JPH0711402Y2 - 大出力白熱電球 - Google Patents

大出力白熱電球

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JPH0711402Y2
JPH0711402Y2 JP13306989U JP13306989U JPH0711402Y2 JP H0711402 Y2 JPH0711402 Y2 JP H0711402Y2 JP 13306989 U JP13306989 U JP 13306989U JP 13306989 U JP13306989 U JP 13306989U JP H0711402 Y2 JPH0711402 Y2 JP H0711402Y2
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edge
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清一 上成
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Ushio Denki KK
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、消費電力が例えば20KWの大出力白熱電球に関
するものである。
〔従来技術とその問題点〕 スタジオ照明用や赤外線加熱炉などに使用される大出力
白熱電球は、電流値が大きいので、そのフィラメント
は、太い素線径のコイルセグメントが平面状に配置され
る。そして、フィラメントの両端が一対の内部リード棒
に接続されるが、野外照明用などに使用される消費電力
が例えば20KW程度の大きなものになると、内部リード棒
として、線径が3.5mmφ程度の太いモリブテン棒が使用
される。そして、この内部リード棒がフィラメントの両
側に配置され、フィラメントの上下に位置するガラス片
によって内部リード棒が架橋されるが、かかるマウント
組立体は、大型で重量も大きくなる。この大型で重いマ
ウント組立体は、その下端側はモリブデンカップシール
構造によって保持される。つまり、封体の下端に一体に
形成された一対の円筒管の開口に有底筒状のモリブデン
カップを取り付け、モリブデンカップの底面に形成され
た中心孔に内部リード棒を挿通してろう材で気密に封止
している。ここで、モリブデンカップは、肉厚が薄いの
で剛性が低く、マウント組立体が揺れやすい。従って、
マウント組立体の上端側もしっかりと保持する必要があ
る。
マウント組立体の上端側の保持構造として、種々のもの
が提案され、実用化されているが、消費電力が20KW程度
の大きなものでは、ウイングタイプが採用される。これ
は、翼(ウイング)状の保持部材を内部リード棒の先端
部に取り付け、保持部材の両端縁を断面が円形の封体の
内壁に圧接させ、保持部材が少し湾曲することにより生
じる弾発力を利用して保持している。この保持部材は、
例えばモリブデン板のように、弾性に富んだ金属板で形
成されるが、この端縁のエッジ(稜線)が封体の内壁に
所定角度で衝合してる。そして、点灯すると保持部材が
少し膨張し、あるいは大きな振動が加わるとマウント組
立体が少し揺れて保持部材が移動し、端縁のエッジが封
体の内壁に沿って摺動するが、このとき、保持部材が硬
いのでエッジの一部分、とりわけエッジの両端が封体の
内壁に僅かに食い込んでひっかかり、すり傷が付く。従
って、商品価値が低下し、著しい場合は、封体が破裂す
る原因になる恐れがある。
〔考案の目的〕
そこで本考案は、ウイングタイプでマウント組立体の上
端側を保持した場合に、封体の内壁にすり傷が付くこと
のない大出力白熱電球を提供することを目的とする。
〔考案の構成とその作用〕
本考案の構成は、フィラメントの両側に配置された一対
の内部リード棒がガラス片で架橋されるとともに、該内
部リード棒の先端部に翼状の保持部材が取り付けられて
なるマウント組立体を有し、この保持部材の両端縁を封
体の内壁に圧接させてこのマウント組立体を保持してな
る大出力白熱電球であって、前記保持部材の封体と圧接
する端縁は、その両端が丸みを帯びるとともに、先端に
向けて肉厚の薄い傾斜状に形成されたことを特徴とする
ものである。
すなわち、封体の内壁に圧接する保持部材の端縁は、そ
の両端が丸みを帯び、かつ先端に向けて肉厚の薄い傾斜
状に形成されているので、保持部材の端縁は、薄くて変
形し易いとともに、封体の内壁と小さい角度で衝合す
る。従って、保持部材の端縁が部分的に封体の内壁に食
い込むことがなく、封体の内壁に沿って摺動しても、す
り傷が付かない。
〔実施例〕
以下に図面に示す実施例に基いて本考案を具体的に説明
する。
第1図は、野外照明用などに使用される消費電力が20KW
の大出力ハロゲン白熱電球を示すが、フィラメント1
は、線径が1.5mmφのタングステン素線をシングルコイ
