JPS6155300A - 防虫性を有する化粧シ−トおよび化粧板の製造方法 - Google Patents

防虫性を有する化粧シ−トおよび化粧板の製造方法

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Publication number
JPS6155300A
JPS6155300A JP17775284A JP17775284A JPS6155300A JP S6155300 A JPS6155300 A JP S6155300A JP 17775284 A JP17775284 A JP 17775284A JP 17775284 A JP17775284 A JP 17775284A JP S6155300 A JPS6155300 A JP S6155300A
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JP
Japan
Prior art keywords
decorative
insect repellent
manufacturing
pattern
base paper
Prior art date
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Pending
Application number
JP17775284A
Other languages
English (en)
Inventor
坪田 裕造
茂治 石川
三軒 基成
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chiyoda Grabure Corp
Chuetsu Pulp and Paper Co Ltd
Original Assignee
Chiyoda Grabure Corp
Chuetsu Pulp and Paper Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Chiyoda Grabure Corp, Chuetsu Pulp and Paper Co Ltd filed Critical Chiyoda Grabure Corp
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Publication of JPS6155300A publication Critical patent/JPS6155300A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は防虫性が付与された化粧シートおよび化粧板の
製造方法に関する。
一般に化粧板は合板、パーチクルボードその他の基材の
上に印刷を行った化粧紙を貼合しその上層に合成樹脂層
を塗工し、壁材、天井板等に広く一般の建築物圧用いら
れている。
これら化粧材は最近の建築様式の欧風化とともに、事務
所1店舗等の業務上の建築物のみならず一般家庭におい
ても広く使用されるに至っている。
化粧材の用いられる建築物はいずれも従来の和風建築と
異り、外部への開口部はサツシ、開閉すが使用されてお
り5密閉度が高い。更に媛房設備も整備され年間を通じ
て室温が高めとなっている。
このためダニ類−ゴヤブリ。シロアリ等の繁殖が行われ
がちとなり衛生上多くの問題乞想起している。
木材の建築材については従来よりヒラメキクイムシ・シ
ロアリなどの食害を防除するためS々の方法がとられて
いる。例えば防虫合板の製造基準の案(木材工業立生1
0)に取上げるべき処理法として次の事項が提案されて
いる。
(i)吸着剤混入法 +H+成板後表層処理法(塗布・吹付け・浸漬)睡単板
処理法(未乾燥時浸漬・拡散) IV)成板後加圧処理法 これらは合板自体の木質部への虫害防除のみを目的とし
ており、合板内部の薬液の滲透のみを目的にしている。
したがってこのような方法によって処理された合板等は
、建築物内に生息する害虫等を駆除する能力は有してい
ない。
従来室内の害虫防除には防虫剤乞撒布、噴霧もしくは、
悠然したりすることが行われているが伺れもその効果が
一時的であり又薬剤の臭気、沖染等で生活gt境が態化
する欠点がある。特に飲食物を扱う室内では極めて深刻
な問題である。
従来建築物内の前記表出の発生を防ぎ住居空間乞術生的
に保つために化粧材そのものを加工することは全く行わ
れていなかった。本発明者らは室内に発生するこれら害
虫を防除するために幅広い研究を行った結果、建築材斜
上構成する化粧原紙に予め防虫剤を含浸させるか又は塗
布した場合極めて効果的であることを見出すに至った。
すなわち本発明者等の研究によれば、予め防虫剤を含浸
又は塗布した化粧原紙を使用して、従来の方法での印紙
−表面合成樹脂塗布一基板への接着等を行なって、作ら
れた化粧合板等は防虫効果の持続性が非常に秀れている
ことがわかった。
第1番目の発明は、化粧原紙に防虫剤?含浸させるか又
は防虫剤を塗布し、次いでその上に木目模様、石目模様
、抽象模様等の化粧模様を印刷し次いでその上に合成樹
脂層を施してなる化粧シートの製造方法に関する。その
化粧シートv合版。
パーチクルボード等に接着させ化粧材を製造する。
第2番目の発明は、化粧原紙に防虫剤乞含浸させるか又
は防虫剤を塗布し、次いでその上に木目模様、石目模様
、抽象模様等の化粧模様を印刷し、得られた化粧紙を合
板、パーチクルボード、樹脂板等の基板に接着させるか
又は一体に圧縮成形し、得られた化1i、&上に合成樹
脂層を施してなる化粧板の製造方法に関ずろ。
