JPS6153511A - 欠陥検査装置 - Google Patents

欠陥検査装置

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JPS6153511A
JPS6153511A JP17409484A JP17409484A JPS6153511A JP S6153511 A JPS6153511 A JP S6153511A JP 17409484 A JP17409484 A JP 17409484A JP 17409484 A JP17409484 A JP 17409484A JP S6153511 A JPS6153511 A JP S6153511A
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frequency filter
lens system
light
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Hideo Kiyouda
供田 英夫
Susumu Saito
晋 斉藤
Takashi Yokokura
横倉 隆
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 アに1ヒの利用−ター野− この二つの発明は、例えば測角用ロータリエンコーダの
主目盛板等の徴用目盛を有する被検物体に生じた欠陥を
検出するための欠陥検査装置に関するものである。
従】4月4 近年、被検物体の微細目盛即ち規則的に配列された規則
パターンの欠陥を探すのに、目視検査に替って、コヒー
レント光と空間周波数フィルタとを用いて、規則パター
ンの周期情報と欠陥による非周期情報とを分難して欠陥
位置、大きさ等を検出表示する欠陥検査装置が開発され
ている。
従来、この種の装置として規則パターンのフーリエ変換
像が格子状に規則的に分布する性質を利用して、格子状
に分布する光不透過領域を有する空間周波数フィルタを
用いて、規則パターンの周期情報を遮断し、空間周波数
フィルタの透視部分から非周期的な欠陥情報を検出する
ものがある。
この種の装置には、第13図に示すような透過型の欠陥
検査装置がある。
この欠陥検査装置はレーザ光源1から射出されたコヒー
レントな光をビームエキスパンダ2で平行な光にかえ、
平行光で被検物体の規則パターン3を透過照明し、規則
パターン3で回折した光を対物レンズ4で結像させ、対
物レンズ4の焦点位置に配置させられた空間周波数フィ
ルタ5によって周期情報と非周期情報とを分離するよう
にしたものである。空間周波数フィルタ5によって分離
されたノ1ミ周期情報、即ち、欠陥情報は、接眼レンズ
6、リレーレンズ7、TV撮像管8及びTVモニタ9か
らなる観察装置10によって1i31察される。
ところで、被検物体の規則パターンには透過照明できな
いものもあり、透過型の欠陥検査装置ではそのような被
検物体の規則パターンに生じた欠陥を検出することがで
きない。そこで、被検物体の規則パターンに落射照明を
行なって規則パターンから回折した光を得るようにした
第14図に示すような反射型の欠陥検査装置がある。
この欠陥検査装置はレーザ光源11から射出されたコヒ
ーレント光を照明レンズ12で平行な光にかえ、N17
行光を規則パターン14と対物レンズ15との間に斜設
された斜設ハーフミラ−13で反射させて被検物体の規
則パターン14を落射照明し、規則パターン14に反射
して回折した光を斜設ハーフミラ−13を通過させて対
物レンズ15で結像させ、対物レンズ15の焦点位置に
配置させられた空間周波数フィルタ16によって周期情
報と非周期情報とを分離するようにしたものである。1
0は観察装置で前述と同様に接眼レンズ6、結像レンズ
7、TVカメラ8及びTVモニタ9からなる。
ところが、このような従来の反射型の欠陥検査装置にあ
っては、規則パターン14と対物レンズ15との間に斜
設ハーフミラ−13を配置させるようになっていたため
、対物レンズ15の作動距離woを大きくとる必要があ
