JPS6211091B2 - - Google Patents

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JPS6211091B2
JPS6211091B2 JP54500741A JP50074179A JPS6211091B2 JP S6211091 B2 JPS6211091 B2 JP S6211091B2 JP 54500741 A JP54500741 A JP 54500741A JP 50074179 A JP50074179 A JP 50074179A JP S6211091 B2 JPS6211091 B2 JP S6211091B2
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JP
Japan
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cylinder
cylinders
distance
clothing
support member
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JP54500741A
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English (en)
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JPS55500284A (ja
Inventor
Giankaruro Mondeini
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Maschinenfabrik Rieter AG
Original Assignee
Maschinenfabrik Rieter AG
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Publication date
Application filed by Maschinenfabrik Rieter AG filed Critical Maschinenfabrik Rieter AG
Publication of JPS55500284A publication Critical patent/JPS55500284A/ja
Publication of JPS6211091B2 publication Critical patent/JPS6211091B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01GPRELIMINARY TREATMENT OF FIBRES, e.g. FOR SPINNING
    • D01G15/00Carding machines or accessories; Card clothing; Burr-crushing or removing arrangements associated with carding or other preliminary-treatment machines
    • D01G15/02Carding machines
    • D01G15/12Details
    • D01G15/28Supporting arrangements for carding elements; Arrangements for adjusting relative positions of carding elements

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Preliminary Treatment Of Fibers (AREA)
  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)

Description

請求の範囲 1 2個の回転シリンダに針布が装備され、該シ
リンダの円筒表面上で繊維のウエブが処理されそ
して互いに移され、そしてウエブが処理されるか
またはウエブが移される点で該シリンダが円筒表
面間に小さな相互距離をおいて相応じて作用する
ような、紡績用繊維の紡績プラントの処理機械の
2個の回転シリンダ間の運転条件を制御する方法
において、前記2個のシリンダの少くとも1個の
寸法と直接的に関連する特性を連続的にあるいは
周期的に走査し、そして円筒表面間の距離を走査
した特性の関数として予め決められた値で維持す
ることを特徴とする2個の回転シリンダ間の運転
条件を制御する方法。
2 2個の回転シリンダに針布が装備され、該シ
リンダの円筒表面上で繊維が互いに移され、該シ
リンダが円筒表面間に小さな相互距離をおいて相
応じて作用するような、紡績用繊維の紡績プラン