本発明によれば前記防虫加工を施した化粧材を床1mよ
り1m1ri1さまでの壁凹に施工することにより、そ
の附近に害虫類乞近づけないことが判明した。特にせ効
であるのi′!、ゴキブリの様に負の光走行注で暗所を
好む虫に対してであり1食品を扱う箇所の器物の陰、例
えば厨防の冷蔵庫、流し台等のコーナ一部分の壁凹下部
に該防虫加工化粧材?施工てろ場合はゴキブリ防除に極
めて有効である。この場合すでに壁間がコンクリート・
タイル貼・り等力市工されており、か〜ろ化粧材を壁面
に施工することか困難な場合でも単に粘着テープなどで
軽く定liXせしめろたけでよく、極めて簡便に用いる
ことができろ。
更に該化粧材表面には失血な印刷暑施丁ことができ、又
表面汚れを防止するため樹脂コートを施しであるので外
観上も問題なく使用することか可能である。
化粧原紙に防虫剤を含浸又は塗布を行なうには次の方法
による: a)防虫剤乞浴剤に溶解し、化粧原紙の片面又は両面に
塗布乾燥する。
b)防虫剤を溶剤に溶解し、この溶液中に化粧原紙を浸
漬し、該防虫剤を原紙中に含浸させる。
C)防虫剤に界面活性剤乞作用せしめて、エマルジョン
タイプとし、水中に分散したものを、化粧原紙の抄造工
程において、抄紙機上でキャレンダーロール又はサイズ
プレス等を利用して塗布、含浸せしめる。
本発明では化粧原紙に印刷面に防虫剤を施すので、得ら
れた化粧材の防虫効果の持続性が極めて良好である。一
般に本発明に従って作られた化粧材は5〜6年の防虫効
果?有する。
好ましい防虫剤はO,O−ジメチル−O−ジエチル−〇
−(p−ニトロ−m−)ルイ/l/)ホスホロチオエー
トc以下、フェニトロチオンと称する)である。フェニ
トロチオンは揮散物質ではなく害虫に対し、忌避作用を
有する。
その防虫剤は原紙の重量に対し、O,O−ジメチル−O
1〜60重−fii:チ塗布又は含浸させる。O,O−
ジメチル−O1重量%以下では防虫作用の効果は小さす
ぎ、上限は経済的理由により決定されろ。この様にして
#遺された防虫化粧材?用い、印刷面?内側にして10
X10X10c!nの立方体の一側面を除いた箱(第1
表A)?作製し、別に通常の建材源H1を用いた化粧材
で同様の箱(第1表B)乞作製した。これらの各々の箱
の中央に約1DIの魚粉を置き、これらの箱を直径65
画のカラス容器中に入れ、上部を開放し該ガラス容器中
にチャバネゴキブリ60頭を入れ一定時間毎に箱内に入
る虫の頭数を観察した。
24時間の結果は第1表でみろ様に、防虫加工残材原紙
を用いた化粧材は全く害虫の進入をみず。
忌避効果が明らかであった。
実施例 2 実施例1で得られたフェニトロチオン塗布原紙にグラビ
ア印刷により石目模様乞印刷した。
該防虫処理剤印刷紙の表面に70μ深度のグラビア彫刻
ロールにて硬化タイプアミノアルキッドクリヤー塗料を
塗工し、乾燥せしめた後巻き取り、化粧シートを得た。
次いでこの化粧シートft1811aI厚のパーチクル
ボードに約601i’/mの酢ビー尿素樹脂系妾着剤乞
介してi s o ’cの熱圧平プレスにて仰EE (
5Kg/crn2)貼合し、防虫化粧材を得た。
本発明で作られた化粧板は建築物の壁材および天井材と
しては勿論、家具用の外装としても使用できる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、化粧厚紙に防虫剤を含浸させるか又は防虫剤を塗布
    し、次いでその上に木目模様、石目模様、抽象模様等の
    化粧模様を印刷し、次いでその上に合成樹脂層を施して
    なる化粧シートの製造方法。 2、防虫剤がO,O−ジメチル−O−(p−ニトロm−
    トルイル)ホスホロチオエートを主活性成分として含み
    、前記化粧原紙に対して0.01〜60重量%含有する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の製造方法
    。 5、化粧原紙に防虫剤を含浸させるか又は防虫剤を塗布
    し、次いでその上に木目模様、石目模様、抽象模様等の
    化粧模様を印刷し、得られた化粧紙を合板、パーチクル
    ボード、樹脂板等の基板に接着させるか又は一体に圧縮
    成形し、得られた化粧板上に合成樹脂層を施してなる化
    粧板の製造方法。 4、防虫剤がO,O−ジメチル−O−(p−ニトロ−m
    −トルイル)ホスホロチオエートを主活性成分として含
    み、前記化粧原紙に対して0.01〜30重量%含有す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第3項記載の製造方
    法。
JP17775284A 1984-08-27 1984-08-27 防虫性を有する化粧シ−トおよび化粧板の製造方法 Pending JPS6155300A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6445799U (ja) * 1987-09-16 1989-03-20

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS602798A (ja) * 1983-06-14 1985-01-09 株式会社川島織物 壁紙
JPS6120326B2 (ja) * 1978-05-31 1986-05-21 Koken Kk

Patent Citations (2)

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