JPS6210111B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6210111B2
JPS6210111B2 JP53088042A JP8804278A JPS6210111B2 JP S6210111 B2 JPS6210111 B2 JP S6210111B2 JP 53088042 A JP53088042 A JP 53088042A JP 8804278 A JP8804278 A JP 8804278A JP S6210111 B2 JPS6210111 B2 JP S6210111B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
speed
voltage
damping coefficient
rotation speed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP53088042A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5517221A (en
Inventor
Katsuharu Mizumoto
Toshihide Hanada
Yasuo Kominami
Masahiro Yamamura
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP8804278A priority Critical patent/JPS5517221A/ja
Publication of JPS5517221A publication Critical patent/JPS5517221A/ja
Publication of JPS6210111B2 publication Critical patent/JPS6210111B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Control Of Electric Motors In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はモーターの速度制御系において、定格
回転時とオーバーシユートが生じるような異常回
転時とではループ中に構成された能動フイルター
のダンピング係数ξを変えてやることによつてオ
ーバーシユートを極力押えリツプル除去効果を高
くして安定したモーターの回転を得る系を得るも
のである。
従来のモーターの速度制御系は第1図のように
構成されている。
即ち、モーター1の回転に従つて回転速度信号
を得て、その信号を速度電圧変換器2を介して直
流信号に変換し、基準入力電源3とを比較回路4
によつて比較し誤差信号を得た。その誤差信号は
リツプルを含む為ローパスフイルター5によつて
リツプルを除去しほぼ完全な直流レベル信号にし
て増幅器6にて増幅しモーターをドライブさせて
いた。このローパスフイルター5はダンピング係
数ξが1ならば臨界制動で、ステツプ応答特性と
してはオーバーシユート、アンダーシユート共に
発生しない。ξが1以上ならば過制動となり設定
回転数に落ち着くまでの応答時間が長くなる。ξ
が1以下ならば不足制動でオーバーシユート、ア
ンダーシユートが発生するが応答時間は短くする
ことができ、又、リツプル除去効果がよいものが
得られる。このような点で両者それぞれ欠点を有
するが、一般的には応答特性その他の諸要求より
ローパスフイルターとしてダンピング係数ξが1
より小さくなるよう設定された能動フイルターが
用いられていた。しかしながらξを1以下にした
場合前記したようにオーバーシユートの発生はさ
けられない為電源オンオフをくり返すとそのモー
ターの回転速度は第2図のタイミングチヤートの
ように変化し、場合によつてはモーターの破壊に
迄達する異常動作をする。これらの問題を解消す
る為にコンデンサの充放電を利用して電源オン時
系を一時的にオフとしたりそれでも不安定である
時は応答特性を犠牲にしてξ1に設定していた
りした。
そこで本発明は上記欠点を解決する為になされ
たもので、モーターの回転速度に対応して得られ
る直流信号レベルに従つてダンピング係数が自動
的に変わり得る能動フイルターを設けて安定なモ
ーター速度制御系を得るものである。
以下、本発明を図面と共に詳細に説明する。
本発明の可変ダンピング能動フイルター5′の
構成は第3図に示される如くなされ、速度電圧変
換器2からのリツプル成分を含んだ直流変換信号
は直列接続された抵抗R1,R2及びコンデンサ
C1,C2及び同相可変増幅器7から成る2次の
能動フイルターが構成されている。この同相可変
増幅器7は同相可変増幅器7の入力信号レベルと
基準電圧3の直流レベルが比較回路8によつて比
較された比較出力信号によつてその利得Kが制御
される。一般に2次以上の能動フイルターは同相
増幅器の利得Kの値によつてそのダンピング係数
が変化することが知られており、この事実に従つ
て同相可変増幅器7の利得Kを信号入力レベルに
従つて変えてやればそのダンピング係数も変化す
るわけである。
よつて第4図に示すように定格回転速度をAと
し異常回転数をBとすれば回転数Bより低い回転
数では同相可変増幅器7の利得Kを制御してダン
ピング係数ξ<1に設定しておき、回転数B以上
ではξ≧1となるよう設定することによつて電源
オンオフ連続動作繰り返しに対してオーバーシユ
ートが発生しても回転数が増加するに従つてダン
ピング係数が大となり回転速度がB以上ではξ
1であるから過制動となり第2図に示した従来例
のようにモーターが暴走することはない。尚、図
中電源オフ時の回転数の低下直線はモーターの慣
性等による時定数によつてその傾きを生じている
ものである。
第5図に同相可変増幅器7と比較回路8とを差
動増幅器を用いて構成した具体的一実施例を示
す。速度電圧変換器2からの出力は直列接続され
た抵抗R1,R2を介してトランジスタQ1のベ
ースに印加されると共に比較回路4の一方の入力
にも印加される。コンデンサC1は両抵抗R1と
R2の接続点とトランジスタQ1のエミツタ間に
