JPS6191736A

JPS6191736A - 主記憶履歴情報の編集出力方式

Info

Publication number: JPS6191736A
Application number: JP59213180A
Authority: JP
Inventors: Kenichi Murakami; 健一村上
Original assignee: NEC Corp
Current assignee: NEC Corp
Priority date: 1984-10-11
Filing date: 1984-10-11
Publication date: 1986-05-09

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】発明の目的産業上の利用分野本発明は、主記憶に記録された履歴情報を編集しつつ出
力する主記憶履歴情報の編集出力方式に関するものであ
る。

従来の技術情報処理システムにおいては、エラー発生の原因を事後
に調査できるよう、エラー発生の時刻や、エラー発生時
の特定のレジスタの内容等を履歴情報として主記憶に保
存しておく場合が多い。

このような目的でタスクが履歴管理する制御テーブル情
報やトレース情報等の主記憶に記憶された履歴情報は、
タスクごとに多種多様な情報形式であり、またタスクに
よっては情報形式の異なる何種類もの情報領域を持って
いる場合もある。エラー原因の調査やプログラムデハグ
時には、これらの情報解析を効率良く行うことが必要に
なる。

従来、これらの情報領域を解析するため、それぞれの情
報領域に対して編集プログラムを作成していた。あるい
はまた、主記憶ダンプによって出力された履歴情報を、
情報領域の主記憶上での位置及び情報形式を説明した資
料と照合しながら解析していた。

発明が解決しようとする問題点上記編集プログラムを作成する方法では、それぞれの情
報領域に対して編集プログラムを作成するのに長時間を
要し、また情報領域の情報形式を変更する場合にはその
つど対応の編集出力プログラムも変更しなければならな
いという欠点があった。

また、主記憶ダンプによる方法は、ダンプされた１６進
数表示のデータ内容の解析や、１０進数データへの変換
等に手作業を伴うことが多（、解析の効率が低下すると
いう欠点があった。

発明の構成問題点を解決するための手段上記従来技術の問題点を解決する本発明の主記憶情報の
編集出力方式は、各タスクの各情報領域が主記憶上に占
める位置及び各情報領域の編集形式情報を記憶する記憶
手段と、編集出力すべき情報領域を指定する情報領域指
定情報及び記憶手段の内容に基づき対応の情報領域及び
この情報領域の編集形式情報を選択し、この選択した情
報領域の内容を上記選択した編集形式情報に従って編集
しつつ出力する手段とを備えるように構成されている。

以下、本発明の作用を実施例によって詳細に説明する。

実施例第１図は、本発明の一実施例の構成を示す機能ブロック
図である。本実施例の方式は、主記憶１上に格納される
編集形式情報部１０と、情報領域編集出力部２０とを備
えている。

主記憶１上には、従来方式と同様、０〜ｎまでのタスク
によって管理される履歴情報を書込むための情報報領域
が確保されている。いま、タスクｍに着目すれば、その
情報領域は７．７−１・・・７−ｋから構成されている
。

第１図の情報領域７の構成の一例は、第２図に示すよう
に、開始番地ａから始まり、一度に履歴される情報単位
である情報レコード７０．７０−１．７０−２．　　・
・・７０−１まで既に履歴情報が記憶されており、次に
記憶される履歴情報の番地が次履歴番地すで表示されて
おり、終了番地Ｃまで記録可能である。

情報レコード７０は第３図に示すように編集単位である
データフィールド７００，７００−１・・・７００−ｎ
を有しており、他の情報レコード７０−１・・・７０−
ｎ　もこれと同様のデータフィールドを持つ。

第４図は、編集形式情報部１０内の構成の一例を示すブ
ロック図であり、上述の情報領域７．７−１．７−２．
　　・・・７−ｎ　　に対応する部分のみが例示されて
いる。

タスクのレベル番号に対応してタスクの最初の編集形式
情報の先頭番地を格納する編集形式情報アドレステーブ
ル１１と、第１図に示す情報領域７．７−１．７−２・
・・７−ｎのそれぞれに記憶された履歴情報の編集方法
を格納する編集形式情報１２．１２−１．　　・・・１
２−ｎと、この編集形式情報により示され情報領域７．
７−１．　　・・・７−ｎのそれぞれの開始番地・次履
歴番地・終了番地を格納する情報領域管理ポインタ１３
゜１３−１．　　・・・１３−ｎから構成される。

第５図は第４図に示す編集形式情報１２の構成の一例を
示す構成図である。

編集形式情報１２はすべての編集形式情報Ｇこ共通する
編集形式情報共通部１２０と、情ｔＩ領域しコード内で
の各データフィールドの相対位置、サイズ、編集方法を
示す少なくとも１個以上の編集形式情報レコードから構
成される。第５図の例では、編集形式情報レコードは、
１２１，１２１−１、・・・１２１−ｎから構成されて
いる。

