JPS6164366A - 樹脂含浸基材の製法 - Google Patents

樹脂含浸基材の製法

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Publication number
JPS6164366A
JPS6164366A JP18847084A JP18847084A JPS6164366A JP S6164366 A JPS6164366 A JP S6164366A JP 18847084 A JP18847084 A JP 18847084A JP 18847084 A JP18847084 A JP 18847084A JP S6164366 A JPS6164366 A JP S6164366A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin
base material
roll
impregnated
impregnated base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18847084A
Other languages
English (en)
Inventor
Masato Matsuo
松尾 正人
Sadahiro Shirakawa
白川 定洋
▲あお▼野 好矩
Yoshinori Aono
Yutaka Matsuda
豊 松田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP18847084A priority Critical patent/JPS6164366A/ja
Publication of JPS6164366A publication Critical patent/JPS6164366A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は、積層板等の積層成形品の製造に用いられる
樹脂含浸基材の製法に関する。
〔背景技術〕
樹脂含浸基材の製造において、第1図に示されているよ
うな樹脂含浸方法が広く用いられている、図にみるよう
に、ここでは、コーティングロール1の下部が樹脂槽2
の中の樹脂ワニス3に漬けられている。コーティングロ
ール1の真横には、樹脂供給量を調節するドクターロー
ル4が配置され、コーティングロールlの上部両側には
、それぞれの下端位置がコーティングロール1の上繻位
置よりも低くなるようにして、二つの押さえロール5.
6が配置されている。コーティングロール1が回転する
と樹脂槽2中の樹脂ワニス3がコーティングロール1周
面に供給され、ドクターロール4によりその供給量を調
節することができるようになっている。
帯状の基材7に対する樹脂含浸は、二つの押さえロール
5,6で基材7をコーティングロール1の上端に押し当
てるようにして連続的に移行させつつコーティングロー
ル1で樹脂を塗布するようにする。樹脂が含浸させられ
た基材はこのあと必要に応じて乾燥させられる等して樹
脂含浸基材となる。
しかしながら、このようにして樹脂含浸基材をつ(るよ
うにすると、含浸時、基材が延びてコーティングロール
に強く押し当てることができなくなるといった理由で樹
脂含浸率の低い樹脂含浸基材になることが多かった。樹
脂含浸率の低い樹脂含浸基材を用いて積層板をつくると
、絶縁抵抗。
吸水率、耐熱性といった性能が低くなり、このような積
層板は電気用等として用いるのには好ましくない。
〔発明の目的〕 この発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、
樹脂含浸量が充分多く、しかも、しわのないものを得る
ことができる樹脂含浸材の製法を提供することを目的と
している。
〔発明の開示〕
前記のような目的を達成するため、この発明は、帯状の
基材に樹脂を含浸させて樹脂含浸基材を得るにあたり、
基材の厚みより少し大き目の間隔があけられた一対のロ
ール間に、少なくとも一方のロールに樹脂を供給しつつ
基材を通すようにすることを特徴とする樹脂含浸基材の
製法をその要旨としている。以下に、実施例をあられず
図面に基づき、この発明の詳細な説明する。
この発明にかかる樹脂含浸基材の製法は、たとえば、第
2図に示されているようにして実施される。図にみるよ
うに、ここでは、上に配置された押さえロール8と、下
に配置されたコーティングロール9が互いに向かい合っ
ている。そして、コーティングロール9の下部は樹脂槽
2内の樹脂ワニス3に漬けられ、真横には樹脂供給量を
調節するドクターロール4が配置されている。コーティ
ングロール9が回転すると樹脂槽2中の樹脂ワニス3が
コーティングロール9周面に供給され、ドクターロール
4は樹脂供給量を調節する。
帯状の基材7に対する樹脂含浸は、ドクターロール4と
コーティングロール9との間の間隔を基材の厚みより少
し大き目、好ましくは基材の厚みの1.3〜1.7倍〔
基材厚+基材厚X(0,3〜0.7)〕としておき、押
さえロール8でコーティングロール9に向けて基材7を
押さえ込みつつ両ロール8.9間に基材を連続的に通す
ことによって行う。基材としては、セルロース紙1合成
紙、有機繊維布、有機繊維不織布等の有機系基材やガラ
ス布、ガラス不織布、アスベスト不織布等の無機系基材
が用いられ、樹脂ワニスとしては、エポキシ樹脂、不飽
