JPH05101933A - 磁気記録媒体 - Google Patents
磁気記録媒体Info
- Publication number
- JPH05101933A JPH05101933A JP3283888A JP28388891A JPH05101933A JP H05101933 A JPH05101933 A JP H05101933A JP 3283888 A JP3283888 A JP 3283888A JP 28388891 A JP28388891 A JP 28388891A JP H05101933 A JPH05101933 A JP H05101933A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- film
- recording medium
- magnetic recording
- alloy
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Magnetic Record Carriers (AREA)
- Thin Magnetic Films (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 磁気記録媒体の保磁力を向上するとともに、
S/N比を大きくしてノイズを低減した。 【構成】 磁気記録媒体において、磁性膜を原子%でC
r5.0〜15.0%、VとNbのうちの1種または2
種を2%以下、残部Coおよび不可避的不純物からなる
合金で作成した。
S/N比を大きくしてノイズを低減した。 【構成】 磁気記録媒体において、磁性膜を原子%でC
r5.0〜15.0%、VとNbのうちの1種または2
種を2%以下、残部Coおよび不可避的不純物からなる
合金で作成した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば磁気ヘッドとの
間において情報の記録および再生を行なうための磁気記
録媒体に関し、特に磁性膜の保磁力を向上するとともに
ノイズを少なくしたものである。
間において情報の記録および再生を行なうための磁気記
録媒体に関し、特に磁性膜の保磁力を向上するとともに
ノイズを少なくしたものである。
【0002】
【従来の技術】磁気ディスク装置では、磁気記録媒体に
微小間隔で磁気ヘッドを対向させ、磁気記録媒体に記録
された磁気情報を磁気ヘッドが読みとったり、磁気ヘッ
ドから磁気記録媒体に磁気的に記録するようになってい
る。磁気ディスク装置により記録、再生を行なう場合に
は、磁気ヘッドと磁気記録媒体とを例えば0.2〜0.
3μmの微小間隔に保持するのが通常である。従って磁
気ヘッドと磁気記録媒体との接触による摩擦、摩耗およ
び/または両者の衝突に伴う損傷を防止するため、浮動
ヘッドスライダを使用する。すなわち磁気ヘッドスライ
ダが、磁気記録媒体の表面との相対速度により、両者の
間隔に発生する流体力学的な浮上力を利用して、両者の
微小間隔を保持するように構成している。
微小間隔で磁気ヘッドを対向させ、磁気記録媒体に記録
された磁気情報を磁気ヘッドが読みとったり、磁気ヘッ
ドから磁気記録媒体に磁気的に記録するようになってい
る。磁気ディスク装置により記録、再生を行なう場合に
は、磁気ヘッドと磁気記録媒体とを例えば0.2〜0.
3μmの微小間隔に保持するのが通常である。従って磁
気ヘッドと磁気記録媒体との接触による摩擦、摩耗およ
び/または両者の衝突に伴う損傷を防止するため、浮動
ヘッドスライダを使用する。すなわち磁気ヘッドスライ
ダが、磁気記録媒体の表面との相対速度により、両者の
間隔に発生する流体力学的な浮上力を利用して、両者の
微小間隔を保持するように構成している。
【0003】上記磁性膜を形成する材料としては、Co
−Ni−Pt、Co−Ni−Cr等の合金が使用されて
いるが、前者は保持力が大であるという利点を有する反
面においてS/N比が低くノイズが大であるとともに、
合金中に貴金属であるPtを含有するものであるため高
価である。一方後者は前者よりもコストが低く、ノイズ
を減少することができるが、耐食性、すなわち環境の変
化による飽和磁化の減少率が大であり信頼性に欠ける。
また高密度記録を行なう場合にはビットシフトが大であ
るためにエラーが多く、信頼性に乏しい。更に所定の保
持力を確保するためには、下地膜として基板上に被着す
べきCr膜の厚さを大にする必要があり、所定膜厚に形
成するための時間が長く生産性が悪い。
−Ni−Pt、Co−Ni−Cr等の合金が使用されて
いるが、前者は保持力が大であるという利点を有する反
面においてS/N比が低くノイズが大であるとともに、
合金中に貴金属であるPtを含有するものであるため高
価である。一方後者は前者よりもコストが低く、ノイズ
を減少することができるが、耐食性、すなわち環境の変
化による飽和磁化の減少率が大であり信頼性に欠ける。
また高密度記録を行なう場合にはビットシフトが大であ
るためにエラーが多く、信頼性に乏しい。更に所定の保
持力を確保するためには、下地膜として基板上に被着す
べきCr膜の厚さを大にする必要があり、所定膜厚に形
成するための時間が長く生産性が悪い。
【0004】これら問題を解決する一手段として、Co
−Cr−Ta系合金によって磁性膜を形成する提案が特
開平1−133217号公報に開示されている。また上
記問題を解決するとともに、耐食性に優れると共に、ビ
ットシフトおよび残留磁化特性を向上させるため、磁気
記録媒体の磁性膜としてCr5.0〜15%、Nb2.