第６図と７図は、それぞれ編集形式情報共通部と編集形
式情報レコードの構成の一例を示す構成図である。

第６図の編集形式情報共通部１２０は、少なくとも同一
タスクにおける何個かの編集形式情報のにわたってでユ
ニークな識別語を格納するフィールド１２０ａと、同一
タスクにおける次の編集形式情報がある場合その先頭番
地を示すフィールド１２０ｂと、情報領域管理ポインタ
１３の先頭番地を示すフィールド１２０Ｃと、編集形式
情報１２に対応する情報領域７の情報レコード７０のサ
イズを格納するフィールド１２０ｄとを含んでいる。

第７図の編集形式情報レコード１２１は、情報レコード
７０内のデータフィールド７００の編集方法を示すフィ
ールド１２１ａと、情報レコード７０内でのデータフィ
ールド７００の相対位置を示すフィールド１２１ｂと、
データフィールド７００のサイズを示すフィールド１２
１Ｃと、データフィールド７００の編集後の出力データ
に付加する識別語を格納するフィールド１２１ｄと、編
集方法を示すフィールド１２１ａで比較変換（データフ
倫−ルドア００の値と比較値とが比較条件に一致する場
合編集結果として変換語を出力する）の編集方法が示さ
れた場合に使用する比較値格納フィールド１２１ｅと、
比較値格納フィールド１２１ｆと、変換語格納フィール
ド１２１ｇとを含んでいる。

上記比較変換は、履歴の解析を容易にするためのもので
、履歴情報が所定の比較値を越えた場合には変換語“Ｅ
ＲＯＲＲ”を出力したり、履歴情報の第１ビツトが“１
”であれば変換語“Ａ”を出力したりするためのもので
ある。

編集形式情報レコード１２１内のフィールド１２１ａに
示される編集方法には、比較変換と数値変換（１０進数
表示、１６進数表示９時刻表示）の２種類がある。さら
に、フィールド１２１ａには上記編集方法の指定のほか
に、次の２つの情報も含まれている。

（イ）この編集形式情報レコードが編集形式情報内の最
後の編集形式情報レコードかどうか。例えば、最左端の
ビットが“１”場合には最後の編集形式情報レコードで
あり、このビットが“０”の場合には未だ他に編集形式
情報レコードが存在する。

（ロ）この編集形式情報レコードが示すデータフィール
ドを編集した後に、出カバソファ内に蓄積されている編
集データを出力するかどうかを示す改行有無の指示情報
。

第８図は第２図の情報領域７が、その編集形式情報１２
に従って編集出力される場合の編集出力結果を例示する
概念図である。

情報領域７は一度に履歴される単位である情報レコード
７０．７０−１．　　・・・７０−ｎに分割され、情報
レコード４０は編集単位であるデータフィールド７ａ、
７ｂ、７ｃをもち、他の情報レコード７０−１．　　・
・・７０−ｎも情報レコード７０と同様なデータフィー
ルドを持つ。編集形式情報１２は前記データフィールド
７ａ、’７ｂ、７Ｃのそれぞれに対応し編集方法を示す
編集形式情報レコード１２ａ、１２ｂ、１２ｃを持つこ
とによって、前記データフィールド７ａ、７ｂ、７ｃの
編集出力結果７１２ａ、７１２ｂ、７１２ｃが得られる
。

第９図に情報領域編集出力処理部２０の機能ブロック図
を示す。

情報領域編集出力処理部２０の入力解釈部２１は、情報
領域を履歴管理するタスクのレベル番号と編集形式情報
の識別語とを入力装置３０から入力する。

次に編集形式情報選択部２２は前記人力されたタスクの
レベル番号と編集形式情の語をもとに編集形式情報を選
択する。

ここで、タスクのレベル番号ｎ、が入力されたものとす
る。この場合、編集形式情報選択部２２は、第４図に示
す編集形式情報アドレステーブル１１から編集形式情報
１２の先頭番地を得た後、入力された編集形式情報の識
別語と同じ識別語を持つ編集形式情報を、編集形式情報
１２．１２−１゜・・・１２−ｎ内のフィールド１２０
ａに格納された編集形式情報識別語と比較し選択する。

次に、情報領域抽出部２３は、選択された編集形式情報
１２により示される情報領域管理ポインタ１３の先頭番
地（第６図で説明したフィールド１２０Ｃの内容）をも
とに情報領域管理ポインタを求め、該情報領域管理ポイ
ンタが示す情報領域７を抽出する。

さらに、編集出力部２４は、抽出された情報領域を上記
選択された編集形式情報Ｇこ従って編集出力すると、第
８図に例示したような編集出力結果の編集出力リスト４
０が得られる。

第１０図は、第９図の編集出力部２４の処理を説明する
ためのフローチャートである。

ステップ２４０において、第９図の情報領域抽出部２３
によって抽出された情報領域内の未編集の情報レコード
が１個取得される。

次のステップ２４１において、第９図の編集形式情報選
択部２２によって選択された編集形式情報内の未編集の
データフィールドの編集形式情報レコードが１個取得さ
れる。

次のステップ２４２において、ステップ２４１で取得さ
れた編集形式情報レコード内の出力データの識別語（第
７図でのフィールド１２１ｄに格納された内容）が取り
出され出力バッファに移送される。

