JP2002253596A - 携帯型保水ゲル材 - Google Patents
携帯型保水ゲル材Info
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Abstract
持続時間を適宜調節することが可能で、かつ、保温媒体
や水溶性有効成分の徐放的補給媒体として好適で、携帯
性、流通性及び使用性に優れる保水ゲル材を提供するに
ある。 【解決手段】 凹部(11)及び該凹部開口周囲
に張り出す鍔部(12)を有する容器本体(1)と、水溶性高
分子及び水を含んでゲル化されかつ上記凹部(11)に収容
された保水ゲル(2)と、上記容器本体(1)の鍔部(12)の少
なくとも凹部開口周縁部に被さる大きさで該開口を被覆
しかつ前記ゲル(2)と係着する支持シート(3)と、該支持
シート(3)の鍔部(12)との対向面の少なくとも外縁部(3
1)に係着する固定用粘着剤層(4)とから構成し、これを
必要に応じて、開封可能な袋体に密封したり、非通気性
フィルムを剥離可能に鍔部に設けたりする。
Description
が簡単かつ簡便で、保冷・保湿作用を奏したり保温媒体
や有効成分の徐放的補給媒体として機能する携帯型保水
ゲル材に関する。
に、携帯性・貼付性に優れている保冷材として、水溶性
高分子からなるゲル層を支持体上に設け、これをアルミ
箔がラミネートされた袋体等に密封した保冷・保湿用貼
付材は良く知られている。
常、まず支持体上に水溶性高分子からなるゲル層を塗布
し、その後ゲル層表面に剥離用フィルムを貼着する工程
や適当な大きさにカッティングする工程等を経て製造さ
れ、さらには袋体内に密封されている。
保湿用貼付材では、支持体上に塗布できるゲル層の量が
限られ、さらに携帯性を優先させた場合にはゲル量が少
なくなり、これに伴って保水量も限られてくるため、保
冷・保湿作用の持続時間が短くならざるを得ない。
作用の持続時間を適宜調節することが可能で、かつ、保
温媒体や有効成分の徐放的補給媒体として好適で、携帯
性、流通性及び使用性に優れる保水ゲル材を提供するに
ある。
発明は、『凹部(11)及び該凹部開口周囲に張り出す鍔部
(12)を有する容器本体(1)と、水溶性高分子及び水を含
んでゲル化されかつ上記凹部(11)に収容された保水ゲル
(2)と、上記容器本体(1)の鍔部(12)の少なくとも凹部開
口周縁部(122)に被さる大きさで上記凹部(11)を被覆し
かつ前記ゲルと係着し得る支持シート(3)と、該支持シ
ート(3)のゲル対向面側の少なくとも外縁部に係着する
固定用粘着剤層(5)とからなる容器収容型ゲル材である
ことを特徴とする携帯型保水ゲル材〔A(A1)〕』を提供
する。
の容器収容型ゲル材(A1)を『開封可能に密封する袋体
(6)に収納した携帯型保水ゲル材〔A(A4)〕』を提供す
る。
の容器収容型ゲル材(A1)が『容器本体(1)の鍔部(12)周
囲に剥離可能に接着されかつ上記支持シート〔3(3b)〕
を介して該容器本体(1)の凹部(11)を密封する剥離性フ
ィルム(7)を備えた携帯型保水ゲル材〔A(A5)〕』を提供
する。
ル〔2(2d)〕が『複数のゲル分層からなる積層体に構成
されている携帯型保水ゲル材〔A(A11)〕』を提供する。
〔A(A1)〕によれば、水溶性高分子及び水からなる保水
ゲル(2)は、容器本体(1)の凹部(11)に充填されてゲル化
されるので、この凹部(11)の深さに相当する厚さに簡単
に形成され、凹部(11)の深さを調節することにより所望
の厚さのものが得られることとなる。しかも、ゲルの底
面及び側周面が容器本体(1)の凹部(11)に覆われている
ので、この部分からの水分やその他有効成分の揮散が防
止されることとなる。
に、容器本体(1)の鍔部(12)の少なくとも凹部開口周縁
部(122)に被さる大きさを有する支持シート(3)が被覆さ
れ、ゲル化と共に支持シート(3)が該ゲル(2)に係着する
