JPS62106610A - シ−トコイルの製造方法 - Google Patents
シ−トコイルの製造方法Info
- Publication number
- JPS62106610A JPS62106610A JP24770385A JP24770385A JPS62106610A JP S62106610 A JPS62106610 A JP S62106610A JP 24770385 A JP24770385 A JP 24770385A JP 24770385 A JP24770385 A JP 24770385A JP S62106610 A JPS62106610 A JP S62106610A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pattern
- sheet coil
- resistance value
- coil
- substrate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、小型偏平モータ等に用いられるシートコイル
の製造方法に関する。
の製造方法に関する。
本発明は、エツチング処理あるいはメッキ処理等を長尺
の連続移動される基板に対して行うことにより該基板上
に複数の7−ドコイルパターンを連続的に形成してゆく
シートコイルの製造方法において、基板上にシートコイ
ルパターンの他に抵抗値測定用の端子付きのダミーパタ
ーンを設けるとともにこのダミーパターンの測定位置決
め手段を設け、所望の処理毎にダミーパターンの抵抗値
を測定して、この測定値が所定のものとなるように処理
条件を調節し制御することにより、最終的に得られるシ
ートコイルの抵抗値のばらつきを抑えるものである。
の連続移動される基板に対して行うことにより該基板上
に複数の7−ドコイルパターンを連続的に形成してゆく
シートコイルの製造方法において、基板上にシートコイ
ルパターンの他に抵抗値測定用の端子付きのダミーパタ
ーンを設けるとともにこのダミーパターンの測定位置決
め手段を設け、所望の処理毎にダミーパターンの抵抗値
を測定して、この測定値が所定のものとなるように処理
条件を調節し制御することにより、最終的に得られるシ
ートコイルの抵抗値のばらつきを抑えるものである。
近年において、小型携帯用オーディオ機器やビデオ機器
等に小型モータが多く使用されるようになってきており
、この小型モータとしては、絶縁基板上に導体コイルパ
ターンを形成して成るいわゆるシートコイルを用いるも
のが主流となっている。
等に小型モータが多く使用されるようになってきており
、この小型モータとしては、絶縁基板上に導体コイルパ
ターンを形成して成るいわゆるシートコイルを用いるも
のが主流となっている。
このシートコイルは、一般に、大面積の基板に複数のシ
ートコイルパターンを形成した後、打ち抜き加工等によ
り不要部分を除去して製造されるものであるが、量産性
をさらに高める観点から、近年においては、例えばロー
ル状に巻かれた長尺の基板を連続的に繰り出して、エツ
チング処理部あるいはメッキ処理部等を介して連続移動
させ、コイルパターン形成を連続的に行い、巻き取りロ
ーラに巻き取ったり(いわゆるロールツーロール方式)
、適当な一定の長さに順次切断して次の工程に送ったり
、あるいは長尺基板から直接的にシートコイル部分を打
ち抜いたりするような製造方法が採用されるようになっ
てきている。
ートコイルパターンを形成した後、打ち抜き加工等によ
り不要部分を除去して製造されるものであるが、量産性
をさらに高める観点から、近年においては、例えばロー
ル状に巻かれた長尺の基板を連続的に繰り出して、エツ
チング処理部あるいはメッキ処理部等を介して連続移動
させ、コイルパターン形成を連続的に行い、巻き取りロ
ーラに巻き取ったり(いわゆるロールツーロール方式)
、適当な一定の長さに順次切断して次の工程に送ったり
、あるいは長尺基板から直接的にシートコイル部分を打
ち抜いたりするような製造方法が採用されるようになっ
てきている。
一方、モータ等のより小型化を図るためには、ノートコ
イルパターンのコイル部断面の面積をなるべく大きく、
いわゆる占積率を大きくとることが重要であシ、このた
め本件出願人は先に、特願昭60−94883号、特願
昭60−94884号、特願昭60−94885号等に
おいて、コイルパターンの厚みが厚く、占積率の大きな
回路パターン形成方法を提案している。このような占積
