JP2636913B2 - 17−ハロゲンメチレン−エストラトリエン、その製造方法および該化合物を含有する、エストロゲン欠乏症候群の治療用医薬 - Google Patents
17−ハロゲンメチレン−エストラトリエン、その製造方法および該化合物を含有する、エストロゲン欠乏症候群の治療用医薬Info
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- JP2636913B2 JP2636913B2 JP63307067A JP30706788A JP2636913B2 JP 2636913 B2 JP2636913 B2 JP 2636913B2 JP 63307067 A JP63307067 A JP 63307067A JP 30706788 A JP30706788 A JP 30706788A JP 2636913 B2 JP2636913 B2 JP 2636913B2
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07J—STEROIDS
- C07J13/00—Normal steroids containing carbon, hydrogen, halogen or oxygen having a carbon-to-carbon double bond from or to position 17
- C07J13/007—Normal steroids containing carbon, hydrogen, halogen or oxygen having a carbon-to-carbon double bond from or to position 17 with double bond in position 17 (20)
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P27/00—Drugs for disorders of the senses
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、新規17−ハロゲンメチレン−エストラトリ
エン、その製造方法および該化合物を含有するエストロ
ゲン欠乏症候群の治療用医薬に関する。
エン、その製造方法および該化合物を含有するエストロ
ゲン欠乏症候群の治療用医薬に関する。
新規17−ハロゲンメチレン−エストラトリエンは、一
般式I: 〔式中R1は水素原子、メチル基またはアシル基を表わ
し、R2はハロゲン原子を表わす〕で示される。
般式I: 〔式中R1は水素原子、メチル基またはアシル基を表わ
し、R2はハロゲン原子を表わす〕で示される。
アシル基としては、通常ヒドロキシステロイドのエス
テル化のために使用される酸から誘導されるような生理
学的に認容性の基が挙げられる。これには、特に脂肪
族、環式脂肪族、芳香族、芳香・脂肪族または複素環式
系列に属し、飽和または不飽和で、−塩基または多塩基
性でおよび/または置換されていてもよい、1〜12個の
炭素原子を有する有機カルボン酸が数えられる。置換基
の例としては、アルキル基、ヒドロキシ基、アルコキシ
基、オキソ基またはアミノ基およびハロゲン原子が挙げ
られる。これには常用の無機酸も数えられる。
テル化のために使用される酸から誘導されるような生理
学的に認容性の基が挙げられる。これには、特に脂肪
族、環式脂肪族、芳香族、芳香・脂肪族または複素環式
系列に属し、飽和または不飽和で、−塩基または多塩基
性でおよび/または置換されていてもよい、1〜12個の
炭素原子を有する有機カルボン酸が数えられる。置換基
の例としては、アルキル基、ヒドロキシ基、アルコキシ
基、オキソ基またはアミノ基およびハロゲン原子が挙げ
られる。これには常用の無機酸も数えられる。
1〜12個の炭素原子を有するカルボン酸としてはたと
えば次のものが挙げられる:ギ酸、酢酸、プロピオン
酸、酪酸、イソ酪酸、吉草酸、イソ吉草酸、カプロン
酸、エナント酸、カプリル酸、ペラルゴン酸、カプリン
酸、ウンデシル酸、ラムリン酸、トリメチル酢酸、t−
ブチル酢酸、シクロペンチル酢酸、ジエチルアミノ酢
酸、モルホリノ酢酸、乳酸、コハク酸、アジピン酸、安
息香酸、ニコチン酸等。
えば次のものが挙げられる:ギ酸、酢酸、プロピオン
酸、酪酸、イソ酪酸、吉草酸、イソ吉草酸、カプロン
酸、エナント酸、カプリル酸、ペラルゴン酸、カプリン
