JPS6198496A

JPS6198496A - 乗物搭載用のカ−ドチエツク装置

Info

Publication number: JPS6198496A
Application number: JP21990684A
Authority: JP
Inventors: 藤田　義治; 広瀬　永吉
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1984-10-19
Filing date: 1984-10-19
Publication date: 1986-05-16

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の技術分野］本発明は、たとえばバスなどの乗物に搭載され、定期券
などのカードをチェックする改札礪などに好適な乗物搭
載用のカードチェック装置に関する。

［発明の技術的背景とその問題点コ一般に、たとえばバスにおける料金の収受は、運転者１
人が行なうため、定期券から回数券、料金券（ストアー
ド・バリュー・カード）、現金を全てチェックすること
は、運転業務に加えかなりの労力を強いられている。特
に、定期券においては、その記載内容から有効期間、乗
車区間、通勤。

通学の区別、男２女の区別を目視し判断しなげればなら
ず、このため目の負担を増し、本来の業務である運転に
対して支障をきたしている。

［発明の目的］本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的と
するところは、乗務員の負担を軽減し、カードの不正使
用、不正カードの発見が容易となる乗物搭載用のカード
チェック装置を提供することにある。

［発明の概要］本発明は上記目的を達成するために、利用者によって投
入されるカードを受入れてそれに記録されている情報を
読取る読取手段を乗物の搭乗口に設けるとともに、この
読取手段によって読取られた情報をその乗物の乗務員に
対して表示する表示手段をたとえば乗物の運転席近傍に
設けることにより、乗務員が表示手段の表示内容によっ
てカードの記載内容をチェックし得るようにしたもので
（゛　　　　　ある・［発明の実施例］以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る。

第１図は本発明に係る改札機の設置状態を示すものであ
る。すなわち、１は乗物たとえばバスで、その前方搭乗
口２の右側には改札装置３が設けられるとともに、運転
席４近滴の左側前方には表示装置５が設けられ、これら
改札装置３と表示装置５とは図示しない信号ケーブルに
よって電気的に接続されている。

第２図は改札装置３を概略的に示すものである。

すなわち、１１は券挿入口、１２は券排出口であり、こ
れらの間には券搬送路１３が形成されている。そして、
券挿入口１１にはシャッタ１４および券挿入検知器１５
が設けられているとともに、券排出口１２には券排出検
知器１６が設けられている。また、搬送路１３の中途部
には、搬送される定期券の磁気記録部から磁気情報を読
取る読取ヘッド（磁気ヘッド）１７が設けられている。

第３図は表示装置５を示すもので、乗車区間を　　　（
表示する系統番号表示器２１、有効期間を表示する有効
期間表示器２２、通勤１通学を表示する表示器２３、男
２女の性別を表示する表示器２４などから構成されてい
る。

第４図は改札装置３および表示装置５の電気回路を概略
的に示すもので、改札装置３は機構制御回路３１および
読取回路３２などによって構成され、また表示装置５は
表示制御回路３３などによって構成され、読取回路３２
と表示制御回路３３とは信号ケーブル３４によって接続
されている。

次に、上記のような構成において動作を説明する。なお
、本発明の改札機に用いられる定期券は、その裏面（全
面あるいは一部分）に磁気記録部を有していて、その磁
気記録部には券種情報、乗車駅、経由駅、下車駅などの
乗車区間情報、開始日。

終了日などの有効期間情報、通勤１通学を示す情報、男
１女を示す性別情報などが磁気的に記録されているもの
とする。まず、利用者（乗客）はバス１に乗る際、その
搭乗口２において所有している定期券を改札装置３の券
挿入口−１１に挿入する。

この挿入された定期券を券挿入検知器１５が検知すると
、機構制御回路３１によって搬送路１３が駆動され、定
期券は内部に取込まれる。定期券が内部に取込まれると
、機構制御回路３１によってシャッタ１４が閉じられ、
次の定期券が挿入されることを阻止される。しかして、
定期券は読取ヘッド１７を通過し、そのとき磁気記録部
に記録されている磁気情報が読取ヘッド１７によって読
取られ、読取回路３２へ送られる。読取回路３２は、読
取ヘッド１７が読取った内容を判読し、それを表示装置
５の表示制御回路３３へ送る。表示制御回路３３は、読
取回路３２から送られた各情報を対応する各表示器２１
〜２４へそれぞれ表示せしめる。これにより、運転者は
、利用者の提示する定期券の表面に印刷されている券面
情報を目視にて読取る必要がなく、表示装置５の表示内
容によって利用者の定期券記載内容をチェックすること
が可能となる。

このように、挿入された定期券を搬送しその磁気情報を
読取って排出できる改札装置３をバス１の搭乗口２の右
側に設置し、この改札装置３が読取った情報を可視表示
する表示装置５を運転席近（労の左側前方に設置するこ
とにより、利用者が提ホする定期券の内容を運転者が目
視で読取ることなく、表示装置５の表示内容により定期
券の良否判定が行なえる。したがって、運転者の負担が
著しく減少し、安全運行がより確かなものとなり、しか
も定期券の不正使用、不正定期券の発見がきわめて容易
となる。

