JPS6192558A - 喫煙用物品 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、タバコの煙に似たエアロゾルを発生しかつ最
小量以下の不完全燃焼もしくは熱分解生成物を含有する
喫煙用物品に関するものである。

従来の技術 永年にわたり、特にこの２０〜３０年間にわたり、多く
の喫煙用物品が提案されているが、これら製品のいずれ
も産業上の成功を収めていない。

数１０年にわたる関心および努力にもかかわらず、著量
の不完全燃焼および熱分解生成物を供給せずに通常のタ
バコ喫煙に関連する作用及び利点を与えるような喫煙用
物品はまだ市販されていない。

〔発明が解決しようとする問題点〕

本発明は、エアロゾル形成材の顕著な熱分離なしにかつ
著量の熱分解若しくは不完全燃焼生成物の存在なしに、
好ましくは著量の副流煙を伴わずに、製品の初期及び使
用寿命の両者にわたり著量のエアロゾルを発生しうるよ
うな喫煙用物品に関する。本発明による喫煙用物品は、
タバコを燃焼させ・ることなくタバコ喫煙の感覚と作用
とを使用者に与えることができる。

〔問題点を解決するだめの手段〕

これら及びその他の利点は本発明によれば、好ましくは
炭素質材料よシなる燃焼性の燃料部材を、この燃料部材
に対し伝熱交換関係にある物理的に分ＦＩＣしたエアロ
ゾル発生手段とｎＩみ合せて使用した細長いシガレット
型のｒＩ！ｉ！煙用物品転用物品成される。着火すると
、燃料部材は熱を発生してこれをエアロゾル発生手段に
おけるエアロゾル形成物１！を気化させるのに使用する
。次いで、これらの搾発性物質を、特に吸う（ｐａｆｆ
ｌｎｇ　）際に口側端部の方向へ吸引しかつ慣用のタバ
コの煙と同様に利用者の口内へ吸入する。

好ましくは、燃料部材は長さ３０鴎未満、よシ好ましく
は長さ１５ｔｌｌＳ未満であシ、少なくともαｓ　ｇ　
／　ｃｃの密度を有し、かつ１個若しくはそれ以上の長
手通路が設けられている。有利には、エアロゾル発生手
段は１種若しくはそれ以上のエアロゾル形成物質を含む
、熱安定性の支持体を有する。好ましくは、燃料部材と
エアロゾル発生手段との間の熱交換関係は、燃焼してい
る燃料部材からエアロゾル発生手段へ効率的に伝熱する
たとえは金属箔のような伝熱部材を設けることにより達
成される。この伝熱部材は好ましくは燃料部材とエアロ
ゾル発生手段とに対しその周面の少なくとも１部の周シ
で接触する。さらに、燃料部材の少なくとも１部には好
ましくはたとえば断熱性繊維のジャケットのような外周
断熱部材を設け、このジャケットは好ましくは弾力性で
あって少なくともＣＬ３１ｍの厚さを有し、半径方向の
熱損失を減少させると共に、熱を保持しかつこの熱を燃
料部材からエアロゾル発生手段の方向へ指向させるのに
役立つ。断熱部材は、好ましくは燃料部材の少なくとも
１部かつ有利にはエアロゾル発生手段の少なくとも１部
を梳う。

好適な燃料部材は比較的短いので、熱い燃焼している火
り部（ｆＩｒｅ　ｃｏｎｅ　）　ＩｒＪ、常にエアロゾ
ル発生手段に近接してこれに対する伝熱を最大にすると
共に、特に伝熱部伺を設け／こ実施例においては（１４
られるエアロゾルの発生を最大にする。短い燃料部材の
ネ）めて近傍にエアロゾル発生手段として比較的短い小
質量の支持体若しくはキャリヤを好適に使用すれは、さ
らに支持体の熱降下（ｈ＠Ｂｔｓｉｎｋ）を最小にする
ことによりエアロゾル発生が増大する。エアロゾル形成
物質は燃料部材から物理的に分離しているので、これは
燃焼している大錐部に存在するよシも相当低い温度にｎ
呈され、それによりエアロゾル形成材の熱分解の可能性
を最小化きせる。さらに特に好ましくは、揮発性有機物
質を実質的に含まない炭素質燃料部材を使用すれは、Ｍ
量の熱分解もしくは不完全燃焼生成物の存在が排除され
ると共に、ｊＪ量の副流煙の発生が排除される。

本発明の喫煙用物品には一般に、エアロゾル発生手段に
より発止した揮発性物質を使用者に供給するだめの、た
とえば長手通路のような手段を備えた設い口を設ける。

有利には、この物品は従来のタバコと阿じ全体的寸法を
有し、その結果、吸い口とエアロゾル供給手段とは、一
般に物品の長さの牛分以上にわたって延在する。或いは
、燃料部材とエアロゾル発生手段とは、別途の使い捨て
若しくは再使用しうる吸い口を付けて使用するよう、組
み込みの吸い口若しくはエアロゾル供給手段なしに作成
することもできる。

さらに本発明の喫煙用物品は、タバコ香料をエアロゾル
に添加するために使用しうるタバコの充填物又はプラグ
を含むこともできる。好ましくは、タバコはエアロゾル
発生手段の口側端部に投置し、或いはエアロゾル形成物
質用のキャリヤと混合することもできる。さらに、着香
剤を物品中に配合して、使用者に供給されるエアロゾル
を着香することもできる。

本発明の好適具体例は、湿潤な全粒状物′ＩＩｔ七して
Ｉｉｌ！Ｉ定してＦＴＣＩＩ煙条件下で喫煙した場合、
最初の３ｊ罷（ｐｕｆｆ　）　　において少なくともα
６１１９のエアロゾルを供給することができる。（ＦＴ
ＣｉＪ煙条件は、５８秒間のくすぶシ時間にょシ分離さ
れた２秒の吸い込み（全容５ｋ３ｓ＊）よシなっている
〕。よシ好適な本発明の具体例は、最初の３服において
１５ダ若しくはそれ以上のエアロゾルを供給することが
できる。特に好ましくは本発明の具体例は、ＦＴＣ喫煙
条件下で喫煙した場合、最初の５服において３■若しく
はそれ以上のエアロゾルを供給することができる。さら
に本発明の好適具体例ｔよ、ＦＴＣ喫煙条件下において
少なくとも約６服、好ましくは少なくとも約１０服にっ
き１）ノＪあたシ平均して少なくとも約α８ｍｇの湿潤
な全粒状物質を供給する。

さらに本発明の喫煙用物品は、実質的に炭素の酸化物と
空気と水と所望の香料又はその他の所望の揮発性物質を
有するエアロゾルと装置のその他の物質とよシなる化学
的に簡単なエアロゾルを供給することができる。好まし
くは、このエアロゾルは後記するエイムズ試験により顕
著な突然変異誘発活性を持たない。さらに、この物品は
使用に際し使用者が灰を除去する必要がないように実質
的に無灰分とすることができる。

本明細書に使用する場合、単に説明の目的で「エアロゾ
ル」という用語は、目に見えるもの及び目に見えないも
の両者を含め、蒸気、気体、粒子など、特に燃焼してい
る燃料部材からの熱がエアロゾル発生手段内又はその他
の物品中に含Ｍされる物質に対し作用して発生する「煙
状物質」として使用者に感知されるような成分を包含す
るよう定ａされる。このように定義される「エアロゾル
」という用語は、さらにそれらが目に見えるエアロゾル
を発生するか否かに関係なく、Ｊ４発性着香剤及び（又
は）医薬若しくは生理活性剤をも包含する。

本明細書に使用する「伝熱交換関係」という用語は、燃
料部材のほぼ全燃焼期間にわたシ、燃焼している燃料部
材からエアロゾル発生手段へ熱を伝達するようなエアロ
ゾル発生手段と燃料部材との物理的配置ｒｉとして定預
される。伝熱交換関係は、エアロゾル発生手段を燃料部
拐と接触配置させかつ燃料部材の燃焼部分に対し極めて
近傍に配置することにより、かつ（又は）燃焼する燃料
部材からエアロゾル発生手段まで熱を運ぶ伝熱部材を使
用することにより達成される。好ましくは、これら両者
の伝熱方法が使用される。

本明細書において、「炭素質」という用語は、主として
炭素からなることを意味する。

本明細書において、「断熱手段Ｊという用語は、主とし
て断熱材として作用する全ての材料を意味する。好まし
くは、これらの材料は使用に際し燃焼しないが、燃焼の
遅い炭素などの材料、並びに使用に際し融合するたとえ
ば低温度級のガラス繊維を包含する。これら断熱材はｌ
！　／　ｃａｌ　（ｓｅｃ　）０が）（”Ｃ／ｎ）　　
において約α０５未満、好ましくけ約０．０２未満、特
に好ましくは約（１００３１未満の伝熱性を有する〔ハ
ツクス・ケミカル・デ□ イクショナリー、第３４頁（第４版、１９６９）及びラ
ンゲス・へンドプツダ・オブ・ケミストリー、第１０＠
、第２７２−２７４頁（第１１版、１９７３）参照〕。

〔発明の実施例〕

以下、添付図面を参照して本発明の喫煙１目物品を実施
例につきよシ詳細に説明する。

第１図に示した好ましくは慣用のタバコの直径を有する
本発明の具体例は、短い燃焼性の炭素質燃料部材１０と
、隣接するエアロゾル発生手段１２と、箔ライニングし
た紙チューブ１４とを備え、この紙チューブは物品の吸
い口１５を形成する。この具体例において、燃料部材１
０は「ブローパイプ」木炭、すなわち炭素化した木材で
あって、これに５本の長手方向に延在する穴部１６を設
ける（第１Ａ図参照）。燃料部材１０は長さ約２０鴎で
あって、必要に応じタバコ巻き紙により包んで木炭燃料
の着゛火を改善することができる。

