JP2008013035A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】ベルト角度の低アングル化に対しても十分に適用し得る高剛性繊維コードをベルト補強層として使用することにより高速耐久性および高速操縦安定性に優れた空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】カーカスのクラウン部タイヤ半径方向外側に配置された少なくとも2枚のスチールベルトと、該スチールベルトのタイヤ半径方向外側に配置されたベルト補強層と、を有する空気入りタイヤにおいて、前記ベルト補強層が、3本以上のフィラメント束を撚り合わせたポリケトン繊維コードであって、かつ、σ≧−0.01E+1.2、σ≧0.02(上記式中、Eは25℃における49N荷重時の弾性率(cN/dtex)であり、σは177℃における熱収縮応力(cN/dtex)である)で表される関係を満足する当該ポリケトン繊維コードがタイヤ周方向にスパイラルに巻回されてなるスパイラルベルト補強層である。
【選択図】図1

Description

本発明は、空気入りタイヤに関し、詳しくは高速耐久性および高速操縦安定性に優れた超高性能空気入りタイヤに関する。
現在、乗用車用ラジアルタイヤの骨格をなすカーカスの補強部材、特にカーカスのクラウン部の補強部材として一般に用いられているベルトは、主としてタイヤの赤道面に対し傾斜配列されたスチールコードのゴム引き層からなるスチールベルト層を2枚以上用い、これらベルト層中のスチールコードが互いに交差するようにして構成されており、そのベルト角度は60〜70°程度に保たれている。
また、タイヤの走行時の安定性、特に、高速走行時の安定性、更には、高速走行時における上記ベルト層の剥離、特に、ベルト層端部で顕著に起こる剥離を防止してタイヤの耐久性を向上させるために、上記ベルトのタイヤ半径方向外側にナイロンコード等をタイヤ周方向にゴム引きしてなるベルト補強層を配設することがある。かかるベルト補強層の構造としては、所謂、キャップ構造やレイヤー構造等が知られている。ナイロン繊維コード等を補強素子とするベルト補強層の配設により、走行時のタイヤの径成長を抑制して、タイヤの走行時の安定性を向上させることができる。
現在、乗用車用ラジアルタイヤにおいては、ベルト角度は60〜70°程度に保たれており、このベルト角度を低アングルにしていくと、タイヤのせん断剛性が高くなり、横力入力時のバックリング抑制につながることが知られている。しかし、ベルト角度の低アングル化は、タイヤの周方向剛性の低下や周方向強度の低下につながり、高速耐久性が極端に低下することになる。そのため、周方向ベルト補強層による周方向剛性および強度を上げるために、従来のナイロン繊維コードに替えて、アラミド繊維コードなどの高剛性繊維の使用も考えられる。しかし、アラミド繊維コードを使用すると、ナイロン繊維コードに比べ接着力が低下し、また熱収縮性がないために加硫時にコードが弛んでしまうなどの問題があった。従って、従来の高剛性繊維コードは、ベルト角度の低アングル化に対して十分に適用し得るものであるとはいえなかった。
そこで本発明の目的は、ベルト角度の低アングル化に対しても十分に適用し得る高剛性繊維コードをベルト補強層として使用することにより高速耐久性および高速操縦安定性に優れた空気入りタイヤを提供することにある。
本発明者は、上記目的を達成するために鋭意検討した結果、コードの弾性率および強度をアラミド繊維コードと同等レベルに維持しながら、高温時に大きな熱収縮応力を発生させるコードにつき鋭意検討した結果、所定のポリケトン繊維をベルト補強層に適用することにより高速耐久性の向上が可能となり、また、接着性、コードの弛みなどの懸念点も同時に解消し得ることを見出し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明の空気入りタイヤは、トレッド部と、その両端からタイヤ半径方向内方に延びる一対のサイドウォール部と、該サイドウォール部の内方端に位置する一対のビード部とを備え、該ビード部に埋設された一対のビードコア間にトロイド状に延在するカーカスと、該カーカスのクラウン部タイヤ半径方向外側に配置された少なくとも2枚のスチールベルトと、該スチールベルトのタイヤ半径方向外側に配置されたベルト補強層と、を有する空気入りタイヤにおいて、
