JPS6012953B2 - 食刻画像の形成方法 - Google Patents

食刻画像の形成方法

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JPS6012953B2
JPS6012953B2 JP51136873A JP13687376A JPS6012953B2 JP S6012953 B2 JPS6012953 B2 JP S6012953B2 JP 51136873 A JP51136873 A JP 51136873A JP 13687376 A JP13687376 A JP 13687376A JP S6012953 B2 JPS6012953 B2 JP S6012953B2
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修 竹厚
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は食刻画像の形成方法に関する。
従来から金属或いは非金属板の表面をフオトェッチング
法あるいはケミカルミリーリング法によって食刻して食
刻画像を形成することが行われている。
フオトェッチング法は、‘1}原図の作成 ■写真製版
法による原版の作成 ‘3}被加工材表面の前処理(脱
脂・研磨・酸洗い・水洗・乾燥)‘4}感光液塗布‘5
1露光【6}現像(→染色→バーニング){7}被加工
材裏面に防食ニス塗布 側腐蝕‘9’水洗 ■レジスト
及び防食ニス剥離 (11)水洗、乾燥 (12)仕上
げ、検査の12工程よりなり工程数が多く且製品1つ毎
に感光液、現像液、防蝕ニス剥離液、腐蝕液等多くの使
用材料を必要とするので製品1つ当りの製作時間及び製
造費が高い欠点がある。
又、ケミカルミーリング法は、‘1’マスクの作成【2
1被加工材表面の前処理 ‘3’マスキング ■腐蝕
■水洗【6ルジスト除去‘7)水洗、乾燥【8}仕上げ
、検査の8工程よりなり前記フオトェッチング法に比べ
れば工程数は少ないが、フオトェッチング法よりも精度
が低い欠点がある。
又、被加工材を腐蝕する場合、前記いずれの方法につい
てもいえることであるが、単純な浸債法ではエッチング
に時間がかかるしサイドエッチも大きく、腐蝕ムラも起
こしやすいので一般には腐蝕液を被加工材板面にはねか
けたり、吹きつけて腐蝕を行なわなければならず、設備
費がかかる欠点がある。又、腐蝕液の寿命はそれほど長
くなく、従って腐蝕液自体の材料費がかさむばかりでな
く、品質がバラッキやすく、歩留りも低下し、品質管理
、作業能率に非常に影響が大きい欠点がある。そして一
般に腐蝕液は数回線返し使用しているうちに疲労するの
で、新液を補充するとか、疲労液を全部捨て去って新液
と交換しなければならない欠点がある。更に用済みの腐
蝕液及び洗糠廃液はそのまま廃水することは出来ず廃水
にあたっては物理的・化学的処理を施して有害成分を除
去することを要し高価な廃水処理装置を必要とする欠点
がある。
本発明は前述の欠点を解消した食刻加工方法により金属
或いは非金属の呈する色調を利用した色彩食刻画像を極
めて簡単に製造することを特色とするものである。即ち
、本願に係る第1の発明は第1の物質よりなる単層の基
体又は表層が第1の物質よりなる多層の基体上に前記第
1の物質の色とは異なる色を有する第2の物質被膜が重
視されている複合体の表面に熱及び/又は圧で破壊可能
な含腐蝕液マイクロカプセルを含む腐蝕印刷インキを用
いて、外形が食刻加工しようとするパターンの腐蝕性E
O刷被膜を印刷形成後、該腐蝕性印刷被膜面に熱及び/
又は圧を加えて含腐蝕液マイクロカプセルを破壊し、該
マイクロカプセル内から腐蝕液を流出させ、前記複合体
の前記腐蝕性印刷被膜で被覆されている部分を食刻する
ことにより前記基体表面の一部を選択的に裸出させた後
、該腐蝕性印刷被膜を除去することを特徴とする食刻画