率の大きなコイルパターンを形成する場合には、製造ニ
ー程中のエツチング処理やメッキ処理の管理に精度が要
求される。
イルパターンのコイル部断面の面積をなるべく大きく、
いわゆる占積率を大きくとることが重要であシ、このた
め本件出願人は先に、特願昭60−94883号、特願
昭60−94884号、特願昭60−94885号等に
おいて、コイルパターンの厚みが厚く、占積率の大きな
回路パターン形成方法を提案している。このような占積
率の大きなコイルパターンを形成する場合には、製造ニ
ー程中のエツチング処理やメッキ処理の管理に精度が要
求される。
ところで、一般にフートコイルの製造の際には、エツチ
ング処理工程とメッキ処理工程においてノートコイルの
抵抗が略決定されてしまう。したがって、常に同一の処
理条件でこれらの工程が進行すればコイル抵抗にばらつ
きが生じないわけであるが、現実にはエツチング液やメ
ッキ液の劣化、あるいは温度変化による処理条件の変化
等が存在するため、製造された/−トコイルの抵抗値に
基準値からのばらつきが生じてしまう。また、エツチン
グ液が同一条件に保たれても、レジスト塗布条件や露光
・現像条件の変動によってエツチングパターン寸法等に
変動を生じ、メッキ液が同一条件に保たれても、長尺基
板の先端部や後端部の処理時と途中部分の処理時とでメ
ッキ面積が異なるため、電流密度に差が生じ、パターン
断面積が変動してしまう。さらに上述のようなパターン
断面の占積率が大きなフートコイルを製造する際には、
メッキ時間が長く、隣接パターン間隔が狭いため、上記
各処理条件の変動による悪影響が大きく、何らかの処理
条件管理が必要とされる。
ング処理工程とメッキ処理工程においてノートコイルの
抵抗が略決定されてしまう。したがって、常に同一の処
理条件でこれらの工程が進行すればコイル抵抗にばらつ
きが生じないわけであるが、現実にはエツチング液やメ
ッキ液の劣化、あるいは温度変化による処理条件の変化
等が存在するため、製造された/−トコイルの抵抗値に
基準値からのばらつきが生じてしまう。また、エツチン
グ液が同一条件に保たれても、レジスト塗布条件や露光
・現像条件の変動によってエツチングパターン寸法等に
変動を生じ、メッキ液が同一条件に保たれても、長尺基
板の先端部や後端部の処理時と途中部分の処理時とでメ
ッキ面積が異なるため、電流密度に差が生じ、パターン
断面積が変動してしまう。さらに上述のようなパターン
断面の占積率が大きなフートコイルを製造する際には、
メッキ時間が長く、隣接パターン間隔が狭いため、上記
各処理条件の変動による悪影響が大きく、何らかの処理
条件管理が必要とされる。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり
、ノートコイル製造の際のエツチング処理やメッキ処理
等の処理条件管理が合理的に行え、製造されたシートコ
イルの抵抗値のばらつきを有効に抑えることの可能なノ
ートコイルの製造方法を提供することを目的とする。
、ノートコイル製造の際のエツチング処理やメッキ処理
等の処理条件管理が合理的に行え、製造されたシートコ
イルの抵抗値のばらつきを有効に抑えることの可能なノ
ートコイルの製造方法を提供することを目的とする。
上述の問題点を解決するために、本発明に係るシートコ
イルの製造方法は、シートコイルパターンが形成される
長尺の基板を、少なくともエツチング処理部またはメッ
キ処理部を含む処理部に沿って連続的に移動させながら
それぞれの処理を施すことによって、該基板上に複数の
シートコイルパターンを連続的に形成し、これらのンー
トコイルパターン形成領域以外の部分を除去してシート
コイルを製造する方法において、上記基板の移動方向に
沿って所定の間隔をもって、上記シートコイルパターン
の他に端子を有する抵抗値測定用の複数のダミーパター
ンと、これらのダミーパターンの測定位置合せのだめの
複数の位置決め孔等の位置決め手段とを設け、上記ダミ
ーパターンの抵抗値を上記各処理部による任意の処理毎
に測定し、この測定値に応じて少なくともエツチング処
理、メッキ処理の処理条件を調整して所定の抵抗値が得
られるように制御することヲ嶋畝としている。
イルの製造方法は、シートコイルパターンが形成される
長尺の基板を、少なくともエツチング処理部またはメッ
キ処理部を含む処理部に沿って連続的に移動させながら
それぞれの処理を施すことによって、該基板上に複数の
シートコイルパターンを連続的に形成し、これらのンー
