JPS63312802A - パ−ティクルボ−ド及びその製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 未発明は害虫忌避剤を内蔵されたパーティクルボードお
よびその製造方法に関する。

〔従来技術とその間照点〕

木材チップを混合装置に投入、次に接着剤を添加塗布を
行なう接着剤の塗布された木材チップは風送されフォー
ンミング装置に一／−／ト状とした後、定寸切断し更に
圧縮接着してパーティクルボードとする。

パーティクルボードは床、壁、天井などの下地材として
用いられたり、その表面に柄模様印刷、着色塗装、化粧
シート貼り、突板貼りなど任意化粧を施して床材、壁材
、天井材、家具用材などとしであるいは小福にカー／１
され、溝加工、モールデ、イング加工、■カット折曲げ
加工がされたり、またその表面に任意化粧を施し幅木、
廻り縁、開口枠などの造作部材などとして用いられた。

しかしそれらのうち下地材として用いられるものの一部
においてのみ防カビ剤を塗布し薬剤処理を施されたもの
が提供されるのみであった。

また、家屋の床材、床下地材として用い、その上にカー
ペット、ジュータンなどを敷設していたが、該カーぺ”
／　）、ジ、ニータンか−・般に生活害虫時にダニ類の
温床となり子供のぜんそくの発生原因となるなど社会問
題となった。

更にゴキブリ、ハエ、ブユ、アブ、蚊、ダニ、７Ｉミな
と生活害虫は殺虫剤を用いたり、捕虫器でとるなどして
いたが事後処理がめんどうであったり、不快感があった
り、事後処理できないような台所家具、流し台などの隅
、奥で死んだ害虫死骸が新たなカビの発生、害虫の餌と
なり害虫を繁殖するなどの問題点を残している。

また、薬剤自体の危険性が高イ使用に注意を要するなど
問題点を有している。

〔問題点を解決するための手段〕

木材チップを害虫忌避剤に混入された接着剤により接着
されたパーティクルボードを提供し。

建築用、家具用に用いられるパーティクルボード内部に
害虫忌避剤を内蔵せしめ、室内、家具などに生活害虫の
寄りつくことを防止するとともにこの効果を長持ちさせ
るようにしたものである。

〔構成）説明〕　　　　　　　本発明方法ではまづ任意
形状に切削された木材チップを混合装置に投入し、該混
合装置に害虫忌避剤を混入された接着剤を添加し、木材
チップに該接着剤を塗布する。なお、木削片を解繊装置
に投入し、解繊を中断した状態で木材チップを得ること
もできる。

つぎに、木材チップは風送されフォーンミノグ装置に搬
入する。

つぎにフォーンミング装置で木材チップを任意厚みに連
続マット状に形成する。

マット状に形成された木材チップは仮圧縮され、次に定
寸法に板切断し、仮圧縮層状体が形成される。

次シこ仮圧縮層状体は、熱圧あるいは冷圧されパーティ
クルボードを得る。

接着剤中に混合される害虫忌避剤は、液状、粉末、ある
いは顆粒状または害虫忌避剤を内含するマイクロカプセ
ルタイプのものなどいずれでもよ１、Ｘ。

このようにして得たパーティクルボードは、内部に害虫
忌避剤が内蔵され、該害虫忌避剤が徐々に外部に発散す
る。したがって、長期間効力が保持される。

またマイクロカプセルの場合、害虫忌避剤が封入されて
なるため害虫忌避剤自体がその使用前、保存する時、ま
た、接着剤に混合し使用するまでの間に大気中に発散す
ることがなくその効果を低下することがない。

マイクロカプセルタイプは最終の圧縮または熱圧縮によ
って熱および／あるいは圧力によってその外設が破壊さ
れ、パーティクルボード内に害虫忌避剤が侵透し、徐々
に外部に発散されその効力が発揮される。

