JPS6210024A - 光学活性ボラン錯体、その製造法およびそれからなる不斉還元剤 - Google Patents
光学活性ボラン錯体、その製造法およびそれからなる不斉還元剤Info
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- JPS6210024A JPS6210024A JP14898785A JP14898785A JPS6210024A JP S6210024 A JPS6210024 A JP S6210024A JP 14898785 A JP14898785 A JP 14898785A JP 14898785 A JP14898785 A JP 14898785A JP S6210024 A JPS6210024 A JP S6210024A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は新規な不斉還元剤およびそれを用いる非対称ケ
トンの還元方法に関する。さらに詳しくは、本発明は一
般式(D H 〔式中、凡 はアリール基を表わし、凡 はアルキル基
を表わし、*は不斉炭素を表わす。〕で示される光学活
性ボラン錯体からなる不斉還元剤および該不斉還元剤を
用いる非対称ケトンの還元方法に関するものである。
トンの還元方法に関する。さらに詳しくは、本発明は一
般式(D H 〔式中、凡 はアリール基を表わし、凡 はアルキル基
を表わし、*は不斉炭素を表わす。〕で示される光学活
性ボラン錯体からなる不斉還元剤および該不斉還元剤を
用いる非対称ケトンの還元方法に関するものである。
非対称ケトン、例えば一般式(II)
〔式中、Rはハロゲン原子で置換されていてもよい炭素
数8〜8のシクロアルキル基またはハロゲン原子で置換
されていてもよい炭素数5〜8のシクロアルケニル基を
表わすか、または、ハロゲン原子、炭素数1〜4のアル
キル基、炭素数1〜4のハロアルキル基、シアノ基、J
l[1〜4のアルコキシル基、フェノキシ基あるいはフ
ェニル基で置換されていてもよいフェニル基を表わす。
数8〜8のシクロアルキル基またはハロゲン原子で置換
されていてもよい炭素数5〜8のシクロアルケニル基を
表わすか、または、ハロゲン原子、炭素数1〜4のアル
キル基、炭素数1〜4のハロアルキル基、シアノ基、J
l[1〜4のアルコキシル基、フェノキシ基あるいはフ
ェニル基で置換されていてもよいフェニル基を表わす。
孔 はイミダゾール−1−イル基または1,2.4−ト
リアゾール−1−イル基を表わす。〕 で示されるケトン化合物を還元して得られる一般式(I
V) OH(3EL+ 〔式中、R、Rおよび本は前記と同じ意味を表オ)す。
リアゾール−1−イル基を表わす。〕 で示されるケトン化合物を還元して得られる一般式(I
V) OH(3EL+ 〔式中、R、Rおよび本は前記と同じ意味を表オ)す。
〕
で示されるアルコール誘導体は例えは、1−(2,4−
ジクロロフェニル)−2−(1、2。
ジクロロフェニル)−2−(1、2。
4−トリアゾール−1−イル)−4,4−ジメチル−1
−ペンテン−8−オール、1−(4−クロロフェニル)
−2−(1,2,4−)リアゾール−1−イル)−4,
4−ジメチル−l−ペンテン−8−オール、1−シクロ
へキシル−2−(1,2,4−)リアゾール−1−イル
)−4,4−ジメチル−1−ペンテン−8−オールに代
表されるように、殺菌剤、植物生長調節剤または除草剤
の有効成分として有用であることが知られている(特開
昭55−124771号公報、特開昭54−10054
7号公報および特開昭55−111477号公報)。そ
してその活性においては、光学異性体の間で顧著な差違
があり、例えば、上記1−(2,4−ジクロロフェニル
)−2−(1,2,4−トリアゾール−1−イル)−4
,4−ジメチル−1−ペンテン−8−オールおよび1−
(4−10ロフエそル) −2−(1、2、4−トリア
ゾール−1−イル)−4,4−ジメチル−1−ペンテン
−3−オールにおいては、殺菌剤として(1体が、植物
生長調節剤および除草剤として(イ)体が、強い効力を
有することも知られている(特開昭57−99575号
公報および特開昭57−106669号公報)。このよ
うなことから、その使用目的により(1体または(1体
の何れか一方の光学異性体を、工業的に効率よく製造す
る還元方法の開発が望まれている。
−ペンテン−8−オール、1−(4−クロロフェニル)
−2−(1,2,4−)リアゾール−1−イル)−4,
4−ジメチル−l−ペンテン−8−オール、1−シクロ
へキシル−2−(1,2,4−)リアゾール−1−イル
)−4,4−ジメチル−1−ペンテン−8−オールに代