接続され、コンデンサC2はトランジスタQ1の
ベースとアース間に接続される。両コレクタが共
通に電源+Bに接続され、一方のエミツタがダイ
オードDを介して他方のエミツタに接続されたト
ランジスタQ1,Q2は差動増幅器を構成し、ト
ランジスタQ1のエミツタは電流源I0を介して接
地され、基準電圧3はトランジスタQ2のベース
に印加されると共に比較回路4の一方の入力にも
印加されている。
以上の構成において速度電圧変換器2からの出
力信号の直流電圧成分が基準電圧3の電圧に対し
ダイオードDの順方向電圧VF分だけ低い時差動
増幅器を構成するトランジスタQ1,Q2はバラ
ンスし等しいエミツタ電流が電流源I0に流入す
る。この時トランジスタQ1,Q2及びダイオー
ドDの導通抵抗reは全て等しくなるのでトランジ
スタQ1のベースからエミツタを見た利得Kは約
2/3となる。信号中の直流電圧成分が減少してい
くとトランジスタQ1のエミツタ電流は減少し、
トランジスタQ2のエミツタ電流は増加する為、
トランジスタQ1のエミツタ抵抗は一般式 re=kT/qI (re:エミツタ抵抗、k:ボルツマン定数、q:
電荷量、T:絶対温度、IE:エミツタ電流)よ
り増加;トランジスタQ2、ダイオードDのエミ
ツタ抵抗は減少することになる。よつてトランジ
スタQ1のベースよりエミツタを見た利得Kは2/
3より減少方向に変化する。逆に信号中の直流電
圧成分が増大していくとトランジスタQ1のベー
スからエミツタを見た利得Kは2/3から1に近づ
く。このようにしてトランジスタQ1,Q2より
成る差動増幅器の利得Kを信号中の直流レベルに
従つて可変させるとそれに従つてダンピング係数
を変化するわけである。
第5図の実施例ではダイオード1個用いて定格
回転数Aと回転数Bにおける同相可変増幅器7の
利得Kとそれに従つたダンピング係数ξを設定し
たが、ダイオードDの縦続接続数を零より複数個
にしたり別のインピーダンス素子を用いることに
より自由に変更し得るものである。
以上の構成により定常回転領域ではξ<1以下
にすることができ、良好な応答及び高減衰率の能
動フイルターとして動作する。又、電源のオンオ
フのくり返し等により異常動作領域に制御出力が
なろうとすると、前記同相可変増幅器の利得Kが
1より減少し、従つてξ1となりそれ以上の状
態迄加速しないよう自動的に制御される。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のモーターの速度制御系を示すブ
ロツク図、第2図はその動作説明、第3図は本発
明になるモーターの速度制御系を示すブロツク
図、第4図はその動作説明、第5図は第4図の具
体化した一実施例である。 1……モーター、7……同相可変増幅器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 モーターの回転速度に比例した電圧を得る速
    度電圧変換器と、該速度電圧変換出力と基準電圧
    とを比較する比較回路と、該比較回路の比較出力
    信号を増幅しモーターに一定回転速度を得るモー
    ターの速度制御系のループ中に、入力信号レベル
    と基準電圧とを比較してその比較出力信号により
    利得が制御される同相可変増幅器を有する能動ロ
    ーパスフイルターを設け、該能動ローパスフイル
    ターを速度電圧変換器から得られる信号中の直流
    レベルに従つてダンピング係数を変化させ、モー
    ター回転速度が基準電圧で定まる定格回転速度に
    対しオーバーシユートした時、ダンピング係数を
    1以上となるようにしたことを特徴とするモータ
    ーの速度制御回路。
JP8804278A 1978-07-19 1978-07-19 Speed control system of motor Granted JPS5517221A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8804278A JPS5517221A (en) 1978-07-19 1978-07-19 Speed control system of motor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8804278A JPS5517221A (en) 1978-07-19 1978-07-19 Speed control system of motor

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5517221A JPS5517221A (en) 1980-02-06
JPS6210111B2 true JPS6210111B2 (ja) 1987-03-04

Family

ID=13931761

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8804278A Granted JPS5517221A (en) 1978-07-19 1978-07-19 Speed control system of motor

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JP (1) JPS5517221A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6160108A (ja) * 1984-08-31 1986-03-27 Akai Electric Co Ltd サ−ボ機構の応答速度制御回路

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
NATIONAL TECHNICAL REPORT *

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5517221A (en) 1980-02-06

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