なお、熱によって破壊する時はマイクロカプセルの外殻
は熱可塑性樹脂によって形成される。

以上のようにして、得られた害虫忌避剤が内蔵されたパ
ーティクルボードを使用することによって生活害虫は近
寄らなくなる。

パーティクルボードは床、壁、天井などのＦ地材として
用いても、あるいはその表面に模様印刷、化粧シート貼
り、突板貼りなど任意化粧を施した化粧パーティクルボ
ードとしてもよい。

また、その効果は使用する対象によって異なる。

天井材に用いると天井裏からの生活害虫の侵入、外部か
らの侵入、天井裏での発生を防止することができる。

縁の下からの生活害虫の侵入、縁の下での発生および外
部からの侵入を床材として使用することで防止できる。

壁材に用いる場合でも外壁材と壁材の間に生活害虫の侵
入、発生および繁硝を防止できる。

床材、壁材、天井材の木口面の間隔を通って室内に侵入
する微小の生活害虫例えばのみ、ダニなどに対しても接
着削出の害虫忌避剤が前動に働きその侵入が防止される
。

−・つの部屋を全体的に見ればその天井材、床材、壁材
のすべてに害虫忌避剤を内蔵するパーティクルボードを
用いることにより、室内は完全に生活害虫の侵入、発生
の防止ができ、室内の清潔さを保持することが回部とな
る。

特に台所などでは、部屋の内装すべてに施すことが考え
られ、また一般の応接室、客間などでは床材のみに使用
することでもよい、さらに幅木、＠縁、開口枠のような
造作材に用いることにより、生活害虫の室内への侵入を
より効果的に防止することができる。特にゴキブリは隅
部暗所を移動する習性があるためまた家具用板材として
用いる場合、生活さを保つ意味において効果的である。

なお害虫忌避剤としては、下部構造よりなるトル７ミド
系害虫忌避剤が好ましい。

但し、　　Ｒ＋　　、Ｒ２：Ｈ ＣＨ３ ２Ｒ５ Ｃ３Ｈｌ ４Ｈ９ ｃｓ　　ＩＩＩ ６Ｈ１３ Ｃ７Ｈ，う ｃｓ　Ｈ１／ Ｃ９Ｈｌす ｌ０Ｈ２１ 例えば害虫忌避剤の一例として、大和化学工業株式会社
の製品である商品名アニンセンＣ−ＥＭ、アニンセンＣ
−１４０、吉富製薬株式会社の１品である商品名デッパ
ーＤＥＴなどである。またそれらの化学名はＮ、Ｎ−ジ
エチル−ｍ−）ルアミドである。　　　　　　　　　　
　　　本発明はパーティクルボードの他にウェハーボー
ド、フリークボード、ストランドボードＯ３Ｂなど木削
片を接着剤にて固着成型をし得られる木削片ボードであ
ればすべて使用できるものである。

〔発明の効果〕

建築用板の内部全体にわたり均一に害虫忌避剤で処理し
ているため、建築用板への生活害虫の侵入、発生が防止
でさ清潔環境下での生活を人々に送ることができる。

害虫忌避剤を用いたので、殺虫剤とｙ４なり安全性が大
きくまた単にこれを接着剤と混合し使用するだけで効果
を発揮できるので製造工程も簡単である。

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）通常の方法により得られるパーティクルボードに
   おいて、 木材チップを害虫忌避剤を混入された接着剤により接着
   したことを特徴とするパーティクルボード。
2. （２）任意形状に切削された木材チップを混合装置に投
   入し、 該混合装置に害虫忌避剤を混入された接着剤を添加し、 木材チップに該接着剤を塗布し、 木材チップをマット状にフォーンミングして仮圧縮層状
   体を形成した後、圧縮接着する ことを特徴とするパーティクルボードの製造方法。
3. （３）害虫忌避剤をマイクロカプセルに封入して接着剤
   中に混入し、このマイクロカプセルは仮圧縮層状体を圧
   縮するとき、圧力により破壊する特許請求の範囲第２項
   記載のパーティクルボード及びその製造方法。
4. （４）マイクロカプセルを仮圧縮層状体を熱圧縮すると
   き熱および／あるいは圧力により破壊する特許請求の範
   囲第２項記載のパーティクルボード及びその製造方法。