り、;vi置の大型化を招く虞がある。
そこで、この対策として特願昭58−244288号に
記載されたもののように、レーザ光源に接続された光フ
ァイバの射出端部を空間周波数フィルタ上に配設するこ
とにより、この射出端部から射出されたコヒーレント光
を対物レンズにて平行光として被検物体上に照射するよ
うにして、大きな配設スペースを必要とする斜設ハーフ
ミラ−13を廃止し、小型化を可能としたものが提案さ
れている。
ところで、近年光学機器に組み込まれる光学目盛の微細
化が急速に進んできており、例えば、dlす信用ロータ
リエンコーダの目盛板の規則パターンは高分解能、小型
化の要請により微細化の方向にあり、allI量機用分
度目盛では線巾が2μm1以下のものがあり、半導体の
分野でもマスターパターン。
ICウェハ」二の規則パターンは微細化の一途にある。
このような種々ま微細化された規則パターンはわずかな
欠陥でも致命傷になりかねないことから欠陥検査装置は
製造メーカにとって必要不可欠なものとなっており、し
かも検出される欠陥サイズが非常に小さいので、高倍率
の欠陥検査装置が今Iヨでは要求されている。
しかし、このように要望に対して前記の装置にあっては
、対物レンズを高倍率化する必要があり、この場合には
、被検物体からの反射回折光が結像される焦点位置が対
物レンズ(レンズ群から構成されている。)の内部に位
置することがあるため、光ファイバの射出端部を空間周
波数フィルタ上に置設するのが難しく、前記要望を満足
させることができなかった。
また、上記の要望である高倍率を可能としたものとして
、特願昭58−21I428!J号に記載されたものの
ように、リレーレンズを用いて対物レンズで結像された
回折光を空間周波数フィルタ上に再結像させるようにし
ているものもある。
しかし、このような装置にあっては、リレーレンズの配
設スペースが必要となり、高倍率は可能となっても小型
化には適さないという問題がある。
見」が解決しようとする間% 、張 以上のように、従来の装置にあっては、高倍率および小
型化を可能としたものは見受けられなかった・ 間 点を″、するための毛皮 かかる間顕点を解決するため第1の発明は、レーザ光源
と接続された光ファイバの射出端部から射出されたコヒ
ーシンl−光を規則パターンを有する被検物体に照射し
、該被検物体からの反射回折光を対物レンズ系で、該対
物レンズ系内部にある焦点位置に配置された空間周波数
フィルタ上に結像させ、該空間周波数フィルタで周期情
mと前記被検物体の欠陥部からの非周期情報とを分離し
て、該非周期情報を観察装置で観察して前記被検物体」
:の欠陥を検査する欠陥検査装置であって、前記対物レ
ンズ系に、該対物レンズ系光軸」ユで、前記観察装置側
の面から前記空間周波数フィルタ上まで挿通孔を設け、
該挿通孔に前記光ファイバを挿通して、前記光ファイバ
射出端部を前記空間周波数フィルタ上に配置した欠陥検
査装置としたことを特徴としている。
また、第2の発明は、光射出体から射出されたコヒーレ
ントへ光を規則パターンを有する被検物体に照・射し、
該被検物体からの反射回折光を対物レンズ系で、該対、
物レンズ系内部にある焦点位置に配置された空間周波数
フィルタ上に結像させ、該空間周波数フィルタで周期情
報と前記被検物体の欠陥部からの非周期情報とを分離し
て、該非周期情報を観察装置で観察して前記被検物体1
−の欠陥      l□を検査する欠陥検査装置であ
って、前記対物レンズ系光軸と直交する方向で、前記空
間周波数フィルタ上に沿ってコヒーレン1へ光が進むよ
うに前記光射出体を配設すると共に、該コヒーレント光
を前記被検物体方向へ反射する微少反射部材を前記空間
周波数フィルタ上に配設した欠陥検査装にとしたことを
特徴としている。
第1の発明の二・流側 以下、第1の発明を各実施例に基ついて説明する。
第1図ないし第7図はこの第1発明の第1実施例を示す
図である。
まず構成を説明すると、図中符号21はこの発明の欠陥
検査装置によって検査される被検物体で、この被検物体
21には微、t、III化された規則パターン22が形
