JPS6199A - ヒト インターロイキン‐2の遺伝子工学的製法およびその方法を実施するための手段 - Google Patents

ヒト インターロイキン‐2の遺伝子工学的製法およびその方法を実施するための手段

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JPS6199A
JPS6199A JP60113324A JP11332485A JPS6199A JP S6199 A JPS6199 A JP S6199A JP 60113324 A JP60113324 A JP 60113324A JP 11332485 A JP11332485 A JP 11332485A JP S6199 A JPS6199 A JP S6199A
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human interleukin
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dna sequence
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JP60113324A
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ヨーアヒム・エンゲルス
ユージーン・ウールマン
フリードリヒ・ヴエーゲンマイアー
フーベルト・ミユルナー
エルンスト‐ルートヴイヒ・ヴインナケル
ロナルド・メルツ
博 岡崎
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Hoechst AG
Original Assignee
Hoechst AG
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    • C07K14/52Cytokines; Lymphokines; Interferons
    • C07K14/54Interleukins [IL]
    • C07K14/55IL-2
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はヒト インターロイキン−2(以下IL−2と
略記する)およびそれから誘導されるIL−2の生物学
的および免疫学的活性を有するポ+) Aeプチドの製
法、これらペプチドをコードする化学的に合成された遺
伝子ならびにこれらポリペプチドを発現するための適当
なベクター構造および宿主細菌に関する。
IL−2は163個のアミノ酸からなるポリはプチドで
ある。人間のIL−2のDNA配列ならびにそれらの遺
伝子工学的合成はヨーロッパ特許出願公開番号y、p 
O,091,539AI号に記載されている(第26図
のアミノ酸配列■)。その合成は哺乳動物細胞から単離
されたmRNAに基づいておシ、このものがcDNAに
変換され、ベクター中に組み込まれそして大腸菌(E、
coli )を含む宿主細胞中に挿入されて発現される
細菌特に大腸菌は一連の理由からポリペプチドの遺伝子
工学的製造にとって好ましい宿主である。前記特許出願
に記載されるように、mRNAから逆転写酵素により得
られた真核生物細胞の遺伝子はしばしばプラスミド中へ
の組み込みおよび細菌中への形質転換後に不満足な程度
にしか発現されない。それゆえ本発明はIL−2活性を
有するポリペプチドを大腸菌中において特に好ましく発
現する、IL−2をコードする合恋糧配列に関するもの
である。さらに本発明は合成りNA配列とハイブリダイ
ズ(hybridize ) Lそしてそこから1回ま
たは何回かの置換、削除または塩基の挿入によシ誘導さ
れるDNA配列をも包含する。コドンの交換、挿入また
は削除またはそれらの組み合せによ91個またはそれ以
上の交換されたアミノ酸を有するはゾチド、またはよシ
長いかまたはよシ短いIL−2誘導体が得られ、これら
も同様に本発明の目的とするところである。IL−2の
生物学的または免疫学的活性を有するこれらポリペプチ
ドは、そのベゾチドの安定性が増大されるか、ポリペプ
チドの親脂性がよシ良好な溶解度を有する方向に変化さ
れるか、医薬としての適用がよp容易とされるかまたは
生物学的活性が高められるようにそれらの性質が変化さ
れうる。
遺伝コードは周知のようにデイジエネレイト(dege
nerat、e ) L/ている、すなわち2個のアミ
ノ酸に対してのみそれぞれ1種のヌクレオチド配列がコ
ードされ、一方残る18個の遺伝的にコードされうるア
ミノ酸には2〜6種のヌクレオチドトリジレットが割肖
てられる。しかしながらこれにより生ずる変異可能性を
異なる種の宿主細胞が常に同じに利用するわけではない
従って遺伝子の合成には莫大な多様なコドンの組み合わ
