JPS6120410Y2 - - Google Patents

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JPS6120410Y2
JPS6120410Y2 JP1980107385U JP10738580U JPS6120410Y2 JP S6120410 Y2 JPS6120410 Y2 JP S6120410Y2 JP 1980107385 U JP1980107385 U JP 1980107385U JP 10738580 U JP10738580 U JP 10738580U JP S6120410 Y2 JPS6120410 Y2 JP S6120410Y2
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JP
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temperature
correction
output
heating chamber
detection element
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JP1980107385U
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JPS5730613U (ja
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  • Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)
  • Electric Ovens (AREA)
  • Radiation Pyrometers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、加熱室内に配置されてマグネトロン
により加熱される被加熱食品からの赤外線を、チ
ヨツパを介して赤外線センサにより検出すると共
に、前記チヨツパの温度を検知する補正用温度検
知素子を設け、前記赤外線センサの検出出力に前
記補正用温度検知素子の検出出力を差動的に加え
て前記被加熱食品の温度を検知するようにした高
周波加熱装置に関するものである。
この種の装置は第1図に示すように構成されて
いる。原理的には、加熱室2内に配置された被加
熱食品1からの赤外線をチヨツパ3によつて断続
的に赤外線センサ13によつて検出することによ
り、食品1とチヨツパ3との間の放射赤外線の
差、即ち温度差を測定し、食品1の温度を測定す
るものである。しかし、調理の進行と共に加熱室
2の温度が上昇し、それにつれてチヨツパ3の温
度も上昇する。そこで食品1の温度を正確に測定
するためには、チヨツパ3の温度上昇分をキヤン
セルする必要があり、チヨツパ3の温度を測定す
る補正用温度検知素子14を設けるようにしてい
る。そして、赤外線センサ13の検出出力は増幅
器5を介して差動増幅器7の正入力端子に、補正
用温度検知素子14の検出出力は増幅器6を介し
て差動増幅器7の負入力端子にそれぞれ入力され
る。差動増幅器7の出力は、チヨツパ3の温度上
昇分が補正された食品1の温度を示すものであ
り、例えば、この温度が所定値になつたとき制御
部10を介してスイツチ9をオフ制御し、電源1
1から食品加熱用の高周波発振器としての例えば
マグネトロン8への給電を断つのに利用される。
このような装置において、加熱室2内が何らか
の原因で異常に温度上昇することがある。このよ
うな場合のために、従来は加熱室2内に専用の温
度検出器として例えばオーブンサーマルを設け、
異常温度が検出されたらスイツチ9をオフにする
などの手段を講じていた。
本考案の目的は、かかる異常温度検出専用の温
度検出器を設けることなく、同等の機能を達成し
得る高周波加熱装置を提供することにある。
この目的を達成するために本考案は、前記補正
用温度検知素子によつて検知される前記チヨツパ
の温度が予定の異常高温値に達したときに比較出
力を出す比較器と、前記比較出力に基づいてマグ
ネトロンをオフ制御する手段とを設けたことを特
徴とするものである。
第2図は本考案の一実施例を示すものであり、
以下これを参照して本考案を更に詳細に説明す
る。
第2図において、第1図のものと同一の部材は
同一の符号で示し、その部分の説明は省略する。
本考案に従い、第2図の装置には、比較器15及
びトランジスタ16が設けられている。比較器1
5の基準入力端子には制御部10から例えば異常
温度として93℃に相当する大きさの信号が入力さ
れ、比較入力端子には増幅器6の出力側からチヨ
ツパ3の温度に相当する信号が入力される。トラ
ンジスタ16の出力(コレクタ)回路には、スイ
ツチ9をオフ制御する電磁コイル9Mが直列に接
続され、ベースには抵抗17が直列に接続されて
いる。差動増幅器7の出力が、食品1が所定の温
度に達したことを示す値になると、制御部10及
びダイオード18並びに抵抗17を介してトラン
ジスタ16にベース電流を流し、これをオンして
電磁コイル9Mを励磁し、スイツチ9をオフとす
る。正常動作時は、加熱室2内は40〜50℃程度で
あり、比較器15は動作出力を出さない。又、加
熱室2内の温度が例えば93℃といつた異常な高温
度にまで上昇すると、チヨツパ3の温度も異常に
上昇し、それを補正用温度検知素子14が検知す
る。従つて、比較器15が比較出力を出し、ダイ
オード19を介してトランジスタ16をオンと
し、スイツチ9をオフとしてマグネトロン8をオ
フとする。
以上述べた構成によれば、加熱室温度専用の温
度検出素子を設けることなく、しかも食品温度と
は別に、加熱室2内の異常温度上昇を検知し、例
えばマグネトロン8をオフ制御することができ
る。従つて本考案によれば、前記補正用温度検知
素子を加熱室温度の異常上昇に対する保護手段と
兼用したことにより安価な高周波加熱装置を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は公知の高周波加熱装置の構成図、第2
図は本考案の一実施例を示す構成図である。 1……被加熱食品、2……加熱室、3……チヨ
ツパ、7……差動増幅器、8……高周波発振器
(マグネトロン)、9……スイツチ、10……制御
部、13……赤外線センサ、14……補正用温度
検知素子、15……比較器、16……トランジス
タ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 加熱室内に配置された被加熱食品と、この被加
    熱食品を加熱するため前記加熱室内に高周波を放
    射する高周波発振器と、前記被加熱食品から放射
    される赤外線をチヨツパを介して検出する赤外線
    センサと前記チヨツパの温度を検知する補正用検
    知素子とを備え、前記赤外線センサの検出出力に
    前記補正用温度検知素子の検出出力を差動的に加
    えて前記被加熱食品の温度を検知するようにした
    高周波加熱装置において、前記補正用温度検知素
    子によつて検知される温度が予定の異常高温値に
    達したときに比較出力を出す比較器と、前記比較
    出力に基づいて前記高周波発振器をオフ制御する
    手段とを設けたことを特徴とする高周波加熱装
    置。
JP1980107385U 1980-07-29 1980-07-29 Expired JPS6120410Y2 (ja)

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JP1980107385U JPS6120410Y2 (ja) 1980-07-29 1980-07-29

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JP1980107385U JPS6120410Y2 (ja) 1980-07-29 1980-07-29

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JPS5730613U JPS5730613U (ja) 1982-02-18
JPS6120410Y2 true JPS6120410Y2 (ja) 1986-06-19

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ID=29468686

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JP1980107385U Expired JPS6120410Y2 (ja) 1980-07-29 1980-07-29

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JPS5929394A (ja) * 1982-08-10 1984-02-16 株式会社東芝 高周波加熱調理器

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JPS5730613U (ja) 1982-02-18

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