前記ベルト補強層が、3本以上のフィラメント束を撚り合わせたポリケトン繊維コードであって、かつ、下記式(I)および(II)、
σ≧−0.01E+1.2 (I)
σ≧0.02 (II)
(上記式中、Eは25℃における49N荷重時の弾性率(cN/dtex)であり、σは177℃における熱収縮応力(cN/dtex)である)で表される関係を満足する当該ポリケトン繊維コードがタイヤ周方向にスパイラルに巻回されてなるスパイラルベルト補強層であることを特徴とするものである。
本発明の空気入りタイヤにおいては、夫々、前記スチールベルトのベルト角度が60°以下であること、前記ベルト補強層におけるポリケトン繊維コードの打ち込み数が30〜70本/50mmの範囲内であること、前記ポリケトン繊維コードが、繊度500〜2000dtexのフィラメント束を3本以上撚り合わせてなること、前記ポリケトン繊維コードの、25℃における49N荷重時の弾性率Eが90cN/dtex以上であること、前記ポリケトン繊維コードの177℃における熱収縮応力σが0.2cN/dtex以上であること、前記ポリケトン繊維の引っ張り強度が10cN/dtex以上であること、前記ポリケトン繊維の弾性率が200cN/dtex以上であること、前記ポリケトン繊維の150℃×30分乾熱処理時熱収縮率が1%〜5%の範囲にあること、さらに、前記ベルト補強層が、配設幅よりも狭い幅寸法をもつ2本以上の補強素子をゴム引きした細いリボン状シートを前記配設幅になるまでタイヤ幅方向に複数回らせん巻回することによって形成されてなること、が好適である。
本発明によれば、ベルト補強層のタイヤ周方向の引張剛性および強度を維持しながら、高速・高温時に大きな熱収縮応力を発生させることにより、高速時のタガ効果を劇的に上昇させることができるとともに、接着性、コードの弛みなどの懸念が解消され、これにより高速耐久性を向上させることができる。その結果、高速時の操縦安定性を増すことが可能となる。
以下、本発明の好適実施形態を図面を参照して具体的に説明する。
図1に、本発明の第1実施形態に係る空気入りタイヤの一例の概略断面図を示す。図示する本発明のタイヤ10は、トレッド部1と、その両端からタイヤ半径方向内方に延びる一対のサイドウォール部2と、その内方端に位置する一対のビード部3とを備え、少なくとも1枚のカーカスプライ(図示例では1枚)からなるカーカス層5をビード部3に埋設された一対のビードコア4間にトロイド状に延在させて有する。ここで、符号8はビードフィラーである。また、タイヤ10は、カーカス層5のクラウン部タイヤ半径方向外側に配置され、少なくとも2枚のベルトプライ(図示例では2枚の傾斜ベルト層)からなるベルト層6と、該ベルト層6のタイヤ半径方向外側に配置された少なくとも1枚(図示例では1枚)のベルト補強層7とを有する。
ベルト層6の、タイヤの子午線方向(幅方向)を0°、赤道方向(周方向)を90°としたとき、子午線方向を基準として配置された角度として定義されるベルト角度は、好ましくは60°以下であり、より好ましくは15〜45°である。ベルト角度を60°以下に設定することで、タイヤのせん断剛性が高くなり、横力入力時のバックリング抑制につながり、また、以下で詳述するベルト補強層7の使用によりタイヤの周方向剛性の低下や周方向強度の低下を接着性不良や加硫時のコード弛みを生ずることなく防止することができる。また、その本来の機能である、ベルト端セパレーションに起因するタイヤ故障を防止することもできる。