トコイルパターン形成領域以外の部分を除去してシート
コイルを製造する方法において、上記基板の移動方向に
沿って所定の間隔をもって、上記シートコイルパターン
の他に端子を有する抵抗値測定用の複数のダミーパター
ンと、これらのダミーパターンの測定位置合せのだめの
複数の位置決め孔等の位置決め手段とを設け、上記ダミ
ーパターンの抵抗値を上記各処理部による任意の処理毎
に測定し、この測定値に応じて少なくともエツチング処
理、メッキ処理の処理条件を調整して所定の抵抗値が得
られるように制御することヲ嶋畝としている。
シートコイルパターン形成領域以外の部分に設けられた
端子付きのダミーパターンを用いて、エツチング処理や
メッキ処理等の処理毎の抵抗値を測定し、この測定抵抗
値が目標とする抵抗値となるように処理条件を制御する
ことにより、最終的に得られたシートコイルの抵抗値の
ばらつきを小さく抑えることができる。また、上記ダミ
ーパターンは、最終的な製品としてのシートコイルを得
る際に、不要部として除去される部分に形成されている
ため、製品自体に何らの悪影響も与えることがない。
端子付きのダミーパターンを用いて、エツチング処理や
メッキ処理等の処理毎の抵抗値を測定し、この測定抵抗
値が目標とする抵抗値となるように処理条件を制御する
ことにより、最終的に得られたシートコイルの抵抗値の
ばらつきを小さく抑えることができる。また、上記ダミ
ーパターンは、最終的な製品としてのシートコイルを得
る際に、不要部として除去される部分に形成されている
ため、製品自体に何らの悪影響も与えることがない。
第1図は、本発明の一実施例となるシートコイルの製造
方法を説明するだめの模式図である。
方法を説明するだめの模式図である。
この第1図において、シートコイルパターンを形成しよ
うとする数十m以上もの長尺の基板1は、例えば銅箔等
の導電層が被着形成されたフレキシブル基板がロール状
に巻かれたもの(図示せず)から、順次連続的に供給さ
れ、ローラ2等によシ矢印A方向に移動させられている
。この連続移動される基板1に対して、パターンエツチ
ング処理やメッキ処理等が施されることによって、シー
トコイルパターン3が形成される。第1図の処理槽4は
、これらのエツチング処理やメッキ処理等を施すだめの
処理液5が収納されているものであり、このような処理
槽4が基板1の移動方向Aに沿って例えば複数箇所配設
されている。
うとする数十m以上もの長尺の基板1は、例えば銅箔等
の導電層が被着形成されたフレキシブル基板がロール状
に巻かれたもの(図示せず)から、順次連続的に供給さ
れ、ローラ2等によシ矢印A方向に移動させられている
。この連続移動される基板1に対して、パターンエツチ
ング処理やメッキ処理等が施されることによって、シー
トコイルパターン3が形成される。第1図の処理槽4は
、これらのエツチング処理やメッキ処理等を施すだめの
処理液5が収納されているものであり、このような処理
槽4が基板1の移動方向Aに沿って例えば複数箇所配設
されている。
基板1上には、複数のシートコイルパターン3が数列に
面付けされている。このシートコイルパターン3は、全
体として略環状(ドーナツ状)のパターン形成領域内に
、モータの極数や相数等に応じたコイルが配されて構成
されており、最終的な製品としては、第2図や第3図に
示すように、中心部が打ち抜き等により除去されて中心
孔6となっている。なお、第2図は渦巻状パターンのコ
イルγAを有するシートコイル8Aの一例を、また第3
図は波型パターンのコイルγBを有するシートコイル8
Bの一例を示している。
面付けされている。このシートコイルパターン3は、全
体として略環状(ドーナツ状)のパターン形成領域内に
、モータの極数や相数等に応じたコイルが配されて構成
されており、最終的な製品としては、第2図や第3図に
示すように、中心部が打ち抜き等により除去されて中心
孔6となっている。なお、第2図は渦巻状パターンのコ
イルγAを有するシートコイル8Aの一例を、また第3
図は波型パターンのコイルγBを有するシートコイル8
Bの一例を示している。
ここで本実施例においては、基板1上のシートコイルパ
ターン3の形成領域以外の部分、例えばコイルの中心部
に、抵抗値測定用のダミーパターン10が配されている
。このダミーパターン10の具体的な形状としては、第
4図に示すような渦巻状(スパイラル状、螺旋状)の導
体路部11Sと、中心位置のランド部あるいは端子部1
2Sとから成り、導体路部11Sの一端は端子部12S
