JPS6182575A - カラ−画像記録装置 - Google Patents

カラ−画像記録装置

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JPS6182575A
JPS6182575A JP59204820A JP20482084A JPS6182575A JP S6182575 A JPS6182575 A JP S6182575A JP 59204820 A JP59204820 A JP 59204820A JP 20482084 A JP20482084 A JP 20482084A JP S6182575 A JPS6182575 A JP S6182575A
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color
image
signal
signals
circuit
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JP59204820A
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Inventor
Hidekazu Sekizawa
秀和 関沢
Akito Iwamoto
岩本 明人
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技19i分野〕 本発明はカラー画像原稿の色分解画像を順次重ね記録し
てカラー複写画像を得るカラー画像記録装置に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
熱転写カラープリンタ等では、同一点に複数の色インク
を同時プリントすることができない。特にラインヘッド
を有する高速プリン°りにあっては、ページ単位でプリ
ント色を切替えるように構成されている。
このようなプリント装置を用いてカラー画像を記録する
場合、例えばカラー画像原稿の各色成分に対応した色分
解画像信号をそれぞれメモリに蓄えておき、これを順に
出力して各色分解画像を順次重ね記録すれば、ここにカ
ラー記録画像を得ることが可能となる。然し乍ら、複数
の色分解画像信号をそれぞれメモリに蓄えるには、大容
量のメモリが必要となり、記録画像が大きくなるに従っ
てその問題が顕著になる。
そこで従来、プリンタが記録する色インク毎に、その色
インクに対応した色成分の信号を、その都度カラー画像
原稿から読取り入力することが考えられている。例えば
R,G、Bの各色フィルタを用い、先ずRフィルタを介
して読取り入力されたカラー画像原稿の色成分信号を用
いてシアン色のプリントを行う。次にGフィルタを介し
て読取り入力されたカラー画像原稿の色成分信号信号を
用いてマゼンタ色のプリントを行い、しかる後、同様に
Bフィルタを介して得られた色成分信号を用いてイエロ
ー色のプリントを行い、ここにカラー記録画像を得よう
とするものである。
ところが、このようにしてプリント色毎にその都度カラ
ー画像原稿を走査してその色成分信号をそれぞれ得よう
とする場合、各色成分信号を得る為の上記カラー画像原
稿の走査時点に時間的なずれが生じる。この時間的なず
れの間に、上記カラー画像原稿を照明する照明光源の特
性や、カラー画像原稿を読取るカラーセンサの特性に変
化が生じ易く、この結果カラー記録画像の忠実な色再現
が損われると云う不具合が生じた。また各プリント色毎
にその色成分信号を独立に取扱うので、各色成分信号間
に亙る正確な色修正が困難である等の問題が生じた。
〔発明の目的〕
本発明はこのような事情を考慮してなされたもので、そ
の目的とするところは、大容量のメモリを必要とするこ
となしに、簡易にカラー記録画像の忠実な色再現を可能
とするカラー画像記録装置を提供することにある。
〔発明の概要〕
本発明は、カラー画像原稿の複数の色分解信号を得、こ
れらの色分解信号に対応した色インクを用いて上記カラ
ー画像原稿の色分解画像を順次重ね記録してカラー複写
画像を得るカラー画像記録装置において、前記カラー画
像原稿の各色成分をほぼ同時に読取り入力し、これらの
各色成分を同時に信号処理して該各色成分に基づく色分
解信号をそれぞれ得、これらの色分解信号の中のプリン
ト色に対応した色分解信号を用いてその色インクの記録
量を制御してその色分解画像を順次記録するようにした
ものである。
〔発明の効果〕
かくして本発明によれば、プリント色の切替えに応じて
