JPS6155121A - 硬化性樹脂組成物 - Google Patents

硬化性樹脂組成物

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JPS6155121A
JPS6155121A JP59178066A JP17806684A JPS6155121A JP S6155121 A JPS6155121 A JP S6155121A JP 59178066 A JP59178066 A JP 59178066A JP 17806684 A JP17806684 A JP 17806684A JP S6155121 A JPS6155121 A JP S6155121A
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JP
Japan
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bis
aminobenzoate
polyfunctional
resin composition
mixture
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JP59178066A
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Morio Take
杜夫 岳
Hidenori Kanehara
秀憲 金原
Mitsuo Ejiri
江尻 三雄
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Original Assignee
Mitsubishi Gas Chemical Co Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、耐熱性、成形性、耐薬品性、接着性、耐湿性
、その他種々の特性に優れた新規な硬化性のシアン酸エ
ステル−マレイミド樹脂組成物に関するものである。
〔従来の技術およびその問題点〕
従来、多官能性シアン酸エステル類と多官能性マレイミ
ド類とを必須成分とする硬化性樹脂組成物は、耐熱性、
耐薬品性、接着性、耐湿性等には優れたものであるが、
多官能性マレイミド類を多量に含む樹脂組成物は、多官
能性マレイミド成分が溶剤溶解性に劣るため、より高濃
度の実用性に優れた均一な樹脂溶液を得ることが出来ず
、作業性に劣るものであった。
多官能性シアン酸エステル類と多官能性マレイミド類と
の組成物に、多官能性アミン類を硬化剤として使用する
方法は、多官能性アミンと多官能性マレイミドや多官能
性シアン酸エステルとが容易に反応し保存安定性に劣り
、又、これらの予備反応は多官能性マレイミド類と多官
能性アミン類との反応が急速であり、かつ、多官能性シ
アン酸エステルと多官能性アミンとの反応でイミン炭酸
エステル結合が形成されるため、硬化物の耐熱性や未硬
化組成物の保存安定性が劣る。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者らは以上のような欠点を解消すべく鋭意研究を
重ねた結果、多官能性マレイミド類と多官能性アミン類
とを加熱予備反応してなるプレポリマーと多官能性シア
ン酸エステル類とを組み合せることにより、耐熱性、耐
湿性、耐薬品性、電気特性、機械的強度などに優れ、か
つ加工性、作業性の良好な耐熱性樹脂組成物を得られる
ことを見出し、本発明に至った。
すなわち、本発明は、A0分子中にN−マレイミド基を
2個以上含有する多官能性マレイミドと、下記一般式(
1)で表されるアルキレン−ビス(4−アミノベンゾエ
ート)又は3亥アルキレン−ビス(4−アミノベンゾエ
ート)10重量%以上と6−置換グアチーン90重景%
以下との混合物を重量比 99.9二0.1〜70 :
 30で、溶媒中、温度 60〜200°Cで予備反応
させた組成物と、 一般式(1): (式中のnは2〜8の整数) B0分子中にシアナト基を2個以上含有する多官能性シ
アン酸エステル又は該シアン酸エステルプレポリマーと
を重量比 A:B=90:10〜1:99で混合し、必
要に応じて加熱反応させてなる硬化性樹脂組成物溶液の
製法である。
以下、本発明について説明する。
