JPS6210870B2 - - Google Patents
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- JPS6210870B2 JPS6210870B2 JP54112226A JP11222679A JPS6210870B2 JP S6210870 B2 JPS6210870 B2 JP S6210870B2 JP 54112226 A JP54112226 A JP 54112226A JP 11222679 A JP11222679 A JP 11222679A JP S6210870 B2 JPS6210870 B2 JP S6210870B2
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- supply passage
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- throttle
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- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 19
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims description 5
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 5
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 4
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 3
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D6/00—Arrangements for automatically controlling steering depending on driving conditions sensed and responded to, e.g. control circuits
- B62D6/02—Arrangements for automatically controlling steering depending on driving conditions sensed and responded to, e.g. control circuits responsive only to vehicle speed
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T137/00—Fluid handling
- Y10T137/2496—Self-proportioning or correlating systems
- Y10T137/2559—Self-controlled branched flow systems
- Y10T137/2574—Bypass or relief controlled by main line fluid condition
- Y10T137/2579—Flow rate responsive
- Y10T137/2589—Pilot valve operated
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y10T137/2579—Flow rate responsive
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-
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
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- Mechanical Engineering (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明はポンプより吐出された圧力流体を絞り
通路を介して動力舵取装置に送出し、余剰流をバ
イパス通路より吸入側に還流する動力舵取用作動
流体の流量制御装置、とりわけポンプ回転数の上
昇につれて動力舵取装置に送出する流量を降下さ
せる流量制御装置に関するものである。
通路を介して動力舵取装置に送出し、余剰流をバ
イパス通路より吸入側に還流する動力舵取用作動
流体の流量制御装置、とりわけポンプ回転数の上
昇につれて動力舵取装置に送出する流量を降下さ
せる流量制御装置に関するものである。
本発明の目的は、並列配置された2つの絞り通
路の一方を流量調整用スプール弁の変位に関係な