酸、ウンデシル酸、ラムリン酸、トリメチル酢酸、t−
ブチル酢酸、シクロペンチル酢酸、ジエチルアミノ酢
酸、モルホリノ酢酸、乳酸、コハク酸、アジピン酸、安
息香酸、ニコチン酸等。
無機酸としては、たとえば硫酸およびリン酸が挙げら
れる。
れる。
コハク酸、アジピン酸、硫酸およびリン酸のエステル
は、場合によりアルカリによつて水溶性の塩に変えるこ
とができる。
は、場合によりアルカリによつて水溶性の塩に変えるこ
とができる。
ハロゲン原子としては、フツ素、塩素、臭素、ヨウ
素、とくにフツ素および塩素が挙げられる。
素、とくにフツ素および塩素が挙げられる。
〔発明を達成するための手段〕 17位がハロゲンメチレンによつて置換されたエストラ
トリエンはエストロンと明らかに異なることが見出され
た。エストラトリエンが製造されるエストロンと比較し
て、一般式Iの化合物はエストラジオールよりもエスト
ロゲンレセプターに対するわずかな親和性を示し、エス
トラジオールと比べて増加した細胞膜−、血管−/リン
パ管透過性を示す。
トリエンはエストロンと明らかに異なることが見出され
た。エストラトリエンが製造されるエストロンと比較し
て、一般式Iの化合物はエストラジオールよりもエスト
ロゲンレセプターに対するわずかな親和性を示し、エス
トラジオールと比べて増加した細胞膜−、血管−/リン
パ管透過性を示す。
ブタの子宮ホモジネートからの細胞質ゾルおよび参照
物質として6,73H−エストラジオールを使用する、エス
トロゲン作用を調べるエストロゲン・レセプター・結合
テストにおいて、一般式Iの化合物はエストロゲンレセ
プターに対してわずかな親和性を示す。
物質として6,73H−エストラジオールを使用する、エス
トロゲン作用を調べるエストロゲン・レセプター・結合
テストにおいて、一般式Iの化合物はエストロゲンレセ
プターに対してわずかな親和性を示す。
次表に、レセプターの受容能力をパーセンテージで記
載する。
載する。
生後23日の幼年期ラツト(Spraque−Dawley)での子
宮発育テストで、子宮内液を含めた含水子宮重量を基礎
にする場合、たとえば17−フルオロメチレン−1,3,5(1
0)−エストラトリエン−3−オールはエストラジオー
ルの子宮作用活性度の1−40を有する、これに対してDN
A含量を子宮細胞数の尺度とする場合、17−フルオロメ
チレン−1,3,5(10)−エストラトリエンについてはエ
ストラジオール作用の約1/70が生じる。
宮発育テストで、子宮内液を含めた含水子宮重量を基礎
にする場合、たとえば17−フルオロメチレン−1,3,5(1
0)−エストラトリエン−3−オールはエストラジオー
ルの子宮作用活性度の1−40を有する、これに対してDN
A含量を子宮細胞数の尺度とする場合、17−フルオロメ
チレン−1,3,5(10)−エストラトリエンについてはエ
ストラジオール作用の約1/70が生じる。
テストの実施のために、幼年期のメスのラツトに、エ
ストラジオールまたは17−フルオロメチレン−1,3,5(1
0)−エストラトリエン−3−オールを1日1回3日間
にわたり皮下注射により与える。4日目に動物を殺し、
子宮重量または子宮1個あたりのDNA含量を測定する。
ストラジオールまたは17−フルオロメチレン−1,3,5(1
0)−エストラトリエン−3−オールを1日1回3日間
にわたり皮下注射により与える。4日目に動物を殺し、
子宮重量または子宮1個あたりのDNA含量を測定する。
67mgの子宮重量は、エストラジオール0.1μgまたは1
7−フルオロメチレン−1,3,5(10)−エストラトリエン
−3−オール4.2μgで得られる。318μgのDNA含量
は、エストラジオール0.1μgまたは17−フルオロメチ
レン−1,3,5(10)−エストラトリエン−3−オール7.3
μgで達成される。
7−フルオロメチレン−1,3,5(10)−エストラトリエン
−3−オール4.2μgで得られる。318μgのDNA含量
は、エストラジオール0.1μgまたは17−フルオロメチ
レン−1,3,5(10)−エストラトリエン−3−オール7.3
μgで達成される。
エストラジオールまたは17−フルオロメチレン−1,3,
5(10)−エストラトリエン−3−オールをブタの子宮
腔中へ局部的に適用して子宮水腫を生成させる、この子
宮水腫は17−フルオロメチレン化合物の場合にはエスト
ラジオールの場合よりも特に顕著である。水腫の程度