図示する例では、ベルト補強層7が、ベルト層6のほぼ全幅を覆うように設けたキャップ構造を示す。このベルト補強層7は、ベルト層6の両端部に配設されるレイヤー構造でもよく、あるいは、キャップ構造とレイヤー構造との組み合わせであってもよい。かかるベルト補強層7は、配設幅よりも狭い幅寸法をもつ2本以上の補強素子をゴム引きした細いリボン状シートを配設幅になるまでタイヤ幅方向に複数回らせん巻回することによって好適に形成される。リボン状シートを連続してらせん巻回することにより補強層7を形成することで、タイヤ周方向にジョイント部が生じず、ベルト6の補強を均一に行うことが可能となる。
尚、トレッド部1には、図示は省略したが、一般タイヤと同様、タイヤ周方向に沿って延びる複数本の周方向溝、及び/又は、該周方向溝を横断する方向に延びる複数本の横断溝等のトレッド溝や、複数本のサイプなどが用途に応じて適宜配設されている。
ベルト補強層7は、3本以上のフィラメント束を撚り合わせたポリケトン繊維(以下「PK繊維」)コードであって、かつ、下記式(I)および(II)、
σ≧−0.01E+1.2 (I)
σ≧0.02 (II)
(上記式中、Eは25℃における49N荷重時の弾性率(cN/dtex)であり、σは177℃における熱収縮応力(cN/dtex)である)で表される関係を満足する当該PK繊維コードがタイヤ周方向にスパイラルに巻回されてなるスパイラルベルト補強層である。
本発明に用いるPK繊維コードは、3本以上のフィラメント束を撚り合わせたものであり、好ましくは、繊度500〜2000dtexのフィラメント束を3本撚り合わせたものである。従来においては、ベルト補強層に使用するコードは片撚り、または2本撚りであったが、本発明においては耐久性の面から3本以上の撚りとするものである。また、その際、各フィラメント束の繊度500〜2000dtexの範囲内であれば、高剛性で、かつ、有機繊維のメリットであるスチールコード対比の軽量化が達成できる。コードの総デシテックスが1500dtex未満では高剛性なベルト補強層を1枚で構成できず、一方、6000dtexを超えると、ベルト補強層のゲージが厚くなってしまい、タイヤ重量増加となってしまう。
また、本発明に用いるPK繊維コードは、下記式(I)および(II)で表される関係を満足することが必要である。
σ≧−0.01E+1.2 (I)
σ≧0.02 (II)
但し、σが1.5より大きくなると加硫時の収縮力が大きくなりすぎ、結果的にタイヤ内部のコード乱れやゴムの配置乱れを引き起こし、耐久性悪化やユニフォミティー悪化を招くおそれがあるため、上限として、下記式、
1.5≧σ
で表される関係を満足することが好ましい。ここで、熱収縮応力σは、一般的なディップ処理を施した加硫前の上記PK繊維コードの、25cmの長さ固定サンプルを5℃/分の昇温スピードで加熱して、177℃時にコードに発生する応力(単位:cN/dtex)であり、また、弾性率Eは、同様のPK繊維コードの25℃における49N荷重時の弾性率であって、JISのコード引張り試験によるSSカーブの49N時の接線より算出される単位cN/dtexの弾性率である。
上記PK繊維コードは高温における熱収縮応力が大きいため、低速走行時に十分な接地面積を確保できるようにPK繊維コードをタイヤ中に配設した場合であっても、高速走行時にタイヤの温度が上昇するに従ってコードに十分な熱収縮応力が発生し、ベルト補強層が十分なタガ効果を発揮して、遠心力によるトレッドの迫り出しを抑制する。そのため、上記式(I)および式(II)を満たすPK繊維コードを用いることで、低速走行時の乗心地性と高速走行時の操縦安定性とを両立することが可能となる。なお、一般的な繊維コードを用いた場合、低速走行時の乗心地性と高速走行時の操縦安定性とは二律背反の関係にあるため、両立させることができず、上記式(I)および式(II)を満たすPK繊維コードを用いることで、初めて両立させることが可能となるものである。
使用するPK繊維コードが上記式(I)の関係を満足しない場合、熱収縮応力σが大きいものの弾性率Eが低いコードを使用すると、高速走行時にベルト補強層のタガ効果が減少してしまい、一方、弾性率Eが高いものの熱収縮応力σが小さいコードを使用すると、低速走行時のタイヤの接地面積を十分に確保できなくなり、いずれの場合も、タイヤの低速走行時における乗心地性と高速走行時における操縦安定性とを同時に向上させることができない。
