JP2605316B2 - カラー画像処理装置 - Google Patents

カラー画像処理装置

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JP2605316B2
JP2605316B2 JP62323126A JP32312687A JP2605316B2 JP 2605316 B2 JP2605316 B2 JP 2605316B2 JP 62323126 A JP62323126 A JP 62323126A JP 32312687 A JP32312687 A JP 32312687A JP 2605316 B2 JP2605316 B2 JP 2605316B2
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color
signal
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和行 村田
欣也 冠野
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はディジタル処理によりカラー画像の処理を行
うカラー画像処理装置に関する。
従来の技術 近年、ディジタルカラー複写機等,カラー画像を処理
する装置は、高画質化処理,多機能化が求められてい
る。
従来のディジタルカラー複写機における階調補正はγ
補正と称し、原稿をよみとるイメージスキャナー部によ
り出力される3色に分解された光量リニアなディジタル
信号を、プリンタ部の出力階調特性に合わせるためのも
のであった。(例えば特開昭59−161979号公報)。
発明が解決しようとする問題点 従来のディジタルカラー複写機等では、プリンタ部の
出力階調特性をイメージスキャナー部の分解信号を変換
することにより直接補正しているので、プリンタ部の出
力階調特性の歪が大きくなると、画像読み取り部の色分
解信号の量子化ビット数が有限であるためプリンタ部の
出力階調特性の歪補正により量子化ステップが粗くなる
という問題点があった。
本発明は上記問題点に鑑み、イメージスキャナー部か
らの色信号を濃度でリニアなデータに変換し、視覚的に
リニアなデータに変換したデータに色修正(マスキン
グ)等の処理を行った後、擬似中間調処理(ディザ処理
等)を行う直前でプリンタ部の出力階調特性を補正し、
又イメージスキャナー部よりの色信号を濃度に変換する
際、色調調整,下地色除去,コントラスト調整を行い得
るカラー画像処装置の提供するものである。
問題点を解決するための手段 所定のレベル以上の入力信号を白に相当する信号レベ
ルにすることにより下地色を除去する手段を含み、複数
の入力色信号のコントラスト特性,濃淡特性の少なくと
も1つの特性を変更する濃度変換手段と、前記複数の濃
度信号を用いて色補正処理を行うマスキング手段とを備
え、前記濃度変換手段は、前記所定のレベルを変更する
ことにより、コントラスト特性または濃淡特性を変更せ
ずに下地色を除去するレベルを変更することを特徴とす
るものである。
作用 本発明は上述した構成により、入力画像信号の量子化
ステップ数の影響を少なくして画像信号を処理し、かつ
色調調整,下地色除去レベル調整,コントラスト調整を
行い得る。
実施例 以下本発明のカラー画像処理装置について図面を参照
しながら説明する。
第1図は本発明のカラー画像処理装置を用いたディジ
タルカラー複写機の信号の流れを示すブロック図であ
る。1はイメージスキャナー部より出力される赤色の色
データR,2は緑色の色データG,3は青色の色データBであ
る。色信号データ1,2,3は濃度変換回路4により濃度に
変換され、それぞれC 5,M 6,Y 7信号を出力する。
制御回路21は複写機の様々なモードの切り換え,設定を
行う回路である。濃度変換回路4は制御回路21からの信
号22により濃度変換のモードを切り換える。マスキング
回路8は濃度変換回路4の出力信号6,7,8を入力とし、
プリンタ部のインクの濁り等を補正するマスキングを行
うと同時に下地色除去(UCR)及び黒成分の抽出を行
う。マスキング回路8はブラックBk′9,アンC′10,マ
ゼンタM′11,イエローY′12の色信号を出力する。マ
スキング回路8は制御回路21からの信号23によりマスキ
ングのモードを切り換える。濃度検出回路13は信号5,6,
7を入力し、3つの色信号より1つの濃度信号D 14を
発生する。セレクタ15は信号9,10,11,12,14のうち1つ
を選択し信号16を出力する。4色重ねでプリンタに出力
する場合は、セレクタ15は信号9,10,11,12を順次選択す