この紙は、公知の燃焼添加物で処理することができる。

エアロゾル発生手段１２は、たとえばグリセリンのよう
なニアレゾル形成物質で波器した複数のガラス玉２０を
備える。これらガラス玉は多孔質円盤２２により所定位
置に保持され、この円盤は酢酸セルロースで作成するこ
とができる。この円盤には１．一連の周溝部２４を設け
て、円盤と箔ライニングチューブ１４との間に通路を形
成することができる。

物品の吸い口を形成する箔２イニングされた紙チューブ
１４は、エアロゾル発生手段１２と燃料部材１０の非着
火後端部とを包囲する。さらにチューブは、物品のエア
ロゾル発生手段１２と口側端部１５との間にエアロゾル
供給通路２６を形成する。

箔２イニングされたチューブ１４の存在は、燃料部材１
０の非着火端部をエアロゾル発生手段１２へ連結すると
共に、エアロゾル発生手段に対する熱伝導を増大させる
。箔はさらに大錐部を消火するのに役立つ。極く少量の
未燃焼燃料が残存する場合、箔を介する熱損失は熱降下
として作用し、大雌部を消火するのに役立つ。

この物品に使用する箔は典型的には厚さ［Ｌ３５ミル（
α００８９１１１１％　）のアルミニウム箔であるが、
使用する金属の厚さ及び（又は）種類は所望程度の熱伝
導を達成するよう変化させることができる。

たとえばユニオン・カーバイド社から入手しうるグラホ
イルのような他の種類の伝熱性部材も使用することがで
きる。

さらに第１図に示した物品は、エアロゾルに対し香料を
付与するためのタバコ２８の塊若しくはプラグを所望に
応じて含む。このタバコ充填物２８は第１図に示すよう
に円盤２２の口側端部に設置することができ、或いはガ
ラス玉２０と円盤２２との間に設置することもできる。

さらに、これは通路２６内にエアロゾル発生手段１２か
ら離間した位置にて設置することもできる。

第２図に示した具体例において、短い燃料部材１０は長
さ約２０１１Ｎ−の圧縮した炭素俸若しくはプラグであ
シ、これに軸方向穴部１６を設ける。代案として、燃料
は炭素化した繊維から形成することもでき、好ましくは
穴１６に対応する軸方向通路を設ける。この具体例にお
いて、エアロゾル発生手段１２はたとえば多孔質炭素の
プラグのような熱安定性の伝熱性炭素質支持体３０を備
え、これにエアロゾル形成物質を含浸させる。この支持
体には、第２図に示したように軸方向通路３２を必要に
応じ設ける。さらに、この具体例はタバコ２８の塊を含
み、これを好ましくは支持体３０の口側端部に設置する
。外観上の目的で、この物品はさらに必要に応じ高多孔
度の酢酸セルロースフィルタ３４を備え、これに周溝部
３６を設けてフィルタ３４と箔チューブ１４との間にエ
アロゾル形成物質用の通路を形成することができる。第
２Ａ図に示したように、必要に応じ燃料部材の着火用端
部１１にテーパをつけて着火性を改善することもできる
。

第３図に示した本発明の具体例は、伝熱棒９９及び箔ラ
イニングされた紙チューブ１４によりエアロゾル発生手
段１２に接続された短い燃焼性炭素質燃料部材１０を備
え、この紙チューブも物品の口側端部１５に達する。こ
の具体例において、燃料部材１０は、ブローパイプ木炭
又は圧縮若しくは押し出し炭素俸若しくはプラグ又はそ
の他の炭素質燃料源とすることができる。

エアロゾル発生手段１２はたとえば多孔質炭素プラグの
ような熱安定性炭素質支持体３０を備え、これにエアロ
ゾル形成物質を含浸させる。この具体例は、燃料部材１
０と支持体３０との間にボイド空間９７を有する。この
ボイド空間を包囲する箔ライニングチューブ１４の部分
は、複数の周穴部１００を備えて充分な圧力低下を生せ
しめるのに足る空気をボイド空間に流入させる。

第３図及び第３Ａ図に示したように、伝然手段は伝熱棒
９９と箔之イニングされたチューブ１４とを備える。伝
熱棒９９は好ましくはアルミニウムで形成され、少なく
とも１個、好ましくは２〜５個の周溝部９６を備えて空
気を支持体に通過させる。第３図の物品は、ボイド空間
９７中へ導入された空気が燃焼している燃料を通して吸
引されないため、よシ少ない炭素酸化生成物を含有する
という利点を有する。

第４図に示した具体例は、たとえは炭素化した木綿又は
レーヨンのような繊維質の炭素燃料部材１０を備える。

この燃料部材は単一の軸方向孔部１６を備える。エアロ
ゾル発生手段の支持体３８は熱安定性の粒状炭素である
。タバコ２８の塊を支持体の直ぐ背後に配置する。この
物品には、前記具体例における箔２イニングされたチュ
ーブの代シに酢酸セルロースチューブ４０を設ける。こ
のチューブ４０は、任意のプラスチック（たとえにポリ
プロピレン）チューブ４４を包囲した酢酸セルロース束
の環状セクション４２を備よる。この部材の口側端部１
５には低効率の酢酸セルロースフィルタプラグ４５が存
在する。この物品の長さ全体をタバコ巻き紙４６に包む
。コルク又は白色インキ被覆４８を口側端部に使用して
チップを模倣することができる。帯状箔５０を、紙の内
側に物品の燃料端部方向へ位置せしめる。この帯は、好
ましくは燃料部材の後部からタバコ充填物２８の口側端
部まで延在する。これを紙と一体化させ、或いは紙で包
む前に施こした別途のピースとすることができる。

第５図の具体例は第４図の具体例と同様である。

この具体例においては、エアロゾル発生手段１２をアル
ミニウムマクロカプセル５２により形成し、これに粒状
支持体或いは図示したように粒状支持体３４とタバコ３
６との混合物を充填する。マクロカプセル５２を端部５
８．６０にて捲縮させて、材料を包封すると共にエアロ
ゾル形成材の移動を阻止する。燃料端部における捲縮端
部５８は、好ましくは燃料部材の後端部に接触して伝熱
性を付与する。さらに、端部５８により形成されたボイ
ド空間６２も、燃料部材へのエアロゾル形成材の移動を
阻止するのに役立つ。長手通路５９および６１を設けて
空気及びエアロゾル形成物質の通過を可能にする。マク
ロカプセル５２と燃料部材１０とを図示しだように慣用
のタバコ巻紙４７により又は穴あきセラミック紙により
又は帯状箔により一体化させる。タバコ巻紙を使用する
場合、燃料の後端部近くの帯６４は、紙を消火させる珪
酸ナトリウム若しくはその他の公知物質でプリントし又
は処理せねばならない。この物品の長さ全体を慣用のタ
バコ巻紙４６で包む。

第６ｒＡは圧縮された炭素燃料プラグ１０を備えた他の
具体例を示している。この具体例において、燃料部材は
着火を容易にさせるためのテーパ付き著大用５２１部１
１と、チューブ状の包み箔６６中への装着を容易にする
だめのテーパ付き後端部９とを備える。燃料部材の後端
部に接して、中央穴部７０を有するアルミニウム円ａ６
８が存在する。

必要に応じ穴部７４を備えた第２のアルミニウム円盤７
２をエアロゾル発生手段１２の内側端部に設ける。それ
らの間には粒状物質の帯域７６とタバコの帯域７８とが
存在する。燃料部材を装着する包み箔６６は第２のアル
ミニウム円盤７２を越えて延在する。この実施例も、内
部ポリプロピレンチューブ４４を備えた中空の酢酸セル
ロース棒４２と酢酸セルロースフィルタプラグ４５とを
備える。物品の長さ全体は、好ましくはタバコ巻紙１　
　　“６により包まれる・ ｊ　　　　第７図に示した具体例は、燃料部材１０にお
ける大きい空胴部８２内に埋設された支持体８０の使用
を例示している。この具体例において、燃料部材は好ま
しくは押し出し炭素から形成され、支持体８０は一般に
比較的削性の多孔質材料である。

物品の長さ全体を慣用のタバコ巻紙４６で包む。

この具体例はさらに帯状箔８４を備えて、燃料部材１０
を酢酸セルロースチューブ４０に連結すると共に燃料を
消火するよう作用させることができる。

第８図及び第９図に示した具体例は燃料部材７０の周囲
に非燃焼性のＶＦｆｒ熱ジャクット８６を備えて、断熱
すると共に熱を燃料部材に集中させる。

これらの具体例も、燃焼火急部の発火能力を減少させる
よう作用する。

第８図に示した具体例において、燃料部材１０と支持体
３０との両者は、たとえばセラミック（たとえばガラス
）繊維のような断熱繊維の環状ジャケット又はチューブ
８６の内部に配置される。

セラミック繊維の代シに、非燃焼性炭素又は黒鉛繊維を
使用することもできる。好ましくは、燃料部材１０は穴
部１６を有する押し出し炭素プラグである。図示した具
体例において、着火用端部１１は着火を容易にさせるた
めにジャケット８６の端部を僅かに越えて延在する。支
持体３０は固体の多孔質炭素材料であるが、他の種類の
支持体も使用することができる。支持体と燃料部材の後
部とはアルミ箔８７の片により包囲される。図示しだよ
うに、このジャケット付き燃料部材／支持体単位は、た
とえは図示したような細長い酢酸セルロースチューブ４
０のような吸い口へ慣用のタバコ巻に、４６に包んで連
結する。ジャケット８６は支持体３０の口側端部まで延
在するが、酢酸セルロース棒４２で代用することもでき
る。