に接続され、他端はシートコイルパターン3の内側の一
部に接続されている。また、シートコイルパターン3の
外側の一部は、コイルパターン形成領域の外側導体部1
3に接続されている。第1図の例も、この第4図に示す
ようなダミーパターン10が形成されているものとする
。
ターン3の形成領域以外の部分、例えばコイルの中心部
に、抵抗値測定用のダミーパターン10が配されている
。このダミーパターン10の具体的な形状としては、第
4図に示すような渦巻状(スパイラル状、螺旋状)の導
体路部11Sと、中心位置のランド部あるいは端子部1
2Sとから成り、導体路部11Sの一端は端子部12S
に接続され、他端はシートコイルパターン3の内側の一
部に接続されている。また、シートコイルパターン3の
外側の一部は、コイルパターン形成領域の外側導体部1
3に接続されている。第1図の例も、この第4図に示す
ようなダミーパターン10が形成されているものとする
。
なお、このコイル中心部に形成されるダミーパターン1
0としては、第4図の渦巻状ダミーパターン10Sの他
にも、例えば第5図に示すようなコイル状パターン10
C1第6図に示すような蛇行パターン10Z1あるいは
第7図に示すような角型渦巻パターン形状H等としても
よく、要は、抵抗測定が容易に行なえるように、上記導
体路部の全長がなるべく長いパターンが好ましい。
0としては、第4図の渦巻状ダミーパターン10Sの他
にも、例えば第5図に示すようなコイル状パターン10
C1第6図に示すような蛇行パターン10Z1あるいは
第7図に示すような角型渦巻パターン形状H等としても
よく、要は、抵抗測定が容易に行なえるように、上記導
体路部の全長がなるべく長いパターンが好ましい。
この他、上記シートコイルパターン3の形成領域の外側
部分に上記ダミーパターンを設けてもよい。例えば第8
図に示すダミーパターンIOWは、基板1の幅方向の全
長にわたって往復するパターン形状の導体路部11Wと
、この導体路部11Wの一端に接続された端子部12W
とから成り、導体路部11Wの他端は外側導体部13に
接続されている。また、第9図に示すダミーパターンI
OQは、4個のシートコイルパターン3にて囲まれた部
分に配されておシ、角型渦巻状の導体路部11Qと、中
心部の端子部12Qとから成っている。
部分に上記ダミーパターンを設けてもよい。例えば第8
図に示すダミーパターンIOWは、基板1の幅方向の全
長にわたって往復するパターン形状の導体路部11Wと
、この導体路部11Wの一端に接続された端子部12W
とから成り、導体路部11Wの他端は外側導体部13に
接続されている。また、第9図に示すダミーパターンI
OQは、4個のシートコイルパターン3にて囲まれた部
分に配されておシ、角型渦巻状の導体路部11Qと、中
心部の端子部12Qとから成っている。
さらに、基板1には、上記ダミーパターン10の測定位
置合せのだめの位置決め孔15がダミーパターン10に
対して一定の位置関係をもって穿設されている。
置合せのだめの位置決め孔15がダミーパターン10に
対して一定の位置関係をもって穿設されている。
このようなダミーパターン10に対して、上記エツチン
グ処理やメッキ処理等のうちの処理条件を管理しようと
する処理毎に必要に応じて抵抗値測定が行われる。例え
ば、第1図の例においては、処理槽4によるエツチング
あるいはメッキ等の処理が施された直後の位置に抵抗測
定ヘッド部21が配設されており、基板1に穿設された
位置決め孔15を例えば光学的検出手段としての発光素
子22および受光素子23により検出し、この検出タイ
ミングで抵抗測定ヘッド部21の探針あるいは接触子2
4を第10図に示すようにダミーパターン10の端子部
11およびコイルパターン形成領域外の導体部13に接
触させて抵抗測定を行っている。この測定に際しては、
被測定ダミーパターン10に対応する第11図の抵抗R
の一端が開放状態となっているため、正確な測定が可能
である。
グ処理やメッキ処理等のうちの処理条件を管理しようと
する処理毎に必要に応じて抵抗値測定が行われる。例え
ば、第1図の例においては、処理槽4によるエツチング
あるいはメッキ等の処理が施された直後の位置に抵抗測
定ヘッド部21が配設されており、基板1に穿設された
位置決め孔15を例えば光学的検出手段としての発光素
子22および受光素子23により検出し、この検出タイ
ミングで抵抗測定ヘッド部21の探針あるいは接触子2
4を第10図に示すようにダミーパターン10の端子部
