JPS6152939B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6152939B2
JPS6152939B2 JP8462179A JP8462179A JPS6152939B2 JP S6152939 B2 JPS6152939 B2 JP S6152939B2 JP 8462179 A JP8462179 A JP 8462179A JP 8462179 A JP8462179 A JP 8462179A JP S6152939 B2 JPS6152939 B2 JP S6152939B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
humidity sensor
electrode
sensor element
power source
heater
Prior art date
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Expired
Application number
JP8462179A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5610241A (en
Inventor
Shunichi Nagamoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP8462179A priority Critical patent/JPS5610241A/ja
Publication of JPS5610241A publication Critical patent/JPS5610241A/ja
Publication of JPS6152939B2 publication Critical patent/JPS6152939B2/ja
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  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Fluid Adsorption Or Reactions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、センサーの制御手段に関し、特に湿
度センサーの制御方法の改良に関する。
従来、電子レンジ等の加熱調理の制御手段とし
て、食品等が加熱されたとき放出される水蒸気を
検出して、加熱をコントロールする方法が発明さ
れ、一部実用化されている。このような場合、一
般に電子レンジ等の排気ダクト内あるいはオーブ
ン庫内に湿度センサーが装着される構造となつて
いるため、空気中に含まれるホコリあるいは加熱
された食品等から出た油蒸気等が湿度センサーに
付着して、検知感度の劣化を呈する。
すでに発明された方法では、これらの付着した
ホコリ、油等を取り除く方法として、第5図に示
すように湿度センサー素子の周囲近傍にコイル状
のヒータを設け、このヒータの熱で湿度センサー
素子を約450℃に加熱しホコリ、油等を焼き切つ
て、検知感度の劣化を防いでいた。この湿度セン
サー素子としては、マグネシウムスピネル
MgCrO4とルチルTiO2とから成るセラミツクを用
いており、相対湿度に対して電気抵抗が変化する
湿度特性(第4図a)の他に、温度が約150℃以
上になると、温度に対して電気抵抗値が変化する
サーミスタ特性(第4図b)をも有するものであ
る。
前述の湿度センサー素子を約450℃に加熱して
付着したホコリ、油等を焼き切る時、このサーミ
スタ特性を利用して、湿度センサー素子が約450
℃に加熱されたことを検出している。
しかし、このような構造ではコイル状のヒータ
と湿度センサー素子の間は空間を隔てて位置して
いるため湿度センサー素子を加熱するためには、
比較的大きなワツト数のヒータが必要であり、ヒ
ータの熱容量も大きくなつていた。そのため、湿
度センサー素子が約450℃に達したことをサーミ
スタ特性で検出し、コイル状のヒータへの通電を
切つた後も、しばらくは湿度センサー素子の温度
が定常状態に戻らず、この間は湿度検知機能を果
し得ないという欠点があつた。
そこで本発明は、このような欠点を解消するた
めの方法を提供する。
第1図a、第1図bに湿度センサーの構造を示
す。1はマグネシウムスピネルMgCrO4とルチル
TiO2とから成る湿度センサー素子、2は第1の
電極で、2本のリード線4,5が接着されてい
る。3は第2の電極でリード線6が接着されてい
る。第1、第2の電極2,3は共に酸化ルテニウ
ムRuO2で出来ており、湿度センサー素子1の両
面に接着されている。7はガード電極8のリード
線であり、ガード電極8はリード線4,5,6を
囲んで設けられている。9はアルミナ製のベース
であり、リード線4,5,6,7が固持され、
又、ガード電極8が印刷配線されている。
第2図は湿度センサーの制御回路の一部基本構
成である。10は信号源であり、一端はコンデン
サ11を介して、湿度センサーのリード線6に、
又他端は、第1の接地点13に接続される。12
は抵抗であり、一端はリード線5へ他端は第1の
接地点13に接続される。今、電極2,3間の湿
度センサー素子1のインピーダンスをRs、信号
源10をvs(ω)、抵抗12、コンデンサ11の
値をRo、Cとすると、リード線5から得られる
出力電圧voは、 となり、相対湿度の変化による、Rsの変化が、
出力電圧〓oに変化によつて検出される。
次に、14は湿度センサー素子1を約450℃の
高温に加熱し、湿度センサー表面に付着したホコ
リ、油などを焼き切るクリーニング動作のためと
湿度センサー素子1が結露しないように、常時、
湿度センサー素子1の温度を5℃程度上げておく
予熱動作のためのヒータ電源で直流である。ヒー
タ電源14の一端は、スイツチ17を介して、リ
ード線4に、他端はリード線6および第2の接地
点15に接続される。16は抵抗であり、スイツ
チ17と並列に接続されている。スイツチ17が
OFFのときは、ヒータ電源14は抵抗16を介
して第1の電極2に接続される。第1の電極2は
酸化ルチニウムから成る数十オームの抵抗値をも
つ抵抗体であるため、電圧を印加すると発熱体と
なる。すなわち、スイツチ16がOFFのときは
ヒータ電源電圧vHは抵抗16と、第1の電極2
とに分圧されて印加されるため抵抗16を適当に
設定することにより、第1の電極2における発熱
量を5℃程度温度上昇するようにコントロールで
きる。スイツチ17がONのときは、ヒータ電源
電圧vHは全て第1の電極2に印加され、湿度セ
