JP2005350021A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】軽量化とコーナリングパワーの向上
【解決手段】タイヤ周方向に対して28°以上40°以下の角度で巻き付けられた複数本のスチールコードを有する少なくとも1枚のベルト層4,5と、有機繊維コードを有する少なくとも1枚のベルト補強層6とを備え、そのベルト層4,5とベルト補強層6を、全てのベルト層4,5における夫々の単位幅当たりの初期引張剛性の平均値と全てのベルト補強層6における夫々の単位幅当たりの初期引張剛性の平均値との比が5以上8以下となるように設定すること。
【選択図】 図1

Description

本発明は、スチールコードからなるベルト層を有する空気入りタイヤに関する。
一般に、空気入りタイヤは、一対の環状のビードコア及びビードフィラーと、これら各ビードコア及びビードフィラーの周囲で端部を折り返したカーカス層と、このカーカス層の接地踏面側に設けたベルト層と、このベルト層に覆設したベルト補強層とを備えている。
近年、この種の空気入りタイヤにおいては、車輌の性能や商品性等の要求により、また、ユーザの嗜好により、幅広化及び低偏平化が進んでいる。
特開昭62−55201号公報 特開昭61−12408号公報 特開平9−169201号公報 特開昭57−26003号公報 特開昭59−124407号公報 特開昭62−251202号公報 特開平9−207516号公報 特開2002−59706号公報 特開平9−71104号公報
しかしながら、そのような幅広化や低偏平化の進展によって、この幅広低偏平の空気入りタイヤは、全体重量に対するベルト層の重量の占める割合が高くなる一方、より剛性を高める必要があるので、容易に軽量化を図り得ない、という不都合があった。
また、この幅広低偏平の空気入りタイヤは、低偏平化に伴って路面への接地長が短くなるので、接地面積が減少して充分なコーナリングパワーを得られない、という不都合があった。
そこで、本発明は、かかる従来例の有する不都合を改善し、軽量化とコーナリングパワーの向上とを両立し得る空気入りタイヤを提供することを、その目的とする。
上記目的を達成する為、請求項1記載の発明では、タイヤ周方向に対して28°以上40°以下の角度で巻き付けられた複数本のスチールコードを有する少なくとも1枚のベルト層と、有機繊維コードを有する少なくとも1枚のベルト補強層とを備えている。そして、そのベルト層とベルト補強層を、全てのベルト層における夫々の単位幅当たりの初期引張剛性の平均値と全てのベルト補強層における夫々の単位幅当たりの初期引張剛性の平均値との比が5以上8以下となるように設定している。
また、上記目的を達成する為、請求項2記載の発明では、請求項1記載の空気入りタイヤにおいて、前記ベルト補強層を構成する有機繊維コードには、アラミド、ナイロンとアラミドの複合材料、ポリオレフィンケトン又は耐熱性ポリエステルが用いられている。
また、上記目的を達成する為、請求項3記載の発明では、請求項1又は2に記載の空気入りタイヤにおいて、前記有機繊維コードは、コード1本当たりの初期引張剛性を2500N/mm2以上にしている。
また、上記目的を達成する為、請求項4記載の発明では、請求項1,2又は3に記載の空気入りタイヤにおいて、1枚の前記ベルト補強層を前記ベルト層のタイヤ幅方向の全域に渡り積層している。
また、上記目的を達成する為、請求項5記載の発明では、請求項1,2又は3に記載の空気入りタイヤにおいて、1枚の前記ベルト補強層を前記ベルト層のタイヤ幅方向における両端部分に夫々積層している。
また、上記目的を達成する為、請求項6記載の発明では、請求項1,2又は3に記載の空気入りタイヤにおいて、2枚の前記ベルト補強層を前記ベルト層のタイヤ幅方向における両端部分に夫々設けている。