11およびコイルパターン形成領域外の導体部13に接
触させて抵抗測定を行っている。この測定に際しては、
被測定ダミーパターン10に対応する第11図の抵抗R
の一端が開放状態となっているため、正確な測定が可能
である。
ここで、第1図の抵抗測定ヘッド部21は、例えばいわ
ゆるデジポル等の抵抗測定器25に接続されており、こ
の抵抗測定器25からの測定出力データ信号がインター
フェース等を介して処理条件管理用のいわゆるマイクロ
コンビュータンステム26に送られている。また、上記
測定位置検出用の受光素子23からの出力がマイクロコ
ンビエータシステム26に送られている。マイクロコン
ピュータシステム26においては、例えば第12図に示
すような管理特性曲線等に応じた演算処理が行われる。
ゆるデジポル等の抵抗測定器25に接続されており、こ
の抵抗測定器25からの測定出力データ信号がインター
フェース等を介して処理条件管理用のいわゆるマイクロ
コンビュータンステム26に送られている。また、上記
測定位置検出用の受光素子23からの出力がマイクロコ
ンビエータシステム26に送られている。マイクロコン
ピュータシステム26においては、例えば第12図に示
すような管理特性曲線等に応じた演算処理が行われる。
この第12図においては、−例としてメッキ処理条件管
理のだめの特性曲線が示されており、縦軸に測定された
抵抗値、横軸にメッキ処理時間をそれぞれとっている。
理のだめの特性曲線が示されており、縦軸に測定された
抵抗値、横軸にメッキ処理時間をそれぞれとっている。
そして、目標とするメッキ被着膜厚に対応する目標抵抗
値R8のときのメッキ処理時間T、に対して、現在測定
された抵抗値がRXのときのメッキ処理時間はTxに相
当することにな9、これらの時間ToとTXとの誤差に
相当する分だけ例えばメッキ処理時間を増大させるよう
に、ローラ2等による基板1の矢印A方向への移送速度
を制御するわけである。すなわち、マイクロコンピュー
タシステム26からの制御出力信号は、制御駆動回路2
7等を介してローラ回転駆動モータ等(図示せず)に送
られ、上述のような制御が実行される。
値R8のときのメッキ処理時間T、に対して、現在測定
された抵抗値がRXのときのメッキ処理時間はTxに相
当することにな9、これらの時間ToとTXとの誤差に
相当する分だけ例えばメッキ処理時間を増大させるよう
に、ローラ2等による基板1の矢印A方向への移送速度
を制御するわけである。すなわち、マイクロコンピュー
タシステム26からの制御出力信号は、制御駆動回路2
7等を介してローラ回転駆動モータ等(図示せず)に送
られ、上述のような制御が実行される。
なお、上述の第1図の例における抵抗測定箇所は、処理
槽4による処理の直後の位置としていたが、この他、処
理前、処理中等であってもよく、例えば第13図に示す
ように、メッキ処理槽4Mによるメッキ処理の直前位置
Pa、途中位置pbおよび直後位置Pcの3箇所で抵抗
測定を行わせるようにしてもよい。
槽4による処理の直後の位置としていたが、この他、処
理前、処理中等であってもよく、例えば第13図に示す
ように、メッキ処理槽4Mによるメッキ処理の直前位置
Pa、途中位置pbおよび直後位置Pcの3箇所で抵抗
測定を行わせるようにしてもよい。
また、処理条件管理のだめの調整対象あるいは制御対象
としては、ローラ2による基板移送速度以外に、処理槽
や処理室等の温度、処理液や処理ガス等の濃度、あるい
はエツチング処理前のレジスト膜塗布膜厚や露光社、現
像処理時間、現像液濃度、温度等、さらに電解メッキ処
理時の電流。
としては、ローラ2による基板移送速度以外に、処理槽
や処理室等の温度、処理液や処理ガス等の濃度、あるい
はエツチング処理前のレジスト膜塗布膜厚や露光社、現
像処理時間、現像液濃度、温度等、さらに電解メッキ処
理時の電流。
電圧値等が挙げられ、いずれも目標とする抵抗値が得ら
れるように調整、制御することは勿論である。
れるように調整、制御することは勿論である。
以上のようにして基板1上にシートコイルパターン3が
形成された後に、打ち抜き加工等によりパターン形成領
域の外側境界部および中心側境界部が切断されて、最終
的に第2図や第3図等に示したようなシートコイル8が
形成される3)ここで、シートコイルパターン3の中心
部を打ち抜き加工する際には、第14図に示すように中
心部打ち抜き前の半製品状態の複数枚のシートコイル8
′を接着剤や絶縁フィルム18を介して積層してプレス