は、アルブミン含量およびDNA含量の測定により確める
ことができる。
5(10)−エストラトリエン−3−オールをブタの子宮
腔中へ局部的に適用して子宮水腫を生成させる、この子
宮水腫は17−フルオロメチレン化合物の場合にはエスト
ラジオールの場合よりも特に顕著である。水腫の程度
は、アルブミン含量およびDNA含量の測定により確める
ことができる。
調べるべき化合物の1×10-6モル溶液の子宮内注射
(20〜50ml/子宮)では、120分後アルブミン含量はエス
トラジオールの場合に約17mgアルブミン/1mg DNAに上昇
し、相応する17−フルオロメチレン化合物の場合に36mg
アルブミン/1mg DNAに上昇する。
(20〜50ml/子宮)では、120分後アルブミン含量はエス
トラジオールの場合に約17mgアルブミン/1mg DNAに上昇
し、相応する17−フルオロメチレン化合物の場合に36mg
アルブミン/1mg DNAに上昇する。
ブタの子宮角質への実験物質の投入はそこで水腫形成
を惹起するにすぎない;未処理の角質は影響されない。
この物質はレセプター消費を生じ、後続する新規に合成
作用を有しない。
を惹起するにすぎない;未処理の角質は影響されない。
この物質はレセプター消費を生じ、後続する新規に合成
作用を有しない。
従つて一般式Iの化合物には、エストラジオールと比
較して水腫形成が不変の場合、エストロゲンレセプター
による細胞核内での作用が低い意味での作用不均化が見
出される。
較して水腫形成が不変の場合、エストロゲンレセプター
による細胞核内での作用が低い意味での作用不均化が見
出される。
細胞内酵素(この酸素の生成物が細胞膜−および血管
−/リンパ管透過性を高め、この透過性の増加が目的器
官子宮内での中実水腫の形のいわゆる“水浸潤”として
現われる)に対する基質として、一般式Iの化合物は更
年期障害の抑制ならびに一般にエストラジオールの第2
作用期の欠落により生じる症状の治療のために特に適し
ている。
−/リンパ管透過性を高め、この透過性の増加が目的器
官子宮内での中実水腫の形のいわゆる“水浸潤”として
現われる)に対する基質として、一般式Iの化合物は更
年期障害の抑制ならびに一般にエストラジオールの第2
作用期の欠落により生じる症状の治療のために特に適し
ている。
作用物質は有利に経口で適用されるが、局所的および
腸管外で投与することもできる。このため、作用物質は
薬学において常用の添加剤、担持物質および/または溶
解助剤と共に、自体公知の方法で通常の剤形に加工され
る。有利な経口適用には、殊に錠剤、糖衣錠、カプセル
剤、丸剤、水性懸濁液またはアルコール性溶液が挙げら
れ、局所的および腸管外適用には特に軟膏もしくは油性
溶液、たとえばゴマ油またはヒマシ油溶液(場合により
付加的に溶解助剤、たとえばベンジルベンゾエートを含
有してもよい)が挙げられる。
腸管外で投与することもできる。このため、作用物質は
薬学において常用の添加剤、担持物質および/または溶
解助剤と共に、自体公知の方法で通常の剤形に加工され
る。有利な経口適用には、殊に錠剤、糖衣錠、カプセル
剤、丸剤、水性懸濁液またはアルコール性溶液が挙げら
れ、局所的および腸管外適用には特に軟膏もしくは油性
溶液、たとえばゴマ油またはヒマシ油溶液(場合により
付加的に溶解助剤、たとえばベンジルベンゾエートを含
有してもよい)が挙げられる。
薬剤学的調剤中の作用物質濃度は、適用形および使用
範囲に依存する。従つてたとえば錠剤、糖衣錠、カプセ
ル剤または丸剤は服用量につき作用物質10〜150μgを
含有し、油性溶液または軟膏は1mlにつき作用物質1〜2
0μgを含有する。
範囲に依存する。従つてたとえば錠剤、糖衣錠、カプセ
ル剤または丸剤は服用量につき作用物質10〜150μgを
含有し、油性溶液または軟膏は1mlにつき作用物質1〜2
0μgを含有する。
有利な実施形において、経口剤形は作用物質10〜100
μgを含有する。
μgを含有する。
それぞれのぼせや憂うつに悩んでいる、治療上卵巣摘
除された女性ならびに更年期の女性を一般式Iの作用物
質10〜100μgで毎日治療してから、すでに2日後に障
害の明らかな改善が現われた。
除された女性ならびに更年期の女性を一般式Iの作用物
質10〜100μgで毎日治療してから、すでに2日後に障
害の明らかな改善が現われた。
7,12−ジメチルベンズアントラセンによつて引き起こ