また、上記目的を達成する為、請求項7記載の発明では、請求項1,2又は3に記載の空気入りタイヤにおいて、一方の前記ベルト補強層を前記ベルト層のタイヤ幅方向の全域に渡り設けると共に、他方の前記ベルト補強層を前記ベルト層のタイヤ幅方向における両端部分に夫々設けている。
また、上記目的を達成する為、請求項8記載の発明では、請求項1,2又は3に記載の空気入りタイヤにおいて、2枚の前記ベルト補強層を前記ベルト層のタイヤ幅方向の全域に渡り設けている。
本発明に係る空気入りタイヤは、軽量化とコーナリングパワーの向上とを両立することができる。
以下に、本発明に係る空気入りタイヤの実施例を図面に基づいて詳細に説明する。尚、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
本発明に係る空気入りタイヤの実施例1を図1から図4に基づいて説明する。
図1の符号10は本実施例1の空気入りタイヤを示し、この図1は空気入りタイヤ10をタイヤ径方向に向けて切ったタイヤ幅方向の断面図を表す。尚、図1の断面図はタイヤセンタCLを境にして一方のみを示しているが、実際の空気入りタイヤ10はタイヤセンタCLを中心として左右対称に形成されている。
本実施例1の空気入りタイヤ10は、一対の環状のビードコア1及びビードフィラー2と、これら各ビードコア1及びビードフィラー2の周囲で端部を折り返した少なくとも一層のカーカス層3と、このカーカス層3の接地踏面側に設けた二層の第1及び第2のベルト層4,5と、これら第1及び第2のベルト層4,5の全体を接地踏面側で覆うベルト補強層6とを備えている。
上記カーカス層3は、複数本の例えばポリエステル等からなる有機繊維のカーカスコードがラジアル方向に配列されたものである。また、上記第1及び第2のベルト層4,5は、複数本のスチールコードが巻き付けられた環状のものであって、本実施例1においては第1ベルト層4、第2ベルト層5の順にタイヤ径方向の内側から外側に積層して配置されている。また、上記ベルト補強層6は、複数本のコードがタイヤ周方向に対して実質的に0°(例えば0°〜5°)の角度で巻き付けられた環状のものである。
ここで、本実施例1にあっては、空気入りタイヤ10の軽量化を図る為に、比重の大きいスチールコードを使用している第1及び第2のベルト層4,5の重量を軽減する。具体的には、第1及び第2のベルト層4,5のエンド数(タイヤ幅方向における50mm当たりのコードの打ち込み数)を少なくして、即ち第1及び第2のベルト層4,5におけるスチールコードの使用量を減らして空気入りタイヤ10の軽量化を図る。
その一方、スチールコードの使用量が減らされると第1及び第2のベルト層4,5の剛性の低下により、空気入りタイヤ10におけるタイヤ周方向の剛性が低下してしまう。これが為、本実施例1にあっては、第1及び第2のベルト層4,5におけるスチールコードのタイヤ周方向に対する角度を高角度(一般に27°以上)にすると共に、ベルト補強層6のコードに高剛性の有機繊維(アラミド、ナイロンとアラミドの複合材料、ポリオレフィンケトン、耐熱性ポリエステル等)を使用する。
本実施例1にあっては、以上のようにして空気入りタイヤ10の軽量化を図りつつも、空気入りタイヤ10のタイヤ周方向の剛性を確保してコーナリングパワーの向上を図る。
ここで、ベルト補強層6の高剛性有機繊維コードは、コード1本当たりの初期引張剛性が2500N/mm2以上のものを用いることが好ましい。ここでのコード1本当たりの初期引張剛性の値は、1本の高剛性有機繊維コードを常温下で引張試験機にかけ、5N〜100Nの範囲内での引張剛性を観たものである。
ところで、第1及び第2のベルト層4,5の剛性は、上記の如くエンド数により変化するが、これ以外にもスチールコード1本当たりの初期引張剛性の値によっても変化する。即ち、スチールコードの断面積が異なればスチールコード1本当たりの初期引張剛性の値も異なるので、同じエンド数であっても第1及び第2のベルト層4,5の剛性が変化する。これが為、その第1及び第2のベルト層4,5の剛性については、上記エンド数とスチールコード1本当たりの初期引張剛性の値とを乗算した単位幅(ここでは50mm)当たりの初期引張剛性の値で表すことができる。