第９９に示した具体例においては、第５図に示した種類
のアルミニウムマクロカプセル５２を使用して粒状支持
体３４とタバコ３６とを包封する。

このマクロカプセルは、好ましくは、断熱ジャナツト８
６内の全体に配置される。さらに、燃料部材１０の着火
用端部１１は、ジャケット８６の前端部から突出しない
。好ましくは、マクロカプセルと燃料部材の後部とを、
第８図におけると同様な方法でアルミニウム箔の片によ
り包囲する。

代案として、支持体を包囲するアルミニウム箔５２は口
側端部においてのみ捲縮される。この具体例においては
、燃料部材の後端部を箔の１端部に挿入することができ
、かつポリプロピレンチューブを箔の口側端部の周シに
装着し、或いはこれに接触して配置することができる。

アセンブリ全体は、ガラスｍ維により慣用のタバコの直
径となるよう包まれる。

上記具体例のいずれにおいても着火すると、燃料部材は
燃焼して熱を発生し、この熱を使用してエアロゾル発生
手段に存在するエアロゾル形成物質を気化させる。次い
で、これら揮発性物質は特に吸い込みに際し口側端部の
方向に吸引され、かつ慣用のタバコの煙と同様に使用者
の口内に吸入される。

燃料部材は好ましくは比較的短いので、燃焼する熱い火
急部が常にエアロゾル発生体に近接して、エアロゾル発
生手段に対する伝熱を最大化させ、特に好適な伝熱部材
を使用する場合にはエアロゾルの発生を最大化させる。

さらに、好適断熱部材は熱を直接遮断すると共に、この
熱を物品の中心コアの方向に集中することによりエアロ
ゾル形成物質に伝達される熱量を増大させる傾向を有す
る。

エアロゾル形成物質は燃料部材から物理的に分離してい
るので、燃焼大錐部におけるよシも相当低い温度に露出
される。これは、エアロゾル形成体の熱分解の可能性を
最小にする。さらにこれは、吸い込みに際しエアロゾル
の発生をもたらすが、くすぶりに際し殆んど又は全くエ
アロゾルを発生させない。さらに、好適な炭素質燃料部
材および物理的に分離したエアロゾル発生手段の使用に
よ１）、ＫＭの熱分解若しくは不完全燃焼生成物の存在
が排除されると共に、Ｍ量の副流煙の発生が防止される
。

本発明に使用される好適炭素質燃料部材の小寸法と燃焼
特性とにより、一般に燃料部材はその露出長さの全体に
わたシ敗服内で燃焼を開始する。

かくして、エアロゾル発生手段に隣接する燃料部材の部
分は急速に熱くなって、特に初期及び中間の吸い込みに
対しエアロゾル発生手段に対する伝熱を著しく増大させ
る。好適燃料部材が短いため、従来の熱エアロゾル物品
に共通していた熱降下として作用する非燃焼性燃料の長
いセクションが決して存在しない。伝熱及びそれによる
エアロゾル供給も、燃料部、材を貫通する穴部の使用に
よりｘめられ、特に吸い込みに際しエアロゾル発生体に
対し熱空気を吸収する。

本発明の好適具体例において、短い炭素質燃料部材と伝
熱部材と断熱手段と燃料部材における通路とはエアロゾ
ル発生手段と連携して、はぼ毎回の吸い込みに際し著量
のエアロゾルを発生しうる系を形成する。大錐部がエア
ロゾル発生体に極めて近接しているため、数服の後に断
熱手段と一緒になって、吸い込みの際及び各吸い込み間
の比較的長いくすＪニジ期間の際に高い熱供給をもたら
す。

理論により拘束されるものでないが、エアロゾル発生手
段は各吸い込み間で比較的高温度に維持され、かつ各吸
い込みの際に供給される燃料部材の穴部によル著しく増
大される追加熱量は主としてエアロゾル形成物質を気化
させるために利用されると思われる。この増大した熱移
動は可使燃料エネルギの使用をよシ効率的にすると共に
、必要とされる燃料の量を減少させ、かつ速くエアロゾ
ルを供給するのに役立つ。さらに＼本発明で使用される
燕伝導は炭素燃料の燃焼温度を低下させると思われ、こ
れはさらに燃料により生成される燃焼生成物のＣＯ／Ｃ
Ｏ２比を減少させると思われる。

〔たとえは、ジー・ハゲ、ゼネラル・インオーガニック
・ケミストリー、第５９２頁（ジョン・ウィリー・アン
ド・サンズ社、１９６９）〕。

さらに、燃料部材と断熱ジャケットと巻紙と伝熱手段と
を適切に遺灰することにより、燃料源の燃焼特性を調節
することができる。これは、エアロゾル発生体に対する
伝熱を＝”、”４　Ｎｉする可能性を与え、吸い込み回
数及び（又は）使用者に供給されるエアロゾルの量を変
化させる。

一般に、本発明を実施するのに使用しうる燃焼性燃料部
材は長さ約３０鴎未満である。有利には、燃料部材は長
さ約２０朋若しくはそれ以下、好ましくは約１５ｙ若し
くはそれ以下である。有利には、燃料部材の直径は約５
〜８間、好ましくは釣４〜５ｔｇである。ここに使用さ
れる燃料部材の密度は約α５〜約１５ｇ／ｃｃの範囲で
ある。好ましくは、＠！度はα７　！１／　ＣＣよシ大
、より好ましくは（ｌＢｌｉ／ｃｃよシ大である。好ま
しくは、燃料部材には、たとえば第１図〜第５図に示し
た穴部１１のような１つ若しくはそれ以上の長手方向に
延在する穴部を設ける。これら穴部は多孔性を与え、か
つ支持体に達する熱ガスの量を増大させることにより支
持体に対する早期の熱移動を増大させる。

ここに使用する好適な燃料部材は主として炭素質材料で
形成される。炭素質燃料部材は好ましくは長さ約５へ１
５Ｍ１よシ好ましくは約８ｍｇ１２龍である。これらの
特性を有する炭素質燃料部材は、燃料を少なくとも約７
〜１０服にわた多供給するのに充分であシ、通常の版数
は一般にＦＴＣ条件下で慣用のタバコを吸って得られる
。

好ましくは、この種の燃料部材の炭素含有伝は少なくと
も６０〜７０　＊　ｆｉｔ　％　、特に好ましくは少な
くとも約８０重量％若しくはそれ以上である。

約８５重ｆｆ１％以上の炭素含有量を有する燃料部材に
より優秀な結果が得られている。高炭素含有量の燃料は
、最少の熱分解及び不完全燃焼生成物を形成し、殆んど
又は全く目に見える副流煙を発生せず、かつ最少ｂ【の
灰を生成すると共に、高い熱容量を有するので好適であ
る。しかしながら、それより低い炭素含有量、たとえば
約６５重量％の燃料部材も、特に非燃焼性の不活性充填
剤を使用する場合、本発明の範囲内である。

さらに、好適ではないが、たとえにタバコ、タバコ代替
物などの他の燃料材料も使用しうるが、ただしこれらは
充分汝の熱を発生しかつこれをエアロゾル発生手段に伝
達して上記したように所望レベルのエアロゾルをエアロ
ゾル形成材から発生させるものとする。使用する燃料の
密度は約α５ｇ／ＣＣよシ大、好ましくは約α７ｙ／ｃ
ｃよシ大とすべきであシ、これは慣用の喫煙用物品に一
般に；　　使用される密度よシも尚い。このような他の
材料を使用する場合、炭素を燃料中に、好ましくは少な
くとも約２０〜４０重ｆｆ１％、より好ましく祉少なく
とも約５０重量％、特に好ましくは少なくとも約６５〜
７０重量％の量で含ませるのが好適であシ、残部は結合
剤、燃焼改質剤、水分などを含む他の燃料成分である。

好適燃料中に或いは好適燃料として使用する炭素質材料
は、当業者に知られた多数の実質上任意の炭素源から得
ることができる。好ましくは、炭素質材料は、たとえば
木材、綿、レーヨン１タバコ、欄干、紙などのセルロー
ス材料の熱分解又は炭化により得られるが、他の原料か
らの炭素質材料も使用することができる。

大抵の場合、炭素質燃料部材は酸化剤の使用なしに慣用
のタバコライターによって着火されうるものとすべきで
ある。この種の燃焼特性は一般に、不活性雰囲気中で又
は減圧下で約４００〜約１０００℃、好ましくは約５０
０へ約９５０℃の温度で予め、熱分解されたセルロース
材料から得ることができる。熱分解時間は熱分解物質の
中心ｉｉが少なくとも数分間にわたシ上記温度４＠題に
達するものであれは、臨界的でないと思われる。

しかしながら、数時間にわたシ徐々に温度を上昇させる
遅い熱分解は、炭素収率の高いよル均一な材料を生成す
ると思われる。

大抵の場合望ましくないが、タバコライターにより着火
可能にするために酸化剤の添加を必要とするような炭素
質燃料部材も本発明の＆皿内であシ、同様に、赤熱阻止
剤又はその他の種類の燃焼改質剤の使用を必要とするよ
うな炭素質材料も含まれる。仁の種の燃焼改質剤は多く
の特許及び文献に開示されておシ、当業者に公知である
。

本発明を実施するのに使用される特に好適な炭素質燃料
部材は実質的に揮発性有機物質を含鳴しない。このこと
は、燃料部材には燃焼している燃料において分解しうる
ような、たとえば揮発性エアロゾル形成材又は着香剤の
ような揮発性有機物質の著振を含浸させ、或いは混合す
ることを目的としないことを意味する。しかしながら、
燃料により自然に吸着されるような少量の水は存在して
もよい。同様に、少量のエアロゾル形成物質はエアロゾ
ル発生手段から移動し、その結果燃料部材中に存在して
もよい。

