JPS6151399A - 箔およびその製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は箔、特に金属層ｔその一部に有する箔およびそ
の製造方法に関するものである。

（従来の技術） 様々な種類の箔において、例えば装飾用に使用されるホ
ットエンボシングフオイルのみならず包装用の箔等にお
いても、特定の領域のみに金属コーティングｒ設けるこ
とが度々望捷れている。例えば、文字や絵や他の形状の
図案【苗土において金属の効果もしくは外観７有するパ
ターンによって形成することか試みられている。このよ
うな種類の箔の表面に金属コーティング７行なう際には
通常、箔の全域にわたって蒸着法もしくは同様の方法が
適用されている。したがって、金属コーティングが苗土
の所定の領域のみに必要とされる場合には、この所定の
領域のみｔ残して例えば印刷加工等によって金属コーテ
ィングは隠蔽されていた。しかしながら、このような方
法使用いた場合には苗土の金属コーティング盆被覆する
層が箔の使用時に剥離し、金属が外から見えるようにな
る危険かある。所定の金属層ケ設けるために可能なもう
１つの方法は、ある種のエツチング剤に腐蝕されない一
方で該金属層を腐蝕するラッカーを金属層の形成後に該
金属層上の所定の領域に塗布し、耐腐蝕層により被覆さ
れていない領域の金属層を溶出除去した後、苗土に残存
する金属領域が適当な形状で表出てれるように耐腐蝕層
を洗い落丁ことからなる。このような方法は複雑であり
、また場合によっては腐蝕蒸気ケ発生する溶媒により、
また多くの場合には溶媒の蒸気により深刻な環境汚染の
生じることがある。

熱間加エエンボンングフオイルの製造において従来使用
されている方法は担体すなわち裏打箔（ａ　ｃａｒｒｉ
ｅｒ　ｏｒ　ｂａｃｋｉｎｇ　ｆｏｉｌ　）　（この苗
土には保護ラツカー層が設けられることもある）上にお
いて金属層か表出されないようにするべき領域に例えば
印刷加工により、ラッカーコーティングケ施すものであ
る。この方法において裏打層上に設けられたラッカーコ
ーティングは、該裏打箔もしくは適宜に使用きれる前記
保護ラツカー層を腐蝕しない溶媒により溶解をせること
ができる。裏打層上において金属を付着すべきでない領
域にラッカー７塗布した後、蒸着法により裏打層上に金
属が付着される。次いで可溶性ラッカー７溶解すること
により、裏打層上の金属コーティングが不要な領域から
金属層は除去される。この種の方法は、特に印刷加工に
よれば必要な効果を得るべく殆んど思いの１まに可溶性
ラッカー勿裏打苗土に塗布することができるため、極め
て繊細かつ精巧なパターン化効果を形成することが可能
であるという利点ケ有している。

しかしながら、この方法においては、金属によりコーテ
ィングでれるべき表面に通常、比較的むらがあるために
金属コーティングの厚さが不均一となり、その結果、最
終製品すなわち可溶層の溶解工程により金属層７部分的
かつ選択的に除去した後に得られる製品に難点が生じる
という不利益ヶ受けることがある。また、この方法によ
る限り、金属層に着色効果勿表出させることは不可能で
ある。金属コーティングに着色効果勿得るためには金属
層の目に見える側面にラッカーによる透明な着色コーテ
ィング４施す必要がある。ラッカーによる透明な着色コ
ーティングが可溶性ラッカ〜と裏打箔との間に施された
場合、この着色コーティングも除去されるべき金属コー
ティングの部分と共に除去ハキれない。したがって、金
属コーティングのみならず背景領域もまた対応して着色
されるが、多くの場合、このような着色は許容されない
。したがって、このような場合には透明着色ラツカー層
（ａ　ｔｒａｎｓｐａｒｅｎｔｌｙ　ｃｏｌｏｕｒｅｄ
　１ａｙｅｒ　ｏｆｌａｃｑｕｅｒ　）　２可溶性ラツ
カーコーテイングの形成後においてのみ塗布することが
必要である。しかしながら、この場合には可溶性ラッカ
ーヶ溶出きせる操作が極めて複雑なものになる。なぜな
ら、溶媒は可溶性ラッカーに作用する前に透明なラッカ
ーコーティングに浸透しなければならないからである。