このようなことから、所望の単位幅当たりの初期引張剛性の値に応じたエンド数とスチールコードの断面積を定めることにより、所望の剛性を有する第1及び第2のベルト層4,5を得ることができる。
また、ベルト補強層6の剛性についても同様に、エンド数と有機繊維コード1本当たりの初期引張剛性の値とを乗算した単位幅(ここでは50mm)当たりの初期引張剛性の値で表すことができる。これが為、エンド数と有機繊維コードの断面積を定めることにより、所望の剛性を有するベルト補強層6を得ることができる。
このようにして第1及び第2のベルト層4,5の剛性とベルト補強層6の剛性とを個々に設定することができるが、空気入りタイヤ10全体としての剛性を考えた場合には、一方のみの剛性の大小よりも双方の剛性のバランスが重要となり、そのバランスの最適化を図る(具体的には第1及び第2のベルト層4,5とベルト補強層6の剛性差を小さくする)ことによって軽量化とコーナリングパワーの向上とをより有効に両立させることができる。
そこで、その剛性のバランスについては、この空気入りタイヤ10のベルト層(第1及び第2のベルト層4,5)における単位幅(50mm)当たりの初期引張剛性Sbの値とベルト補強層6における単位幅(50mm)当たりの初期引張剛性Srの値との比(以下「引張剛性比」という。)rで表す(下記の式1)。
r=Sb/Sr … 式1
ここで、本実施例1の如く複数枚のベルト層(第1及び第2のベルト層4,5)を具備している場合、上述したベルト層における単位幅(50mm)当たりの初期引張剛性Sbの値には、第1ベルト層4と第2ベルト層5の夫々における単位幅(50mm)当たりの初期引張剛性の値を平均したものを用いる。この平均化は、ベルト補強層についても同様である。
即ち、上述した引張剛性比rとは、空気入りタイヤが具備する全てのベルト層における夫々の単位幅当たりの初期引張剛性の平均値と、全てのベルト補強層における夫々の単位幅当たりの初期引張剛性の平均値との比をいう。
尚、本実施例1にあってはベルト補強層が1枚であるので、上述したベルト補強層における単位幅(50mm)当たりの初期引張剛性Srの値は、ベルト補強層6についての単位幅(50mm)当たりの初期引張剛性の値をそのまま使用する。
そこで、種々の引張剛性比rからなる本実施例1の空気入りタイヤ10(図2に示すタイプA〜K)を用意し、夫々についての重量を計量すると共にコーナリングパワー測定試験を行って、軽量化とコーナリングパワー向上の両立に好適な引張剛性比rを検証した。また、そのタイプA〜Kの空気入りタイヤ10においては、第1及び第2のベルト層4,5のスチールコードの巻き付け角度(ベルト角度)Abを変化させ、そのベルト角度Abによるコーナリングパワーへの影響についても検証した。
また、比較の為に、ベルト層とベルト補強層との剛性差が大きい(r=30.7)従来の空気入りタイヤ(図2に示す従来品)と、その剛性差を小さく(r=7.6)しつつもベルト角度Abを低角度(Ab=22°)にした空気入りタイヤ(図2に示す比較例)とを用意し、これらについても重量とコーナリングパワーの評価を行った。
これらの重量評価とコーナリングパワー測定試験に用いる試験タイヤには、225/45 R17のサイズのものを使用した。
ここで、上記の重量評価試験においては、従来品の評価結果を100とする指数で表し、指数値が大きいほど軽量化されていることを示す。
また、上記のコーナリングパワー測定試験においては、夫々の試験タイヤを17×7 1/2JJのリムに装着し、空気圧200kPa,荷重4.0kN,速度10km/hにて室内フラットベルト式試験機で台上走行させたときのコーナリングパワーを測定した。かかる試験の評価は、従来品の試験結果を100とする指数で表し、指数値が大きいほどコーナリングパワーの増大が図れていることを意味する。
