JPS6154019A - 保護膜を設けた磁気記録媒体 - Google Patents
保護膜を設けた磁気記録媒体Info
- Publication number
- JPS6154019A JPS6154019A JP17586384A JP17586384A JPS6154019A JP S6154019 A JPS6154019 A JP S6154019A JP 17586384 A JP17586384 A JP 17586384A JP 17586384 A JP17586384 A JP 17586384A JP S6154019 A JPS6154019 A JP S6154019A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- protective film
- nickel
- recording medium
- magnetic recording
- carbon
- Prior art date
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- Pending
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- Magnetic Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、非磁性材料基板上に金属薄膜磁性層と、さら
にそれに接して特定組成の保護膜を設けた磁気記録媒体
に関するものである。さらに詳しくいえば、本発明は金
属薄膜磁性層の上に、それに接して特定金属を含有する
炭素から成る保護膜を設けることによシ、該磁性層の損
傷を防止し、摩耗を減少させると共に、摩擦係数を低下
させた磁気記録媒体に関するものである。
にそれに接して特定組成の保護膜を設けた磁気記録媒体
に関するものである。さらに詳しくいえば、本発明は金
属薄膜磁性層の上に、それに接して特定金属を含有する
炭素から成る保護膜を設けることによシ、該磁性層の損
傷を防止し、摩耗を減少させると共に、摩擦係数を低下
させた磁気記録媒体に関するものである。
従来の技術
磁気テープ、磁気ディスクのような磁気記録媒体は、通
常、非磁性金属、セラミックス、プラスチックスなどの
非磁性材料から成る基板上に、下地層を介して、鉄、コ
バルト、ニッケル又はそれらの合金から成る金属薄膜磁
性層を設けることによって構成されている。
常、非磁性金属、セラミックス、プラスチックスなどの
非磁性材料から成る基板上に、下地層を介して、鉄、コ
バルト、ニッケル又はそれらの合金から成る金属薄膜磁
性層を設けることによって構成されている。
しかしながら、近年高密度記録の要望にこたえて磁性層
は薄層化の傾向にあり、これと共に金属薄膜磁性層の損
傷、摩耗による使用寿命の低下を防ぐため金属薄膜磁性
層上に保護膜を施すことが行われるようになってきた。
は薄層化の傾向にあり、これと共に金属薄膜磁性層の損
傷、摩耗による使用寿命の低下を防ぐため金属薄膜磁性
層上に保護膜を施すことが行われるようになってきた。
この保護膜としては、これまで酸化コバルト層（特公昭
４２−２００２５号公報）、α−フェライト層（特開昭
５４−８９７０６号公報）、クロムとクロム酸化物の混
合層（特公昭４５−４３９３号公報）、クロム層とンリ
コンーシリコン酸化物層との組合せ（特公昭５８−３７
６１５号公報）など多種多様のものが提案されているが
、原料が安価に入手しうろこと、耐摩耗性が優れている
こと、摩擦抵抗が小さいことなどの点で炭素層が特には
ん用されている。
４２−２００２５号公報）、α−フェライト層（特開昭
５４−８９７０６号公報）、クロムとクロム酸化物の混
合層（特公昭４５−４３９３号公報）、クロム層とンリ
コンーシリコン酸化物層との組合せ（特公昭５８−３７
６１５号公報）など多種多様のものが提案されているが
、原料が安価に入手しうろこと、耐摩耗性が優れている
こと、摩擦抵抗が小さいことなどの点で炭素層が特には
ん用されている。
しかしながら、この炭素層は、金属薄膜磁性層を構成す
る金属や合金との結合性が必ずしも十分でなく、長時間
使用していると往々にしてはく離を生じる上に、耐衝撃
性が低くヘッドとの衝突その他の衝撃により損傷を受け
やすいという欠点がある。
る金属や合金との結合性が必ずしも十分でなく、長時間
使用していると往々にしてはく離を生じる上に、耐衝撃
性が低くヘッドとの衝突その他の衝撃により損傷を受け
やすいという欠点がある。
発明が解決しようとする問題点
本発明の目的は、このような炭素から成る保護膜につい
て、金属薄膜磁性層との間の結合性を強化し、かつ耐衝
撃性を改善することによって、より優れた品質の磁気記
録媒体を提供することにある。
て、金属薄膜磁性層との間の結合性を強化し、かつ耐衝
撃性を改善することによって、より優れた品質の磁気記
