JPS6153944A - 建築用板 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は化粧面に凹凸状模様面を有する建築用板の化粧
面に対し化粧塗膜の厚さを凸模様の屈曲部で薄く、凹模
様の屈曲部で厚く形成し、化粧面の立体感を大幅に強化
すると共に、凹凸模様と化わＬ塗ｊ１央の粘度、塗布量
、表面張力によっておりなす下地色をも立体化に利用し
た建築用板に関するものである。

建築、構築物の外装材としてはカラー鋼板を単体、ある
いは断熱材を裏打ぢした複合板として使用することが多
い。しかしながら、金１．ｑＳ板をそのままの表面状態
で用いた際は平泪さ、ｆｆｌ　１ｌｆｌさを排除するこ
とができず、立体感、自然感、ファツション性に欠ける
不利があった。そこで、例えば金属板にエンボス加工し
た建築用板も上布されてい。

る。そして、この建築用板は平滑さが相当に改善された
が、自然感、立体感、および耐候性に欠ける欠点があっ
た。さらに説明すると、エンボス加工を施した表面の塗
膜、特に凹凸状模様面の屈曲部分にミクロ的なりランク
が生じるため耐候性に欠ける欠点があった。

本発明はこのような欠点を除去するため、エンボス加工
により形成された凹凸模様面に生地と異なる色彩の化粧
塗膜を塗布して全凹凸模様面を保護すると共に、塗料の
粘性、流動性、表面張力によって凹凸模様の凸模様の屈
曲部の塗膜を薄く、凹模様の屈曲部を厚く、しかも薄い
塗膜部では生地が浮き出て凸模様の輪郭を表わし、厚腹
部では塗膜自体の色彩が鮮明になり、その上凹凸模様の
面積の広い中央部分では一定の膜厚となり、狭い部分で
は凹凸模様の屈曲部に近づくにつれて次第に薄くなった
り、さらに狭い面積部分の凸模様部頂面では全体が薄く
、凹模様部底面では全部が厚膜で被）ｄされた化粧面に
形成し、耐候性、立体感、自然感を大幅に強化した建築
用板を提案するものである。

以下に図面を用いて本発明に係る建築用板について詳細
に説明する。第１図は本発明に係る建築用板の化粧面の
一部を示す平面図であり、土は建築用板、２は下地塗膜
、３は化粧面、４は凹模様、５は凸模様、７は化粧弘１
１Ｑである。さらに説明すると、建築用板上は亜鉛鉄板
、カラー鋼板、ステンレス板、銅板、およびアルミニウ
ム坂等の薄板、例えば板厚が０．１〜２龍位の板体を素
材とし、これを任意断面形状、例えば平板状、あるいは
第２図（ａ）〜（ｎ）に示すように成形し、その少なく
とも化粧面３に任意輪郭、断面の凹模様４、凸模様５を
任意に配列し、この化粧面３を化粧量１ｒＡ７で被覆し
たものである。すなわち、素材は金属そのもののみから
なる薄板体、あるいは第３図に抽出拡大して示すように
金属自体１ａとその表、裏面に１層、もしくは複数層の
下地塗膜２（図では２層）を焼付、または自然乾燥によ
り形成したものである。

また、凹、凸模様４．５は第４図ｔａ＋、（ｂ）に示す
ように、平坦な底面４ａと平坦な頂面５ａと共通側壁６
とからなり、その断面は角度θ、が９０°、θ２が鋭角
に形成し、かつ、その周縁（輪郭）　４ｂ、５ｂは任意
の形状、例えば平面図が第１図（ａｉ、（ｂ）に示すよ
うな模様としたものである。勿論、凹、凸模様４．５の
配列、その面積、深さｄはランダム、均一のいずれでも
よい。なお、深さｄは０．２〜１．５寵位、面積は大が
１００鰭位、小はｌ　ｉｎ位である。