また、使用するPK繊維コードが上記式(II)の関係を満足しない場合、高温、即ち、高速走行時における熱収縮応力σが小さすぎるため、低速走行時の接地面積を確保できるようにコードを配設した場合には、高速走行時のベルト補強層のタガ効果が不十分となってトレッドが迫り出し、接地形状が大きく変化するためにタイヤの高速走行時の操縦安定性が低下してしまい、一方、高速走行時にベルト補強層がタガ効果を十分に発揮できるようにコードを配設した場合には、低速走行時のタイヤの接地面積を十分に確保できないためにタイヤの低速走行時の乗心地性が低下してしまう。
なお、本発明において好適には、上記熱収縮応力σは0.20〜0.70cN/dtex程度であり、上記弾性率Eは90〜200cN/dtexの範囲内程度である。熱収縮応力σが0.70cN/dtexを超えると、タイヤ製造加硫時のコード収縮によるタイヤ変形の発生があり、また、弾性率Eが90cN/dtex未満であると剛性が不十分となる一方、200cN/dtexを超えるともう一方のベルト補強層との剛性段差に起因する耐久性の悪化が生じ、いずれの場合も不都合が生ずる。
また、上記PK繊維コードの打ち込み数は、好適には30〜70本/50mmの範囲内である。PK繊維コードの打ち込み数が30本/50mm未満では、ベルト補強層のベルト補強能が小さくなり、一方、70本/50mmを超えると、タイヤの重量が増加してしまうとともに、常温時におけるトリート剛性が過大となり、低速走行時における接地面積が小さくなる。
また、上記PK繊維コードは、下記式(III)、
Figure 2008013035
(式中、Tは撚り数(回/100mm)、Dはコードの総繊度(dtex)、ρはコードに使用される繊維素材の密度(g/cm3)である)で定義される撚り係数αが0.25〜1.25の範囲であることが好ましい。PK繊維コードの撚り係数αが0.25未満では、熱収縮応力が十分に確保できず、一方、1.25を超えると、弾性率が十分に確保できず、補強能が小さくなる。
さらに、上記PK繊維コードは、高温下で収縮し、室温に戻すと伸長する可逆性を有することが好ましい。これにより、高温下、即ち、高速走行時においてはベルト補強層内のPK繊維コードが収縮して、十分なタガ効果を発揮することによりトレッドの迫り出しを十分に抑制することができる一方、低温下、即ち、低速走行時においてはベルト補強層内のPK繊維コードが伸長して、タイヤの接地面積を十分に確保することができる。
上記PK繊維コードのポリケトン繊維として、引っ張り強度は、好ましくは10cN/dtex以上、より好ましくは15cN/dtex以上である。この引っ張り強度が10cN/dtex未満の場合、タイヤとしての強度が不十分となる。また、PK繊維として、弾性率は、好ましくは200cN/dtex以上、より好ましくは250cN/dtex以上である。この弾性率が200cN/dtex未満の場合、タイヤとして形状保持性が不十分となる。さらに、PK繊維として、150℃×30分乾熱処理時熱収縮率が、好ましくは1%〜5%の範囲、より好ましくは2%〜4%の範囲である。この値が1%未満の場合には、タイヤ製造時の加熱による引き揃え効率が著しく低下し、タイヤ補強部材としての強度や剛性が不十分となる。一方、5%を超える場合には、タイヤ製造時の加熱によりコードが著しく収縮するため、出来上がりのタイヤ形状が悪化する懸念がある。
なお、本発明におけるPK繊維の乾熱収縮率は、オーブン中で150℃、30分の乾熱処理を行ない、熱処理前後の繊維長を、1/30(cN/dtex)の荷重をかけて計測して下式により求められる値である。
乾熱収縮率(%)=(Lb−La)/Lb×100
但し、Lbは熱処理前の繊維長、Laは熱処理後の繊維長である。また、PK繊維における引張強度および引張弾性率は、JIS−L−1013に準じて測定することにより得られる値であり、引張弾性率は伸度0.1%における荷重と伸度0.2%における荷重から算出した初期弾性率の値である。
上記PK繊維の原料のポリケトンとしては、下記一般式(IV)、