、その都度カラー画像原稿を読取り入力する際、その照
明光源やカラーセンサの特性が変化していても、その色
成分の全てを読取り入力して各色分解信号を得るので、
その色分解信号に対する色修正を効果的に行うことがで
きる。特に上記カラー画像原稿の読取り時に、各色成分
信号の基準となる白および黒信号レベルを同時に入力す
るようにしておけば、その色修正を高精度に行うことが
可能となる。またこのような各色分解信号に対する色修
正と同時に、プリンタの出力(記録)特性に応じて階調
に対する制御D(補正)も効果的に行うことが可能とな
る。従ってカラー記録画像の忠実な色再現性を簡易に、
且つ安定に確保することができる。更にはプリント色の
切替えに応じて、カラー画像原稿からその都度読取った
信号を実時間処理して出力するので、色分解信号を蓄え
る為のメモリが不要であり、装置構成の大幅な簡略化を
図り得る等の効果が奏せられる。
〔発明の実施例〕
以下、図面を参照して本発明の実施例につき説明する。
第1図は実施例装置の概略構成図である。この装置は、
カラースキャナ1を用いてカラー画像原稿2を読取り入
力し、その入力画像信号を信号処理したのち、熱転写カ
ラープリンタ3に出力してカラー複写画像を1qるもの
である。
カラー画像原稿2は、原稿載置用のガラス台4上にri
置されてカラー画@複写に供せられる。このガラス台4
の前記カラー画像原稿2がt置される領域の側方位置に
は、黒基準板5と白基準板6とがそれぞれ設けられてお
り、前記カラースキャナ1によるカラー画(!原稿2の
読取り時に、その色情報が黒基準レベルおよび白基準レ
ベルとして同時に読取られるようになっている。
カラースキャナ1は、上記各基準板5,6を含んで前記
カラー画像原m2を照明する蛍光灯等の照明光源7と、
この照明光源によって照明された上記カラー画像原稿2
の反射光を、ロッドアレイレンズ8を介して検出するC
CDカラーラインセンサ9と、このCCDカラーライン
センサ9により読取り入力された画像信号を増幅する増
幅器10と、この増幅器10を介して得られた画像信号
をディジタル変換するA/D変換器11とを備えて構成
される。上記CCDカラーラインセンサ9は、例えば第
2図に示すように赤(R)、緑(G)、*(B)の各邑
フィルタを点順次で配列したものからなり、これらの各
色フィルタを介して前記カラー画像原稿1の1走査ライ
ンに屋る各色成分信号を点順次で得るようになっている
。このような1走査ライン分に亙る点順次な色成分信号
が前記CCDカラーラインセンサ9から順に出力され、
前記A/D変換器11を介してそれぞれディジタル変換
されて出力される。
ぺ1 しかしてカラースキャナーは図中矢印六方向に移動走査
され、先ず前記黒基準板5を走査して原稿読取りの基準
レベルとして用いる黒基準信号を1号、しかる後、前記
白基準板6を走査して同様に原稿読取りの基準レベルと
して用いる白基準イ言号を得る。これらの黒基準信号お
よび白基準信号は、前記CCDカラーラインセンサ9を
介してそれぞれ色分解されて読取られ、その各色成分信
号が規格化回路12に与えられる。
規格化回路12はこれらの白基準信号および黒基準信号
に基いて、前記カラー画像原稿2から読取られる画像信
号に対する白基準レベルおよび黒基準レベルを設定し、
以後に入力される画像信号の各色成分信号を、白基準レ
ベルを゛〇−黒基準レベルを“1′°とじてそれぞれ規
格化する為の補正パラメータをセットする。
しかる後、前記カラースキャナ1によって前記カラー画
像原稿2を順次走査すると、カラー画像原稿2の画(象
信号が前記色分解された各色成分信号R,G、Bとして
1走査ライン毎に点順次で得られ、それぞれディジタル
変換されて規格化回路12に入力される。規格化回路1
2はこれらの各色成分信号R,G、Bをそれぞれ前記補
正パラメータに従って前述したように規格化した後、規
格化した各色成分信号をマトリックス回路13に出力し
ている。このマトリックス回路13を介して、上記各色
成分信号からその輝度信号成分Iと、色差信号成分CI
、C2を求められ、これらの各信号成分■。
C1,C2はフィルタ回路14に入力される。このフィ
ルタ回路14にて、前記色差信号CLC2はローパス処
理される。また前記輝度信号Iは、例えばその入力画一
成分が文字・線画の場合には高域強調処理され、中間調
画の場合にはローパス処理される。
色変換回路15は、上記の如くフィルタ処理された各色
信号成分[、C1,C2から前記熱転写プリンタ3のプ