さらに、化粧塗膜７は化粧面３にスプレーガン、ロール
コータ、カーテンフローコータ等で塗料を塗布して凹、
凸模様４．５を埋没せず、しかも凹、　　□凸模様４．
５の底面４ａと共通側壁６間の境界部分、所謂周縁４ｂ
と、頂面５ａと共通側壁６間の境界部分５ｂ、所謂周縁
５ｂ間を他部分と異なる膜厚に形成したものである。さ
らに説明すると、化粧塗膜７は凹、凸模様４．５の各部
分において、第５図（ａｌ、（ｂ）、第７図（１１、（
ｂ）に示すような塗膜厚に形成したものである。すなわ
ち、第５図（ａ）、（ｂｌは凹、凸模様４．５の１つを
拡大して示す端面図であり、化粧塗膜７は周縁４ｂが一
番厚く、ここから遠のくに従って塗膜厚が薄くなり、周
縁５ｂで第６図（ａ）に第５図（ｂ）のＡ部を抽出拡大
して示すように最小の膜厚となって下地塗膜２、あるい
は金属自体がその周１ｔ５ｂに沿って浮き出ると共に、
頂面５ａの中央に向かって次第に膜厚が厚くなるように
形成したものである。また、化粧塗膜７は大きい面積の
底面４ａ、頂面５ａの中央部では第６図（ｂｌ、（Ｃ）
に示す膜厚の断面形状となるものである。これは塗料の
粘度、表面張力、凹、凸模様４．５の大きさによって定
まるものである。さらに、化粧塗膜７は凹模様４の底面
４ａの面積が小さいと第７図（ａ）に示すように底面４
ａの全部が厚い膜厚で被覆され、凸模様５の頂面５ａの
面積が小さい、所謂曲面のように形成されると第７図（
ｂ）に示すように薄い膜厚となるものである。また、化
わｉ塗１戻は下地炉設２と同一の色、異色あるいは透明
塗料（カラークリアも含む）のいずれでもよいものであ
る。

上述したように本発明に係る建築用板によれば、化粧面
の凹凸模様とそれに伴う塗膜の膜厚、および下地塗膜と
化粧塗膜の不均一な膜厚、明度、色彩を相乗的に活用し
て単なる凹凸形状でない立体感、自然感にあふれる化粧
面とした特徴がある。

また、凹凸模様からなる少なくとも化粧面に化粧塗膜を
形成したため、エンボス加工時の下地塗膜のクランクが
保護され１５００時間の塩水噴霧試験でも腐食しない特
徴がある。さらに、凸模様の周縁の下地が浮き出る反面
、凹模様の周縁が頂面部に近い明度、あるいはそれより
も暗い明度となり、より凹凸模様の高低差が強化される
特徴がある。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）、（ｂ）は本発明に係る建築用板の化粧面
の一部を示す平面図、第２図（ａ）〜（ｎ）は建築用板
の成形例を示す断面図、第３図は建築用板の金属板の一
部を拡大して示す説明図、第４図（ａｌ、（ｂ）は凹凸
模様の一例を拡大して示す端面図、第５図（ｉｎ）、ｆ
ｂ）、第６図（ａ）　〜（Ｃ）、第７図（ａｌ、（ｂｌ
は化粧塗膜の膜厚状態を示す拡大説明図である。 上・・・・建築用板、２・・・・下地塗膜、３・・・・
化粧面、４・・・・凹模様、５・・・・凸模様、７・・
・・化粧塗膜。 特許出願人　株式会社アイジー技術研究所゛、（蕩　／
　図 （ｂ）　　。 名　Ｚ　　胆 −Ｊ−一一一一一一フジー 名　Ｚ　　口 ｄ＋）　　拍 （λ）／ｉ− 第　乙　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）エンボス加工によって凹凸模様を形成した金属板
   において、凸模様の頂面周縁を薄く、凹模様の底面周縁
   を厚い塗膜とした化粧塗膜で凹凸模様面を被膜したこと
   を特徴とする表面板。