Figure 2008013035
(式中、Aは不飽和結合によって重合された不飽和化合物由来の部分であり、各繰り返し単位において同一であっても異なっていてもよい)で表される繰り返し単位から実質的になるものが好適であり、その中でも、繰り返し単位の97モル%以上が1−オキソトリメチレン[−CH2−CH2−CO−]であるポリケトンが好ましく、99モル%以上が1−オキソトリメチレンであるポリケトンが更に好ましく、100モル%が1−オキソトリメチレンであるポリケトンが最も好ましい。
かかるポリケトンは、部分的にケトン基同士、不飽和化合物由来の部分同士が結合していてもよいが、不飽和化合物由来の部分とケトン基とが交互に配列している部分の割合が90質量%以上であることが好ましく、97質量%以上であることが更に好ましく、100質量%であることが最も好ましい。
また、上記式(IV)において、Aを形成する不飽和化合物としては、エチレンが最も好ましいが、プロピレン、ブテン、ペンテン、シクロペンテン、ヘキセン、シクロヘキセン、ヘプテン、オクテン、ノネン、デセン、ドデセン、スチレン、アセチレン、アレン等のエチレン以外の不飽和炭化水素や、メチルアクリレート、メチルメタクリレート、ビニルアセテート、アクリルアミド、ヒドロキシエチルメタクリレート、ウンデセン酸、ウンデセノール、6−クロロヘキセン、N−ビニルピロリドン、スルニルホスホン酸のジエチルエステル、スチレンスルホン酸ナトリウム、アリルスルホン酸ナトリウム、ビニルピロリドンおよび塩化ビニル等の不飽和結合を含む化合物等であってもよい。
さらに、上記ポリケトンの重合度としては、下記式(V)、
Figure 2008013035
(上記式中、tおよびTは、純度98%以上のヘキサフルオロイソプロパノールおよび該ヘキサフルオロイソプロパノールに溶解したポリケトンの希釈溶液の25℃での粘度管の流過時間であり、Cは、上記希釈溶液100mL中の溶質の質量(g)である)で定義される極限粘度[η]が、1〜20dL/gの範囲内にあることが好ましく、3〜8dL/gの範囲内にあることがより一層好ましい。極限粘度が1dL/g未満では、分子量が小さ過ぎて、高強度のポリケトン繊維コードを得ることが難しくなる上、紡糸時、乾燥時および延伸時に毛羽や糸切れ等の工程上のトラブルが多発することがあり、一方、極限粘度が20dL/gを超えると、ポリマーの合成に時間およびコストがかかる上、ポリマーを均一に溶解させることが難しくなり、紡糸性および物性に悪影響が出ることがある。
さらにまた、PK繊維は、結晶化度が50〜90%、結晶配向度が95%以上の結晶構造を有することが好ましい。結晶化度が50%未満の場合、繊維の構造形成が不十分であって十分な強度が得られないばかりか加熱時の収縮特性や寸法安定性も不安定となるおそれがある。このため、結晶化度としては50〜90%が好ましく、より好ましくは60〜85%である。
上記ポリケトンの繊維化方法としては、(1)未延伸糸の紡糸を行った後、多段熱延伸を行い、該多段熱延伸の最終延伸工程で特定の温度および倍率で延伸する方法や、(2)未延伸糸の紡糸を行った後、熱延伸を行い、該熱延伸終了後の繊維に高い張力をかけたまま急冷却する方法が好ましい。上記(1)または(2)の方法でポリケトンの繊維化を行うことで、上記ポリケトン繊維コードの作製に好適な所望のフィラメントを得ることができる。
ここで、上記ポリケトンの未延伸糸の紡糸方法としては、特に制限はなく、従来公知の方法を採用することができ、具体的には、特開平2−112413号、特開平4−228613号、特表平4−505344号に記載されているようなヘキサフルオロイソプロパノールやm−クレゾール等の有機溶剤を用いる湿式紡糸法、国際公開第99/18143号、国際公開第00/09611号、特開2001−164422号、特開2004−218189号、特開2004−285221号に記載されているような亜鉛塩、カルシウム塩、チオシアン酸塩、鉄塩等の水溶液を用いる湿式紡糸法が挙げられ、これらの中でも、上記塩の水溶液を用いる湿式紡糸法が好ましい。
