JPS6194A - エストリオールエステル、その製法およびこれを含有するエストロゲン作用性医薬調剤 - Google Patents

エストリオールエステル、その製法およびこれを含有するエストロゲン作用性医薬調剤

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JPS6194A
JPS6194A JP60101663A JP10166385A JPS6194A JP S6194 A JPS6194 A JP S6194A JP 60101663 A JP60101663 A JP 60101663A JP 10166385 A JP10166385 A JP 10166385A JP S6194 A JPS6194 A JP S6194A
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    • C07J1/0066Estrane derivatives substituted in position 17 beta not substituted in position 17 alfa
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    • C07J1/0074Esters
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
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  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Dental Preparations (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、特許請求の範囲記載の新規エストリオールエ
ステル、その製法および新規エストリオールエステルを
含有するエストロゲン作用性医薬調剤に関する。
従来の技術 化学名工。3.5(10)−エストラトリエン−3,1
6α、17θ−トリオールを有するエストリオールは、
重要な天然のエストロゲンフある。
エストリオールは、たとえば更年期の女性におけるエス
トロゲン欠乏症においてエストロゲン代理療法のための
調剤中の有効成分としても適用される。
エストリオールは非常に急速に身体から排出されるの1
.エストリオールは短い間隔で(1日に1−3回)適用
しなければならない。
つ 文献には、エストリオールのい(\かのエステルも記載
されており、たとえばエストリオール−トリエステル、
16.17−ジエステルおよび16−モノエステルは、
ケミカル アンPファーマシューテイカル プルティン
(Chem。
Pharm、Bul l。)第1巻(19ej3年)第
510〜514ページに記載され、さらに3−アセテー
ト、3.16−ジアセテートおよび16,17−ジアセ
テートは、アクタ ケミ力 スカンシナビ−h (Ac
ta Chem、5cand。)第22巻(1968年
)、第254ページに記載されている。
1日に3回適用されねばならない、エストリオールコハ
ク酸エステルを除き、エストリオールエステルは医療に
は適用されていない。
これまf記載されていない、2〜10の炭素原子を有す
るモノカルゼン酸とエストvオールとf)3. 17!
’−ジエステルが、エストロゲン作用の強さおよび期間
でエストリオールにまさる。
本発明は一般式■:0 〔式中Rはそれぞれ2〜1oの炭素原子を有するモノカ
ルヂン酸の残基な表わす〕f示されるエストリオールエ
ステルテアル。
一般式■のエステル基Rは、主に同じであり、脂肪族、
環状脂肪族−脂肪族または芳香族モノカルゼン酸から誘
導される。有利なエステル基Rは、酢酸、プロピオン酸
、酪酸、イソ酪酸、ビ・々リン酸、・マレリアン酸、カ
シロン酸、エナント酸、オクタン−およびデカン酸、さ
らにβ−シクロペンチルプロピオン酸および安息香酸の
残基である。
発明の効果 新規ニス’)’Jオールエステルのエストロゲン作用性
