JPS6183307A - 異形断面中空糸 - Google Patents

異形断面中空糸

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JPS6183307A
JPS6183307A JP20180284A JP20180284A JPS6183307A JP S6183307 A JPS6183307 A JP S6183307A JP 20180284 A JP20180284 A JP 20180284A JP 20180284 A JP20180284 A JP 20180284A JP S6183307 A JPS6183307 A JP S6183307A
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JP
Japan
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hollow
cross
section
polymer
deformation
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JP20180284A
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English (en)
Inventor
Toshio Fukuma
福間 俊夫
Saburo Sato
三郎 佐藤
Takashi Kato
隆 加藤
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は合成繊維の異形断面中空糸eこ関するものであ
り、特に巻縮加工を施すことtこよって嵩高糸としカー
ペット用に好ましく用いることのできる異形断面中空糸
eこ関するものである。
(従来技術) 近年、ポリアミド、ポリエステルなどの熱可塑性合成重
合体よりなる合成繊維を編織して得た繊維製品は防汚性
、保温性、型くずれ、光沢、風合いなど多くの特性が要
求され、常に改良が試みられている。
また、合成m雌を巻縮加工して得られた巻網糸をパイル
糸eこ用いたカーペラ1−の場合、高級化の要望が高ま
り、特に工4f用のコントラクト用カーペットはカバリ
ング性が良好なこと、腰があって圧縮反撥性tこ優れ、
嵩高性、巻縮堅牢性に優れたものの要求が高まっている
前記の要求のうち嵩高性および防汚性を高める技術とし
て中空糸が開発された。該中空糸の公知技術として、例
えば米1現特許第3745061号明細書、実開昭54
−82115号公報、特開閉59−36714号公報な
どに記載されたものがある。
前記従来技術の内容tこついて図面を用いて詳記する。
第7図は米国特許第574506+り公報に記載された
異形断面中空糸の横断面図、第8図は実開昭54−82
115号公報に記載された異形断面中空糸の横断面図お
よび第9図は特開昭59−36714号公報に記載され
た異形断面中空系の横断面図である。
第7図に示した異形断面中空糸の場合、ポリマー部1の
外周面乙の形状が円形tこ近いため嵩高性が劣り、巻縮
した際の曲げ応力が小さく巻縮堅牢性が力るという欠点
を有する。また、第7図および第8図に示した異形断面
中空糸の場合、中空部2を5個ないし4個有しており、
ポリマー部1に対する中空部2の断面積比率が低く見用
は上のfA卸゛重量の低下が小さく、保温性は円形断面
糸と実質的eこ差異がない。
一方、第9図に示された異形断面中空糸の場合、ポリマ
ー部1pこ囲まれた中空部2を1個ないし5個有し、ポ
リマー部1には6個の突起部1′を有する。該突起部1
′を有することによって異形断面糸の内接円と外接円と
の比ずなわち、異形断面糸の変形度を大きくし、嵩高性
を向上させようとするものである。、しかしながら、異
形断面糸の変形度を大きくしすぎると、巻網堅牢性が低
下し繊維fこ腰がなくなり、カーペットeこ用いた場合
パイルが11へたり11易くなるという欠点を有し、耐
久性が著るしく劣るものである。また、突起部1′が長
いと、突起部1′と隣接する突起部1′との間の溝に汚
れがつき易く取りにくいという欠点を有する。この欠点
