JPS6145442A - 往復再生機能付テ−プレコ−ダ−の表示回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明はテープレコーダーに関し、特に第１方向への再
生機能及び該第１方向の反対方向である第２方向への再
生機能を有する往復再生機能付テープレコーダーの表示
回路に係る。

（ロ）従来の技術 最近へッドフオンによって磁気テープの再生信号を聴取
するようにしたヘッドフオンステレオと呼ばれるカセッ
ト式テープレコーダーが普及している。斯かるカセット
式テープレコーダーでは、長時間再生が要求されるため
カセットを取り出すことなく両面を再生することが出来
る往復再生機能を備えたものが多くみられる。斯かる往
復再生機能を有するテープレコーダーは、一般に磁気テ
ープの第１方向へのトランクに録音されている信号を再
生する第１磁気ヘッドと、磁気テープの第２方向へのト
ラックに録音されている信号を再生する第２磁気ヘッド
を備えており、再生方向に対応してＷｌｏかる第１磁気
ヘッドと第２磁気ヘッドとを切換えるように構成されて
いる。斯かる再生方向に対応して第１磁気ヘッドと第２
磁気ヘッドとを切換える技術としては、例えば実公昭５
７−５６８７号公報に開示されたものがある。また往復
再生機能を備えたテープレコーダーは、第１方向への再
生動作が行なわれて磁気テープが終端に達すると再生方
向を自動的に切換えて第２方向への再生動作を行なうよ
うにした装置即ち自動及転装。

置を備えている。斯かる自動反転を行なう技術としては
、例えば特公昭５１−４８０４４号公報に開示されたも
のがある。そして、斯かる往復再生機能を備えたテープ
レコーダーは、磁気テープの終了を検出して再生方向を
反転せしめる自動反転装置の他に磁気テープの途中にお
いて手動によって再生方向を切換える反転装置を備えて
おり、斯かる技術としては、例えば特開昭５９−７１１
５２号公報に開示されたものがある。

（ハ）　発明が解決しようとする問題点前述した手動に
よる再生方向の反転装置を備えた往復再生機能付テープ
レコーダーにおいて、例えば第１方向への再生動作を行
なっているときに再生方向を切換えて第２方向への再生
動作を行なうと第２方向へのトラックに記録されている
曲の途中から再生されることが多い。従って斯かるテー
プレコーダーでは曲の冒頭部を探し出すためには巻戻し
動作と再生動作とを繰り返して行なう必要があり非常に
不便なものであった。本発明は斯かる点を改良した表示
回路を提供しようとするものである。

に）問題点を解決するための手段 本発明は磁気テープの第１方向へのトラックに録音され
ている信号を再生する第１磁気ヘッドと、磁気テープの
第２方向へのトラックに録音されている信号を再生する
第２磁気ヘッドと、第１方向への再生動作状態にあると
きＫは前記第１磁気ヘッドにより再生された信号が入力
されると共に第２方向への再生動作状態にあるときには
前記第２磁気ヘッドにより再生された信号が入力される
増幅回路と、第１方向への再生動作状態にあるときには
前記第２磁気ヘッドにより再生された信号が入力される
と共に第２方向への再生動作状態にあるときには前記第
１ｆｆｉ気ヘッドにより再生された信号が入力され、且
つ磁気テープに録音されている信号間にある無信号部を
検出する無信号部検出回路と、該無信号部検出回路より
無信号部検出に伴なう検出信号が出力されると動作状態
になる表示手段とより構成されている。

（ホ）作用 本発明は、往復再生機能を備えたテープレコーダーにお
いて、一方の方向のトラックに録音されている信号を再
生聴取しているときに他方の方向のトラックに対応して
設けられ且つ不使用状態にある磁気ヘッドを利用して非
再生状態にあるトラックに記録されている信号間にある
無信号部を検出するようにしたものである。

（へ）実施例 図示した回路は、本発明の表示回路の一実施例である。

同図において、（１）及び（２）は磁気テープの第１方
向へのトラックに録音されている左右のチャンネルの信
号を夫々再生する第１及び第２の磁気ヘッド、（３）及
び（４）は磁気テープの第２方向へのトラックに録音さ
れている左右のチャンネルの信号を夫々再生する第３及
び第４の磁気ヘッド、（５）。