和ポリエステル樹脂等のフェスが用いられる。側ロール
8,9間の間隔が基材の厚みに近づきすぎると、基材に
しわができるようになり、基材の厚みより大きく越える
と樹脂の含浸量が不足するようになる。樹脂含浸のあと
必要に応じ、基材7を乾燥等させて樹脂含浸基材を得る
。図中、10はガイドロールである。
前記のようにして樹脂を含浸させるようにすると、基材
に対する樹脂の含浸性を向上させることができるととも
に基材にシワが発生する恐れもなくなる。
前記実施例では、樹脂槽にコーティングロールを漬ける
ようにして樹脂フェスの供給を行うようにしているが、
コーティングロールとトラクーロール間に樹脂ワニスを
充填し、ドクターロールで樹脂量を調整しつつコーティ
ングロールに樹脂フェスを供給する等するようにしても
よ< 、4B4脂フエスの供給方法は特に限定されない
。樹脂ワニスの供給量調整はドクターロールによって行
われるものと限定されるものではなく、ドクターナイフ
等で行うようであってもよい。一対のロールのうちの片
方のみに樹脂フェスを供給するようにしているが両方の
コールに樹脂フェスを供給するようであってもよい。し
かし、上下一対のロールの下側のロールのみに樹脂フェ
スを供給するようにすると、樹脂フェスが基材の下側か
ら浸透して行く際、空気が基材の上から逃げ易くなるの
で、気泡の少ない樹脂含浸基材を得ることができるとい
った効果が得られる。
なお、第1図および第2図では、コーティングロールに
付着した樹脂フェスの付着状態を省略して示しである。
つぎに、実施例および従来例の比較を行った結果を示す
(実施例) コーティングロールと押さえロールの間の間隔を基材の
厚みの1.5倍にするようにして、第2図に示されてい
るような方法で、基材に樹脂フェスを含浸させたあと、
乾燥させて樹脂含浸基材をつくった。得られた樹脂含浸
基材を所定枚積層したのち成形して積層板をつくった。
(従来例) 第1図に示されているような方法で、基材に樹脂フェス
を含浸させたあと、実施例と同じようにして樹脂含浸基
材をつくり、さらに、積層板をつくった。
実施例で得られた樹脂含浸基材は、従来例で得られたち
のに比べ、樹脂の含有量が充分多く、そのうえシワも少
なかった。
実施例および従来例で得られた積層板につき、絶縁抵抗
(S)、吸水率および耐熱性(オーブン)を測定した。
結果を第1表に示す。
第1表より実施例の積層板は従来例よりも、絶縁抵抗が
高く、吸水率が低く、耐熱性も優れていることがわかる
。これは、実施例で得られた樹脂含浸基材は、従来例で
得られたものに比べ、樹脂含有量が充分多かったからで
ある。
〔発明の効果〕
この発明にかかる樹脂含浸基材の製法では、帯状の基材
に樹脂を含浸させて樹脂含浸基材を得るにあたり、基材
の厚みより少し大き目の間隔があけられた一対のロール
間に、少なくとも一方のロールに樹脂を供給しつつ基材
を通すようにするので、樹脂含有量が多く、しわのない
樹脂含浸基材を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の樹脂含浸基材の製法の説明図、第2図は
この発明にかかる樹脂含浸基材の製法の説明図である。 2・・・樹脂槽 3・・・樹脂ワニス 7・・・基材 
8・・・押さえロール 9・・・コーティングロール代
理人 弁理士  松 本 武 彦 第1図 第2図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)帯状の基材に樹脂を含浸させて樹脂含浸基材を得
    るにあたり、基材の厚みより少し大き目の間隔があけら
    れた一対のロール間に、少なくとも一方のロールに樹脂
    を供給しつつ基材を通すようにすることを特徴とする樹
    脂含浸基材の製法。
  2. (2)一対のロール間の間隔が、基材の厚みの1.3〜
    1.7倍である特許請求の範囲第1項記載の樹脂含浸基
    材の製法。
  3. (3)一対のロールが、上下一対のロールであつて、下
    側のロールのみに樹脂を供給するようにする特許請求の
    範囲第1項または第2項記載の樹脂含浸基材の製法。
  4. (4)樹脂の供給が、ロールの一部を樹脂槽に漬けるこ
    とによつて行われる特許請求の範囲第3項記載の樹脂含
    浸基材の製法。
  5. (5)樹脂供給されるロールが、ドクターロールを備え
    ている特許請求の範囲第1項から第4項までのいずれか
    に記載の樹脂含浸基材の製法。
JP18847084A 1984-09-07 1984-09-07 樹脂含浸基材の製法 Pending JPS6164366A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5328534A (en) * 1989-01-23 1994-07-12 Minnesota Mining And Manufacturing Company Composite including an inorganic image and method of transferring such an image

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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