リント色に対応した各色分解信号、例えばイエロー(Y
)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K>を、その
プリントすべきインク隋に対応して得るものである。こ
の色変換処理は、ノイゲバウワーの方程式やマスキング
方程式等に従って行われるが、ここでは例えばこれらの
方程式に従って予め計算した各色分解信号の値をテープ
ル化したR’OMによって色変換回路15が構成される
スイッチ回路1Gは、上記色変換回路15を介して1q
られた各色分解信号Y、M、C,Kを前記熱転写プリン
タ3にセットされた色インクリボンに対応して選択する
ものである。例えば色インクリボンが第3図に示すよう
にイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒
(K)の順序で順に選択されるものとすると、この選択
順序に対応して、先ず色分解信号Yがスイッチ回路16
を介して選択される。そしてこの選択された色分解信号
Yが2値化回路17を介してプリンタ回路18に与えら
れる。21I化回路17は、熱転写プリンタ3等の2直
記録だけが可能なプリンタ装置を用いて中間調画像表示
を行うべく、例えば組織的ディザ法によってデータ変換
するものである。前記プリンタ回路18はこのようなデ
ータ変換が施された色分解信号Yに従って前記熱転写プ
リンタ3のサーマルヘッド19を駆動し、前述したイエ
ロー色の色インクリボンのインクを記録紙20に転写記
録している。
尚、このプリンタ回路18によってサーマルヘッド19
の温度等に起因する特性変化が補正され、常に一定濃度
のインク転写、つまり上記2値データに対する一定濃度
の画像記録が行われるようになっている。
以上の処理は前記カラー画像原稿2の読取り走査に同期
して実時間的に行われる。従ってこのカラー画像原稿2
の1回目の走査時には、前述したように色分解信号Yの
みがプリンタ回路18に与えられてイエロー色の色分解
画像が記録紙20に転写記録されることになる。
このようにしてイエロー色の色分解画像を記録した後に
は、前記熱転写プリンタ3の色インクリボンが前記イエ
ロー色からマゼンタ色に切替えられる。これに伴って前
記カラー画像原稿2の読取り走査が同様に繰返して行わ
れる。そしてこの場合にも、同様に色成分信号がそれぞ
れ規格化された後、これらの各色成分信号を処理して前
記各色    ′分解信号Y、M、C,Kがそれぞれ求
められる。
しかしこの2回目の原稿走査時には色インクリボンがマ
ゼンタ色に切替えられていることから、この色に対応し
て色分解信号Mが選択される。そしてこの色分解信号M
により前記サーマルヘッド19が駆動されて前記記録紙
20にマゼンタ色の色分解画像が前記イエロー色の色分
解画像に重ねて記録される。
その後、同様にして3回目の原稿走査時には色インクリ
ボンをシアン色に切替え、色分解信号Cを選択してシア
ン色の色分解画像を前記各色分解画像に重ねて記録する
。更に4回目の原稿走査時には、黒色の色インクリボン
を用い、色分解信号Kを選択して黒色の色分解画像を前
記各色分解画像に重ねて記録する。
以上の4回に屋るカラー画像原稿2の走査によって、記
録紙20にはイエロー色、マゼンタ色、シアン色、黒色
の各色分解画像がそれぞれ順次重ね記録されて、ここに
カラー複写画像が得られることになる。
かくしてこのように構成された本装置によれば、色イン
クリボンの色の切替えに応じてその記録色に対応した色
分解信号を得るに際して、カラー画像原稿2の全ての色
成分信号を得、且つその色成分信号を白基準信号および
黒基準信号に従って規格化した後、これらの各色成分信
号に対応した色分解信号を得て、上記色インクリボンに
よる記録色に対応した色分解信号のみを選択して色分解
画像を記録している。従って本装置によれば、各色分解
画像をそれぞれ記録するべく時間的なずれを以てカラー
画像原稿2の走査する際、上記時間的なずれに起因する
前記照明光源7やCODカラーラインセンサ9の特性変
化が生じていても、これを同一特性の色分解信号に補正
することができる。
従ってカラー画像原稿2の読取り走査時点にずれがあっ
ても、各色分解信号の相関関係が崩れることがなく、こ
こに色再現性の忠実なカラー複写画像を得ることが可能
となる。また熱転写プリンタ3の画像記録特性に応じた
色修正を行うにしても、前記各色分解信号をそれぞれ1
稈る時点で統一的に色修正を行えば良いので、この色修