ルに巻いた8本のコイルセグメント1aが平面状に配置さ
れたものであり、各コイルセグメント1aは連結線1bで連
結されている。一対の内部リード棒2は、線径が3.5mm
φのモリブデン棒からなり、フィラメント1の両側に配
置されている。そして、フィラメント1の端部1cが内部
リード棒2にそれぞれ接続されている。フィラメント1
の上下には、上側ガラス片3Aおよび下側ガラス片3Bが配
置され、一対の内部リード棒2は、ガラス片3A,3Bで架
橋されている。そして、ガラス片3A,3Bには、略J字形
をしたアンカー4が取り付けられており、このアンカー
4で連結線1bが引っ張られてフィラメント1が張設され
ている。そして、内部リード棒2の上端部2aに保持部材
5が取り付けられている。
保持部材5は、モリブデンからなる板状体であり、第2
図と第3図に示すように、中央部5bが円弧状であって、
双方の端縁5aが翼状に広がっている。そして、中央部5b
が内部リード棒2の上端部2aを抱持し、裏側から当接し
た保持板6の爪61がかしめられて保持部材5を固定して
いる。第4図の(A)は端縁5aの正面図、(B)は側面
図、(C)は平面図を示すが、これから分かるように、
保持部材5の端縁5aは、その両端が丸みを帯びるととも
に、先端に向けて肉厚の薄い傾斜状に形成されている。
かかるマウント組立体が封体10内に配置されるが、封体
10の下端には、一対の円筒管11が一体に連設され、この
円筒管11の開口に有底筒状のモリブデンカップ12が取り
付けられている。そして、内部リード棒2の下端部2bが
モリブデンカップ12の中心孔に挿通され、ろう材13でろ
う付けされて封止されている。なお、封体10の下端に
は、図示略のベースが取り付けられ、ベースから突出す
るベースピンと内部リード棒2の下端部2bが撚り線から
なるリード線で接続されている。
次に、マウント組立体の上端側は保持部材5で封体10に
保持されている。つまり、マウント組立体を封体10内に
挿入すると、第3図に示すように、保持部材5が僅かに
湾曲して双方の端部5aが封体10の内壁に圧接し、この湾
曲によって生じる弾発力によってマウント組立体の上端
側が保持される。
しかして、かかる大出力白熱電球を点灯すると、保持部
材5が膨張して端縁5aが封体10の内壁に沿って摺動す
る。あるいは、大きな衝撃などが加わるとマウント組立
体が僅かに揺れて同じく端縁5aが封体10の内壁に沿って
摺動する。しかし、保持部材5の端縁5aは、その両端が
丸みを帯び、かつ先端に向けて肉厚の薄い傾斜状に形成
されているので、端縁5aは、薄くて変形し易く、また、
封体10の内壁と小さい角度で衝合している。このため、
端縁5aが封体10の内壁に沿って摺動しても、端縁5aが部
分的に封体10の内壁に食い込まず、すり傷が付かない。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案の大出力白熱電球は、ウイ
ングタイプでマウント組立体の上端側を封体に保持する
ものであって、封体内壁と圧接する保持部材の端縁が、
その両端が丸みを帯びるとともに、先端に向けて肉厚の
薄い傾斜状に形成されているので、封体の内壁にすり傷
が付かず、商品価値が低下したり、封体破損の原因にな
ることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は大出力白熱電球の説明図、第2図は本考案実施
例の要部側面図、第3図は同じく平面図、第4図は保持
部材の端縁の説明図である。 1…フィラメント、2…内部リード部 3A…上側ガラス片、3B…下側ガラス片 5…保持部材、5a…端縁 10…封体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】フィラメントの両側に配置された一対の内
    部リード棒がガラス片で架橋されるとともに、該内部リ
    ード棒の先端部に翼状の保持部材が取り付けられてなる
    マウント組立体を有し、この保持部材の両端縁を封体の
    内壁に圧接させて該マウント組立体を保持してなる大出
    力白熱電球であって、 前記保持部材の封体内壁と圧接する端縁は、その両端が
    丸みを帯びるとともに、先端に向けて肉厚の薄い傾斜状
    に形成されたことを特徴とする大出力白熱電球。
JP13306989U 1989-11-17 1989-11-17 大出力白熱電球 Expired - Fee Related JPH0711402Y2 (ja)

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JPH0371553U JPH0371553U (ja) 1991-07-19
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