トの処理機械の2個の回転シリンダを伴う装置に
おいて、2個のシリンダ4,5,70,72,7
2,81,72,82,72,83,72,8
4,72,74の少くとも1個の寸法に直接的に
関連された特性を連続的にまたは周期的に走査す
るために測定機素25,90,92が設けられて
いることと、少くとも1個のシリンダ5,70,
74,81,82,83,84の複数の支持部材
13,69,73,86が両方のシリンダの軸を
含んでいる平面に実質的に平行な平面内で互いに
平行に移動可能に配置されていることと、シリン
ダ5,70,74,81,82,83,84の移
動可能な支持部材13,69,73,86のため
の移動機素21,75,76,77,78,7
9,80および走査される特性の関数として移動
機素21,75,76,77,78,79,80
を制御する制御手段22,95とが配置されてい
ることを特徴とする装置。
3 2個の回転シリンダに針布が装備され、該シ
リンダの円筒表面上で繊維が処理され、該シリン
ダが円筒表面間に小さな相互距離をおいて相応じ
て作用するような、紡績用繊維の紡績プラントの
処理機械の2個の回転シリンダを伴う装置におい
て、2個のシリンダ47,63が実質的に同軸に
配置されていることと、2個のシリンダ47,6
3の1個の寸法に直接的に関連した特性を連続的
にまたは周期的に走査するために測定機素66が
設けられていることと、少くとも1個のシリンダ
の直径を変えるための移動機素51,51a,5
1bおよび走査される特性の関数として移動機素
51,51a,51bを制御する制御手段65と
が配置されていることとを特徴とする装置。
明細書 本発明は2個の回転シリンダに針布が装備さ
れ、該シリンダの円筒表面上で繊維のウエブが処
理されそして互いに移され、そしてウエブが処理
されるかまたはウエブが移される点で該シリンダ
が円筒表面間に小さな相互距離をおいて相応じて
作用するような、紡績用繊維の紡績プラントの処
理機械の2個の回転シリンダ間の運転条件を制御
する方法とその方法を実施するための装置に係
る。
紡績用繊維の紡績、特に糸形成に導く工程の最
初の段階においては、原綿ベール中では大部分そ
うなつているような繊維のランダムの配置に進行
方向への配列を与える問題と同時に原料物質内に
含まれる不純物を除去するための問題が発生す
る。この問題は前記の型の繊維処理機械を用いて
解消され、その機械において薄い繊維ウエブの形
態をなす繊維は針布を装備をした第1のシリンダ
からまた針布を装備する第2のシリンダに移さ
れ、またはその機械において繊維ウエブの繊維は
1個のシリンダから他のシリンダへ繊維の移転せ
ずに針布の針頭によつてお互いに相対的に動くと
ころの針布を装備した2個のシリンダの表面間の
コーミング処理を受けることとなる。かかる繊維
処理段階の代表例は例えばカードに見られ、カー
ドにおいて例えばテーカインローラまたはリツカ
インローラと主シリンダ間または主シリンダとド
ツフア間においてそれぞれ1個のシリンダから他
のシリンダへ繊維のほとんど完全な移転が行わ
れ、これに反して主シリンダとフラツトの間には
コーミング作用またはカーデイング作用と呼ばれ
る作用が繊維の移転なしに行われる。カーデイン
グ作用と同様に2個のシリンダ間の繊維の移転は
明白な影響を及ぼす移転点におけるまたはそれぞ
れの処理点におけるシリンダ表面間の距離を含む
2個のシリンダ間の運転条件によつて実質的に決
定される(さらに他の条件例えば針布のタイプと
か表面速度)。カーデイング作用と同様繊維の移
転は前記の如く定義された距離が短かい程良いと
いうことを経験が示している。したがつて前記距
離を出来るだけ狭く、すなわち10分の1mmの範囲
に保つということを人人は試みる。
この文章の文脈におけるシリンダという用語は
針布を装備をした実質的に円筒状表面を呼ぶもの
と理解され、前記表面は凸面かまたは凹面のどち
らかであるか否かに関りなく、また円筒状表面は
全円面にわたつて広がるかまたはただ一部のみに
広がるかのどちらかであるか否かに関りなく、そ
して前記表面が1個の剛体から成るか回転フラツ
トカードの一群のフラツトのように鎖状の構造に
連結された沢山の機素からなるかのどちらかであ
るか否かに関りない。
針布を装備をした2個のシリンダ間の距離とい
う用語は本文章の文脈において例えば針布間にす
きまゲージを挿入することによつて決定すること
が出来る針布の針頭間のもつとも接近した点にお
ける距離または間隔を呼ぶものと理解される。
問題の処理機械の生産速度を増加するために2
種類の方法が選ばれた。一方では処理機械の各機
素の回転速度が増加されそして他方では機械のシ
リンダの寸法すなわち作用巾と共に直径が増加さ
れた。しかしながら両方の手段を満足させること
は例えば遠心力によつておこされるシリンダのふ
