JPS615755A - 具入り豆腐の製造方法 - Google Patents

具入り豆腐の製造方法

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JPS615755A
JPS615755A JP59125336A JP12533684A JPS615755A JP S615755 A JPS615755 A JP S615755A JP 59125336 A JP59125336 A JP 59125336A JP 12533684 A JP12533684 A JP 12533684A JP S615755 A JPS615755 A JP S615755A
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JP
Japan
Prior art keywords
tofu
ingredients
mixture
bittern
predetermined
Prior art date
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Application number
JP59125336A
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English (en)
Inventor
Katsuyuki Toda
勝之 戸田
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Individual
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Publication of JPS615755A publication Critical patent/JPS615755A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、豆腐の製造方法に関するものであり、一層
詳細には、種々の具を入れた豆腐の製造方法に関するも
のである。
〔従来技術〕
従来より、豆腐は植物性蛋白を多量に含む大豆を主原料
にしていることから近時の健康食品ブームと相俟って一
般需要者に広く賞味されている。
ところで、この豆腐は、通常■適量の豆乳を寄せ樋(固
化容器)に入れ、■この豆乳に所定量の苦汁をふりかけ
て迅速に撹拌して寄せ込み(固化させる)、■次いで所
定時間冷却放置し、■さらに成型容器に移して所定の大
きさに切断することにより製造されるものであるが、豆
腐の味自体は大豆の味のみで淡白であるため食用に際し
ては種々の味付け、薬味等を使用する必要があることか
ら、食品が多様化している現在では自然食品でしかも栄
養価の高い割りには販売量に限りがあった。
このような事情から、豆腐の製造工程、例えば、豆乳を
寄せ樋に入れる際、あるいは成型容器に移し変える際に
種々の具を混入して成型した具入り豆腐が提案されてい
るが、この種の具入り豆腐は具が豆腐中に均等に散在し
ていな°いため商品価値に乏しいだけでなく、具の種類
によってはうまく寄らないため製造効率も低くなる等の
欠点があった。
そこで、発明者は混入する具を略均等に散在させること
ができ、しかも製造の容易な具入り豆腐の製造方法を得
るべく鋭意研究を重ねた結果、従来の豆腐の製造方法に
おける発想を転換して、成型容器中に水と混合して所定
の密度(Be’  ;Baume)に調整した苦汁を入
れ、この苦汁液に具を投入して撹拌し、この苦汁液と具
との混合液中に所定の温度に保持した所定濃度の豆乳を
すばやく投入し、次いで混合液の上層に発生した豆乳液
を除去し、さらにこれを所定時間水中等で冷却放置する
ことにより所期の目的を達成できることを突き止めた。
〔発明の目的〕
本発明は、混入した具が略均等に散在し商品価値も高い
具入り豆腐の製造方法を提供することをその目的とする
〔発明の要点〕
本発明に係る具入り豆腐の製造方法は、所定密度に調整
した苦汁液を成型容器に入れ、この容器内に所定量の具
を投入して撹拌し、前記苦汁液と具の混合液中に所定温
度に保持した所定濃度の豆乳を速やかに投入し、次いで
前記混合液上層に発生した豆乳泡を取り、除き、さらに
所定時間冷却放置することを特徴とする。
また、この製造方法において具としては、殻付ね゛りこ
まとすりごまを所定の仕率で合わせたもの、卵黄、細断
した紫蘇の葉、さらには熱湯処理した後冷却して細断し
た若布等を好適に使用することができる。
さらに、通常の豆腐の製造方法において、苦汁の密度は
18°Be’  (豆乳17!当り2.5gに相当)に
調整するのが最適であるが、本発明方法ではその密度を
19”Be’ に調整すると共に、具としてごまあるい
は卵を使用するときは蛋白質が多く苦汁が反応しにくく
なるため20°Be”の密度に調整したものを使用する
また、通常の豆腐の製造方法において豆乳の濃度は自動
補償式屈折濃度計により測定した場合11%〜13%と
するのが最適とされているが、本発明方法では具を入れ
ることにより苦汁の反応が悪くなり、寄り(同化)が弱
くなるため濃度14%の豆乳を使用して豆腐本来の味と
硬さを保持するようにする。
〔実施例〕
次に、本発明に係る具入り豆腐の製造方法をその実施例
につき説明する。
実施例1 水に溶解した密度20°B el の苦汁液280cc
を12cmx26cmx33cmの寸法に設定したステ
ンレス缶からなる成型容器に入れ、100%の白ねりご
ま100gとすりごまJogを合わせた具をこの容器に
投入してよく撹拌し、次いでこの混合液中に70℃の温
度に保持した濃度14%の豆乳1工βを迅速にかつ勢い
よく投入し、容器上層に発生した豆乳泡を除去した後、
7分間冷却放置して480gのごま入り豆腐20丁を得
た。
得られたごま入り豆腐は、表面および切断面を含む全体
にごまが略均−に散在し、香ばしく歯ざわりも良好でご
まの油分も適度に含まれることから美味で栄養価の点で
も優れていた。
実施例2 水に溶解した密度20°Be’ の苦汁液280ccを
実施例1と同じ成型容器に入れ、この容器に卵黄8個を
投入して泡がでないようによく撹拌し、次いでこの混合
液中に70℃の温度に保持した濃度14%の豆乳107
!を迅速に投入し、容器上層に発生した豆乳泡を除去し
た後、7分間冷却放置して480gの卵入り豆腐20丁
を得た。
得られた卵入り豆腐は、全体に黄身がかかり味もまろや
かでしかも豆腐本来の味も消えることがなく、動物性蛋
白質と植物性蛋白質とを含み、美味で栄養価の点でも優
れていた。
実施例3 水に溶解した密度19’Be’ の苦汁1320ccを
実施例1と同じ成型容器に入れ、塩を少々添加した熱湯
で処理し適宜の大きさに細断して冷却した若布90gを
この容器に投入してよく撹拌し、次いでこの混合液中に
75℃の温度に保持した濃度14%の豆乳10βを迅速
に投入し、容器上層に発生した豆乳泡を除去した後、1
5分間冷却放置して480gの若布入り豆腐20丁を得
た。
得られた若布入り豆腐は、表面および切断面を含む全体
に若布片が略均−に散在し、冷奴あるいは吸い物に使用
したところ美味であった。
実施例4 水に溶解した密度19°B el の苦汁液320cc
を実施例1と同じ成型容器に入れ、略2mmX10mm
程度に細断した紫蘇大葉30枚をこの容器に投入してよ
く撹拌し、次いでこの混合液中に75℃の温度に保持し
た濃度14%の豆乳9.851を迅速に投入し、容器上
層に発生した豆乳泡を除去した後、15分間冷却放置し
、480gの紫蘇入り豆腐20丁を得た。
得られた紫蘇入り豆腐は、表面および切断面を含む全体
に紫蘇葉が略均−に散在し、紫蘇の香味もあり美味であ
った。
〔発明の効果〕
先に述べたように、本発明方法によれば、混入した具を
略均等に散在させることができるので商品価値の高い具
入り豆腐を製造することができるだけでなく、散在させ
た具の種類によっては種々の色、香味等を賞味できる。
また、当初から成型容器を使用するので従来のように寄
せ樋に入れて寄せた後成型容器に移し変える必要がなく
、しかも具と苦汁液を撹拌した後豆乳を速やかに投入す
るので撹拌しながら寄せ込みをする必要がないため容易
に製造することができる等種々の利点を有する。
−9!