正によって上記各色分解信号間の相関関係が崩れること
もない。
故に、(重々の色修正を効果的に行うことが可能である
尚、上述した説明では色変換回路15において、その都
度、Y、M、C,にの各色分解信号を求めたが、各色信
号を選択的に求め得る色変換回路21を構成すれば、第
4図にその要部構成を示すようにスイッチ回路16を省
略する、ことができる。この場合、色指定回路22を設
けて、上記色変換回路21に対して選択的に出力すべき
色分解信号を指定指示するようにすることが必要である
。また、各色分解画像毎に組織的ディザの位置を変えた
方が、忠実な色再現が可能なことから、第4図に示すよ
うに色分解信号の選択指定に応じて2値化回路11を制
量して、2値化処浬に用いるMAm的ディザパターンを
相互に異ならせることが好ましい。
更には、カラー画像原稿2を一方向からのみ読取り走査
する場合、カラースキャナ1をその都度、元の位置に戻
す必要があるので時間的な損失が生じる。従って、カラ
ースキャナ1の往復移動を有効に利用して双方向にカラ
ー画像原稿2を読取り走査するようにすることが望まし
い。この場合、カラースキャナーの戻り時にも白基準信
号および黒基準信号を1qて各色成分信号を規格化する
ことが必要である。従って第5図に示すように前記ガラ
ス台4の原稿走査方向両端部にそれぞれ黒基準板5、白
基準板6を設けるようにすれば良い。
ところで前記色変換回路15にてカラー画像原稿2から
読取られた色成分信号に基く輝度信@lおよび色差信号
C1,C2から、熱転写プリンタ3のサーマルヘッド1
9を駆動する為の色分解信号Y。
M、C,Kをそれぞれ求める場合、上記プリンタ3の記
録階調特性を考慮して、色修正と同時に階調補正を行え
ば、簡易に、且つ効果的に色再現性の忠実なカラー複写
画像を得ることが可能となる。
そこで、このような色修正と階調補正とを同時に行うべ
く、色変換回路15を第6図に示すように16ビツトの
アドレス空間を備えたROMで構成すつ るようにすれば良い。即ち、輝度信号1に相当する6ビ
ツトの信号と、色差信号CI、C2にそれぞれ相当する
各5ビツトの信号をアドレスデータとして入力し、色分
解信号Y、M、C,Kをそれぞれ6ピツト(64階調)
の信号として得るようにする。この場合、上記ROMに
必要な容量は194にバイトとなる。しかしてこのRO
Mに書込まれる内容は、前記カラー画像原稿2から読取
った各色信号に対応したプリント記録すべき色インク最
に相当した信号であり、前述したようにノイゲバウワー
の方程式やマスキング方程式等によって規定される信号
値である。しかし上記各方程式はプリンタ3の階調特性
が理想的なものとして組立てられたものであるから、こ
れらの各方程式中にプリンタ3の実際の階調特性を示す
関係を組入れて、その計算を行い、ROMテーブルを構
成する。
具体的には、組織的ディザ法に基いて中間調を表現する
プリンタ3の階調特性が第7図に示されるような場合、
つまりプリントドツト数の増加に伴って(1−反射率;
R)が飽和するような特性を示す場合、図中破線で示す
ように各r@調リレベル対応したドツト数の関係をその
関係式f(R)として求めておく。この関係式を用いて
前記各方程式に従って理想的な階調特性の下で求められ
た変換テーブルを補正し、プリンタ3の制御に必要な実
際のドツト数をそれぞれ求めて変換テーブルを作成する
このようにして作成されたテーブルを前記ROMに書込
み、これを用いて色変換を行えば、ここに色修正と階調
補正とを同時に行うことが可能となる。
第8図はこのようにしてドツト数に変換されたデータを
スイッチ回路16を介して選択的に入力し、これを組織
的ディザ法に促って2値化する2値化回路の構成を示す
ものであり、この2 II!化回路17も例えばROM
によって構成される。このROMは、X方向およびy方
向のパターンアドレスを制御する各3ビツトのアドレス
信号を用いて8×8のディザマトリックスパターンを得
るものある。
またそこに用いられるディザマトリックスパターンは色
分解信号に対応してそれぞれ別に定められており、2ビ
ツトの色選択信号によって選択されるようになっている
このような制御の下で、ROMには前記64階調を表現
するドツト数を規定する6ビツトの色分解信号が入力さ
れ、そのドツト数に対応して前記ディザパターンを構成
するパターンのドツトが選択されて、前記x、yのアド
レス制御の下で2111データとして順次出力される。
尚、前記第7図に示した階調補正の為の関係式は、色変