tこAiJ記の欠点である11へたり11現象が加わっ
て汚れを包み込む結果になり、クリーニングしても汚れ
を落すことができないなど防汚性が悪い。
(本発明が解決しようとする問題点) 本発明の目的は、かかる従来技術の欠点である嵩高性、
巻網堅牢性、防汚性、保温性などの諸特性のいずれの欠
点をも有しない新規な異形断面中空糸を提供せんとする
ものであり、また、本発明は前記異形断面中空糸な巻網
加工して得られた嵩制加工糸をカーペットとして用いた
際tこ、該カーペットの防汚性、保l晶性、11へたり
11などeこ優れ、かつ耐用期間を著るしく延長するこ
とのできる新規な異形断面中空糸を提供せんとするもの
である。
さらtこ、本発明は前記の異形断面中空糸を製織して得
た織布あるいは他の方法で得た不織布を衣服の芯地など
に用いることeこよって保温性に優れ型くずれしに<<
、かつ軽い衣服を得ることができるなど衣判用糸として
も好ましく用いることのできる新規な異形断面中空糸を
提供せんとするものである。
(問題点を解決するための手段) 上記本発明の目的は、合成繊維の横断面にポリマー部と
中空部とを有する筒状の異形断面中空系てあって、前記
ポリマー部の外周部には6〜8個の凹部および該凹部e
こ隣接して3〜8個の凸部を有するととも?こ、該外周
部の変形度が1.5〜35の1匝囲内であり、前記ポリ
マー部と中空部との境界である中空部外周部は前記ポリ
マー部の外周部の凹部および凸部に実質的eこ対応した
位置eこ凹部および凸部を有するとともに、該中空部外
周部の変形度が15〜6Gの範囲内であり、前記ポリマ
ー部と中空部とを含む繊維の断面積100tこ対する中
空部の断面積が15〜65の範囲であることを特徴とす
る異形断面中空糸?こよって達成される。
本発明eこおける合成繊維は、通常ポリアミド繊維、ポ
リエステル繊維、ポリオレフィン繊維など主として熱可
塑性合成繊維からなる。
以下に図面eこ基づいて本発明を詳述する。
第1図および第2図は本発明Qこ係る合成繊維からなる
異形断面中空糸の横断面図の例であり、第5図は第1図
に示した異形断面中空糸の顕微鏡写真である。
第4図は第1図および第6図に示した異形断面中空糸を
朦造する新規な方法Pこ用いられる紡糸口金tこ穿設さ
れたスリット形状を示し、第5図は第2図tこ示した異
形断面中空糸を製造する新規な方法1・ご用いられる紡
糸口金tこ穿設されたスリン1−形状を示す。第6図は
第1乃至3図と異なる横断面形状を有する本発明に係る
異形断面中空糸を製造する新規な方法eこ用いられる紡
糸口金に穿設されたヌリツト形状を示す。
本発明に係る合成繊維は第1図および第2図に示すよう
に横断面にポリマー部1と該ポリマー部1に覆われた中
空部2とを有する筒状の異形断面中空糸Tである。
該異形断面中空糸Tの横断面形状は、]j1(記ポリマ
ー部1の外周部3tこは、3〜8IllI+1の凹部A
l、A2、・・・を有し、これらの凹部A1、A2・・
・tこ隣接して3〜8個の凸部)、i 1 、+32・
・ を有するとともEこ該外周部5の変形度が1.5〜
35の範囲内であり、 Ail記ポリポリ部1と中空部
2との境界である中空部2の夕)周部4は前記ポリマー
部1の外周部6の前記凹部A1、A2 ・・tこ実質的
Qこ対応した位置に凹部D l、C2・・・を有すると
ともtこ、前記凸部B1、B2・・・に実質的Eこ対応
した位jf tこ凸部D1、B2・・・を有し、該中空
部2の外周部4の変形度が15〜60の11屯囲内であ
る。
さらeこ、前記ポリマー部1と中空部2とを含む異形断
面中空糸Tの断面積100eこ対する中空部2の断面積
(中空率)が15〜65の範囲内である。
第3図は第1図に示した形状を有する合成縁^、1Fの
顕微鏡写真(600倍)である。
前記ポリマー部1の外周部6の変形度ならびに前記中空
部2の外周部4の変形度は、それぞれ、横断面外接円/
横断面内接円(比)(・こまって表わされる。
前記のポリマー部1および中空部2の外周部6.4(・
こは、各々3〜8個の凹部Al、A2 ・・・・・at
、C2・・・、6〜8個の凸部B1、B2・・・、DI
、B2・・・を有し、凹部A1と01、A2と02、凸