およびデボ−特性を、ルピン(Rubin)による変更
子宮成長試験↑、卵巣切除されたラットで、エストリオ
ール(C5)と比較して測定した( x y fクリノ
ロジー(Endocrinology)第49巻(19
51年)第429〜439ページ)。
配量1グループにつき6匹の体重的1goyの成熟卵巣
切除されたラットを、1回それぞれの試験−ないしは対
照物質(ニス) IJオール)で処理した。物質投与の
日は、試験の1日(dl)とする。物質は4二6の比の
安息香酸ベンジルエステル+ひまし油に溶解し、1日量
を0.2−の容量フ皮下(S、C0)適用する。対照グ
ループには賦形剤0.2 w/のみを投与する。
有効なエストロゲンは、卵巣切除ラットにおいて膣ヒ皮
の特徴的な変化を生じる。膣上皮の強(・増殖および表
面細胞の角質化が生じる。1日に1回、膣かき取りを実
施する。かき取り組織像を細胞学的に評価する。
次の一連の段階を区別する: 1−発情静止期(Di6strus) (白血球および
有核上皮細胞)、 2−発情前期(Pro6strus)  (有核上皮a
s)、 3=発情期(0strus ) (無核角質塊)、仝=
メトエストルス(Metostrus ) (無核角質
塊、白血球、上皮細胞)。
膣におけるエストロゲン作用時間の測定のために、時間
を発情期が保持される日1測定する表1から、エストリ
オール(C5)の適用後、動物は1日発情期にとどまり
;等モル量のC3−ジゾロビオナート、E3−ノブチラ
ート、C3−ジイソブチラード、C3−ジ・ぐレリアナ
ートおよびC5−ジヘキサノエ〜トの適用後、発情期は
8日、16日、23日、28日ないしは27日持続する
表1 卵巣切除されたラットにおい、て、エストリオール(C
3)を1回注射(s、c、)、ないしは種々の3I 1
7−ジエステルをそれぞれ1回1等モル量注射した後の
腔でのエストロゲン作用時間 エストリオール(E )       1日1 QQ 
u 1! S、C。
E −ジプロピオナート        8日139 
ttgS、C0 E −ジブチラート         16日149μ
gS、C0 E −ジイソブチラード       23日149μ
IIs、c。
E −ジパレリアナート      28日158μI
is、c。
E −ジヘキサノエート       27日168μ
、t  S、C。
表2には、卵巣切除されたラットにおい′〔、エストリ
オール(C3)&1回注射(S、C0)および種々のE
、−3,17−ジエステルをそれぞれ1回注射(s、c
、) した後のエストリオール(E3)−血清濃度の時
間的経過をpモル/lマ記載する。
11目では注射の2時間前、注射後5日間、100日間
15日間、200日間25E[および300日間動物か
ら血液を採取して、RIA(放射線免疫検定法)を用い
て血清E5濃度を測定する。
表2から、エストリオール−3,17−ジエステルの適
用後、放射線免疫検定法で測定されたE5 濃度はエス
トリオール(E3)の等モルの適用後よりもご〜15倍
高いことが明らかになる。
ジエステルでは高められたE3  濃度は適用後30日
まで観察され、エストリオールでは僅か8日間だけ観察
されるにすぎない。
動物実験結果から、エストリオールのエステル化により
作用強度も作用時間も高まることが見てとれる。
3.17−位でのエストリオールのエステル化により、
医学的に多岐に適用雫きる、天然のエストロゲンの物質
代謝−安定化型が得られる。新規エステルは経口投与で
きるにもかかわらず、非経口的適用法が有利fあり、そ
れというのもこの場合にはじめて新規エステルの利点が
十分に現われるからである。非経口的適用により、最初
の肝臓通過が避けられ、それにより急速な代謝が避けら
れる。さらに、非経口的適用により、たとえば血液凝固
因子の増加、ホルモン輸送蛋白質の増加、アンジオデン
シノーゲンの増大および肝蛋白質の平衡移動のような有
害な肝臓のエストロゲン作用が避けられる。
新規エストリオールエステルの主適用領域は、熱による
のぼせ、骨多孔症、皮膚−および生殖器萎縮症のような
更年期障害に悩んでいる閉経期の女性におけるエストロ