ので、この被さる部分を掴むことにより該ゲル(2)は簡
単に容器本体(1)から取り出されることとなる。
の少なくとも外縁部(31)には、固定用粘着剤層(4)も係
着しているので、容器本体(1)から取出された支持シー
ト(3)付き保水ゲル(2)を貼付対象部位に適用したとき
に、この支持シート(3)の外縁部(31)を押しつけるとこ
の部分も貼付対象部位に接着され、保水ゲル(2)はそれ
自身のゲル表面が有する接着力に加えて支持シート(3)
によっても貼付部位にしっかりと固定されることとな
る。
〔A(A4)〕によれば、上記請求項1に係るゲル材〔A(A
1)〕と同様の作用を奏する上に、全体が袋体(6)に開封
可能に密封されるので、製造時の含水量は長期に渡って
保持され、用事においては簡単に取り出されることとな
る。また、袋体(6)に収納された形態で広告・携帯・流
通・展示に供されることとなる。
〔A(A5)〕によれば、上記請求項1に係るゲル材〔A(A
1)〕と同様の作用を奏する上に、支持シート〔3(3b)〕
を介して上記容器本体(1)の凹部(11)を剥離可能に密封
する剥離性フィルム(7)により、製造時の含水量は長期
に渡って保持され、用事においては簡単に使用に適する
形態として供されると共に、このゲル材〔A(A5)〕自体
はコンパクトな形態で広告・携帯・流通・展示されるこ
ととなる。
材〔A(A11)〕によれば、保水ゲル〔2(2d)〕がゲル分層
(21)(22)の積層体から構成されているので、各ゲル分層
(21)(22)でそれぞれの異なる機能を有することが可能と
なる。
は、少なくとも、ゲルを収容しうる凹部(11)及び該凹部
開口周囲に張り出す鍔部(12)とを有するものであればい
ずれの形状であっても良く、成形性・携帯性・流通性・
意匠性・経済性等の諸点から適宜選択される。
形可能な熱可塑性樹脂が好ましいものとして選択される
が、別段これに限定されるものでもない。また、上記材
質は、収容する保水ゲル(2)の性質及び該ゲル(2)に混入
される各種の物質を考慮して、透光性又は遮光性等が適
宜選択される。
形成されていても良く、複数の樹脂層のラミネート体や
樹脂層と金属層その他の層とのラミネート体であっても
良い。
かつ透光性を要する場合、ポリプロピレン、ポリエチレ
ンテレフタレート、ポリスチレン等の熱可塑性樹脂が好
ましいものとして挙げられる。一方、遮光性を要する場
合は上記樹脂層にアルミ箔をラミネートしたラミネート
体が好ましいものとして挙げられる。しかしながら、こ
れらに限定されるものでもない。
保存時等にかかり得る力に耐えうる機械的強度を有する
よう設定され、例えば射出成形による場合30〜1000μm
が好ましく、100〜500μmがさらに好ましい範囲として
挙げられるが、これも限定されるものではない。
は、後述する保水ゲル(2)を収容できる形状であればい
ずれであっても良いが、一般的には平板状に上記ゲル
(2)を収容できるものが好ましい。またこの凹部(11)の
平面形状も任意に設定され、例えば、一般的な矩形の
他、ある種の形象やキャラクタを象ったもの等が挙げら
れる。
す鍔部(12)は、平坦なものであっても良く、また本願
『請求項8』に示すように、『支持シート〔3(3b)〕が
被さる凹部開口周縁部(122)と、その外周部(121)とが段
差(d1)(d2)を有する』よう構成されていても良い。この
段差は、凹部開口周縁部(122)がその外周部(121)よりも
低く(すなわち、凹部底面側に近づく方向をいう)形成
されても良く、また反対に、凹部開口周縁部(122)がそ
の外周部(121)よりも高く形成されても良い。
『請求項5』の携帯型保水ゲル材を構成するに好ましい
ものとなり、また、後者の段差(d2)を有する場合は、例
えば完成したゲル材〔A(A6b)〕から支持シート〔3(3
b)〕を掴む場合や固定用粘着剤層(4)を塗布形成する工
