JPS59228052A - 偏平断面のパイルを有する織編物 - Google Patents

偏平断面のパイルを有する織編物

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JPS59228052A
JPS59228052A JP58100039A JP10003983A JPS59228052A JP S59228052 A JPS59228052 A JP S59228052A JP 58100039 A JP58100039 A JP 58100039A JP 10003983 A JP10003983 A JP 10003983A JP S59228052 A JPS59228052 A JP S59228052A
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JP
Japan
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pile
knitted fabric
woven
component
flat cross
Prior art date
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Pending
Application number
JP58100039A
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English (en)
Inventor
徳永 勲
潤洋 中川
平川 清司
正明 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kuraray Co Ltd
Original Assignee
Kuraray Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、繊維横断面形状が偏平であるところの、捩れ
が顕在化した複合繊維で構成されたパイルを有し、パイ
ルそれ自体が捩れていることを特徴とする深みのめる色
調と弾力性とへたり回復性をそなえた、新規なパイル織
編物に関するものである。
従来のパイル織編物は繊維横断面が丸形または異形のパ
イルをもち、そのパイルはカットあるいはループ状で使
用されており、それなりの特徴を有しているが、パイル
の弾力性とへたり回復性の十分なものはなかった。
本発明者らによる検討の結果、このパイルを適度な偏平
展を有する偏平糸とし、かつ該パイルに捩れを与えるこ
とによって織編物の色調を従来より深みのあるものとじ
1かつ弾力性とへたり回復性を与え、商品価値を高める
ことに成功した。
本発明によれば、繊維横断面における偏平度L/W(L
 、 Wは、それぞれ繊維横断面の最大炎と最大幅)が
2.5〜15にして実質的に直線状(すなわちわん助産
150〜180°)の偏平複合繊維すなわち潜在捩れ繊
維から構成されるパイルを有し、該パイルが織編物面か
ら1m以上の高さであり、かつ該パイル(パイルはルー
プでもカットでもよい)が捩れ発現されて捩れているこ
とを特徴とする織編物である。このような捩れを有した
パイルは、光の反射、内部吸収が一層複雑になり、派与
のある色調と艶のある外観を持つパイル織編物となる。
さらに該パイルが偏平にして捩れを有することにより、
パイルにふくらみができ、しかも折り曲げや圧縮に対す
る抵抗性が強まるのでパイルの弾力性とへたり回復性が
著しく高められたものである。
本発明に使用される偏平複合繊維は短繊維、長繊維いず
れも可能であるが、長繊維として使用し′fc場合のほ
うが効果が太きい。そして、ここにおける偏平度とは繊
維横断面を顕微鏡観察し、最大長(L)、最大幅(W)
を測定してL/Wで求められるが、最低20個以上の平
均値なその値とする。本発明に使用さnる繊維横断面の
例を第1図に示す。
偏平度は2.5〜15、好ましくは3.5〜8.0であ
す、2.5未満では本発明の効果は発揮されず、15を
越えると正常な横断面形状にならず1本発明の効果を有
するパイル織物とはならない。
かかる偏平複合繊維は捩れを潜在した潜在捩れ繊維であ
り、このものは熱処理前には捩れがほとんどないが、熱
処理すると第3図に示すように捩れが発現(顕在化)す
る。
本発明に使用される潜在捩れ繊維は、収縮性能の異なる
(好ましくは収縮率差として2チ以上)2成分(A成分
とB成分)がたとえば第1図に示す如く、お互いに偏平
に張り合わせられた構造のものである。そして、、A、
B成分は、ポリエステル、ポリアミド、ポリオレフィン
、ポリエーテルエステル、ポリアクリロニトリル、ポリ
ビニルアルコール、セルロース系高分子、−t′の他繊
維形成可能なものであればよく、まプヒこれらの混合物
、複合物あるいは20重量袈以下の添加物を含んでいる
ものでもよい。より好ましいのは、ポリエステル、ポリ
アミドであり、とくに収縮性能の異ななる2成分複合に
よるポリエステル繊維が好ましいQ 以下に好ましい2成分モリマーの組合わせ例を示すが、
これにより本発明の潜在捩れ繊維が限定されるものでは
ない。こ九らのうちとくに好寸しいのは組合わせ111
)とV)である01)A成分として〔η〕≧06のポリ
エチレンテレフタレート(PET)、B成分としてAl
a分より〔η〕が0.1以上小さいPET i1)  A成分として1[η]≧0.75以上のポリ
ブチレンチレフクレート(PBT)、B成分としてへ成
分より〔η〕が0.1以上小さいPBTrIr)A成分
として実質的に共重合していないPET、B成分として
3〜15モル饅の第3成分を共重合し/ζPET iv)  A成分として実質的に共重合していないPB
T、B成分として3〜15モル係の第3成分を共重合し
−kP B T v)  A成分としてPET、B成分としてPBTvI
)A成分としてPET、B成分としてPETとPBTの