くポンプ回転数の上昇に基いて閉止制御し、以つ
て動力舵取装置の圧力作用時に流量が復帰するの
を防止することである。
路の一方を流量調整用スプール弁の変位に関係な
くポンプ回転数の上昇に基いて閉止制御し、以つ
て動力舵取装置の圧力作用時に流量が復帰するの
を防止することである。
自動車の動力舵取装置に用いられるポンプ装置
には流量調整弁が備えられ、この流量調整弁は自
動車の走行速度が上昇し、従つてポンプの回転速
度が上昇するにつれて大きく開かれ、それによつ
てポンプより吐出された流量の大部分を吸入側に
バイパスし、動力舵取装置への制御流を所定量に
保つようにしているが、自動車の高速走行時にお
いては、走行速度の上昇につれて運転者に感覚さ
れる操舵反力が増大されることが要求され、ポン
プ回転速度の上昇により動力舵取装置への制御流
が減少させることが考えられてきた。
には流量調整弁が備えられ、この流量調整弁は自
動車の走行速度が上昇し、従つてポンプの回転速
度が上昇するにつれて大きく開かれ、それによつ
てポンプより吐出された流量の大部分を吸入側に
バイパスし、動力舵取装置への制御流を所定量に
保つようにしているが、自動車の高速走行時にお
いては、走行速度の上昇につれて運転者に感覚さ
れる操舵反力が増大されることが要求され、ポン
プ回転速度の上昇により動力舵取装置への制御流
が減少させることが考えられてきた。
しかしながら、従来のこの種のポンプ装置の多
くは、流量調整弁の変位に基いて絞り通路を可変
制御するようになつているため、動力舵取装置の
無負荷時(非作動時)においては予定された流量
降下特性が得られるが、動力舵取装置の作動によ
り圧力が作用されると、この圧力作用により流量
調整弁がバイパス流を制限するように働き、これ
によつて降下された流量が復帰して増大された操
舵反力が減少してしまう好ましくない結果を招
く。
くは、流量調整弁の変位に基いて絞り通路を可変
制御するようになつているため、動力舵取装置の
無負荷時(非作動時)においては予定された流量
降下特性が得られるが、動力舵取装置の作動によ
り圧力が作用されると、この圧力作用により流量
調整弁がバイパス流を制限するように働き、これ
によつて降下された流量が復帰して増大された操
舵反力が減少してしまう好ましくない結果を招
く。
よつて本発明は、動力舵取装置に圧力流体を送
出する2つの絞り通路を設け、これら絞り通路の
一方を流量調整用スプール弁の変位に関係なく閉
止せしめるようになし、ポンプ回転数の上昇につ
れて降下した流量が動力舵取装置の負荷圧力の上
昇によつて復帰するのを防止し得る動力舵取用作
動流体の流量制御装置を提供せんとするものであ
る。
出する2つの絞り通路を設け、これら絞り通路の
一方を流量調整用スプール弁の変位に関係なく閉
止せしめるようになし、ポンプ回転数の上昇につ
れて降下した流量が動力舵取装置の負荷圧力の上
昇によつて復帰するのを防止し得る動力舵取用作
動流体の流量制御装置を提供せんとするものであ
る。
以下本発明の実施例を図面に基いて説明する。
第1図において、10はポンプハウジングを示
し、このポンプハウジング10には弁収納穴11
が貫通され、この弁収納穴11の一端にプラグ1
2が螺着され、他端に止め栓13が嵌着されてい
る。弁収納穴11には供給通路14とバイパス通
路15が軸線方向に離間して開口され、この供給
通路14はポンプの吐出域に通ずる圧力室16に
連通され、バイパス通路15はポンプの吸入域に
連通されている。ここで前記供給通路14はポン
プ吐出流量が多くなると流路抵抗を生じ、その上
流と下流との間に圧力差を生起する。
第1図において、10はポンプハウジングを示
し、このポンプハウジング10には弁収納穴11
が貫通され、この弁収納穴11の一端にプラグ1
2が螺着され、他端に止め栓13が嵌着されてい
る。弁収納穴11には供給通路14とバイパス通
路15が軸線方向に離間して開口され、この供給
通路14はポンプの吐出域に通ずる圧力室16に
連通され、バイパス通路15はポンプの吸入域に
連通されている。ここで前記供給通路14はポン
プ吐出流量が多くなると流路抵抗を生じ、その上
流と下流との間に圧力差を生起する。
前記弁収納穴11には供給通路14とバイパス
通路15との連通路を閉止しかつその連通路の開
度を調整可能にするべく流量調整用スプール弁1
7が摺動可能に嵌装され、このスプール弁17の
両側に第1弁室18と第2弁室19が形成されて
いる。第2弁室19にはスプール弁17を第1弁
室18に向けて押圧するスプリング20が設けら
れ、このスプリング20の発力によつて通常スプ
ール弁17を前記プラグ12の一端に接合された
プレート21に衝接する位置に保持し、第1弁室
18に開口する供給通路14とバイパス通路15
との連通を遮断している。
通路15との連通路を閉止しかつその連通路の開