ンサー素子1は急速に温度があがり、約450℃と
なつてクリーニング動作を行なう。尚、湿度セン
サー素子1が約450℃に達したことは、第4図b
に示される湿度センサー素子1のサーミスタ特性
によつて、そのインピーダンスRsHを検出するこ
とによつて知ることができる。
次に、ヒーター電源14が信号の出力電圧v
に影響しないことを説明する。今、湿度センサー
を等価的に示すと、第3図のように考えられる。
18,19は、第1の電極2の抵抗値を示し、
20は第4図a、第4図bに特性が示されるよう
な、湿度センサー素子1のインピーダンスであ
る。
このような構成において、ヒータ電源14は直
流であるため湿度センサー素子1のインピーダン
ス20、抵抗12、信号電源10、コンデンサ1
1などより構成される電気ループは、コンデンサ
11によつて、カツトされる。従つて、出力電圧
voにはヒータ電源14による電気信号は現われ
ない。このことを更に拡張すれば、ヒータ電源1
4を直流と限定しなくても、ヒータ電源14の周
波数と信号電源10の周波数の差を大きくすれ
ば、適当なコンデンサ容量cあるいは適当なフイ
ルターを用いることによつて、ヒータ電源14に
よる電気信号と信号電源による電気信号を分離し
て選択的に検出することが可能である。
以上説明したようは本発明によれば次のような
効果が期待できる。
(1) 従来の湿度センサーのコイル状のヒータを電
極ヒータにしたため、熱時定数が非常に少なく
なり、湿度センサーを加熱クリーニングした後
早く定常状態に復帰することができる。
(2) 同じ理由で、加熱クリーニングに要する電力
量を少なくできる。
(3) ヒータ電源を直流に、信号電源を交流にする
というように、ヒータ電源と信号電源の周波数
の差を大きくすることにより、信号電源による
電気信号を、ヒータ電源による電気信号から分
離して検出できるため、精度の良い湿度センサ
ー素子のインピーダンス検出が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図aおよびbは本発明に用いる湿度センサ
ーの外観図、第2図は同じく電気回路の一部基本
構成図、第3図は同じく湿度センサーの等価回路
図、第4図aは同湿度センサーの湿度特性図、第
4図bは同湿度センサーのサーミスタ特性図、第
5図は従来の湿度センサの外観図である。 1……センサー素子、2……第1電極、3……
第2電極、8……ガード電極、9……ベース、1
4……ヒータ電源、17……スイツチ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 平板状の湿度センサー素子に、第1の電極と
    加熱クリーニングのためのヒータ体として機能す
    る第2の電極とを設け、第2の電極から、第1、
    第2の2本のリード線を引出し、第1の電極から
    第3のリード線を引き出し、前記第1、第2のリ
    ード線のいずれかにフイルタ素子を介して信号源
    の一端を接続し、前記第3のリード線と前記信号
    源の他端の間に抵抗を接続し、この抵抗間に出力
    される電圧値を検出することによつてセンサー素
    子のインピーダンスを計測するとともに、このイ
    ンピーダンス測定系とは独立したヒータ電源を前
    記第1、第2のリード線間に印加する構成とする
    とともに、上記信号源とヒータ電源のうち一方の
    直流とし他方を交流とした湿度センサー制御回
    路。
JP8462179A 1979-07-04 1979-07-04 Humidity sensor controlling device Granted JPS5610241A (en)

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JP8462179A JPS5610241A (en) 1979-07-04 1979-07-04 Humidity sensor controlling device

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JP8462179A JPS5610241A (en) 1979-07-04 1979-07-04 Humidity sensor controlling device

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Publication Number Publication Date
JPS5610241A JPS5610241A (en) 1981-02-02
JPS6152939B2 true JPS6152939B2 (ja) 1986-11-15

Family

ID=13835747

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JP8462179A Granted JPS5610241A (en) 1979-07-04 1979-07-04 Humidity sensor controlling device

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11110634B2 (en) 2015-10-12 2021-09-07 Ppg Industries Ohio, Inc. Method and apparatus for making a polymeric aircraft window panel

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5915009A (ja) * 1982-06-30 1984-01-26 株式会社東京自働機械製作所 粉状物用製袋充填包装装置
JPS59168518A (ja) * 1983-03-15 1984-09-22 Toshiba Corp 加湿器

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US11110634B2 (en) 2015-10-12 2021-09-07 Ppg Industries Ohio, Inc. Method and apparatus for making a polymeric aircraft window panel

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JPS5610241A (en) 1981-02-02

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