表されるように、殺菌剤、植物生長調節剤または除草剤
の有効成分として有用であることが知られている(特開
昭55−124771号公報、特開昭54−10054
7号公報および特開昭55−111477号公報)。そ
してその活性においては、光学異性体の間で顧著な差違
があり、例えば、上記1−(2,4−ジクロロフェニル
)−2−(1,2,4−トリアゾール−1−イル)−4
,4−ジメチル−1−ペンテン−8−オールおよび1−
(4−10ロフエそル) −2−(1、2、4−トリア
ゾール−1−イル)−4,4−ジメチル−1−ペンテン
−3−オールにおいては、殺菌剤として(1体が、植物
生長調節剤および除草剤として(イ)体が、強い効力を
有することも知られている(特開昭57−99575号
公報および特開昭57−106669号公報)。このよ
うなことから、その使用目的により(1体または(1体
の何れか一方の光学異性体を、工業的に効率よく製造す
る還元方法の開発が望まれている。
従来、一般番ζケトン化合物のカルボニル基を還元して
アルコール化合物に導くための還元剤としては、水素化
アルミニウムリチウムや水素化ホウ素ナトリウムに代表
される種々の試薬が知られているが、これらの試薬を用
いた場合にはその還元生成物は光学不活性即ちラセミ体
であり、また、用いるケトン化合物に不飽和結合を含む
場合、例えばα、β−共役不飽和ケトンの還元に用いた
場合には、カルボニル基に加え二重結合部位の還元も起
こり易く、さらには、二重結合に関する立体配置の異性
化の可能性も生じてくる。
アルコール化合物に導くための還元剤としては、水素化
アルミニウムリチウムや水素化ホウ素ナトリウムに代表
される種々の試薬が知られているが、これらの試薬を用
いた場合にはその還元生成物は光学不活性即ちラセミ体
であり、また、用いるケトン化合物に不飽和結合を含む
場合、例えばα、β−共役不飽和ケトンの還元に用いた
場合には、カルボニル基に加え二重結合部位の還元も起
こり易く、さらには、二重結合に関する立体配置の異性
化の可能性も生じてくる。
これまでにボラン錯体を不斉還元剤としだケトン化合物
の還元反応としては、光学活性フェネチルアミン・ボラ
ン錯体によるアセトフェノンの還元反応が知られている
が(Broch ら、J、Org、Chem、、 8
72847(1972) ] 、該反応テハ光学収率が
極めて低い。また、式 で示されるボラン錯体が報告されているが(T、Man
oillaら、Tetrahedron Letter
s、 28゜1561(1980) )、該ボラン錯体
はラセミ体であり、本願のような光学活性アルコール誘
導体の製造法には利用できない。
の還元反応としては、光学活性フェネチルアミン・ボラ
ン錯体によるアセトフェノンの還元反応が知られている
が(Broch ら、J、Org、Chem、、 8
72847(1972) ] 、該反応テハ光学収率が
極めて低い。また、式 で示されるボラン錯体が報告されているが(T、Man
oillaら、Tetrahedron Letter
s、 28゜1561(1980) )、該ボラン錯体
はラセミ体であり、本願のような光学活性アルコール誘
導体の製造法には利用できない。
このような状況の下に、本発明者らは非対称ケトン化合
物を不斉還元して光学活性アルコール誘導体を得る還元
方法につき鋭意検討を重ねた結果、前記一般式(I)で
示される化合物を使用すれば、カルボニル基のみが選択
的に還元され、しかも二重結合に関する立体配置の異性
化も少なく、目的とする光学活性アルコール誘導体が良
好な光学収率で得られることを見出し、本発明を完成す
るに至った。
物を不斉還元して光学活性アルコール誘導体を得る還元
方法につき鋭意検討を重ねた結果、前記一般式(I)で
示される化合物を使用すれば、カルボニル基のみが選択
的に還元され、しかも二重結合に関する立体配置の異性
化も少なく、目的とする光学活性アルコール誘導体が良
好な光学収率で得られることを見出し、本発明を完成す
るに至った。
以下に本発明について詳細に説明する。
前記一般式(1)で示される化合物は、一般式(至)0
■ 〔式中、R,R2および*は前記と同じ意味を表わす。
■ 〔式中、R,R2および*は前記と同じ意味を表わす。
〕
で示される光学活性アミノアルコールと酸類の塩に水素
化ホウ素金属を反応させた後、加水分解することによっ
て得られる。
化ホウ素金属を反応させた後、加水分解することによっ
て得られる。
一般式(II)で示されろ光学活性アミノアルコールに
おいて、R1としては例えばハロゲン原子、炭素数1〜
10のアルキル基、炭素数5〜10のシクロアルキル基