換テーブルを作成するときにのみ用いられるもので、実
際の回路のビット数には無関係である。従ってテーブル
作成時には十分なm子化精度でそのテーブル値の計算を
行うことができる。
従って、このr@調補正によって母子化誤差が生じる虞
れは殆んどなく、プリンタ3が有する階調特性を効果的
に補正することが可能となる。また上述したようにプリ
ンタの理想的な階調特性を仮定してその変換テーブルを
計算し、その後実際のプリンタの階y4特性に応じて上
記変換テーブルを補正するようにすれば、簡単な補正計
算のみによって効果的な階調補正を行い得る色変換回路
15を簡易に構成することが可能となる。故に、種々の
プリンクが接続される装置に対しても、十分対処するこ
とができる。
ところで上述した実施例装置はカラー画像原稿を色再現
性良く、中間調表現して記録するものであるが、この中
間調表現に対する処理によって前記カラー画像原稿2中
に含まれる文字等が、逆にボケを生じて見苦しくなるこ
とがある。そこで、本装置にあっては、上記文字等が殆
んど黒色等の無彩色画像であることを利用して、前記色
変換処理の段階で補正を加え、その濃度情報を強調する
ようにしている。
即ち、カラー画像原稿2から読取り入力された色成分信
号をマトリックス変換して得られる輝度信号Iおよび色
差信号CI、C2は、第9図に示すような多角形空間領
域に存在する。またカラー画I&原稿2の一般的な性質
からして、文字以外の無彩色画像部分は全体に比較して
極めて少ない。従って、読取り入力された信号の中から
、はぼ無彩    2色な画像領域を検出し、そ□の領
域について輝度信号成分を強調したとしても画像全体的
には何等不具合をIB <ことがない。このような観点
に立脚して、本装置では上記無彩色画像部分に対して、
その輝度信号Iを例えば第10図に示すようにそのガン
マ特性を強調し、或いは2値化するようにしている。
具体的には、第11図に示すようにマトリックス回路1
3と色変換回路15との間に、領域検出回路24とガン
マ補正回路25とを設け、上記領域検出回路24にて前
記色差信号CI、C2から無彩色画像領域を検出するよ
うにしている。この領域検出回路24は、例えば第12
図に示すように上記各色差信号CI、C2の8値を判定
し、その信号が無彩色条件を満すときに信号を出力する
ROMと、このらの各ROMがそれぞれ信号を出力した
ときに、これを無彩色領域が検出されたとするアンド回
路とによって構成される。尚、上記各ROMの出力特を
生は、例えば第13図に示す如く設定される。
前記ガンマ補正回路25は、この領域検出回路240出
力Jを受けたとき、前記マトリックス回路13からの輝
度信号lをガンマ補正して、そのガンマ特性を轟くする
ものである。この結果、上記輝度信号Iはその値が強調
されて色変換回路15に与えられることになる。尚、操
作釦26を設けて上記信号Jを強制的に発生させ、意図
的に輝度信号Iの強調を行わせるようにしても良い。
このようにして色変換処理の過程で、無彩色画像成分に
対する1度信号Iの強調を行えば、前述した中間調表現
を行う場合であっても、高いガンマ特性で2値表現され
る為、その処理による記録画像のボケを抑えることが可
能となる。従って、ディザ特有のパターンの発生を抑え
て、文字等の画像成分を明快な画質として記録すること
が可能となる。
尚、このような強調処理は、前記輝度信号Iおよび色差
信号CI、C2の8値に関連するものであるから、その
情報を前記色変換回路15を構成するROMのテーブル
に組込むことも可能である。つまり、前述した色修正お
よび階調補正と同時に、この無彩色画像成分に対する強
vA!l!X理を同時に行うようにすることが可能であ
る。このようにすれば、前記ROMのテーブルを変更す
るだけで良いので、装置溝酸の複雑化をIG来すること
なく、また前述した中間調処理に不具合を招来すること
なしに、黒色成分の強調を行って文字等の鮮明化を図る
ことが可能となる。
以上説明したように、本発明によれば記録色インクを変
えながら、各色分解画像を順次重ね記録する装置にあっ
て、そのカラー複写画像の色再現性の高忠実化を図るこ
とができる。しかも効果的な階調表現を行うことができ
る等の実用上多大なる効果が奏せられる。
尚、本発明は上述した実施例に限定されるものではなく
、例えばY、M、Cの3色でカラー画像を(qる装置に
も適用できる等、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形