録媒体を提供することにある。
問題点を解決するだめの手段
本発明者らは、種々研究の結果、炭素層中に、コバルト
及びニッケルの中から選ばれた少なくとも１種の金属あ
るいはこれと鉄との組合せを少量含有させることにより
、意外にも炭素層と金属薄膜磁性層の間の結合が著しく
強化され、しかも耐衝撃性、耐摩耗性が向上されること
を見出し、この知見に基づいて本発明をなすに至った。
及びニッケルの中から選ばれた少なくとも１種の金属あ
るいはこれと鉄との組合せを少量含有させることにより
、意外にも炭素層と金属薄膜磁性層の間の結合が著しく
強化され、しかも耐衝撃性、耐摩耗性が向上されること
を見出し、この知見に基づいて本発明をなすに至った。
すなわち、本発明は、コバルト及びニッケルの中から選
ばれた少なくとも１種の金属、あるいはこれと鉄との組
合せを合計量０．１〜２０重量％の範囲で含有する炭素
から成る保護膜を、金属薄膜磁性層に接して設けたこと
を特徴とする磁気記録媒体を提供するものである。
ばれた少なくとも１種の金属、あるいはこれと鉄との組
合せを合計量０．１〜２０重量％の範囲で含有する炭素
から成る保護膜を、金属薄膜磁性層に接して設けたこと
を特徴とする磁気記録媒体を提供するものである。
本発明の保護膜は、例えば金属薄膜磁性層を設けた基板
に対し、炭素とコバルト及びニッケルの中から選ばれた
少なくとも１種の金属、あるいはさらに鉄を加えた混合
物をターゲットとして、スパックリング又はイオンブレ
ーティングすることにより施すことができる。この際の
金属の使用量は、形成される炭素層中に０．１〜２０重
量％、好ましくは０．５〜５重量％の割合で含まれるよ
うに選ばれる。この金属の量が０．１重量％未満では、
金属薄膜磁性層との結合性、耐摩耗性、耐衝撃性の十分
な改善がなされないし、またこの量が２０重重量上りも
多くなると、酸化物を生じはく離しやすくなる。
に対し、炭素とコバルト及びニッケルの中から選ばれた
少なくとも１種の金属、あるいはさらに鉄を加えた混合
物をターゲットとして、スパックリング又はイオンブレ
ーティングすることにより施すことができる。この際の
金属の使用量は、形成される炭素層中に０．１〜２０重
量％、好ましくは０．５〜５重量％の割合で含まれるよ
うに選ばれる。この金属の量が０．１重量％未満では、
金属薄膜磁性層との結合性、耐摩耗性、耐衝撃性の十分
な改善がなされないし、またこの量が２０重重量上りも
多くなると、酸化物を生じはく離しやすくなる。
本発明の保護膜は、通常０１０１〜０．０５μｍの厚さ
で金属薄膜磁性層上に施される。
で金属薄膜磁性層上に施される。
本発明の保護膜が施される磁気記録媒体の基板としては
、一般に磁気記録媒体の基板として慣用されているもの
、例えばアルミニウム、アルミニウムーマグネシウム合
金、５ＵＳ１黄銅のような非磁性金属、アルミナ、シリ
カ、チタニアなどのセラミックス、ポリエステル、エポ
キシ樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリアラミド樹脂、
フッ素樹脂などのプラスチックス及びこれらを炭素繊維
、ガラス繊維、金属繊維などで補強した繊維強化プラス
チックスを用いることができる。
、一般に磁気記録媒体の基板として慣用されているもの
、例えばアルミニウム、アルミニウムーマグネシウム合
金、５ＵＳ１黄銅のような非磁性金属、アルミナ、シリ
カ、チタニアなどのセラミックス、ポリエステル、エポ
キシ樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリアラミド樹脂、
フッ素樹脂などのプラスチックス及びこれらを炭素繊維
、ガラス繊維、金属繊維などで補強した繊維強化プラス
チックスを用いることができる。
次に、この基板上に施す下地層の材料としては、ニッケ
ル、ニッケルーリン、クロム、パーマロイ、チタンなど
が用いられる。また、この上に設けられる金属薄膜磁性
層の材料としては、鉄、コバルト、クロム、ニッケルそ
れらの合金及びそれらにケイ素、ホウ素、リン、バナジ
ウム、ロジウム、亜鉛、銅、銀、タングステン、マンガ
ン希土類金属などを添加したものなどが用いられる。
ル、ニッケルーリン、クロム、パーマロイ、チタンなど
が用いられる。また、この上に設けられる金属薄膜磁性
層の材料としては、鉄、コバルト、クロム、ニッケルそ
れらの合金及びそれらにケイ素、ホウ素、リン、バナジ
ウム、ロジウム、亜鉛、銅、銀、タングステン、マンガ
ン希土類金属などを添加したものなどが用いられる。
この下地層及び金属薄膜磁性層を基板上に施す方法とし
ては、めっき、スパッタリング、イオンブレーティング
、真空蒸着などこれまで磁気記録媒体の製造に常用され
ている方法の中から任意に選ぶことができる。
ては、めっき、スパッタリング、イオンブレーティング
、真空蒸着などこれまで磁気記録媒体の製造に常用され