公知の方法において最後に残された唯一の可能性は高粘
稠剤により金属コーティング勿染色することである。し
かしながら、このような薬剤は金属コーティングが裏打
層上に形成でれる前あるいは保護ラツカー層が設けられ
る場合には、そのコーティング前に塗布しなければなら
ないため、次いで形成される金属コーティング上におけ
る染色効果があまり強力にならないという危険性があり
、特に極めて微弱な着色効果４得ることのみが可能であ
る。

（発明が解決しようとする問題点） 本発明の目的は所望の形状の金属による図案紫膜けるこ
とのできるホットエンボシングフォイル等の箔會提供す
ることにある。

また本発明の別の目的は前述の従来技術の欠点ｗ　克服
−ｒるホットエンボンングフォイル等の箔ｒ製造する方
法を提供することにある。

（問題点勿解決するための手段） 上記目的は、担体すなわち裏打箔材村上のある部分のみ
？被覆するように金属コーティング層？設けてなるホン
トエンボシングフォイル等の箔により達成される。この
金属コーティングは例えば装飾用もしくは情報提供用の
ものとすることができる。裏打箔において金属コーティ
ングが施される側の面には連続した、すなわち途切れの
ない被覆ラッカーコーティングケ施してもよい。σらに
（あるいは）金属コーティングにおいて裏打箔から遠い
側の面に保護層もしくは接着層ケ設けてもよい。裏打層
上の金属コーティング領域内のみにおいて、金属コーテ
ィングと裏打箔自体との間、もしくは前者とその上に任
意に施される被覆ラッカーコーティングとの間に硬化剤
により硬化するラッカーからなるラツカー層が設けられ
る。硬化剤は金属コーティングに被覆てれるべき領域の
みに適用でれ、ラッカーは硬化剤の添加を受けない限り
、裏打箔およびその上に任意に施される前記被覆コーテ
ィング勿腐蝕しない溶媒により溶解される。

硬化剤ケ選択的に適用することにより硬化するラツカー
層は透明ラッカー、好捷しくは透明着色ラッカーにより
形成することができる。

したがって、特定の領域において［下敷（ｕｎｄｅｒｌ
ｙｉｎｇ　）Ｊ層ケ溶出することにより金属コーティン
グ勿除去することからなる前述の従来の方法により製造
されたホットプンスエンボシングフォイルもしくは他の
同様の箔ど異なって、本発明による箔においては金属コ
ーティングと裏打すなわち担体箔との間において苗土に
金属コーティングが施されるべき領域のみに不溶性のラ
ツカー層がさらに設けられる。このラツカー層は硬化剤
の添加により、金属コーティング形成領域内において不
溶性を付与され、他の領域では溶出可能となる。

が施される下敷すなわち裏打表面缶はぼ平坦かつ均一と
することが可能である。一方、金属コーティングの下に
塗布され硬化剤の添加により選択的に硬化σれるラツカ
ー層は透明なラッカーにより容易に形成することが可能
であり、着色効果ヶ有するものとし、苗土の金属コーテ
ィング部分の領域内のみに着色ラッカーが存在するよう
にすれば背景まで着色される恐れはない。したがって、
本発明の箔は前述の従来の方法により製造された箔と比
較して形状に関する選択性が広い。