し、これらの複数枚のシートコイル8′の中心部を同時
に打ち抜くことが多いが、このとき、ダミーパターン1
0が上記中心部に形成されていないと、第15図に示す
ように、上記積層時に中心部に空気溜り(エア溜り)が
形成されてしまい、段差が生じて、均一のプレス圧が得
られない等の悪影響がある。これに対して、第1図や第
4図ないし第7図に示す例のように、シートコイルパタ
ーン3の中心部にダミーパターン10が形成されていれ
ば、プレス時に均一のプレス圧が得られ、エア溜りも無
くなる。
形成された後に、打ち抜き加工等によりパターン形成領
域の外側境界部および中心側境界部が切断されて、最終
的に第2図や第3図等に示したようなシートコイル8が
形成される3)ここで、シートコイルパターン3の中心
部を打ち抜き加工する際には、第14図に示すように中
心部打ち抜き前の半製品状態の複数枚のシートコイル8
′を接着剤や絶縁フィルム18を介して積層してプレス
し、これらの複数枚のシートコイル8′の中心部を同時
に打ち抜くことが多いが、このとき、ダミーパターン1
0が上記中心部に形成されていないと、第15図に示す
ように、上記積層時に中心部に空気溜り(エア溜り)が
形成されてしまい、段差が生じて、均一のプレス圧が得
られない等の悪影響がある。これに対して、第1図や第
4図ないし第7図に示す例のように、シートコイルパタ
ーン3の中心部にダミーパターン10が形成されていれ
ば、プレス時に均一のプレス圧が得られ、エア溜りも無
くなる。
このようにして得られたシートコイルによれば、上述の
処理条件管理を行わない場合のコイル抵抗値のばらつき
が、ロフト毎で約24%、ロット間では約33係にも達
していたのに対し、上述したような主としてローラによ
る基板移送速度制御による処理条件管理を行うことによ
って、ロット毎では約3%に、またロット間でも約7チ
に低減できた。さらに、基板移送速度以外の処理条件管
理を併用することによって、抵抗値のばらつきをさらに
低減することも可能である。
処理条件管理を行わない場合のコイル抵抗値のばらつき
が、ロフト毎で約24%、ロット間では約33係にも達
していたのに対し、上述したような主としてローラによ
る基板移送速度制御による処理条件管理を行うことによ
って、ロット毎では約3%に、またロット間でも約7チ
に低減できた。さらに、基板移送速度以外の処理条件管
理を併用することによって、抵抗値のばらつきをさらに
低減することも可能である。
以上の説明からも明らかなように、シートコイル製造工
程中の例えばエツチング処理やメッキ処理等の条件を、
ダミーパターンを利用して測定された抵抗値に応じて調
整し、目標とする抵抗値となるように制御することによ
って、最終的に得られたシートコイルの抵抗値のばらつ
きを小さく抑えることができる。また、ダミーパターン
は、最終製品としてのシートコイルを得る際に除去され
る部分でラシ、製品に何らの悪影響も与えることがない
。さらに、シートコイルパターンの中央部にダミーパタ
ーンを配設した場合には、複数枚の半製品/−トコイル
を積層してプレスする際のプレス圧が均一に得られ、エ
ア溜りも無くすことができる。
程中の例えばエツチング処理やメッキ処理等の条件を、
ダミーパターンを利用して測定された抵抗値に応じて調
整し、目標とする抵抗値となるように制御することによ
って、最終的に得られたシートコイルの抵抗値のばらつ
きを小さく抑えることができる。また、ダミーパターン
は、最終製品としてのシートコイルを得る際に除去され
る部分でラシ、製品に何らの悪影響も与えることがない
。さらに、シートコイルパターンの中央部にダミーパタ
ーンを配設した場合には、複数枚の半製品/−トコイル
を積層してプレスする際のプレス圧が均一に得られ、エ
ア溜りも無くすことができる。
なお、本発明は、上述の実施例のみに限定されるもので
はなく、例えば、位置決め孔の代りに、導体を部分的に
パターン形成してマーカを設けるようにしてもよい。
はなく、例えば、位置決め孔の代りに、導体を部分的に
パターン形成してマーカを設けるようにしてもよい。
第1図は本発明の一実施例を説明するだめの模式図、第
2図および第3図はシートコイルのそれぞれ異なる例を
示す概略平面図、第4図ないし第7図はシートコイルパ
ターンの中央部に設けられたダミーパターンのそれぞれ
異なる例を示す概略平面図、第8図および第9図は抵抗
測定用のダミーパターンのそれぞれ異なる他の例を示す
概略平面図、第10図は抵抗測定動作を説明するだめの