、シアノ基、炭素数1〜5のアルコキシル基、炭i数7
〜11のアラルキルオキシル基、炭素数6〜10のアリ
ールオキシル基あるいはアルコキシカルボニル基などの
置換基で置換されていてもよいフェニル基またはハロゲ
ン原子、炭素数1〜5のアルキル基、シアノ基、炭素数
1〜6のアルコキシル基アルいはアルコキシカルボニル
基で置換されていてもよいナフチル基が挙げられ、さら
に具体的な例としてはフェニル基、p−トリル基、m
−)リル基、〇−トリル基、1−ナフチル基、2.5−
ジメチルフェニル基、2.5−ジエチルフェニル12,
4.6−)!Jメチルフェニル基、2−メトキシフェニ
ル基、2−エトキシフェニル基、2−プロポキシフェニ
ル基、2−iso−プロポキシフェニル基、2−n−ブ
トキシフェニル基、2−5ea−ブトキシフェニル基、
2−シクロペンチルオキシフェニル基、2−シクロヘキ
シルオキシフェニル基、2−ベンジルオキシフェニル基
、2−フェノキシフェニル基、2.4−ジメトキシフェ
ニル基、2.4−ジプロポキシフェニル基、2.4−ジ
ブトキシフェニル基、2.5−ジメトキシフェニルi、
2゜5−ジェトキシフェニル基、2.5−ジプロポキシ
フェニル基、2.6−ジイツブロボキシフエニル基、2
.5−ジブトキシフェニル基、2゜4.6−トリメ囁フ
ェニル基、2−メトキシ−6−メチルフェニル基、2−
メトキシ−6−エチルフェニル基、2−メトキシ−5−
イソプロピルフェニル基、2−メトキシ−5−t−ブチ
ルフェニル基、2−エトキシ−6−メチルツーエトキシ
−5−イソプロピルフェニル基、2−エトキシ−5−t
−ブチルフェニル&、2−プロポキシ−5−メチルフェ
ニル基、2−プロポキシ−5−エチルフェニル基、2−
イソプロポキシ−5−メチルフェニル基、2−イソプロ
ポキシ−5−エチルフェニル基、2−イソプロポキシ−
5−イソプロピルフェニル基、2−イソプロピル−5−
t−ブチルフェニル!、5−クロロ−2−メトキシフェ
ニル基、5−クロロ−2−エトキシフェニル基、5−ク
ロロ−2−プロポキシフェニル基、6−クロロ−2−イ
ソプロポキシフェニル基、2−メトキシカルボニルフェ
ニル基、2−エトキシカルボニルフェニル基等が挙げら
れる。また、R2の具体例としてはメチル基、エチル基
、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イ
ソブチル基、5eo−ブチル基等が挙げられる。より具
体的には一般式(II)で示される光学活性アミノアル
フールとしては光学活性な2−アミノ−1−フェニル−
1−プロパツール、2−アミノ−1−(2,5−ジメチ
ルフェニル)−1−プロパツール、2−アミノ−1−(
2−メトキシフェニル)−1−プロパツール、2−アミ
ノ−1−(2゜5−ジメトキシフェニル)−1−プロパ
ツール、2−アミノ−1−(2,5−ジェトキシフェニ
ル)−1−プロパツール、2−アミノ−1−(2−エト
キシフェニル)−1−プロパツール、2−アミノ−1−
(2−メトキシ−5−メチルフェニル)−1−プロパツ
ール、2−アミノ−1、−(a−ナフチル)−1−プロ
パツール、2−アミノ−1−(2−フェノキシフェニル
)−1−プロパツール、2−アミノ−1−(2−iso
−−fロポキシフェニル)−1−プロパツール、2−ア
ミノ−1−(2−プロポキシフェニル)−1−プロパツ
ール、2−アミノ−1−(2−ベンジルオキシフェニル
)−1−プロパツール、2−アミノ−1−(2,4−ジ
メトキシフェニル)−1−プロパツール、2−アミノ−
1−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−1−プロ
パツール、2−アミノ−1−(2,5−ジプロポキシフ
ェニル)−1−プロパツールなどが挙げられる。
おいて、R1としては例えばハロゲン原子、炭素数1〜
10のアルキル基、炭素数5〜10のシクロアルキル基
、シアノ基、炭素数1〜5のアルコキシル基、炭i数7
〜11のアラルキルオキシル基、炭素数6〜10のアリ
ールオキシル基あるいはアルコキシカルボニル基などの
置換基で置換されていてもよいフェニル基またはハロゲ
ン原子、炭素数1〜5のアルキル基、シアノ基、炭素数
1〜6のアルコキシル基アルいはアルコキシカルボニル
基で置換されていてもよいナフチル基が挙げられ、さら
に具体的な例としてはフェニル基、p−トリル基、m
−)リル基、〇−トリル基、1−ナフチル基、2.5−
ジメチルフェニル基、2.5−ジエチルフェニル12,
4.6−)!Jメチルフェニル基、2−メトキシフェニ
ル基、2−エトキシフェニル基、2−プロポキシフェニ
ル基、2−iso−プロポキシフェニル基、2−n−ブ