像の形成方法であり、第2の発明は第1の物質よりなる
単層の基体又は表層が第1の物質よりなる多層の基体上
に前記第1の物質の色とは異なり、且つ、相互に異なっ
た色を有する2層以上の物質被膜が重層されている複合
体の表面に熱及び/又は圧で破壊可能な含腐蝕液マイク
ロカプセルを含む腐蝕印刷インキを用いて腐蝕せんとす
る深さに相応する腐蝕能力をそれぞれ備えた外形が食刻
加工しようとするパターンの複数の腐蝕性印刷被膜を印
刷形成後、該腐蝕性印刷被膜面に熱及び/又は圧を加え
て含腐蝕液マイクロカプセルを破壊し、該マイクロカプ
セル内から腐蝕液を流出させ、前記複合体の前記腐蝕性
印刷被膜で被覆されている部分を各腐蝕性印刷被膜の腐
蝕能力に相応する深さに食刻することにより最上の物質
被膜より下層の物質被膜の面及び基体面の一部を選択的
に裸出させた後該腐蝕性印刷被膜を除去することを特徴
とする食刻画像の形成方法である。以下、本発明につき
図面を参照しながら詳細に説明する。最初に第1の発明
について説明する。
先ず第1図示の如く、第1の物質よりなる単層の基体1
上に上記第1の物質の色とは異なる色を有する第2の物
質被膜2が重層されている複合体の表面に熱及び/又は
圧で破壊可能な含腐蝕液マイクロカプセル3を含む腐蝕
印刷インキ4を用いてグラビア印刷、オフセット印刷、
シルクスクリーン印刷、あるいはフレキソ印刷等の印刷
方式によって外形が食刻加工しようとするパターンの鏡
像の腐蝕性印刷被膜6を印刷形成する。上記において含
腐蝕液マイクロカプセル3とは第2図示の如く芯物質で
ある腐蝕液31が熱及び/又は圧で破壊可能な壁膜32
で包まれているものである。芯物質である腐蝕液31と
しては、例えばか性タソーダ、塩酸、塩化第二鉄液と塩
酸の混合溶液、塩化第二鉄液、過酸化アンモンと塩化第
二水銀の混合溶液、硝酸、硝酸と硫酸の混合溶液、硝酸
と塩酸の混合溶液、クロム酸と硫酸の混合溶液、塩化第
二鉄と硝酸の混合溶液、硝酸と過酸化水素水0の混合液
、塩酸と過酸化水素水の混合液、硝酸と硝酸銀の混合溶
液、ふつ酸、過硫酸塩とふつ化物の混合溶液、粉末亜鉛
と塩酸の混合溶液等を使用することができる。
この場合混合液自体が反応するもの、例えば塩酸あるい
は硝酸と過酸化水素水5との混合液等の場合は各々を別
々にカプセルにしてその2種類のカプセルを混合してイ
ンキを作成すれば良い。壁膜32の材料としては例えば
ポリアミド、ポリエステル、ポリウレタン、ポリウレア
、ポリ力0ーボネート、ホルマリンナフタレンスルホン
酸縮合物、アミノ樹脂、アルキッド樹脂、シリコーン樹
脂等の縮合系ポリマー、無水マレィン酸系共重合体〔エ
チレン、ビニルメチルェーテルなど〕、アクリル酸、メ
タクリル酸系の単独ないし共重合体等のコポリマー、ポ
リ塩化ピニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリエチレン、ポ
リスチレン、ボリビニルアセタール、ポリアクリルアマ
イド、ポリビニルベンゼンスルホン酸、ポリビニルアル
コール、合成ゴム等のホモポリマ−、ェポキシ樹脂、ニ
トロパラフィン、ポリスチレンのニトロ化体等の硬化型
ポリマー、ワックス、パラフィン、ロジン、シエラツク
、トリステアリン、モノグリセラィド、密ろう、木ろう
、油脂、硬化油等のろう状物質を使用することができる
壁膜材料は芯物質との関係を考慮して選択しなければな
らない。
即ち、芯物質が酸化性薬品を除く各種鉱酸の場合にはポ
リエチレン、ポリプロピレンなどの炭化水素系化合物で
不飽和結合のないもの、あるいはポリ塩化ビニルのプラ
スチック、フェノール系樹脂、アクリル樹脂を使用し、
又、芯物質が無機アルカリの場合にはポリエチレン、ポ
リプロピレンなどの炭化水素系化合物で不飽和結合のな
いもの、あるいはポリ塩化ビニルのプラスチック、ユリ
ア樹脂、アクリル樹脂、ェポキシ樹脂を使用する。