くらみが漸進的に増加されるように回転速度の増
加と寸法の増加によつてシリンダの好ましくない
変形をおこすような機械の運転条件の質に関する
妥協を暗示する。生産速度の増加とそして直接的
にはカード作用の増加に関係した別の影響は問題
のシリンダの熱膨脹の影響であつて塵埃の放出を
妨げるためにシリンダと周囲の空気間の空気交換
を大巾に抑えるこの傾向は、作業機素の自然冷却
を妨害することになる。問題のシリンダの温度は
平衡温度に到着する迄作業時間中にわたつて増加
し、この環境下において約30℃の値に達すること
もあるこの温度の増加はシリンダの寸法特にシリ
ンダの直径の変化を引き起こす。
温度上昇の影響と同様に遠心力の影響は機械の
始動をただちに行わないようになり、しかし遠心
力の影響に関して最少限度としてカード例えば主
シリンダの場合に含まれる機素の加速時間を引き
のばすところのある時間の遅延の後にのみ働くよ
うになる。温度上昇の影響は経験によれば数時間
を越えて延びることもある平衡温度が確立される
迄作業時間をはるかに越えて延びる。
現在の技術の状態に基づく公知の機械例えば現
在実用されているカードを用いて、作動機素間す
なわち2個の相応じて作用するシリンダのそれぞ
れ間の距離は始動前には変形すなわち遠心力と温
度効果の影響を受けてシリンダが膨張することを
計算に入れて通常の作動条件下で一般に行われる
よりも大きく調整されるようになつている。この
ようにして相応じて作用するシリンダ間の距離は
シリンダの運転条件が不都合であるように、始動
の全段階および対応する減束段階の間では余りに
も大きくなつている。これは1個のシリンダから
他のシリンダへの繊維ウエブの移転を不完全に行
わしむるかまたはカーデイング作用を不充分に行
わしむる。不都合な条件下での始動段階にある間
および減速段階にある間における機械の運転はこ
のようにしてこの時間内に質的に劣つた製品を作
る。極端な場合すなわち繊維ウエブが1個のシリ
ンダから他のシリンダに移転されるならば余りに
も距離が大きすぎることにより危険にさらされる
ような信頼出来ないもしくは不可能でさえある機
械の作動が行われる。作動機素間の距離は機械が
始動される前にセツトされることになつているの
で作動中に針布の接触ないしは干渉のどんな危険
をも安全に避けるために必要とされるよりも大き
い距離を選ぶように人は誘惑される。その結果機
械はあまりにも大きな距離ですなわち不都合な調
整条件下で全く多く作動されることになる。
シリンダの変形を設計手段によつて限定するこ
とが前記の問題に対抗するために以前に試みられ
た。しかしながらこの手段は結果として複雑で重
量の重い設計となり、機械の製造価格を増加させ
かつ問題を完全に解決出来ない。
前記の記述は紡績用繊維紡績プラントに用いら
れる前記のような型の2個のシリンダが小さな相
互の距離で相応じて作用する、例えばガーネツト
やローラカード機があげられる、ある種の開綿機
械のような全ての他の機械に対しても全く一致し
た事情を持つている。
本発明の目的はかくして前記の型の紡績用繊維
紡績プラントの公知の処理機械の不利益な面を除
去しそしてシリンダの円周表面で繊維ウエブが処
理されたりまたは相互に移され、ウエブが処理さ
れたり移される点において小さな相互間距離で相
応じて作用するような針布を装備した2個の回転
するシリンダの運転条件を制御する方法を提案す
ることであり、該方法を用いて全ての時間にわた
つて特にまた機械の作動の始動段階および減速段
階の間において最適運転条件を確実にすることが
可能である。前記方法を実施するための装置は簡
単であり、作動について信頼出来るようになつて
おりそして製造に関して経済的に実現可能なもの
であり、とりわけ機械の複雑化や価格の上昇を引
き起こさない。
本発明によればこの目的は最初に述べた型の紡
績用繊維紡績プラントの処理機械における運転条
件を制御する方法によつて達成され、その方法に
おいて複数のシリンダの少くとも1個の寸法に直
接的に関連した特性が連続的にあるいは周期的に
走査されそしてウエブ処理ないしは移転する点に
おける両方のシリンダの円筒表面間の距離が走査
された特性の関数として予め決められた値で維持
される。
この方法において、本発明により走査される特
性はシリンダの回転によつて発生した遠心力と熱
的に引き起こされたシリンダの寸法の変化の両方
またはそのいずれか一方によつて左右されるよう
に出来る。
紡績用繊維紡績プラントの処理機械の針布が装
備され、シリンダの円筒表面上で繊維ウエブが相
互に移転され、相互の小さな距離で相応じて作用
している2個の回転シリンダを伴つて発明の方法
を実施するために有益な装置には、2個のシリン
ダの少くとも1個の寸法に直接的に関連した特性
を連続的にあるいは周期的に走査することのため
の測定機素が設けられていることと、2個のシリ
ンダの少くとも1個の支持部材が両方のシリンダ