して実施可能なことは云うまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例装置の概略構成図、第2図は
カラーカランセンサの色フィルタの配列構成を示す図、
第3図は色インクの切替え順序を示す図、第4図は本発
明の他の実施例を示す要部構成図、第5図は白および黒
基準板の配置例を示す図、第6図は色変換回路を構成す
るROMを示す図、第7図はプリンタの階調特性の例を
示す図、第8図は2値化回路の構成例を示す図、第9図
は輝度信号および色差信号の存在空間を示す図、第10
図は輝度信号に対する強調処理特性を示す図、第11図
は輝度信号に対する強調処理回路の例を示す図、第12
図は領域検出回路の構成例を示す図、第13図は領域検
出回路の検出特性を示す図である。 1・・・カラースキャナ、2・・・カラー画像原稿、3
・・・熱転写カラープリンタ、4・・・ガラス台、5・
・・黒基準板、6・・・白基準板、7・・・照明光源、
8・・・ロッドアレイレンズ、9・・・CCDカラーラ
インセンサ、10・・・増幅器、11・・・A/D変換
器、12・・・規格化回路、13・・・マトリックス回
路、14・・・フィルタ回路、15・・・色変換回路、
16・・・スイッチ回路、17・・・2値化回路、18
・・・プリンタ回路、19・・・サーマルヘッド、20
・・・記録紙、21・・・色変換回路、22・・・色指
定回路、24・・・領域検出回路、25・・・ガンマ補
正回路。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第1 図 第3図 第5図 第6図  wi7図 第8図

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)カラー画像原稿の複数の色分解信号を得、これら
    の色分解信号に対応した色インクを用いて上記カラー画
    像原稿の色分解画像を順次重ね記録してカラー複写画像
    を得るカラー画像記録装置において、前記カラー画像原
    稿の各色成分をほぼ同時に読取り入力し、これらの各色
    成分に基いて前記色分解信号をそれぞれ得ることを特徴
    とするカラー画像記録装置。
  2. (2)複数の色分解画像を記録する毎に行うカラー画像
    原稿の各色成分の読取り入力は、原稿読取り走査開始前
    にその白および黒の基準レベルを読取り入力したのち行
    われるものである特許請求の範囲第1項記載のカラー画
    像記録装置。
  3. (3)色分解信号は、複数の色分解画像を記録する毎に
    カラー画像原稿から読取られた各色成分を同時に信号処
    理してそれぞれ得、上記色分解画像の記録色に対応して
    選択的に出力されるものである特許請求の範囲第1項記
    載のカラー画像記録装置。
  4. (4)色分解信号に対応した色インクによる色分解画像
    の記録は、該色インクの記録量を上記色分解信号に応じ
    て制御して行われるものである特許請求の範囲第1項記
    載のカラー画像記録装置。
  5. (5)色分解信号に応じた色インク量の制御は、色分解
    画像記録手段の階調特性を補正して行われるものである
    特許請求の範囲第4項記載のカラー画像記録装置。
  6. (6)カラー画像原稿から読取られた各色成分を同時に
    信号処理して色分解信号を得る手段は、入力画像の無彩
    色画像成分を検出したとき、上記入力画像の輝度信号に
    対するガンマ特性を高く設定して信号処理するものであ
    る特許請求の範囲第3項記載のカラー画像記録装置。
  7. (7)入力画像の無彩色画像成分の検出は、入力画像信
    号を輝度信号と色差信号に分解し、この輝度信号を判定
    して行われるものである特許請求の範囲第6項記載のカ
    ラー画像記録装置。
JP59204820A 1984-07-16 1984-09-29 カラ−画像記録装置 Pending JPS6182575A (ja)

Priority Applications (4)

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JP59204820A JPS6182575A (ja) 1984-09-29 1984-09-29 カラ−画像記録装置
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