JP2003154520A - プリプレグの製造方法 - Google Patents

プリプレグの製造方法

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JP2003154520A JP2001358839A JP2001358839A JP2003154520A JP 2003154520 A JP2003154520 A JP 2003154520A JP 2001358839 A JP2001358839 A JP 2001358839A JP 2001358839 A JP2001358839 A JP 2001358839A JP 2003154520 A JP2003154520 A JP 2003154520A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シワなどの外観不良が起き難いプリプレグの
製造方法を提供する。 【解決手段】 ガラス基材10に、熱硬化性樹脂を主成
分とした樹脂組成物22を含浸させた樹脂含浸基材1
を、乾燥機の縦型の第1ゾーン11に下方から導入し、
第1ゾーン11を通過した後に、第1ゾーン11の出口
の上方に設置された第1出口ロール2と、この第1出口
ロール2の横側に設置したトップロール3とで樹脂含浸
基材1の進行方向を変更し、その後、乾燥機の第2ゾー
ン12に導入して、樹脂含浸基材1中の樹脂を半硬化さ
せる方法。上記第1出口ロール2とトップロール3の間
に押えロール4を設け、この押えロール4が、第1出口
ロール2とトップロール3が当接する側と反対側から樹
脂含浸基材1を押圧する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガラス基材に樹脂
組成物を含浸させて樹脂を半硬化させるプリプレグの製
造方法に関し、特に、ガラス基材の厚さが、0.02〜
0.1mmの薄物のガラス基材を用いたときに外観が良
好なプリプレグとすることができるプリプレグの製造方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ガラス基材に溶剤で希釈したエポキシ樹
脂などを配合した樹脂組成物を含浸した後、この樹脂含
浸基材を加熱して樹脂含浸基材中の樹脂を半硬化させて
プリプレグを製造することが行われている。上記樹脂含
浸基材を含浸し、加熱する装置としては、図4に示すよ
うな含浸機と乾燥機を備えたものが知られている。
【0003】上記含浸機は、上面を開口する含浸槽21
と、含浸槽21内に配置された回転駆動するディップロ
ール24と、回転駆動する一対の対向するスクイズロー
ル23、23を備える。上記含浸槽21は、溶剤で希釈
した樹脂組成物22を貯えており、また、上記ディップ
ロール24は、この樹脂組成物22に浸漬されるように
して含浸槽21内に配置されている。一対の対向するス
クイズロール23、23は、含浸槽21の上方に配置さ
れている。さらに、上記スクイズロール23、23の上
方には、乾燥機が設けられている。
【0004】上記乾燥機は、縦型の第1ゾーン11と、
第1ゾーン11に隣接して縦型の第2ゾーン12と、第
1ゾーン11と第2ゾーン12を上方で連接し、樹脂含
浸基材81の進行方向を折り返えす連結ゾーン13とか
らなる。連結ゾーン13は、第1ゾーン11の出口の上
方に設置された第1出口ロール82と、この第1出口ロ
ール82の上方で第2ゾーン12との中間に設置したト
ップロール83と、第2ゾーン12の入口にあって樹脂
含浸基材81を第2ゾーン12内にガイドするガイドロ
ール85を備えている。第1出口ロール82は、ロール
面に樹脂がべたついて付着したりすることを防止するた
め、冷却水を通して冷却している。
【0005】上記装置を用いてプリプレグを作製する場
合、ガラス基材10は、ディップロール24の下側に接
触するように含浸槽21に貯えられた樹脂組成物22内
に導入され、含浸槽21から引き上げられて一対のスク
イズロール23、23の間を通過して余剰に含浸した樹
脂組成物22がしぼり取られる。所定量の樹脂組成物2
2が含浸した樹脂含浸基材10は、乾燥機の第1ゾーン
11に導入され、第1ゾーン11で加熱されて樹脂組成
物22中の溶剤等が揮発しながら進行する。その後、樹
脂含浸基材10は、第1出口ロール82、トップロール
83、ガイドロール85を通過して進行方向を転換して
乾燥機の第2ゾーン12に導入される。樹脂含浸基材1
0は、第1ゾーン11及び第2ゾーン12の加熱によっ
て、樹脂を所望の硬化状態まで半硬化(Bステージ)さ
せてプリプレグとすることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】近年の薄型化、高密度