せによる可能性が存在する。
今、IL−2の全アミノ酸配列1〜133をコードする
DNA配列1 Lys  Phe  Tyr  Met  Pro  
Lys  Lys  Ala  Thr  GluAA
A  TTC’ TAC’  ATG  CCG  A
AA  AAA  GCT  ACCC)AATTT 
 AAG  ATG  TACGGCTTT  TTT
  CGA  TGG  CTTLeu  Lys  
Hls  Leu  Gln  Cys  Leu  
Glu  Glu  GluCTG  AAA  CA
CCTCCAG  TGT  CTA  GAA  G
AA  GAGGACTTT  GTG  GAG  
GTCACA  GAT  CTT  CTT  CT
CLeu  Lys  Pro  Leu  ()lu
  Glu  Val  Leu  Asn  Leu
CTG  AAA  CCG  CTG  GAG G
AA  GTT  CTG  AACCTGGACTT
T  ()GCGACCTCCTT  CAA  GA
CTTG  GACGCT  CAG  TCT  A
AA  AAT  TTCCACCTG  CGT  
CCGC()A  GTCAGA  TTT  TTA
  AAG  GTG  GACGCA  GGCAr
g  Asp  Leu  Ile  Ser  As
n  Ile  Asn  Val  l1eCGT 
 GACCTG  ATCTC’T  AACATCA
ACGTT  ATCGCA  CTG  GACTA
G  AGA  TTG  TAG  TTG  CA
A  TAGGTT  CTG  GAG  CTCA
AA  GGT  TCT  GAA  ACCACG
CAA  GACCTCGAG  TTT  CCA 
 AGA  CTT  TGG  TGCTTCATG
  TGCGAA  TACGCG  GAC’  G
AA  ACT  GCeAAG  TACACG  
CTT  ATG  CGCCTG  CTT  TG
A  CGCThr  rle  v=IG1u  P
he  Leu  Asn  Arg  Trp  l
1eACG  ATC()TT  GAA  TTT 
 CTG  AACCGT  TGG  ATCTGC
TAG  CAA  CTT  AAA  GACTT
G  GCA  ACCTAG123 124 125
 126 127 128 129 130  j31
 132Thr  Phe  Cys  Gln  S
er  Ile  Ile  Ser  Thr  L
euACCTTCTGCCAG  TC()  ATC
ATCTCT  ACC’  CTGTGG  AAG
  ACG  GTCAGCTA()  TA() A
GA  TGG  GAC133134i35 Thr ACCTGA  TAG         3’TGG
 ACT  ATCAGCT   5’ならびにこの配
列Iの合成に利用されるDNA部分配列〔部分配列11
a (工L−2−1)−]Td (IL2−■)を有す
る配列■〕 DNA−配列■ 配列II a (IL 2−1) コードしない鎖   3’      G TACCG
CGeOCAA  CTG  GAA  CACCTG
  CTG  CTG GACCTG  CACTA 
 ()AA  GAA  GAGTT  CTT  C
TC nk GTT  CTG  GAG   CTCAA  GA
CCSac I TCGAG  TTT  CCA  AGA  CTT
  TGG  TGC■1 ACCTGA  TAG  Sal夏     3′T
GG ACT  ATCA()CT   5’Vj がIL−2の遺伝子工学的合成に特に好ましいことが見
出された。DNA配列■のコー ドする鎖の5′−末端
には例えば制限エンドヌクレアーゼEc○R1に対応す
る「張シ出したJ DNA配列が存在し、これに対しコ
ードする鎖の3′−末端には例えば制限酵素Sal I
に対応する他の一本鎖の張シ出した配列が存在する。こ
れらの二種類の異なる認識配列によシ所望の方向におけ
るプラスミド中へのDNAの挿入が保証される。勿論、
意図されたベクター中の切断部位に対応する他の突き出
た配列も選択されうる。
これらの認識配列によシ適当な酵素、例えばE(o R
IおよびSal Iを用いる切断によるベクターからの
DNAの再単離のみならずDNAの数多くの修飾例えば
マングビーン(Mung bean )ヌクレアーゼを
用いるような一本鎖領域の除去、クレソン(Kleno
w )ポリメラーゼを用いるような短い方の末端の完全
なまたは部分的な充填、または適当なアダプターまたは
リンカ−の添加が許容される。それゆえ重なり合う末端
部分は本発明によるDNAを発現ベクター中に挿入する
のに特に好ましい。
これら制限酵素の認識配列とアミノ酸配列に対するコド
ンとの間にはコードする鎖の5′−末端にアミノ酸メチ