成されている。
符号23は、第1対物レンズ27Iおよび第2対物レン
ズ25からなる高倍率の対物レンズ系で、被検物体21
からの反射回折光を結像させるようになっている。この
結像位置つまり第1対物レンズ24の焦点位置には、空
間周波数フィルタ2Gが配設されている。この空間周波
数フィルタ26は、規則パターン22からの周期情報と
非周期情報(欠陥情報)とを分離するようになっている
一方、レーザ光源27の射出側には、シャッタ28並び
に集光レンズ29が順次配設され、集光レンズ29の焦
点位「tには光ファイバ30の入射端部30aの端面が
臨まされている。この光ファイバ30は、開口数(N^
)が大きく、伝送損失の少ないものが使用されている。
この光ファイバ30は、対物レンズ系23の光:+nh
 OJ−で、後述する観察装は31側の第2対物レンズ
25に穿設された挿通孔25aに挿)mされた後、この
光ファイバ30の射出端部30bがその端面を第1対物
レンズ24側に向けて空間周波数フィルタ26」二に配
設されている。
NJJ察装置31は、欠陥情報を観察するもので、光軸
O上に配設されたTV撮像管32とこの撮mt管32に
接続されたTVモニタ33とから構成されている。
さらに、目視観察用として、タングステン電球からなる
照明用光源34並びに、この光源3・1の射出側にシャ
ッタ35、照明レンズ36およびハーフミラ−37が設
けられている。
次にかかる構成よりなる欠陥検査装置の作用について説
明する。
レーザ光源27から射出されたコヒーレント光であるレ
ーザ光は、開成されたシャッタ28を通過して集光レン
ズ29で集光されて光ファイバ30の入射端部30aの
端面から入射して、この光ファイバ30を伝搬した後、
空間周波数フィルタ26上の射出端部30bの端面から
第2対物レンズ25に向けて射出される。この際、射出
端部20b端面から射出したレーザ光は、光ファイバ3
0の開口数(NA)に対応して広がり、第2対物レンズ
25により平行光とされて被検物体21に照射される。
この被検物体21に平行光が入射されると1回折現象を
起こし、第2図のように規則パターン22で反射された
回折光は第2対物レンズ25によって回折像として結像
される。
このとき、規則パターン22が第2図に示すようなパタ
ーンであるとすると、第1対物レンズ24による回折像
■1は第2図に示す如く、規則的に一列に並ぶ。空間周
波数フィルタ26は第1対物レンズ24の焦点位置に配
置されているので、−列に規則的に、Ift、S・回折
(’l+ l 1即ちフーリエ変換像は光不透過領域を
有する空間周波数フィルタ26によって遮断され、第2
対物レンス25、TV撮像管32の方へいくことはイC
い。
また、規則パターン22に欠陥部分がある場合には、規
則パターン22で反射し、第1対物レンズ24によって
結像された回折像は空間周波数フィルタ26に規則パタ
ーン22のような一直線に並ばず不規則にその周囲に出
る、即ち規則パターン22の欠陥部分からは方向性を持
たない回折光が発せら汎るため、フーリエ変換像も複雑
になって空間周波数フィルタ2Gの空間周波数面内に敗
らばる。従って。
欠陥のない規則パターン22によるフーリエ変換像は空
間周波数フィルタ26によって遮断され、その空間周波
数フィルタ2Gから漏れた欠陥部分の光のみが透過する
。そこで、この欠陥部分の光(欠陥情報)のみがTV撮
41h管32に第2対物レンス25によって欠陥部分の
回折(g口2として結像さ扛、T V jQ像骨管32
接続されたTVモニタ33により、欠陥部分の回折碌1
 :、!を画面で観察することができる。
このように空間周波数フィルタ26を高倍率の対物レン
ズ系23内部つまり第1対物レンズ24と対物レンズ2
5との間に配設すると共に、光ファイバ30を第2対物
レンズ25の挿通孔25aに通してその射出端部30b
を空間周波数フィルタ26上に配設しているため、従来
のようなリレーレンズを設ける必要がなく、作動距離1
jDが小さい高倍率の対物レンズ系23を使用すること
ができる。その結果、欠陥検査装置の高倍率化および小