度を調整可能にするべく流量調整用スプール弁1
7が摺動可能に嵌装され、このスプール弁17の
両側に第1弁室18と第2弁室19が形成されて
いる。第2弁室19にはスプール弁17を第1弁
室18に向けて押圧するスプリング20が設けら
れ、このスプリング20の発力によつて通常スプ
ール弁17を前記プラグ12の一端に接合された
プレート21に衝接する位置に保持し、第1弁室
18に開口する供給通路14とバイパス通路15
との連通を遮断している。
前記プラグ12の一端には送出口23が穿設さ
れ、この送出口23はノーマルオープン形サーボ
弁装置を備えた動力舵取装置24に接続される。
プラグ12には円周上等間隔に複数の軸方向孔2
5が形成され、これら軸方向孔25の各一端は送
出口23に連通され、各他端は前記プレート21
との接合面に開口されている。プレート21には
軸方向孔25に開口する第1の絞り通路26が形
成され、この絞り通路26を介して第1弁室18
と送出口23とが互いに連通される。前記プラグ
12にはまた内孔27が穿設され、この内孔27
はプレート21に穿設された円周上複数の連通孔
28を介して第1弁室18に連通されている。内
孔27には第2の絞り通路29が開口され、この
絞り通路29はプラグ12に刻設された環状溝3
0を介して前記軸方向孔25に連通されている。
これにより第1弁室18と送出口23は並列配置
された2つの絞り通路26,29を介して互いに
連通される。しかるに一方の絞り通路29は後述
するようにポンプ回転数の上昇に基いて閉止制御
される。
れ、この送出口23はノーマルオープン形サーボ
弁装置を備えた動力舵取装置24に接続される。
プラグ12には円周上等間隔に複数の軸方向孔2
5が形成され、これら軸方向孔25の各一端は送
出口23に連通され、各他端は前記プレート21
との接合面に開口されている。プレート21には
軸方向孔25に開口する第1の絞り通路26が形
成され、この絞り通路26を介して第1弁室18
と送出口23とが互いに連通される。前記プラグ
12にはまた内孔27が穿設され、この内孔27
はプレート21に穿設された円周上複数の連通孔
28を介して第1弁室18に連通されている。内
孔27には第2の絞り通路29が開口され、この
絞り通路29はプラグ12に刻設された環状溝3
0を介して前記軸方向孔25に連通されている。
これにより第1弁室18と送出口23は並列配置
された2つの絞り通路26,29を介して互いに
連通される。しかるに一方の絞り通路29は後述
するようにポンプ回転数の上昇に基いて閉止制御
される。
前記環状溝30には連通孔31の一端が連通さ
れ、この連通孔31の他端は細孔32を介して第
2弁室19に連通され、この連通孔31を介して
絞り通路26,29を通過した流体が第2弁室1
9に導かれる。これによつてスプール弁17の両
端面には絞り通路26,29通過前の圧力と通過
後の圧力が作用するため、絞り通路26,29に
おける圧力降下に応じてスプール弁17が軸方向
に移動され、絞り通路26,29における圧力降
下を一定値に保つべくバイパス通路15の開度を
調整する。
れ、この連通孔31の他端は細孔32を介して第
2弁室19に連通され、この連通孔31を介して
絞り通路26,29を通過した流体が第2弁室1
9に導かれる。これによつてスプール弁17の両
端面には絞り通路26,29通過前の圧力と通過
後の圧力が作用するため、絞り通路26,29に
おける圧力降下に応じてスプール弁17が軸方向
に移動され、絞り通路26,29における圧力降
下を一定値に保つべくバイパス通路15の開度を
調整する。
前記プラグ12の内孔27には第2の絞り通路
29を開閉制御する制御スプール35が摺動可能
に嵌装されている。内孔27の一端は前記連通孔
28を介して第1弁室18に連通され、他端は導
入孔36,37を介して前記圧力室16に連通さ
れ、制御スプール35の両端には供給通路14の
上流側圧力と下流側圧力とが作用されるようにな
つている。制御スプール35は前記プレート21
との間に介挿されたスプリング38の発力により
通常前記第2の絞り通路29を開口する摺動端に
保持されている。しかしてポンプ回転数の上昇に
より供給通路14を流れる流量が増加すると、供
給通路14の流路抵抗によりその上流側(圧力室
16)と下流側(第1弁室18)との間に圧力差
が生じ、この圧力差により制御スプール35がス
プリング38に抗し変位されて第2の絞り通路2
9を閉止するようになつている。
29を開閉制御する制御スプール35が摺動可能
に嵌装されている。内孔27の一端は前記連通孔
28を介して第1弁室18に連通され、他端は導
入孔36,37を介して前記圧力室16に連通さ
れ、制御スプール35の両端には供給通路14の
上流側圧力と下流側圧力とが作用されるようにな
つている。制御スプール35は前記プレート21