トキシフェニル基、2−5ea−ブトキシフェニル基、
2−シクロペンチルオキシフェニル基、2−シクロヘキ
シルオキシフェニル基、2−ベンジルオキシフェニル基
、2−フェノキシフェニル基、2.4−ジメトキシフェ
ニル基、2.4−ジプロポキシフェニル基、2.4−ジ
ブトキシフェニル基、2.5−ジメトキシフェニルi、
2゜5−ジェトキシフェニル基、2.5−ジプロポキシ
フェニル基、2.6−ジイツブロボキシフエニル基、2
.5−ジブトキシフェニル基、2゜4.6−トリメ囁フ
ェニル基、2−メトキシ−6−メチルフェニル基、2−
メトキシ−6−エチルフェニル基、2−メトキシ−5−
イソプロピルフェニル基、2−メトキシ−5−t−ブチ
ルフェニル基、2−エトキシ−6−メチルツーエトキシ
−5−イソプロピルフェニル基、2−エトキシ−5−t
−ブチルフェニル&、2−プロポキシ−5−メチルフェ
ニル基、2−プロポキシ−5−エチルフェニル基、2−
イソプロポキシ−5−メチルフェニル基、2−イソプロ
ポキシ−5−エチルフェニル基、2−イソプロポキシ−
5−イソプロピルフェニル基、2−イソプロピル−5−
t−ブチルフェニル!、5−クロロ−2−メトキシフェ
ニル基、5−クロロ−2−エトキシフェニル基、5−ク
ロロ−2−プロポキシフェニル基、6−クロロ−2−イ
ソプロポキシフェニル基、2−メトキシカルボニルフェ
ニル基、2−エトキシカルボニルフェニル基等が挙げら
れる。また、R2の具体例としてはメチル基、エチル基
、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イ
ソブチル基、5eo−ブチル基等が挙げられる。より具
体的には一般式(II)で示される光学活性アミノアル
フールとしては光学活性な2−アミノ−1−フェニル−
1−プロパツール、2−アミノ−1−(2,5−ジメチ
ルフェニル)−1−プロパツール、2−アミノ−1−(
2−メトキシフェニル)−1−プロパツール、2−アミ
ノ−1−(2゜5−ジメトキシフェニル)−1−プロパ
ツール、2−アミノ−1−(2,5−ジェトキシフェニ
ル)−1−プロパツール、2−アミノ−1−(2−エト
キシフェニル)−1−プロパツール、2−アミノ−1−
(2−メトキシ−5−メチルフェニル)−1−プロパツ
ール、2−アミノ−1、−(a−ナフチル)−1−プロ
パツール、2−アミノ−1−(2−フェノキシフェニル
)−1−プロパツール、2−アミノ−1−(2−iso
−−fロポキシフェニル)−1−プロパツール、2−ア
ミノ−1−(2−プロポキシフェニル)−1−プロパツ
ール、2−アミノ−1−(2−ベンジルオキシフェニル
)−1−プロパツール、2−アミノ−1−(2,4−ジ
メトキシフェニル)−1−プロパツール、2−アミノ−
1−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−1−プロ
パツール、2−アミノ−1−(2,5−ジプロポキシフ
ェニル)−1−プロパツールなどが挙げられる。
一般式(II)で示される光学活性アミノアルコールハ
、例えばW、H,■artingら、J、Am、9ha
m。
、例えばW、H,■artingら、J、Am、9ha
m。
Boo、 584149〜4160(1981)
などに記載の方法により製造された光学活性アミノアル
コールのラセミ体を光学分割することによって製造され
る。
などに記載の方法により製造された光学活性アミノアル
コールのラセミ体を光学分割することによって製造され
る。
一般式(It)で示される光学活性アミノアルコールと
酸類との塩としては、例えば塩酸、硫酸、硝酸、リン酸
等との鉱酸塩、酢酸などとのカルボン酸塩またはp−ト
ルエンスルホン酸等との有機スルホン酸塩などが挙げら
れる。該塩は塩そのものとして用いるか、あるいは製造
に際し、予め系内で光学活性アミノアルコールと酸ヨリ
生成させてもよい。
酸類との塩としては、例えば塩酸、硫酸、硝酸、リン酸
等との鉱酸塩、酢酸などとのカルボン酸塩またはp−ト
ルエンスルホン酸等との有機スルホン酸塩などが挙げら
れる。該塩は塩そのものとして用いるか、あるいは製造
に際し、予め系内で光学活性アミノアルコールと酸ヨリ
生成させてもよい。
上述の水素化ホウ素金属としては、例えば水素化ホウ素
ナトリウム、水素化ホウ素カリウム、水素化ホウ素リチ
ウム、水素化ホウ素亜鉛等が挙げられるが、通常入手の
容易な水素化ホウ素ナトリウムが用いられる。
ナトリウム、水素化ホウ素カリウム、水素化ホウ素リチ
ウム、水素化ホウ素亜鉛等が挙げられるが、通常入手の
容易な水素化ホウ素ナトリウムが用いられる。
本発明還元剤の製造において、水素化ホウ素金属と光学