概略斜視図、第11図は測定される抵抗の等価回路を概
略的に示す図、第12図は処理条件管理のだめの管理特
性曲線の一例を示すグラフ、第13図は抵抗測定位置の
他の具体例を示す概略斜視図、第14図および第15図
は複数枚の半製品シートコイルを積層した状態のそれぞ
れ異なる例を示す概略断面図である。 1・・・MN 3・・・シートコイルパター
ン4・・・処理槽 5・・・処理液8・・・シー
トコイル 10・・・ダミーパターン12・・・端子部
15・・・位置決め孔21・・・抵抗測定ヘッド
部 22・・・発光素子 23・・・位置検出用受光素子
25・・・抵抗測定器 26・・マイクロコンピュータシステム27・・制御駆
動回路
2図および第3図はシートコイルのそれぞれ異なる例を
示す概略平面図、第4図ないし第7図はシートコイルパ
ターンの中央部に設けられたダミーパターンのそれぞれ
異なる例を示す概略平面図、第8図および第9図は抵抗
測定用のダミーパターンのそれぞれ異なる他の例を示す
概略平面図、第10図は抵抗測定動作を説明するだめの
概略斜視図、第11図は測定される抵抗の等価回路を概
略的に示す図、第12図は処理条件管理のだめの管理特
性曲線の一例を示すグラフ、第13図は抵抗測定位置の
他の具体例を示す概略斜視図、第14図および第15図
は複数枚の半製品シートコイルを積層した状態のそれぞ
れ異なる例を示す概略断面図である。 1・・・MN 3・・・シートコイルパター
ン4・・・処理槽 5・・・処理液8・・・シー
トコイル 10・・・ダミーパターン12・・・端子部
15・・・位置決め孔21・・・抵抗測定ヘッド
部 22・・・発光素子 23・・・位置検出用受光素子
25・・・抵抗測定器 26・・マイクロコンピュータシステム27・・制御駆
動回路
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 シートコイルパターンが形成される長尺の基板を、少な
くともエッチング処理部またはメッキ処理部を含む処理
部に沿って連続的に移動させながらそれぞれの処理を施
すことによって、該基板上に複数のシートコイルパター
ンを連続的に形成し、これらのシートコイルパターン形
成領域以外の部分を除去してシートコイルを製造する方
法において、 上記基板の移動方向に沿って所定の間隔をもって、上記
シートコイルパターンの他に端子を有する抵抗値測定用
の複数のダミーパターンと、これらのダミーパターンの
測定位置合せのための複数の位置決め手段とを設け、 上記ダミーパターンの抵抗値を上記各処理部による任意
の処理毎に測定し、この測定値に応じて少なくともエッ
チング処理、メッキ処理の処理条件を調整して所定の抵
抗値が得られるように制御することを特徴とするシート
コイルの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24770385A JPS62106610A (ja) | 1985-11-05 | 1985-11-05 | シ−トコイルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24770385A JPS62106610A (ja) | 1985-11-05 | 1985-11-05 | シ−トコイルの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62106610A true JPS62106610A (ja) | 1987-05-18 |
Family
ID=17167398
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24770385A Pending JPS62106610A (ja) | 1985-11-05 | 1985-11-05 | シ−トコイルの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62106610A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003257744A (ja) * | 2002-03-01 | 2003-09-12 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 磁性素子及びその製造方法並びにそれを用いた電源モジュール |