次のステップ２４３において、データフィールドの編集
方法（第７図のフィールド１２１ａの内容）の判定が行
われる。編集方法が数値変換と判定された場合、ステッ
プ２４４において数値変換処理が行われる。すなわち、
第７図のフィールド１２１ｂと！２１ｃを参照してデー
タフィールドが取り出され、このデータフィールドの内
容が編集方法での指示に従って１０進数表示、１６進数
表示あるいは時刻値表示の出力データに変換され出力バ
ッファに移送される。

一方、上記判定ステップ２４３において編集方法が比較
変換であると判定された場合、ステップ２４５において
比較変換処理が行われる。すなわち、第７図のフィール
ド１２１ｂと１２ＩＣを参照してフィールドが取り出さ
れ、このデータフィールドと第７図のフィールド１２１
丁に示される比較値が比較され、第７図のフィールド１
２１ｅに示される比較条件に一致した場合、第７図での
フィールド１２１ｇに示される変換語が出力バッファに
移送される。

次のステップ２４６において、編集方法フィールド内の
改行指示の有無が判定される。改行指示が有れば、ステ
ップ２４７において、出カバソファに蓄積されている出
力データがラインプリンタ等の出力装置に出力される。

一方、改行指示が無ければ、ステップ２４８において、
編集形式情報内の最後の編集形式情報レコードに対応す
るデータフィールドの編集が終了したかどうかが判定さ
れ、途中の編集形式情報レコードであれば、次の編集形
式情報レコードに対する処理がステップ２４１から繰り
返される。

ステップ２４８において最後のデータフィールドの編集
の終了が判定されると、ステップ２４９において、次の
情報レコードの編集に備えて、編集形式情報の最初のレ
コードにポインタがセットされる。

次のステップ２５０において、情報領域内の情報レコー
ドがすべて編集出力されたかどうかが判定される。未編
集の情報レコーＶが存在すれば、次の情報レコードに対
する編集出力がステップ２４０から繰り返される。未編
集情報レコードが存在しなければ、上記編集出力処理を
終了する。

なお、編集形式情報部１．０の作成は各タスクが行うよ
うに構成してもよいし、また、編集形式情報作成を専門
に行うタスクを用意するように構成してもよい。

また、情報履歴の編集出力を行う際に編集形式情報を外
部記憶装置から主記憶１に移す構成としてもよい。

さらに、情報領域編集出力部２０を情報領域編集出力プ
ログラムとして主記憶上に格納するように構成してもよ
い。

発明の効果以上詳細に説明したように、本発明の主記憶履歴情報の
編集出力方式は、主記憶に記憶された履歴情報に対して
予め編集方法を指定しておき、この編集方法に従って情
報領域を編集しつつ出力する手段を備えるように構成さ
れているので、情報領域の解析が容易にでき、解析時間
の短縮及び誤解析を大幅に減少させることができ−ると
いう効果が奏される。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の構成を示す機能ブロック図
、第２図は第１図の情報領域７の構成の一例を示す構成
図、第３図は第２図の情報レコードア０内のデータフィ
ールドの構成の一例を示す構成図、第４図はレヘル番号
ｎのタスクが履歴管理する情報領域に着目した場合の編
集形式情報のブロック内関連を説明する概念図、第５図
は第４図の編集形式情報１２の構成の一例を示す構成図
、第６図、第７図は第５図の編集形式情報１２に含まれ
る編集形式情報共通部１２０と編集形式情報レコード１
２１の構成の一例を示す構成図、第８図は情報領域７が
その編集形式情報をもとに編集出力される場合の編集出
力結果を例示する概念図、第９図は情報領域編集出力ブ
ロック２０の構成の一例を示す機能ブロック図、第１０
図は編集出力部２４の動作を説明するためのフローチャ
ートである。１・・主記憶、７．７−１〜７−ｎ・・情報領域、１０
・・・編集形式情報部、１１・・編集形式情報アドレス
テーブル、１２．１２−１〜１２−ｎ・・ｇ巣形式情報
、１３．１３−１〜１３−ｎ・・情報領域管理ポインタ
、１２０・・・編集形式情報共通部、１２１，１２１−
１〜１２１−ｎ・・編集形式情報レコード、２０・・情
報領域編集出力部、２１・・入力解釈部、２２・・編集
形式情報選択部、２３・・情報領域抽出部、２４・・編
集出力部、３０・・入力装置、４０・・編集出力リスト
。

Claims

【特許請求の範囲】タスクごとの履歴情報を主記憶上の複数種類の情報領域
に記憶する情報処理システムにおいて、前記各タスクの
各情報領域の主記憶上の位置及び各情報領域の編集形式
情報を記憶する記憶手段と、編集出力すべき情報領域を指定する情報領域指定情報と
前記記憶手段の内容に基づき対応の情報領域と該情報領
域の編集形式情報を選択し、該選択した情報領域の内容
を該選択した編集形式情報に従って編集しつつ出力する
手段とを備えたことを特徴とする主記憶履歴情報の編集
出力方式。