JPS62101502A - タイヤ外皮 - Google Patents
タイヤ外皮Info
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- JPS62101502A JPS62101502A JP61251572A JP25157286A JPS62101502A JP S62101502 A JPS62101502 A JP S62101502A JP 61251572 A JP61251572 A JP 61251572A JP 25157286 A JP25157286 A JP 25157286A JP S62101502 A JPS62101502 A JP S62101502A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cellulose
- fiber
- tire
- degree
- carcass ply
- Prior art date
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- Granted
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C9/00—Reinforcements or ply arrangement of pneumatic tyres
- B60C9/02—Carcasses
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08B—POLYSACCHARIDES; DERIVATIVES THEREOF
- C08B16/00—Regeneration of cellulose
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C9/00—Reinforcements or ply arrangement of pneumatic tyres
- B60C9/0042—Reinforcements made of synthetic materials
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L2205/00—Polymer mixtures characterised by other features
- C08L2205/14—Polymer mixtures characterised by other features containing polymeric additives characterised by shape
- C08L2205/16—Fibres; Fibrils
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T152/00—Resilient tires and wheels
- Y10T152/10—Tires, resilient
- Y10T152/10495—Pneumatic tire or inner tube
- Y10T152/10855—Characterized by the carcass, carcass material, or physical arrangement of the carcass materials
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- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
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- Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
- Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
- Reciprocating Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はタイヤ外皮、特にセルローズファイバをもって
製造されたタイヤ外皮に関するものである。
製造されたタイヤ外皮に関するものである。