程に好適なものとなる。しかしながら、これらに限定さ
れるものでもない。
とも保水ゲル(2)及び固定用粘着剤層(4)と係着するよう
に用いられる。なお、本発明でいう係着とは、支持シー
ト(3)と該ゲル(2)又は固定用粘着剤層(4)とが一体化し
た状態をいう。
るため、支持シート(3)と該ゲル(2)との界面で互いに浸
入し合う構成が好ましく、この点から上記支持シート
(3)の材質として、本願『請求項9』に示すように『ゲ
ルにアンカー効果を有する材質』を好ましいものとして
挙げることができる。具体的には本願『請求項10』に
示す『不織布』やその他ニードリンク後して表面を毛羽
立たせた状態のもの等が挙げられるが、別段これらに限
定されるものでもない。
のごとき透湿性材料から構成されるものであっても良
く、また本願『請求項11』に示すように、『保水ゲル
(2)との係着面の反対側が非通気性に形成されているも
の(3a)』であっても良い。
ル(2)から水分等の揮散を妨げない点で好ましく、本願
請求項4又は5に示すような全体を密封する構成に適し
ている。一方後者の構成の場合は、袋体(6)も剥離性フ
ィルム(7)も不要な構成で含水量をほぼ保持しうるので
コンパクトにできる点で好ましい。なおこの後者の場
合、非通気性層(3a2)を不織布シート(3a1)にラミネート
しておき、任意に非通気性層(3a2)を剥離できる構成と
してもよい。
上記支持シート(3)のゲル対向面側の少なくとも外縁部
(31)に係着される。なお、係着の対象となる領域の最大
範囲としては、支持シート(3)のゲル対向面のほぼ全域
である場合も意味する。このように係着されている固定
用粘着剤層(4)は、本願『請求項2』に示すように、そ
の鍔部対向面がさらに鍔部(12)にも係着されるものであ
っても良く、また本願『請求項3』に示すように、この
粘着剤層(4)の露呈粘着面にライナ(5)が剥離可能に設け
られていても良い。
高分子及び水を含んでゲル化するゲル組成物から構成さ
れる。この場合、さらに架橋剤、増粘剤、ゲル化剤等の
添加物を必要としてゲル化するものも、また、このよう
な添加物を用いなくてゲル化するものも両方を意味す
る。
量が少なくとも30重量%以上含まれるように調製され
ることが好ましく、水溶性高分子や架橋剤その他の添加
物を適宜選択することにより最高95重量%まで含有さ
せることが可能である。
20』に示すように、ポリアクリル酸、ポリアクリル酸
の塩類、ポリグルタミン酸、ポリグルタミン酸の塩類、
ポリビニルアルコール、ゼラチン、カルボキシメチルセ
ルロースナトリウム、カラギーナン、アルギン酸ソー
ダ、カルボキシビニルポリマ等が好ましいものとして挙
げられる。
いが、数種混合して用いる方が、保冷・保湿・貼着力等
の点から好ましく、例えば本願『請求項21』に示すよ
うに、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリビニルアルコー
ル、ゼラチン、カラギーナンの混合物からなる水溶性高
分子にて構成されるものが好適なものとして挙げられ
る。しかしながら、これに限定されるものではない。
場合、例えば、ゼラチン及びカラギーナンに対して、ポ
リビニルアルコール並びにポリアクリル酸ナトリウム
は、1:1〜1:10の割合(重量比)で配合され、全
体で0.1〜25重量%となるように選択されるが、0.5〜
15重量%が好ましく、1〜10重量%がより好まし
く、2〜8重量%が最適である。またこのとき、ポリビ
ニルアルコールに対してポリアクリル酸ナトリウムは、
1:0.5〜1:20の割合(重量比)で配合されること
が好ましい。
成する粘着剤は、塗布後溶媒が揮散した状態で水に溶け
ずかつ粘着性・接着性を損なわないものが選択され、当
該分野で公知のアクリル系粘着剤等を好適に用いること
ができる。
(3)と鍔部(12)とに係着する場合、支持シート(3)により