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)所定密度に調整した苦汁液を成型容器に入れ、こ
    の容器内に所定量の具を投入して撹拌し、前記苦汁液と
    具の混合液中に所定温度に保持した所定濃度の豆乳を速
    やかに投入し、次いで前記混合液上層に発生した豆乳泡
    を取り除き、さらに所定時間冷却放置することを特徴と
    する具入り豆腐の製造方法。
  2. (2)具として、殻付ねりごまとすりごまを所定の比率
    で合わせたものを使用することからなる特許請求の範囲
    第1項記載の具入り豆腐の製造方法。
  3. (3)具として、卵黄を使用することからなる特許請求
    の範囲第1項記載の具入り豆腐の製造方法。
  4. (4)具として、細断した紫蘇の葉を使用することから
    なる特許請求の範囲第1項記載の具入り豆腐の製造方法
  5. (5)具として、熱湯処理した後冷却して細断した若布
    を使用することからなる特許請求の範囲第1項記載の具
    入り豆腐の製造方法。
JP59125336A 1984-06-20 1984-06-20 具入り豆腐の製造方法 Pending JPS615755A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01320966A (ja) * 1988-06-22 1989-12-27 Ryoji Sekiguchi 豆腐の製造方法
JP2014018151A (ja) * 2012-07-19 2014-02-03 Kureha Shokuhin:Kk 豆腐の製造方法と製造装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS497238A (ja) * 1972-05-27 1974-01-22
JPS5115656A (en) * 1974-07-24 1976-02-07 Mitsubishi Electric Corp Tofuno seizohoho
JPS5825429A (ja) * 1981-08-10 1983-02-15 Nippon Steel Corp 方向性電磁鋼材の加熱方法
JPS59216556A (ja) * 1983-05-20 1984-12-06 Shunichi Akai 豆腐の製法

Patent Citations (4)

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