0〜8.0%、残部Coおよび不可避的不純物からなる
合金で作成したものを本出願人は先に提案している(特
開平3−102615号公報)。
−Cr−Ta系合金によって磁性膜を形成する提案が特
開平1−133217号公報に開示されている。また上
記問題を解決するとともに、耐食性に優れると共に、ビ
ットシフトおよび残留磁化特性を向上させるため、磁気
記録媒体の磁性膜としてCr5.0〜15%、Nb2.
0〜8.0%、残部Coおよび不可避的不純物からなる
合金で作成したものを本出願人は先に提案している(特
開平3−102615号公報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来に記載したよ
うに、磁気記録媒体の記録密度の向上のために、Co−
Cr−Ta系合金によって磁性膜を形成した磁気記録媒
体があるが、その場合、磁性膜を構成するTaの価格が
高く、Taのターゲットの製作が煩雑であり、しかも割
れ易いという問題があり、あまり望ましいものではなか
った。また磁気記録媒体の磁性膜としてCr−Nb−C
o系合金で作成したものが知られているが、その場合は
耐食性、ビットシフト及び残留磁化特性を向上するため
に、Nbの含有量を2〜8%にしており、保持力の向上
とノイズの低減をあまり考慮していない。
うに、磁気記録媒体の記録密度の向上のために、Co−
Cr−Ta系合金によって磁性膜を形成した磁気記録媒
体があるが、その場合、磁性膜を構成するTaの価格が
高く、Taのターゲットの製作が煩雑であり、しかも割
れ易いという問題があり、あまり望ましいものではなか
った。また磁気記録媒体の磁性膜としてCr−Nb−C
o系合金で作成したものが知られているが、その場合は
耐食性、ビットシフト及び残留磁化特性を向上するため
に、Nbの含有量を2〜8%にしており、保持力の向上
とノイズの低減をあまり考慮していない。
【0006】さらにCo−Ni合金、Co−Ni−Cr
合金以外にCo−Cr合金をCr下地層の上に成膜する
ことことにより、面内磁化膜となることが知られている
が、その保磁力は1000Oe以下であり、高記録密度
化に十分な保磁力を有するものとはいえない。このため
磁性膜としてCo及びCrを主成分とし、Nb及びHf
のうち少なくとも一方を、Co及びCrの合計量に対し
て3原子%以下含むようにして、記録密度を向上させる
ことが特開平2−103716号公報に開示されてい
る。しかしこの場合、記録密度は向上するものの、出力
とS/N比はあまり好ましいものではない。これはCr
の含有量を15%以上にしているため、角形比が低下す
るからだろうと推察される。そこで本発明は、磁気記録
媒体の保磁力を向上するとともに、S/N比を大きくし
てノイズを低減することを目的とする。
合金以外にCo−Cr合金をCr下地層の上に成膜する
ことことにより、面内磁化膜となることが知られている
が、その保磁力は1000Oe以下であり、高記録密度
化に十分な保磁力を有するものとはいえない。このため
磁性膜としてCo及びCrを主成分とし、Nb及びHf
のうち少なくとも一方を、Co及びCrの合計量に対し
て3原子%以下含むようにして、記録密度を向上させる
ことが特開平2−103716号公報に開示されてい
る。しかしこの場合、記録密度は向上するものの、出力
とS/N比はあまり好ましいものではない。これはCr
の含有量を15%以上にしているため、角形比が低下す
るからだろうと推察される。そこで本発明は、磁気記録
媒体の保磁力を向上するとともに、S/N比を大きくし
てノイズを低減することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、非磁性材料か
らなる基板の表面に非磁性材料からなる下地膜を介して
磁性材料からなる磁性膜を設けてなる磁気記録媒体にお
いて、上記目的を達成したものである。そのため、磁性
膜を原子%でCr5.0〜15.0%、VとNbのうち
の1種または2種を2%以下、残部Coおよび不可避的
不純物からなる合金によって形成した。
らなる基板の表面に非磁性材料からなる下地膜を介して
磁性材料からなる磁性膜を設けてなる磁気記録媒体にお
いて、上記目的を達成したものである。そのため、磁性
膜を原子%でCr5.0〜15.0%、VとNbのうち
の1種または2種を2%以下、残部Coおよび不可避的
不純物からなる合金によって形成した。
【0008】上記において、磁性膜に含まれるCrが
5.0原子%未満では耐食性が低下する。すなわち環境
の変化による飽和磁化の減少率が大であると共に、ビッ
トシフトを増大させるため不都合である。一方Crが1
5原子%を越えると、残留磁化の減少により出力の低下
を招くと共に、ビットシフトも増大するため好ましくな
い。また磁性膜に含まれるV、Nbは保持力の向上とノ
