11と下型12を出るときには、コンタクト28とし
ての成形が終了する。コンタクト28は、最終的には、
被加工板材Wから分離され、コンタクト28として使用
される。
【0017】以上のコンタクト28の本接触面23は、
二分割シェービング加工によって表裏から形成されてい
るために、非常に平滑であり、しかも、本接触面23の
板厚方向の両端部には、第1下型32の第1凹面32b
と、第2上型41の第2凹面41bにより、断面曲面コ
ーナ部24、26が形成されている。このため、相手側
コンタクトとの確実な接触を図ることができる。すなわ
ち、例えば、コンタクト28の本接触面23を従来のよ
うに一回のシェービング加工で形成すると、本接触面2
3の厚さ方向の両端部は直角状になるため、本接触面2
3が僅かに傾いても、十分な接触面積を確保できなくな
る。これに対し、本発明によれば、本接触面23の板厚
方向の両端部に、簡単に曲面を形成できるため、本接触
面23が傾いても接触面積、接触圧力を確保することが
できる。勿論、第1凹面32bと第2凹面41bの形状
は、任意に設定することができる。
二分割シェービング加工によって表裏から形成されてい
るために、非常に平滑であり、しかも、本接触面23の
板厚方向の両端部には、第1下型32の第1凹面32b
と、第2上型41の第2凹面41bにより、断面曲面コ
ーナ部24、26が形成されている。このため、相手側
コンタクトとの確実な接触を図ることができる。すなわ
ち、例えば、コンタクト28の本接触面23を従来のよ
うに一回のシェービング加工で形成すると、本接触面2
3の厚さ方向の両端部は直角状になるため、本接触面2
3が僅かに傾いても、十分な接触面積を確保できなくな
る。これに対し、本発明によれば、本接触面23の板厚
方向の両端部に、簡単に曲面を形成できるため、本接触
面23が傾いても接触面積、接触圧力を確保することが
できる。勿論、第1凹面32bと第2凹面41bの形状
は、任意に設定することができる。
【0018】
【発明の効果】本発明のコンタクトの成形方法は、被加
工板材を厚さ方向に二分して加工する二分割シェービン
グ加工によって、仮接触面をその表裏からシェービング
加工して本接触面を得るようにしたから、極めて平滑な
本接触面が得られ、しかも、本接触面の板厚方向の両縁
部に任意の形状を与えることができる。従って、この成
形方法によって、平滑な接触面の板厚方向の両縁部に曲
面を形成したコンタクトによれば、コンタクトが傾いた
場合にも十分な接触面積、接触圧力を確保することがで
きる。
工板材を厚さ方向に二分して加工する二分割シェービン
グ加工によって、仮接触面をその表裏からシェービング
加工して本接触面を得るようにしたから、極めて平滑な
本接触面が得られ、しかも、本接触面の板厚方向の両縁
部に任意の形状を与えることができる。従って、この成
形方法によって、平滑な接触面の板厚方向の両縁部に曲
面を形成したコンタクトによれば、コンタクトが傾いた
場合にも十分な接触面積、接触圧力を確保することがで
きる。
【図1】本発明のコンタクトの成形方法に用いるプレス
装置の一例を示す斜視図である。
装置の一例を示す斜視図である。
【図2】本発明に用いる第1上型と第1下型の例を示す
縦断面図である。
縦断面図である。
【図3】図2とは異なる状態を示す第1上型と第1下型
の縦断面図である。
の縦断面図である。
【図4】第1上型と第1下型による加工の状態を示す図
である。
である。
【図5】図4とは異なる、第1上型と第1下型による加
工の状態を示す図である。
工の状態を示す図である。
【図6】図4及び図5とは異なる、第1上型と第1下型
による加工の状態を示す図である。
による加工の状態を示す図である。
【図7】第2上型と第2下型による加工の状態を示す図
である。
である。
【図8】図7とは異なる、第2上型と第2下型による加
工の状態を示す図である。
工の状態を示す図である。
【図9】図7及び図8とは異なる、第2上型と第2下型
による加工の状態を示す図である。
による加工の状態を示す図である。
【図10】連続プレス加工の工程図である。
11 上型 12 下型 20 仮接触面 21 抜き加工 23 本接触面 23a 23b 本接触半面 24 26 断面曲面コーナ部 25 非加工部分 28 コンタクト 31 第1上型 31a シェービング打抜面 32 第1下型 32a シェービング打抜面 32b 第1凹面 41 第2上型 41a シェービング打抜面 41b 第2凹面 42 第2下型 42a シェービング打抜面
Claims (3)
- 【請求項1】 被加工板材をプレス加工によって打ち抜
き、打ち抜き面を相手側コンタクトとの接触面とするコ
ネクタ用コンタクトの成形方法において、 被加工板材に対し一次打ち抜き加工により仮接触面を形
成する工程と;この仮接触面をシェービング加工して本
接触面を形成する工程と;を含み、かつ、 この本接触面形成工程は、仮接触面をその表裏から、被
加工板材を厚さ方向に二分して加工する二分割シェービ
ング加工によって行なうことを特徴とするコネクタ用コ
ンタクトの成形方法。 - 【請求項2】 請求項1において、二分割シェービング
加工は、対をなす第1上型と第1下型、及び、対をなす
第2上型と第2下型とによって行われるものであって、 第1上型と第1下型のいずれか一方に、シェービング打
抜面と、このシェービング打抜面の上方または下方に連
続する第1凹面とが備えられ、 第2上型と第2下型のいずれか一方であって、第1凹面
を有する第1上型または第2下型とは反対側の型に、シ
ェービング打抜面と、このシェービング打抜面の上方ま
たは下方に連続する第2凹面とが備えられ、 第1上型と第1下型による加工では、仮接触面全体をシ
ェービング加工することなく、仮接触面の一部のシェー
ビング加工と仮接触面の板厚方向の一方の縁部に対する
第1凹面の転写加工を行ない、 第2上型と第2下型による加工では、仮接触面の残部の
シェービング加工と仮接触面の板厚方向の他方の縁部に
対する第2凹面の転写加工を行なうことを特徴とするコ
ネクタ用コンタクトの成形方法。 - 【請求項3】 被加工板材をプレス加工によって打ち抜
き、打ち抜き面を相手側コンタクトとの接触面とするコ
ネクタ用コンタクトにおいて、 上記接触面の加工を、被加工板材を厚さ方向に二分して
加工する二分割シェービング加工によって行ない、この
二分割シェービング加工によって該接触面の板厚方向の
両縁部に、接触面に続く曲面を形成したことを特徴とす
るコネクタ用コンタクト。
Priority Applications (2)
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---|---|---|---|
JP5322544A JPH07176361A (ja) | 1993-12-21 | 1993-12-21 | コネクタ用コンタクトの成形方法及びコネクタ用コンタクト |
US08/350,655 US5575062A (en) | 1993-12-21 | 1994-12-07 | Method for forming a connector |
Applications Claiming Priority (1)
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JP5322544A JPH07176361A (ja) | 1993-12-21 | 1993-12-21 | コネクタ用コンタクトの成形方法及びコネクタ用コンタクト |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH07176361A true JPH07176361A (ja) | 1995-07-14 |
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ID=18144860
Family Applications (1)
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JP (1) | JPH07176361A (ja) |
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- 1993-12-21 JP JP5322544A patent/JPH07176361A/ja active Pending
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US5575062A (en) | 1996-11-19 |
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