された乳腺腫瘍を有するラツト(Spraque Dawley)に一
般式Iの化合物の系統的投与は、月経周期の明らかな影
響なしに、腫瘍の成長を停止させる。従つて、この化合
物はホルモン依存性腫瘍の治療にも適している。毎日1K
gにつき0.1〜5μgの量でこの化合物を使用することに
よつて、生じたホルモン依存性腫瘍の成長促進は阻止さ
れる。この抗腫瘍作用は、たとえば“サイエンスScienc
e"、137巻(1962年)257〜262頁に記載されているよう
な自体公知の方法で測定される。
された乳腺腫瘍を有するラツト(Spraque Dawley)に一
般式Iの化合物の系統的投与は、月経周期の明らかな影
響なしに、腫瘍の成長を停止させる。従つて、この化合
物はホルモン依存性腫瘍の治療にも適している。毎日1K
gにつき0.1〜5μgの量でこの化合物を使用することに
よつて、生じたホルモン依存性腫瘍の成長促進は阻止さ
れる。この抗腫瘍作用は、たとえば“サイエンスScienc
e"、137巻(1962年)257〜262頁に記載されているよう
な自体公知の方法で測定される。
選択的エストロゲン作用を有する物質として一般式I
の化合物は避妊用調剤中に、特にゲスターゲン作用のホ
ルモン成分、たとえばレボノルゲストレル、ゲスト−デ
ンまたはゲソゲストレルと組み合せて使用することがで
きる。経口適用可能な剤形は、有利に一般式Iの化合物
10〜100μgおよび強い作用のゲスターゲン50〜500μg
を含有する。
の化合物は避妊用調剤中に、特にゲスターゲン作用のホ
ルモン成分、たとえばレボノルゲストレル、ゲスト−デ
ンまたはゲソゲストレルと組み合せて使用することがで
きる。経口適用可能な剤形は、有利に一般式Iの化合物
10〜100μgおよび強い作用のゲスターゲン50〜500μg
を含有する。
一般式Iの新規17−ハロゲンメチレン−エストラトリ
エンは本発明により、一般式II: 〔式中Rは水素原子またはメチル基を表わす〕で示され
るエストロンをハロゲンメチレンイリドと反応させ、場
合により遊離ヒドロキシ基をアシル化することによつて
製造される。
エンは本発明により、一般式II: 〔式中Rは水素原子またはメチル基を表わす〕で示され
るエストロンをハロゲンメチレンイリドと反応させ、場
合により遊離ヒドロキシ基をアシル化することによつて
製造される。
ハロゲンメチレンイリドとの反応は、自体公知の方法
で、たとえば非プロトン性溶液、たとえばジメチルスル
ホキシド、ジメチルホルムアミド、ジオキサン、テトラ
ヒドロフランまたはこれらの溶剤の混合物中で、20〜40
℃の間の温度で行なわれ、その際有利には保護ガス、た
とえば窒素またはアルゴン下で作業される。(“Pure a
nd Applied Chemistry"1980、52巻、771頁)。
で、たとえば非プロトン性溶液、たとえばジメチルスル
ホキシド、ジメチルホルムアミド、ジオキサン、テトラ
ヒドロフランまたはこれらの溶剤の混合物中で、20〜40
℃の間の温度で行なわれ、その際有利には保護ガス、た
とえば窒素またはアルゴン下で作業される。(“Pure a
nd Applied Chemistry"1980、52巻、771頁)。
ハロゲンメチレンイリドの製造は、有利にハロメチル
トリフエニルホスホニウム塩と塩基、たとえば水素化ナ
トリウム、水酸化ナトリウム、カリウム−t−ブチレー
ト、ナトリウムメチレートまたはブチルリチウムとから
反応溶液中で行なわれる(“Journal Flucrine Chemist
ry"1985、27巻、85頁)。
トリフエニルホスホニウム塩と塩基、たとえば水素化ナ
トリウム、水酸化ナトリウム、カリウム−t−ブチレー
ト、ナトリウムメチレートまたはブチルリチウムとから
反応溶液中で行なわれる(“Journal Flucrine Chemist
ry"1985、27巻、85頁)。
ハロメチルトリフエニルホスホニウム塩としては、特
にフルオロメチルトリフエニルホスホニウムテトラフル
オロボレートおよびクロルメチルトリフエニルホスホニ
ウムクロリドが挙げられる。
にフルオロメチルトリフエニルホスホニウムテトラフル
オロボレートおよびクロルメチルトリフエニルホスホニ
ウムクロリドが挙げられる。
場合により引続くアシル化は、フエノール性ヒドロキ
シ基を、とくにピリジン/酸無水物またはピリジン/酸
塩化物を用いて室温でエステル化する公知方法により行
なわれる〔“Ang.Chemie"90(1982)602頁〕。