出願人の特許ＰＣＴ／１９８５１０００６５は、下記の
ようにして作られる再生セルローズファイバを記載して
いる。
ようにして作られる再生セルローズファイバを記載して
いる。
一セルローズのエステル基を含有する少なくとも１種の
セルローズ誘導体を主成分とし、これらのエステル基の
少なくとも一部はギ酸塩基とし、溶液中の単数または罠
数のセルローズ誘導体の濃度は少なくとも１０．２重回
％に等しく、単数または複数のセルローズ誘導体中のセ
ルローズ重合度ＤＰは１５０以上、１５００以下とする
溶液を製造し、この溶液は例えばギ酸またはオルトリン
酸塩によるセルローズの直接溶解によって製造される。
セルローズ誘導体を主成分とし、これらのエステル基の
少なくとも一部はギ酸塩基とし、溶液中の単数または罠
数のセルローズ誘導体の濃度は少なくとも１０．２重回
％に等しく、単数または複数のセルローズ誘導体中のセ
ルローズ重合度ＤＰは１５０以上、１５００以下とする
溶液を製造し、この溶液は例えばギ酸またはオルトリン
酸塩によるセルローズの直接溶解によって製造される。
一ファイバを得るため、例えば“エアスペース”技術（
ドライ ジェット−ウェット法）によってこの溶液を変
換する。
ドライ ジェット−ウェット法）によってこの溶液を変
換する。
一セルローズのギ酸塩基の置換度ＤＳがゼロまたは２％
以下となるように、このファイバのセルローズを再生す
る。
以下となるように、このファイバのセルローズを再生す
る。
このファイバは、高い靭性Ｔと初期モジュールＭＬとを
特徴としている。
特徴としている。
出願人は、タイヤカーカスのためにこの再生セルローズ
ファイバを使用すればタイヤ外皮の転勤抵抗を予想外に
低下させうる事を発見した。
ファイバを使用すればタイヤ外皮の転勤抵抗を予想外に
低下させうる事を発見した。
従って、本発明は少なくとも１枚のカーカスプライを有
するタイヤ外皮において、このカーカスプライは少なく
とも部分的に再生セルローズファイバから成り、このフ
ァイバは、セルローズおよび／またはセルローズのエス
テル基を含む少なくとも１種のセルローズ誘導体を主成
分とする単数または複数のフィラメントによって構成さ
れ、このエステル基の少なくとも一部はギ酸塩基であり
、このファイバは下記の特性を存し、 ａ） セルローズのギ酸塩基置換度ＤＳはゼロまたは２
％以下とし、セルローズの重合度ＤＰは１５０以上、１
５００以下とし、 ｂ） セルローズの重合度ＤＰ、ファイバの靭性Ｔおよ
び初期モジュールＭｉは下記の式を満たし、ここにＴと
ＭｉはｃＮ／ｔｅｘで表され、ＤＰ＜ ２００に対し
て、Ｔ〉２０およびＭｉ＞ １８００゜２００≦ＤＰ
＜３００に対して、Ｔ〉３０およびＸｉ＞２０００ 。
するタイヤ外皮において、このカーカスプライは少なく
とも部分的に再生セルローズファイバから成り、このフ
ァイバは、セルローズおよび／またはセルローズのエス
テル基を含む少なくとも１種のセルローズ誘導体を主成
分とする単数または複数のフィラメントによって構成さ
れ、このエステル基の少なくとも一部はギ酸塩基であり
、このファイバは下記の特性を存し、 ａ） セルローズのギ酸塩基置換度ＤＳはゼロまたは２
％以下とし、セルローズの重合度ＤＰは１５０以上、１
５００以下とし、 ｂ） セルローズの重合度ＤＰ、ファイバの靭性Ｔおよ
び初期モジュールＭｉは下記の式を満たし、ここにＴと
ＭｉはｃＮ／ｔｅｘで表され、ＤＰ＜ ２００に対し
て、Ｔ〉２０およびＭｉ＞ １８００゜２００≦ＤＰ
＜３００に対して、Ｔ〉３０およびＸｉ＞２０００ 。
３００≦ＤＰ（４０Ｑに対して、Ｔ〉４０および旧）２
４００ 。
４００ 。
４００≦ＤＰ４５００に対して、Ｔ〉６０およびＭｉ＞
２８００とし、 Ｃ） 各フィラメントは、相互に嵌合した複数層によっ
て少なくとも部分的に構成され、各層において光学方向
と結晶方向がフィラメント軸線に沿って疑似周期的に変
動するようにしたタイヤ外皮に関するものである。
２８００とし、 Ｃ） 各フィラメントは、相互に嵌合した複数層によっ
て少なくとも部分的に構成され、各層において光学方向
と結晶方向がフィラメント軸線に沿って疑似周期的に変
動するようにしたタイヤ外皮に関するものである。
以下、本発明を図面に示す実施例について詳細に説明す
る。
る。
図面において、タイヤ外皮１を示す。このタイヤ外皮１
はクラウン２と、両サイドウオール３と、両側のビード