化の要望に伴って、プリント配線板も多層のものが多用
されている。プリプレグにおいても、薄型化に伴って、
使用するガラス基材は、汎用される厚さ0.2mm程度
のものに代わり、厚さ0.05mm程度の薄物が採用さ
れている。
【0007】しかし、薄物のプリプレグは、汎用される
厚さ0.2mmに比較しシワなどの外観不良が起きやす
いものである。そのため、シワなどの外観不良が起き難
いプリプレグの製造方法が求められている。
【0008】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、シワなどの外観不良が起
き難いプリプレグの製造方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記目的を
達成するために鋭意研究を重ねた結果、特に0.05m
m程度の薄物基材にあっては、乾燥機の第1ゾーンで加
熱された樹脂含浸基材が第1出口ロールで冷却されると
きに、収縮してシワや基材の重なりなどが起き易いとの
知見に基づき、第1出口ロールとトップロールの間に押
えロールを設けて樹脂含浸基材を押圧して各ロールに樹
脂含浸基材の全体が均一に接するようにすることで、樹
脂含浸基材の収縮を抑えることができてシワ等の外観不
良が減少することを見出し、本発明の完成に至ったもの
である。さらに、本発明者は、研究を重ねた結果、ガラ
ス基材の端部(基材の耳とも称す)が織高となって厚み
が厚くなるので、第1出口ロールの当接個所に凹みを形
成するとプリプレグにシワ等が発生し難いこと、急激に
冷却されることのないように第1出口ロールを冷却する
冷却水の温度を40℃以上、樹脂の軟化点以下の温度と
するとプリプレグにシワ等が発生し難いこと、を見出
し、本発明の完成に至ったものである。
【0010】請求項1記載のプリプレグの製造方法は、
ガラス基材に、熱硬化性樹脂を主成分とした樹脂組成物
を含浸させた樹脂含浸基材を、乾燥機の縦型の第1ゾー
ンに下方から導入し、第1ゾーンを通過した後に、第1
ゾーンの出口の上方に設置された第1出口ロールと、こ
の第1出口ロールの横側に設置したトップロールとで樹
脂含浸基材の進行方向を変更し、その後、乾燥機の第2
ゾーンに導入して、樹脂含浸基材中の樹脂を半硬化させ
るプリプレグの製造方法において、上記第1出口ロール
とトップロールの間に押えロールを設け、この押えロー
ルが、第1出口ロールとトップロールが当接する側と反
対側から樹脂含浸基材を押圧することを特徴とする。
【0011】請求項2記載のプリプレグの製造方法は、
請求項1記載のプリプレグの製造方法において、上記第
1出口ロールは、樹脂含浸基材の端部に当接する個所が
10〜30μmの凹みを有することを特徴とする。
【0012】請求項3記載のプリプレグの製造方法は、
請求項1又は請求項2記載のプリプレグの製造方法にお
いて、上記第1出口ロールに、温度を40℃からこの樹
脂の軟化点以下の温度に制御した冷却水を通して冷却す
ることを特徴とする。
【0013】請求項4記載のプリプレグの製造方法は、
請求項1乃至請求項3いずれか記載のプリプレグの製造
方法において、上記ガラス基材が、0.02〜0.1m
m厚みであることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図に
基づいて説明する。図1は実施の形態の乾燥工程の要部
を示した概略図、図2は含浸機と乾燥機の装置全体を説
明した概略図、図3は第1出口ロールの概略断面図であ
る。
【0015】本発明の対象となるプリプレグは、ガラス
基材10に樹脂組成物22を含浸させた樹脂含浸基材1
を乾燥機に導入し、含浸した樹脂組成物22中の樹脂を
加熱して半硬化させたものである。
【0016】上記ガラス基材は、ガラス織布を用いるこ
とができ、その厚みは、特に限定しないが、なかでも、
厚さが、0.02〜0.1mmの薄物のガラス基材を好
適に用いることができ、特に、0.02〜0.05mm
の超薄物のガラス基材が、本発明の効果を顕著に示すも
のである。
【0017】上記樹脂組成物22は、エポキシ樹脂、ポ
リイミド樹脂等の熱硬化性樹脂を主成分とし、必要に応
じて硬化剤や硬化促進剤等を添加し、メチルエチルケト
ン、アセトン等の溶剤で希釈して用いられる。
【0018】次に、ガラス基材10に樹脂組成物22を
含浸して樹脂含浸基材1を作製する含浸機について説明
する。含浸機は、図2に示すように、上面を開口する含
浸槽21と、含浸槽21内に配置された回転駆動するデ
ィップロール24と、回転駆動する一対の対向するスク
イズロール23、23と、を備える。上記含浸槽21
は、溶剤で希釈した樹脂組成物22を貯えており、ま
た、上記ディップロール24は、この樹脂組成物22に