以上の評価の結果を図2に示す。
この図2によれば、第1及び第2のベルト層4,5のベルト角度Abが28°≦Ab≦40°で,且つ引張剛性比rが5≦r≦8であるタイプB〜F,H,Iの空気入りタイヤ10は、従来品と比して軽量化され、更にコーナリングパワーが向上していることが判る。
これに対して、タイプAは、タイプB〜F,H,Iの空気入りタイヤ10と同等のベルト角度Ab(=32°)であるが、従来品よりも重量が増加していることが判る。これは、このタイプAにおいて、ベルト層における50mm当たりの初期引張剛性(第1及び第2のベルト層4,5の平均値)Sbが高過ぎる(換言すれば50mm当たりのスチールコードの占める割合が多い)ことが要因である。
また、同様の理由からタイプKについても軽量化の点で従来品よりも劣っている。ここで、このタイプKについては、更に、コーナリングパワーも従来品より劣っていることが判る。これは、このタイプKにおいて、ベルト補強層6の剛性に対してベルト層(第1及び第2のベルト層4,5)の剛性が高過ぎる(引張剛性比r=12.8)からであり、これにより曲げ剛性が低下してしまったことが要因である。
また、タイプGは、タイプB〜F,H,Iの空気入りタイヤ10と同等の引張剛性比r(=7.6)であるが、コーナリングパワーの点で従来品よりも劣っていることが判る。これは、タイプB〜F,H,Iの空気入りタイヤ10よりもベルト角度Abが大き過ぎて(Ab=42°)、曲げ剛性が低下してしまったことが要因である。
また、タイプJは、ベルト層における50mm当たりの初期引張剛性(第1及び第2のベルト層4,5の平均値)Sb並びにベルト補強層6における50mm当たりの初期引張剛性SrがタイプB〜F,H,Iの空気入りタイヤ10と同等であり、軽量化が図れていることが判る。しかしながら、このタイプJは、タイプB〜F,H,Iの空気入りタイヤ10と同等のベルト角度Ab(=32°)であるにも拘らず、コーナリングパワーの点で従来品よりも劣っている。これは、このタイプJにおいて、ベルト補強層6の剛性に対するベルト層(第1及び第2のベルト層4,5)の剛性が低過ぎる(引張剛性比r=4.5)からであり、これにより曲げ剛性が低下してしまったことが要因である。
尚、比較例の空気入りタイヤは、タイプB〜F,H,Iの空気入りタイヤ10と同等の引張剛性比r(=7.6)であるが、ベルト角度Abが22°と低角度になっているので、接地面積が低下してコーナリングパワーが低下している。
以上の結果から、本実施例1の空気入りタイヤ10は、タイプB〜F,H,Iの寸法諸元,即ち、第1及び第2のベルト層4,5のベルト角度Abを28°≦Ab≦40°に設定すると共に、ベルト層(第1及び第2のベルト層4,5)とベルト補強層6を引張剛性比rが5≦r≦8となるように設定することが好ましく、これにより、軽量化とコーナリングパワーの向上とを両立することができる。
尚、上述した図1に示す本実施例1の空気入りタイヤ10においては、ベルト補強層6を第1及び第2のベルト層4,5の全体が接地踏面側で覆われるように配置されているが、必ずしも図1の態様に限定するものではない。
例えば、図3に示す如くベルト補強層6をカーカス層3と第1ベルト層4との間に配置してもよく、また、図4に示す如くベルト補強層6を第1ベルト層4と第2ベルト層5との間に配置してもよい。
このようにベルト補強層6の配置を変更したとしても、第1及び第2のベルト層4,5のベルト角度Abを28°≦Ab≦40°に設定すると共に、ベルト層(第1及び第2のベルト層4,5)とベルト補強層6を引張剛性比rが5≦r≦8となるように設定することによって、その空気入りタイヤ10は、同様に軽量化とコーナリングパワーの向上とを両立することができる。
次に、本発明に係る空気入りタイヤの実施例2について図5から図7を用いて説明する。