ゲンの代理、さらに女性の受精調節およびたとえば膣萎
縮症、外陰萎縮症のような婦人科の適応症である。
新規エストリオールエステルの投与すべき量は、広い範
囲円で!@し、それぞれの有効量がカバーされる。治療
すべき状態、投与の種類および頻度に依存して、量は約
1〜10011写に達する。
新規エステルは、注入可能なまたは挿入可能なデボ−調
剤の製造のためのエストリオールの前駆薬剤として特に
適している。これは経口適用可能な調剤に対し、唯1回
の注入手1または数り月十分であるという利点を荷し、
たとえば鋺剤は毎日服用し7TCければならない。デボ
−創作用時間は、エステルの鎖長および量、なうひに作
用物質を放出寸−ろ担持物質の種類に依存する。
担持物質として、作用物質が溶解または懸”(至)Jさ
れ−Cいてよい生理学的に認容性の希釈剤が適している
。希釈剤として、たとえば電解基または増粘剤の添加あ
りかまたはなしの水が適している。そこで、デポ−調剤
はたとえば循細結晶水性懸澗液であってよい。
非常に類繁に希釈剤として、溶解助剤、界面活性剤、懸
濁−または乳化剤の添加ありかまたはなしの油状物も使
用される。使用される油状物の例は、殊にオリーブ油、
落花生油、綿実油、大豆油、ひまし油およびごま油であ
る。溶解助剤の例は、殊にベンジルアルコールおよびベ
ンジルベンゾエートである。有利な混合物は。
ひまし油6重量部およびベンジルベンゾエート4重量部
から成る。
デポ−避妊薬と12で、新規エストリオールエステルを
使用する場合、新規エステルはデポーゲスターゲンまた
は経口投与すべきゲスターゲンと組合−ビることができ
ろ。組合せ適用は、同時にまたは時間をずらして行なう
ことがマきる。そこで、たとえば一般式Iのデポ−エス
トロゲンおよびデボ′−ゲスターゲンを1ケ月注入に組
合せることかできる。油状収用デポーゲスターゲンとし
てはたとえばノルエチステロンエナントエートおよび微
細結晶懸濁液用にはメPロキシデロゲステロンアセテー
トが適している。
所望の作用時間に応じて、新規デポ−エストロゲン約3
〜100m9を、デ2−ゲスターゲン30〜.’300
■と絹合せることが1きる。
本発明によるデポ−エストロゲンは注射することもマき
、ノルエチステロン、ノルゲストレル、レダノルゲスト
レルまたはシブロチロンアセテートのような常用のゲス
ターゲンを毎日経口適用することもできる。
挿入調剤は、不活性物質、たとえば生理学的に分解可能
なポリマーを有する作用物@を含有していてよい。作用
物質は、シリコーンゴムを用いて挿入剤に加工すること
もできる。
発明を達成するための手段(その3) 一般式■の新規化合物は、特許請求の範囲第13項記載
の方法IF−より、一般式■:〔式中R,R,R3は同
じかまたは異なり、それぞれ1〜5の炭素原子を有する
アルキル、フェニルまたはベンジルを表わす〕を示さn
るエストリオール−16−シリルエーテルを、自体公知
の方法で3−および17−位でエステル化し、引(tき
シリルエーテルを脱離することにより製造することが)
きる。
エスト+)オーA/−16−ジリルエーテルノ3−およ
び17β−位におけるヒPロキシ基のエステル化は、自
体公知の方法で、相当するモノカル・2ン酸RC0OH
または誘導体、殊に塩基の存在でモノカルダン酸の無水
物または塩化物を用いて行なわれる。塩基としては、殊
にピリジン、4−ジメチルアミノピリジン、コリジン、
トリエチルアミンのような第三アミンまたはこれらのア
ミンの混付物が挙げられる。
引続きシリルエーテルを脱離するのは、同様に自体公知
の方法を実施する。有利な方法は。
無水テトラヒPロフラン中室温でテトラブチルアンモニ
ウムフロリドを用いる脱離である。
出発化合物として使用される一般式■のエストリオール
−16−シリルエーテルは、エストリオールと相応する
シリルクロリPとをジメチルホルムアミP中受イミノゾ
ールの存在で反応させることにより製造される。シリル
クロリPとしてはたとえばt−プチルジメチルシリルク
ロリげ、ジメチル−2−(3−メチル−ブチル)−シリ
ルクロリf、)ジメチル・−、トリフェニル−およびト