型化が可能となる。
ちなみに、第2対物レンズ25に挿通孔25aを設けず
に、この第2対物レンス25と空間周波数フィルタ26
の間から光ファイバ30を通して、空間周波数フィルタ
26上に射出端部;30bを配設しようどすると、光フ
ァイバ30はフレキシブルではあるが、第2対物レンズ
25と空間周波数フィルタ26との間が微少間隙であり
、射出端部30bの端面を第1対物レンズ24側へ向け
るには急激な曲げを必要とするために難しい。
また、光ファイバ30を使用することによって従来の斜
設ハーフミラ−13を用いるものに比べて光工不ルキ伝
達効率が良好となり、光路がフレキシブルとなることか
ら、レーザ光源27及び集光レンズ29の設置場所が限
定されることがない。更に、光ファイバ30はファイバ
コア径の小さなものヲ使用することにより、光源は点光
源に近つき、第1対物レンズ25を通して良好な平行光
を11?ることかできる。
一方、規則パターン22を[1視観察したい1!′j合
には、レーザ光源27から射出したレーザ光をシャッタ
2Bで遮光し、照明用光源3・1側のシャッタ35を開
いて、照明用光iJ!:l 3 ・Iから射出した光で
、規則パターン22を照明する。即ち、照明用光源31
1から射出した照明光は、照明レンズ36で集光された
後、ハーフミラ−37で反射され、空間周波数フィルタ
2Gを透過して対物レンズ系23により規則パターン2
2で焦点を結び照明する。規則パターン22によって反
f14 した光は再び対物レンズ系23によって集光さ
れて、今度はハーフミラ−37を透過する。そして、ハ
ーフミラ−37を透過した光はTV撮像管32に結像さ
れ、 TVモニタ33によって、規則パターン22の像
を画面で目視観察することかできる。
このような欠陥検査装置には、さらに第3図に示すよう
な欠陥判別回路38か具備されている。
すなわち、TV撮像管32に結像された規則パターン2
2の欠陥部の回折&はカメラコントロールユニッ1−(
以下CCUという)39を介したTVモニタ33でfl
’l ?、1することができる。第4図はその回折像を
示している。また、CCU39から回折像のビデオ信号
を取り出すことができ、第5図はそのビデオ信号を示し
ている。第4図で略円形の部分が規則パターン22の欠
陥部分である。第5[21で波形が立ち上がっている部
分が欠陥部の回折像の位置と輝度に対応して得られるピ
ーク電圧である。従って、欠陥部分の大小に応じたピー
ク電圧をあるレベル以」二とレベル以下とに分けろこと
によって欠陥のレベル分けが可能となる。
欠陥のレベル分けは次のようにして行なわれる。
まず、処理制御装置40はステージコンI・ローラ41
を駆動させてステージII 2 J二に配設された被検
物体21(例えば測角用ロータリエンコーダの目盛板)
をスライドおよびFj1転させて、適当な位置に設定す
る。
次に、被検物体21が適当位置に設定されると、処理制
御装置40からの測定スタート伯号によりTV撮像管3
2が作動させられて適当位置に設定された被検物体21
における規則パターン22の欠陥の有無を検出する。即
ち、TV撮像管32に規則パターン22の欠陥部の回折
像を結像させ、その回折像をCCll39でビデオ信号
に変換し、CCU39から送られてきたビデオ信号を受
けとったコンパレータ13でビデオ信号におけるピーク
電圧が予め定めたレベル以L(欠陥像あり)か、又はレ
ベル以下(欠陥部なし)かを比i絞させて欠陥の有無を
検出する。ぞして、コンパレータ43からの出力を次段
の欠陥用メモリ1111に記tQさせる。
このようにして、適当位置に設定された披演物体2■に
おける規則パターン22の欠陥の有−11−が検出さ、
1シたら、再び処理制御装置・10がステージコン1−
      ・jローラ111を駆動させて、ステージ
42上の被検物体21を所定角度回転させ、被検物体2
1における次のエリアの規則パターン22の欠陥の有無
を前述と同様にして検出し、コンパレータ43からの出
力を対応する欠陥用メモリl+4に記tαさせる。
