JPS63159017A - プリプレグの製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、紙基材を使用するプリプレグについて、しわ
及び断紙等の不良を発生しない製造方法に関する。

（従来の技術） 紙基材を使用するプリプレグの製造において、紙基材に
ワニスを含浸させると、紙基材は鞭偵何れの方向にも１
〜２％伸びる。特に横方向の伸びは、支持ロールとの接
触のために吸収さｎず、しわを発生して外観不良、断紙
等の不良原因となる。第４図は通常のプリプレグ製造の
説明図である。ワニス６中で回転する含浸ロール７から
支持ロール８を経て乾燥機９に送らγＬるワニス含浸の
紙基材は、支持ａ−ルに接触し支えろｎる間にしわを発
生する等の前記間和ヲおこす。

この対策としては、タイコロール、ペンドバーを使用す
るが、この方法は紙に強制的に張力を与えてしわの発生
を防止するものである。

（発明が解決しようとする問題点） しかし、前記従来の対策方法によっては、紙粉、紙の蛇
行が発生し、断紙がおこるという問題がある。

また、紙の横方向伸び率は、中央部において１．５〜１
．９％、端部において１．８〜２．０％と異なるために
、強制張力を与える従来法では不十分である。

（問題点を解決するための手段〉 前記問題点にかんがみ、研究の結果次の発明を得た。す
なわち、第３図に示す支持ロール８にらせん状に溝を切
りた一一／Ｌ−を使用することを特徴とする。このらせ
ん状溝切りＱ　−Ａの夾施例を第１図に示す。中央部よ
り左右対称となるように溝をらせん状に切−ＩたローＩ
Ｌ−１とし、そのらせん２のピッチは５−２５１１１１
１が良い。

また、横方向の伸び率が中央部と端部で異なる紙基材を
使用するときは、第２図に示すよ５に、ロール端部より
一一ル全長の１０〜５０％に相当する長さ部分３におけ
る切り溝のらせんピッチを中央部４のらせんピッチより
大きくするＯ 本発明の笑施例として、らせん状溝のＱ−ル従断面形状
及びらせんピッチ５の関係ｔ−第３図に示す。

（作用〕 支持ロールにらせん状の溝を設けること罠よって、紙基
材との接触面積會少なくすると共に紙基材の伸びを吸収
する。！た、この溝をらせん状とすること罠よってロー
ル中央から端部方向への伸張力が加わりしわが発生しな
い。

紙基材の横方向の伸び４に変化があると＠は、当然のこ
としゎ原因が複雑であるから、横方向端部のらせんピッ
チを中央部らせんピッチＪ二つ大きくすることによって
看しい効果がある。

（発明の効果ン 本発明によって、従来のペンドバー及びタイコロールを
使用する方法九おきる次点が現わｎることなく、しわ及
び断紙不良の発生が無くなった０

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のらせん状溝切り支持ロールの側面図、
第２図はらせん状溝の２段ピッチ例を示す支持Ω−ルの
側面図、第３図はロール縦断面圧おける溝形状とらせん
ピッチの関係を示す部分断面図、第４図はプリプレグ製
造性を説明する正面図である。 １・・・・・・らせん状溝切り支持ロール。 ２・・・・・・らせん、 ３・・・・・・２段ピッチらせん状溝切り支持ロールの
端部、 ４・・・・・・２段ピッチらせん状溝切り支持ロールの
中央部、 ５・・・・・・らせんピッチ、　　６・・・・・・ワニ
ス、７・・・・・・含浸Ω−ル、　　　８・・・・・・
支持Ω−ル、９・・・・・・乾燥機。 −１，５ ・児 ユ少 第１図 第２図 第３図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、紙基材にワニスを含浸した後乾燥機に入るまでの支
   持ロールにらせん状溝切りロールを使用することを特徴
   とするプリプレグの製造方法。 ２、端部のらせんピッチを大きく中央部のらせんピッチ
   を小さくした２段ピッチのらせん状溝切りロールを使用
   することを特徴とする特許請求の範囲第１項記載のプリ
   プレグの製造方法。