との間に介挿されたスプリング38の発力により
通常前記第2の絞り通路29を開口する摺動端に
保持されている。しかしてポンプ回転数の上昇に
より供給通路14を流れる流量が増加すると、供
給通路14の流路抵抗によりその上流側(圧力室
16)と下流側(第1弁室18)との間に圧力差
が生じ、この圧力差により制御スプール35がス
プリング38に抗し変位されて第2の絞り通路2
9を閉止するようになつている。
なお、図中40は前記流量調整用スプール弁1
7内に組込まれた圧力レリーフ弁で、球弁41と
スプリング42により構成され、第2弁室19の
圧力が設定圧以上になると、スプリング42の押
圧力に抗して球弁41を開き、第2弁室19の流
体を逃し穴43を通じてバイパス通路15に逃が
すようにしている。
7内に組込まれた圧力レリーフ弁で、球弁41と
スプリング42により構成され、第2弁室19の
圧力が設定圧以上になると、スプリング42の押
圧力に抗して球弁41を開き、第2弁室19の流
体を逃し穴43を通じてバイパス通路15に逃が
すようにしている。
次に上記したように構成された本発明装置の作
動について説明する。
動について説明する。
自動車エンジンによつてポンプロータが回転駆
動されると、流体槽内の作動流体が吸入ポートよ
りポンプ室に吸入され、圧力流体がポンプ室より
吐出ポートを経て圧力室16に吐出される。圧力
室16に吐出された圧力流体は供給通路14より
第1および第2の絞り通路26,29を介して送
出口23より動力舵取装置24に供給され、動力
舵取装置24より戻される流体は流体槽に回収さ
れ、再びポンプ室に吸入される。
動されると、流体槽内の作動流体が吸入ポートよ
りポンプ室に吸入され、圧力流体がポンプ室より
吐出ポートを経て圧力室16に吐出される。圧力
室16に吐出された圧力流体は供給通路14より
第1および第2の絞り通路26,29を介して送
出口23より動力舵取装置24に供給され、動力
舵取装置24より戻される流体は流体槽に回収さ
れ、再びポンプ室に吸入される。
ポンプ回転速度が低いうちはポンプ吐出流量も
少ないのでスプール弁17はバイパス通路15を
閉止し、ポンプ吐出流量の全量が両絞り通路2
6,29を経て動力舵取装置に送出されるが、ポ
ンプ回転速度が上昇するにつれて吐出流量も増大
し、絞り通路26,29前後の圧力差を一定にす
るようにスプール弁17が摺動されてバイパス通
路15を開き、余剰流をバイパス通路15にバイ
パスする。これにより動力舵取装置に送出される
圧力流体は2つの絞り通路26,29により決定
される所定量Q1に維持される。
少ないのでスプール弁17はバイパス通路15を
閉止し、ポンプ吐出流量の全量が両絞り通路2
6,29を経て動力舵取装置に送出されるが、ポ
ンプ回転速度が上昇するにつれて吐出流量も増大
し、絞り通路26,29前後の圧力差を一定にす
るようにスプール弁17が摺動されてバイパス通
路15を開き、余剰流をバイパス通路15にバイ
パスする。これにより動力舵取装置に送出される
圧力流体は2つの絞り通路26,29により決定
される所定量Q1に維持される。
自動車の高速走行への移行に伴つてポンプ回転
数がさらに上昇し、供給通路14を流れるポンプ
吐出流量が増加すると、供給通路14の流路抵抗
により供給通路14の上流側に位置する圧力室1
6と、供給通路14の下流側に位置する第1弁室
18とに圧力差が生じ、この圧力差が制御スプー
ル35に作用し、スプリング38に対抗する軸方
向推力を発生する。そしてこの流体の圧力差によ
る軸方向推力がスプリング38の発力に打勝つ
と、制御スプール35がスプリング38に抗して
変位され、この制御スプール35により第2の絞
り通路29が閉止される。従つて第1弁室18と
送出口23とは第1の絞り通路26のみを介して
連通されるようになり、動力舵取装置24に送出
される圧力流体は第5図の実線で示すように第1
の絞り通路26によつて決定される所定量Q2ま
で減少される。これにより高速走行時において
は、動力舵取装置24への供給流量の減少によつ
て得られる操舵反力を運転者に享受でき、高速安
定性が高められる。
数がさらに上昇し、供給通路14を流れるポンプ
吐出流量が増加すると、供給通路14の流路抵抗
により供給通路14の上流側に位置する圧力室1
6と、供給通路14の下流側に位置する第1弁室
18とに圧力差が生じ、この圧力差が制御スプー
ル35に作用し、スプリング38に対抗する軸方
向推力を発生する。そしてこの流体の圧力差によ
る軸方向推力がスプリング38の発力に打勝つ
と、制御スプール35がスプリング38に抗して
変位され、この制御スプール35により第2の絞
り通路29が閉止される。従つて第1弁室18と
送出口23とは第1の絞り通路26のみを介して
連通されるようになり、動力舵取装置24に送出
される圧力流体は第5図の実線で示すように第1