こうして欠陥の有無を被検物体21の全周にわたって行
ない、それぞ九のエリアに対応した規則パターン22の
欠陥情報を欠陥用メモリ44の対応番地に記憶させる。
次に、処理制御装置40は欠陥用メモリ・14からの情
報を読み取り、被検物体21の欠陥があったエリアを探
し出し、そのエリアにおける規則パターン22の欠陥の
位置、大きさ、形を判定し、陰極線管・15上に画像表
示させる。このとき、そのデータをプリンタ46によっ
て印刷することもできる。これど共に、処理制御装置4
0はステージコントローラ41をW、動させて欠陥のあ
ったエリアカ茸ν撮像管32に結像されるように被検物
体21を回転させる。
被検物体21が所定の位置まで回転したら、シャッタコ
ントローラ52を駆動さけ−で、今まで開いていたレー
ザ光源27側のシャッタ28を閉じてレーザ光を遮光し
、照明用光源34側のシャッタ35を問いて照明用先i
o;(34から射出した光で被検物体2(を照明する。
即ち、照明用光源34の照明光は、照明レンズ;lGで
414光された後、ハーフミラ−37で反射され、空間
周波数フィルタ26を透過して第1対物レンズ24によ
り被検物体21で焦点を結びこれを照明する。被検物体
21で反射した光は再び対物レンズ系2;3によって集
光されて今度はハーフミラ−37を透過する。そして、
ハーフミラ−37を透過し、た光は’l’ V RJ 
(!ft管32ニ結C(itされ、CCU39を介した
Tνモニタ;13によって被検物体21の(ff+を画
面で目視&J! Elする。
また、図中符号47はスペックルノイズ低減装置で、レ
ーザ光源27から射出されたレーザ光が光ファイバ30
を伝搬するときにレーザ光に発生するスベーソクルノイ
ズを低減させ、被検物体21に照射さ戟る光の強度ムラ
をなくすようにした装置である。
この3・!j l?、7 II 7として、例えば第6
図または第7図に示すようなものがある。
第(5図に示すスペックルノイズ低減装置47は、高周
波発振器・18によって光ファイバ30を振動させ、ス
ベノクルノイスを低減化させるものである。また、第7
図に示すスペックルノイズ低)威装置47はモータ49
によって回転させられる拡散板50をレーザ光源27と
集光レンズ29との間に介装させ、回転する拡散板50
によってスペノクルノイスを低;酸化させるようになっ
ている。
さらに、第8図はこの発明の第1実施例に用いられてい
る空間周波数フィルタ2Gの変形例を示す。
第1実施例の空間周波数フィルタ26は第2図に示すよ
うに、ある巾をもった一直線状のものが用いられている
が、被検物体2Iの規則パターン22が直角方向に設け
られているものもあるので、その規則パターン22で反
射した回折光も直角方向に並ぶことになる。従って、こ
れを遮断するには空間周波数フィルタ26を90°回転
させなければならない。そこで、予め十字型の空間周波
数フィルタ51を作っておけば、規則パターン22の方
向が90°回転したものであっても、空間周波数フィル
タ51を回転させなくても済むことになる。このために
、第8図に示すような十字型をした空間周波数フィルタ
1)1か2」物レンス系23の焦点位11:iに配設さ
れている。
ところで、空間周波数フィルタ26と光ファイバ旧出端
部:30L+とは、第1対物レンズ211の焦点位置に
11シけなけれはならない。しかし、第1対物レンス2
4の焦点位置が第2対物レンズ25の中にある場合、こ
の実施例においては、空間周波数フィルタ26M・を第
2対物レンズ25中に配設することはてきず、第2対物
レンズ25の外側つまり焦点位置より多少すれた位置に
配設されることとなる。たか、空間周波数フィルタ2G
および光ファイバ射出端部30bの、光軸0方向のわず
かのズレは、ごくわずかの像のボケおよび光量の減少を
生じるたけて、実用上殆ど影響はない。従って、空間周
波数フィルタ2Gよiよび光ファイバ!)I小端部30
bを設ける位置は必ずしも厳密でなく、ある程度のズレ
は許容さJLろこととなる。
第9図および第1O図には、第1発明の第2実施1列を
示す。
