JPS6144366Y2 - - Google Patents

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JPS6144366Y2
JPS6144366Y2 JP5709081U JP5709081U JPS6144366Y2 JP S6144366 Y2 JPS6144366 Y2 JP S6144366Y2 JP 5709081 U JP5709081 U JP 5709081U JP 5709081 U JP5709081 U JP 5709081U JP S6144366 Y2 JPS6144366 Y2 JP S6144366Y2
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JP
Japan
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coil
enclosure
support
filament coil
support arm
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JP5709081U
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JPS57170268U (ja
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  • Resistance Heating (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、集魚灯その他に用いられる大出力白
熱電球に関するものである。
一般に大出力白熱電球においては長尺なフイラ
メントコイルが配設されるために十分大きな耐振
性及び耐衝撃性が必要である。このため従来の大
出力白熱電球においては、第1図に示すように、
封体1内に、この封体1の管軸方向に沿つて伸び
るフイラメントコイル2の両端を固定すると共
に、前記管軸に沿つて伸びるよう支持ロツド4、
例えば4本の支持ロツド4A,4B,4C,4D
を設けてこれら支持ロツド4の各々に、この支持
ロツド4に巻回されたコイル部51及びこのコイ
ル部51の一端より延出した支持腕部52並びに
この支持腕部52の先端に形成された係合部53
より成るサポータ5、例えば前記フイラメントコ
イル2の長さ方向に沿つて略等間隔に位置される
4個のサポータ5A,5B,5C,5Dを取付
け、これら各サポータ5の係合部53を前記フイ
ラメントコイル2に係合せしめて各サポータ5に
より前記フイラメントコイル2を、その長さ方向
に沿つた順次の位置において支持するようにし、
これによつて運搬時等におけるフイラメントコイ
ル2の揺動を防止すると共に長期間の使用による
フイラメントコイル2の姿態の変形を防止するよ
うにしている。ここで前記サポータ5は、前記フ
イラメントコイル2の長さ方向における位置設
定、或いは前記支持腕部52の回転方向の位置設
定を容易なものとするために、支持ロツド4に沿
つてスライドできるようなコイル部51を形成し
たものが用いられているのである。
しかしながらこのような大出力白熱電球におい
ては、これを例えば集魚灯として用いて船上で垂
直点灯せしめたときに、前記サポータ5がエンジ
ンの駆動等により大きな機械的振動を受けて且つ
フイラメントコイル2よりの伝熱により高い温度
に加熱されることとなるが、夫々のサポータ5に
ついて前記支持腕部52の延出し位置が規定され
ているわけではないので、前記コイル部51の下
端より支持腕部52が延出するものについては、
前記コイル部51の下端が徐々に伸長するものが
でてきてフイラメントコイル2の姿態が変形する
ようになり、このためフイラメントコイル2のピ
ツチが小さくなつてしまつた部分が放熱率の低下
により異常に加熱されることとなつて結局フイラ
メントコイル2の寿命が短くなつてしまうという
欠点があつた。
本考案は以上のような欠点を除き、フイラメン
トコイルの姿態の変形防止を十分に達成できて長
い使用寿命を得ることのできる大出力白熱電球を
提供することを目的とする。
以下図面によつて本考案の一実施例について説
明する。
第2図に示す実施例においては、使用されると
きに、先端部11が下方側に且つ口金部材10に
取付けられた基端部12が上方側に位置されるこ
ととなる封体1内に、この封体1の管軸に沿つて
伸びるようフイラメントコイル2を配設し、この
フイラメントコイル2の下端に単線部を介して続
くコイル部を、これに前記封体1の基端部12か
ら封止端部13に伸びるリード棒3Aを挿入して
固定せしめる一方、前記フイラメントコイル2の
上端に単線部を介して続くコイル部を、これに前
記封体1の基端部12より下方に向つて伸びるリ
ード線3Bを挿入して固定せしめると共に、前記
封体1の管軸に沿つて伸びるよう支持ロツド4、
例えば4本の支持ロツド4A,4B,4C,4D
を前記封体1内に固定してこれら支持ロツド4の
上端をデイスク61に衝合せしめた状態でそれら
の上端付近を共通の石英片6に固着し、更に前記
支持ロツド4A,4Dの下端を、前記封止端部1
3に固定された固定用コイル3C,3Dにより支
持するようにし、各支持ロツド4には、第3図に
示すように支持ロツド4に巻回され固定されたコ
イル部51と、このコイル部51における前記封