例えば、有機溶剤を用いる湿式紡糸法では、ポリケトンポリマーをヘキサフルオロイソプロパノールやm−クレゾール等に0.25〜20質量%の濃度で溶解させ、紡糸ノズルより押し出して繊維化し、次いでトルエン、エタノール、イソプロパノール、n−ヘキサン、イソオクタン、アセトン、メチルエチルケトン等の非溶剤浴中で溶剤を除去、洗浄してポリケトンの未延伸糸を得ることができる。
一方、水溶液を用いる湿式紡糸法では、例えば、亜鉛塩、カルシウム塩、チオシアン酸塩、鉄塩等の水溶液に、ポリケトンポリマーを2〜30質量%の濃度で溶解させ、50〜130℃で紡糸ノズルから凝固浴に押し出してゲル紡糸を行い、さらに脱塩、乾燥等してポリケトンの未延伸糸を得ることができる。ここで、ポリケトンポリマーを溶解させる水溶液には、ハロゲン化亜鉛と、ハロゲン化アルカリ金属塩またはハロゲン化アルカリ土類金属塩とを混合して用いることが好ましく、凝固浴には、水、金属塩の水溶液、アセトン、メタノール等の有機溶媒等を用いることができる。
また、得られた未延伸糸の延伸法としては、未延伸糸を該未延伸糸のガラス転移温度よりも高い温度に加熱して引き伸ばす熱延伸法が好ましく、さらに、かかる未延伸糸の延伸は、上記(2)の方法では一段で行ってもよいが、多段で行うことが好ましい。熱延伸の方法としては、特に制限はなく、例えば、加熱ロール上や加熱プレート上に糸を走行させる方法等を採用することができる。ここで、熱延伸温度は、110℃〜(ポリケトンの融点)の範囲内が好ましく、総延伸倍率は、好適には10倍以上とする。
上記(1)の方法でポリケトンの繊維化を行う場合、上記多段熱延伸の最終延伸工程における温度は、110℃〜(最終延伸工程の一段前の延伸工程の延伸温度−3℃)の範囲が好ましく、また、多段熱延伸の最終延伸工程における延伸倍率は、1.01〜1.5倍の範囲が好ましい。一方、上記(2)の方法でポリケトンの繊維化を行う場合、熱延伸終了後の繊維にかける張力は、0.5〜4cN/dtexの範囲が好ましく、また、急冷却における冷却速度は、30℃/秒以上であることが好ましく、更に、急冷却における冷却終了温度は、50℃以下であることが好ましい。熱延伸されたポリケトン繊維の急冷却方法としては、特に制限はなく、従来公知の方法を採用することができ、具体的には、ロールを用いた冷却方法が好ましい。なお、こうして得られるポリケトン繊維は、弾性歪みの残留は大きいため、通常、緩和熱処理を施し、熱延伸後の繊維長よりも繊維長を短くすることが好ましい。ここで、緩和熱処理の温度は、50〜100℃の範囲が好ましく、また、緩和倍率は、0.980〜0.999倍の範囲が好ましい。
上記PK繊維コードは、上記ポリケトンのフィラメントを複数本撚り合わせてなるマルチフィラメント撚りのPK繊維からなり、例えば、上記ポリケトンからなるフィラメント束に下撚りをかけ、次いでこれを2本または3本合わせて、逆方向に上撚りをかけることで、撚糸コードとして得ることができる。
上記のようにして得られたPK繊維コードをゴム引きすることで、ベルト補強層に用いるコード/ゴム複合体を得ることができる。ここで、PK繊維コードのコーティングゴムとしては、特に制限はなく、従来ベルト補強層に用いられているコーティングゴムを用いることができる。なお、PK繊維コードのゴム引きに先立って、PK繊維コードに接着剤処理を施し、コーティングゴムとの接着性を向上させてもよい。
このようにして得られたPK繊維コードの熱収縮応力は、従来の繊維素材、例えば、ナイロン66に比べて約4倍、ポリエチレンテレフタレート(PET)に比べて10倍近い熱収縮応力となり、使用する繊維の量を大幅に減らして軽量化を図ることが可能となる。また、PK繊維の高い熱収縮特性を最も効果的に活用するには、加工時の処理温度や使用時の成型品の温度が、最大熱収縮応力を示す温度(最大熱収縮温度)と近い温度であることが望ましい。具体的には、RFL処理温度や加硫温度等の加工温度が100〜250℃であること、また、繰り返し使用や高速回転によってタイヤ材料が発熱した際の温度は100〜200℃にもなることなどから、最大熱収縮温度は、好ましくは100〜250℃の範囲内、より好ましくは150〜240℃の範囲内である。