この実施例は、対物レンズ系53の焦点位置、つまり第
1対物レンズ57Iの焦点位置が0「述のように第2対
物レンズ55中にあるものについて適用されたものであ
る。すなわち、対物レンス系53の第2対物レンズ55
は、上側レンズ部55aと下側レンズ部55bとに2分
割されており、これらの間に空間周波数フィルタ5Gが
蒸着されている。また、上側レンズ部55aには光i1
:+l+ o−にに貫通する挿通孔55cが穿設され、
この挿通孔55cに光ファイバ30が通されて射出端部
30bか空間周波数フィルタ56に配設さ、ftている
。このようにすれは、第1対物レンス54の焦点位置に
、空間周波数フィルタ56および光ファイバ射出端部3
0L1を配設することができるため、像のボケがなく、
かつ光−11にも確保されて良好な検査が行なわれるこ
とどなる。
他の構成および作用は第1実施例と同様であるので説明
を省略する。
第2の 明の実奮但 第11図および第121HIはそれぞれ、第2発明の第
1および第2実施例を示す図である。これらの実施例の
説明において、前記第1発明の実施例の構成よiよび作
用と同様の所は説明を省略する。
第11図に示す第1実施例は、第1発明の第1実施例と
同様に対物レンス系23の第1対物レンス2・1と第2
対物レンズ25どの間で、第1対物レンズ27Iの焦点
位置に空間周波数フィルタ2Gが配設されている7そし
て、空間周波数フィルタ26ど第1対物レンス2・1ど
の間から、光軸Oと直交するようにレーザ光を射出させ
るレーザ光源27(光JトJ出体)か。
空間周波数フィルタ26の側方に配設されでいる。
そしC1このレーザ光を第1対物レンス24方向l\反
射させる微少反射部材である小さなプリズム60が空間
周波数フィルタ26上に配設されている。
第2苅物レンズ25と空間周波数フィルタ26どの間が
狭くても、プリズム60が微少であるためこの間に配設
可能であり、このプリズム60にて、微少径のレーク1
光を反射させて被検物体21に照射するJ:うにしてい
るため、第1発明とは異なった構成で欠陥検査表「Cの
高倍率化および小型化を図っている。
また、第12図に示す第2実施例は、微少反射部材どし
て、第1実施例のプリズム60に代えて鏡面を有する鋼
球61′h′N設けら、(している。これにおいても勿
論、欠陥検査装置の高倍率化および小型化か図られるこ
とどなる。
これらの実施例においてシー1ヂ光tX27側からプリ
ズム60や鋼球61近傍まで小径の光ファイバを設けて
も良いことは勿論である。
なお、上述した実施例では、TV撮像管32上に規則パ
ターン22の欠陥部の回折像を合焦させ、この回折像の
ビデオ信号から欠陥の右、11にの検出を行なっている
。この回折様のビデオ信号は第5図に示すように欠陥部
分の大小に応じたピーク電圧を示し、このピーク電圧に
より欠陥のレベル分けが可能であることは前述した通り
である。ただしこの場合微小な欠陥部の検出には極めて
高い感度を有する反面、欠陥部分の大きさがある所定量
を超えるとピーク電圧が飽和してしまいある所定量共」
二での欠陥のレベル分けは困ガ[どなるという問題か発
生する。このような場合、感度を下げ大きな欠陥部のレ
ベル分けを可能にするには、TV撮像管32を光11i
1110に?Ff−Jて所定量移qjJ)させ、l’V
I最C’R管32 Lの136則パターン22の欠陥部
の回折像を子フォーカスさ田ろように構成すれはよい。
このテ′フォーカス1ルの大きさと検出感度は対応する
もので5デフオーカス量を選択することにより所望の検
出感度を′1:することができる。このデフォーカス量
の設定には、r・め回折像がTV撮像管32上に合焦す
るように装NT全体を調整し、この設定位置がらレンズ
系あるいは1’V撮倣管を所定量光軸0に7aって移動
させろ、1、うに構成才ればよい。
:J:たは、回折像を形成するレーザ光源27と照明用
)−いI;:f 34どの波長の違いを利用し、照明用
光源3・1からの光でビン1−調整を行ないレーザ光源
27の光によlj形成される回折像を所定量デフォーカ
スさせる。」;うにも4成してもよい。