の軸線を含んでいる平面に実質的に平行である平
面内で相互に平行に動くことが出来るように配置
されていることと、そしてシリンダの可動支持部
材のための移動機素および走査される特性の関数
で移動機素を制御する制御機素が設けられている
こととが特徴とされる。
紡績用繊維紡績プラントの処理機械の針布が装
備され、シリンダの円筒表面上で繊維ウエブが処
理され、小さな相互距離で相応じて作用している
2個の回転シリンダを伴つた方法を実施するため
の装置の他の有益な実施例には2個のシリンダが
実質的に同軸に配置されていることと、2個のシ
リンダの1個の寸法に直接的に関連した特性を連
続的にあるいは周期的に走査するための測定機素
が設けられていること、そして移動機素を用いて
少くとも1個のシリンダの直径を変えることが出
来かつ走査される特性の関数で制御手段によつて
制御される前記移動機素が設けられていることと
が特徴とされる。
発明された装置はカードに有益に応用される
(それはローラカードあるいは回転フラツトカー
ドとして設計されることが出来る)。さらに制御
手段はシリンダの寸法と走査される特性間の直接
の関連あるいは関係に応じて事前にプラグラミン
グ化しておくことが出来る。
移動機素は例えば利用されているところの駆動
ねじ切りスピンドルまたは金属棒、熱による長さ
膨張のような距離を変更する機械的な連結から成
ることが出来る。
本発明は図解された設計例を引用して次により
詳細に記載される。
第1図は発明装置の簡易化した省略側面図、 第2a図から第2c図は第1図による装置に適
用された時の移動機素のそれぞれの詳細図、 第3図は発明装置の変形実施例の簡易化した省
略側面図、 第4図は発明装置が複数の作動機素に適用され
たカードの省略図をそれぞれ示す。
第1図において紡績用繊維紡績プラントの処理
機械の静置したフレーム1が4個の支持機素2
(2個のみ示されている)と水平かつ縦方向の側
面部材3(ただ1個のみ示される)を伴うフレー
ムとして設計される。2個の縦方向の側面部材3
と支持機素2は2個の回転シリンダに対して安定
して固定された支持フレームを形成するために横
部材によつて相互に連結されており、2個の回転
シリンダは針布を装備されかつ小さな相互距離a
で相応じて作用する。
シリンダ4はその軸8の周りに回転可能にそし
て2個の支持部材7(第1図にはその内1個のみ
が示される)に部屋に対して位置を変えられない
ように支持され、2個の支持部材はねじ6によつ
て縦方向の側面部材3にがん丈にねじ止めされ、
図示されてない手段によつて駆動されそして時計
方向(矢印fの方向で)に回転させられる。
シリンダ4はその円筒表面上に針布9を支え、
その針布9を用いて繊維は回転フイードローラ1
0とフイードプレート11から提供される繊維層
12から引抜かれ、シリンダ4の表面上にはシリ
ンダ4の表面によつて捕まりそして運ばれている
薄く多かれ少なかれ凝集した状態での繊維ウエブ
(図に示されない)が形成される。第1図で表示
された針布9は例えばくの字型に曲がつた鋼線製
針頭からなるいわゆる可撓性針布として示され
る。しかし例えば針頭あるいは鋸歯状形状の外形
をしたワイヤからなる硬質針布のような何か他の
型の針布も適用されることも出来る。
シリンダ5はまたフレーム1の縦方向の側面部
材3上の2個の支持部材13(1個のみが示され
ている)内のシリンダの軸14の周りに回転可能
に支えられる。しかしながら支持部材13は縦方
向の側面部材13上にねじ止めされずに、2個の
植込ねじ15によつて導かれ、1mmないし2mm程
度の短い距離で軸14に支持部材13が平行に移
動出来るようになつている。この目的のために頭
の出ているねじ15のための細長い溝穴開口部1
6が支持部材13に設けられ、その開口部16が
支持部材13の正確な横方向の案内を可能にしそ
して一方支持部材が縦方向に移動することを保証
する。植込みねじ15のねじ首部17が支持部材
13の固定伸長部18の高さをやや越えねじ15
は支持部材13を締めつけないようになつてい
る。
複数の細長い溝穴開口部16内の複数の支持部
材13の平行移動によつてシリンダ4とシリンダ
5のシリンダ表面間の距離は変えることが出来
る。
シリンダ5にはまたその円筒表面にこの場合可
撓性鋼性ワイヤ布状物として表示される針布9が
設けられる。
互いに繊維ウエブを移送する2個のシリンダの
例として、テーカインローラまたはリツカインロ
ーラと主シリンダがここで言及される。第1図で
示されるものと同じ方法で配置され、繊維ウエブ
を相互に移送はしないがカーデイング作用の方向
(ここでは繊維ウエブが処理されるものとして示
されている)で針布の作用下で繊維ウエブの繊維
を引伸ばしかつ配列する2個のシリンダの例とし
てローラカードの主シリンダとウオーカローラと
がここで言及される。
2個のシリンダ間の繊維ウエブの処理工程(カ