本実施例2の空気入りタイヤ20は、図5に示す如く、前述した実施例1の空気入りタイヤ10のベルト補強層6をエッジ部(タイヤショルダー部SH)のみに設けたものであり、その他の構成については実施例1と同じである。
即ち、この図5に示す本実施例2のベルト補強層6Aは、実施例1のベルト補強層6と同様に複数本の高剛性有機繊維コードがタイヤ周方向に対して実質的に0°(例えば0°〜5°)の角度で巻き付けられたものであって、第1及び第2のベルト層4,5のタイヤ幅方向における両端部分に配置され、その両端部分を接地踏面側で覆ったものである。
本実施例2にあっては、そのベルト補強層6Aの幅を、最も幅広の第1ベルト層4の幅の10%〜30%に設定する。
ここで、この空気入りタイヤ20の重量はスチールコードを有する第1及び第2のベルト層4,5に依存するが、本実施例2にあっては、その第1及び第2のベルト層4,5が実施例1と同一に構成されている為、実施例1と同様に軽量化を図り得る。
また、本実施例2にあってはエッジ部のみにベルト補強層6Aが設けられているが、コーナリングパワーは主としてそのエッジ部の剛性に依存するので、第1及び第2のベルト層4,5とベルト補強層6Aの寸法諸元を実施例1と同様にすることによって、コーナリングパワーの向上を図り得る。
そこで、本実施例2の空気入りタイヤ20においても、第1及び第2のベルト層4,5のベルト角度Abを28°≦Ab≦40°に設定すると共に、ベルト層(第1及び第2のベルト層4,5)とベルト補強層6Aを引張剛性比rが5≦r≦8となるように設定することが好ましく、これにより、この空気入りタイヤ20は、軽量化とコーナリングパワーの向上とを両立することができる。
尚、上述した図5に示す本実施例2の空気入りタイヤ20においては、ベルト補強層6Aを第1及び第2のベルト層4,5の両端部分が接地踏面側で覆われるように配置されているが、必ずしも図5の態様に限定するものではない。
例えば、図6に示す如くベルト補強層6Aをカーカス層3と第1ベルト層4との間に配置してもよく、また、図7に示す如くベルト補強層6Aを第1ベルト層4と第2ベルト層5との間に配置してもよい。
このようにベルト補強層6Aの配置を変更したとしても、第1及び第2のベルト層4,5のベルト角度Abを28°≦Ab≦40°に設定すると共に、ベルト層(第1及び第2のベルト層4,5)とベルト補強層6Aを引張剛性比rが5≦r≦8となるように設定することによって、その空気入りタイヤ20は、同様に軽量化とコーナリングパワーの向上とを両立することができる。
次に、本発明に係る空気入りタイヤの実施例3について図8から図12を用いて説明する。
本実施例3の空気入りタイヤ30は、図8に示す如く、前述した実施例2の空気入りタイヤ20におけるエッジ部のベルト補強層6Aを2枚設けたものであり、その他の構成については実施例2と同じである。
即ち、この図8に示す本実施例3の空気入りタイヤ30は、複数本の高剛性有機繊維コードがタイヤ周方向に対して実質的に0°の角度で巻き付けられた2枚のベルト補強層6A,6Aを、第1及び第2のベルト層4,5のタイヤ幅方向における両端部分の接地踏面側に積層したものである。
ここで、本実施例3の空気入りタイヤ30においても、第1及び第2のベルト層4,5のベルト角度Abを28°≦Ab≦40°に設定すると共に、ベルト層(第1及び第2のベルト層4,5)とベルト補強層(2枚のベルト補強層6A,6A)を引張剛性比rが5≦r≦8となるように設定することが好ましく、これにより、この空気入りタイヤ30は、軽量化とコーナリングパワーの向上とを両立することができる。
尚、上述した図8に示す本実施例3の空気入りタイヤ30においては、各ベルト補強層6A,6Aを第1及び第2のベルト層4,5の両端部分が接地踏面側で覆われるように配置されているが、必ずしも図8の態様に限定するものではない。