イズ低減に寄与するが、2原子%以上ではその作用を期
待できず、望ましくない。なお下地膜をCr若しくはC
r合金によって形成することが好ましい。この場合にお
いてCr合金としては、Cr−Mn、Cr−V、Cr−
Mn等の合金を使用することができる。基板はアルミニ
ウム若しくはアルミニウム基合金で形成するのが好まし
い。
5.0原子%未満では耐食性が低下する。すなわち環境
の変化による飽和磁化の減少率が大であると共に、ビッ
トシフトを増大させるため不都合である。一方Crが1
5原子%を越えると、残留磁化の減少により出力の低下
を招くと共に、ビットシフトも増大するため好ましくな
い。また磁性膜に含まれるV、Nbは保持力の向上とノ
イズ低減に寄与するが、2原子%以上ではその作用を期
待できず、望ましくない。なお下地膜をCr若しくはC
r合金によって形成することが好ましい。この場合にお
いてCr合金としては、Cr−Mn、Cr−V、Cr−
Mn等の合金を使用することができる。基板はアルミニ
ウム若しくはアルミニウム基合金で形成するのが好まし
い。
【0009】
【作用】上記の磁気記録媒体は、磁性膜に2原子%以下
のVあるいはNbを含んでいるため、保持力が大きく、
しかもS/N比が大きくなってノイズが低減される。
のVあるいはNbを含んでいるため、保持力が大きく、
しかもS/N比が大きくなってノイズが低減される。
【0010】
【実施例】マグネシウムを4重量%含有するアルミニウ
ム合金からなる基板の表面を旋削加工により平滑に形成
し、外径95mm、内径25mm、厚さ1.27mmの
基板とした。次にこの基板の表面にNi−P合金からな
るメッキ膜を5〜15μmの厚さに形成し、磁気記録媒
体の起動時および停止時における磁気ヘッド若しくはス
ライダとの接触摺動特性(CSS)を確保する。上記の
ようにして被着したメッキ膜の表面を平滑に研磨すると
ともに、磁気ヘッド若しくはスライダとの吸着を防止す
るためのテクスチャ加工を施す。
ム合金からなる基板の表面を旋削加工により平滑に形成
し、外径95mm、内径25mm、厚さ1.27mmの
基板とした。次にこの基板の表面にNi−P合金からな
るメッキ膜を5〜15μmの厚さに形成し、磁気記録媒
体の起動時および停止時における磁気ヘッド若しくはス
ライダとの接触摺動特性(CSS)を確保する。上記の
ようにして被着したメッキ膜の表面を平滑に研磨すると
ともに、磁気ヘッド若しくはスライダとの吸着を防止す
るためのテクスチャ加工を施す。
【0011】次に基板を洗浄後、例えばDCマグネトロ
ンスパッタ装置により、Crからなる下地膜と、Co−
Cr−Nb合金からなる磁性膜と、Cからなる保護膜と
を順次積層して成膜する。この場合下地膜の成膜には、
スパッタ室内を1×10-5Toor以下に排気後、基板
を200℃において30分間加熱し、Arガスを導入し
てスパッタ室内を5mToorに保持し、投入電力20
00W、成膜速度400Å/分の条件により、膜厚10
00Åに成膜した。次にこの下地膜の上に、NbとVを
それぞれ0.5〜4原子%に変化させてCo−Cr−N
b若しくはCo−Cr−Vからなる磁性膜を上記同様に
して、投入電力2000W、成膜速度1000Å/分の
条件で500Åの膜厚に成膜した。この磁性膜のスパッ
タではバイアス電圧−400Vを印化したものと、しな
いものの両方を行なった。また保護膜は投入電力100
0W、成膜速度80Å/分の条件で前記磁性膜上に膜厚
300Åで成膜した。
ンスパッタ装置により、Crからなる下地膜と、Co−
Cr−Nb合金からなる磁性膜と、Cからなる保護膜と
を順次積層して成膜する。この場合下地膜の成膜には、
スパッタ室内を1×10-5Toor以下に排気後、基板
を200℃において30分間加熱し、Arガスを導入し
てスパッタ室内を5mToorに保持し、投入電力20
00W、成膜速度400Å/分の条件により、膜厚10
00Åに成膜した。次にこの下地膜の上に、NbとVを
それぞれ0.5〜4原子%に変化させてCo−Cr−N
b若しくはCo−Cr−Vからなる磁性膜を上記同様に
して、投入電力2000W、成膜速度1000Å/分の
条件で500Åの膜厚に成膜した。この磁性膜のスパッ
タではバイアス電圧−400Vを印化したものと、しな
いものの両方を行なった。また保護膜は投入電力100
0W、成膜速度80Å/分の条件で前記磁性膜上に膜厚
300Åで成膜した。
【0012】上記のようにして作製した種々の磁気記録
媒体の保磁力を測定して図1に示した。なお比較のた
め、磁性膜の成分としてNb若しくはVの代わりにTa
を使用した磁気記録媒体についても同様に測定して図1
に示した。図1からわかるように、磁性膜としてNb若
しくはVを含むものは、バイアス電圧の有無の両方とも
に、比較例のTaを含むものより保磁力が大きく望まし