シ基を、とくにピリジン/酸無水物またはピリジン/酸
塩化物を用いて室温でエステル化する公知方法により行
なわれる〔“Ang.Chemie"90(1982)602頁〕。
例1 フルオロメチルトリフエニルホスホニウムテトラフル
オロボレート17.2g〔J.Fluorine Chem.27巻(1985年)8
5〜89頁〕をジオキサン150mlに懸濁し、20℃でカリウム
−t−ブチレート6.7gを少量宛添加し、0.5時間、後撹
拌する。この溶液に、ジオキサン30ml中の1,3,5(10)
−エストラトリエン−3−オール−17−オン2.0gを添加
し、30分間撹拌する。後処理のため水に加え、硫酸ナト
リウム上で乾燥し、真空中で濃縮乾涸する。ヘキサン/
酢酸エステルを用いるシリカゲルでのクロマトグラフイ
ー精製により、17−フルオロメチレン−1,3,5(10)−
エストラトリエン−3−オール1.63gを融点125〜129
℃、〔α〕D+68.1゜(クロロホルム〕のE/Z混合物と
して得る。
オロボレート17.2g〔J.Fluorine Chem.27巻(1985年)8
5〜89頁〕をジオキサン150mlに懸濁し、20℃でカリウム
−t−ブチレート6.7gを少量宛添加し、0.5時間、後撹
拌する。この溶液に、ジオキサン30ml中の1,3,5(10)
−エストラトリエン−3−オール−17−オン2.0gを添加
し、30分間撹拌する。後処理のため水に加え、硫酸ナト
リウム上で乾燥し、真空中で濃縮乾涸する。ヘキサン/
酢酸エステルを用いるシリカゲルでのクロマトグラフイ
ー精製により、17−フルオロメチレン−1,3,5(10)−
エストラトリエン−3−オール1.63gを融点125〜129
℃、〔α〕D+68.1゜(クロロホルム〕のE/Z混合物と
して得る。
例2 クロルメチルトリフエニルホスホニウムクロリド17.2
gをジオキサン150mlに懸濁し、20℃でカリウム−t−ブ
チレート6.7gを少量宛添加し、0.5時間、後撹拌する。
この溶液に、ジオキサン30ml中の3−〔(テトラヒドロ
ピラン−2−イル)オキシ〕−1,3,5(10)−エストラ
トリエン−17−オン2gを添加し30分間撹拌する。後処理
のため水に加え、硫酸ナトリウム上で乾燥し、真空中で
濃縮乾涸する。得られる17−クロルメチレン−3−
〔(テトラヒドロピラン−2−イル)オキシ〕−1,3,5
(10)−エストラトリエンを粗生成物としてメタノール
50mlに溶解し、シユウ酸2gと共に還流下に1時間加熱す
る。次いで、氷水/食塩で沈殿させ、酢酸エステルに取
り、硫酸ナトリウム上で乾燥し、真空中で濃縮乾涸す
る。ヘキサン/酢酸エステルを用いるシリカゲルでのク
ロマトグラフイー精製により、17−クロルメチレン−1,
3,5(10)−エストラトリエン−3−オール1.74gを融点
130〜133℃、〔α〕D+52.8゜(クロロホルム〕のE/Z
混合物として得る。
gをジオキサン150mlに懸濁し、20℃でカリウム−t−ブ
チレート6.7gを少量宛添加し、0.5時間、後撹拌する。
この溶液に、ジオキサン30ml中の3−〔(テトラヒドロ
ピラン−2−イル)オキシ〕−1,3,5(10)−エストラ
トリエン−17−オン2gを添加し30分間撹拌する。後処理
のため水に加え、硫酸ナトリウム上で乾燥し、真空中で
濃縮乾涸する。得られる17−クロルメチレン−3−
〔(テトラヒドロピラン−2−イル)オキシ〕−1,3,5
(10)−エストラトリエンを粗生成物としてメタノール
50mlに溶解し、シユウ酸2gと共に還流下に1時間加熱す
る。次いで、氷水/食塩で沈殿させ、酢酸エステルに取
り、硫酸ナトリウム上で乾燥し、真空中で濃縮乾涸す
る。ヘキサン/酢酸エステルを用いるシリカゲルでのク
ロマトグラフイー精製により、17−クロルメチレン−1,
3,5(10)−エストラトリエン−3−オール1.74gを融点
130〜133℃、〔α〕D+52.8゜(クロロホルム〕のE/Z
混合物として得る。
例3 例1と同様に、3−メトキシエストロン2.0gを反応さ
せ、17−フルオロメチレン−3−メトキシ−1,3,5(1
0)−エストラトリエン1.67gを油状物として得る。
せ、17−フルオロメチレン−3−メトキシ−1,3,5(1
0)−エストラトリエン1.67gを油状物として得る。
例4 ピリジン10ml中の17−フルオロメチレン−1,3,5(1
0)−エストラトリエン−3−オール1.0gを、無水酢酸5