４とを含み、このタイヤ外皮１はタイヤリム５の上に載
置される。このクラウン２は、２枚の重ね合わされたブ
ライ７．８から成るブレーカ６によって補強され、これ
らの各ブライは補強線材９を含む。各ビード４はビード
ワイヤ１０によって補強されている。タイヤ外皮１は、
公知のように各ビード４のビードワイヤ１０の周囲に巻
き付けられて一方のビード４から他方のビード４まで延
在するカーカスプライ１１を含み、このカーカスプライ
は放射方向である。ブライ７はブライ８の下方に、この
ブライ８とカーカスプライ１１との間に配置される。
はクラウン２と、両サイドウオール３と、両側のビード
４とを含み、このタイヤ外皮１はタイヤリム５の上に載
置される。このクラウン２は、２枚の重ね合わされたブ
ライ７．８から成るブレーカ６によって補強され、これ
らの各ブライは補強線材９を含む。各ビード４はビード
ワイヤ１０によって補強されている。タイヤ外皮１は、
公知のように各ビード４のビードワイヤ１０の周囲に巻
き付けられて一方のビード４から他方のビード４まで延
在するカーカスプライ１１を含み、このカーカスプライ
は放射方向である。ブライ７はブライ８の下方に、この
ブライ８とカーカスプライ１１との間に配置される。
−例として、タイヤ外皮１は下記の特性を有する。
一寸法：１３５Ｘ１３．下記のすべての寸法について、
このタイヤ外皮はタイヤリム５上に載置され、１．９バ
ールの正規使用圧まで膨らまされている。
このタイヤ外皮はタイヤリム５上に載置され、１．９バ
ールの正規使用圧まで膨らまされている。
一ブレ〜力６：ブライ７，８はそれぞれ鋼のコード９か
ら成り、各コード９は直径０．２３ｍ＋＊の４本の鋼線
材を含み、これらの線材は１０ｍｍのピッチで相互に撚
り合わされまた３、５印のピッチでタガを備える。各プ
ライ内部において、コード９は付図においてｘｘ’で示
された赤道面に対して約２０°の角度を成し、ブライ７
゜８は公知のように交差している。すなわちこれらのブ
ライの角度は反対方向にある。放射断面において測定さ
れたブライ７．８の幅はそれぞれ約９５ｍｍと８５ｍｍ
である。ブライ７．８の中のコード９の配置ピッチは１
報である。
ら成り、各コード９は直径０．２３ｍ＋＊の４本の鋼線
材を含み、これらの線材は１０ｍｍのピッチで相互に撚
り合わされまた３、５印のピッチでタガを備える。各プ
ライ内部において、コード９は付図においてｘｘ’で示
された赤道面に対して約２０°の角度を成し、ブライ７
゜８は公知のように交差している。すなわちこれらのブ
ライの角度は反対方向にある。放射断面において測定さ
れたブライ７．８の幅はそれぞれ約９５ｍｍと８５ｍｍ
である。ブライ７．８の中のコード９の配置ピッチは１
報である。
−カーカスプライ１１：このブライは、本発明によるま
たは本発明によらないファイバ組立体１２によって構成
される。−例として、すべての場合において、これらの
各組立体１２は、それぞれ予め撚られた２本のマルチフ
ィラメントをこの予燃と同一ピッチで逆方向に撚り合わ
せる事によって構成された二番撚りである。逆方向の二
回の撚りか同一ピッチを有しない事も有りつる。
たは本発明によらないファイバ組立体１２によって構成
される。−例として、すべての場合において、これらの
各組立体１２は、それぞれ予め撚られた２本のマルチフ
ィラメントをこの予燃と同一ピッチで逆方向に撚り合わ
せる事によって構成された二番撚りである。逆方向の二
回の撚りか同一ピッチを有しない事も有りつる。
他方において、すべての場合に、ブライ１１の中の二番
撚り１２の数は１１．９毎Ｃである。この間隔は赤道面
ｘｘ’において測定され各二番撚り１２は放射方向を存
する。
撚り１２の数は１１．９毎Ｃである。この間隔は赤道面
ｘｘ’において測定され各二番撚り１２は放射方向を存
する。
２個のタイヤ外皮を得るために下記の２種の二番撚り１
２を使用した。すなわち本発明によるファイバの二番撚
り１２Ａと本発明によらなすレーヨンファイバから成る
対照二番撚り１２Ｂを使用した。
２を使用した。すなわち本発明によるファイバの二番撚
り１２Ａと本発明によらなすレーヨンファイバから成る
対照二番撚り１２Ｂを使用した。
二番撚り１２Ａと１２Ｂの特性とこれらの二番撚りを構
成するファイバを下記の表１に示す。
成するファイバを下記の表１に示す。