い。また添加量は2%を越えると保磁力は低下する傾向
にあり、2%以下の添加が望ましい。
媒体の保磁力を測定して図1に示した。なお比較のた
め、磁性膜の成分としてNb若しくはVの代わりにTa
を使用した磁気記録媒体についても同様に測定して図1
に示した。図1からわかるように、磁性膜としてNb若
しくはVを含むものは、バイアス電圧の有無の両方とも
に、比較例のTaを含むものより保磁力が大きく望まし
い。また添加量は2%を越えると保磁力は低下する傾向
にあり、2%以下の添加が望ましい。
【0013】また上記で保磁力を測定した本実施例と比
較例の磁気記録媒体を使用し、S/N比を測定して図2
に示した。図2からわかるように磁性膜としてNb若し
くはVを含むものは、比較例のTaを含むものよりS/
N比が大きく、ノイズが小さい。
較例の磁気記録媒体を使用し、S/N比を測定して図2
に示した。図2からわかるように磁性膜としてNb若し
くはVを含むものは、比較例のTaを含むものよりS/
N比が大きく、ノイズが小さい。
【0014】さらに以下の表1に示す組成の磁性膜を有
する種々の磁気記録媒体について、S/N(dB)、シ
グナル(μVrms)、トータルノイズ(μVrm
s)、保磁力(Oe)を測定し、トータルノイズと保磁
力の関係を求めた。
する種々の磁気記録媒体について、S/N(dB)、シ
グナル(μVrms)、トータルノイズ(μVrm
s)、保磁力(Oe)を測定し、トータルノイズと保磁
力の関係を求めた。
【0015】
【表1】 表1からわかるように、本実施例である磁性膜に2原子
%以下のNb若しくはVを含むものは、比較例であるT
aを含むものよりトータルノイズが小さくかつ保磁力が
大きい。なお比較例のものは、トータルノイズ、あるい
は保磁力の一方が良いと他方が悪くなっている。
%以下のNb若しくはVを含むものは、比較例であるT
aを含むものよりトータルノイズが小さくかつ保磁力が
大きい。なお比較例のものは、トータルノイズ、あるい
は保磁力の一方が良いと他方が悪くなっている。
【0016】さらに磁性膜の組成がCo98-xCrx V2
で、Cr量を変化させた場合の磁気記録媒体を作成し、
それぞれの保磁力(Hc)と角形比(Bs)とを測定し
て図3に示した。図3からCr濃度が5at%以下では
Hcが小さく、15at%以上では角形比が小さくな
り、シグナルが十分得られなくなる。このためCr量
は、5〜15at%にするのがよく、より好ましくは1
0〜15at%にするのが好ましい。
で、Cr量を変化させた場合の磁気記録媒体を作成し、
それぞれの保磁力(Hc)と角形比(Bs)とを測定し
て図3に示した。図3からCr濃度が5at%以下では
Hcが小さく、15at%以上では角形比が小さくな
り、シグナルが十分得られなくなる。このためCr量
は、5〜15at%にするのがよく、より好ましくは1
0〜15at%にするのが好ましい。
【0017】
【発明の効果】本発明の磁気記録媒体は、磁性膜に2原
子%以下のNbまたはVを含むことにより、保磁力が大
きくしかもノイズが低減され、望ましい磁気記録媒体を
得ることができる。
子%以下のNbまたはVを含むことにより、保磁力が大
きくしかもノイズが低減され、望ましい磁気記録媒体を
得ることができる。
【図1】磁性膜における元素添加量と保磁力との関係図
である。
である。
【図2】磁性膜における元素添加量とS/N比との関係
図である。
図である。
【図3】磁性膜のCr含有量と、保磁力及び角形比との
関係図である。
関係図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 非磁性材料からなる基板の表面に非磁性
材料からなる下地膜を介して磁性材料からなる磁性膜を
設けてなる磁気記録媒体において、磁性膜を原子%でC
r5.0〜15.0%、V2%以下、残部Coおよび不
可避的不純物からなる合金によって形成したことを特徴
とする磁気記録媒体。 - 【請求項2】 非磁性材料からなる基板の表面に非磁性
材料からなる下地膜を介して磁性材料からなる磁性膜を
設けてなる磁気記録媒体において、磁性膜を原子%でC
r5.0〜15.0%、Nb2%以下、残部Coおよび
不可避的不純物からなる合金によって形成したことを特
徴とする磁気記録媒体。 - 【請求項3】 非磁性材料からなる基板の表面に非磁性
材料からなる下地膜を介して磁性材料からなる磁性膜を
設けてなる磁気記録媒体において、磁性膜を原子%でC
r5.0〜15.0%、VとNbとを合計2%以下、残
部Coおよび不可避的不純物からなる合金によって形成