体1の基端部12側の端部、即ち使用される状態
におけるコイル部51の上端511より延出した
支持腕部52と、前記フイラメントコイル2に係
合し得るよう前記支持腕部52の先端に形成され
た係合部53とより成るサポータ5,5A,5
B,5C,5Dを例えばスポツト溶接処理により
取付けて各サポータ5を前記フイラメントコイル
2の長さ方向に沿つて略等間隔となるように位置
せしめ、各サポータ5の係合部53を前記フイラ
メントコイル2に係合せしめて構成する。
而して第2図に示した実施例においては、各支
持ロツド4に固定された全てのサポータ5におけ
る支持腕部52がコイル部51の上端511より
延出するものであるため、サポータ5がフイラメ
ントコイル2よりの伝熱により高い温度に加熱さ
れた状態で機械的振動を受けて且つフイラメント
コイル2のコイル素線の重量により支持腕部52
に下方に向いた力が作用せしめられても、コイル
部51にはその伸長方向ではなく縮退方向に力が
加わることとなるから支持腕部52の基端は変位
しにくく、しかも支持腕部52の基端の直下方に
は支持ロツド4に固定されたコイル部51のコイ
ル素線50が位置することとなるから、支持腕部
52の基端が変位したとしてもその変位距離は、
高々支持腕部52とこの支持腕部52の直下方に
位置するコイル素線50との離間距離dにすぎ
ず、従つてサポータ5によるフイラメントコイル
2の支持位置の変位を極めて小さく抑えることが
できるのでフイラメントコイル2の所期の姿態が
保持することができ、結局フイラメントコイル2
の姿態の変形を防止することができて長い使用寿
命を得ることができる。
以上の処において、本考案においては、第4図
に示すように前記サポータ5のコイル部51のコ
イル素線50の間隔を零とするか、或いは前記コ
イル部51を前記支持ロツド4にスポツト溶接に
より固定する場合には、前記コイル部51の上端
におけるコイル素線50の間隔のみを零とし、そ
れより下方側においては、溶接処理ができるよう
互に隣接するコイル素線50の間に間隙を形成し
てもよい。
以上のように本考案によれば、フイラメントコ
イルの姿態の変形防止を十分に達成できて長い使
用寿命を得ることのできる大出力白熱電球を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の大出力白熱電球を示す縦断側面
図、第2図は本考案大出力白熱電球の実施例を示
す縦断側面図、第3図は本考案大出力白熱電球に
おけるサポータを示す説明図、第4図は本考案大
出力白熱電球におけるサポータの他の例の一部を
示す説明図である。 1……封体、11……先端部、12……基端
部、13……封止端部、2……フイラメントコイ
ル、4,4A,4B,4C,4D……支持ロツ
ド、5,5A,5B,5C,5D……サポータ、
51…コイル部、511……上端、52……支持
腕部、53……係合部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 先端部が下方側に且つ基端部が上方側に位置さ
    れる封体と、この封体の管軸に沿つて伸びるよう
    前記封体内に配設されたフイラメントコイルと、
    前記封体の管軸に沿つて伸びるよう前記封体内に
    固定された支持ロツドと、この支持ロツドに固定
    されて前記フイラメントコイルを支持する複数の
    サポータとを具えると共に、前記サポータは、前
    記支持ロツドに巻回されたコイル部と、このコイ
    ル部の端部より延出した支持腕部と、前記フイラ
    メントコイルに係合するよう前記支持腕部の先端
    に形成された係合部とより成る大出力白熱電球に
    おいて、前記各サポータの支持腕部を前記コイル
    部の上端より延出せしめたことを特徴とする大出
    力白熱電球。
JP5709081U 1981-04-22 1981-04-22 Expired JPS6144366Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5709081U JPS6144366Y2 (ja) 1981-04-22 1981-04-22

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JP5709081U JPS6144366Y2 (ja) 1981-04-22 1981-04-22

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Publication Number Publication Date
JPS57170268U JPS57170268U (ja) 1982-10-26
JPS6144366Y2 true JPS6144366Y2 (ja) 1986-12-13

Family

ID=29853573

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JP5709081U Expired JPS6144366Y2 (ja) 1981-04-22 1981-04-22

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JPS57170268U (ja) 1982-10-26

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