表 １
表１の註二二番撚り１２Ａと二番撚り１２Ｂについての
すべての特性は、前記特許ＰＯＴ／１９８５１０００６
５に記載の方法によって決定された。
すべての特性は、前記特許ＰＯＴ／１９８５１０００６
５に記載の方法によって決定された。
撚り
これらのマルチフィラメントと二番撚りについて、撚り
数は毎メートル撚り数（撚り／ｍ）で示される。撚り数
の続く文字ＳとＺは繊維工業において一般に使用されて
いるものであって、撚りがこの文字の方向に実施された
事を意味し、もちろん撚りＺは撚りＳの反対方向である
。
数は毎メートル撚り数（撚り／ｍ）で示される。撚り数
の続く文字ＳとＺは繊維工業において一般に使用されて
いるものであって、撚りがこの文字の方向に実施された
事を意味し、もちろん撚りＺは撚りＳの反対方向である
。
二番撚り１２Ａを製造するために使用されるマルチフィ
ラメントは、前記の特許ＰＣＴ／ＣＨ８５１０００６５
によって下記のように調製される。
ラメントは、前記の特許ＰＣＴ／ＣＨ８５１０００６５
によって下記のように調製される。
下記の基本材料から混合物を作る。
−材料（Ｉ）：９８．８重量％のホロセルローズ（９６
ｍｍ％のα−セルローズと２．８重二％のへミセルロー
ズ）とを含有するセルローズ材料、−材料（■）：前記
特許ＰＣＴ／ＣＨ３５１０００６５の表３の生成物１に
対応するギ酸、−材料（■）：前記特願ＰＣＴ／ＣＨ３
５／０００６５の表３の生成物２に対応するオルトリン
酸。
ｍｍ％のα−セルローズと２．８重二％のへミセルロー
ズ）とを含有するセルローズ材料、−材料（■）：前記
特許ＰＣＴ／ＣＨ３５１０００６５の表３の生成物１に
対応するギ酸、−材料（■）：前記特願ＰＣＴ／ＣＨ３
５／０００６５の表３の生成物２に対応するオルトリン
酸。
この混合物の製造に際して、下記の関係を有する。
Ｒｌ−１０，００；Ｒｎ＝１８．７９；Ｒｍ−８４，４
５；Ｒｅｒ−Ｒｅ−０，７６、ここに、 ＲＩ、 Ｒｎ、 Ｒｍ、 Ｒｅｒ、 Ｒｅの意味は、前
記特許ＰＣＴ／ＣＨ３５１０００６５に記載されている
。
５；Ｒｅｒ−Ｒｅ−０，７６、ここに、 ＲＩ、 Ｒｎ、 Ｒｍ、 Ｒｅｒ、 Ｒｅの意味は、前
記特許ＰＣＴ／ＣＨ３５１０００６５に記載されている
。
アンカ付き攪拌器を備えた真空作動型サーモスタット混
合機の中で９０分間混合した後、得られた溶液の組成は
次の通りである。セルローズ誘導体（セルローズのギ酸
塩）； １９，０５Ｍ量％；有機酸（ギ酸）＝１３．７
９重量％；無機酸（コルトリン酸’）：６４，４５重量
％；水：２．７１重量％。この溶液は異方性である。
合機の中で９０分間混合した後、得られた溶液の組成は
次の通りである。セルローズ誘導体（セルローズのギ酸
塩）； １９，０５Ｍ量％；有機酸（ギ酸）＝１３．７
９重量％；無機酸（コルトリン酸’）：６４，４５重量
％；水：２．７１重量％。この溶液は異方性である。
溶液化反応器から直接に溶液を濾過ポンプの中で濾過す
る。
る。
このポンプから、直径０．００５ｃｍの２００オリフイ
スを有するノズルを通して溶液を押し出す。
スを有するノズルを通して溶液を押し出す。
このノズルは、−１５℃のアセトンの凝固浴から０．８
ｃｍの距離にある。引き抜き装置上において、ファイバ
速度は５４ｍ／分である。これは、３．６のＦＥＦ （
引き抜き係数）に対応する。得られたボビンを水洗する
。このようにして２００本の連続フィラメントから成る
ファイバ（引き抜きファイバ）が得られる。
ｃｍの距離にある。引き抜き装置上において、ファイバ
速度は５４ｍ／分である。これは、３．６のＦＥＦ （
引き抜き係数）に対応する。得られたボビンを水洗する
。このようにして２００本の連続フィラメントから成る
ファイバ（引き抜きファイバ）が得られる。
このようにして得られた５本の引き抜きファイバを再生
部の入り口に集める。この再生部において、１重量％の
水酸化ナトリウムを含有する水溶液によって１５分間連
続的に新マルチフィラメントが再生される。再生された
マルチフィラメントは中古洗浄室の中に入り、そこで２
５分間、水洗される。最後に、マルチフィラメントは乾
燥のため、１５０℃に加熱されたドラム上に１０分間通
され、その後、巻きとられる。このようにして１０００
フイラメントから成る再生マルチフィラメントが得られ
、このマルチフィラメントによってファイバが構成され