リペンジルシリルクロリPが挙げられる。
実施例 出発化合物16α−(t−ブチル−ジメチルシリルオキ
シ)−1,3,5(10)−エストラトリエン−3,1
7β−ジオールの製造ジメチルホルムアミP20〇−中
の1.3゜5(10)−エストラトリエン−3,16α
17jl?−チオールの一20℃に冷却した溶液に、イ
ミダゾール6.52Ji’の添加後、ジメチルホルムア
ミP10〇−中のt−ブチルージメチルシリルクロリP
1φ、24gの溶液を滴加する。
この反応混合物を1時間さらに冷却しながら攪拌し、引
続き氷水に注ぐ。生じた沈殿物を11.@取し、水で洗
浄し、ジクロロメタンに溶解する。
溶液を硫酸ナトリウム上フ乾燥し、真空中で蒸発濃縮す
る。残分をシリカゲルでのクロマトグラフィーにかける
収it:16α−(t−ブチル−ジメチルシリルオキシ
)−1,3,5(10)−エストラトリエン−3,17
β−ジオール 11.30II 融点=194℃。
例1 a)ピリジン3−中の16α−(t−ブチル−ジメチル
シリルオキシ)−1,3,5(10)−エストラトリエ
ン−3,17β−ジオール750mtiの溶液に、無水
酢酸1.5mlを加える。20℃で20時間の反応時間
後、溶液を氷水に−注ぐ。生じた沈殿物を濾取し、水1
洗浄し、乾燥する。3.17β−ジアセトキシ−10α
−(t−ブチル−ジメチルシリルオキシ)−1,3,5
(10)−エストラトリエン950■が得られる。
b)3,17t?−ジアセトキシ−16α−(を−ブチ
ル−ジメチル−シリルオキシ)−1,3=5(10)−
xストラトリエ:/ 95 Q myを無水テトラヒげ
レフラン9,5−中に溶解する。溶液にテトラブチルア
ンモニウムクロ!J)’950−を加え、20℃で2.
5時間攪拌する。反応混合物にジエチルエーテルを加え
、水で洗浄し、硫酸ナトリクム上を乾燥し、真空中で蒸
発濃縮する。残分なシリカゲルで、ペンタン−ジエチル
エーテル−勾配液(0〜20%ジエチルエーテル)を用
いるクロマトグラフィーにかける。
収量:融点132℃の(ジイソプロピルエーテルから)
3.17β−ジアセトキシ−1,3,5(10)−エス
トラトリエン−16α−オール310■。
(ロ)、=+96° (クロロホルム中)。
例2 a)ピリジン2−中の16α−(t−ブチル−ジメチル
シリルオキシ)−1,3,5(10)−エストラトリエ
ンー3,17β−ジオール500■の溶液に、無水プロ
ピオン酸1. Ofnlヲ加え、室温↑牛8時間放置す
る。反応溶液をジエチルエーテルで希釈し、水で洗浄し
、硫酸ナトリウムーヒで乾燥し、真空中f蒸発濃縮する
残分な、ペンタン−ジエチルエーテル−勾配液(0〜2
0%ジエチルエーテル)を用いてクロマトグラフィーな
行なう。
収i: 16α−(t−ブチル−ジメチルシリルオキシ
)−3,17β−ジプロビオニルオキシ−1,,3,5
(10)−エストラトリエン660m9゜ b)16α−(t−ブチル−ジメチルシリルオキシ)−
3,17β−ジゾロビオニルオキシ−1,3,5(10
)−エストラトリエン660■を1例1 b>  に記
載されたように、テトラブチルアンモニウムクロリPと
反応させる。相当する後処理後、融点105℃(ジイソ
ゾロビルエーテルから)の3.17β−ジプロビオニル
オキシ−1,3,5(10)−エストラトリエン−16
α−オール220 IQが得られる。
例3 a)ピリジン4 mlおよび無水酪酸2ff+7!中の
16α−(t−ブチル−ジメチルシリルオキシ)−1、
3,5(10)  −ニス ト ラ ト リ エ ン 
− 3 。
11/−ジオール1.0gの7容If、を、4−ジメチ
ルアミノピリジン1001ηの添加下に、室温で20時
間放置する。後処理は、例2 a)  に記載されてい
るように行なう。16α−(t−ブチル−ジメチルシリ
ルオキシ)−δ、17β−ジブチリルオキシー1,3.
5(10)−エストラトリエン1.4gが得られる。
b)16α−(t−ブチル−ジメチルシリルオキシ)−
3,17β−ジブチリルオキシ−1゜3.5(10)−
エストラトリエン1.41i+を、例1 b)  に記
載したようにして反応させる。相当する後処理後、3.