本発明の多官能性マレイミドとして好適なものは下記一
般式(2)で表される化合物である。
(式中、R,は2価以上、通常5価以下の芳香族または
脂環族性有機基、Xl、X2は水素、ハロゲン、または
アルキル基であり、nは通常2〜5の整数である。) 上式で表されるマレイミド類は無水マレイン酸類とアミ
ノ基を2〜5個含有するポリアミン類とを反応させマレ
アミド酸を調整し、次いでマレアミド酸を脱水環化させ
るそれ自体公知の方法で製造することができる。用いる
ポリアミン類は芳香族ポリアミンであることが最終樹脂
の耐熱性等の点で好ましいが、樹脂の可撓性や柔軟性が
望ましい場合には、脂環族アミンを単独或いは組合せで
使用してもよい。また、ポリアミン類は第一級アミンで
あることが反応性の点で望ましいが、第二級アミンも使
用できる。好適なアミン類としては、メタまたはパラフ
ェニレンジアミン、メタまたはパラキシリレンジアミン
、1.4−または1.3−シクロヘキサンジアミン、ヘ
キサヒドロキシリレンジアミン、4,4”−ジアミノビ
フェニル、ビス(4−アミノフェニル)メタン、ビス(
4−アミノフェニル)エーテル、ビス(4−アミノフェ
ニル)スルホン、ビス(4−アミノ−3−メチルフェニ
ル)メタン、ビス(4−アミノ−3,5−ジメチルフェ
ニル)メタン、ビス(4−アミノフェニル)シクロヘキ
サン、2.2−ビス(4−アミノフェニル)プロパン、
2.2−ビス(4−アミノ−3−メチルフェニル)プロ
パン、2.2−ビス(4−アミノ−3−クロロフェニル
)プロパン、ビス(4−アミノ−3−クロロフェニル)
メタン、2.2−ビス(4−アミノ−3,5−ジブロモ
フェニル)プロパン、ビス(4−アミノフェニル)フェ
ニルメタン、3.4−ジアミノフェニル′−4′−アミ
ノフェニルメタン、1.1−ビス(4−アミノフェニル
)−1−フェニルエタン、およびs−)リアジン環をも
ったメラミン類、アニリンとホルマリンとを反応させて
ベンゼン環をメチレン結合で結んだポリアミン類等であ
る。
前記の多官能性マレイミド類と予備反応させる多官能性
のアミンは前記一般式(1)で表されるアルキレン−ビ
ス(4−アミノベンゾエート)単独、又はアルキレン−
ビス(4−アミノベンゾエート)10重量%以上と6−
置換グアナミン(2,4−ジアミ八6一置換−1,3,
5−s5−5yリアジン)  90重量%以下との混合
物である。アルキレン−ビス(4−アミノベンゾエート
)としては、入手が容易なものとしてアルキレン基が、
エチレン、プロピレン、ブチレン、ヘキシレン、オクチ
レンなどのものであり、特に、炭素数が4以上のもの製
造が容易であるので好ましい。又、6−置換グアナミン
としては、グアナミンの6位置のHが、フェニル、メチ
ル、ブチル、メトキシ、ベンジロキシなどの基に置換さ
れた化合物であり、特に、フェニル基の場合、通常の芳
香族ジアミンなどに比較して低毒性である。
又、反応に用いる溶剤としては、多官能性マレイミド類
とアルキレン−ビス(4−アミノベンゾニーi)又は6
−置換グアナミンとを溶解する化合物が良く、具体的に
例示すれば、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイ
ソブチルケトン、シクロヘキサノン、クロロホルム、ジ
メチルエーテル7    、ジオキサン、テトラヒドロ
フラン、エチルアセテート、アセトニトリル、ジメチル
ホルムアミド、ジメチルアセトアミド、ジエチレングリ
コールジメチルサルフオキサイド、N−メチル−2−ピ
ロリドン、トルエン、キシレン、ブチルフタレートなど
が例示される。
本発明の多官能性シアン酸エステルとして好適なものは
、下記一般式(3) %式%(3) (式中のmは2以上、通常5以下の整数であり、R2は
芳香族の有機基であって、上記シアナト基は該有機基の
芳香環に結合しているもの) で表される化合物である。具体的に例示すれば1゜3−
又は1.4−ジシアナトベンゼン、1.3.5− トリ
シアナトベンゼン、1.3−.1.4−.1.6−.1
.8−.2.6−又は2゜7−ジシアナトナフタレン、
1.3.6−トリシアナトナフタレン、4.4’−ジシ
アナトビフェニル、ビス(4−ジシアナトフェニル)メ
タン、2.2−ビス(4−シアナトフェニル)プロパン
、2.2−ビス(3,5−ジクロロ−4−シアナトフェ