例えば、図9に示す如く各ベルト補強層6A,6Aをカーカス層3と第1ベルト層4との間に配置してもよい。
また、図10に示す如く、一方のベルト補強層6Aを第1及び第2のベルト層4,5の接地踏面側に配置すると共に、他方のベルト補強層6Aをカーカス層3と第1ベルト層4との間に配置してもよい。
更に、図11に示す如く、一方のベルト補強層6Aを第2ベルト層5の接地踏面側に配置すると共に、他方のベルト補強層6Aを第1ベルト層4と第2ベルト層5との間に配置してもよく、また、図12に示す如く、一方のベルト補強層6Aをカーカス層3と第1ベルト層4との間に配置すると共に、他方のベルト補強層6Aを第1ベルト層4と第2ベルト層5との間に配置してもよい。
このように各ベルト補強層6A,6Aの配置を変更したとしても、第1及び第2のベルト層4,5のベルト角度Abを28°≦Ab≦40°に設定すると共に、ベルト層(第1及び第2のベルト層4,5)とベルト補強層(2枚のベルト補強層6A,6A)を引張剛性比rが5≦r≦8となるように設定することによって、その空気入りタイヤ30は、同様に軽量化とコーナリングパワーの向上とを両立することができる。
次に、本発明に係る空気入りタイヤの実施例4について図13から図21を用いて説明する。
本実施例4の空気入りタイヤ40は、図13に示す如く、前述した実施例1の空気入りタイヤ10に前述した実施例2のエッジ部のベルト補強層6Aを1枚追加したものであり、その他の構成については実施例1と同じである。
即ち、この図13に示す本実施例4の空気入りタイヤ40は、複数本の高剛性有機繊維コードがタイヤ周方向に対して実質的に0°の角度で巻き付けられた2種類のベルト補強層6,6Aを、第1及び第2のベルト層4,5の接地踏面側に積層したものである。
ここで、本実施例4の空気入りタイヤ40においても、第1及び第2のベルト層4,5のベルト角度Abを28°≦Ab≦40°に設定すると共に、ベルト層(第1及び第2のベルト層4,5)とベルト補強層(2枚のベルト補強層6,6A)を引張剛性比rが5≦r≦8となるように設定することが好ましく、これにより、この空気入りタイヤ40は、軽量化とコーナリングパワーの向上とを両立することができる。
尚、上述した図13に示す本実施例4の空気入りタイヤ40においては、各ベルト補強層6,6Aが第1及び第2のベルト層4,5の接地踏面側に配置されているが、必ずしも図13の態様に限定するものではない。
例えば、図14に示す如く、ベルト補強層6を第2ベルト層5の接地踏面側に配置すると共に、ベルト補強層6Aを第1ベルト層4と第2ベルト層5との間に配置してもよく、また、図15に示す如く、ベルト補強層6を第2ベルト層5の接地踏面側に配置すると共に、ベルト補強層6Aをカーカス層3と第1ベルト層4との間に配置してもよい。
更に、図16に示す如く、ベルト補強層6をカーカス層3と第1ベルト層4との間に配置すると共に、ベルト補強層6Aを第1及び第2のベルト層4,5の接地踏面側に配置してもよく、また、図17に示す如く、ベルト補強層6をカーカス層3と第1ベルト層4との間に配置すると共に、ベルト補強層6Aを第1ベルト層4と第2ベルト層5との間に配置してもよい。
また、図18に示す如く、ベルト補強層6とベルト補強層6Aをカーカス層3と第1ベルト層4との間に配置してもよい。
更に、図19に示す如く、ベルト補強層6を第1ベルト層4と第2ベルト層5との間に配置すると共に、ベルト補強層6Aを第1及び第2のベルト層4,5の接地踏面側に配置してもよく、また、図20に示す如く、ベルト補強層6を第1ベルト層4と第2ベルト層5との間に配置すると共に、ベルト補強層6Aをカーカス層3と第1ベルト層4との間に配置してもよい。
また更に、図21に示す如く、ベルト補強層6とベルト補強層6Aを第1ベルト層4と第2ベルト層5との間に配置してもよい。