17−ジプチリルオキシー1.3.5(10)−エスト
ラトリエン−16α−オール900mqが油状物として
得られる@22−=+84  (クロロホルム中)。
例牛 a)16α−(t−ブチル−ジメチルシリルオキシ)−
1,3,5(LO)−エストラトリエフ−3,1’rl
i−ジオ−#1.(lヲ、例3a)に記載された反応条
件下に、無水イソ酪酸と反応させる。16α(t−ブチ
ル−ジメチルシリルオキシ)−3,17β−ジイソブチ
リルオキシ−1,3,5(10)−エストラトリエン1
゜3gが得られる。
b)16α−(t−ブチル−ジメチルシリルオキシ)−
3,17/−ジイソブチリルオキシ−1、3,5(10
)  −エ ス ト ラ ト リ エ ン 1.3 g
から、例1 b)  に記載された条件下に、融点11
4℃の3,171−ジイソブチリルオキシ−1、3,5
(10)  −ニス ト ラ ト リ エ ン − 1
6α−オール830IIが得られる。
例5 a)16α−(t−ブチル−ジメチルシリルオキシ)−
1,3,5(10)−エストラトリエン−3,17β−
ジオール1.o、fiから、無水吉草酸を用いて、例3
 a)  に記載された条件下に、16α−(t−ジチ
ル−ジメチルシリルオキシ)−3,17/−ジパレリル
オキシー1,3.5(10)−エストラトリエン1.3
7.9が得られる。
0)例1b)に記載された条件下に、16α−(t−ブ
チル−ジメチルシリルオキシ)−3゜17β−ジパレリ
ルオキシー1,3.5(10)−エストラトリエン1.
3’ 7 #から、3.17β−ジブチリルオキシ−1
,3,5(10)−エスト−yトリエンー16α−オー
ル76C17が油状物として得られろ。
例6 a)16α−(t−ブチル−ジメチルシリルオキシ)−
1,3,5(10)−エストラトリエン−δ、171−
ジオール750ηから、無水カプロン酸を用いて、例3
a)  に記載された反応条件下に、16Cχ−(te
rt。−ブチル−ジメチルシリルオキシ)−3,17β
−ジヘキサノイルオギシ−1,3,5(10)−エスト
ラトリエン1.08#が得られる。
b)例1 b)  にi5栽さitた条件下に、16α
−(tert、−ブチル−ジメチル−シリルオキシ)−
3,17β−ジヘキサノイルオキシー1.3.5(10
)−エストラトリエン1.08Eから、3.1’7/−
ジヘキサノイルオキシ−1,3+5(10)−エストラ
トリエン−16α−オール5801ψカド由秋物として
得られる。
例7 a)16α−(tert。−ブチル−ジメチルシリルオ
キシ)−1,3,5(10)−ニストリエン−3,11
?−ジオール1.0gから、ピ・90イルクロリPを用
いて、例3 a)  に記載された条件下に、16α−
(t−ブチル−ジメチルシリルオキシ)−3,17β−
ジビ・々ロイルオキシー1.3.5(10)−エストラ
トリエン1.38gが得られる。
b)16α−(tert、 −1チル−4メチルシリル
オキシ)−3,17θ−ジビ・マロイルオキシ−1,3
,5(10)−エストラトリエン1、3811を、例1
 b)  に記載された反応条件下に、3.TL7/−
ジピバロイルオキシ−1,3,5(10)−エストラト
リエン−16α−オール1. l O#に変える。
例8 a)L6α−(t−ブチルージメチルシリルオキシ)−
1,3,5(10)−エストラトリエン−3,17d−
ジオール750呼から、デカノイルクロリPを用いて、
例3a)IC記載された条件下に、]、6α−(ter
t、−ブチル−ジメチルシリルオキシ)−3,17β−
ジデカノイルオキシ−1,3,5(10)−エストラト
リエン1.101が得られる。
L))  16α−(tert。−ifルー’)メfル
シリルオキシ)−3,17β−ジペンゾイルオキシー1
,3.5(10)−エストラトリエン1.10Iを、例
1b)  に記載された条件下に。
3I 17θ−ジデカノイルオキシ−1,3,5(10
)−エストラトリエン−16α−オール580りに変え
る。
融点=64℃。
@S!、’−+63° (クロロホルム中)。
一 例9 a)10α−(t−ブチル−ジメチルシリルオキシ)−
1,3,5(10)−エストラトリエン−3,14,/
−ジオール1.OFから、ペンゾイルクロリ−を用いて