ーデイング作用)に加えて、1個のシリンダから
他のシリンダへの繊維の移送において2個のシリ
ンダの円筒表面間の距離は例えば両方のシリンダ
の表面速度と針布の型のような他の要因に加えて
決定的な影響が存在する。もし距離が正確にかつ
非常にせまい公差で保たれた時にのみシリンダ間
の良好な運転条件が確実に行われることが出来
る。この装置においてシリンダの直径が約0.20m
から約1.5mの範囲にありそしてシリンダ長が約
2mまでの場合での距離の最適値aは約0.05mm<
a<0.3mmの範囲である。ここにおいて距離の最
低値は技術的には含まれないが、両方のシリンダ
の針布の針頭の相互の接触あるいは衝突を避ける
ために単に期待されるものとしてのものである。
一方火事や高価な針布への機械的損傷の危険が含
まれている。このように距離はシリンダの寸法に
比べて極端に小さい。
シリンダの温度の上昇によつて生ずる直径の増
加は研究によつて確立されているように温度10℃
の上昇に対して約0.08mmの割合程度であり、それ
は距離aの最適値の大きさの程度に完全に対応す
る。遠心力の影響を受けて同じような変形が起さ
れる。
第1図において変形を受けていない状態でのシ
リンダ4の直径は(すなわち現実としては機械の
始動前そして室温時での状態)はDとして示さ
れ、一方D+△Dは遠心力または温度効果の影響
を受けて変形された状態下のシリンダの直径(一
点破線で示される)を示す。
直径の△Dの増加によつて変形を受けていない
状態下でのシリンダ表面間の距離は多くの場合良
い近似値を示すシリンダ5が変形をしていないと
いう条件という仮定にたつと△D/2に減少され
る。シリンダ4が変形を受けていない状況下で距
離が最適に選ばれたならば、シリンダ4がその変
形された状態にある間にゆきわたる−△D/2の
距離は非常に危険な許容される限界以下である。
本発明によりこの危険の発生が防がれる。これは
シリンダ5の2個の支持部材13がシリンダ4の
固定した支持部材7から対応する長さ△D/2に
わたつて動かされることで第1図による装置によ
つて達成される。この移動は軸8と軸14を含む
平面に実質的に平行である平面内において行われ
る。この目的のために機械フレーム1はその側面
部材3上に移動機素21(位置移動機素)のため
にそれぞれ固定停止具20が設けられ、移動機素
は固定停止具と支持部材13の間におかれ、移動
機素21の設計は追つて詳細に記載される。移動
機素は支持部材13の位置を固定支持部材7に対
して支持部材13を対応させて決めることが出来
る。本発明による移動機素21の制御は制御手段
22が制御信号(例えば電気信号)を移動機素に
伝達するのに経由する制御回路23を通る制御手
段22によつてもたらされる。
制御手段22自身は周期的にあるいは連続的に
働いている適当な測定機素25によつて走査さ
れ、また2個のシリンダの少くとも1個の寸法に
直接的に関連した特性に対応するところの測定信
号V(例えば電気測定信号)を伴う回路24を経
て供給される。第1図で説明される設計例におい
て測定機素25は回転速度を測定する器具であつ
て、その器具の信号Vはシリンダ4の軸8の回転
速度(時間単位当りの回転数)に比例している。
さらに制御手段22はこの設計例におけるシリン
ダの寸法すなわちシリンダの直径の寸法と走査さ
れた特性すなわちシリンダの回転速度間の関連あ
るいは関係によつて本設計例において事前にプロ
グラミング化されている。かくして制御手段22
は回転速度に対応する測定信号Vに基づいて対応
するシリンダ直径D+△Dを決定することおよ
び、距離が一定に維持されるようにシリンダの軸
8と軸14間の距離の修正を長さ△D/2にわた
つて移動機素に行わしむるような制御信号Sを移
動機素21に伝達することが出来る。もしシリン
ダ4の寸法変化が、例えばシリンダが加速されて
いる間に遠心力によつて起されるように、徐々に
生じるならば軸8と軸14間の距離の可動機素2
1による対応する修正が距離が始動段階の全域に
わたつて一定に維持されるようにまた行われる。
第1図に示された装置はこうして、例えば前記の
型のシリンダあるいはローラの装置において2個
のシリンダ4とシリンダ5間の運転条件への遠心
力の影響を完全に除去することを可能とする。
第1図による装置において、しかしながらシリ
ンダ4の回転速度を測定することが必須なもので
はなく、また例えば円筒表面間の距離あるいはシ
リンダ4の直径が対応する測定器具(例えば非接
触型すきまゲージあるいはフオトオプテイカル測
定器具によつて…………図に示されない)によつ
て測定されることも同様に出来、この場合におい
て制御手段22はもはやシリンダの寸法と走査さ
れる特性間の関連あるいは関係によつて事前にプ
ログラミング化されねばならぬことはなく、制御
信号Sが単純に走査される特性に直接比例するこ