ニル)プロパン、2.2−ビス(3,5−シフ’ロモー
4−シアナトフェニル)プロパン、ビス(4−シアナト
フェニル)エーテル、ビス(4−シアナトフェニル)チ
オエーテル、ビス(4−シアナトフェニル)スルホン、
トリス(4−シアナトフェニル)ホスファイト、トリス
(4−シアナトフェニル)ホスフェート、およびノボラ
ックとハロゲン化シアンとの反応により得られるシアン
酸エステルなどである。これらのほかに特公昭41−1
928、同43−18468、同44−4791 、同
45−11712、同46−41112、同47−26
853および特開昭51−63149などに記載のシア
ン酸エステルも用いうる。
また、上述した多官能性シアン酸エステルを鉱酸、ルイ
ス酸、炭酸ナトリウム或いは塩化リチウム等の塩類、ト
リブチルホスフィン等のリン酸エステル類などの存在下
に重合させて得られるプレポリマーとして用いることが
できる。これらのプレポリマーは、前記シアン酸エステ
ル中のシアン基が三量化することによって形成されるs
ym −トリアジン環を、一般に分子中に有している。
本発明においては、数平均分子量300〜6.000の
前記jブレポリ了−を用いるのが好ましい。
以上の成分を必須成分として本発明の硬化性樹脂組成物
は調整される。
本発明の硬化性樹脂組成物中に於いて、多官能性マレイ
ミドと多官能性アミンとの予備反応は、多官能性マレイ
ミドとアルキレン−ビス(4−アミノベンゾエート)単
独又は該アルキレン−ビス(4−アミノベンゾエート)
: 6−置換グアナミン−100:O〜10:90 、
より好ましくは100:O〜30 : 70の混合物を
重量比 99.9 : 0.1〜70 : 30.好ま
しくは 99:0.5〜80 : 20の範囲、温度6
〇二200℃、好ましくは80〜170℃でゲル化に至
らない範囲の時間、通常30分〜10時間反応させる。
反応に際しては、必要に応じてマレイミド基の不飽和二
重結合のラジカル重合を押さえる為、ノ1イドロキノン
、ターシャリ−ブチルカテコール、ハイドロキノンモノ
メチルエーテルなどのラジカル重合禁止剤を添加して反
応させる方法も好ましい。
この予備反応は、多官能性マレイミドのモノマー結晶の
析出を起こさせないために、あるいは、禅<押さえる為
に必要なものであると共に、未反応のアミノ基による硬
化性樹脂組成物の保存安定性の劣化や硬化物の物性劣化
を防止するための効果のあるものである。ここに、多官
能性マレイミドとアルキレン−ビス(4−アミノベンゾ
エート)又はこれと6−置換グアナミンの混合物である
多官能性アミンの予備反応に際して、多官能性アミンの
使用量が 30 wt%を超えると、過剰の未反応アミ
ノ基が残存し、多官能性シアン酸エステル類と反応して
、イミン炭酸結合を形成し、耐熱性を劣化させ、未硬化
の樹脂組成物の保存安定性も低下させるので好ましくな
い。また、予備反応温度が200℃を越えると、均一の
予備反応物となる前にゲル化し、温度が低すぎると反応
が進まないか、遅すぎるのでこのましくない。
つぎに、以上の予備反応物に多官能性シアン酸エステル
を混合もしくは通常200″C以下の温度で加熱反応さ
せ本発明の硬化性樹脂組成物溶液とする。
予備反応溶液中の固形分と多官能性シアン酸エステルと
の使用量比については、通常、予備反応溶液中の固形分
:多官能性シアン酸エステル−1:99〜90 : 1
0、好ましくは10 : 90〜80 : 20の範囲
で用いるのが良い。
本発明の硬化性樹脂組成物はそれ自体加熱により結合し
網状化して耐熱性樹脂となる性質を有しているが、架橋
網状化を促進する目的で、触媒を含有させて使用しても
よい。このような触媒としては、2−メチルイミダゾー
ル、2−ウンデシルイミダゾール、2−ヘプタデシルイ
ミダゾール、2−フェニルイミダゾール、2−エチル−
4−メチルイミダゾール、1−ベンジル−2−メチルイ
ミダゾール、1−プロピル−2−メチルイミダゾール、
l−シアノエチル−2−メチルイミダゾール、1−シア
ノエチル−2−エチルイミダゾール、1−シアノエチル
−2−ウンデシルイミダゾール、1−シアンエチル−2
−フェニルイミダゾール、1−シアノエチル−2−エチ
ル−4−メチルイミダゾール、1−グアナミンエチル−