部B1とrJl、B2とB2とは実質的tこ対応した位
置に形成されている。このように実質的に対応している
ことににす、中空率を筒くするとともに中空糸Tのへた
りをなくシ、両筒性を向上し、見掛け」二の繊維重亜を
低下させることができる。
繊維の見1」1上の重置の低下は、合成繊維を得るに必
要なポリマーの量を減少することができる。すなわち、
少ない量のポリマーで多くの繊維を得るとともシこ運搬
作業などを容易にするなど原料藺用址の低下、作業性、
運搬エネルギーの減少などにも効果を及ぼす。
前記ポリマー部1および中空部2の凹部A1、A2・・
・CI、02・・φおよび凸部B I、B2・・・、D
I、B2・・・が5個未満の時は中空糸の断面形状が麺
v形となり、巻縮加工を施しても嵩高性が悪く、へたつ
が生じやすい。
凹部A1、A2・・・CI、[li2 ・・・および凸
部Bl、B2・・・DI、B2・・・が8個を越えると
得られた中空糸の断面形状が実質的に円形に近くなり嵩
高性が悪く、中空率も低下する。
また紡糸時に用いる口金に独立したスリットを多く穿つ
ことtこよる口金の耐用寿命を低下させ生産性が低下す
るなどの欠点を有し好ましくない。
前記ポリマー部1の変形度は15〜65の範囲内である
ことが必要で、1.5未満では十分な嵩高性が得られず
、35を越えると糸の屈曲回復力が劣り、カーペットと
した場合11腰IIがなくなって1へたり11易くなる
と同時tこ防汚性も悪くなる。
また、1個の中空部2を有し、該中空部の形状が異形で
あって、その変形度は15〜60であることが必要であ
る。
前記中空部2の変形度が15より小さい場合は、中空部
2が円形tこ近(なり、中空率を上げることができなく
、見用は重量が大ぎく、軽量化ならびeこ保温性が劣る
。また、カーペットに用いる際タフト前に行なう撚糸工
程で凹部A1、A2・・・が押し潰されて変形し嵩高性
を喪失することかある。
中空部2の変形度が60を越える場合は、中空糸TがY
形あるいはX形となり外周部3の凹部AT、A2・・・
が深(なり汚れがつきやすく防汚性が劣る。また、この
場合もカーペットに用いる際タフ1−前eこイ1なう撚
糸工程で凸部B1、B2・・・が押し潰されて変形し、
在高性を喪失することがある。さらtこ、中空部2の変
形度を大きくシ」:つとすると、合成繊維を得る際eこ
用いる紡糸口金のスリットを長大とする必要があり、該
長いスリットの場合スリットの一部が陥没しやすく得ら
れる異形断面中空糸は品質が全均一となり好ましくなく
、紡糸口金の耐用期間が短かくなる。
すなわち、本発明を?−係る異形断面中空糸の場合、ポ
リマー部1の外周部6の形状と中空部2の外周部4とが
(Eだ形状であり、ポリマー部1の肉厚を1嗜同じ程度
であり、中空率を大幅に太き(し、撚糸玉(品で撚糸加
工された場合eこも中空部3の潰れ、ポリマー部1の凸
部B l 、B 2・・・の潰れもほとんど生じること
がない。
前記本発明ンこ(糸る異形断面中空糸の場合、全1黄1
所而々債100)こ対する中空部の面積、ずなわら中空
率が15%〜65%のlll1!囲内とする必要があり
、15%未満では十分な嵩高性が得られず見掛は重量を
小さくならなく保温性も劣る。
また、中空率が65%を越えると繊維の腰がなくなり1
へたり11を生じ易くなる。
本発明eこ係る異形断面中空糸はポリマー部1および中
空部2の凹部A1とCI、A2と02・・・、凸部B1
と1〕1、B2とB2・・・を実質的に対応させて3〜
8 fl、’il有し、中心5と凹部AtとCI、A2
と02・・・あるいは凸部B1とB2、B2とB2・・
・の中央とを結ぶ仮線を引いた場合シンメトリ−(左右
対象)を形成している点、ポリマ・一部1の外周部5の
変形度が15〜65、中空部2の外周部4の変形度が1
5〜60の範囲内である点、繊維Tの断面積100をこ
列する中空部2の断面積が15〜65の軛囲内とした点
の各々の要件の相乗効果に」:り嵩高性、防汚性、保温
性、見用は上の重量低下、耐へたり性など多くの特性を
満足する新規な合成繊維となる1、 本発明に係る新規な異形断面中空糸は以下に詳記する新
規な方法eこよって得られる。