、例3a)  に記載された条件下に、3,17β−ジ
ペンゾイルオキシ−16α−(t−ブチル−ジメチルシ
リルオキシ)−1,3,5(10)  −ニス ト ラ
 ト リ エ ン1、3411が得られる。
b)3.17β−ジペンゾイルオキシ−16α−(t−
ブチル−ジメチル−シリルオキシ)−1、3,5(10
)  −ニス ト ラ ト リ エ ン 1.34gを
、例1 b)  に記載された条件下に、3,17β−
ジペンゾイルオキシ−1,3,5(10)−エストラト
リエン−16α−オール765グに変える。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式 I : ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中Rはそれぞれ2〜10の炭素原子を有するモノカ
    ルボン酸の残基を表わす〕で示されるエストリオールエ
    ステル。 2、3,17β−ジアセトキシ−1,3,5(10)−
    エストラトリエン−16α−オールである、特許請求の
    範囲第1項記載のエストリオールエステル。 3、3,17β−ジプロピオニルオキシ−1,3,5(
    10)−エストラトリエン−16α−オールである、特
    許請求の範囲第1項記載のエストリオールエステル。 4、3,17β−ジイソプチリルオキシ−1,3,5(
    10)−エストラトリエン−16α−オールである、特
    許請求の範囲第1項記載のエストリオールエステル。 5、3,17β−ジバレリルオキシ−1,3,5(10
    )−エストラトリエン−16α−オールである、特許請
    求の範囲第1項記載のエストリオールエステル。 6、3,17β−ジヘキサノイルオキシ−1,3,5(
    10)−エストラトリエン−16α−オールである、特
    許請求の範囲第1項記載のエストリオールエステル。 7、3,17β−ジピバロイルオキシ−1,3,5(1
    0)−エストラトリエン−16α−オールである、特許
    請求の範囲第1項記載のエストリオールエステル。 8、3,17β−ジデカノイルオキシ−1,3,5(1
    0)−エストラトリエン−16α−オールである、特許
    請求の範囲第1項記載のエストリオールエステル。 9、3,17β−ジベンゾイルオキシ−1,3,5(1
    0)−エストラトリエン−16α−オールである、特許
    請求の範囲第1項記載のエストリオールエステル。 10、3,17β−ジプチリオキシ−1,3,5(10
    )−エストラトリエン−16α−オールである、特許請
    求の範囲第1項記載のエストリオールエステル。 11、一般式 I : ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中Rはそれぞれ2〜10の炭素原子を有するモノカ
    ルボン酸の基を表わす〕で示されるエストリオールエス
    テルの製法において、一般式II: ▲数式、化学式、表等があります▼(II) 〔式中R_1、R_2、R_3は同じかまたは異なり、
    それぞれ1〜5の炭素原子を有するアルキル、フェニル
    またはベンジルを表わす〕で示されるエストリオール−
    16−シリルエーテルを、自体公知の方法で3−および
    17−位でエステル化し、引続きシリルエーテルを脱離
    することを特徴とする、エストリオールエステルの製法
    。 12、一般式 I : ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中Rはそれぞれ2〜10の炭素原子を有するモノカ
    ルボン酸の基を表わす〕で示されるエストリオールエス
    テルを含有することを特徴とする、エストロゲン作用性
    医薬調剤。
JP60101663A 1984-05-16 1985-05-15 エストリオールエステル、その製法およびこれを含有するエストロゲン作用性医薬調剤 Granted JPS6194A (ja)

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