の絞り通路26によつて決定される所定量Q2ま
で減少される。これにより高速走行時において
は、動力舵取装置24への供給流量の減少によつ
て得られる操舵反力を運転者に享受でき、高速安
定性が高められる。
ところで高速走行時に動力舵取装置24が作動
されると、操舵抵抗に応じた圧力が作用し、この
圧力によつてスプール弁17がバイパス通路15
を閉じる方向に変位されるため、スプール弁の変
位に基いて流量を降下させる従来装置において
は、降下された流量が動力舵取装置24の負荷圧
力の上昇に伴つて復帰してしまうが、本発明にお
いては、2つの絞り通路26,29の一方をスプ
ール弁17の変位に関係なく閉止制御するように
した、すなわちポンプ吐出流量の増加によつて得
られる圧力に基いて閉止制御するものであるた
め、動力舵取装置24の負荷圧力の上昇に拘ら
ず、流量降下特性を不変的に保持でき、これによ
つて高速走行時における操舵に反力を付与し、高
速安定性が維持される。
されると、操舵抵抗に応じた圧力が作用し、この
圧力によつてスプール弁17がバイパス通路15
を閉じる方向に変位されるため、スプール弁の変
位に基いて流量を降下させる従来装置において
は、降下された流量が動力舵取装置24の負荷圧
力の上昇に伴つて復帰してしまうが、本発明にお
いては、2つの絞り通路26,29の一方をスプ
ール弁17の変位に関係なく閉止制御するように
した、すなわちポンプ吐出流量の増加によつて得
られる圧力に基いて閉止制御するものであるた
め、動力舵取装置24の負荷圧力の上昇に拘ら
ず、流量降下特性を不変的に保持でき、これによ
つて高速走行時における操舵に反力を付与し、高
速安定性が維持される。
なお、前記制御スプール35に作用するスプリ
ング38の発力の設定により、流量の降下時期を
第5図の2点鎖線で示すように自由に変更でき
る。
ング38の発力の設定により、流量の降下時期を
第5図の2点鎖線で示すように自由に変更でき
る。
以上述べたように本発明は、ポンプより吐出さ
れた圧力流体を供給通路より並列配置された2つ
の絞り通路を介して動力舵取装置に送出するよう
になし、ポンプ回転数の上昇により供給通路を流
れる流量が増加すると、供給通路の流路抵抗によ
つて生ずる圧力差により一方の絞り通路を閉止し
て動力舵取装置に送出する流量を降下せしめるよ
うにしたので、動力舵取装置の負荷圧力に拘らず
流量降下特性を一定不変に保持でき、高速安定性
が高められるようになる。
れた圧力流体を供給通路より並列配置された2つ
の絞り通路を介して動力舵取装置に送出するよう
になし、ポンプ回転数の上昇により供給通路を流
れる流量が増加すると、供給通路の流路抵抗によ
つて生ずる圧力差により一方の絞り通路を閉止し
て動力舵取装置に送出する流量を降下せしめるよ
うにしたので、動力舵取装置の負荷圧力に拘らず
流量降下特性を一定不変に保持でき、高速安定性
が高められるようになる。
しかも本発明によれば、前記制御スプールによ
つて一方の絞り通路を開閉制御するだけであるの
で、小さな圧力差によつて制御スプールを確実に
作動でき、これにより供給通路の流路抵抗を小さ
くしてポンプ負荷の増大を抑制できるようにな
る。
つて一方の絞り通路を開閉制御するだけであるの
で、小さな圧力差によつて制御スプールを確実に
作動でき、これにより供給通路の流路抵抗を小さ
くしてポンプ負荷の増大を抑制できるようにな
る。
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は
流量制御装置の断面図、第2図および第3図は第
1図の―線および―線に沿つてそれぞれ
切断した拡大断面図、第4図は第1図の作動状態
を示す図、第5図はポンプ回転数に対する流量特
性を示す線図である。 10……ポンプハウジング、11……弁収納
穴、12……プラグ、14……供給通路、15…
…バイパス通路、16……圧力室、17……流量
調整用スプール弁、18,19……弁室、20…
…スプリング、21……プレート、23……送出
口、24……動力舵取装置、26,29……絞り
通路、35……制御スプール、36,37……導
入通路、38……スプリング。
流量制御装置の断面図、第2図および第3図は第
1図の―線および―線に沿つてそれぞれ
切断した拡大断面図、第4図は第1図の作動状態
を示す図、第5図はポンプ回転数に対する流量特
性を示す線図である。 10……ポンプハウジング、11……弁収納
穴、12……プラグ、14……供給通路、15…
…バイパス通路、16……圧力室、17……流量
調整用スプール弁、18,19……弁室、20…
…スプリング、21……プレート、23……送出
口、24……動力舵取装置、26,29……絞り
通路、35……制御スプール、36,37……導
入通路、38……スプリング。
Claims (1)