ブレンドポリマ一 本発明において、実質的に第3成分を共重合していない
PBT6るいはPBTとは、5モルチ未満の第3成分た
とえばイソフタール酸、アジピンは、セバシン酸、ジエ
チレングリコール、ネオペンテクリコール、スルホイソ
フクール酸、1.47’タンジオールを共重合したもの
、あるいは5重世襲未満の練込剤たとえば艶消剤、熱安
定剤、顔料。
カーボン、シリカあるいは制電剤(たとえばポリアルキ
レングリコール、アルキルベンゼンスルホン酸類)、難
燃剤(PやBr化合物)等を含んでいてもよい。
本発明では、A、82つの成分を複合流としてたとえば
第2図に示すノズルから吐出して引取る(引取り速度は
500□−6000m/分)ことにより繊維が形成され
る。引取られた未延伸糸は通常の方法で1.1〜5.0
倍延伸される。
本発明に使用される好ましい潜在捩れ繊維は、つぎに示
す捩れ収縮率(NSr)が3〜40%のものを言う。捩
れ収縮率NSrとは、繊維にi s’dの荷重を吊し、
90℃熱水中で30分間処理し、荷重をかけた状態で乾
燥し、そのときの長さ11を測定し、つぎに50■/d
の荷重を吊したときの長さ12から下記によって求めら
れる。
NSrが3%未満の場合には、ノくイル織編物中で捩れ
が発現されにくり、そのためノ(イルを形成する繊維の
偏平面が捩れることなくほぼまっすぐなものしか得られ
ない。一方、 NSrが40襲を越えると1捩れが捲縮
に近くなって本発明の効果が発揮されない。
不発明に言う捩れ数(K)とは、180℃で5分間処理
したのちの捩れ数であり、上記NSr二3〜40%の潜
在捩れ繊維では20〜300個/インチ存在する。捩九
ピッチ(P)はp=l/にで与えられる。そして、パイ
ル長をL (M)とするとき、24.5P≦L≦245
Pの関係を満たすとき、最も有効に本発明の効果が発揮
される0 本発明においては潜在捩れ繊維(偏平複合繊維)を通常
のパイル織MAbでパイルを作製し、リラックス処理後
に染色加工を行なうことによって捩り全顕在化させるこ
とかできる。ここで、捩れ発現処理は湿熱、乾熱いずれ
も可能である。
以下実施例を以って本発明を説明するが、これにより本
発明の範囲が制限されるものではない。
実施例1 〔η〕(フェノールとテトラクロルエタンの等量混合溶
媒を用い30℃の恒温槽中でウツベローデ型粘度計で測
定したときの極限粘度)0.62のPETGA)と、イ
ソフタール酸8モルチ、スルホイソフクール酸2モル饅
共重合したP E T (B)を1:lの複合比で第2
図(ロ)の形をした//W=12のノズルから張合わせ
紡糸し、230d/24fの第1図(ロ)の断面をした
偏平複合繊維を得た。このものを下記の条件で2段延伸
し75 d/24 fの延伸糸を得た0 第10−ラー 、 77℃ 第20−ラー 、 90℃ 第30〜ラー 二 室 温 1段延伸倍率 =1.9倍 2段 tt   :  1,6倍 コノ糸はNSr = l O% 、 L/W =5−5
、K−soであった。この糸を28ゲージのパイル編機
で編んだのぢリラックス精練(98℃の温水で15分処
理)→熱バルク出しく180℃、ロングルーズ)処理→
 ヒートセット(185°C)→染色(染料Kayal
on Po1yester Black G S −F
 )  −)仕上加工→ ファイナルセットを行なった
捩れが確認さrした0このパイルを手で押したときの弾
力性は非常に良好であり、10回洗濯後でもパイルのへ
たりはほとんどなかつプζ。
比較例1および2 実施例1のAポリマーのみを使用して直径0.5鴫の丸
断面ノズル(比較例1)および同じくAポリマーのみで
第2図(ロ)の形状でl/W = 12のノズル(比較
例2)から実施例1と同様の方とによって繊維を製造し
パイル編物をつくった。こうして得られた染色物のび値
はそれぞれ23.3,21.0であり、また10回洗濯
後では両者とも((パイルがほとんどへ/ζつていた。
実施例2〜7 実施例1に示したポリマーAとBの〔η〕と偏平度全変
更してNSrの異なる潜在捩れ繊維を作り、実施例1と
同様の方法でパイル編物を作製した。
結果を第1表に示す。
第1表 本実施例は染色濃度、弾力性、へたり回復性いずれも比
較例1.2より優れていた。と(K NSr=5〜40
襲のものは良好な結果であった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に使用される潜在捩れ繊維の横断面形状
の例、第2図はその繊維を得るためのノズル形状の例、
第3図は捩2’lを発現させたときの単繊維の側面形状
である。 特許出願人株式会社り ラレ 代理人弁理士本多 堅 第 1 図 Cイノ                      
     (a)業 2 圓 第 3 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 l)偏平度L1w (L 、 Wはそれぞれ繊維横断面
    の最大炎と最大@)が2.5〜15の偏平断面複合繊維
    で構成されたパイルを有し、該パイル長力1 ran 
    y上で、かつ捩れていることを特徴とする偏平断面のパ
    イルを有する織編物。 2)前項において、L/wが3.5〜8.0であること
    を特徴とする織編物。 3)第1項において、偏平断面複合繊維の捩れ収縮率が
    3〜40裂であることを特徴とする織編物。 4)前項において、24.5P≦L≦245Pでおるこ
    とを特徴とする織編物。 ここで、Lはパイル長(in) P(インチ)は捩れピッチであって、 P=i/K K(個/インチ)vi捩れ数
JP58100039A 1983-06-03 1983-06-03 偏平断面のパイルを有する織編物 Pending JPS59228052A (ja)

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