前記異形断面中空糸はポリアミド、ポリエステル、ポリ
オレフィンなどのポリマーを浴融紡糸法、湿式紡糸法、
乾式紡糸法のいずれかの紡糸法によって得るものである
が、該紡糸法を実施するに当り新規なスリット形状を有
する、例えば第4図お」;び第5図eこ示した紡糸口金
が用いられる。
スリットの形状について第4図を例に用いて詳記すると
、Pは[二1金板であり、該1」金板PにV字形のヌリ
ツ]・からなる主吐出部31.82、B3を有し、各々
の主吐出部S1、B2、ε逼3は7字形の頂点が中心O
に向って円配列されている。またV字形の各スリットS
1、B2、B3の頂点および端部には隣接するスリット
S2、B3に向って突起したスリットからなる補助吐出
部111、B2、B3が前記隣接するスリットに接する
ことなく間隙をもって穿設されており、特にl1il記
補助吐出部H1を設けたことによってポリマー部の外周
部および中空部の夕1周部6eこ凹部A1、A2・・・
を形成することができ断面形状などの品質が均一となる
かくして本発明eこ係る新規な第1.2図および第5図
Pこ示した異形断面中空糸は前記主吐出部S +、82
、B5および補助吐出部H1、B2、B3の組合わせか
らなるスリットを有する口金板を用いた紡糸法3こよっ
て得られる。
第5および6図eこついても第4図tこ示した紡糸口金
と同じく、7字形のスリット81.82・・・からなる
主吐出部とV字形スリットの頂点および端部eこ設けら
れた補助吐出部H1、B2・・・を有するスリットな7
字形の頂点を中心Qこして円配列したものである。
(実施例1) 相対粘度2.84のポリカプラミドチップを280℃で
溶融し、第4.5.6図eこ示したスリットを有する紡
糸1」金およびスリットの数を増やした紡糸口金を用い
て紡糸した。紡出後の異形VfT而中面糸は風速60m
/分で冷却したのち、表面速度700 m7分で回転す
るフイードロールに接し、次いで180℃、2500+
η7′分で加熱延伸しtコのち、さらに次いで液体処理
ノスルを用いて巻縮加工を施した。
t()られたlJl、j形断面中空糸は1050テニ−
ル、68フイラメノi・、巻縮伸長率は23%〜25%
になるようオーバーフィード率を設定しtこ。
なお、比較のため、それぞれY型スリット、米国特r1
゛第374506]弓明細書の第7図に記載された[l
型中空糸用口金および複数の弧型スリットを円配列した
スリット群を有する1−1金を用い、1−記と同様に紡
糸し、次いて延伸・巻縮加工を施1)、1050テニ−
ル、68フィラメントの巻縮糸を得た。
Y型非中空糸の変形度は29てあった。Ill 1’!
中空糸は中空率が1289、円筒型中空糸は中空率が8
0であった。
−1,記の各条件で得られた異形断面中空糸お、1び該
中空糸を用いて得られた巻縮糸ならびにカーペットの晶
質わよび製糸性について比較した。
結果は表に小すとわりであった。
=15− 表における風合いおよび光沢評価は・i良好、△、やや
良好、×;不良である。
表1に示した各特性は以下の方法fこまって求めたもの
である。
A 中空糸 異形断面中空糸のポリマー部および中空部のすべての横
断面積を測定しこれをElとし、前記中空部のみの横断
面積な測定しこれをF2とし、(F2−:El)X10
0  lこよって求めた面積化を中空率という。
13  巻縮イ4与性 測定しようとする巻網糸を無荷重状態で20分間沸騰水
に浸漬処理したのら、乾燥して平衝水分率、となし、該
試料中から単糸1本をランダムeこ摘出し該4薗出され
た単糸tこ2 mg/デニールの初イ、!r重をわ1け
た状態で20期長に存在する巻klj IJJ数(1]
」と谷とを合わせて1つと数える)を測定する。さらに
該巻縮山数(n)を測定した部分Qこl 00 mg/
デニールの定荷重を捌けた状態の単糸長C1)を測定し
、(25,4xn)ej!によって1インチ当りの巻縮
付与性を求める。
C防汚性 測定しようとする巻縮糸を用いて、i、、l 1.16
80E/Ill’のレベルループパイルカーペット3こ
準じた実用教込みテヌトを行なうもので、実用教込みデ
ス1−前のtθ染していない状態でのカーペット表面の
光反射率(明度)Llを測定するとともに実用 込みナ