活性アミノアルコールのモル比はホウ素換算で0.7:
1〜2:1、好ましくは0.7:1〜1.8:1、より
好ましくは1:1である。
活性アミノアルコールのモル比はホウ素換算で0.7:
1〜2:1、好ましくは0.7:1〜1.8:1、より
好ましくは1:1である。
本発明還元剤の製造に用いられる溶媒は、反応に関与し
ないものであれば特に限定されるものではないが、例え
ばベンゼン、トルエン、キシレン、クロロベンゼン等の
芳香族炭化水素、塩化メチレン、1,2−ジクロロエタ
ン、クロロホルム、四塩化炭素等のハロゲン化炭化水素
あるいはこれらの混合溶媒である。また、水素化ホウ素
金属を溶解するために、通常例えばジメチルスルホキシ
ド、ジグライム、ジメチルホルムアミドまたは1.8−
ジメチル−2−イミダゾリジノンなどを併用することも
できる。また、反応温度は通常−78〜100℃の範囲
であり、好ましくは一40〜100℃の範囲である。
ないものであれば特に限定されるものではないが、例え
ばベンゼン、トルエン、キシレン、クロロベンゼン等の
芳香族炭化水素、塩化メチレン、1,2−ジクロロエタ
ン、クロロホルム、四塩化炭素等のハロゲン化炭化水素
あるいはこれらの混合溶媒である。また、水素化ホウ素
金属を溶解するために、通常例えばジメチルスルホキシ
ド、ジグライム、ジメチルホルムアミドまたは1.8−
ジメチル−2−イミダゾリジノンなどを併用することも
できる。また、反応温度は通常−78〜100℃の範囲
であり、好ましくは一40〜100℃の範囲である。
なお、反応は通常窒素やアルゴンなどの不活性ガスの雰
囲気下で行なわれる。
囲気下で行なわれる。
このようにして反応させた後反応液に水を加えて加水分
解することによって本発明還元剤を得ることができる。
解することによって本発明還元剤を得ることができる。
加水分解反応時に加える水は、中性でも苛性ソーダ水等
の塩基性でもよい。
の塩基性でもよい。
反応温度は通常θ〜60℃の範囲であり、好ましくは0
〜80℃の範囲である。
〜80℃の範囲である。
かくして本発明の還元剤(1)が得られるが、T、Ma
noillらの方法(Tetrahedron Let
ters。
noillらの方法(Tetrahedron Let
ters。
281561(1980) )、例えばボランスルフィ
ド錯体を用いる方法によっても得ることができる。
ド錯体を用いる方法によっても得ることができる。
このようにして得られた本発明の還元剤はカラムクロマ
トグラフィーのような通常の操作で精製することができ
る。
トグラフィーのような通常の操作で精製することができ
る。
次に本発明の還元剤を用いて非対称ケトンを還元する方
法について述べる。
法について述べる。
非対称ケトンとしては、例えば前記一般式ケトン化合物
1モルに対し、ホウ素換算で0.8モル以上であり、通
常0.8〜2モルの範囲であり、0.5〜1モルの範囲
でも充分に目的を達成することができる。
1モルに対し、ホウ素換算で0.8モル以上であり、通
常0.8〜2モルの範囲であり、0.5〜1モルの範囲
でも充分に目的を達成することができる。
本発明の還元剤は水やアルコールの存在下でも還元反応
に使用することができる。また、還元反応の溶媒は不活
性溶媒であれば特に限定されるものではないが、好適に
は、ベンゼン、トルエン、キシレン、クロルベンゼンな
どの芳香族炭化水素、塩化メチレン、1,2−ジクロロ
エタン、クロロホルム、四塩化炭素などの/%ロゲン化
炭化水素、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジ
オキサン、ジグライムのようなエーテル類、メタノール
、エタノール、n−プロパツール、i−プロパツール、
n−ブタノール、イソブタノールなどのアルコール類な
どの溶媒またはこれらの混合溶媒が用いられる。還元反
応の温度は通常−80〜100℃の範囲であるが、工業
的には一10〜50℃の範囲で行なわれる。
に使用することができる。また、還元反応の溶媒は不活
性溶媒であれば特に限定されるものではないが、好適に
は、ベンゼン、トルエン、キシレン、クロルベンゼンな
どの芳香族炭化水素、塩化メチレン、1,2−ジクロロ
エタン、クロロホルム、四塩化炭素などの/%ロゲン化
炭化水素、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジ
オキサン、ジグライムのようなエーテル類、メタノール
、エタノール、n−プロパツール、i−プロパツール、
n−ブタノール、イソブタノールなどのアルコール類な
どの溶媒またはこれらの混合溶媒が用いられる。還元反