このように夫々のベルト補強層6,6Aの配置を変更したとしても、第1及び第2のベルト層4,5のベルト角度Abを28°≦Ab≦40°に設定すると共に、ベルト層(第1及び第2のベルト層4,5)とベルト補強層(2枚のベルト補強層6,6A)を引張剛性比rが5≦r≦8となるように設定することによって、その空気入りタイヤ40は、同様に軽量化とコーナリングパワーの向上とを両立することができる。
次に、本発明に係る空気入りタイヤの実施例5について図22から図26を用いて説明する。
本実施例5の空気入りタイヤ50は、図22に示す如く、前述した実施例1の空気入りタイヤ10において更にもう1枚ベルト補強層6を追加したものであり、その他の構成については実施例1と同じである。
即ち、この図22に示す本実施例5の空気入りタイヤ50は、複数本の高剛性有機繊維コードがタイヤ周方向に対して実質的に0°の角度で巻き付けられた2枚のベルト補強層6,6を、第1及び第2のベルト層4,5の接地踏面側に積層したものである。
ここで、本実施例5の空気入りタイヤ50においても、第1及び第2のベルト層4,5のベルト角度Abを28°≦Ab≦40°に設定すると共に、ベルト層(第1及び第2のベルト層4,5)とベルト補強層(2枚のベルト補強層6,6)を引張剛性比rが5≦r≦8となるように設定することが好ましく、これにより、この空気入りタイヤ50は、軽量化とコーナリングパワーの向上とを両立することができる。
尚、上述した図22に示す本実施例5の空気入りタイヤ50においては、各ベルト補強層6,6が第1及び第2のベルト層4,5の接地踏面側に配置されているが、必ずしも図22の態様に限定するものではない。
例えば、図23に示す如く、一方のベルト補強層6を第1及び第2のベルト層4,5の接地踏面側に配置すると共に、他方のベルト補強層6をカーカス層3と第1ベルト層4との間に配置してもよく、また、図24に示す如く、各ベルト補強層6,6をカーカス層3と第1ベルト層4との間に配置してもよい。
更に、図25に示す如く、一方のベルト補強層6を第2ベルト層5の接地踏面側に配置すると共に、他方のベルト補強層6を第1ベルト層4と第2ベルト層5との間に配置してもよく、また、図26に示す如く、一方のベルト補強層6を第1ベルト層4と第2ベルト層5との間に配置すると共に、他方のベルト補強層6をカーカス層3と第1ベルト層4との間に配置してもよい。
このように夫々のベルト補強層6,6の配置を変更したとしても、第1及び第2のベルト層4,5のベルト角度Abを28°≦Ab≦40°に設定すると共に、ベルト層(第1及び第2のベルト層4,5)とベルト補強層(2枚のベルト補強層6,6)を引張剛性比rが5≦r≦8となるように設定することによって、その空気入りタイヤ50は、同様に軽量化とコーナリングパワーの向上とを両立することができる。
ここで、上述した各実施例1〜5の空気入りタイヤ10,20,30,40,50は、偏平率の高いものにも適用し得るが、好ましくは低偏平率(55%以下)のものに適用することによって、より有効に軽量化とコーナリングパワーの向上とを図ることができる。
尚、上述した各実施例1〜5においては二つのベルト層(第1及び第2のベルト層4,5)を有するものとして例示したが、空気入りタイヤのベルト層は少なくとも一つ設けられていればよい。
以上のように、本発明に係る空気入りタイヤは、軽量化とコーナリングパワーの向上とを図るのに有用であり、特に、幅広化や低偏平化されたものの軽量化とコーナリングパワーの向上に適している。