オニンのコドンが存在する(これはDNA配列■におい
て数字0で示される)。
これの代りに細菌性のまたはそれ以外の宿主固有の蛋白
質のプレ配列(シグナル配列またはリーダー配列とも呼
ばれる)で置きかえることができ〔概説論文二パールマ
ン(Perlman )およびハルボーンン(Halv
orson )氏の[ジャーナル・オフ・モレキュラー
・バイオロジー(J。
Mo1.Biol、) J第167巻第391頁(19
8作)参照〕、このものは細胞質から所望のポリにプチ
ドの分泌をもたらしそしてこの排出過程において宿主細
胞中に天燃に存在するシグナルベプチタ゛′−ゼにより
分解される。次にコードする鎖の末端にスレオニンをコ
ードするヌクレオチドトリプレット136に続き1個ま
たは好ましくは2個の停止コド/が来る。前記DNA配
列■はヌクレオチド配列1〜8 (gcoRIによる突
き出た配列およびMet−コドン)および2個の停止コ
ドン(ヌクレオチド408〜413)ならびに5alI
による突き出た配列と一緒に、ヌクレオチド9、〜40
7(アミノ酸1〜133)を包含するDNA配列配列表
わす。2個の停止コドンは本発明の好ましい態様を表わ
す。これらは、高い蛋白質合成率においてさえも分子が
所望の末端で「切断コされそして何ら「融合蛋白質」が
形成されないことを保証する。
制限酵素Pst I 、 Xba IおよびSac l
に対する3個の内部の独特の切断部位(DNA配列夏の
コードする鎖のヌクレオチド69〜74.182〜18
7および291〜296)により、例えばpUC1?の
ような良く研究されたクローニングベクターに挿入され
うる4種類の遺伝子断片IL 2−I〜IL2−IVの
サブクローニングが可能であるこれに加え構造遺伝子内
部に、一方ではTL−2の部分配列への操作性を得せし
めそして他方では変異を行わしめる制限酵素に対する一
連の他の独特の認識配列が組み込まれた。
5′31 Aha II     GGCf)CC8Ava 11
     GGACC65Ban I     GGC
GCC8 Ban n     GAGCTC291Bbv I 
    ()CTGC59Bst  NI      
 CCTGG             221Dde
  I        CTCAG         
    226Fnu  4HJ          
GCTGC59Hae  n        GGCG
CC8Hha  I         GC()C9H
inf  I        GACTC35Hph、
I       TCACC373M1u  I   
     ACGCGT            11
7Nar  1        ()GCGCC8Pv
u  I        CGATCG       
     346Sau961      GGACC
65Scr  FI       CCTC)()  
          221DNA配列■は異なる長さ
の68個のオリゴヌクレオチド(DNA配列配列層参照
ら、これらをはじめに化学的に合成しそして次に4〜9
個のヌクレオチドのステイツキーエンド(sticky
 end )を介して酵素的に結合させることにより合
成されうる。
DNA配列Iにおいては、数個のコドンが割当てられる
アミノ酸ではこれらコドンは等価でなくむしろ大腸菌の
ようなそれぞれの宿主において異なる優先性を示すこと
も顧慮された。さらにパリンドローム配列も最小限度に
減少された。
従ってDNA配列工の遺伝子構造は比較的小さな構成単
位から容易に得ることができ、4穐類の遺伝子断片の良
く知られたベクター中におけるサブク四−ニングが可能
となりそしてそれらを組み合せて総遺伝子となしうる。
制限酵素についての独特の認識配列により蛋白質分子の
延長、修正および短縮が特別に容易となる。
延長はそれぞれの制限酵素と反応させたのち適当な、化
学的に合成されたDNA分子を添加することにより達成
される。修正はDNAの個々の断片を適当な制限酵素を
用いて切シ出しそしてこれらを他の化学的に得られたD
NA配列と置換することによシ達成される。短縮はそれ
ぞれの制限酵素を用いて解裂させたのちヌクレアーゼと
反応させることにより達成されうる。
延長されたか、修正されたかまたは短縮された分子の生
物学的活性は、例えば増殖用培地中におけるIL−2の
存在に厳密に依存するT−細胞個体数の細胞生育の誘起
によシ、生物学的試験系において検査されうる。
合成遺伝子または遺伝子断片のクローニングベクター例
えばpUo 12のような商業上入手しうるシラスミド
またはptac 11、ptrp H1およびpKx 
177.3のような他の一般的に入手しうるプラスミド
中への挿入はそれ自体知られた方法で遂行される。さら
に、化学的に合成された遺伝子は、その蛋白質の発現を
可能にする適当な化学的に合成された調節領域を予め備