応の温度は通常−80〜100℃の範囲であるが、工業
的には一10〜50℃の範囲で行なわれる。
このようにして還元反応を行なりた後、通常反応液に例
えば塩酸および硫酸のような鉱酸の水溶液を加え、有機
層と水層に分液し、有機層を水洗、乾燥した後、有機溶
媒を留去することにより容易に目的とする光学活性アル
コール誘導体が得られる。
えば塩酸および硫酸のような鉱酸の水溶液を加え、有機
層と水層に分液し、有機層を水洗、乾燥した後、有機溶
媒を留去することにより容易に目的とする光学活性アル
コール誘導体が得られる。
光学収率は生成物の旋光度を測定することにより、ある
いは光学活性充填剤を用いた高速液体クロマトグラフィ
ーで直接エナンチオマー比を測定することにより求めら
れる。
いは光学活性充填剤を用いた高速液体クロマトグラフィ
ーで直接エナンチオマー比を測定することにより求めら
れる。
なお、使用した光学活性アミノアルコールは上記反応後
の水層にアルカリ水溶液を加え、有機溶媒で抽出するこ
とにより立体配置を保持したまま容易に回収され、再使
用することができる。
の水層にアルカリ水溶液を加え、有機溶媒で抽出するこ
とにより立体配置を保持したまま容易に回収され、再使
用することができる。
次に、実施例によって本発明を説明するが、本発明はこ
れらのみに限定されるものではない。
れらのみに限定されるものではない。
実施例1
窒素雰囲気下、(→−ノルエフェドリン塩酸m0.83
8Pをクロロホルム5−に懸濁させ一80℃に冷却し水
素化ホウ素ナトリウム0、0681 Pのジメチルホル
ムアミド1−溶液を加え、−30°Cより2時間を要し
て室温とすると87−の水素ガスが発生した。
8Pをクロロホルム5−に懸濁させ一80℃に冷却し水
素化ホウ素ナトリウム0、0681 Pのジメチルホル
ムアミド1−溶液を加え、−30°Cより2時間を要し
て室温とすると87−の水素ガスが発生した。
次に、この溶液を2.5N水酸化ナトリウム水溶液で分
解した。有機層を水洗したのち、n−ヘキサン−酢酸エ
チル(1/1 )を展開液としてシリカゲルカラムクロ
マトグラフィーで精製すると、0.112Pの結晶が得
られた。
解した。有機層を水洗したのち、n−ヘキサン−酢酸エ
チル(1/1 )を展開液としてシリカゲルカラムクロ
マトグラフィーで精製すると、0.112Pの結晶が得
られた。
11n核磁気共鳴スヘクトJL/ −20,5ppm(
BF3.0Et2基準) m、P、 98〜95℃(分
解) この結晶はX線回折により下記の構造を有する水
素化ホウ素化合物と同定された。
BF3.0Et2基準) m、P、 98〜95℃(分
解) この結晶はX線回折により下記の構造を有する水
素化ホウ素化合物と同定された。
■2
〔α)D+49.7°(c 〜1.Q 、THF )実
施例2 窒素雰囲気下、(→−2−アミノー1−(2−メトキシ
フェニル)−1−プロパツール塩酸塩([α]D−85
,0°(C1,0,水)、光学純度91.0%) 0.
65 B Pを1.2−ジクロロエタン7.5−に懸濁
させ一20℃に冷却し水素化ホウ素ナトリウム0.10
8 Fのジメチルホルムアミド1wt溶液を加え、 2
0℃より2時間を要して室温とした。次に、この溶液を
2.5N水酸化ナトリウム水溶液で分解した。
施例2 窒素雰囲気下、(→−2−アミノー1−(2−メトキシ
フェニル)−1−プロパツール塩酸塩([α]D−85
,0°(C1,0,水)、光学純度91.0%) 0.
65 B Pを1.2−ジクロロエタン7.5−に懸濁
させ一20℃に冷却し水素化ホウ素ナトリウム0.10
8 Fのジメチルホルムアミド1wt溶液を加え、 2
0℃より2時間を要して室温とした。次に、この溶液を
2.5N水酸化ナトリウム水溶液で分解した。
有機層を水洗したのち、n−ヘキサン−酢酸エチル(1
/1)を展開液としてシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーで精製すると、0、29 )の結晶が得られた。
/1)を展開液としてシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーで精製すると、0、29 )の結晶が得られた。
11n核磁気共鳴スペクトル−20,8PPm(BF3
−0Et2基準) m、P、 108.5〜110℃(
分解) 〔α31)−49,5°(01,l 、 (31:IC
/a )実施例8〜9 実施例2において←)−2−アミノ−(2−メトキシフ
ェニル)−1−プロパツール塩酸塩に代えて←)−2−
アミノ−1−(2,5−ジメトキシフェニル)−1−プ
ロパツール塩酸塩(〔α)1)−27,9°(C!1.