とになる。しかしながらシリンダの回転速度を測
定することは距離aにおける遠心力によつて生ず
る比較的小さな変化やあるいはシリンダ直径の変
形の直接の測定よりも簡単でありより正確である
ことは判つており、この情況下において回転速度
と直径変化の関連あるいは関係を経由する間接的
接近方法が利益を示した。
類似の方法で、もし直径の変化が遠心力による
よりもむしろ温度上昇によつて起されるならば、
シリンダ4とシリンダ5の軸8と軸14間の距離
を用いることが距離aの予め決められた値を維持
する目的を果すことができる。この場合シリンダ
4の直径自身を測定するかまたはシリンダの直径
に直接的に関連する特性(例えばシリンダ4の表
面温度のような)を測定するかのどちらかで、対
応する測定信号Vを制御手段22に伝達するよう
な測定機素が用いられる。しかしながら全体の制
御装置は先に記載された場合と同じ方法で正確に
機能する。またこの場合において距離aはシリン
ダ4の温度の上昇にもかかわらず予め決められた
値で維持される。
距離aへの温度の例えば増加の影響と同様に遠
心力の例えば影響を走査しそして修正する装置も
また考えることが出来る。この場合において制御
手段はシリンダ表面温度とシリンダ直径間と同様
にシリンダ直径とシリンダの回転速度(遠心力の
影響)間の直接的な関連あるいは関係に応じて制
御手段は事前にプログラミング化される。
さらにフイードバツグ信号Rを回路27を経て
制御手段22に伝達する変位測定器具26を用い
て支持部材13の動きを制御することが利益と證
明することが出来る。この型の制御装置を用いて
移動機素21の機能はシリンダ4と5の針布間の
接触のいかなる危険を削除するために一定の制御
下に保たれることが出来る。
本明細書の文脈の中で示され、云われたような
測定機素25、制御手段22、移動機素21そし
て必要あれば変位測定器具を具体化する制御手段
と制御回路の機能は制御技術において良く知られ
ており、そこでここではより詳しく記載されな
い。
第2a図から第2c図にかけていくつかの好ん
で適用された移動機素の変形設計例が示された。
第2a図ではモータ28によつて駆動されるね
じ切りされたスピンドル29が移動機素21とし
て示される。この装置におけるねじ切りされたス
ピンドル29はシリンダ4の軸8の固定支持部材
内で軸上では移動出来ないが回転可能に支持され
ており一方ねじ山30が設けられた他端はシリン
ダ5の軸14の可動型支持部材13の中にねじ込
まれている。ねじ切りされたスピンドル29を一
方向またはその反対方向に回転することによつて
軸8と軸14間の距離はかくしてそれぞれ増加さ
れるかまたは減少されることが出来る。
第2b図において金属棒の熱膨張が支持部材1
3を動かすために利用されている移動機素21の
変形設計例が示される。この目的のために金属棒
31が支持部材7,13に例えばねじ連結を用い
てがん丈につなぎとめられる。第2b図による設
計例内の金属棒31を熱的に膨張させるために必
要とする熱の供給は金属棒31のまわりに直接巻
かれた電気抵抗体32によつて発生され、電気抵
抗体の電流供給は図には示されていない方法で制
御手段22によつて制御される。金属棒31はそ
の襞またはオンデユレーシヨン(ondulation)3
4で軸線方向に膨張可能になつている保護カバー
33によつて、保護カバーが事実上力を要するこ
となく棒31の長さ変化に従うことが出来るよう
にとり巻かれている。第2b図において第1図お
よび第2図において示されたものと異つているよ
うなさらに他の設計例が側面部材3上の支持部材
13の可動装備について示され、ここにおけるそ
の装備はかかる場合公知の角柱形の案内35を用
いて行われる。
第2c図において第2b図による移動機素21
のさらに変形された設計例が示され、そこにおい
ては熱供給の配置が流体を用いて行われる。この
目的のために保護カバー33は流体供給ダクト3
6と流体排出ダクト37に連結され、そのダクト
は流体容器38につながつている。容器38から
の流体が保護カバーによつて金属棒31のまわり
に形成された部屋40の中に圧力を受けて供給さ
れることが出来るように用いるポンプ39が流体
供給ダクト36に挿入される。
容器38内の流体は加熱装置41(例えば電気
抵抗加熱処置)によつて目的とされる軸8と軸1
4間の距離の修正△D/2によつて棒31が多か
れ少かれ膨張出来るような方法で制御手段22
(第1図)によつて決定された一定温度まで加熱
される。
第2c図に示された制御手段は特に複数の移動
手段(第3図および第4図で示された設計例に関
して記載されたように)が共通の制御手段によつ
て制御されることになつているところに適してい
る。第2c図による移動機素に対して気体(例え
ば空気)同様液体(例えば水又は油のようなも
の)が流体として用いられ、その配置において加