本発明による箔は、裏打箔もしくはその上に選択的に設
けられるラッカー被覆層の表面全域に、この裏打箔もし
くは選択的な被覆層ヶ腐蝕しない溶媒により溶解σれ、
かつ硬化剤の添加により前記溶媒に対し不溶性となるラ
ツカー層を設けることからなる方法により好ましく製造
される。ラツカー層の塗布後、硬化剤は次いでラツカー
層上の金属コートされるべき領域に例えば印刷工程によ
り適用される。硬化剤はラッカーと反応して溶媒に対す
る不溶性ケ該ラッカーに付与する。次いで金属層ケ箔の
表面全域に形成した後、硬化剤７適用しなかった領域の
ラツカー層ｒ溶媒の使用により溶出することにより所定
の領域の金属層ケ除去する。

すなわち、本発明による製造方法において可溶性ラッカ
ーは金属コーティングが除去されるべき領域のみならず
裏打箔の表面全域に塗布され、次いで硬化剤７適用の領
域に適用することにより、この所定領域においてラッカ
ーが硬化されるのである。したがって、硬化剤は比較的
薄い層として可溶性ラッカーに塗布することが可能であ
り、ラッカー内に浸透することにより該ラッカーと反応
する結果、塗布層の厚さはさらに薄くなる。このような
方法により、はぼ平坦な表面が得られ、次いで金属コー
ティングを例えば蒸着法により該表面上に形成すること
が特に好都合となる。

溶媒ケ適用すると硬化剤の選択的適用により硬化しなか
った領域において可溶性ラツカー層が腐蝕されるため、
ラツカー層の溶解によりその上の金属コーティングケ迅
速に除去することが可能である。

硬化剤は極めて広範囲の製品から選択することが可能で
ある。例えば、硬化剤は実質的にラッカー用硬化剤のみ
からなる比較的粘稠な薬剤とすることができる。しかし
ながら実際には、硬化剤は硬化でれるべきラッカーとそ
の基本組成において対応し多量の硬化成分（ａ　ｈａｒ
ｄｅｎｅｒ　）勿含有する硬化もしくに固化ラッカー（
ａ　ｈａｒｄｅｎｉｎｇ　ｏｒ　ｓｅｔｔｉｎｇ　１ａ
ｃｑｕｅｒ）からなるものとすることが好ましいと認め
られた。このようなラッカーは硬化剤として、特に清浄
かつ清潔な方法ｒ用いた印刷工程により塗布することが
できる。そして、硬化ラッカー中に多量に存在する硬化
成分は硬化ラッカーから硬化すべきラッカー中に移動し
、後者ｒ硬化きせる。この際、硬化されるべきラッカー
の表面は硬化ラッカーによ！２特に安定化されるため、
金属コーティングケ適用するために極めて良好な表面が
得られる。

可溶性かつ硬化性のラッカーおよび／もしくに上述の硬
化ラッカーは透明ラッカーとすることができ、好ましく
は透明着色ラッカーである。透明着色ラッカーは金属コ
ーティングに対して所望の着色効果７容易に付与する。

上述のラッカーが着色されていない場合には金属コーテ
ィングの輝きに悪影響４及ぼさないような付加的な保護
ラッカーコーティングを形成させることも可能である。

本発明において、可溶性ラノカーヶ弱アルカリ性水溶液
すなわち無毒の液体中に溶出させることによって金属コ
ーティングの選択部分を除去するためには可溶性かつ硬
化性の層ｔ、カルボキシル基盆含んだ結合剤ケ含有する
ラッカー（ａ　１ａｃｑｕｅｒ　ｃｏｎｔａｉｎｉｎｇ
　ａｃａｒｂｏｘｙｌ　ｇｒｏｕｐ−ｂｅａｒｉｎｇ　
ｂｉｎｄｉｎｇ　ａｇｅｎｔ　）好ましくは少なくとも
１つのカルボキシル基（ａｔ　　１ｅａｓｔ　　ｏｎｅ
　ｃａｒｂｏｘｙｌ　　ｇｒｏｕｐ−ｂｅａｒｉｎｇａ
ｃｒｖｌａｔｅ　）　　ｙｚアンモニア性性液液中しく
は揮発性アミンｒ含有する溶液中に溶解してなるものか
ら形成する。このようなラッカーは弱アルカリ性水溶液
に容易に溶解可能である。