好適な炭素質燃料部材は、慣用の圧縮成形又は押し出し
技術により炭素と結合剤とから作成された圧縮若しくは
押し出し炭素材料である。この棺の燃料部材のだめの好
適な活性炭はＰＣＢ−Ｇであシ、かつ好適な非活性炭は
ＰＸＣであシ、これらの両者はペンシルベニア州・フイ
ツパーク在、カルボン・カーボン・コーポレーション社
カラ入手できる。圧縮成形及び（又は）押し出し用のそ
の他の好適炭素は、熱分解された木綿又は熱分解された
紙から作成される。

この種の燃料部材を作成するのに使用しうる結合剤は当
業界で周知されている。好適結合剤は、好ましくは単独
で使用しうる、或いはたとえｔｆ、塩化ナトリウム、バ
ーミキュライト、ベントナイト、炭酸カルシウムなどの
材料と組み合せて使用しうるナトリウム　カルボキシメ
チルセルロース（ＳＣＭＣ）である。その他の有用な結
合剤は、たとえばグアヤガムのようなガム類並びにたと
えばメチルセルロース及びカルボキシメチルセルロース
（ｃＭＣ）のようなその他のセルロース誘導体を包含す
る。

広範囲の結合剤す度を使用することができる。

好ましくは、結合剤の量を制限して、結合剤が望ましく
ない燃焼性成分になるのを最小化する。他方、充分オｉ
°の結合剤を含ませて、製造及び使用の際に燃料部材を
保持せねはならない。したがって、使用ｆｉｔｌ：を燃
料部材における炭素の凝着性に依存する。

所望ならは、上記燃料部材を形成後にたとえば約６５０
℃にて２時間熱分解させて、結合剤を炭素に変換させ、
これによりはぼ１００％の炭素燃料部材を形成すること
ができる。

さらに本発明に使用する燃料部材は、燃焼を改善する１
種若しくはそれ以上の添加物を含有することもでき、た
とえはくすぶり特性を改善するため約５重量％までの塩
化ナトリウムや赤熱阻止剤を含有することもできる。さ
らに、５重量％まで、好ましくは１〜２重量％の炭酸カ
リウムを含ませて着火性を改善することもできる。たと
えに１粘度状カオリン、セルペンチン、アタパルジャイ
トなどの物理特性を改善する添加物も使用することがで
きる。

他の炭素質燃料部材は炭素繊維燃料であって、これはた
とえは木綿、レーヨン、紙、ポリアクリロニトリルなど
の繊維先駆体を炭化して作成することができる。一般に
、不活性雰囲気又は減圧下において約６５０〜１０００
℃、好ましくけ約９５０°Ｃにて約３０分間の熱分解が
、良好な燃焼特性を有する適する炭素繊維を形成するの
に充分である。さらに燃焼改質添加物をこれら繊維質燃
料に添加するとともできる。

本発明を実施する際に使用するエアロゾル発生手段は燃
料部材から物理的に分離している。物理的に分離する七
いう用語は、エアロゾル形成物質を含有する支持体、容
器若しくはチャンバが燃焼燃料部材又はその１部と混合
されていないことを意味する。上記したように、この配
置はエアロゾル形成物質の熱分解及び副流煙の存在を減
少させ又は排除するのに役立つ。燃料の１部でないが、
エアロゾル発生手段は燃料部材に対し伝熱交換関係にあ
り、好ましくは燃料部材に接触し又は隣接する。

好ましくは、エアロゾル発生手段は１種若しくはそれ以
上のエアロゾル形成物質を有する１種若しくはそれ以上
の熱安定性材料を包含する。ここに使用する熱安定性物
質は、分解又は燃焼せずに燃料の近くに存在するたとえ
は４００〜６００℃の高温度に耐えうるものである。こ
の種の材料の使用は、好ＡＭ体例におけるエイムズ活性
の欠如により証明されるように、エアロゾルの簡単な「
発煙」化学を維持するよう作用すると思われる。

好適ではないが、たとえば熱破壊性のマイクロカプセル
又は固体エアロゾル形成物質のような他のエアロゾル発
生手段も本発明の範囲内であるが、ただしこれらはタバ
コの煙に充分に近似するのに充分なエアロゾル形成蒸気
を放出しうるものである。

エアロゾル形成物質用の支持体若しくはキャリヤとして
使用しうる熱安定性材料は当業者に周知されている。有
用な支持体は多孔質とすべきであシ、使用していない際
、エアロゾル形成化合物を保持することができ、かつ燃
料部材による加熱に際し強力にエアロゾル形成蒸気を放
出しうるものでなければならない。

有用な熱安定性材料は、たとえば多孔性炭素、黒鉛、活
性炭又は非活性炭などの熱安定性の吸着炭素を包含する
。他の適する材料は、たとえばセラミック、ガラス、ア
ルミナ、バーミキュライト、粘土（たとえば、ベントナ
イト）などの無機固体を包含する。現在好適な支持体材
料は炭素フェルト、繊維及びマット、活性炭並びに多孔
質炭素、たとえばユニオン・カーバイド社から入手しう
るＰＣ−２５及びＰＧ−６０並びにカルボン社から入手
しうる８ＧＬ炭素である。

ここに使用される粒状エアロゾル活性手段に応じて、そ
の組成及び形状は一般に粒状、桧雑状、多孔質のブロッ
ク、１個若しくはそれ以上の軸方向に貫通する通路を備
えた固体ブロックなどから選択することができる。支持
体、特に粒状支持体は、好ましくは金属箔から形成され
た容器内に入れることができる。

本発明に使用するエアロゾル発生手段は一般に、燃料部
材の着火用端部から約６０ｙＩＩＢ以下、好ましくは約
３０隨以下、特に好ましくは１５謁の位置に配置される
。エアロゾル発生手段は長さ約２〜約６０鵠、好ましく
は約５〜４０詣、特に好ましくは約２０〜３５朋の範囲
で変化することができる。非粒状支持体を使用する場合
、これには１個もしくはそれ以上の穴部を設けて支持体
の表面積を増大させると共に、空気流及び熱移動を増大
させることができる。

本発明に使用するエアロゾル形成物質は、燃焼する燃料
部材により加熱された際、エアロゾル発生手段に存在す
る温度にてエアロゾルを形成できねはならない。好まし
くは、この種の物質は炭素と水素と酸素とでクラ成され
るが、他の物質を含む１　。、あ、。、ア。７．ゎＩｔ
　’ｋ　’ｊＭ。オ、□オ又は液状とすることができる
。この物質及び（又は）物質の混合物の沸点は約５００
℃までの範囲である。これら特性を有する物質は多価ア
ルコール、たとえはグリセリン及びプロピレングリコー
ル並びにモノ−、ジー若しくはポリ−カルボン酸の脂肪
族エステル、たとえばメチルステアレート、ド′デカン
ジオエート、ジメチルテトラドデカンジオエートなどを
包含する。

好ましくは、エアロゾル形成物ｒｒ　ｔｒｉ高沸点の低
蒸気圧物質と低ｅＩＩ点の同蒸気圧物質との混合物を包
含する。すなわち、初めの側版かにおいて低ｅし点の物
質が最初のエアロゾルの殆んどを供給する一方、エアロ
ゾル発生手段における温度が上昇すると高沸点物仝（が
殆んどのエアロゾルを供給する。

好適なエアロゾル形成物質は多価アルコール又は多価ア
ルコールの混合物である。特に好適なエアロゾル形成物
質はグリセリン、プロピレングリコール、トリエチレン
グリコール又はその混合物から選択される。

エアロゾル形成物質はエアロゾル発生手段の上に又はそ
の内部に支持体、キャリヤ若しくは容器に浸透し又はこ
れらを被覆するのに充分な洸４反で分散させることがで
きる。たとえば、エアロゾル形成物質は浸漬、噴霧、蒸
着などの技術によって充分な濃度で或いは希釈溶液とし
て施こすことができる。固体のエアロゾル形成成分は支
持体と混合して全体的に均一に分配した後に成形するこ
とができる。

エアロゾル形成物質の充填はキャリヤ毎及びエアロゾル
形成物質毎に変化するが、液体のエアロゾル形成物質の
量は一般に約２０〜約１２０ダ、好ましくは約３５〜釣
８５ｔｎ９、特に好ましくは約４５〜約６５ｇ９の範囲
で変化することができる。

エアロゾル発生手段に担持されたできるだけ多量のエア
ロゾル形成物質をＷＴＰＭとして使用者へ供給すべきで
ある。好ましくは、エアロゾル発生手段に担持された約
２ｆｆｉｆｆｉ％以上、よシ好ましくは１５重量％以上
、特に好ましくは約２０重量％以上のエアロゾル形成物
質をＷＴＰＭとして使用者に供給する。

さらに、エアロゾル発生手段は１種若しくはそれ以上の
揮発性着香剤、たとえばメントール、バニリン、人造コ
ーヒ、タバコ抽出物、ニコチン、カフェイン、リカーな
どの着香剤を含んで、香料をエアロゾルに付与すること
もできる。さらに、その他任意の所望の揮発性固体着し
くけ液体物質を含むこともできる。

上記したように、本発明の喫煙用物品は、さらにエアロ
ゾルに対しタバコ香料を加えるために使用しつるタバコ
充填物若しくはプラグを含むこともできる。好ましくは
、タバコはエアロゾル発生手段の口側端部に設置し、或
いはエアロゾル形成物質用のキャリヤと混合することも
できる。さらに海香剤を物品中に配合して、使用者に供
給されるエアロゾルを着香することもできる。