えることもできる。それにはマニアテイス(Mania
tis )氏の教本〔マニアテイス氏他の「モレキュラ
ー°クローニング(Mo1ecular Clonin
g) J、コールド・スプリング・ハーバ−(Co1d
 SpringHarbor )、1982年〕が参照
されうる。かくして得られたハイブリッドプラスミドの
適当な宿主細菌好ましくは大腸菌中への形質転換も同様
にそれ自体知られそして前記した教本中に詳細に記載さ
れている。
本発明によシ得られた遺伝子断片ffL 2−I〜IL
2−■、それらを用すて得られ六ノ・イブリッドプラス
ミドおよび形質転換された宿主細菌も同じく新規であシ
そして本発明はそれらに関するものである。同じことは
DNA配列■から変化された新規DNA配列にもあては
まる。本発明の他の態様は特許請求の範囲に記載されて
いる。
本発明のいくつかの態様を以下の実施例において詳細に
説明する。これらから多数の可能な変形および組み合せ
が当業者には明らかであろう。百分率の記載は別に断わ
シなければ重量によるものとする。
実施例 (1)1本鎖オリゴヌクレオチドの化学合成コードする
鎖のヌクレオチド1〜17を包含する遺伝子構成単位I
aの例を用いて遺伝子構成単位の合成について説明する
。知られた方法〔エム・ジェー・ゲイト(M、 J、G
a1t )氏他の「ヌクレイツク・アシッズ・レス(N
ucleic Ac1dsRes、) J第8巻第10
81〜1096頁(1980年)参照〕によシ3′−末
端に存在するヌクレオシにすなわちこの場合シチジン(
ヌクレオチド番号丁7)をシリカゲル〔フラントシル(
躊aosn、ρメルク(Merck )社製品〕に37
−水酸基を介して共有結合させる。これにははじめにシ
リカゲルを3−()リエトキシシリル)−プロピルアミ
ンと反応させてエタノールの脱離により、Sl−0−S
i結合が生成する。シチジンはN4−ベンゾイル−3’
 −0−スクシンイル−5′−シメトキシトリチルエー
テルトシて/ξジニトロフェノールおよヒN、N′−ジ
シクロへキシルカルボジイミドの存在下に修飾された担
体と反応させると、スクシノイル基の遊離のカルボキシ
基がアミノゾルピル基のアミノ基をアシル化する。
以下の合成段階においては塩基成分は5′−O−ジメト
キシトリチルーヌクレオシド−37−亜燐酸モノメチル
エステル−ジアルキルアミドまたは一クロリドとして用
いられ、その際アデニンはN6−ベンゾイル化合物とし
て、シトシンはN4−ベンゾイル化合物として、グアニ
ンはN2−インブチリル化合物としてそして何らアミノ
基を含有しないチミンは保護基なしで存在する。
シトシン2μモルを共有結合させた重合体状担体50I
Igを下記の試薬で逐次的に処理する。
a)ニトロメタン、 b)水1%を含有するニトロメタン中の飽和臭化亜鉛溶
液、 C)メタノール、 d)テトラヒドロフラン、 e)アセトニトリル、 f)無水アセトニトリル0.5a中の適当なヌクレオシ
ド亜燐酸エステル40μモルおよびテトラゾール200
μモル(5分間)、 g)ルチジン40%およびジメチルアミノピリジン10
%を含有するテトラヒドロフラン中の20%無水酢酸(
2分間)、 h)テトラヒドロフラン、 j)水20%およびルチジン40%を含有するテトラヒ
ドロフラン、 J)コリジン/水/テトラヒドロンラン(容量比5:4
:1 )混合物中の6チ沃素、k)テトラヒドロフラン
、および l)メタノール。
「亜燐酸エステル」なる用語はここではデオキシリボー
ス−3′−モノ亜燐酸−モノメチルエステルであること
が理解されるべきで、その際燐原子の第三番目の原子価
は塩素によシまたは三級アミン基例えばモルホリフ基に
よシ飽和されている。それぞれの合成段階の収率は脱ト
リチル化反応b)後にジメトキシトリチル陽イオンの吸
収を波長496nmで計測することにより分光測光的に
測定されうる。
オリゴヌクレオチドの合成完了後オリコマ−のメチルホ
スヘート保護基をp−チオクレゾールおよびトリエチル
アミンを用いて除去する。
次にアンモニアで3時間処理することによシオリゴヌク
レオチドを固相担体から分離する。
このオリゴマーを濃アンモニアで2〜3日間処理すると
塩基のアミン保護基が定量的に除去される。かくして得
られた粗生成物を高圧液体クロマトグラフィー(以下H
PLCと略記する)′!!、たけポリアクリルアミドゲ
ル電気泳動にょシ精製する。
それらのヌクレオチド配列がDNA配列Hに由来する残
シの遺伝子構成単位1b〜IVjも全く同様に合成され
る。
(2)1本Mオリゴヌクレオチドの遺伝子断片IL・2
−I〜IL2−IVへの酵素的連結オリゴヌクレオチド
を5′−末端でホスホリル化するにはオリゴヌクレオチ
ドIaおよびIbの1nモルずつを50ミリモルトリス
ーHC7緩衝液(pH7,6) 2 [1xi 、塩化
マグネシウム10mMおよびジチオトレイトール(以下