又、芯物質が酸化性の硝酸、あるいは濃い塩酸などの場
合には、ポリ塩化ビニリデンなどの特殊なプラスチック
しか使用できない。カプセル化は例えば界面重合法、i
nsitu重合法、融解分散冷却法、有機溶液系からの
相分離法、液中乾燥法等の方法によって行なわれ得る。
腐蝕印刷インキ3は前記マイクロカプセル2とピヒクル
との混合物を主剤とし、それに必要に応じて乾燥適性調
整剤等の種々の助剤を添加した組成物である。腐蝕印刷
インキのビヒクルはマイクロカプセルの壁膜材料との関
係を考慮して選択すべきものであるが、ビヒクルとして
例えば下記のものがあげられる。
(i)グラビア用 マレィン酸樹脂、ロジン変性フェノール樹脂、環化ゴム
、エチルセルロース、ニトロセルロース、セラック、ポ
リアミド樹脂、クマロンィンデン樹脂、ビニル系樹脂、
ブチラール樹脂、アラビアゴム、デキストリン、ロジン
変性アルキド等の単独もしくは混合物の固形バインダを
トルオール、キシロール等の芳香族溶剤、エチルェステ
ル芳香族溶剤、アルコール類、炭化水素溶剤、MEK、
MIBK、アノン等のケトン系溶剤に溶解したビヒクル
(ii)オフセット用 アマニ油スタンド油、乾性油変性アルキド樹脂(乾性油
変性フタル酸アルキド樹脂、イソフタル酸アルキド樹脂
など)、ロジン変性フェノール樹脂を含有する樹脂ワニ
ス等側シルクスクリーン アマニ油スタンド油、アヤニ油脱水ヒマシ油などにマレ
ィン酸樹脂を溶解した樹脂ワニス、乾性油変性アルキド
樹脂などにほぼ同量のホワイトスピリットを加えたピヒ
クル、ニトロセルロ−ス、エチルセルロース、エチルヒ
ドロキシ、エチルセルロースなどを溶剤に溶解し適当な
可塑剤を加えたビヒクル、セラックをホゥ砂を用いて水
に溶解したビヒクル、変性ブチラール樹脂を芳香族溶剤
に溶解したビヒクル等M フレキソ用 マレイン酸樹脂、エチルセルロース、ニトロセルロース
、ロジン変性フェノール樹脂、ケトン樹脂、ゼィン等の
単独もしくは混合物の固体/ゞィンダを変性アルコール
、プロピルアルコール、インプロピルアルコール等のア
ルコール溶剤に溶解したビヒクル、ポリアミド樹脂、ア
クリル樹脂、塩化ゴム、セルロース誘導体等の固体バイ
ンダをアルコール、ヱステル、ケトン、ナフタなどの混
合溶剤に溶解したビヒクル、あるいは豚、デキストリン
、アラビアゴム、ポリビニルアルコール、メチルセルロ
ース等の水に可溶なものの他、セラツク、マレィン酸樹
脂、ゼィンなど水に溶解しないもの等上記において、腐
蝕性印刷被膜6の腐蝕能力の調整はマイクロカプセル内
の腐蝕液の濃度或いは印刷被膜の厚さを調整することに
よって行なうことができる。
第1図示の如く、複合体の表面に熱及び/又は圧で破壊
可能な含腐蝕液マイクロカプセル3を含む腐蝕印刷イン
キ4を用いて食刻加工しようとするパターンの腐蝕性印
刷被膜5を印刷形成後、該印刷被膜層に熱及び/又は圧
を加えて含腐蝕液マイクロカプセルを破壊し該マイクロ
カプセル内から腐蝕液を流出させ、上記複合体の前記腐
蝕性印刷被膜5が被着されている部分を食刻することに
より第3図示の如く上記基体1の表面の一部を選択的に
裸出させて食刻画像6を形成する。
かくの如くして得られた画像は単に凹凸を有するだけで
はなく凸部と凹部では色が異なるものであり、素材の有
する色を活かして構成されたものである。
上記において第1の物質としては腐蝕液によって腐蝕さ
れるものと腐蝕液によって腐蝕されないもののいずれを
も使用することが出来、形成しようとする画像の形態を
考慮して選択使用することができる。
しかして第1の物質としては腐蝕液によって腐蝕されて
変色したり或いは表面状態が変化して美観が損われない
ものであれば何を用いても良い。又、第2の物質被膜の
構成物質としてはアルミニウム、陽極酸化したアルミニ
ウム、クロム、金、モリブデン、銀、ステンレス、スチ
ール、鋼、チタン、亜鉛等の金属あるいはガラス、セラ