mlと共に20℃で2時間撹拌する。次いで、硫酸性氷水を
用いて沈殿させ、ジクロルメタンに取り、炭酸水素ナト
リウム溶液で中性に洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥
し、真空中で溶剤を除去する。ヘキサン/酢酸エステル
を用いるシリカゲルでのクロマトグラフイーにより、3
−アセトキシ−17−フルオロメチレン−1,3,5(10)−
エストラトリエン955mgを得る。
0)−エストラトリエン−3−オール1.0gを、無水酢酸5
mlと共に20℃で2時間撹拌する。次いで、硫酸性氷水を
用いて沈殿させ、ジクロルメタンに取り、炭酸水素ナト
リウム溶液で中性に洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥
し、真空中で溶剤を除去する。ヘキサン/酢酸エステル
を用いるシリカゲルでのクロマトグラフイーにより、3
−アセトキシ−17−フルオロメチレン−1,3,5(10)−
エストラトリエン955mgを得る。
例5 例4と同様に、17−フルオロメチレン−1,3,5(10)
−エストラトリエン−3−オール1.0gを酪酸無水物5ml
と反応させ、3−ブチルオキシ−17−フルオロメチレン
−1,3,5(10)−エストラトリエン1.03gを得る。
−エストラトリエン−3−オール1.0gを酪酸無水物5ml
と反応させ、3−ブチルオキシ−17−フルオロメチレン
−1,3,5(10)−エストラトリエン1.03gを得る。
例6 例4と同様に、17−フルオロメチレン−1,3,5(10)
−エストラトリエン−3−オール1.0gをウンデシル酸無
水物5mlと反応させ、17−フルオロメチレン−3−ウン
デシルオキシ−1,3,5(10)−エストラトリエン1.06gを
得る。
−エストラトリエン−3−オール1.0gをウンデシル酸無
水物5mlと反応させ、17−フルオロメチレン−3−ウン
デシルオキシ−1,3,5(10)−エストラトリエン1.06gを
得る。
例7 例2と同様に、3−メトキシエストロン2.0gを反応さ
せ、17−クロルメチレン−3−メトキシ−1,3,5(10)
−エストラトリエン1.59gを油状物として得る。
せ、17−クロルメチレン−3−メトキシ−1,3,5(10)
−エストラトリエン1.59gを油状物として得る。
例8 ピリジン10ml中の17−クロルメチレン−1,3,5(10)
−エストラトリエン−3−オール1.0gを無水酢酸5mlと
共に20℃で2時間撹拌する。次いで、硫酸性氷水で沈殿
させ、ジクロルメタンに取り、炭酸水素ナトリウム溶液
で中性に洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥し、真空中
で溶剤を除去する。ヘキサン/酢酸エステルを用いるシ
リカゲルでのクロマトグラフイーにより、3−アセトキ
シ−17−クロルメチレン−1,3,5(10)−エストラトリ
エン955mgを得る。
−エストラトリエン−3−オール1.0gを無水酢酸5mlと
共に20℃で2時間撹拌する。次いで、硫酸性氷水で沈殿
させ、ジクロルメタンに取り、炭酸水素ナトリウム溶液
で中性に洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥し、真空中
で溶剤を除去する。ヘキサン/酢酸エステルを用いるシ
リカゲルでのクロマトグラフイーにより、3−アセトキ
シ−17−クロルメチレン−1,3,5(10)−エストラトリ
エン955mgを得る。
例9 例8と同様に、17−クロルメチレン−1,3,5(10)−
エストラトリエン−3−オール10gを酪酸無水物5mlと反
応させ、3−ブチルオキシ−17−クロルメチレン−1,3,
5(10)−エストラトリエン1.03gを得る。
エストラトリエン−3−オール10gを酪酸無水物5mlと反
応させ、3−ブチルオキシ−17−クロルメチレン−1,3,
5(10)−エストラトリエン1.03gを得る。
例10 例8と同様に、17−クロルメチレン−1,3,5(10)−
エストラトリエン−3−オール1.0gをウンデシル酸無水
物5mlと反応させ、17−クロルメチレン−3−ウンデシ
ルオキシ−1,3,5(10)−エストラトリエン1.06gを得
る。
エストラトリエン−3−オール1.0gをウンデシル酸無水
物5mlと反応させ、17−クロルメチレン−3−ウンデシ
ルオキシ−1,3,5(10)−エストラトリエン1.06gを得