使用されるラッカーにカルボキシル基勿含んだ結合剤が
含有されている場合には、本発明に使用される硬化ラッ
カーは多官能価アジリジン勿含有するラッカーであるこ
とが好捷１゜い。このようなラソカ二の硬化すべきラッ
カーに対する反応性は、たとえ硬化ラッカーが比較的薄
い層として塗布された場合にも迅速かつ確実である。

実用上、塗布される可溶性かつ硬化性のラツカー層の厚
さは０．７μｍ〜４μｍ１硬化ラツ力一層の厚では０．
５μｍ〜３μｍ、！：すれば一般的に充分である。使用
されるラッカーによりラツカー層の厚さは実質的に変化
し得る。

本発明による箔およびその製造方法の目的、特徴および
詳細は以下の記載および添付図面から明白となろう。

（好ましい実施例） 以下、図面ケ参照し、本発明の好ましい実施例ヶ説明す
る・ 第１図に示す本発明によるホットエンボシングフォイル
等の箔は例えば厚さ約２０μｍのポリエステルフィルム
からなる裏打すなわち担体箔１に有している。図面上、
裏打箔１の下向きの面には保護もしくは剥離ラツカー層
２がこのような層の通常の厚さ、すなわち使用時の条件
により、例えば約１〜約ｉｏμｍケ有して形成される。

保護ラツカー層２は裏打箔１からホントエンボシングフ
ォイル材料お容易に分離する目的で設けられるものであ
るが、一方で箔の外観に悪影響を及ぼすものであっては
ならない。すなわち、保護ラツカー層２は透明とするこ
とが好ましい。

次いで、保護ラツカー層２の裏打箔１から遠い方の表面
にラツカー層３か例えば約０．７〜４μｍの厚さｔ有し
て形成される。ラツカー層３は通常透明であり、例えば
金属錯体色素のような透明着色剤（ｔｒａｎｓｐａｒｅ
ｎｔｃｏｌｏｕｒｉｎｇ　ａｇｅｎｔｓ　）で着色する
こともできる。

ラツカー層３は裏打箔１および保護シソカ一層２勿腐蝕
しない溶媒により溶解される。例えばラツカー層３はカ
ルボキシル基〒含んだ結合剤のアンモニア性溶液もしく
は該結合剤の揮発性アミン含有溶液、好ましくはカルボ
キシル基含有アクリル酸塩ｒ含むものとすることができ
る。例えばラツカー層３はアンモニア性情Ｈにカルボキ
ンル基含有アクリル酸塩’２２０〜５０％の割合で含む
ものとすることができる。

箔材斜上において金属コーティングケ形成する領域に相
当するラツカー層３の表面には硬化剤層４が塗布される
。硬化剤層４がラツカー層３に塗布される領域は前述の
溶媒に対し不溶性となる。硬化剤層４は例えば好捷しく
に硬化もしくは固化ラツカー層であり、印刷操作により
塗布することができる。硬化剤層４はラツカー層３に含
まれるポリマーｒ例えば含有される官能基との反応によ
り架橋することのできる硬化剤ケ必須成分として含んで
いる。この反応は本発明の一実施例において、多官能価
アジリジンを濃度２〜１０％の割合で含有するラッカー
形成層ｒ硬化剤層４として用いることにより達成される
。

また、硬化剤層４勿構成するラッカーは金属錯体色素等
の透明着色剤により透明着色することも可能である。

硬化剤層４ケ印刷工程等によりラツカー層３に塗布した
後、硬化剤は硬化剤層４からラツカー層３内の硬化領域
５に浸透しくこのような浸透は第１図において矢印で示
される）、ラツカー層３の硬化領域５においてラッカー
は架橋する。すなわち、ラッカーは固化かつ硬化し、そ
の結果、前述の溶媒による腐蝕ケ受けないようになる。