ツク、ネサフイルム、シリコン、ゲルマニウム、プラス
チック等を使用することが出来る。
上記において第1の物質よりなる基体上に第2の物質被
膜を設ける方法としてはメッキ、蒸着、ラミネート、コ
ーティングなどの方法が採用される。
上記において食刻すべき深乳ま、‘1’第2の物質被膜
のみを食刻し穿孔によって裸出される基体表面は食刻し
ない深さと、■第2の物質被膜とともに基体表面を食刻
する深さのいずれでも良い。
更に一部領域の第2の物質被膜を完全貫通しない中途の
深さでハーフエッチングするようにしても良い。更に上
記において基体としては第1の物質よりなる単層基体を
用いているがこれ以外に第4図示のような表層が第1の
物質よりなる多層の基体を用いても良い。
以上は第1の発明についての説明である。
次いで第2の発明について述べる。
先ず、第5図示の如く、第1の物質よりなる基体1上に
前記第1の物質の色とは異なり、且つ相互に異なった色
を有する2層の物質被膜21及び22が重層されている
複合体の表面に熱及び/又は圧で破壊可能な含腐蝕液マ
イクロカプセル3を含む腐蝕印刷インキを用いてグラビ
ア印刷、オフセット印刷、シルクスクリーン印刷、ある
いはフレキソ印刷等の印刷方式によって外形が食刻加工
しようとするパターンの鏡像の膜厚が相互に異なる腐蝕
性印刷被膜51,52を印刷する。
上記において含腐蝕液マイクロカプセル3、及び腐蝕印
刷インキのビヒクルについては第1の発明の説明におい
て述べた通りである。
次いで印刷被膜層に熱及び/又は圧を加えて含腐蝕液マ
イクロカプセルを破壊し、該マイクロカプセル内から腐
蝕液を流出させ、上記複合体の前記腐蝕性印刷被膜5が
彼着されている部分を食刻することにより第6図示の如
く基体1の表面及び第1の物質被膜61面の一部を選択
的に裸出させて食刻画像18を形成する。
かくの如くして得られた画像は単に凹凸を有するだけで
はなく凸部と凹部では色が異なり且つ凹部が2色の色で
色どられている美麗なるものであり、素材の有する色を
活かして構成されたものである。
上記において、物質被膜層の層数を更に増すことにより
、更に多数の色で色どられた画像を構成することができ
る。
上記において、第1の物質は第1の発明の説明において
述べた通りである。
物質被膜の構成物質はアルミニウムト陽極酸化したアル
ミニウム、クロム、金、モリブデン、銀、ステンレス、
スチール、鋼、チタン、亜鉛等の金属あるいはガラス、
セラツク、ネサフイルム、シリコン、ゲルマニウム、プ
ラスチック等を使用することができる。
上記において食刻すべき深さは、‘1}貫通穿孔すべき
物質被膜のみを食刻し穿孔によって裸出される物質被膜
面或いは基体表面は食刻しない深さと、【2ー更に裸出
すべき物質被膜層表面と基体表面をも若干食刻する深さ
のいずれでも良い。
更に一部領域の最上層の物質被膜を完全貫通しない中途
の深さでハーフエッチングするようにしても良い。更に
上記において基体としては第1の物質よりなる単層基体
を用いているがこれ以外に第4図示のような表層が第1
の物質よりなる多層の基体を用いても良い。
更に上記において、腐蝕性印刷被膜21,22の腐蝕能
力の差を膜厚を異ならせることによりつけているが、こ
れを複数種の腐蝕能力の異なる腐蝕印刷インキを用いて
腐蝕能力の異なる腐蝕性印刷被膜を形成することによっ
て行なっても良い。
次に実施例をあげて具体的に説明する。実施例 1 3?B′eの塩化第二鉄溶液を芯物質とし、該芯物質を
エチレン−酢酸ビニル共重合体で包んで30〜50仏の
粒径のマイクロカプセルを作成した。
次にこのマイクロカプセルを用い下記の組成のシルクス
クリーン印刷用インキを作成した。〔インキの組成〕マ
イクロカプセル 85部ェポキ
シ変性ブチラール樹脂 15部芳香族溶剤
(東氷産業■製ソルベッソNo.150)15部次にこ