る。単色でプリントする場合は、信号14を選択する。選
択は制御回路21からの信号26により決める。プリンタγ
補正回路17はプリンタ部20の出力階調特性を補正する回
路であり、信号18を出力する。2値化回路19は信号18を
擬似中間調処理する回路であり、2値化した信号をプリ
ンタ部20に出力する。2値化回路19は制御回路21からの
信号25により擬似中間調処理モードを選択される。プリ
ンタ部20はブラック,シアン,イエロー,マゼンタのイ
ンクを面順次で印刷するプリンタである。
濃度変換回路4について第2図を用いて説明する。第
2図は濃度変換回路のブロック図である。1,2,3はそれ
ぞれイメージセンサ部より入力されるRGBの色信号デー
タで8ビットのデータ幅をもつ。22a,22b,22cは制御回
路21よりの信号で7ビットのデータ幅をもつ。30,31,32
はROM(Read Only Memory)である。1,2,3及び22a,22b,
22cは第2図にようにR0M30,31,32のアドレスに入力され
る。ROM30,31,32は信号5,6,7を出力する。22a,22b,22c
はROM30,31,32の変換テーブルデータのうち、どの変換
テーブルデータを選択するかを決める信号である。
次に第3図及び第4図を用いて、第2図のROMのデー
タ内容について説明する。第3図は制御回路21からの信
号22a,22b,22cの各ビットのファンクションを表す図で
ある。下位3ビットは濃淡調整,次の2ビットはコント
ラスト調整,上位2ビットは下地色除去のレベル設定を
行う。
第4図はROM30,31,32のテーブルデータの内容を示す
図である。横軸はROMのアドレスA0−A7に入力されるデ
ータを表し、FFHで最高明度である。縦軸はROMのアドレ
スの出力データを表しFFHで最高濃度である。第4図
(a)の実線で示すようにROM30−32の基本変換機能は
濃度への変換である。第4図(a)の点線で示すよう
に、変換テーブルデータを上下に平行移動して7種のテ
ーブルデータを作る。第3図の下位3ビットの設定によ
り7種の濃度変換テーブルデータを選択する。リニアカ
ーブは入力に対して濃度変換せず単にデータを反転する
変換を行うテーブルデータである。第4図(b)は下地
色除去機能を有するテーブルデータを示す図である。第
4図(b)に示すように、あるいは一定の値より大きい
入力データに対して出力が0になるようなテーブルデー
タである。ある値以上にデータの濃度を強制的に0にす
ることにより、スキャナー部のよみとった原稿の下地に
色がついていた場合でも出力を0にすることができる。
下地色除去レベルを変えたテーブルデータを4種作り、
第3図の示す上位2ビットで選択する。第4図(c)は
濃度のコントラスト調整を行うテーブルデータを示す図
である。点線で示すように中濃度領域のテーブルデータ
の傾きを変えることによりコントラスト特性を変化させ
る。第3図の中2ビットにより4種のテーブルデータを
選択する。
以上のように濃度調整8×下地色除去レベル4×コン
トラスト調整4=128通りのテーブルデータを選択でき
る。この選択はROM30,31,31各々独立に設定できるの
で、下地色がグレーでなく色がついていても下地色除去
でき、又色毎にコントラスト調整ができ、RGB独立に濃
度調整を行うことにより色調調整ができる。
次にマスキング回路8について第5図を用いて説明す
る。第5図はマスキング回路8のブロック図である。4
0,41,42はマスキングを行うテーブルデータを格納したR
OM、43は黒成分を抽出するテーブルデータを格納したRO
Mである。濃度変換回路の出力5,6,7は第5図に示すよう
にROM40−43のアドレスに入力される。40−42のROMデー
タの内容はプリンタの出力の色修正を行うためのマスキ
ングテーブルデータが格納されている。ROM40−43のア
ドレスA14はマスキング及び黒生成ROMのテーブルデータ
の選択に用い、制御回路21からの信号23により選択す
る。マスキングテーブルデータの選択は後に述べる擬似
中間調処理の方法を変える場合、その処理に適したマス
キングテーブルデータ及び黒生成テーブルデータを選択
する。ROM40,41,42,43はそれぞれ信号47,48,49,9を出力
する。44−46は加算器であり、ROM40−42からの出力に
よりROM43の出力の減算を行う。
第6図は濃度検出回路13のブロック図である。濃度変
換回路4からの3つの信号C 5,M 6,Y 7を図示のよ
うに濃度検出ROM50のアドレスに入力する。ROM50のテー
ブルデータは(MAX(C,M,Y)+MIN(C,M,Y)×0.5とし