本発明に係る空気入りタイヤの実施例1の構成を示す図であって、その空気入りタイヤをタイヤ径方向に向けて切ったタイヤ幅方向の断面図である。 本発明に係る空気入りタイヤのコーナリングパワー測定試験の試験結果と重量の計測結果を示す図である。 実施例1の空気入りタイヤの他の構成を示す図である。 実施例1の空気入りタイヤの他の構成を示す図である。 本発明に係る空気入りタイヤの実施例2の構成を示す図であって、その空気入りタイヤをタイヤ径方向に向けて切ったタイヤ幅方向の断面図である。 実施例2の空気入りタイヤの他の構成を示す図である。 実施例2の空気入りタイヤの他の構成を示す図である。 本発明に係る空気入りタイヤの実施例3の構成を示す図であって、その空気入りタイヤをタイヤ径方向に向けて切ったタイヤ幅方向の断面図である。 実施例3の空気入りタイヤの他の構成を示す図である。 実施例3の空気入りタイヤの他の構成を示す図である。 実施例3の空気入りタイヤの他の構成を示す図である。 実施例3の空気入りタイヤの他の構成を示す図である。 本発明に係る空気入りタイヤの実施例4の構成を示す図であって、その空気入りタイヤをタイヤ径方向に向けて切ったタイヤ幅方向の断面図である。 実施例4の空気入りタイヤの他の構成を示す図である。 実施例4の空気入りタイヤの他の構成を示す図である。 実施例4の空気入りタイヤの他の構成を示す図である。 実施例4の空気入りタイヤの他の構成を示す図である。 実施例4の空気入りタイヤの他の構成を示す図である。 実施例4の空気入りタイヤの他の構成を示す図である。 実施例4の空気入りタイヤの他の構成を示す図である。 実施例4の空気入りタイヤの他の構成を示す図である。 本発明に係る空気入りタイヤの実施例5の構成を示す図であって、その空気入りタイヤをタイヤ径方向に向けて切ったタイヤ幅方向の断面図である。 実施例5の空気入りタイヤの他の構成を示す図である。 実施例5の空気入りタイヤの他の構成を示す図である。 実施例5の空気入りタイヤの他の構成を示す図である。 実施例5の空気入りタイヤの他の構成を示す図である。
符号の説明
4,5 ベルト層
6,6A ベルト補強層
10,20,30,40,50 空気入りタイヤ

Claims (8)

  1. タイヤ周方向に対して28°以上40°以下の角度で巻き付けられた複数本のスチールコードを有する少なくとも1枚のベルト層と、有機繊維コードを有する少なくとも1枚のベルト補強層とを備え、
    前記ベルト層とベルト補強層を、全ての前記ベルト層における夫々の単位幅当たりの初期引張剛性の平均値と全ての前記ベルト補強層における夫々の単位幅当たりの初期引張剛性の平均値との比が5以上8以下となるように設定したことを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記ベルト補強層を構成する有機繊維コードは、アラミド、ナイロンとアラミドの複合材料、ポリオレフィンケトン又は耐熱性ポリエステルからなることを特徴とした請求項1記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記有機繊維コードは、コード1本当たりの初期引張剛性が2500N/mm2以上であることを特徴とした請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 1枚の前記ベルト補強層を前記ベルト層のタイヤ幅方向の全域に渡り積層したことを特徴とする請求項1,2又は3に記載の空気入りタイヤ。
  5. 1枚の前記ベルト補強層を前記ベルト層のタイヤ幅方向における両端部分に夫々積層したことを特徴とする請求項1,2又は3に記載の空気入りタイヤ。
  6. 2枚の前記ベルト補強層を前記ベルト層のタイヤ幅方向における両端部分に夫々設けたことを特徴とする請求項1,2又は3に記載の空気入りタイヤ。
  7. 一方の前記ベルト補強層を前記ベルト層のタイヤ幅方向の全域に渡り設けると共に、他方の前記ベルト補強層を前記ベルト層のタイヤ幅方向における両端部分に夫々設けたことを特徴とする請求項1,2又は3に記載の空気入りタイヤ。
  8. 2枚の前記ベルト補強層を前記ベルト層のタイヤ幅方向の全域に渡り設けたことを特徴とする請求項1,2又は3に記載の空気入りタイヤ。
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