DTTと略記する)、110In中で5nモルのアデノ
シン三燐酸(ATP )および4単位のT4−ポリヌク
レオチドキナーゼと37℃で60分間処理した〔シー。
シー・リチャードンy (C9C,Richardso
n )氏の「プログレス・イン・ヌクレイツク・アシッ
ズーリサーチ(Progress in Nucl、 
Ac1ds Res、) J第2巻第825頁(197
2年)参照〕。この酵素を95℃に5分間加熱すること
により不活性化した。続いてオリゴヌクレオチド対aお
よびIbを水溶液中95℃に2分間加熱しそして次に除
徐に5℃まで冷却することにより相互にハイブリダイズ
させる。
同様にしてオリゴヌクレオチドIcとIdならびにIe
とIfをホスホリル化しそして対でハイブリダイズさせ
る。、J〜断片IL2−11にはオリゴヌクレオチドI
laとIlb −1[iとIljを、小断片IL2−m
にはオリゴマー111aとmb −inkと■1を、そ
して小断片IL2−IVにはオリゴマーfVaとIVb
〜■1とF/jをホスホリル化しそして対で)−イブリ
ダイズさせる。
かくして得られた遺伝子断片IL2−Iのための3種類
のオリゴヌクレオチド対、遺伝子断片IL2−11およ
びIL ’2− IVのための5種類のオリゴヌクレオ
チド対ならびに遺伝子断片IL2−IIIのだめの6種
類のオリゴヌクレオチド対をそれぞれ以下のようにして
連結させる。
2本鎖ヌクレオチドを合しそしてそれぞれ50mモルト
リス−HCl緩衝液40μb シウム20ミリモルおよびDTT 10ミリそル中10
0単位のT4− DNAリガーゼを用い15℃で16時
間かかつて連結させる。
遺伝子断片IL2−T〜IL2−IVは10チポリアク
リルアミドゲル(尿素添加せず、20X40L1厚さ1
 tm )上のゲル電気泳動によシ精製され、その際マ
ーカー物質としてはHinf Iで切断されたφX ’
174 DNA (BRL社製品)またはHae mで
切断されたpBR322が用いられる。
(3)遺伝子断片IL2−1〜IL2−■を含有するハ
イブリッドプラスミドの調製 a)遺伝子断片IL2−IのpUC12中ヘノ挿入シラ
スミドpUC12はプラスミドpUC8に対応する〔ビ
エイラ(Vieira )氏他の「ジーン(Gene)
J第19巻第259〜268頁(1982年)、および
メシング(Messing )氏他の同上第269〜2
76頁参照〕、しかしながら酵素Xba IおよびSa
c Iに対する付加的な制限部位を有する幾分大きなポ
リリンカーを含有する〔ノランダー(Norranae
r )氏他、「ジーン」第26巻第101〜106頁(
1983年)参照〕。このプラスミドを酵素EcoRI
およびPstlによシ処理する。それによシ約40塩基
対の大きさのポリヌクレオチドがプラスミドから切シと
られる。開環されたプラスミドからのこの断片の分離は
セファデックス(5EPHADEX )■G50でのク
ロマトグラフィーによるかまたは1.5%アガロース中
での電気泳動により知られた方法(マニアテイス(Ma
niatis )氏の方法)で行われる。断片の分離は
回避することもできる、何故ならIL2−Iが挿入され
たプラスミドは培養によシ容易に識別されうるからであ
る(以下に詳述するように)。
開環されたプラスミド中に断片IL2−Iを以下のよう
にして酵素によシ挿入すると、シラスミドp145/3
(第1図参照)が形成される。
DNA断片の結合は50ミリモルトリス(pH7,6)
、5ミリモルATP、5ミリモルジチオトレイトール、
5ミリモルMgCl2および約100単位のT4− D
NA リガーゼからなる混合物中12℃で16時間行な
われる。続いヤこのプラスミドを70ミリモルのCaC
j! 2でコンピテントとなした大腸菌K 12 (J
M 103 )株中に形質転換する。
プラスミドp145/3を含有する細菌は50μydの
アンピシリン、1ミリモルのインプロピル−チオガラク
トシド(以下IPTGと略記する)おxび2ss−−i
ロモー4−クロロ−3−インドリル−β−D−ガラクト
シド(X−Gal )を含有する寒天プレート上に「白
色」コロニーとして検出されうる。場合によってはまだ
未変化のまたは完全には切断されてないプラスミドpU
C12に起因する「青色」の細菌コロニーも存在する。
白色の細菌クローン約5個を培養しそして含有されるプ
ラスミドを知られた方法(マニアナイス氏の方法)で単
離する。
挿入されたDNAの大きさは制限酵素PstIおよびE
coRIによる処理に続いて10%ポリアクリルアミド
ゲル上での電気泳動によシ確認される。こnに続き挿入
の配列整理力神キサム(b)およびギルバート(G11
bert )氏の方法〔「メソツズ・エンザイモロジー
(Methods Enzymol、 )J第65巻第
499頁(1980年)参照〕またはサンガー(San