したことを特徴とする磁気記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3283888A JPH05101933A (ja) | 1991-10-04 | 1991-10-04 | 磁気記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3283888A JPH05101933A (ja) | 1991-10-04 | 1991-10-04 | 磁気記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05101933A true JPH05101933A (ja) | 1993-04-23 |
Family
ID=17671480
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3283888A Pending JPH05101933A (ja) | 1991-10-04 | 1991-10-04 | 磁気記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05101933A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7270897B2 (en) * | 1999-06-14 | 2007-09-18 | Fujitsu Limited | Magnetic recording medium, method of manufacturing the same medium and magnetic disc drive |
-
1991
- 1991-10-04 JP JP3283888A patent/JPH05101933A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7270897B2 (en) * | 1999-06-14 | 2007-09-18 | Fujitsu Limited | Magnetic recording medium, method of manufacturing the same medium and magnetic disc drive |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2513893B2 (ja) | 磁気記録媒体 | |
US4786553A (en) | Magnetic recording medium | |
JPH0750008A (ja) | 磁気記録媒体 | |
JPH05101933A (ja) | 磁気記録媒体 | |
JPH0770037B2 (ja) | 面内磁化記録用金属薄膜型磁気記録媒体 | |
JPH03102615A (ja) | 磁気記録媒体 | |
JP2527616B2 (ja) | 金属薄膜型磁気記録媒体 | |
JPS62141628A (ja) | 磁気記録媒体 | |
JPH0628088B2 (ja) | 磁気記録媒体 | |
JPH05101364A (ja) | 磁気記録媒体 | |
JPH0714712A (ja) | 磁気記録媒体 | |
JP2732153B2 (ja) | 金属薄膜型磁気記録媒体 | |
JP3013598B2 (ja) | 磁気記録媒体 | |
JP2990975B2 (ja) | 磁気記録媒体 | |
JPH03102616A (ja) | 磁気記録媒体 | |
JPH05258277A (ja) | 磁気記録媒体 | |
JPH0467251B2 (ja) | ||
JPH05182171A (ja) | 磁気記録媒体 | |
JPH05258278A (ja) | 磁気記録媒体 | |
JPH0258723A (ja) | 磁気記録媒体及び磁気記憶装置 | |
JPH02285507A (ja) | 磁気記録媒体 | |
JPH05189739A (ja) | 磁気記録媒体 | |
JPH05189741A (ja) | 磁気記録媒体 | |
JPH0312814A (ja) | 金属薄膜型磁気記録媒体 | |
JPH05189740A (ja) | 磁気記録媒体 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 15 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080707 |
|
R154 | Certificate of patent or utility model (reissue) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R154 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080707 Year of fee payment: 15 |