る。
部の入り口に集める。この再生部において、１重量％の
水酸化ナトリウムを含有する水溶液によって１５分間連
続的に新マルチフィラメントが再生される。再生された
マルチフィラメントは中古洗浄室の中に入り、そこで２
５分間、水洗される。最後に、マルチフィラメントは乾
燥のため、１５０℃に加熱されたドラム上に１０分間通
され、その後、巻きとられる。このようにして１０００
フイラメントから成る再生マルチフィラメントが得られ
、このマルチフィラメントによってファイバが構成され
る。
この再生ファイバは４１０の重合度ＤＰと０．５％以下
の置換度ＤＳとを特徴とし、ＤＰとＤＳは前記の特許Ｐ
ＣＴ／１９８５１０００６５において規定されている。
の置換度ＤＳとを特徴とし、ＤＰとＤＳは前記の特許Ｐ
ＣＴ／１９８５１０００６５において規定されている。
このファイバの形状は、前記特許ＰＣＴ／１９８５１０
００６５に記載の本発明によるファイバの形状と同一で
あり、従ってこの再生ファイバの各フィラメントは少な
くとも部分的に、相互に嵌合された複数の層から成り、
これら層がフィラメントの軸線を包囲し、また各層にお
いて光学方向と結晶方向がフィラメントの軸線に沿って
疑似周期的に変動する。このファイバとこれを構成する
フィラメントの機械特性は前記の表１に示されている。
００６５に記載の本発明によるファイバの形状と同一で
あり、従ってこの再生ファイバの各フィラメントは少な
くとも部分的に、相互に嵌合された複数の層から成り、
これら層がフィラメントの軸線を包囲し、また各層にお
いて光学方向と結晶方向がフィラメントの軸線に沿って
疑似周期的に変動する。このファイバとこれを構成する
フィラメントの機械特性は前記の表１に示されている。
前記の二つのタイヤ外皮のそれぞれについて下記のよう
にしてその転勤抵抗を測定した。
にしてその転勤抵抗を測定した。
タイヤ外皮１をそのリム上に載置し、その正規使用圧ま
で膨らませ、その正規使用荷重を加えてはずみ車によっ
て自由に回転駆動した。その測定条件は下記の通りであ
る。
で膨らませ、その正規使用荷重を加えてはずみ車によっ
て自由に回転駆動した。その測定条件は下記の通りであ
る。
一常温（約２０℃）、
一熱安定後の転勤速度６０ｈ／時
−はずみ車の外周：８．５０ｍ
−タイヤ外皮の膨らまし：圧１．９バール、−タイヤ外
皮の荷重：２８０デカニユートン。
皮の荷重：２８０デカニユートン。
タイヤ外皮１の転勤抵抗Ｘは、はずみ車とのタイヤ外皮
１の接触面における転勤応力に対応する。
１の接触面における転勤応力に対応する。
転勤応力Ｘは下記の式によって計算される。
Ｆはリム５を含むホイールの軸線において測定された応
力、Ｒははずみ車の半径、Ｒｃはずみ車上のタイヤ外皮
１の圧潰半径である。
力、Ｒははずみ車の半径、Ｒｃはずみ車上のタイヤ外皮
１の圧潰半径である。
転勤抵抗指数１ｒは下記の式によって与えられる。Ｉｒ
−Ｘ／Ｚ、Ｚはタイヤ外皮の荷重である（２８０デカ二
二一トン）。
−Ｘ／Ｚ、Ｚはタイヤ外皮の荷重である（２８０デカ二
二一トン）。
転勤抵抗指数１ｒは下記の表２に示され、Ｉｒはデカニ
ュートン毎トン（ｄａＮ／ｌ）で表される。
ュートン毎トン（ｄａＮ／ｌ）で表される。
表 ２
予想外なことにレーヨンカーカスに対して、二番撚り１
２Ａを使用する本発明のカーカスの転勤抵抗が低く、こ
れにより、タイヤ外皮１の所要の転勤エネルギーを低下
させ、またその加熱を低下させ、従ってその寿命を増大
することが発見された。
２Ａを使用する本発明のカーカスの転勤抵抗が低く、こ
れにより、タイヤ外皮１の所要の転勤エネルギーを低下
させ、またその加熱を低下させ、従ってその寿命を増大
することが発見された。
前記の特許ＰＣＴ／１９８５１０００６５に記載の本発
明による再生ファイバのすべての特性をこの特許に対応
する発明において利用する事ができる。
明による再生ファイバのすべての特性をこの特許に対応
する発明において利用する事ができる。
例えば、再生ファイバについて下記の特性を有する事が
できる。
できる。
一音響モジュールＭｓは下記の式を満たす、Ｍｓ＞３０
００ｃＮ／ｌ ｅｘｏ 特に二番撚り１２Ａを作るために使用される音響モジュ
ールは３６１０ｃＮ／ｔｅｘとする。
００ｃＮ／ｌ ｅｘｏ 特に二番撚り１２Ａを作るために使用される音響モジュ
ールは３６１０ｃＮ／ｔｅｘとする。