WO2014046013A1 (ja) * | 2012-09-20 | 2014-03-27 | 株式会社 豊田自動織機 | 平面コイル、トランスおよび平面コイルの製造方法 |
JP2016072407A (ja) * | 2014-09-30 | 2016-05-09 | 株式会社村田製作所 | 電子部品の製造方法 |
-
1985
- 1985-11-05 JP JP24770385A patent/JPS62106610A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003257744A (ja) * | 2002-03-01 | 2003-09-12 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 磁性素子及びその製造方法並びにそれを用いた電源モジュール |
WO2014046013A1 (ja) * | 2012-09-20 | 2014-03-27 | 株式会社 豊田自動織機 | 平面コイル、トランスおよび平面コイルの製造方法 |
JP2014063838A (ja) * | 2012-09-20 | 2014-04-10 | Toyota Industries Corp | 平面コイルの中間体および平面コイルの製造方法 |
JP2016072407A (ja) * | 2014-09-30 | 2016-05-09 | 株式会社村田製作所 | 電子部品の製造方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1895820B1 (en) | Wired circuit board and production method thereof | |
US10028370B2 (en) | Suspension board and load beam combination including a positioning reference hole and a reinforcing layer | |
KR100467839B1 (ko) | 인쇄회로기판을 사용한 미약자계 감지용 센서 및 그 제조방법 | |
KR100432661B1 (ko) | 인쇄회로기판 기술을 이용한 미약자계 감지용 센서 및 그제조방법 | |
KR20040061603A (ko) | 인쇄회로기판 기술을 이용한 미약자계 감지용 센서 및 그제조 방법 | |
JP5444245B2 (ja) | 薄膜フラックスゲートセンサー | |
JP2005333028A (ja) | 配線回路基板 | |
EP1883283B1 (en) | Wired Circuit Board | |
KR100432662B1 (ko) | 인쇄회로기판 기술을 이용한 미약자계 감지용 센서 및 그제조방법 | |
JP3520186B2 (ja) | フィルムキャリアテープの製造方法、フィルムキャリアテープの製造装置 | |
JPS62106610A (ja) | シ−トコイルの製造方法 | |
US20100155113A1 (en) | Wired circuit board assembly sheet | |
JP2007059627A (ja) | Tab用テープキャリアの製造方法 | |
KR20220027835A (ko) | 생체의료 센서용 밴드 제조 공정 및 그 공정에 따라 생산된 밴드 | |
JP2014045221A (ja) | フレキシブルプリント配線板シートの製造方法 | |
JPH09205281A (ja) | 多層プリント配線板の内層回路パターンずれ検査方法 | |
CN211531420U (zh) | 一种易于准确测量阻抗的柔性线路板 | |
JP2003241392A (ja) | スケール製作方法及びその装置 | |
JPH07235229A (ja) | フラットケーブルのスリット方法 | |
KR100584979B1 (ko) | 인쇄회로기판 기술을 이용한 미약자계 감지용 센서 및 그제조방법 | |
JPS62138036A (ja) | モ−タ−用配線基板の製造方法 | |
JPH114082A (ja) | 印刷配線板の製造方法 | |
JP2002198633A (ja) | エッチングばらつき検査方法および検査装置 | |
CN115515330A (zh) | 一种手机震动马达电路板制作方法 | |
JPH11354906A (ja) | フレキシブル回路基板の製造装置 |