ger )およびクールソン(Coulson)氏の方
法〔「ジャーナル・オフ・モレキュラーバイオロジー(
、’、 Mo1.Biol、) J第94巻第441頁
(1975年)参照〕に従い遂行される。
b)遺伝子断片IL2−IIのpUC12中への挿入a
)項と同様にしてプラスミドpUC12を制限酵素Ps
t 工およびXba Iと反応させそして生成したオリ
ゴヌクレオチドを場合により分離したのち断片IL2−
11を酵素的に挿入する。シラスミドp 147/1(
第2図参照)が生成する。
C)遺伝子断片IL2−1のpUC12中への挿入a)
項と同様にしてプラスミドpUC12を制限酵素Xba
 IおよびSac Iと反応させそして断片IL2−I
IIを酵素により挿入する。プラスミドp138/25
 (第6図参照)が生成する。
d)遺伝子断片IL2−IVのpUo 12中への挿入
a)項と同様にしてプラスミドpUC12を制限酵素S
ac TおよびSal Iを用いて切断しそして断片I
L2−R/を酵素により挿入する。プラスミドp 14
3/1 (第4図参照)が生成する。
(4)遺伝子断片の連結 プラスミドp145/3、p147/1、p 138/
25およびp143/1を増殖させそして配列を確認し
たのち小断片IL2−I〜IL2−1t/を新たに適当
な制限酵素を用いて切シ出しそしてポリアクリルアミド
上の電気泳動により分離する。このゲルをエチジウムブ
ロマイドの水溶液中に浸漬したのちバンドをW光線によ
り確認し、切シ出しそしてDNAを知られた方法で抽出
する(マニアナイス氏の方法)。
小断片IL 2−I 〜工L 2−11/を(3) a
)項記載のようにして酵素的に連結させそして制限酵素
Rc。
RIおよびSal Iと反応させることによシ開環され
たプラスミドpUC12中に挿入する。ハイブリッドプ
ラスミドp 159/(S (第5図参照)が得られ、
このものの配列はもう一度分析に′よシ確認する。
・  (5)  DNA配列Iを発現させるためのハイ
ブリッドプラスミドの構成 a)  pKK177、!l中への挿入発現プラスミド
pKK 177.5 (Eco RT認識部位中にSa
l T切断部位を含有する配列が合成的に挿入されたプ
ラスミドptac 11 (アンマン(Amman )
氏他、「ジーン」第25巻第167頁(1983年)参
照)〕を制限酵素ECo RIおよびSal Iを用い
て開環させる。プラスミドp159/6(第5図参照)
からDNA配列工を制限酵素EcoR1および8alI
を用いて切り出しそしてポリアクリルアミドまたは2%
低融解(低融点)アガロース上に加え、プラスミドDN
Aを分離しそして挿入物を回収する(マニアテイス氏の
方法)。開環されたプラスミドpKK’ 177.3を
DNA配列■と連結させることKより、発現領域または
調節領域が挿入の上流に位置するハイブリッドプラスミ
ドが生成される。I PTGのような適当な誘導物質を
添加した後にmRNAが形成されそしてこれがDNA配
列工に対応するポリペプチドの発現を生ずる。
b)ptrpHI中への挿入 発現プラスミドpt、rpH1(アンマン氏他の「ジー
ン」第25巻第167〜178頁(1983年)参照)
はHind 11制限部位が後に続< Trpオペロン
(プロモーターおよびオはレータ−)の制御エレメント
を含有する(4@6図参照)。
p159/SからDNA配列工を単離したのち突き出た
末端を製造者(PLバイオケミカカル社)の記載に従い
マングビーン(Mung bean )ヌクレアーゼを
用いて除く。ptrブH1をHind IIIを用いて
開環させそして突き出た末端も同様にマングビーンヌク
レアーゼを用いて除去する。次KDNA配列1をプラン
トエンド(bluntθnd )状で開環されたプラス
ミド中にT4 DNAリガーゼを用いて挿入する(第6
図参照)。
0位にあるメチオニンについてのヌクレオチドトリプレ
ッ) AT()にょシ蛋白質合成の開始点が確立される
。発現はトリプトファンの非存在および/またはインド
リル酢酸の存在にょシ誘導される。
(6)修飾物の調製 a)蛋白質のC−末端での短縮 IL−2の生物学的活性を有する短縮された蛋白質分子
を調製するにはプラスミドp 159/6 全制限酵素
Sal Iと反応させ続いてそれ自体知らレタ方法でエ
キソヌクレアー−d■およヒs1−ヌクレアーゼによシ
処理する。Eco R1と反応させたのちにIL−2の
部分配列が得られ、このものは一方の末端にEcoRI
に対する重なシ合う配列を担持しそしてもう一方の末端
はプラントエンドである。一方の末端がプラントエンド
であシそしてここでは第1番目のコドンとして停止コド
ンを有し、これに対しもう一方の末端にはSal I配
列の張シ出しを担持する化学的に合成されたDNAを添
加したのちに、この短縮されたDNA配列が同じ発現ベ
クター中に挿入されうる。