2−メチルイミダゾールで例示されるイミダゾール類、
さらには、これらのイミダゾール類へのカルボン酸もし
くはその無水物類の付加体など、N、N−ジメチルσン
ジルアミン、N、N−ジメチルアニリン、N、N−ジメ
チルトルイジン、N、N−ジメチル−p−アニシジン、
p−ハロゲノ−N、N−ジメチルアニリン、2−N−エ
チルアニリノエタノール、トリーn−ブチルアミン、ピ
リジン、キノリン、N−メチルモルホリン、トリエタノ
ールアミン、トリエチレンジアミン、N、N。
N’、N’−テトラメチルブタンジアミン、N−メチル
ピペリジンなどの第3級アミン類;フェノール、キシレ
ノール、クレゾール、レゾルシン、カテコール、フロロ
グリシンなどのフェノール類;ナフテン酸鉛、ステアリ
ン酸鉛、ナフテン酸亜鉛、オクチル酸亜鉛、オレイン酸
銀、ジプチル錫マレート、ナフテン酸マンガン、ナフテ
ン酸コバルト、アセチルアセトン鉄などの有機金属塩;
 5nC14、ZnCl2 、AIChなどの無機金属
塩;過酸化ベンゾイル、ラウロイルパーオキサイド、カ
プリルパーオキサイド、アセチルパーオキサイド、パラ
クロロベンゾイルパーオキサイド、ジーter t−ブ
チル−ジ−パーフタレートなどの過酸化物;無水マレイ
ン酸、無水フタル酸、無水ラウリル酸、無水ピロメリッ
ト酸、無水トリメリット酸、ヘキサヒドロ無水フタル酸
、ヘキサヒドロ無水トリメリット酸、ヘキサヒドロ無水
ピロメリット酸などの酸無水物;さらには、アゾビスイ
ソブチルニトリルなどのアゾ化合物類などが挙げられる
。これら触媒の添加量は、一般的な意味での触媒量の範
囲で充分であり、たとえば全組成物に対して5wt%以
下の量で使用されればよい。
本発明の硬化性樹脂組成物を硬化させるための温度は、
硬化剤や触媒の有無、組成成分の種類などによっても変
化子るが、通常100〜250℃の範囲で選ばれればよ
い。この組成物は種々の用途に用いられるが、成形品、
積層品、接着構造物等の製造に用いられる場合には、加
熱硬化に際して圧力を加えることが好ましく、一般的に
言って1〜500 kg/cnl、好ましくは5〜15
0 ktr/e己の範囲内で適宜選ばれる。
本発明の硬化性樹脂組成物には、組成物本来の特性が損
なわれない範囲で、所望に応じて種々の添加物を配合す
ることが出来る。これらの添加物としては、天然または
合成の熱硬化性もしくは熱可塑性の樹脂類およびその低
分子量物、繊維質補強材、充填材、染料、顔料、増粘剤
、滑剤、カップリング剤、難燃剤など公知の各種添加剤
が含まれ、所望に応じて適宜組合せて用いられる。ここ
に熱可塑性樹脂類もしくはその低分子量化合物としては
、例えば、ポリビニルホルマール、ポリビニルアセクー
ル、ポリビニルブチラールなどのポリビニルアセクール
樹脂;熱可塑性ポリウレタン樹脂;ポリブタジェン、ブ
タジェン−アクリロニトリル共重合体、ポリクロロプレ
ン、ブタジェン−スチレン共重合体、ポリイソプレン、
ブチルゴム、天然ゴムなどの無架橋(無加硫)のゴム類
;ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン、ボIJ
−4−メチルペンテン−1、ポリ塩化ビニル、塩化ビニ
リデン樹脂、ポリスチレン、ポリビニルトルエン、ポリ
ビニルフェノール、AS樹脂、ABSヂ     樹脂
、MBS樹脂、ポリ−4−フッ化エチレン、フッ化エチ
レン−プロピレン共M 合体、4−フッ化エチレン−6
−フン化エチレン共重合体、フッ化ビニリデンなどのビ
ニル化合物重合体類;ポリカーボネート、ポリエステル
カーボネート、ポリフェニレンエーテル、ポリスルホン
、ポリエステル、ポリエーテルサルホン、ポリアミド、
ポリアトイミド、ポリエステルイミド、ポリフェニレン
サルファイドなどの樹脂類並びにこれらの熱可塑性樹脂
の低重合物である分子量が1万以下、通常、千〜数千の
低分子量重合体(プレポリマー)を挙げらことかできる
〔実施例〕
以下、実施例、比較例によって本発明をさらに具体的に
説明する。尚、実施例、比較例中の部は特に断らない限
り重量部である。
実施例−1 ビス(4−マレイミドフェニル)メタン900g(2゜
51モル)、トリメチレン−ビス(4−アミノベンゾエ
ート) 100g(0,32モル)およびN、N−ジメ
チルホルムアミド429gを混合し、150℃で 3.