- 1 ポンプより吐出された圧力流体を供給通路よ
り絞り要素を介して動力舵取装置に送出し、余剰
流をバイパス通路の開度を調整する流量調整用ス
プール弁によりポンプの吸入側に還流する動力舵
取用作動流体の流量制御装置にして、前記絞り要
素を並列配置された2つの絞り通路により構成
し、ポンプ回転数の上昇により前記供給通路を流
れる流量が増加したときに該供給通路の流路抵抗
による供給通路の上流側と下流側の差圧に応動し
て前記2つの絞り通路の一方を閉止制御する制御
スプールを設けたことを特徴とする動力舵取用作
動流体の流量制御装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11222679A JPS5634567A (en) | 1979-08-31 | 1979-08-31 | Flow controlling device of working fluid for power steering |
US06/182,580 US4396033A (en) | 1979-08-31 | 1980-08-29 | Flow volume control device for a power assisted steering device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11222679A JPS5634567A (en) | 1979-08-31 | 1979-08-31 | Flow controlling device of working fluid for power steering |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5634567A JPS5634567A (en) | 1981-04-06 |
JPS6210870B2 true JPS6210870B2 (ja) | 1987-03-09 |
Family
ID=14581401
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11222679A Granted JPS5634567A (en) | 1979-08-31 | 1979-08-31 | Flow controlling device of working fluid for power steering |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4396033A (ja) |
JP (1) | JPS5634567A (ja) |
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JP3599812B2 (ja) * | 1995-02-17 | 2004-12-08 | カヤバ工業株式会社 | パワーステアリング装置 |
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DE19747341A1 (de) * | 1997-10-27 | 1999-04-29 | Zahnradfabrik Friedrichshafen | Regeleinrichtung für Verdrängerpumpen |
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KR100842935B1 (ko) * | 2001-12-28 | 2008-07-02 | 주식회사 만도 | 동력조향장치 |
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US3620646A (en) * | 1970-07-01 | 1971-11-16 | Gen Motors Corp | Central hydraulic system for a vehicle |
US4047846A (en) * | 1975-05-19 | 1977-09-13 | Kayabakogyokabushikikaisha | Power-steering pump |
-
1979
- 1979-08-31 JP JP11222679A patent/JPS5634567A/ja active Granted
-
1980
- 1980-08-29 US US06/182,580 patent/US4396033A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5634567A (en) | 1981-04-06 |
US4396033A (en) | 1983-08-02 |
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