本発明においては、ベルト補強層7を上述のように形成するものであれば、それ以外のタイヤ構造や材質については特に制限されるものではなく、常法に従い適宜設定することができる。例えば、カーカス5は、図示する例では1枚の有機繊維プライコードからなるが、2枚以上にて設けてもよい。また、スチールベルト6は、図示する例では2枚であるが、3枚以上であってもよく、タイヤ設計に応じて適宜配置で設けることができる。さらに、図示はしないが、タイヤの最内層には通常インナーライナーが配置され、トレッド表面には、適宜トレッドパターンが形成される。なお、本発明の空気入りラジアルタイヤにおいて、タイヤ内に充填する気体としては、通常のあるいは酸素分圧を変えた空気、または、窒素等の不活性ガスを用いることができる。
以下、本発明を実施例に基づき具体的に説明する。
(PK繊維の調製例)
常法により調製したエチレンと一酸化炭素が完全交互共重合した極限粘度5.3のポリケトンポリマーを、塩化亜鉛65重量%/塩化ナトリウム10重量%を含有する水溶液に添加し、80℃で2時間攪拌溶解し、ポリマー濃度8重量%のドープを得た。
このドープを80℃に加温し、20μm焼結フィルターでろ過した後に、80℃に保温した紡口径0.10mmφ、50ホールの紡口より10mmのエアーギャップを通した後に5重量%の塩化亜鉛を含有する18℃の水中に吐出量2.5cc/分の速度で押出し、速度3.2m/分で引きながら凝固糸条とした。
引き続き凝固糸条を濃度2重量%、温度25℃の硫酸水溶液で洗浄し、さらに30℃の水で洗浄した後に、速度3.2m/分で凝固糸を巻取った。
この凝固糸にIRGANOX1098(Ciba Specialty Chemicals社製)、IRGANOX1076(Ciba Specialty Chemicals社製)をそれぞれ0.05重量%ずつ(対ポリケトンポリマー)含浸せしめた後に、該凝固糸を240℃にて乾燥後、仕上剤を付与して未延伸糸を得た。
仕上剤は以下の組成のものを用いた。
オレイン酸ラウリルエステル/ビスオキシエチルビスフェノールA/ポリエーテル(プロピレンオキシド/エチレンオキシド=35/65:分子量20000)/ポリエチレンオキシド10モル付加オレイルエーテル/ポリエチレンオキシド10モル付加ひまし油エーテル/ステアリルスルホン酸ナトリウム/ジオクチルリン酸ナトリウム=30/30/10/5/23/1/1(重量%比)。
得られた未延伸糸を1段目を240℃で、引き続き258℃で2段目、268℃で3段目、272℃で4段目の延伸を行った後に、引き続き5段目に200℃で1.08倍(延伸張力1.8cN/dtex)の5段延伸を行い、巻取機にて巻取った。未延伸糸から5段延伸糸までの全延伸倍率は17.1倍であった。この繊維原糸は強度15.6cN/dtex、伸度4.2%、弾性率347cN/dtexと高物性を有していた。また、150℃×30分乾熱処理時熱収縮率は4.3%であった。このようにして得られたPK繊維を下記の条件下でコードとして使用した。
(実施例1,2、従来例1,2および比較例1,2)
下記の表1に示すコードをスパイラルベルトに使用し、サイズ215/45ZR17のタイヤを試作し、下記の方法で耐久ドラム試験、操縦安定性を評価した。
(1)高速耐久ドラム試験
高速耐久性については、直径が2mのドラムにタイヤを約500kgの力で押し付けて、ドラム周速を150km/hから10km/hずつ段階的に増速し、各速度の維持時間を10分間とする高速耐久ドラム試験を行い、故障の発生速度を測定した。従来例1のナイロン繊維コードを使用したもの(コントロール)を100とし、数値が高いほど耐久性が良好なものとする。
(2)操縦安定性評価
各試作タイヤを実車に装着し、60〜200km/時の速度で実車フィーリングテストを実施し、(i)直進安定性、(ii)旋回安定性、(iii)剛性感、(iv)ハンドリング等の項目について1〜10点の評点をつけ各項目を平均して操縦安定性の評点とした。尚、評価は専門のドライバー2名で行い2名の評点を求め、従来例1のコントロールを100として指数で示した。数値の大きいほうが良好である。