ス1−後のカーペットの表面の光反射率(明度)L2を
測定し、C(Ll−L2)=T,I)xlooで求めた
1直ニよって防汚性を示す。
[) 保温性 ASTM−DI5 18−77)こ基づいて厚さ0、+
g10に2荷重[で測定した熱4 抗1tff ( +
; L 01(α)を1+11定し、この熱抵抗値eこ
よって保温性を評価した値である。
E 捲縮堅牢性(捲縮保持率) 測定しようとする巻縮糸を無荷重状1にで3Q分間沸騰
水tこf’lll処理したのち、乾燥して平衝水分率と
なし、該試料tこ2mg/dの初荷重を掛け、30秒経
過ののちtこ試料長5 0 cm ( L I )を測
定しマーキングし、次いで同試料に+00m g / 
cLの定荷重を掛け30秒経過後の伸び(L2)を測定
する。前記Ll,L2を用いてC(L2−Ll)÷L2
)xlOo  として無荷重下処理系の伸長率F1を求
める。
一方、前記の測定しようとする巻縮糸を5mg/デニー
ルの拘束荷重を掛けた状態で30分間沸騰水処理したの
ち乾燥して平衡水分率となし、次いで初荷重2 II+
g/デニールを掛けて30秒後の試料長50cM(L3
)を測定し糊−キングし、該試料tこ+ 0 0 mg
/デニールの定荷重を掛けた状態となし30秒後の伸び
(L4)を測定し、計算式((L4−L3)÷1,4)
X100tこまって拘束荷輩下処理系の伸長率(F2)
を累める。
前記の伸長率(FIG(F2)を用い、式(F2÷Fl
)X100&こよって得た*<巻縮保持率)で巻縮堅牢
性を示す。
F 嵩高性 カーヘットの実用FF 価でレベルループパイルのカー
ペットの風合が試料間で差がないように設定したときの
タフト反の単位面積あたりの糸重量を求めたものである
。すなわち、単位面積当りの重量が少ない程嵩高性eこ
すぐれていると1、)える。
G 圧縮仕事量および回復仕事量 直径15αのカーペット試験片を自記記録装置付定速伸
長形引張り試験機の圧縮ロードセル試料台にパイル面を
上面として載置し、該パイル上に直径60( 2 B.
 s cm 2)からなる圧縮測定子を載置したのち、
該圧縮測定子に圧縮速度2rm1分で2a3kg(Ik
g,/ff”)まで荷重付与した時のカーペットの圧縮
変形カーブを測定し、該測定値から得ら3する単位面積
当りの化4電が圧縮仕事量であり、次いで前記の圧縮を
圧縮時と同じ速度(2備/分〕で元の位置まで順次荷重
を減少した時のカーペットの回1μ変形カーブを測定し
、該測定値から得た単位面積当りの仕4jf量が回復仕
事量である。
[(風合い 力−ペッ1−の力学的特性を官能的にとらえたものであ
り、特に考慮した点は、曲げやすさく剛軟性)、圧縮し
やすさく圧縮性)、髪形口fMしやすさく反発性〕、視
覚的な表面状態(凹凸性)、触覚的な表面状態(摩擦性
)および手でされった時の寒暖性(冷温性)についてで
ある。
■ 光沢 カーペットの光学的特性を官能的にとらえたものであり
、特eこ考慮した点は光の入射角の変更に伴なう光の反
射光量(視覚ンと拡散、光の人114角に対して視線の
方向をずらした際の光の反射光量(視覚ンなどである。
(実施例2ン 相対粘度/84のポリ力プラミドチッグを280℃で浴
融し、第4図Eこ示したスリン1−をイイする紡糸口金
を用いて紡糸した。
紡出後の異形断面中空糸は風]!l!30〜40m/分
で冷却したのら、表面速度700 m7分で回転するフ
ィードローtvtこ接し、次いで180℃、2500 
m7分で加熱延伸したのち、さらに次いで流体熱」!リ
ノズルを用いて巻縮加工を施した。
得られた異形断面中空糸の横断面形状はポリマー部変形
度1.4〜18、中空部斐形度3o〜4.1、中空糸2
39〜27.1であり、各特11ユについては実施例1
にこおける三葉形のものと略同じであった。
(発明の効果] 本発明に係る異形断面中空糸は中空率、防汚性、保温性
、光沢、風合いに優れ、該中空糸な巻縮加工して得られ
た巻網糸は前記の中空イ瓜防汚性、保温性、光沢、風合
いに加えて嵩高性、巻網付与性、巻組堅牢性tこ優れ、
かつ前記巻縮糸を用いて得られたカーペットの場合、n
iI記の特性tこ加えて圧nun仕LL回榎仕(L嵩高