浸漬されるようにして含浸槽21内に配置されている。
ディップロール24は、0.02〜0.05mmの超薄
物のガラス基材を含浸する場合、樹脂組成物22の液面
から10cm程度の深さに配置することが好ましい。ま
た、一対の対向するスクイズロール23、23は、含浸
槽21の上方に配置されている。
【0019】樹脂含浸基材1の作製は、ガラス基材10
をディップロール24の下側に接触するように含浸槽2
1に貯えられた樹脂組成物22内に導入し、樹脂組成物
22を含浸し、その後、含浸槽21から引き上げて一対
のスクイズロール23、23の間を通過させながら余剰
に含浸した樹脂組成物22をしぼり取る。
【0020】次に、樹脂含浸基材1を導入する乾燥機に
ついて説明する。乾燥機は、スクイズロール23、23
の上方に設けられた縦型の第1ゾーン11と、第1ゾー
ン11に隣接した縦型の第2ゾーン12と、第1ゾーン
11と第2ゾーン12を上方で連接し、樹脂含浸基材1
の進行方向を折り返えす連結ゾーン13とからなる。
【0021】第1ゾーン11は、温度調整可能な複数の
室から構成することが好ましく、樹脂含浸基材1が導入
される入口側の室の温度をやや低くして、徐々に高めて
いく方式が好ましい。樹脂含浸基材1は、乾燥機の第1
ゾーン11に導入され、第1ゾーン11で加熱されて含
浸した樹脂組成物22中の溶剤等を揮発しながら進行す
る。第2ゾーン12は、連結ゾーン13で進行方向を転
換して折り返した樹脂含浸基材10をさらに加熱すると
ころである。樹脂含浸基材10は、第1ゾーン11及び
第2ゾーン12の加熱によって、樹脂を所望の硬化状態
まで半硬化(Bステージ)して、樹脂を所望の硬化状態
まで半硬化(Bステージ)させてプリプレグが得られ
る。図2中の符号14は、第2ゾーン12の第2出口ロ
ールである。
【0022】上記連結ゾーン13は、第1ゾーン11の
出口の上方に設置された第1出口ロール2と、この第1
出口ロール2の上方で第2ゾーン12との中間に設置し
たトップロール3と、第2ゾーン12の入口にあって樹
脂含浸基材1を第2ゾーン12内にガイドするガイドロ
ール5を備え、さらに、第1出口ロール2とトップロー
ル3の間に押えロール4を備える。第1出口ロール2
は、ロール内に冷却水を通し、樹脂含浸基材1を冷却し
ている。
【0023】本発明の製造方法は、ガラス基材10に、
樹脂組成物22を含浸させた樹脂含浸基材1を、乾燥機
の縦型の第1ゾーン11に下方から導入し、第1ゾーン
11を通過した後に、連結ゾーン13で樹脂含浸基材の
進行方向を変更する。その際、上記製造方法は、連結ゾ
ーン13を通過する樹脂含浸基材1を、上記押えロール
4で、第1出口ロール2とトップロール3が当接する側
1aと反対側1bから押圧する。上記製造方法は、押え
ロール4で押圧することによって、樹脂含浸基材1を、
第1出口ロール2やトップロール3に全体が均一に接す
るようにすることができる。これによって、上記製造方
法は、樹脂含浸基材1が第1出口ロール2で冷却される
ときに、収縮してシワや基材の重なりなどが起きること
を防止することができる。
【0024】その後、上記製造方法は、乾燥機の第2ゾ
ーン12に導入して、樹脂含浸基材1中の樹脂を所望の
硬化状態まで半硬化させて、プリプレグを作製する。
【0025】また、第1出口ロール2は、図3に示すよ
うに樹脂含浸基材1の端部に当接する個所が10〜30
μmの凹み6を有することが好ましい。ガラス基材10
の端部(基材の耳とも称す)は、織高となって厚みが厚
くなるので、第1出口ロール2の当接個所に凹み6を形
成すると、樹脂含浸基材1の中央部が第1出口ロール2
に隙間なく接し易くなるため、プリプレグにシワ等が発
生し難くなる。
【0026】また、第1出口ロール2は、ロール内部に
冷却水を通して冷却する。この冷却水の温度を、40℃
以上、樹脂の軟化点以下の温度とすることが好ましい。
冷却水の温度は、具体的には、40〜60℃が適してい
る。冷却水の温度を制御する方法は、汎用される方法を
採用することができ、例えば、第1出口ロール2の冷却
水の入口と出口に温度センサーも設けておき、通水する
水を熱交換器を通すことによって温度制御することがで
きる。
【0027】上記製造方法は、押えロール4で押圧する
ので、樹脂含浸基材1を、第1出口ロール2やトップロ
ール3に全体が均一に接するようにすることができるた
め、樹脂含浸基材1が第1出口ロール2で冷却されると
きに、収縮してシワや基材の重なりなどが起きることを
防止することができる。
【0028】
【実施例】(実施例1)ガラス基材に、公称厚さ0.0
5mmのガラス織布(日東紡績株式会社製、05E/S
136)を用いた。樹脂組成物は、エポキシ樹脂100
質量部と、ジシアンジアミド3質量部と、2−エチル−