（６）、（７）及び（８）は磁気テープの再生方向切換
装置によって切換えられる第１、第２、第３及び第４の
切換スイッチであり、各々第１端子（５ａ）、（６ａ）
、（７ａ）、（８ａ）　、第２端子（５ｂ）、（６ｂ）
、（７ｂ）、（８ｂ）及び可動端子（５ｃ）、（６ｃ）
、（７ｃ）、（８ｃ）を備えている。前記第１切換ス１
ノテ（５）の第１端子（ｂａ）は前記第１磁気ヘッド（
１）の信号端子に接続され、第２端子（５ｂ）は第３磁
気ヘッド（３）の信号端子に接続されている。前記第２
切換スイツチ（６）の第１端子（６ａ）は前記第２磁気
ヘッド（２）の信号端子に接続され、第２端子（６ｂ）
は前記第４ｆｉ気ヘッド（４）の信号端子に接続されて
いる。前記第３切換スイツチ（７）の第１端子（７ａ）
は第３磁気ヘッド（３）の信号端子に接続され、第２端
子（７ｂ）は第１磁気ヘッド（１）の信号端子に接続さ
れている。また前記第４切換スイツチ（８）の第１端子
（８ａ）は第４磁気ヘッド（４）の信号端子に接続され
、第２端子（８ｂ）は第２磁気ヘッド（２）の信号端子
に接続されている。

（９）は前記第１切換スイツチ（５）を通して入力され
る第１磁気ヘッド（１）又は第３磁気ヘッド（３）から
の再生信号を増幅する第１前置増幅回路、ａＯは該第１
前置増幅回路（９）によって増幅された再生信号が印加
されると共に該信号のレベルを調整する第１可変抵抗器
、（６）は該第１可変抵抗器（１１によってレベル調整
された信号が入力されると共に該４５１号を増幅する第
１主増幅回路である。０２は前記第２切換スイツチ（６
）を通して入力される第２＠気ヘッド（２）又は第４１
Ｌａ気ヘッド（４）からの再生信号を増幅する第２前置
増幅回路、峻は該第２前置増幅回路θカによって増幅さ
れた再生信号が印加されると共に該信号のレベルを調整
する第２可変抵抗器、（ロ）は該第２可変抵抗器αｊに
よってレベル調整された信号が入力されると共に該信号
を増幅する第２主増幅回路である。轡はヘッド７オンプ
ラグが挿入されるヘッドフォンジャノクであり、前記第
１主増幅回路（２）によって増幅された信号が印加され
る第１信号端子αＱ、前記第２主増幅回路α４によって
増幅された信号が印加される第２信号端子αη及び接地
されている接地端子（ト）を備えている。α唱ま前記第
３切換スイツチ（７）及び第４切換スイツチ（８）を通
して第１磁気ヘッド（１）、第２磁気ヘッド（２）、第
３磁気ヘッド（３）及び第４磁気ヘッド（４）にて再生
された信号が入力されると共に信号間にある無信号部を
検出する無信号部検出回路であり、信号間に形成されて
いる無信号部が検出されるとその出力端子に検出信号を
出力するように構成されている。翰は前記無信号部検出
回路α０より検出信号が出力されると動作状態になる駆
動回路であり、負荷として接続されている発光ダイオー
ドＱ１）を点灯駆動せしめる作用を成すものである。斯
かる構成において、前記第１切換スイツチ（５）、第２
切換スイツチ（６）、第３切換スイツチ（７）及び第４
切換スイツチ（８）は、自動反転装置や手動による反転
装置によって磁気テープの再生方向が切換えられると連
動して切換えられるように関係付けられている。