ている方法の中から任意に選ぶことができる。
発明の効果
本発明によれば、保護膜が金属薄膜磁性層と強固に結合
した耐衝撃性、耐摩耗性の優れた磁気記録媒体が得られ
るので、磁気テープ、磁気ディスクの使用寿命を著しく
延長することができる。
した耐衝撃性、耐摩耗性の優れた磁気記録媒体が得られ
るので、磁気テープ、磁気ディスクの使用寿命を著しく
延長することができる。
実施列
次に実施レリにより本発明をさらに詳細に説明する。
実施し１
円板上のアルミニウムーマグネシウム合金（ＡＡ５０８
６ ）を基板として用い、基板温度１５０〜２００℃で
スパッタリングすることにより、この上にクロムから成
る下地層０．３μｍ及びＣｉｏ、、 Ｎｉ□２から成る
金属薄膜磁性層０．０６μｍを形成させた。
６ ）を基板として用い、基板温度１５０〜２００℃で
スパッタリングすることにより、この上にクロムから成
る下地層０．３μｍ及びＣｉｏ、、 Ｎｉ□２から成る
金属薄膜磁性層０．０６μｍを形成させた。
次にこの上に炭素及びコバルト又はニッケルあるいはこ
れに鉄を加えたものをターゲットとしてスパッタリング
することにより、種の異なった組成の保護膜を施した。
れに鉄を加えたものをターゲットとしてスパッタリング
することにより、種の異なった組成の保護膜を施した。
このようにして得た磁気ディスクに対し、中心から６０
ｍｍの点に２２の荷重を加えた１Ｂ Ｍ３３５０用フェ
ライトヘッドを接触させ、３６００ｒｐｍで２４時間回
転させたのち、その性能を測定した。その結果を次表に
示す。
ｍｍの点に２２の荷重を加えた１Ｂ Ｍ３３５０用フェ
ライトヘッドを接触させ、３６００ｒｐｍで２４時間回
転させたのち、その性能を測定した。その結果を次表に
示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ コバルト及びニッケルの中から選ばれた少なくとも
１種の金属を０．１〜２０重量％の範囲で含有する炭素
から成る保護膜を、金属薄膜磁性層に接して設けたこと
を特徴とする磁気記録媒体。 ２ コバルト及びニッケルの中から選ばれた少なくとも
１種の金属と、鉄とを合計量０．１〜２０重量％の範囲
で含有する炭素から成る保護膜を、金属薄膜磁性層に接
して設けたことを特徴とする磁気記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17586384A JPS6154019A (ja) | 1984-08-25 | 1984-08-25 | 保護膜を設けた磁気記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17586384A JPS6154019A (ja) | 1984-08-25 | 1984-08-25 | 保護膜を設けた磁気記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6154019A true JPS6154019A (ja) | 1986-03-18 |
Family
ID=16003515
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17586384A Pending JPS6154019A (ja) | 1984-08-25 | 1984-08-25 | 保護膜を設けた磁気記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6154019A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02168421A (ja) * | 1988-09-19 | 1990-06-28 | Hitachi Ltd | 磁気記録媒体および磁気記憶装置 |
| US5236791A (en) * | 1988-08-31 | 1993-08-17 | Hitachi, Ltd. | Magnetic recording medium and magnetic storage |
-
1984
- 1984-08-25 JP JP17586384A patent/JPS6154019A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5236791A (en) * | 1988-08-31 | 1993-08-17 | Hitachi, Ltd. | Magnetic recording medium and magnetic storage |
| JPH02168421A (ja) * | 1988-09-19 | 1990-06-28 | Hitachi Ltd | 磁気記録媒体および磁気記憶装置 |
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