4−メチルイミダゾール0.2質量部と、DMF(N,
N−ジメチルホルムアミド)10質量部とを混合したも
のに、さらにDMFで希釈したものを用いた。
【0029】図2に示すような含浸機及び乾燥機を用い
た。乾燥機は、第1ゾーンが2室設けており、140℃
と150℃に設定し、第2ゾーンを全室170℃になる
よう設定した。押えロールで、連結ゾーンを通過する樹
脂含浸基材を押圧した。第1出口ロール及び第2出口ロ
ールに冷却水を通して冷却し、この冷却水の入口の温度
が50℃となるように制御した。また、第1出口ロール
は、基材の端部に30μmの凹みを形成したものを用い
た。また、含浸機のディップロールは、液面から10c
mの深さに設置した。
【0030】プリプレグの外観を以下のようにして評価
した。ガラス基材を含浸し、プリプレグを1000m作
製し、その外観を目視で観察して、シワや基材の重なり
などが発生しているかを検査した。結果は、表1に示す
とおり、シワ等の発生がなかった。
【0031】(実施例2)第1出口ロールは、凹みのな
い平滑なものを用いた以外は、実施例1と同様にしてプ
リプレグを作製した。プリプレグの外観を実施例1と同
様にして評価したところ、表1に示すとおり、シワ等の
発生が1%であった。
【0032】(実施例3)冷却水の入口の温度が20℃
となるように制御した以外は、実施例1と同様にしてプ
リプレグを作製した。プリプレグの外観を実施例1と同
様にして評価したところ、表1に示すとおり、シワ等の
発生が5%であった。
【0033】(比較例1)押えロールを使用しなかった
以外は実施例1と同様にしてプリプレグを作製した。プ
リプレグの外観を実施例1と同様にして評価したとこ
ろ、表1に示すとおり、シワ等の発生が8%であった。
【0034】(比較例2)図4に示すような含浸機及び
乾燥機を用いた。冷却水の入口の温度が20℃となるよ
うに制御し、第1出口ロールは、平滑なものを用いた。
プリプレグの外観を実施例1と同様にして評価したとこ
ろ、表1に示すとおり、シワ等の発生が50%であっ
た。
【0035】
【表1】
【0036】
【発明の効果】請求項1〜4に係るプリプレグの製造方
法は、押えロールで押圧するので、樹脂含浸基材を、第
1出口ロールやトップロールに全体が均一に接するよう
にすることができるため、シワや基材の重なりなど外観
不良を減少したプリプレグが実現できる。特に、厚さ
が、0.02〜0.1mmの薄物のガラス基材を好適に
用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示し、乾燥工程の要部を
示した概略図である。
【図2】同上の含浸機と乾燥機の装置全体を説明した概
略図である。
【図3】出口ロールの概略断面図である。
【図4】従来の含浸機と乾燥機の装置全体を説明した概
略図である。
【符号の説明】
1 樹脂含浸基材 2 第1出口ロール 3 トップロール 4 押えロール 5 ガイドロール 10 ガラス基材 11 第1ゾーン 12 第2ゾーン 13 連結ゾーン 22 樹脂組成物 23 スクイズロール

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラス基材に、熱硬化性樹脂を主成分と
    した樹脂組成物を含浸させた樹脂含浸基材を、乾燥機の
    縦型の第1ゾーンに下方から導入し、第1ゾーンを通過
    した後に、第1ゾーンの出口の上方に設置された第1出
    口ロールと、この第1出口ロールの横側に設置したトッ
    プロールとで樹脂含浸基材の進行方向を変更し、その
    後、乾燥機の第2ゾーンに導入して、樹脂含浸基材中の
    樹脂を半硬化させるプリプレグの製造方法において、上
    記第1出口ロールとトップロールの間に押えロールを設
    け、この押えロールが、第1出口ロールとトップロール
    が当接する側と反対側から樹脂含浸基材を押圧すること
    を特徴とするプリプレグの製造方法。
  2. 【請求項2】 上記第1出口ロールは、樹脂含浸基材の
    端部に当接する個所が10〜30μmの凹みを有するこ
    とを特徴とする請求項1記載のプリプレグの製造方法。
  3. 【請求項3】 上記第1出口ロールに、温度を40℃か
    らこの樹脂の軟化点以下の温度に制御した冷却水を通し
    て冷却することを特徴とする請求項1又は請求項2記載
    のプリプレグの製造方法。
  4. 【請求項4】 上記ガラス基材が、0.02〜0.1m
    m厚みであることを特徴とする請求項1乃至請求項3い
    ずれか記載のプリプレグの製造方法。
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