したかつて、ラツカー層３は使用はれる溶媒に対し不溶
性の硬化領部分盆有するようになる。

このようにラツカー層３および選択的に塗布された硬化
剤層４勿図面下向き表面全域に設けた箔には次いで金属
層もしくはコーティング６、例えばアルミニウム層が蒸
着法により形成される。第１図に示す形状および構成に
おいては、ラツカー層３の硬化領域５に施された金属コ
ーティング６は可溶性領域における金属コーティング６
よりも若干突出している。

上記操作すなわち複合箔材料製造法の第１段階を構成す
る一連の操作の終了後およびラツカー層３の架橋化が硬
化領威５において生ずるに充分な時間の経過後、該硬化
領域５間−に存在し硬化剤層４からの硬化剤の浸透によ
ジ硬托しないラツカー層３の領域τその上に存在する金
属コーティング６と共に前述の適当な溶媒により除去も
しくは流出させる。すなわち、溶媒は硬化領域５の間に
存在するラツカー層３の部分子溶解できるものとする。

次いで箔材ｆ−Ｈ−を残存する溶媒ｒ除去すべく水洗さ
れ、乾燥される。ラツカー層３ケ構成゛する２ツカ−が
前述の組成物である場合、硬化領域５０間に存在するラ
ツカー層３の除去すべき領域は前記結合剤中のカルボキ
ンル基と反応する弱アルカリ性溶液によりラツカー層３
【溶解させることによって除去される。

上述の溶解および洗浄工程すなわち本方法の第２段階の
終了後得られる構造物は第２図に示すように、硬化剤の
添加により硬化したラツカー層３の硬化領域５上にのみ
金属コーティング６を有している。

次いで第２図に示す材料は最終エンポジ／グツオイル領
得るべく加工きれる。例えばエンボシングフォイルの背
景層もしくは接着層あるいは保護層として、接着コーチ
イン・グ層７７公知の方法および形状で適用することが
できる。

上述の本発明の箔ｒ製造する一実施例において使用可能
なラッカー類の例ｒ以下に示す。

保護ラツカー層２ 成　分　　　　　　　　重量部 メチルメタクリレートコポリマー　　　　　　　１００
０（環球法による融点：１９０〜２００℃）メチルエチ
ルケトン　　　　　　　　１６００トルエン　　　　　
　　　　　　　　　４０００ジアセトンアルコール　　
　　　　　ｓｏｏ。

ラツカー層３ このラッカーは通常、アンモニアもしくはアミンにより
弱アルカリ性とてれる水溶性ラッカーである。

成　分　　　　　　　　　重量部 カルボキンル基含有アクリレート　　　　　　　　２０
００（エマルジョンｐＨ＝５）固形分４０％エチルアル
コール　　　　　　　　　　　　２０００アンモニア溶
液（７％ＮＩ（３）２００硬化剤層４ この層は透明着色ラッカーである。

成　分　　　　　　　　　重量部 多官能価アジリジン　　　　　　　　　　　　３００（
液状、２５°Ｃにおける比重量１．０８ν況）カルボキ
ンル基含有アクリレ−１−２０００（ラツカー層に用い
られたものと同等のもの）エチルアルコール　　　　　
　２０００金属錯体色素溶液　　　　　　１００ なお、本発明はホットエンボシングフォイルに限らず、
金属にその少なくとも一領域に有する箔の製造に極めて
広範囲に適用できるものである。この際には連続層およ
び／もしくはラッカー組成を必要に応じて変化きせるだ
けでよい。また、したがって本発明は上述の２ツカ−ｒ
使用するべく限定されるものではなく、例えば天然樹脂
からなるラッカーｒ使用することも可能である。