て得る。MAX( )は最大値選択関数,MIN( )は最小
値選択関数である。濃度検出回路13は3つの色信号から
1つの濃度信号を生成する。
第7図を用いてプリンタγ補正回路及び2値化回路に
ついて説明する。第7図はプリンタγ補正回路及び2値
化回路のブロック図である。60はプリンタγ補正用のテ
ーブルデータを格納したROMでである。16はセレクタ15
の出力信号、24は制御回路21からのROMテーブルデータ
選択信号であり、15,24の信号は図示するようにROM60の
アドレスに入力する。61は誤差拡散処理回路、62はディ
ザ処理回路、63は単純2値化回路である。セレクタ64は
制御回路21からの信号25により、61,61,63からの信号の
いずれか選択し、プリンタ部20に出力する。制御回路21
からの信号34は3ビット幅の信号であり、セレクタ64の
選択する信号とプリンタ部のプリントするモードにより
決める。第8図に信号24のビットとROM60のプリンタγ
補正テーブルデータの選択を示す。信号9−12をセレク
タ15で選択したとき及び単純2値化回路の出力をセレク
タ64が選択したとき、プリンタγ補正テーブルデータは
リニアを選択する。リニアとはγ補正を行わないテーブ
ルデータである。なぜなら、マスキング処理によりプリ
ンタγ補正はすでに行われているからである。第7図に
示すように、単色複写モードで何色でプリンタ出力し、
どの2値化処理回路の出力信号をプリンタ部に出力する
かにより選択するプリンタγ補正テーブルデータを決め
る。
発明の効果 以上のように本発明は、コントラスト特性や濃淡特性
の変更とは独立して、下地色を除去するレベルを変更す
ることができる。また、下地色がグレーでなく、色が付
いていても下地色を除去することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のカラー画像処理装置を用いたディジタ
ルカラー複写機の信号の流れを示すブロック図、第2図
は濃度変換回路のブロック図、第3図は制御回路からの
信号の各ビットのファンクションを表す説明図、第4図
はROMのテーブルデータの内容を示すグラフ、第5図は
マスキング回路のブロック図、第6図は濃度検出回路の
ブロック図、第7図はプリンタγ補正回路及び2値化回
路のブロック図、第8図は信号のビットとROMのプリン
タγ補正テーブルデータの選択の説明図である。 4……濃度変換回路、8……マスキング回路、13……濃
度検出回路、15……セレクタ、17……プリンタγ補正回
路、21……制御回路、30,31,32,40,41,42,43,50,60……
ROM。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定のレベル以上の入力信号を白に相当す
    る信号レベルにすることにより下地色を除去する手段を
    含み、複数の入力色信号それぞれのコントラスト特性,
    濃淡特性の少なくとも1つの特性を変更する濃度変換手
    段と、前記複数の濃度信号を用いて色補正処理を行うマ
    スキング手段とを備え、前記濃度変換手段は、前記所定
    のレベルを変更することにより、コントラスト特性また
    は濃淡特性を変更せずに下地色を除去するレベルを変更
    する手段と、下地色を除去するための前記所定のレベル
    を色信号ごとに独立に可変にする手段とを備えたことを
    特徴とするカラー画像処理装置。
  2. 【請求項2】前記濃度変換手段は、変換のためのルック
    アップテーブルを記憶した前記複数の入力色信号をそれ
    ぞれ濃度変換する入力色信号と同数のメモリを備えるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載のカラー
    画像処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2637394B2 (ja) * 1984-12-28 1997-08-06 キヤノン株式会社 カラー画像処理装置
JPH0669211B2 (ja) * 1985-10-23 1994-08-31 株式会社東芝 画像処理装置
JPS62128694A (ja) * 1985-11-29 1987-06-10 Canon Inc 画像信号処理方法
JP2608277B2 (ja) * 1986-11-14 1997-05-07 キヤノン株式会社 画像処理装置

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