熱空気の循環を伴うシステムが特に適するものと
して判つている。
第3図において、第1図に示されたものから異
る配置の変形設計例が示され、その設計例におい
て針布を装備された2個のシリンダが実質的に同
軸に配置され、その配置においてシリンダの1個
は、すなわち外側のシリンダは2番目のシリンダ
の全円周にわたつて広がつていない。かかるシリ
ンダ配置はカーデイング作用において繊維ウエブ
を処理することに主として用いられそして例えば
回転フラツトカードでの使用が見られる。2個の
シリンダ4,5が凸面表面を示す第1図に示され
た配置から異なつているので、この配置において
1個のシリンダは凸面表面を示し、それに反して
第2のシリンダはほとんど同じ直径の同心の凹面
表面を示す。
前に述べたような2個の相応じて作用するシリ
ンダの針布を設けられた表面間の相互距離に関す
る問題はまた第3図による配置にも同じように行
きわたる。第3図による配置内では両方のシリン
ダの円筒表面間の距離に適用されることによるの
にもはや第1図に関して記載された配置は2個の
シリンダの回転軸線間の距離に適用されることに
よつて行われることに差が見られるのに過ぎな
く、しかし第3図による配置の以下に述べる詳細
な記述によつて明らかなように2個のシリンダの
少くとも1個の直径に適用することによつて行わ
れる。
機械フレーム42は2個の縦方向の側面部材4
3(1個のみ示されている)と、4個の支持機素
44(2個のみ示されている)と、連結用横部材
(示されていない)から成る。それぞれの縦方向
の側面部材43上に支持部材45ががん丈に取付
けられる。より詳細には示されていないカードの
主シリンダとしてここに想定される回転可能に支
えられたシリンダ47の軸46をこれら支持部材
45が支える。シリンダ47は示されていない手
段によつてシリンダの軸46のまわりに廻わされ
る(矢印g)。シリンダ47はその表面上に針布
48が設けられる。
支持部材45はその上部部分において中間部材
49を経由して支持部材にしつかりと連結されて
いるセグメント50を支え、自身もまた支持機素
として作用するセグメント50上に多数の移動機
素51,51a,51bが半径方向に配置され
る。移動機素51,51a,51bは例えば第2
a図から第2c図までに関して記載された機素と
同じように設計される。
支持機素兼移動機素である51aと51bのお
のおのはそれぞれ2個の半径方向案内器具52,
53内をすべれるようになつているボデイ54,
55をそれぞれ支える。フラツトチエイン反転ロ
ーラ58,59のそれぞれの軸56,57はそれ
ぞれ案内器具内で回転可能に支えられる。移動機
素51a,51bのそれぞれの長さの伸張よつて
反転ローラ58,59のそれぞれの半径方向の位
置はシリンダ47の表面に関して変えられること
が出来る。機械をわたつて互いに平行に配置さ
れ、針布61が装備されそしてそれらの列の両方
の端において鎖を形成するように相互に連結され
たフラツトバー62の列からなるいわゆるフラツ
トチエイン60は2個のローラ58,59のまわ
りに回転する。
2個の反転ローラ58,59間の区域内のフラ
ツトチエイン60はシリンダ47の針布の針頭と
フラツトの1個づつとの間で一定の距離が正確に
維持されるように、それぞれの側におけるシリン
ダ表面上で案内円弧63によつて案内される。こ
の目的のために案内円弧63は3個の移動機素5
1によつて支えられる。反転ローラ58または5
9の1個はフラツトチエインが軸46の中心のま
わりの円形の道筋を動くような方法で案内円弧6
3によつて案内されているシリンダ47の表面に
面したフラツトチエインの足を全部のフラツトチ
エインがゆつくり動かすような方法で図に示され
ない手段によつて回転運動に取り組まれている。
2個の反転ローラ58,59を位置決めするため
の移動機素51a,51bおよび案内円弧63を
支えかつ位置決めするための複数の移動機素51
は回路64Iから回路64Vまでの回路を経て全の
移動機素51,51a,51bを共同して制御す
る制御手段65に連結される。制御手段65は回
路67を経てシリンダ47の表面の温度tを測定
する温度ゲージ66に連結され、シリンダ47の
寸法例えばシリンダの直径とシリンダの表面の温
度間の直接の関連あるいは関係により事前にプロ
グラミング化される。
第3図による装置の作用上の機能は第1図に関
して前に記載した装置のものと類似である。もし
例えば温度の上昇によりシリンダ47の直径が増
加するならば、この変化はシリンダ表面の温度t
の関数として間接的に温度ゲージ66によつて見
付けられる。回路67を経て制御手段65に伝達
された信号は事前にプログラミング化された関係
を用いて直径の増加量△Dに符号する信号に処理
される。回路64Iから64Vまでを経て移動機素
51,51a,51bは対応している△D/2の