5時間加熱反応し、プレポリマー溶液を得た。このプレ
ポリマー溶液に2.2−ビス(4−シアナトフェニル)
プロパンを150℃で1時間予備反応させたプレポリマ
ー250gとN、l1l−ジメチルホルムアミド594
gを加え、80℃で1時間混合した後、冷却して褐色透
明な樹脂溶液を得た。
この樹脂溶液に触媒としてオクチル酸亜鉛0.58を添
加混合し、厚み0.2+uのガラス織布に含浸し加熱乾
燥してB−stageプリプレグとした。
このプリプレグ 8枚の両側に厚み35戸の電解銅箔を
重ね、温度180°C1圧力50kg/am!で120
分間積層成形し、更に230℃で24時間後硬化した。
得られた銅張積層板の試験結果を第1表に示した。
比較例−1 実施例−1において、ビス(4−マレイミドフェニル)
メタン、トリメチレン−ビス(4−アミノベンゾエート
)およびN、N−ジメチルホルムアミドの混合物の予備
反応を行わなず、2.2−ビス(4−シアナトフェニル
)プロパンとの混合溶液を調整した。
得られた樹脂溶液は室温(25℃)で沈澱を生じるもの
であった。
該溶液を用い、ガラス織布に含浸する直前まで攪拌混合
して、B−3tageのプリプレグを調製し、同様にし
て銅張積層板を得た。
試験結果を第1表に示した。
比較例−2 トリメチレン−ビス(4−アミノベンゾエート)を用い
ない事の他は実施例−1と同様の方法を試みた。
反応液は、反応開始後45分で急激なゲル化を起こした
為樹脂溶液を得ることはできなかった。
実施例−2 ビス(4−マレイミドフェニル)メタン970g(2゜
71モル)、トリメチレン−ビス(4−アミノベンゾエ
ート) 30g(0,10モル)、ハイドロキノン1g
およびN、メチルピロリドン429gを混合し、150
℃で5時間加熱反応し、プレポリマー溶液を得た。この
プレポリマー溶液に2.2−ビス(4−シアナトフェニ
ル)プロパン667gとジメチルアセト7ミド682g
を加え、130℃で1時間混合した後、冷却して褐色透
明(at25°C)な樹脂溶液を得た。
この樹脂液を用いる他は実施例−1と同様にして銅張積
層板を得、試験した。
試験結果を第1表に示した。
実施例−3 ビス(4−マレイミドフェニル)メタン900g(2゜
51モル)、トリメチレン−ビス(4−アミノベンゾエ
ート)、 80g(0,25モル)、ベンゾグアナミン
20g(0,25モル)、ハイドロキノンIgおよびN
、N−ジメチルホルムアミド429gを混合し、130
°Cで3時間加熱反応し、プレポリマーを得た。この溶
液に2.2−ビス(4−シアナトフェニル)プロパンを
150℃で5時間予備反応したプレポリマー1000 
gとN、 N−ジメチルホルムアミド1207gを加え
、80℃で1時間混合した後、冷却して褐色透明な樹脂
溶液を得た。
この樹脂溶液に触媒として、オクチル酸亜鉛1g及びジ
クミルパーオキサイド2gを添加混合した後、厚み0.