性にt rL 、さらQこ前記異形断面中空糸を紡糸r
る際の製糸性にも優れるものである。
【図面の簡単な説明】
第3図は第1図で示した異形断面中空糸の横断面顕微鏡
写真である。 第4図は第1図に示した異形断面中空糸を得るのに用い
られる紡糸口金のスリット形状を示すものであり、第5
図は第2図に示した異形断面中空糸を得るのEこ用いら
れる紡糸口金のスリット形状を示すものである。第6図
は他の断面形状を有する異形断面中空糸を得るのに用い
られる紡糸口金のスリット形状を示すものである。 第7.8および9図は従来公知の異形断面中空糸の横断
面図である。 1 ・・・ ポリマー部 2 ・・・ 中空部 6 ・・・ 外周部 4 ・・・ 外周部 A1、A2、A6、A4・・・ 凹部 B1、B2、B6、B4・φ・ 凸部 C1、C2、C5、C4・・、  凹部D1、B2、B
5.1〕4  ・・・ 凸部P ・・・ 口金板 0 ・・・ 中心 Sl、B2、B6、B4、B5 ・・・ 主吐出部H1
,H2、H3・・・ 補助吐出部 特許出願人  東 し 株 式 会 社第5図 (X 6QQ ) +、4−+−/    IT’il 三F糸jEンtt1.1 +、ニー雀I  (ブJ−コ
()nrl和60’t  2n17日 1″i式′1庁艮官 】とミ rイ  うp′ 殿く特
9′1庁審沓官              殿)1、
事1′1の表示 昭和5910jl H’l願第2(’)1802シ号2
、発明の名称 異形断面中空糸 3、補止をづる名 事1′1どの関係   B4八′[出願人住所    
東京都中央区[1本橋室町2m[12番地4、補正命令
のロイ] 昭和60年 1月Z91Tl(な式El)5、?lli
正の対象 明細用の[発明の詳細な説明の欄」および「図面の簡1
11な説明の欄」 6、補正の内容   別紙のとうり 1、明Wlll出の発明の詳細な説明の欄(1)明細書
箱6真第15.16行 ゛第3図は第1図に示した異形断面中空糸の顕微鏡写真
(−ある。″ を [第3図は実施例2C得られた本発明に係る5“C形断
面中空糸の顕微鏡写真(600(8)でcXする。 」 ど補正J−る1、 (2)明細書箱8亘第7.8行 ゛第3図は・・・  ・・・である。″ を削除づ−る
。 (3)明細書箱22頁第6・〜10行 “′得られlζ・・・ ・・・であった。“′ をr 
19られた異形断面中空糸を第3図に示しlζ。 第3図は図面に代る写真で「繊組の形状」を承り顕微鏡
写真(6004r? )であり、該異形断面中空糸の横
断面形状はポリマー部変形度1.5・〜・1.8、中空
部変形度3.0−4.1、中空部23.9〜27.1で
あり、各rj性について゛は実施例1にお()る三葉形
のものど略同じであった。1 ど補正′?Jる。 2、明細書の図面の簡単な説明の欄 明細出第23頁第1.5行 ″第3図1.1第1図で示した異形断面中空糸の顕微鏡
写真である。″ を [第3図(,1、実施例2で(11られた本発明に係る
異形断面中空糸の顕微鏡写真(GOOir’;)’tあ
る。。 j ど補正りる、。 −2(完)−

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 合成繊維の横断面にポリマー部と中空部とを有する筒状
    の異形断面中空糸であつて、前記ポリマー部の外周部に
    は3〜8個の凹部および該凹部に隣接して3〜8個の凸
    部を有するとともに、該外周部の変形度が1.5〜3.
    5の範囲内であり、前記ポリマー部と中空部との境界で
    ある中空部外周部は前記ポリマー部の外周部の凹部およ
    び凸部に実質的に対応した位置に凹部および凸部を有す
    るとともに、該中空部外周部の変形度が1.5〜6.0
    の範囲内であり、前記ポリマー部と中空部とを含む繊維
    の断面積100に対する中空部の断面積が15〜65の
    範囲であることを特徴とする異形断面中空糸。
JP20180284A 1984-09-28 1984-09-28 異形断面中空糸 Pending JPS6183307A (ja)

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