b)蛋白質のN−末端での短縮 脱−[Ala1] −1L−2を発現させるDNA配列
を含有するハイブリッドシラスミドを構成させるには、
プラスミドp159/6からそれ自体知られた方法で制
限酵素EcoRIおよびHind mを用いてシラスミ
ドのポリリンカ一部分を含めDNA配切断する。単離さ
れたAha n −Hind m断片を実施例(51b
)項記載のようにしてプラントエンドとなしそして次に
Sal Iを用いて切断する。下記アダプター 5’  AA TTCATG  3’ 3’     GTAC5’ を用い、EcoRIおよびSal ■で開環されたプラ
スミドpxx17Z3と連結させると脱−(Alal〕
−IL−2産生のための遺伝子を含有する新規なハイブ
リッドプラスミドが得られる。
(カ ハイブリッドシラスミドの形質転換コンピテント
な大腸菌細胞を配列Iまたはその誘導体を含有するハイ
ブリッドプラスミド0.1〜1μSを用いて形質転換し
そしてアンピシリンを含有する寒天プレート上で培養す
る。続いて正しく統合されたIL−2遺伝子配列または
その誘導体を相当するプラスミド中に含有するクローン
をDNA迅速処理により固定する(マニアテイス氏の方
法、前記参’Jl[)。
+8)  IL −2活性を有するポリペプチドの発現
DNA配列■またはその誘導体を含有するハイブリッド
プラスミドを大腸菌中に形質転換すると、IL−2アミ
ノ酸配列または変化された配列の外にアミノ末端でさら
に付加的なメチオニル基を担持するポリペプチドが発現
される。
(9)後処理および精製 所望の光学濃度となるまで培養した細菌菌株を適当な誘
導物質、例えばIPTG、と充分な時間例えば2〜4時
間培養する。続いて細胞を0.1チクレゾールおよび0
.1ミリモルのベンジルスルホニルフルオライドを用い
て殺す。誘導後に分子量約15000ダルトンの蛋白質
バンドがドデシル硫酸ナトリウム−ポリアクリルアミド
ゲル(以下SDS −PAAゲルと略記する)上に確認
される。遠心分離または濾過後に細胞塊を緩衝溶液(5
0ミリモルトリスおよび50ミリモルEDTA 、 ’
 pH7,5)中にとシそして例えばフレンチプレス(
French Press )またはダイン(DYNO
)■ミル(ウィリー・パホーファ=(Willy Ba
chofe:9社製品、バーゼル)を用いて機械的に崩
壊させ、次に不溶の成分を遠心分離除去する。
IL−2蛋白質の一部分が細胞崩壊後に残留物中に留ま
りそして8M尿素、6Mグアニジニウム−HCA’ 、
およびイオン系または非イオン系界面活性剤および類似
の溶媒を含有する緩衝溶液を用いて可溶化されうる。こ
の溶液からIL−2活性を包含する蛋白質が慣用の方法
により精製される。イオン交換カラム、吸着カラムまた
はゲル濾過カラムでのり四マドグラフィー、または抗体
カラムでの7フイニテイクロマトグラフイーが適当であ
る。ドデシル硫酸ナトリウム−アクリルアミドゲルによ
る分析またはHPLC分析により生成物の濃度および純
度が検査される。
IL −2蛋白質の生物学的特性化には培地中における
IL−2の存在に厳密に依存するT−細胞が用いられる
。かかる細胞系列の細胞分裂速度は培地のIL−2濃度
に゛ある限界内で比例し、それゆえこれは培地からの5
H−チミジンのと9込みから測定されうる。
【図面の簡単な説明】
第1図はIL−2−Iが挿入されたプラスミドおよびそ
の調製法を示す図である。 第2図、第3図、第4図および第5図はそれぞれIL 
2−11. IL 2−m、(、rr= 2−wおよび
IL−2が挿入されたシラスミドを示す。 第6図はプラスミドptrpHI中へのIL 2 DN
Aの挿入を示す図であるO 外2名

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)ヒトインターロイキン−2の部分配列または誘導体
    を有することを特徴とするヒトインターロイキン−2の
    生物学的活性を有する蛋白質。 2)ヒトインターロイキン−2のアミノ酸配列に加えさ
    らに1個またはそれ以上のアミノ酸を有することを特徴
    とする前記第1項記載の蛋白質。 3)ヒトインターロイキン−2のアミノ酸配列からなる
    が、しかしながらN−末端で1個またはそれ以上のアミ
    ノ酸が欠落していることを特徴とする前記第1項記載の
    蛋白質。 4)ヒトインターロイキン−2のアミノ酸配列からなる
    が、しかしながらC−末端で1個またはそれ以上のアミ
    ノ酸が欠落していることを特徴とする前記第1項記載の
    蛋白質。 5)ヒトインターロイキン−2のアミノ酸配列からなる
    が、しかしながらN−末端でさらに1個またはそれ以上
    のアミノ酸が付加的に存在することを特徴とする前記第
    1項記載の蛋白質。 6)ヒトインターロイキン−2のアミノ酸配列からなる