0.水)光学純度97.8%)、(+)−2−アミノ−
1−(2,5−ジ工トキシフェニル)−1−プロパツー
ル塩酸塩(〔α)1)+29.1°(C1,0,水)、
光学純度99%以上)、(ト)−2−アミノ−1−(2
−エトキシフェニル)−1−プロパツール塩酸塩(〔α
]D+42.6°(Cto、水)、光学純度94.2%
)、←)−2−アミノ−1−(2,5−ジメチルフェニ
ル)−1−プロパツール塩酸塩(〔α)D−21,0°
(C1,0,水)、光学純度98.2%)、←)−2−
アミノ−1−(2−メトキシ−5−メチルフェニル)−
1−プロパツール塩酸塩(〔α:]I)−22,2°(
01,−0、水)、光学純度97゜8%)、←)−2−
アミノ−1−(1−ナフチル)−1−プロパツール塩酸
塩((α)D−88,9°(CI。0.水)、光学純度
77.4%)および(→−2−アミノー1−(2−フェ
ノキシフェニル)−1−プロパツール塩酸!((αID
十46.20 (00,22,水)、光学純度98.2
%)を用いて実施例1に準じて反応、精製を行なった。
−0Et2基準) m、P、 108.5〜110℃(
分解) 〔α31)−49,5°(01,l 、 (31:IC
/a )実施例8〜9 実施例2において←)−2−アミノ−(2−メトキシフ
ェニル)−1−プロパツール塩酸塩に代えて←)−2−
アミノ−1−(2,5−ジメトキシフェニル)−1−プ
ロパツール塩酸塩(〔α)1)−27,9°(C!1.
0.水)光学純度97.8%)、(+)−2−アミノ−
1−(2,5−ジ工トキシフェニル)−1−プロパツー
ル塩酸塩(〔α)1)+29.1°(C1,0,水)、
光学純度99%以上)、(ト)−2−アミノ−1−(2
−エトキシフェニル)−1−プロパツール塩酸塩(〔α
]D+42.6°(Cto、水)、光学純度94.2%
)、←)−2−アミノ−1−(2,5−ジメチルフェニ
ル)−1−プロパツール塩酸塩(〔α)D−21,0°
(C1,0,水)、光学純度98.2%)、←)−2−
アミノ−1−(2−メトキシ−5−メチルフェニル)−
1−プロパツール塩酸塩(〔α:]I)−22,2°(
01,−0、水)、光学純度97゜8%)、←)−2−
アミノ−1−(1−ナフチル)−1−プロパツール塩酸
塩((α)D−88,9°(CI。0.水)、光学純度
77.4%)および(→−2−アミノー1−(2−フェ
ノキシフェニル)−1−プロパツール塩酸!((αID
十46.20 (00,22,水)、光学純度98.2
%)を用いて実施例1に準じて反応、精製を行なった。
得られた光学活性アミノアルコールボラン錯体のIIB
核磁気共鳴スペクトル、m、p。
核磁気共鳴スペクトル、m、p。
比旋光度を表−1に示す。
実施例10
実施例1で得られた本発明化合物88岬(0,58wa
mol )を1.2−ジクロロエタン2−に溶解し、(
E)−1−(4−クロロフェニル)−2−(1、2、4
−1リアゾール−1−イル)−4,4−ジメチル−1−
ペンfンー8−tン290 *(1,Qmmol )(
E/z= 95.874.2 )の1.2−ジクロロエ
タン溶液2−を滴下した。室温で24時間反応後、2%
塩酸を加え分液した。有機層を濃縮後、シリカゲルカラ
ムクロマトグラフィーで精製して180+vの1−(4
−クロロフェニル)−2−(1,2,4−)リアゾール
−1−イル)−4,4−ジメチル−1−ペンテン−8−
オールを得た。8体アルコール:z体アルコール= 9
5.6 : 4.4であり、8体アルコールのエナンチ
オマー比は(ト)体:(→体=19:81であった。
mol )を1.2−ジクロロエタン2−に溶解し、(
E)−1−(4−クロロフェニル)−2−(1、2、4
−1リアゾール−1−イル)−4,4−ジメチル−1−
ペンfンー8−tン290 *(1,Qmmol )(
E/z= 95.874.2 )の1.2−ジクロロエ
タン溶液2−を滴下した。室温で24時間反応後、2%
塩酸を加え分液した。有機層を濃縮後、シリカゲルカラ
ムクロマトグラフィーで精製して180+vの1−(4
−クロロフェニル)−2−(1,2,4−)リアゾール
−1−イル)−4,4−ジメチル−1−ペンテン−8−
オールを得た。8体アルコール:z体アルコール= 9
5.6 : 4.4であり、8体アルコールのエナンチ
オマー比は(ト)体:(→体=19:81であった。
実施例11
実施例1で得られた本発明化合物166q(1,02m
mol )を1,2−ジクooエタン/ジメチルホルム
アミド=27wd10.5tlの −混合溶媒に溶
解し、(E)−1−(2、4−ジクロロフェニル)−2
−(1、2、4−トリアゾール−1−イル)−4,4−
ジメチル−1−ヘンf :/ −8−tン(E/Z=9
7.6/2.4)975q(9,□mmol )の1.