のインキを用いて銅よりなる基体の表面にニッケルのメ
ッキ被膜を設けた複合体の表面に100メッシュのチェ
ック柄のスクリーン版を用い、シルクスクリーン印刷方
式にてチェック柄を絵付けした。
次いで150℃で10分間熱処理を行ない、冷却して洗
浄乾燥を行なった結果シルバー(ニッケル)色のバック
に銅色の凹部チェック柄が存在する食刻画像を形成する
ことが出来た。
このものは簡単な工程にもかかわらず外観上従来のエッ
チング法で得られるものと遜色がなかった。
実施例 2 37oB′eの塩化第二鉄溶液を芯物質とし、該芯物質
を塩化ピニリデンで包んで30山〜50〃の粒径のマイ
クロカプセルを作成した。
次にこのマイクロカプセルを用い、下記組成のシルクス
クリーン印刷用インキを作成した。〔インキの組成〕 マイクロ力プセル 8碇部ェ
ポキシ変性ブチラール樹脂 2庇部芳香族
溶剤(東氷産業■製ソルベツソNO.150)15部次
にこのインキを用いて銅よりなる基体の表面にニッケル
のメッキ被膜を設けた複合体の表面に100メッシュの
スクリーン版を用いシルクスクリーン印刷方式にて水玉
模様を印刷した。
次に20000、20kg/の6の砂の条件で熱圧をか
けたのち、洗浄、乾燥を行なった結果、シルバー(ニッ
ケル)色のバックに銅色の凹部水玉模様が存在する食刻
画像を形成することが出来た。
このものは簡単な工程にかかわらず外観上、従来のエッ
チング法で得られるものと遜色がなかった。実施例 3 3?B′eの塩化第二鉄溶液を芯物質とし、該芯物質を
エチレン酢酸ビニル共重合体で包んで30〜50山の粒
径のマイクロカプセルを作成した。
次にこのマイクロカプセルを用い下記の組成のシルクス
クリーン印刷用インキを作成した。〔インキ1の組成〕 マイクロカプセル 85部塩化
ビニル樹脂 15部芳香族溶
剤(東永産業■製ソルベッソNo.150)15部〔イ
ンキ2の組成〕 マイクロカプセル 4碇都塩化
ビニル樹脂 6碇部芳香族溶
剤(東永産業■製ソルベッソNo.150)15部次に
このインキを用いて、しんちゆうよりなる基体の表面に
銅〆ツキ及び更にその上からニッケルメッキ被膜を設け
た複合体の表面に100メッシュの花柄スクリーン版を
用いインキ1を用いて花柄を印刷し、次に100メッシ
ュの薬柄スクリーン版を用いインキ2を用いて葵柄を印
刷した。
次いで150℃で10分間熱処理を行ない、冷却して洗
浄乾燥を行なった結果、バックはシルバー(ニッケル)
色、花柄部はしんちゆう色、葉柄部は銅色の凹部絵柄が
存在する食刻画像を形成することが出来た。実施例 4 37B′eの塩化第二鉄溶液を芯物質とし、該芯物質を
エチレン−酢酸ビニル共重合体で包んで30〜50ムの
粒径のマイクロカプセルを作成した。
次にこのマイクロカプセルを用い、下記の組成のシルク
スクリーン印刷用インキを作成した。〔インキの組成) マイクロ力ブセル 5碇部塩化
ビニル樹脂 5碇部芳香族溶
剤(東永産業■製ソルベッソNo.150)15部次に
このインキを用いて、しんちゆうよりなる基体の表面に
銅〆ッキ及び更にその上からニッケルメッキ被膜を設け
た複合体の表面に100メッシュの花柄スクリーン版で
花柄を印刷した。
次に100メッシュの葵柄スクリーン版で上記インキを
用いて、同一個所を3回印刷して実柄を印刷した。次い
で200℃で20k9/榊60秒間処理を行ない冷却、
洗浄、乾燥を行なった結果バックはシルバー(ニッケル
)色、花柄部はしんちゆう色、葉柄部は銅色の凹部総柄
が存在する食刻画像を形成することが出釆た。
実施例 5 37B′eの塩化第二鉄溶液を芯物質とし、該芯物質を
エチレン−酢酸ビニル共重合体で包んで30r〜50仏
の粒径のマイクロカプセルを作成した。
次にこのマイクロカプセルを用い下記の組成のシルクス
クリーン印刷用インキを作成した。〔インキの組成〕 マイクロカプセル 85部塩化
ビニル樹脂 15部芳香族