以上の如く本発明の表示回路は構成されており、次に動
作について説明する。図示したスイッチの状態は、第１
方向への再生動作を行なう状態であり、斯かる状態にお
いて再生操作を行なうと各回路に電源が供給されると共
に１嘔動機構が第１方向への再生動作を行なう状態にな
り、テープレコーダーは第１方向への再生動作状態にな
る。第１磁気ヘッド（１）によって再生された左チャン
ネルの信号は第１切換スイツチ（５）を通し【第１前置
増幅回路（９）に入力されて増幅された後第１可変抵抗
器αＯに印加される。該第１可変抵抗器θＱに印加され
た第１磁気ヘッド（１）からの再生信号は、そのレベル
を調整された後第１主増幅回路αｐに入力されて増幅さ
れ、前記ヘノドフオンジャック邸の第１信号端子αＱに
出力される。前記第２磁気ヘッド（２）によって再生さ
れた右チャンネルの信号は第２切換スイツチ（６）を通
して第２前置増幅回路（２）に入力されて増幅された後
第２可変抵抗器的に印加される。

該第２可変抵抗器α３に印加された第２磁気ヘッド（２
）からの再生信号は、そのレベルを調整された後第２主
増幅回路α局に入力されて増幅され、前記ヘノドフォン
ジャックａＯの第２信号端子ａ７）に出力される。従っ
て、斯かる状態において、ヘノドフォンジャック轡にヘ
ッド７オンプラグを挿入すればヘッド７オンによって第
１磁気ヘッド（１）及び第２磁気ヘッド（２）により再
生された信号即ち第１方向へのトランクに録音されてい
る左右のチャンネルの信号をステレオにて聴取すること
が出来る。斯かる第１方向への再生動作が行なわれてい
るとき第２方向へのトランクに録音されている左右のチ
ャンネルの信号は第３磁気ヘッド（３）及び第４磁気ヘ
ッド（４）によって再生された後第３切換スイツチ（７
）及び第４切換スイツチ（８）を通して無信号部検出回
路Ｑ鴨に入力される。斯かる状態のままで第１方向への
再生動作が行なわれ、第２方向へのトラックに録音され
ている信号間にある無信号部が検出されると無信号部検
出回路（鴎より検出信号が出力される。該無信号部検出
回路（Ｉｎより検出信号が出力されると該信号が印加さ
れる駆動回路−が動作状態になり、負荷として接続され
ている発光ダイオードＱυは点灯厖動せしめられる。従
って使用者は該発光ダイオード＋ａの点灯により第２方
向へのトラックに録音されている信号間にある無信号部
が第３磁気ヘッド（３）及び第４磁２ヘッド（４）によ
って再生されていることを認知することが出来る。

使用者が前記発光ダイオードＧＤが点灯状態にあるとき
に手動による再生方向の反転操作を行なうと磁気テープ
の駆動機構が第２方向への再生動作を行なう状態に切換
えられると共に第１切換スイツチ（５）、第２切換スイ
ツチ（６）、第３切換スイツチ（７）。

及び第４切換スイツチ（８）は図示した状態の反対側に
切換えられる。斯かる切換動作が行なわれると第３磁気
ヘッド（３）によって再生された左チャンネルの信号が
第１切換スイツチ（５）を通して第１前置増幅回路（９
）に入力され、第４磁気ヘッド（４）によって再生され
た右チャンネルの信号が第２切換スイツチ（６）を通し
て第２前置増幅回路（イ）に入力される。

前記第１前置増幅回路（９）によって増幅された第３磁
気ヘッド（３）からの再生信号は第１主増幅回路（ロ）
によって更に増幅された後ヘンドフォンジャック（至）
の第１信号端子α０に出力される。また前記第２前置増
幅回路（２）によって増幅された第４磁気ヘッド（４）
からの再生信号は第２主増幅回路α４によって更に増幅
された後へッドフォンジャック轡の第２信号端子αηに
出力される。従って、使用者は、今まで再生聴取してい
た第１方向への再生信号に代って第２方向への再生信号
を聴取することになるが、斯かる再生動作は前記無信号
部検出回路α呻によって検出された無信号部より行なわ
れるので、該無信号部の次に録音されている曲の冒頭部
より聴取することになる。斯かる状態のままで第２方向
への再生動作が行なわれるが斯かる状態にあるとき無信
号部検出回路α呻には第１磁気ヘッド（１）及び第２磁
気ヘッド（２）によって再生される第１方向へのトラッ
クに録音されている信号が第３切換スイツチ（７）及び
第４切換スイツチ（８）を通して入力されることになる
。従って斯かる第２方向への再生動作が行なわれている
状態では、無信号部検出回路α９は第１方向へのトラッ
クに録音されている信号間にある無信号部の検出動作を
行ない発光ダイオードＱυはその表示動作を行なうこと
になる。それ散策１方向への信号間にある無信号部を検
出することによって発光ダイオード宰が点灯したとき再
生方向の切換操作を行なうと前述した動作により第１方
向のトラックに録音されている曲をその冒頭部より再生
聴取することが出来る。このように発光ダイオードＱ］
）が点灯したとき再生方向の切換操作を行なうと反対方
向に記録されている曲をその冒頭部より聴取することに
なるが、該発光ダイオードＱηが点灯しても切換操作を
行なゎなげれ。