タバコ充填物を使用する場合、熱蒸気がタバコの床を通
過して、タバコ燃焼の必要なしにタバコ中の揮発成分を
抽出しかつ気化させる。かくして、この喫煙用物品の使
用者は、慣用のタバコにょ多発生する燃焼生成物なしに
天然タバコの品質及び香料を含んだエアロゾルを吸い込
む。

代案として、これらの任意成分はエアロゾル発生手段と
口側端部との間、たとえばエアロゾル発生手段から口側
端部に到る通路内の別途の支持体若しくはチャンバ、或
いは任意のタバコ充填物に設置することもできる。所望
ならば、エアロゾル形成物質の１部若しくは全部の代シ
にこれら揮発物質を使用して、物品が非エアロゾル香料
などの物質を使用者などへ供給するとともできる。

本明ｆｆｌ？舊に開示した種類の物品は、薬剤供給物品
として使用し又は改変して、たとえはエフェドリン、メ
タプロテレノール、テルブタリンなどの薬理学上又は生
理学上活性な揮発物質を供給することもできる。

本発明を実施する際に好適に使用される伝熱部月は典型
的にはたとえばアルａ　ニウム箔のような金桝帛であっ
て、約６５０℃以下から約Ｑ、　ｌ　ｍ以上までの厚さ
で変化する。伝熱材料の厚さ及び（又は）種類は、はぼ
任意の所望程度の伝熱を得るように変化させることがで
きる。図示した具体例に示されるように、伝熱部材は好
ましくは燃料部材及びエアロゾル発生手段の１部と接触
し又は蛍なシ合って、エアロゾル形成物質を包封する容
器を形成することができる。

本発明により使用しうる断熱部材は一般に、無機若しく
は壱機の繊維、たとえばガラス、アルミナ、シリカ、ガ
ラス質材料、鉱物繊維、炭素、珪素、　ｆＭ素１有機重
合体、セルロース質など、或いはこれら物質の混合物か
ら作成されたものからなっている。たとえばシリカエア
ロゲル、パーライト、ガラスなどのようなマット状、帯
状又はその他の形状に形成された非繊維質断熱材料も使
用することができる。好適な断熱部材は弾力性であって
、慣用のシガレットの感じを模倣するのに役立つ。これ
ら材料は主として断熱ジャケットとして作用し、燃焼す
る燃料部材により発生した相当部分の熱を保持すると共
に、これをエアロゾル発生手段へ指向させる。断熱ジャ
ケットは燃焼する燃料部材の近傍で成る程度熱くなるの
で、この熱をさらにエアロゾル発生手段の方向へ移動す
ることもできる。

現在好適なＦｆＴ熱材料は、たとえばガラス繊維のよう
なセラミック繊維を包含する。２種の特に好適なガラス
繊維は、マニグラス１０００及びマニグラス１２００の
名称でマニング・ペーパー°カンパニー・オプ・トロイ
社にューヨーク）カラ入手できる。一般に、断熱用繊維
は燃料部材の少なくとも１部及びその他任意の所望の物
品部分を最終直径約７〜８鱈まで包む。たとえば、断熱
層の好適厚さは約α５〜２．３１１−ｆｉ、好ましくは
約１〜２ｍ１８である。可能であれに、たとえば約６５
０℃以下の低軟化点を有するガラス繊維材料が好適であ
る。

断熱手段が世維質である場合、好ましくは物品の口側端
部にバリヤ手段を使用する。この種の１種のバリヤ手段
は高密度の酢酸セルロース束の環状部材からなり、ＬＪ
−’＜　Ｍ　’ＪＬ断熱手段と接触すると共に、好まし
くは口側端部にてたとえれ接着剤によりシールされて東
を通過する空気流を阻止する。

本発明の殆んどの具体例において、燃料／エアロゾル発
生手段の組合せ体は図示したたとえば箔ライニング紙又
は酢酸セルロース／プラスチックチューブのような吸い
口に取シ付けられるが、吸し）口をたとえばシガレット
ホルダーの形態で別途に設けることもできる。本物品の
この部材は、気化したエアロゾル形成物質を使用者の口
内に連ぶ通路を形成する。その長さく好ましくは約５０
〜６０鴎若しくはそれ以上）のため、これは熱い火錐部
を使用者の口及び指からも離間させる。

適する吸い口はエアロゾル形成物質に対し不活性とすべ
きであシ、耐水性若しくは耐液性内部層を有し、凝縮若
しくは一過によるエアロゾル損失を最少にすべきであり
、さらに物品の他の部材との境界面における温度に耐え
うるものとすべきである。好適な吸い口は第１−３図に
示した箔ライニングされたチューブおよび第４〜９図の
具体例に使用した酢酸セルロースチューブを包含する。

他の適する吸い口は当業者に明らかである。

本発明における吸いａは、慣用のフィルタ付きタバコの
外観を物品に与えるよう使用される「フィルタ」チップ
を必要に応じ含むこともできる。

この種のフィルタは低密度酢巾セルロースフィルタ及び
中空着しくはバフル（ｂａｆｆｌｅｄ　）プラスチック
フィルタ、たとえはポリプロピレンから作成したものを
包含する。さらに、物品の全長さ或はその１部をタバコ
巻紙で包むこともできる。

本発明の好適物品により発生するエアロゾルは化学的に
単純であって、実質的に空気と炭素の酸化物と所望の香
料若しくけその他の所望の揮発性物質を担持するエアロ
ゾルと水と微量の他の物質とからなっている。本発明の
好適物品により発生する湿潤な全粒状物ｉ（ＷＴＰＭ）
はエイムズ試験により洞室して突然変異誘発活性を持た
ない。

すなわち、本発明のＷＴＰＭとこれら物質に露呈された
標準試験微生物に生ずる復帰突然変異体の個数との間に
は、肩意の投与応答関係が存在しない。工１ムズ試験の
提案者によれば、有意の投与依存性反応は、試験した物
品における突然変異誘１　　発動１（の存在を示す〔エ
イムズ等、ムタゲネシス・リサーチ、第３１巻、第３４
７−３６４頁（１９７５）：ナガス等、ムタゲネシス・
リサーチ、第４２巻、第３３５頁（１９７７））。

〔発明の効果〕

本発明による喫煙用物品は、その使用初期及び使用寿命
の全体にわたシ著社のエアロゾルを発生することができ
、エアロゾル形成物質の顕著な熱分析を伴わずかつ著量
の熱分解若しくは不完全燃焼生成物或いは著量の副流煙
を伴わず、しかもタバコを燃焼させることなく使用者に
対しタバコ喫煙の感覚と作用とを与えることができる。

さらに本発明から得られる他の利点は、慣用のタバコか
ら生ずる灰分と比較して使用の際に生ずる灰が殆んど無
いことである。好適炭素燃料源を燃焼させれば、これは
殆んど灰を生じない炭素の酸化物まで実質的に変化する
ので、この物品を使用しながら灰を処分する必要がない
。

以下、本発明の理解を助けるため実施例により本発明の
喫煙用物品を実施例につき説明するが、これらのみに限
定されない。ここに示す％は全て特記しない限シ重量％
である。温度は全て摂氏として表わし、未修正である。

全ての場合、喫煙用物品は約７〜８解の直径、すなわち
慣用のタバコ直径を有する。

実施例　１ 第１図の具体例にしたがって喫煙用物品を作成した。燃
料部材は長さ２５ｍ１のブローパイプ木炭片とし、これ
に＆６０番のドリルピットで作成した［１０４０インチ
（ｔｏ２ｆｌ）の５本の長手通路を設けた。この木炭は
α３７５ｙのｆｆ１ｆｆｉとした。

燃料部材を慣用の処理タバコ巻紙で包んだ。支持体は５
００１１＆ｊのガラス玉（平均直径α６４インチ（１，
６ｓ龍））であシ、その表面を２滴（約５０り）のグリ
セリンで被嚢した。チューブ内へ充填した際、この支持
体は長さ約６５綱であった。箔２イニングしたチューブ
は白色の螺施状に巻回した紙の４．２５　ミル（ａ１０
８ｍｓ）の層の内側に０３５ミル（α００８９Ｍ）のア
ルミニウム箔の層として構成した。このチューブにより
燃料部材の後部５鰭を包囲した。周囲に４本の溝を有す
る短い（８關）の酢酸セルロース片を使用して、ガラス
玉を燃料源に当接させた。さらに、長さ８ｍｓの溝付き
酢酸セルロースフィルタ片をチューブの口側端部に追加
挿入して、慣用のタバコの外観を与えた。物品の全長は
約７０鰭であった。

この種のモデルは着火して吸う際に著量のエアロゾルを
供給し、２〜５服でエアロゾルの鼠が減　□少すると共
に、４〜９服でエアロゾルを良好に供給した。この種の
モデルは一般に、３５簡の吸い込み容量、２秒の吸い込
み時間及び６０秒の吸い込み頻度を有するＦＴＣ＠煙条
件下で機械喫煙した場合、約５〜７〜の湿潤な全粒状物
質（ＷＴＰＷ）を生じた。

人、長さ１０陥の圧縮炭素燃料部材とガラス玉支持体と
を有する４個の喫煙用物品を作成した。

燃料部材は、約５００ポンド（２２７ｓ　Ｋｙ　）の荷
重を与えて９０％のＰＣＢ−Ｇと１０％のＳ　ＣＭＣと
から形成し、これに第２Ａ図に示したテーパー付き着火
用端部を設けた。各部材の中心には１個のα０４０イン
チ（ｔｏ２ｍｍ）の穴を形成した。