2−ジクロロエタン溶液5−を滴下した。室温で16.
5時間反応後、2%塩酸を加え分液した。有機層を濃縮
後、シリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製して6
24IIPの1−(2,4−ジクロロフェニル)−2−
< 1.2 、4−)リアゾール−1−イル)−4,4
−ジメチル−1−ペンテン−8−オールを得た。8体ア
ルコール:2体アルコール= 98.8 : 6.2で
あり、8体アルコールのエナンチオマー比は(ト)体:
(→体工1g、82であった。
mol )を1,2−ジクooエタン/ジメチルホルム
アミド=27wd10.5tlの −混合溶媒に溶
解し、(E)−1−(2、4−ジクロロフェニル)−2
−(1、2、4−トリアゾール−1−イル)−4,4−
ジメチル−1−ヘンf :/ −8−tン(E/Z=9
7.6/2.4)975q(9,□mmol )の1.
2−ジクロロエタン溶液5−を滴下した。室温で16.
5時間反応後、2%塩酸を加え分液した。有機層を濃縮
後、シリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製して6
24IIPの1−(2,4−ジクロロフェニル)−2−
< 1.2 、4−)リアゾール−1−イル)−4,4
−ジメチル−1−ペンテン−8−オールを得た。8体ア
ルコール:2体アルコール= 98.8 : 6.2で
あり、8体アルコールのエナンチオマー比は(ト)体:
(→体工1g、82であった。
実施例12〜80
実施例2〜9で得られた本発明化合物(0,1829モ
ル)を2−の下記溶媒に溶解し、下記ケトン化合物(0
,80Eリモル)の溶媒1.5−溶液を加え室温で24
時間反応後lO%塩酸を加え分液した。有機層を水洗、
芒硝乾燥後減圧濃縮により光学活性な1−(2,4−ジ
クロロフェニル) −2−(1、2、4−トリアゾール
−1−イル)−4,4−ジメチル−1−ペンテン−8−
オール、1−(4−クロロフェニル)−2−(1,2,
4−トリアゾール−1−イル)−4,4−ジメチル−1
−ペンテン−8−オールおよび1−シクロへキシル−2
−(1,2,4−)リアゾール−1−イル)−4,4−
ジメチル−1−ペンテン−8−オールを得た。反応結果
を表−2に示す。
ル)を2−の下記溶媒に溶解し、下記ケトン化合物(0
,80Eリモル)の溶媒1.5−溶液を加え室温で24
時間反応後lO%塩酸を加え分液した。有機層を水洗、
芒硝乾燥後減圧濃縮により光学活性な1−(2,4−ジ
クロロフェニル) −2−(1、2、4−トリアゾール
−1−イル)−4,4−ジメチル−1−ペンテン−8−
オール、1−(4−クロロフェニル)−2−(1,2,
4−トリアゾール−1−イル)−4,4−ジメチル−1
−ペンテン−8−オールおよび1−シクロへキシル−2
−(1,2,4−)リアゾール−1−イル)−4,4−
ジメチル−1−ペンテン−8−オールを得た。反応結果
を表−2に示す。
Claims (2)
- (1)一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、R^1はアリール基を表わし、R^2はアルキ
ル基を表わし、*は不斉炭素を表わす。〕 で示される光学活性ボラン錯体からなる不斉還元剤。 - (2)一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、R^1はアリール基を表わし、R^2はアルキ
ル基を表わし、*は不斉炭素を表わす。〕 で示される不斉還元剤を用いることを特徴とする非対称
ケトンの還元方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14898785A JPS6210024A (ja) | 1985-07-05 | 1985-07-05 | 光学活性ボラン錯体、その製造法およびそれからなる不斉還元剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14898785A JPS6210024A (ja) | 1985-07-05 | 1985-07-05 | 光学活性ボラン錯体、その製造法およびそれからなる不斉還元剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6210024A true JPS6210024A (ja) | 1987-01-19 |
JPH0517232B2 JPH0517232B2 (ja) | 1993-03-08 |
Family
ID=15465164
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14898785A Granted JPS6210024A (ja) | 1985-07-05 | 1985-07-05 | 光学活性ボラン錯体、その製造法およびそれからなる不斉還元剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6210024A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4943635A (en) * | 1987-08-27 | 1990-07-24 | President & Fellows Of Harvard College | Enantioselective reduction of ketones |
-
1985
- 1985-07-05 JP JP14898785A patent/JPS6210024A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4943635A (en) * | 1987-08-27 | 1990-07-24 | President & Fellows Of Harvard College | Enantioselective reduction of ketones |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0517232B2 (ja) | 1993-03-08 |
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