ばそのまま再生動作が行なわれることになる。そして無
信号部の次に記録されている信号が再生されると無信号
部検出回路αりから出方されていた検出信号が消滅し発
光ダイオードＱηが非点灯状態になる。

尚本実施例ではステレオ型テープレコーダーについて説
明したが、モノラル型のテープレコーダーに実施するこ
とは勿論可能である。また無信号部が検出されたとき動
作する表示手段として発光ダイオードを使用したが液晶
等の他の素子を使用することも出来る。更に無信号部が
検出されたとき発光ダイオード（ハ）を点灯せしめるよ
うにしたが、反対に非点灯状態にせしめるよう和するこ
とも出来る。

（ト）　　発明の効果 本発明の表示回路は、一方の方向のトラックに録音され
ている信号を再生聴取しているときに他方の方向のトラ
ックに録音されている信号間にある無信号部を検出して
表示するようにしたので、該無信号部が検出されている
ときに再生方向の切換操作を行なえば必ず曲の冒頭部よ
り再生されることになり、本発明は往復再生機能付テー
プレコーダーに実施した場合に非常に大きな効果を奏す
るものである。また反対方向のトラックに録音されてい
る信号間にある無信号部を検出する磁気ヘッドとして、
該トラックに対応して設けら−れてぃると共に不使用状
態にある磁気ヘッドを利用しているため構成が簡単にな
ると共に安価にて製造することが出来るという利点を本
発明は有している。

【図面の簡単な説明】

図示した回路は、本発明の表示回路の一実施例である。 主な図番の説明 （１）・・・第１磁気ヘッド、　（２）・・・第２磁気
ヘッド、（３）・・・第３磁気ヘッド、　（４）・・・
第４磁気ヘッド、（５）・・・第１切換スイツチ、　（
６）・・・第２切換スイツチ、（７）・・・第３切換ス
イツチ、　（８）中筒４切換スイッチ、（９）・・・第
１前置増幅回路、　（至）・・・第２前置増幅回路、轡
・・・ヘッド７オンジヤツク、　Ｑｌ・・・無信号部検
出回路、　Ｑｌ）・・・発光ダイオード。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）第１方向への再生機能及び該第１方向の反対方向
   である第２方向への再生機能を有すると共に手動による
   再生方向の切換を可能に構成された往復再生機能付テー
   プレコーダーにおいて、磁気テープの第１方向へのトラ
   ックに録音されている信号を再生する第１磁気ヘッドと
   、磁気テープの第２方向へのトラックに録音されている
   信号を再生する第２磁気ヘッドと、第１方向への再生動
   作状態にあるときには前記第１磁気ヘッドにより再生さ
   れた信号が入力されると共に第２方向への再生動作状態
   にあるときには前記第２磁気ヘッドにより再生された信
   号が入力される増幅回路と、第１方向への再生動作状態
   にあるときには前記第２磁気ヘッドにより再生された信
   号が入力されると共に第２方向への再生動作状態にある
   ときには前記第１磁気ヘッドにより再生された信号が入
   力され、且つ磁気テープに記録されている信号間にある
   無信号部を検出する無信号部検出回路と、該無信号部検
   出回路より無信号部検出に伴なう検出信号が出力される
   と動作状態になる表示手段とより成る往復再生機能付テ
   ープレコーダーの表示回路。