４個の燃料源のうち３個を８ｗ！Ｌ幅の慣用のタバコ巻
紙で包んた。これら燃料部材を、実施例１に記載しだ箭
ライニングされたチューブの長さ７０閲のセクション中
へ約２＊ｗ　挿入した。下記表に示した毎のグリセリン
で被覆したガラス玉を、箔ライニングしたチューブの開
放端部に挿入し、これを一連の長手方向に延在する周溝
部を備えた長さ５闘の発７ａポリプロピレンフィルタに
より燃料部材に当接させた。長さ５門の低効率の酸ｍセ
ルロースフィルタ片を各物品の口側端部に挿入した。こ
れら物品をＦＴＣ喫煙条件下で機械喫煙し、一連のテン
ブリッジパッドの上に湿潤な全粒状物質（Ｗ　Ｔ　Ｐ　
Ｍ　）を集めた。これら実験の結果を第１表に示す。

来　　　　　　　　　　　来 （口　Ｑ　ロ Ｂ、実施例２人に記載したと同様な３個の９焼用物品を
作成しだが、この場合実施例１に記載した種類の長さ２
０間のブローパイプ木炭燃料部材を設けた。これら物品
をＦＴＣ喫煙条件下で機械ｆ！ｉ！煙し、そしてＷＴＰ
Ｍを一連のケンブリッジパッド上に集めた。これら試験
の結果を第…表に示す。

辛　　　　　　　　　　帯 Ｉ！ｌ　　四　〇 実施例　３ Ａ、第２図に示したように４個の喫煙用物品を作成し、
これらに第２Ａ図に示したテーパ付き着火用端部をＵ＆
える１０荊の圧縮炭素燃料部材を設けた。燃料部材は、
約５０００ポンド（２２７５に？　）の荷重を加えて９
０％のＰＣＢ−Ｇ炭素と１０％のＳＣＭＣとから作成し
た。部材の中心にはα０４０インチ（ｔ　Ｏ２Ｍ）の穴
を穿設した。

エアロゾル形成物質用の支持体をユニオン・カーバイド
・コーポレーション社（コネクチカット州、ダンベリー
在）により販売されるＰＣ−２ｓ、すなわち多孔質炭素
から切シ取シ、機械加工して成形した。各物品における
支持体は長さ約２．５關かつ直径約８關とした。これに
平均的２７■の１＝１プロピレングリフ−ルーグリセリ
ン混合物を充填した。実施例１に使用したと同じ種類の
箔ライ１＝’　／　ｉ　”　＊　ｆ　７”　＠　ｋ’　
Ｏ＆″″″′ｆｆ１Ｒｉ＃Ａび支持体の後部２無を包封
した。約１００ｍｇのバーレイ・タバコプラグを支持体
の口側端部に当接させた。短い長さ約５〜９鴎のバラツ
ルポリプロピレンフィルタ片を、箔ライニングされたチ
ューブめ口側端部に設置した。芯部に中空ポリプロピレ
ンチューブを備えた長さ３２簡の酢酸セルロースフィル
タをタバコとフィルタ片との間に設置した。

各物品の全長は約７（３ｖｕａであった。

Ｂ、追加６個の物品を実施例３人におけるとほぼ同様に
作成したが、この場合支持体長さを５賭まで増大させ、
かつ支持体中に［１０４０インチ（ｔＱ　２　ｍｓ　）
の穴を穿設した。さらに、これらの物品は酢酪セルロー
ス／ポリプロピレンのチューブを含まなかった。約４２
■のプロピレングリコール−グリセリン混合物を支持体
に施こした。さらに、それぞれ約ｆ００−１５０１１１
９の２個のバ−レタバコプラグを使用した。第１のもの
は支持体の口側端部に当接させ、また第２のものはフィ
ルタ片に当接させた。

Ｃ０追加４個の物品を実施例３Ａにおけるとほぼ同様に
作成したが、ただし約６重量％の燐酸ニアンモニウムを
含有する火力乾燥したタバコの約１００Ｉｖのプラグを
バーレイタバコプラグの代シに使用した。

Ｄ、椋準エイムズ試験を用いて実施例５に−Ｃからの喫
煙用物品を試験した〔エイムズ等、ムタゲネシス・リサ
ーチ、第３１巻、第３４７−３６４頁（１９７５）、ナ
ガス等、ムタゲネシス・リサーチ、第４２巻、第３３５
頁（１９７７）及び第１１３巻、第１７３−２１５頁（
１９８５）により改変〕。これら試料３Ａ及び３Ｃを、
３５謁の吸い込み容ｆｆｌ、　２秒の吸い込み時間及び
３０秒の吸い込み頻度の条件を使用して慣用のタバコ喫
煙装置によ＃）１０服喫煙した。実施例５Ｂの喫煙用物
品も同様に喫煙したが、ただし６０秒の吸い込み頻度を
使用した。各群の物品には１個のみのフィルタパッドを
使用した。これにより、下記に示した群の物品につき下
記する湿潤な全粒状物質（Ｗ　Ｔ　Ｐ　Ｍ　）が生じた
。

ＷＴＰＭ 実施例！ＩＡ　　　　　　　　６５．４ｍｇ実施例３Ｂ
　　　　　　　　５α６ダ 実施例３Ｃ６９，２ｍ９ 集めたＷＴＰＭを含有する上記各実施例のフィルタパッ
ドをＤＭＳＯ中で３０分間振とうして、ＷＴＰＭを溶解
させた。次いで、各試料を１ダ／−の濃度まで希釈し、
そのままでエイムズ試験に使用した。ナガス等、ムタゲ
ネシス・リサーチ、第４２巻、第５３５−３４２頁（１
９７７）の手法を使用して、１ダ／−濃度のＷＴＰＭを
Ｓ−９活性化系及び標準エイムズーパクテリャ菌体と混
合し、３７°Ｃにて２０分間培養した。このエイムズ試
験に使用したバクテリヤ菌株はサルモネラ・チフイムリ
ウム（Ｓａｌｍｏｎｅｌ　ｌａ　ｔｙｐｈｌｍｕｒＩｕ
ｍ　％　Ｔｉ２Ｂとした〔バーチヤス等、ネイチャー、
第２６４巻、第６２４−６２７頁（１９７６））。次い
で、寒天を混合物に添加し、プレートを作成した。欠天
プレートを３７°Ｃで２日間培養し、そして得られた培
養物を計数した。各希釈物につき４枚のプレートを試験
し、コロニーの標準偏差を純粋なりＭＳＯ比較＠養物と
対比した。第１表に示すように、試験した全ての硬焼用
物品から得られたＷＴＰＭにより突然変異あ発話性は生
じなかった。

これは、１プレート当シの復帰突然変異体の平均数と、
対照（０μｇＷＴＰＭ／プレート）から得られた復帰突
然変異体の平均数との比較にょシ確認することができる
。突然変異誘発性試料の場合、１プレート当りの復帰突
然変異体の平均数は）投与！■の増加と共に増大する。

第１表 実施例３人 比較　　　０　　　　　　４９３　　　　　３．４３５
　　　　　　５ｔ３９１ ６６５α５Ｚ０ ９９　　　　　　５ＣＬ８　　　　　５．２１５２　　
　　　　３１５　　　　　５．３１６５　　　　　　５
３．８　　　　　１［ＬＩＨ）８　　　　　　４８．５
　　　　　４．６第１表（続き） 実施例３Ｂ 比較　　０３６１α５ ３１５　　　　　　４０　　　　　　　　７．８６５　
　　　　　　　　　　４Ｂ、３　　　　　　　　　　　
　６，５９４．５　　　　　　３４．０　　　　　　　
８．４１２６　　　　　　　３９　　　　　　　　４．
７１５Ｚ５　　　　　　４２．５　　　　　　　９．５
ｊ８９　　　　　　　　　　４３　　　　　　　　　　
　　　９．１実施例３Ｃ 比較　　　０　　　　　４　ａ３　　　　　　５．７３
６　　　　　　　５ａ３　　　　　　　　９．９７２　
　　　　　　４９０　　　　　　　　　五９１０８　　
　　　　　３５、．５　　　　　　　　４．３１４４　
　　　　　　４！、、０　　　　　　　　６．４１８０
　　　　　　　４２．３　　　　　　　　８．８２１６
　　　　　　　４４．５　　　　　　　　　Ｚ８辛標準
偏差 実施例　４ 第２図に示したような５個の喫煙用物品を作成した。各
物品は、実施例３人に記載したような１０簡のＦＥ縮縦
累燃料源を有した。この燃料部材を、実施例１に記載し
た種類のアル４ニウム箔ライニングされた長さ７０簡の
チューブの１端部に５間挿入した。ファイバー・！テリ
アルス・インコーポレーション社により販売されるレー
ｙン炭素フェルトから切シ取った長さ５鴎の炭素フェル
ト支持体を燃料源に当接させた。この支持体に平均約９
７ｍｇのグリセリンとプロピレングリコールとの１：１
混合物、約３■のニコチン及び約α１■の香料混合物を
充填した。配合タバコの長さ５鴎セクシヨンを支持体の
口側端部に当接させた。

長さ５龍の酢酸セルロースフィルタ片を、箔２イニング
されたチューブの口側端部に設置した。

これら物品をＦＴＣ条件下で機械喫煙した。これら物品
から発生したエアロゾルを単一のケンブリッジ・パッド
に集め（１３Ａ３〜ＷＴＰＭ）。

ＤＭ８０中に１〜ＷＴＰＭの最終濃度まで希釈し、そし
て次の各菌株を使用して実施例３Ｄに記載したようにエ
イムズ活性につき試験しｆｃ：サルモネラ・チフイムリ
ウム　ＴＡ１５３５．１５３７．１５３８．２８及び１
００゜第■表に示したように、試験した物品から集めら
れたＷＴＰＭにより突然変異誘発活性は生じなかった。