強く係着しかつ剥離時に鍔部(12)から容易に剥離して該
シート(3)へ簡単に転写できるものが製造工程上好まし
い。
量の増量、ゲル内部での液体移動の容易性、ゲル外への
液体放散の促進等の点から、少なくとも表面が親水性を
有する繊維が分散保持されていてもよい。この場合、繊
維はその少なくとも一部がゲル表面に露出するように用
いられる。
木綿糸、レーヨンその他の各種親水性樹脂繊維のほか、
表面が親水性処理された各種の疎水性樹脂繊維やガラス
繊維・セラミック繊維等が挙げられるが、これらに限定
されない。また、上記繊維は、ゲル内では分散して保持
されるが、この場合繊維が三次元的に絡み合うように分
散されることが好ましく、例えば短い繊維群がゲル組成
物内でスラリ状に懸濁した状態で用いられることが好ま
しい。
水性ポリマ(v)が分散保持されていても良い。上記吸水
性ポリマ(v)としては、自重の200〜1000倍程度に吸水し
うるいわゆる高吸水性ポリマから構成されたものが好適
に用いられる。
態が好適に用いられるが、これらに限定されない。上記
「粒子状」にはペレット状や粉体状が含まれる。粒子状
の吸水性ポリマ(以下、吸水性ポリマ粒子(v)という)
を用いる場合は、ゲル内において互いに接触しかつこの
接触し合った吸水性ポリマ粒子(v)群の一部がゲル表面
に露出するように用いられることが好ましい。
ば、サンウエットIM−300、サンウエットIM−1
000(三洋化成工業(株)製)やアクアキープ(住友精
化(株)製)等の名称で入手可能な高吸水性ポリマ粒子が
好適なものとして挙げられるが、これらに限定されるも
のでもない。
性ポリマ繊維という)としては、例えばポリアクリル酸
ナトリウムを主成分とするポリマーを直接紡糸し、繊維
形状化させた高吸水・高吸湿性繊維が好適に用いられ
る。このような高吸水・高吸湿性繊維としては、例えば
「ベルオアシス」(カネボウ合繊(株)製)等の名称で入
手可能なものを挙げることができる。
水に吸熱的に溶解しうる化合物(s)が含有されていても
良い。この場合、最終的に得られるゲル内で吸熱反応が
生じて保冷効果がさらに高まる点で好ましいものであ
る。
は、保水ゲル〔2(2b)〕内での含有形態は固体状である
ことが、製法上及び保冷効果の持続性等の点から好まし
い。
しては、例えば、塩化ナトリウム、尿素、硝酸ナトリウ
ム等が挙げられる。これらは単独で用いられても良い
が、2つ以上を混合して用いられても良い。
量%の割合で用いられるが、0.5〜20重量%が好まし
く、2〜8重量%がさらに好ましい。
薬理活性物質が含有されていても良い。この場合、該ゲ
ル内の水分移動に伴って薬理活性成分を移動・分配・放
出できる点で好ましいものである。
ール、カンフル、インドメタシン、ケトプロフェン、ジ
クロフェナック、オオバクエキス、グリチルリチン酸ジ
カリウム、ヒアルロン酸、アルブチン、酢酸トコフェロ
ール、アラントイン、ビタミンC類、水溶性アズレン、
アクリノール等が挙げられる。
に保持されているものであっても良く、また、繊維(f)
や吸水性ポリマ(v)等に担持されて含有されるものであ
っても良い。
アルコールが含有されていても良い。この場合、水分揮
散を促して冷却・保冷効果を高める点で好ましいもので
ある。なお、低級アルコールとしては、例えばメチルア
ルコール、エチルアルコール、プロピルアルコール等が
挙げられるが、これらに限定されず、水と均一に混合で
き水の沸点より低い温度で共沸できるものであれば好適
に用いられる。
(21)(22)からなる積層体(2d)に構成されていても良い。
この場合、各ゲル分層(21)(22)の間には、網状シート(n
1)又は多孔質シート(n2)が介在されていても良い。
層(21)(22)を係着できるものであればいずれのものであ
ってもよく、また、この網状シート(n1)自身が保水性・
透水性を有するものが好ましい。このような網状シート