−配向指数１． Ｏは下記の式を満たす。
１．０＞９５．５％。
特に二番撚り１２Ａを作るために使用されるファイバの
配向指数１．０は９７．４％とする。
配向指数１．０は９７．４％とする。
−ファイバはその成形による引伸以外の引伸を受けない
。
。
一セルローズの重合度ＤＰは最低２００、最高１２００
とする。
とする。
もちろん本発明は前記の説明に限定されるものでなく、
例えば本発明によるタイヤ外皮は一層以上のカーカスプ
ライを含む事ができる。
例えば本発明によるタイヤ外皮は一層以上のカーカスプ
ライを含む事ができる。
図面は、本発明によるまたは本発明によらないカーカス
プライを有するタイヤ外皮の放射方向断面図である。 １・・・タイヤ外皮、３・・・サイドウオール、４・・
・ビード、５・・・タイヤリム、６・・・ブレーカ、１
１・・カーカスプライ、１２・・・ファイバ組立体、ｘ
ｘ’ ・・・赤道面。
プライを有するタイヤ外皮の放射方向断面図である。 １・・・タイヤ外皮、３・・・サイドウオール、４・・
・ビード、５・・・タイヤリム、６・・・ブレーカ、１
１・・カーカスプライ、１２・・・ファイバ組立体、ｘ
ｘ’ ・・・赤道面。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、少なくとも１枚のカーカスプライを有するタイヤ外
皮において、このカーカスプライは少なくとも部分的に
再生セルローズファイバから成り、このファイバは、セ
ルローズおよび／またはセルローズのエステル基を含む
少なくとも１種のセルローズ誘導体を主成分とする単数
または複数のフィラメントによって構成され、このエス
テル基の少なくとも一部はギ酸塩基であり、このファイ
バは下記の特性を有し、 ａ）セルローズのギ酸塩基置換度ＤＳはゼロまたは２％
以下とし、セルローズの重合度ＤＰは１５０以上、１５
００以下とし、 ｂ）セルローズの重合度ＤＰ、フィイバの靭性Ｔおよび
初期モジュールＭｉは下記の式を満たし、ここにＴとＭ
ｉはｃＮ／ｔｅｘで表され、 ＤＰ＜２００に対して、Ｔ＞２０およびＭｉ＞１８００
、２００≦ＤＰ＜３００に対して、Ｔ＞３０およびＭｉ
＞２０００、３００≦ＤＰ＜４００に対して、Ｔ＞４０
およびＭｉ＞２４００、４００≦ＤＰ＜１５００に対し
て、Ｔ＞６０およびＭｉ＞２６００とし、 ｃ）各フィラメントは、相互に嵌合した複数層によって
少なくとも部分的に構成され、各層において光学方向と
結晶方向がフィラメント軸線に沿って疑似周期的に変動
することを特徴とするタイヤ外皮。 ２、ファイバの音響モジュールＭｓが式： Ｍｓ＞３０００ｃＮ／ｔｅｘを満たす事を特徴とする特
許請求の範囲第１項によるタイヤ外皮。 ３、ファイバの配向指数１．０が式： １．０＞９５．５％を満たす事を特徴とする特許請求の
範囲第１項または第２項のタイヤ外皮。 ４、ファイバかその成形から生じる引伸以外の引伸を有
しない事を特徴とする特許請求の範囲第１項乃至第３項
のいずれかによるタイヤ外皮。 ５、ファイバの中においてセルローズ重合度ＤＰは最低
２００、最高１２００に等しい事を特徴とする特許請求
の範囲第１項乃至第４項のいずれかによるタイヤ外皮。 ６、カーカスプライがラジアルプライであることを特徴
とする特許請求の範囲第１項乃至第５項のいずれかによ
るタイヤ外皮。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| FR8516078 | 1985-10-24 | ||
| FR8516078A FR2589106B1 (fr) | 1985-10-24 | 1985-10-24 | Enveloppe de pneumatique dont la carcasse est constituee par une fibre en cellulose regeneree |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62101502A true JPS62101502A (ja) | 1987-05-12 |
| JP2718669B2 JP2718669B2 (ja) | 1998-02-25 |
Family
ID=9324326
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