（発明の効果） インクを施すことができるものであり、金属コーティン
グにはほぼ均一な着色が可能であり、またかなり精巧な
図案音形成するＣとができる。また本発明による箔の製
造方法はこのような箔を容易にしかも環境汚染ケ招くこ
となく製造するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による箔の金属コーティング形成直後の
状態ケ示す断面図、 第２図は第１図に示した箔の選択された領域７１）ら金
属コーティングケ除去した後の状態τ示す断面図、 第３図は第２図に示した箔に接着コーティング紫膜けて
なる最終ホソトエンボソングフォイルｒ示す断面図であ
る。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）第１および第２の表面を有する裏打箔を有し、該裏
   打箔の第１の表面側には該裏打箔表面の一部のみを被覆
   する金属層が設けられ、該金属層と前記裏打箔との間に
   は該金属層部分の領域内にのみラツカー層部分が設けら
   れ、該ラツカー層部分は前記金属層部分の領域内のみに
   適用された硬化剤により硬化された第１のラツカー層か
   ら形成されていることを特徴とする箔。 ２）前記裏打箔と前記第１のラツカー層との間に前記裏
   打箔の第１の表面の全域を被覆するラツカー層が設けら
   れていることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の
   箔。 ３）前記金属層部分の前記裏打箔から遠い側に保護層が
   設けられていることを特徴とする特許請求の範囲第１項
   記載の箔。 ４）前記金属層部分の前記裏打箔から遠い側に接着層が
   設けられていることを特徴とする特許請求の範囲第１項
   記載の箔。 ５）前記第１のラツカー層が透明ラツカーからなること
   を特徴とする特許請求の範囲第１項記載の箔。 ６）前記第１のラツカー層が透明着色ラツカーからなる
   ことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の箔。 ７）ホツトエンボシングフオイルであることを特徴とす
   る特許請求の範囲第１項記載の箔。 ８）裏打箔の第１の表面の少なくともほぼ全域に該裏打
   箔を腐蝕しない溶媒に対して可溶性の物質からなる層を
   コーテイングし、 金属層により被覆すべき部分において前記層に硬化剤を
   適用し、該硬化剤を該部分において前記可溶性の物質と
   反応せしめることにより該部分における該物質を前記溶
   媒に対して不溶性とし、前記金属層を前記可溶性の物質
   からなる層の少なくともほぼ全域上に形成し、前記可溶
   性の物質からなる層の前記硬化剤により硬化されない部
   分を前記溶媒により溶出せしめ、該部分上に存在する金
   属を除去することからなる裏打箔と該裏打箔の一部分の
   みを被覆する金属層とからなる箔の製造方法。 ９）前記硬化剤が基本組成において前記可溶性の物質か
   らなる層に対応する硬化ラツカーであつて、多量の硬化
   成分を含有する硬化ラツカーであることを特徴とする特
   許請求の範囲第８項記載の方法。 １０）前記可溶性の物質からなる層が透明ラツカーであ
   ることを特徴とする特許請求の範囲第８項記載の方法。 １１）前記可溶性の物質からなる層が透明着色ラツカー
   であることを特徴とする特許請求の範囲第８項記載の方
   法。 １２）前記硬化剤が透明ラツカーであることを特徴とす
   る特許請求の範囲第９項記載の方法。 １３）前記硬化剤が透明着色ラツカーであることを特徴
   とする特許請求の範囲第９項記載の方法。 １４）前記可溶性の物質からなる層がカルボキシル基含
   有結合剤のアンモニア性溶液を含むラツカーからなるこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第８項記載の方法。 １５）前記可溶性の物質からなる層がカルボキシル基含
   有結合剤の少なくとも１つの揮発性アミンを含有する溶
   液を含むラツカーからなることを特徴とする特許請求の
   範囲第８項記載の方法。 １６）前記可溶性の物質からなる層が少なくとも１つの
   カルボキシル基を含有するアクリル酸塩からなることを
   特徴とする特許請求の範囲第８項記載の方法。 １７）前記硬化剤が多官能価アジリジンからなることを
   特徴とする特許請求の範囲第９項記載の方法。 １８）前記金属層上に物質層を設けることを特徴とする
   特許請求の範囲第８項記載の方法。