発コ引−の一勃一禾一 以1−説明してきたように、これらの発明によれば、対
物つ、オ系。内755 H3焦点位首ヵ1、あ(”’+
 j、j;合、       j□4’J bt来のよ
うなりレーレンスを設ける必要が’J: <、装置の高
倍率化および小型化を図ることができるという実用」−
有益な効果を発111(する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第7図は第1の発明の欠陥検査装置の第1
実施例を示す図で、第1図は同装置の概略構成図、第2
図はレーザ光が通過する規則パターン、対物レンズ系並
びに空間周波数フィルタ等を示す斜視図、第3図は欠陥
判別回路を備えた欠陥検査i!!2置を示すブロック図
、第4図は欠陥部の回折像を示す説明図、第5図は欠陥
部の回折イqシのビデオ信号を示す説明図、第6図およ
び第7図はそれぞれ異なったスベンクルノイズ装置を示
す概略図、第8図は空間周波数フィルタの変形例を示す
第2図と同様な斜視図、第9図および第1O図は第1の
発明の第2実施例を示す図で、第9図は欠陥検査装置の
概略構成図、第1O図は要部断面図、第11図および第
12図はそれぞ、1シ第2の発明の欠陥検査1’t、2
 Inの第1および第2実施例を示すIII略1117
成図、第13図は従来の透過型の欠陥検査装置を示す概
略構成図、第14図は従来の反射型の欠陥検ii、装置
を示す概略4I(7成図である。 21・・・彼倹物体、    22・・規則パターン、
23 、53・・・対物レンズ系、2’l、54・・・
第1対物レンス。 25、!;5・・第2対物レンズ、25a 、 55c
・・・挿通孔、2G 、 51 、56・・空間周波数
フィルタ、27・レーザ光源(光射出体)、 30・・・光ファイバ、 30b・・光ファイバ射出端
部ら0・・プリズム(微少反射部材)、 61・・・鋼球(微少反射部材)、 0・・光軸。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第9図 第10図 第11図 第12図 第13図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)レーザ光源と接続された光ファイバの射出端部か
    ら射出されたコヒーレントへ光を規則パターンを有する
    被検物体に照射し、該被検物体からの反射回折光を対物
    レンズ系で、該対物レンズ系内部にある焦点位置に配置
    された空間周波数フィルタ上に結像させ、該空間周波数
    フィルタで周期情報と前記被検物体の欠陥部からの非周
    期情報とを分離して、該非周期情報を観察装置で観察し
    て前記被検物体上の欠陥を検査する欠陥検査装置であつ
    て、 前記対物レンズ系に、該対物レンズ系光軸上で、前記観
    察袋口側の面から前記空間周波数フィルタ上まで挿通孔
    を設け、該挿通孔に前記光ファイバを挿通して、前記光
    ファイバ射出端部を前記空間周波数フィルタ上に配置し
    たことを特徴とする欠陥検査装置。
  2. (2)光射出体から射出されたコヒーレント光を規則パ
    ターンを有する被検物体に照射し、該被検物体からの反
    射回折光を対物レンズ系で、該対物レンズ系内部にある
    焦点位置に配置された空間周波数フィルタ上に結像させ
    、該空間周波数フィルタで周期情報と前記被検物体の欠
    陥部からの非周期情報とを分離して、該非周期情報を観
    察装置で観察して前記被検物体上の欠陥を検査する欠陥
    検査装置であつて、 前記対物レンズ系光軸と直交する方向で、前記空間周波
    数フィルタ上に沿つてコヒーレントへ光が進むように前
    記光射出体を配設すると共に、該コヒーレントへ光を前
    記被検物体方向へ反射する微少反射部材を前記空間周波
    数フィルター上に配設したことを特徴とする欠陥検査装
    置。
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