溶剤(東永産業■製ソルベッソNO.150)15部次
にこのインキを用い、厚み50仏の青色着色ポリプロピ
レンフィルムの表面にアルミニウムを蒸着した複合体の
表面に70メッシュのスクリーン版で水玉様を印刷した
次いで100C0、20k9/c虎、2分間の熱処理を
行ない、冷却、洗浄、乾燥を行なった結果、バックはシ
ルバー(ニッケル)色、水玉部は青色の凹部絵柄が存在
する食刻画像を形成することができた。
以上詳記した如く、本発明によれば、煩頚なしジストパ
ターン作成及び防蝕工程を要せず、少ない工程数で短時
間に高い生産能率で安価に多数の食刻画像を形成するこ
とができる。又、腐蝕時の設備は簡単で済み、多大なる
スペースと設備費を必要としない。又、マイクロカプセ
ル含有量、インキ塗布量、温度などで腐蝕速度を規制す
ることができるので腐蝕作業の管理が容易であり、且安
定した製品が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は第1の発明を説明しており、第1
図は複合体表面に腐蝕性印刷被膜を設けた状態の断面図
、第2図は含腐蝕液マイクロカプセルの断面図、第3図
は第1図示の複合体が食刻された状態を示す断面図、第
4図は多層の基体の断面図、第5図及び第6図は第2の
発明を説明しており、第5図は複合体表面に腐蝕性印刷
被膜を設けた状態の断面図、第6図は第5図示の複合体
が食刻された状態を示す断面図である。 図の主要な部分を表わす符号の説明、1・・・・・・基
体、2,21,22・・・・・・物質被膜、12・・・
・・・基体の表層、3・・…・含腐蝕液マイクロカプセ
ル、31・・・・・・腐蝕液、32・・・・・・壁膜、
4・・・・・・腐蝕印刷インキ、5,51,52・・・
・・・腐蝕性印刷被膜。 第1図第2図 第3図 第4図 第5図 第6図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 第1の物質よりなる単層の基体又は表層が第1の物
    質よりなる多層の基体上に前記第1の物質の色とは異な
    る色を有する第2の物質被膜が重層されている複合体の
    表面に熱及び/又は圧で破壊可能な含腐蝕液マイクロカ
    プセルを含む腐蝕印刷インキを用いて外形が食刻加工し
    ようとするパターンの腐蝕性印刷被膜を印刷形成後、該
    腐蝕性印刷被膜面に熱及び/又は圧を加えて含腐蝕液マ
    イクロカプセルを破壊し、該マイクロカプセル内から腐
    蝕液を流出させ、前記複合体の前記腐蝕性印刷被膜で被
    覆されている部分を食刻することにより前記基体表面の
    一部を選択的に裸出させた後、該腐蝕性印刷被膜を除去
    することを特徴とする食刻画像の形成方法。 2 第1の物質よりなる単層の基体又は表層が第1の物
    質よりなる多層の基体上に前記第1の物質の色とは異な
    り、且つ、相互に異なった色を有する2層以上の物質被
    膜が重層されている複合体の表面に熱及び/又は圧で破
    壊可能な含腐蝕液マイクロカプセルを含む腐蝕印刷イン
    キを用いて腐蝕せんとする深さに相応する腐蝕能力をそ
    れぞれ備えた外形が食刻加工しようとするパターンの複
    数の腐蝕性印刷被膜を印刷形成後、該腐蝕性印刷被膜面
    に熱及び/又は圧を加えて含腐蝕液マイクロカプセルを
    破壊し、該マイクロカプセル内から腐蝕液を流出させ、
    前記複合体の前記腐蝕性印刷被膜で被覆されている部分
    を各腐蝕性印刷被膜の腐蝕能力に相応する深さに食刻す
    ることにより最上の物質被膜より下層の物質被膜の面及
    び基体面の一部を選択的に裸出させた後該腐蝕性印刷被
    膜を除去することを特徴とする食刻画像の形成方法。
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