第■表 ＴＡ　　１３５５　　　　　ＴＡ　　１３５７比較　　
０　１６　　比較　　０１４ ７５　　１７　　　　　　７５　　　Ｈｌｏｏ　　　　
　　１４　　　　　　　　　　　１００　　　　１３第
■表（続き） ＴＡ　　　１５３８　　　　　　　　　　　ＴＡ　　　
？８比較　　　０　１５　　比較　　０６１ＴＡ　　　
１００ 比較　　　　０１１０ 、、　　　　　　　　　　　　　　　　１００　　１０
７峯　μ＃　　ＷＴＰＭ／プレート 実施例　５ 第２図に示したような喫煙用物品を作成し、これに第２
Ａ図に示したような形状を有するがタバコを含まない長
さ１０ＴＩＨＩＬの圧縮炭素燃料プラグを設けた。燃料
部材は、約５０００ボンド（２２７３Ｋｔ　）の荷重を
加えて９０％のＰＣＢ−Ｇ活性炭と結合剤としての１０
％のＳＣＭＣとの混合物から作成した。燃料部材には１
０４０インチ（ｔ０２鴎）の長手通路を設けた。支持体
は、ユニオン・カーバイド　ＰＣ−２５から作成した長
さ１０５ｗ＋の多孔質炭素プラグとした。これに１０２
９インチ（α７４　ｍ　）の軸方向穿設穴部を設け、４
０ｍ９のブロピレングリコールとグリセリンとの（に１
）混合物を充填した。実施例１におけると同様な箔ライ
ニングされたチューブにより燃料部材の後部２鴎を囲ん
で、吸い口片を形成した。この物品はフィルタチップを
備えなかったが１慣用のタバコ巻紙で包んだ。物品の全
長は８０襲であった。

この物品の平均ピーク温度を、第１０図における「吸い
込み」及び「くすぶシ」の両者につき示す。図示したよ
うに、温度は燃料部材の後端部と口側端部との間で確実
に低下した。これは、本発明の物品を使用する際、使用
者に対し不快な燃焼感覚を与えないことを保証する。

第３図の具体例にしたがって喫煙用物品を作成した。燃
料部材は長手通路を持たない長さ１９酩のブローパイプ
木炭片とした。この燃料部材中へ直径１／８インチ（５
，２ｍ５）かつ長さ２８鴎のアルミニウム棒を１５ｆｌ
挿入した。９０°間隔で離間させた４つの９詐×１０２
５インチ（１６４鴎）の周溝部を、支持体に貫通するア
ルミニウム捧の部分に切シ込んだ。支持体は長さ８鴎の
ユニオン・カーバイドＰＣ−２５炭素とした。アルミニ
ウム俸における溝部は支持体の端部を越えて燃料の方向
へ約ｃＬ５ｔｍ延在した。支持体には１５（ＩＩｖのグ
リセリンを充実した。実！ｆｌＪ１におけると同じ箔ラ
イニングされたチューブにより、燃料部材における後部
の１部を封入した。燃料部材の非燃焼端部と支持体との
間に空隙部を残した。この空隙領域において箔ライニン
グされたチューブに一連の穴部を穿設して、空気流を生
ぜしめた。同様な喫煙用物品を圧縮炭素燃料プラグを用
いて作成した。

炭化した木綿繊維の燃料源を有する第４図に示したよう
な喫煙用物品を作成した。４本の木綿スライバーを木綿
糸と一緒にしつかシ編んで、直径約１４インチ（１α２
鰭）のロープを作成した。

この材料を窒素雰囲気の炉内に入れて９５０℃まで加熱
した。この温度に達するには約１５時間を要し、次いで
この温度に１５時間保った。この熱分解した材料から燃
料部材として使用するための１６ｍ片を切シ取った。試
料を壱するこの部材に２謡の軸方向穴部１６を貫通させ
た。燃料部材を、実施例１に記載した種類の箔ライニン
グされた長さ２０鴎のチューブに２鵡挿入した。６０ｍ
ｇの１＝１プロピレングリコール−グリセリン混合物を
含有する粒状のユニオンカーバイドＰＣ−２５の１００
Ｗｖを箔ライニングされたチューブ中に挿入した。長さ
５ｕのタバコプラグ約６０９を箔ライユングされたチュ
ーブにおける粒状支持体の直後に位置せしめた。内径４
．５！ＩＪＬのポリプロピレンチューブを備えた長さ４
８朋の環状酸０セルロースチューブを、基ライニングさ
れたチューブ中へ約３軌挿入した。第２の長さ５０闘の
基ライニングされたチューブを、長さ２Ｑｗｘの箔ライ
ニングチューブに当接するまで酢酸セルロースチューブ
にｍｌさせた。長さ５ｍｓの酢酸セルロースフィルタプ
ラグを、この第２の基ライニングされたチューブの端部
に挿入した。全長は８４酩であった。

着火すると、この物品は最初の６服にわたりタバコ香料
を有する’ｓｍのエアロゾルを発生した。

実施例７に記載したとほぼ向様な長さ１５闘の繊維質燃
料部材を有する喫煙用物品を＠５図に示したように作成
した。マクロカプセル５２を厚さ４ミル（［ｌＩＱｓｍ
）のアルミニウム箔の長さ１５闘片から形成し、これを
捲縮して長さ１２簡のカプセルを作成した。このマクロ
カプセルに、ユニオン・カーバイド社から入手した１０
０ＩＩｙの粒状ＰＣ−６０炭素と５０ｍ９の配合タバコ
とをゆるく充填した。粒状炭素には６０ｍｇのプロピレ
ングリコールとグリセリンとの１：１混合物を含浸させ
た。マクロカプセルと燃料部材と吸い口とを慣用のタバ
コ巻紙の長さ８５闘片で一体化させた。

実施例　９ ９０％のＰＸＣ炭素と１０％の８ＣＭＣとを含有する長
さ７闘の圧縮炭素燃料部材を有する喫煙用物品をｉ＠６
図の具体例にしたがって作成した。

長手通路は直径（ＬＯ４０インチ（ｔｏ２ｍｓ）とした
。この燃料プラグを長さ１７隨のアルミニウム箔ライニ
ングされたチューブ中へ、燃料部材の３鴎がチューブ内
側に来るように挿入した。厚さ３．５ミル（ａ０８９朋
）のアルミニウム箔よシなシ直径α０４９インチ（１２
４露）の中心穴部を有する直径８ｔＩＩの円盤を、チュ
ーブの他端部に挿入して、これを燃料源の端部に当接さ
せた。

ユニオン・カーバイド　ＰＧ−６０炭素を粒状化させか
つ一６〜＋１０メツシュの粒子寸法まで篩分けした。８
０ｍｇのこの材料を支持体として使用し、かつグリセリ
ンとプロピレングリコールとの１：１混合物８０１ｍ９
とをこの支持体に充填した。

含浸された粒状物を箔チューブ中へ挿入し、燃料源の端
部における箔円盤に当接させた。５０ＩＩ９の配合タバ
コを粒状支持体にゆる〈当接させた。さらに、０．０４
９インチ（ｔ２４ｓｍ）の中心穴部を有する箔円盤を、
タバコの口側端部における箔チューブ中へ追加挿入した
。実施例７に記載したような中空ポリプロピレンチュー
ブを有する長い中空酢ｒＪ？セルロース体を、箔２イニ
ングされたチューブ中へ５ｖａｎ挿入した。第２の基ラ
イニングされたチューブを酢酔セルロース俸に被嵌させ
て、長さ１７鰭の基ライニングされたチューブの末端に
当接させた。

このモデルは、ＦＴＣ条件下でｙ！！煙した場合、最初
の３服でｉｔＱｍｇのエアロゾルを供給した。

９服に対する全エアロゾル供給量は２４，９グであった
。

実施例１０ 第７図の燃料部材及び支持体の形状を有する喫煙用物品
を、内径約４篤かつ外径約８鴎である長さ１５ｍＬの環
状圧縮炭素燃料部材を用いて作成した。燃料は９０％の
ＰＣＢ−Ｇ活性炭と１０％のＳＣＭＣとから作成した。

支持体はユニオン・カーバイドＰＣ−２５炭素で作成さ
れた外径約４鵠を有する長さｊ　Ｑ１ｕ＋の片とした。

３５■の１：１グリセリン／プｐピレングリコ一ル混合
物が充填された支持体を、物品の口側端部に近い燃料の
ｇ１′６部に挿入した。この燃料／支持体の組み合物を
、口側端部に短い酢酸セルロースフィルタを有する７Ｑ
ｍの箔２イニングされたチューブ中へ７箱挿入した。物
品の長さは約７７關であった。

この物品は最初の３服及び燃料部材の使用寿命にわたシ
著量のエアロゾルを供給した。

実施例１１ 第９図の改変した種類の喫煙用物品を次のようにして作
成した：直径１１ｕＩの長手通路を有する直径４．５鴎
かつ長さ９５悶の炭素燃料源を、１０％の８０ＭＣと５
％の炭酸カリウムと８５％の炭化した紙とを１０％の水
と混合して得た混合物から押し出した。この混合物はド
ウ状のコンシスチンシーを治し、これを押出機に供給し
た。押し出された材料を８０°Ｃで１晩乾燥した後に所
定長さに切断した。マクロカプセルを、内径４．５鴎の
円筒体に形成した厚さα０　［］　１３９ｘｍのアルミ
ニウムよシなる長さ２２謁片から作成した。このマクロ
カプセルに、（ａ）　５０■のプロピレングリコールと
グリセリンとの１：１混合物を含有する７０ｍｇのバー
ミキュライト、及び（ｂ）６％のグリセリンと６％のプ
ロピレングリフールとが添加されている３０ｍｇのバー
レイタバコを充填した。燃料源とマクロカプセルとを、
マクロカプセルの端部中へ燃料源を約２闘挿入すること
により結合させた。