2鶴のガラス織布に含浸し、加熱乾燥してB−stag
eのプリプレグとした。
このプリプレグを8枚重ね、両側に厚み35よの電解銅
箔を重ね、温度180°C1圧力50kg/cdで2時
間積層成形し、更に230’cで24時間後硬化した。
この積層板の試験結果を第1表に示した。
実施例−4 ビス(4−マレイミドフェニル)メタン950g(2゜
65モル)、トリメチレン−ビス(4−アミノベンゾエ
ート) 40g(0,13壬ル)、ベンゾグアナミン1
0g(0,053モル)、ハイドロキノン1gおよびN
、N−ジメチルホルムアミド429gを混合し、140
℃で4時間加熱反応し、プレポリマーを得た。この溶液
に2,2−ビス(4−シアナトフェニル)プロパンを1
50℃で5時間予備反応したプレポリマー538gとN
、N−ジメチルホルムアミド829gを加え、80℃で
1時間混合した後、冷却して褐色透明な樹脂溶液を得た
この樹脂溶液を用いる他は実施例−3と同様にして銅張
積層板を得、試験した。
試験結果を第1表に示した。
第1表 〔発明の作用および効果〕 以上、詳細な説明および実施例、比較例から明らかな如
く、本発明の製法は、常温下に長期に渡って安定な硬化
性樹脂溶液を調製できるものであり、該溶液による成形
品の物性も極めて優れたものであることがわかる。
特許出願人  三菱瓦斯化学株式会社 代 理 人(9070)   小児 貞文手続主甫正書
1発) 昭和60年2月15日 昭和59年特許願第178066号 2、発明の名称 硬化性樹脂組成物 3、補正をする者 事件との関係(特許出願人) 住所(■100)東京都千代田区丸の内二丁目5番2号
名称(446)三菱瓦斯化学株式会社 代表者 長野和書 4、代理人 居所(■100)東京都千代田区丸の内二丁目5番2号
6、補正の内容 明細書の「発明の詳細な説明」の欄について以下の補正
をする。
■第20頁の第18行目の次に下記括弧内の実施例を挿
入する。
「実施例−5 実施例−1と同様にして得たビス(4−マレイミドフェ
ニル)メタン、トリメチレン−ビス(4−アミノベンゾ
エート)およびN、N−ジメチルホルムアミドのプレポ
リマー溶液に、2.2−ビス(4−シアナトフェニル)
プロパンを150℃で1時間予備反応させたプレポリマ
ー250g 、ノボラック型エポキシ樹脂(ダウケミカ
ル側型、商品名; DEN−438)50g及びN、N
−ジメチルホルムアミド41gを加え、室温で攪拌混合
した後、この樹脂溶液に触媒としてオクチル酸亜鉛 0
.2g及びジクミルパーオキサイド2gを添加混合し、
厚みQ、2mmのガラス織布に含浸し加熱乾燥してB−
stageのプリプレグとし7     た。
このプリプレグ 8枚の両側に厚み35霞の電解銅箔を
重ねて、温度 180°C1圧力50kg/cdで12
0分間積層成形し、更に230℃で24時間後硬化した
。得られた銅張積層板の試験結果を第1表に示した。 
               」■第21頁の第1表
において、「実施例−4」の欄の次に「実施例−5」の
欄を追加し、それぞれについて以下の如く、数値及び評
価用語を入れる。
「ガラス転移温度 ”CJ  の欄に「289・」「銅
箔#I離強度 kg / cm Jの欄にrl、60J
「半田耐熱性300℃2分」の欄に「同左」「耐溶剤性
   *1 」の欄に「同左」以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 A、分子中にN−マレイミド基を2個以上含有する多官
    能性マレイミドと、下記一般式(1)で表されるアルキ
    レン−ビス(4−アミノベンゾエート)又は該アルキレ
    ン−ビス(4−アミノベンゾエート)10重量%以上と
    6−置換グアナミン90重量%以下との混合物を重量比
    99.9:0.1〜70:30で、溶媒中、温度60〜
    200℃で予備反応させた組成物と、 一般式(1): ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(1) (式中のnは2〜8の整数) B、分子中にシアナト基を2個以上含有する多官能性シ
    アン酸エステル又は該シアン酸エステルプレポリマーと
    を重量比A:B=90:10〜1:99で混合し、必要
    に応じて加熱反応させてなる硬化性樹脂組成物溶液の製
    法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006022309A (ja) * 2004-06-09 2006-01-26 Mitsubishi Gas Chem Co Inc 硬化性樹脂組成物
JP2009149742A (ja) * 2007-12-19 2009-07-09 Hitachi Chem Co Ltd ポリイミド化合物の製造方法、熱硬化性樹脂組成物並びにこれを用いたプリプレグ及び積層板
JP2017071738A (ja) * 2015-10-09 2017-04-13 三菱瓦斯化学株式会社 樹脂組成物、プリプレグ、金属箔張積層板、樹脂シート及びプリント配線板

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