(3)水圧試験
各試作タイヤに水を注入し、タイヤ破壊に至るまでの水圧を測定し、従来例1のコントロールを100として指数で示した。数値の大きいほうが良好である。
Figure 2008013035

ナイロン繊維コードを用いた従来例に比し、アラミド繊維コードを用いた比較例およびPK繊維コードを用いた実施例では操縦安定性が良くなり、高速耐久性も向上し、水圧破壊レベルも劇的に向上することが確かめられた。また、実施例は比較例に比し、さらに高速耐久性および高速時の操縦安定性が向上していることが確かめられた。これは、PK繊維のもつ高熱収縮応力に由来するものであり、高速時に大きなタガ効果が発生していることによるものである。
本発明の一実施の形態に係る空気入りタイヤを示す幅方向片側断面図である。
符号の説明
1 トレッド部
2 サイドウォール部
3 ビード部
4 ビードコア
5 カーカス
6 スチールベルト
7 ベルト補強層
8 ビードフィラー

Claims (10)

  1. トレッド部と、その両端からタイヤ半径方向内方に延びる一対のサイドウォール部と、該サイドウォール部の内方端に位置する一対のビード部とを備え、該ビード部に埋設された一対のビードコア間にトロイド状に延在するカーカスと、該カーカスのクラウン部タイヤ半径方向外側に配置された少なくとも2枚のスチールベルトと、該スチールベルトのタイヤ半径方向外側に配置されたベルト補強層と、を有する空気入りタイヤにおいて、
    前記ベルト補強層が、3本以上のフィラメント束を撚り合わせたポリケトン繊維コードであって、かつ、下記式(I)および(II)、
    σ≧−0.01E+1.2 (I)
    σ≧0.02 (II)
    (上記式中、Eは25℃における49N荷重時の弾性率(cN/dtex)であり、σは177℃における熱収縮応力(cN/dtex)である)で表される関係を満足する当該ポリケトン繊維コードがタイヤ周方向にスパイラルに巻回されてなるスパイラルベルト補強層であることを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記スチールベルトのベルト角度が60°以下である請求項1記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記ベルト補強層におけるポリケトン繊維コードの打ち込み数が30〜70本/50mmの範囲内である請求項1または2記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記ポリケトン繊維コードが、繊度500〜2000dtexのフィラメント束を3本以上撚り合わせてなる請求項1〜3のうちいずれか一項記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記ポリケトン繊維コードの、25℃における49N荷重時の弾性率Eが90cN/dtex以上である請求項1〜4のうちいずれか一項記載の空気入りタイヤ。
  6. 前記ポリケトン繊維コードの177℃における熱収縮応力σが0.2cN/dtex以上である請求項1〜5のうちいずれか一項記載の空気入りタイヤ。
  7. 前記ポリケトン繊維の引っ張り強度が10cN/dtex以上である請求項1〜6のうちいずれか一項記載の空気入りタイヤ。
  8. 前記ポリケトン繊維の弾性率が200cN/dtex以上である請求項1〜7のうちいずれか一項記載の空気入りタイヤ。
  9. 前記ポリケトン繊維の150℃×30分乾熱処理時熱収縮率が1%〜5%の範囲にある請求項1〜8のうちいずれか一項記載の空気入りタイヤ。
  10. 前記ベルト補強層が、配設幅よりも狭い幅寸法をもつ2本以上の補強素子をゴム引きした細いリボン状シートを前記配設幅になるまでタイヤ幅方向に複数回らせん巻回することによって形成されてなる請求項1〜9のうちいずれか一項記載の空気入りタイヤ。
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