る。
例11 糖衣錠の組成 17−フルオロメチレン−1,3,5(10)−エストラトリエ
ン−3−オール 0.010mg ラクトース 46.490mg コーンスターチ 26.800mg ポリ(1−ビニル−2−ピロリドン)平均分子量25000
3.000mgタルク 3.700mg 総重量 80.000mg これを常用の糖混合物で約140mgにする。
ン−3−オール 0.010mg ラクトース 46.490mg コーンスターチ 26.800mg ポリ(1−ビニル−2−ピロリドン)平均分子量25000
3.000mgタルク 3.700mg 総重量 80.000mg これを常用の糖混合物で約140mgにする。
例12 アルコール性溶液の組成 17−フルオロメチレン−1,3,5(10)−エストラトリ
エン−3−オール1mgを46%のエチルアルコール10mlに
溶解する。
エン−3−オール1mgを46%のエチルアルコール10mlに
溶解する。
10滴(0.5ml)中に作用物質50μgが含有されてい
る。
る。
Claims (5)
- 【請求項1】一般式I: 〔式中R1は水素原子、メチル基またはアシル基を表わ
し、R2はハロゲン原子を表わす〕で示される17−ハロゲ
ンメチレン−エストラトリエン。 - 【請求項2】17−フルオロメチレン−1,3,5(10)−エ
ストラトリエン−3−オール、17−フルオロメチレン−
3−メトキシ−1,3,5(10)−エストラトリエン、3−
アセトキシ−17−フルオロメチレン−1,3,5(10)−エ
ストラトリエン、3−ブチルオキシ−17−フルオロメチ
レン−1,3,5(10)−エストラトリエンおよび17−フル
オロメチレン−3−ウンデシルオキシ−1,3,5(10)−
エストラトリエンである請求項1記載の化合物。 - 【請求項3】17−クロルメチレン−1,3,5(10)−エス
トラトリエン−3−オール、17−クロルメチレン−3−
メトキシ−1,3,5(10)−エストラトリエン、3−アセ
トキシ−17−クロルメチレン−1,3,5(10)−エストラ
トリエン、3−ブチルオキシ−17−クロルメチレン−1,
3,5(10)−エストラトリエンおよび17−クロルメチレ
ン−3−ウンデシルオキシ−1,3,5(10)−エストラト
リエンである請求項1記載の化合物。 - 【請求項4】一般式I: 〔式中R1は水素原子、メチル基またはアシル基を表わ
し、R2はハロゲン原子を表わす〕で示される17−ハロゲ
ンメチレン−エストラトリエンの製造方法において、一
般式II: 〔式中Rは水素原子またはメチル基を表わす〕で示され
るエストロゲンをハロゲンメチレンイリドと反応させ、
場合により遊離3−ヒドロキシ基をアシル化することを
特徴とする17−ハロゲンメチレン−エストラトリエンの
製造方法。 - 【請求項5】請求項1から3までのいずれか1項記載の
1種または数種の化合物を含有する、エストロゲン欠乏
症候群の治療用医薬。
Applications Claiming Priority (2)
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---|---|---|---|
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DE3741800.9 | 1987-12-07 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01193295A JPH01193295A (ja) | 1989-08-03 |
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SE9502921D0 (sv) * | 1995-08-23 | 1995-08-23 | Astra Ab | New compounds |
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-
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- 1988-12-05 ES ES88730274T patent/ES2045176T3/es not_active Expired - Lifetime
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