    が、しかしながらC−末端でさらに1個またはそれ以上
    のアミノ酸が付加的に存在することを特徴とする前記第
    1項記載の蛋白質。 7)C−末端でさらに1個またはそれ以上のアミノ酸が
    付加的に存在することを特徴とする前記第5項記載の蛋
    白質。 8)N−末端でさらに1個またはそれ以上のアミノ酸が
    付加的に存在することを特徴とする前記第4項記載の蛋
    白質。 9)1個またはそれ以上のアミノ酸がC−末端でも欠落
    していることを特徴とする前記第6項記載の蛋白質。 10)C−末端でも1個またはそれ以上のアミノ酸が付
    加的に存在することを特徴とする前記第5項記載の蛋白
    質。 11)ヒトインターロイキン−2の配列の1個またはそ
    れ以上のアミノ酸が交換されていることを特徴とする前
    記第6〜10項記載の蛋白質。 12)DNA配列 I 、すなわちアミノ酸1〜133に
    相当するヌクレオチド9〜407を完全にまたは部分的
    に包含する合成遺伝子が使用されることを特徴とするヒ
    トインターロイキン−2の遺伝子工学的製法。 DNA−配列 I 【DNA配列があります】 13)DNA配列 I 、すなわちアミノ酸1〜133に
    相当するヌクレオチド9〜407、を完全にまたは部分
    的に包含する合成遺伝子が使用されることを特徴とする
    前記第3、4および9項記載のヒトインターロイキン−
    2の生物学的活性を有する蛋白質の遺伝子工学的製法。 14)DNA配列 I 、すなわちアミノ酸1〜133に
    相当するヌクレオチド9〜407、またはこの配列の一
    部分に付加的な1個またはそれ以上のアミノ酸に相当す
    る1個またはそれ以上のヌクレオチドトリプレットを付
    加的に包含する合成遺伝子が使用されることを特徴とす
    る前記第2、5、6、7、8および10項記載のヒトイ
    ンターロイキン−2の生物学的活性を有する蛋白質の遺
    伝子工学的製法。 15)その遺伝子が、1個または2個の停止コドンを伴
    つたDNA配列 I 、すなわちアミノ酸0〜133に相
    当するヌクレオチド6〜407、を包含することを特徴
    とする前記第12項記載の方法。 16)その遺伝子が第一番目のアミノ酸をコードするヌ
    クレオチドトリプレットの前にATGコドンを有しそし
    て最後のアミノ酸をコードするヌクレオチドトリプレッ
    トの後に2個の停止コドンを有することを特徴とする前
    記第16および14項記載の方法。 17)宿主細菌として大腸菌が使用されることを特徴と
    する前記第12〜16項記載の方法。 18)ヌクレオチド9〜407(アミノ酸1〜133)
    を含有するDNA配列 I 。 19)1個または2個の停止コドンを伴うヌクレオチド
    6〜407(アミノ酸0〜133)を含有するDNA配
    列 I 。 20)DNA配列IIa(ヒトインターロイキン2− I
    )、IIb(ヒトインターロイキン2−II)、IIc(ヒト
    インターロイキン2−III)およびIId(ヒトインター
    ロイキン2−IV)。 21)DNAオリゴヌクレオチド I a〜IVj。 DNA−配列II 【DNA配列があります】 22)Eco−R I 切断点およびpst I 切断点の間
    のDNA配列IIa(ヒトインターロイキン2− I )を
    含有するハイブリッドプラスミド。 26)Pst I 切断点およびXba I 切断点の間のD
    NA配列IIb(ヒトインターロイキン2−II)を含有す
    るハイブリッドプラスミド。 24)Xba I 切断点およびSac I 切断点の間のD
    NA配列IIc(ヒトインターロイキン2−III)を含有
    するハイブリッドプラスミド。 25)Sac I 切断点およびSal I 切断点の間のD
    NA配列IId(ヒトインターロイキン2−IV)を含有す
    るハイブリッドプラスミド。 26)EcoR I 切断点およびSal I 切断点の間の
    DNA配列 I を含有するハイブリッドプラスミド。 27)DNA配列 I (ヌクレオチド6−413)を含
    有するハイブリッドプラスミド。 28)前記第22〜27項記載のハイブリッドプラスミ
    ドを含有する宿主細菌。 29)前記第12〜27項記載のハイブリッドプラスミ
    ドを含有する大腸菌。
JP60113324A 1984-05-29 1985-05-28 ヒト インターロイキン‐2の遺伝子工学的製法およびその方法を実施するための手段 Pending JPS6199A (ja)

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