内径４．５鴎かつ長さ３５閣のポリプロピレンチューブ
をマクロカプセルの他端部に挿入した。かくして、燃料
源とマクロカプセルとポリプロピレンチニー１　パ′″
’ｌｒ：ｕｎ−Ｘ＜−ｃ、　＊−ａ“７゛°１”−〇断
片を形成した。この断片をマニング・ペーパー・カンパ
ニー社からのマニグラス１０００の数層により外周２４
．７Ｗに達するまで包んだ。次いで、このユニットを長
さ５馴の＃、酸セルロースフ・イルタと組み合せ、タバ
コ巻紙で包んだ。ＦＴＣ条件下で喫煙すると、この物品
は最初の３服で８９のｗ’ｒＰＭを供給し、４〜６服で
７ｍｇのＷＴＰＭを供給し、かつ７〜９服で５ηのＷＴ
ＰＭを供給した。９服にわたる全エアロゾル供給世は２
０ηであった。ティシュ−紙の上に水平設置すると、こ
の物品はティシュ紙に着火せず、こがしもしなかった。

第１図〜第９図は本発明による各種の実施例の縦断面図
であシ、 第１Ａ図は第１図のＩＡ−ＩＡ線断面図であシ、第２Ａ
図は第２図のテーパ付き改変燃料部材の縦断面図であシ
、 第５Ａ図は第３図の５Ａ−３Ａ線断面区であ）、＠１０
図は使用時における後記実施例５の喫煙用物品の平均ピ
ーク温度特性曲線図である。

１０・・・燃料部材 １２・・・エアロゾル発生手段 １４・・・チューブ １５・・・吸い口 ２０・・・ガラス玉 ２２・・・円盤 ２８・・・タバコ充填物 ＦＩＧ、３　　　　　　　　　　ＦＩＧ、３ＡＦＩＧ、
７ 五

Claims (41)

【特許請求の範囲】
1. （１）（ａ）炭素質燃料部材と、 （ｂ）エアロゾル形成材を有する支持体を備えた物理的
   に分離するエアロゾル発生手段と、（ｃ）吸い口と、 からなり、燃料部材と支持体とを、熱安定性の支持体が
   ほぼ燃焼部材の全燃焼時間にわたり熱伝導を受けるよう
   な伝熱交換関係に配置したことを特徴とする喫煙用物品
   。
2. （２）燃料部材が長さ約３０ｍｍ未満である特許請求の
   範囲第１項記載の物品。
3. （３）（ａ）長さ約３０ｍｍ未満でありかつ少なくとも
   ０．５ｇ／ｃｃの密度を有する燃焼性燃料部材と、（ｂ
   ）この燃料部材に対し伝熱交換関係にあるエアロゾル発
   生手段と、 （ｃ）このエアロゾル発生手段により発生したエアロゾ
   ルを使用者に供給する手段と からなる細長い喫煙用物品。
4. （４）（ａ）燃料部材と、 （ｂ）エアロゾル形成材を備える物理的に分離したエア
   ロゾル発生手段と、 （ｃ）燃料部材の少なくとも１部を包囲する断熱部材と からなる細長い喫煙用物品。
5. （５）燃料部材とエアロゾル発生手段とが伝熱交換関係
   にある特許請求の範囲第４項記載の物品。
6. （６）燃料部材が長さ３０ｍｍ未満である特許請求の範
   囲第４項又は５項記載の物品。
7. （７）エイムズ試験により測定して突然変異誘発活性を
   持たない湿潤な全粒状物質を発生する特許請求の範囲第
   １項、第２項、第３項又は第４項記載の物品。
8. （８）断熱部材が弾力性でありかつ少なくとも０．５ｍ
   ｍの厚さを有する特許請求の範囲第４項、第５項、第６
   項又は第７項記載の物品。
9. （９）断熱部材が繊維質材料からなる特許請求の範囲第
   ８項記載の物品。
10. （１０）断熱部材がさらにエアロゾル発生手段の少なく
    とも１部を包囲する特許請求の範囲第４項又は第５項記
    載の物品。
11. （１１）燃料部材が炭素質材料でありかつ長さ２０ｍｍ
    未満である特許請求の範囲第１項、第３項、第４項、第
    ５項又は第８項記載の物品。
12. （１２）燃料部材が長さ１５ｍｍ未満である特許請求の
    範囲第１項、第３項、第４項、第５項又は第８項記載の
    物品。
13. （１３）燃料部材がそこを貫通する複数の長手方向に延
    在した通路を有する特許請求の範囲第１１項記載の物品
    。
14. （１４）燃料部材とエアロゾル発生手段との両者に接触
    する伝熱部材をさらに備える特許請求の範囲第１項、第
    ２項、第３項、第４項又は第５項記載の物品。
15. （１５）伝熱部材が金属である特許請求の範囲第１４項
    記載の物品。
16. （１６）金属部材が、燃料部材とエアロゾル発生手段と
    の両者の少なくとも１部を包囲する金属箔である特許請
    求の範囲第１５項記載の物品。
17. （１７）金属部材がエアロゾル形成材を有する支持体を
    包封する特許請求の範囲第１６項記載の物品。
18. （１８）金属部材が、燃料部材とエアロゾル発生手段と
    の両者の少なくとも１部に埋設された金属棒である特許
    請求の範囲第１６項記載の物品。
19. （１９）燃料部材が長さ約１５ｍｍ未満である特許請求
    の範囲第１６項記載の物品。
20. （２０）エアロゾル発生手段が、燃料部材における空胴
    内に少なくとも部分的に内蔵される特許請求の範囲第１
    項、第２項、第３項または第４項記載の物品。
21. （２１）エアロゾル発生手段が、そこを少なくとも部分
    的に貫通する長手通路を備えた多孔質の非粒状支持体か
    らなる特許請求の範囲第１項、第２項、第３項又は第４
    項記載の物品。
22. （２２）物品がＦＭＣ喫煙条件下における最初の３層で
    湿潤な全粒状物質の少なくとも約０．６ｍｇを供給する
    特許請求の範囲第１項、第２項、第３項又は第４項記載
    の物品。
23. （２３）物品がＦＴＣ喫煙条件下における最初の３服で
    湿潤な全粒状物質の少なくとも約１．５ｍｇを供給する
    特許請求の範囲第２２項記載の物品。
24. （２４）物品がＦＴＣ喫煙条件下における少なくとも６
    服につき１服あたり平均して少なくとも約０．８ｍｇの
    湿潤な全粒状物質を供給する特許請求の範囲第１項、第
    ２項、第３項又は第４項記載の物品。
25. （２５）エアロゾル発生手段が、約３５〜８５ｍｇのエ
    アロゾル形成材を充填した支持体を含有する特許請求の
    範囲第１項、第３項又は第４項記載の物品。
26. （２６）エアロゾル形成材の少なくとも約１５重量％が
    ＦＴＣ喫煙条件下にて湿潤な全粒状物質として供給され
    る特許請求の範囲第１項、第３項又は第４項記載の物品
    。
27. （２７）燃料部材の口側端部と物品の口側端部との間に
    位置するタバコ充填物をさらに備える特許請求の範囲第
    １項、第３項又は第４項記載の物品。
28. （２８）燃料部材が、くすぶりに際し目に見える副流煙
    を実質的に発生しない特許請求の範囲第１項、第３項ま
    たは第４項記載の物品。
29. （２９）燃料部材が炭素含有材料からなる特許請求の範
    囲第３項、第４項、第５項又は第８項記載の物品。
30. （３０）燃料部材の長さが２０ｍｍ未満である特許請求
    の範囲第２９項記載の物品。
31. （３１）燃料部材の長さが１５ｍｍ未満である特許請求
    の範囲第２９項記載の物品。
32. （３２）（ａ）長さ３０ｍｍ未満の燃料部材と、（ｂ）
    エアロゾル形成材を有するキャリヤを備えた物理的に分
    離するエアロゾル発生手段と、（ｃ）燃料部材からエア
    ロゾル発生手段へ熱を伝達する手段と、 （ｄ）燃料部材の少なくとも１部を包囲する断熱部材と からなる細長い喫煙用物品。
33. （３３）伝熱手段が、燃料部材とエアロゾル発生手段と
    の両者に接触する伝熱部材からなる特許請求の範囲第３
    ２項記載の喫煙用物品。
34. （３４）伝熱部材がエアロゾル形成材用のキャリヤを包
    封する特許請求の範囲第３３項記載の物品。
35. （３５）断熱材が弾力性でありかつ少なくとも０．５ｍ
    ｍの厚さを有する特許請求の範囲第３３項記載の物品。
36. （３６）燃料部材が炭素含有材からなる特許請求の範囲
    第３２項記載の物品。
37. （３７）燃料部材が長さ１５ｍｍ未満である特許請求の
    範囲第３６項記載の物品。
38. （３８）燃料部材が炭素質である特許請求の範囲第３２
    項、第３３項、第３４項又は第３５項記載の物品。
39. （３９）燃料部材が長さ１５ｍｍ未満である特許請求の
    範囲第３３項記載の物品。
40. （４０）物品がＦＴＣ喫煙条件下にて少なくとも６服に
    つき１服あたり平均して少なくとも０．８ｍｇの湿潤な
    全粒状物質を供給する特許請求の範囲第３３項記載の物
    品。
41. （４１）エイムズ試験により測定して突然変異誘発活性
    を持たない湿潤な全粒状物質を発生する特許請求の範囲
    第３２項又は第３８項記載の物品。