修正を行うよう活性化され、その工程において移
動機素51aと移動機素51bは2個のローラ5
8とローラ59をシリンダ47の表面から離れる
方向で前記修正距離に動かし、一方移動機素51
は案内円弧63を円弧の半径の増加の方向で修正
距離△D/2に変形することによつてシリンダ表
面と相応じて作用するフラツトチヤイン60の足
に対して同じ効果を起す。こうしてシリンダ47
とフラツトチエイン60の2個の円筒形の表面間
の運転条件は変化されないままに残る。
繊維あるいは繊維ウエブがそれぞれ例えばシリ
ンダ47の表面に到着するという方法は本発明の
範囲とは何等関係ないということをさらに述べら
れるべきであつて、フイードプレート11を伴つ
たフイードローラ10をこの型の供給装置の設計
例として第1図で示されたと同様に第3図で単に
説明された。
第4図においていわゆるローラカードの省略側
面図が示され、そこにおいて発明の方法と方法を
実施するための装置がローラあるいはシリンダの
異つた組合せに対して同じ方法で対応して適用さ
れる。
カードは基礎フレーム68から成り、基礎フレ
ーム上で、支持部材69(1個のみ示されてい
る)にテーカインローラまたはリツカ・インロー
ラ70が、支持部材71に主シリンダ72が、そ
して支持部材73にドツフアシリンダ74が回転
可能に支えられている。主シリンダ72の支持部
材71は基礎フレーム68にがん丈にねじ止めさ
れ、一方支持部材69,73は基礎フレーム68
上に滑べることが出来るように案内されていて該
フレーム上に固着されない。機械の両側のそれぞ
れにおいて固定支持部材71と可動型支持部材6
9,73との間に移動機素75,76が第1図に
関して前に記された方法で置かれる。支持部材7
1上で第3図に関して記された装置におけるのと
類似して、4個の半径方向に配置されウオーカロ
ーラ81からウオーカローラ84までを支えかつ
位置決めしている移動機素77から移動機素80
までが設けられている。複数のローラは半径方向
に配置された案内溝86内のカードの両側面上に
ある固定円弧85内にそれぞれ導かれる。このカ
ードにおける繊維の供給はフイードローラ88と
それとつり合いの取れたフイードプレート89へ
供給するところの供給シユートを用いるが如き公
知の方法で行われる。
繊維物質はフイードローラ88とフイードプレ
ート89間のニツプ点においてテーカインローラ
またはリツカインローラ70によつて繊維ウエブ
の形に引き継がれ、主シリンダ72に移され、主
シリンダ72とローラ81からローラ84までの
間でカーデイングされ、そしてカードの他端でド
ツフアシリンダ74に移される。ここに記載され
た発明の方法および装置によつて、それぞれの処
理工程の地点および移転の地点における運転条件
は移動手段75から移動機素80までを用いて一
対のシリンダ間の対応する距離に適用することに
よつて各処理地点および移転地点での最適値を維
持することが出来る。
第4図に示された装置において、温度上昇の影
響と同様にシリンダの回転速度の増加を考慮に入
れた別の設備が作られている。この目的のため
に、主シリンダ72の軸91の回転速度を測定す
る器具90とシリンダ72の表面の温度を走査す
る温度ゲージ92が設けられる。対応する回路9
3,94を経由してこれらの機素は75から80
までの全べての移動機素に対する制御手段95に
連結され、その配置において制御手段95は主シ
リンダのスリーブ表面の直径と温度間の直接の関
連あるいは関係によるのと同様に主シリンダ72
の直径とその回転速度との直接の関連あるいは関
係によつて事前にプログラミング化されている。
主シリンダ72のために第4図で示された配置
はカードの他のシリンダに類似して適用されるこ
とが出来、かくしてまた本発明の内容でドツフア
シリンダ74に対して動くことが出来、対応する
移動機素を用いて調整可能なドツフアローラ9
6,97を配置することを行うことが出来る。
発明の方法およびその方法を実施するための装
置は斬新かつめざましい有益な方法で、全生産工
程の間繊維ウエブを処理しあるいは互いに移転す
る2個の相対応して作用するシリンダ間の例えば
カーデイング作用の品質に対してが明白であると
ころの運転条件を効果的に活用することを可能に
する。発明装置の実施例は設計面で簡単であり操
作上では信頼出来るものであり、その実施例の中
で金属棒の熱膨張が用いられている金属棒の応用
は機械的に動く部品が何もないために移動機素と
して特に有利であると判明した。さらに多くの場
合現存する機械にかかる装置を用いて改造するこ
とは不必要な費用や複雑性なしに可能である。
JP54500741A 1978-04-25 1979-04-23 Expired JPS6211091B2 (ja)

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