第５図は本発明の他の実施例における表示装置５の構成
例を示すもので、第３図に比べて、更に系統番号投入キ
ー２５、有効期間投入キー２６、テンキー２７、リセッ
トキー２８、ブザーなどの警報器２９、エラー表示器３
０を追加することにより、改札装置３で読取った情報の
良否チェックをも行なえるようにしたものである。この
場合の電気回路は第６図に示すようになり、第４図に比
べて、表示装置５が更に判別回路３５、入力制御回路３
６が追加された構成となっている。すなわ禽；゛　　　ち、まず系統番号投入キー２５を押下した後
テンキー２７により運行している路線の系統番号を入力
し、さらに有効期間投入キー２６を押下した後テンキー
２７により有効期間である「月」を入力することにより
、それらを判別回路３５に登録せしめておく。そして、
運行開始から終了まで、定期券が挿入されるごとにその
定期券から読取った情報を判別回路３５へ送り、定期券
の系統番号および有効期間を上記登録されている系統番
号みよび有効期間と比較照合することにより、その良否
チェックを行なう。このチェックの結果、もし「否」で
あればエラー表示器３０を点灯させるとともに警報器２
９を鳴動させることにより、それを運転者に知らせる。

この場合、運転者はそれを確認した後、リセットキー２
８を押下して判別回路３５をリセットすることにより、
次の定期券に対する受付が可能となるようになっている
。このように、表示装置５に情報入力手段を付加し、改
札装置３が読取った情報を判別回路３５を介してチェッ
クすることにより、定期券情報のチェック機能が増し、
運転者（他に乗務員がいる場合はそ　　　　！の者も含
む）の負担を更に軽減することができる。

なお、前記実施例では、表示装置の設置箇所を運転席近
傍の左側前方としたが、利用者を監視し定期券情報を読
取る目的から、搭乗口の上方に設置してもよい。また、
表示装置を複数のそれぞれ専用の表示器によって構成し
たが、たとえば単一画面に各種情報が表示し得るＣＲＴ
表示装置あるいは音声による表示装置を用いてもよい。

また、定期券情報チェックのための情報を入力するテン
キーなどの入力手段を表示装置側に設けたが、改札装置
側に設けてもよい。また、定期券情報チェックのための
情報入力をテンキーにより行なったが、一般にバスにお
いては社内放送用のテープや行先表示があり、乗車区間
の入力手段があるため、これらの情報によりチェックが
可能であり、テンキーなどの入力手段を省くことも可能
である。したがって、定期券情報をチェックするための
判別回路は必ずしも表示装置側に設ける必要はなく、改
札装置側に設けてもよい。

また、前記実施例では、改札機利用に伴う利用記録など
、乗車人員、利用券種（通勤１通学、男。

女、割引）、利用券の梗類を記録し、運行計画に必要な
情報記録を行なう記録装置の付加は記載されていないが
、改札機の設置に伴う応用として可能である。このよう
な記録装置を付加することにより、後方業務が可能とな
り、手作業から礪械化が行なうことができ、正確な情報
収集から適切な運行計画がたてられる。

さらに、前記実施例では、バスに搭載される改札機に適
用した場合について説明したが、本発明はこれに限定さ
れるものでなく、たとえば路面電車あるいはモルレール
、船舶、航空機など、バス以外の乗物に搭載される改札
別などのカードチェック装置にも適用できる。

［発明の効果］以上詳述したように本発明によれば、乗務員の負担を大
幅に軽減し、カードの不正使用、不正カードの発見が容
易となる乗物搭載用のカードチェック装置を提供できる
。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第４図は本発明の一実施例を説明するため
のもので、第１図はバスに対する改札別のｕＱ装状態を
示す斜視図、第２図は改札装置の概略構成図、第３図は
表示装置の構成図、第４図は電気回路の概略構成図、第
５図および第６図は本発明の他の実施例を説明するため
のもので、第５図は表示装置の構成図、第６図は電気回
路の概略構成図である。１・・・バスく乗物）、２・・・搭乗口、３・・・改札
装置、４・・・運転席、５・・・表示装置、１７・・・
読取ヘッド、３１・・・は横制御回路、３２・・・読取
回路、３３・・・表示制御回路、３５・・・判別回路３
６・・・入力制御回路。出願人代理人　弁理士　鈴江武彦第２図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）乗物の搭乗口に設けられ利用者によって投入され
るカードを受入れてそれに記録されている情報を読取る
読取手段と、この読取手段によって読取られた情報をそ
の乗物の乗務員に対して表示する表示手段とを具備した
ことを特徴とする乗物搭載用のカードチェック装置。
（２）前記読取手段は乗物の搭乗口の右側に設けられて
いることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の乗物
搭載用のカードチェック装置。
（３）前記表示手段は乗物の運転席近傍に設けられてい
ることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の乗物搭
載用のカードチェック装置。
（４）前記表示手段は読取手段の近傍に設けられている
ことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の乗物搭載
用のカードチェック装置。
（５）前記読取手段は読取った情報によりそのカードの
良否判定をも行なうことを特徴とする特許請求の範囲第
１項記載の乗物搭載用のカードチェック装置。
（６）前記カードは定期券である特許請求の範囲第１項
記載の乗物搭載用のカードチェック装置。
（７）前記乗物はバスである特許請求の範囲第１項記載
の乗物搭載用のカードチェック装置。