(n1)としては、例えば、紙製や布製のシート材や、親水
性や吸水性を有する樹脂繊維で構成された比較的粗い目
の不織布状のシート材が好適なものとして挙げられる
が、別段これらに限定されない。
されるものは、ゲル分層(21)(22)に対してアンカー効果
を呈するように化学的表面処理又は物理的表面処理が施
されているものが好ましい。
活性剤を用いて樹脂繊維表面に親水性を付与する等が挙
げられる。尚、このような化学的表面処理を施す場合
は、該シート材自体の保水性・透水性を損なわないよう
になされることが好ましい。又、上記物理的な処理とし
ては、例えば網状シート材にニードリング等を施して毛
羽立たせる等が挙げられる。
軟な材質から構成されるものが適しており、例えば連続
気泡を有する発砲樹脂シートが挙げられ、ポリウレタン
フォームシートが好ましいが、別段これに限定されるも
のではない。
孔性シート(n2)には、前記した吸熱的に溶解しうる化合
物、薬理活性物質、低級アルコール等の各種の物質が適
宜担持されていても良い。
(21)(22)からなる積層体(2d)に構成されている場合、本
願『請求項19』に示すように、『少なくとも1つのゲ
ル分層には、少なくとも表面が親水性を有する繊維、吸
水性ポリマ、水に吸熱的に溶解しうる化合物、薬理活性
物質、低級アルコールからなる群から選択される少なく
とも1種の物質が含有され、これら各ゲル分層は同一又
は異なった構成』とすることにより、多機能な保水ゲル
を提供することができる。
さらに、グリセリン、ポリエチレングリコール等の公知
の保湿剤が適宜混合されていてもよい。また、上記保水
ゲル(2)は、pHが通常は4〜10の範囲に調節される
が、5〜9が好ましく、6〜8にすれば皮膚の冷感と剥
離後の爽快感とが得られる点でより好ましい。
ては、例えば、(1)発熱時の人体保冷のための医療用冷
却パッド、(2)鮮魚・飲料水・アルコール類等の輸送時
の冷却・保護のための冷却包装材、(3)チョコレートの
輸送時に溶融防止を目的とした冷却シート、(4)スポー
ツ後の筋肉冷却及び日焼け後のスキンケア等のパッド、
(5)乾燥性皮膚に対する水分補給用の保護パッド、(6)消
炎、鎮痛剤をさらに添加したパップ材、等の保冷・保湿
作用を利用するものや、(7)温灸等の保温の媒体、(8)有
効成分の徐放的補給媒体などが挙げられるが、別段これ
らに限定されない。
が、本発明はこれらにより限定されるものではない。
ル材〔A〕の一例(A1)の斜視図を、図2には図1のz−z
線断面概略図をそれぞれ示す。これらの図を参照して説
明すると、この携帯型保水ゲル材(A1)は、容器本体(1)
とこれに充填・収容されている保水ゲル(2)と、このゲ
ル表面に係着している不織布製の支持シート(3)と、支
持シート(3)の外縁部(31)に係着しかつ容器本体(1)と支
持シート(3)との間に介設される固定用粘着剤層(4)を有
するいわゆる容器収容型ゲル材に構成されている。
部(11)の開口周囲に張り出す鍔部(12)を有する形状のも
のであり、材質はポリスチレン製の透明なもので肉厚0.
4mmのものである。なお、本例では平板状凹部(11)の大
きさは、縦140mm×横100mm×厚さ3mmに設定されている
が、これに限定されるものではない。
物を上記平板状凹部(11)に略一杯に充填して形成されて
いる。
体(1)の凹部(11)を完全に被覆しかつ鍔部(12)の各角部
及び一辺部を除いてほぼ全体が被さる大きさで用いられ
ている。なお、この支持シート(3)と保水ゲル(2)とは係
着して一体化している。
系粘着剤が用いられている。
下の様にして製造することができる。すなわち、まずゲ
ル組成物の調製として、ゼラチン及びカラギーナンを水
に加温溶解し(イ)、ポリビニルアルコールを水に加温溶
解する(ロ)。そして、上記(イ)と(ロ)を加え、よく撹拌
混合する(ハ)。一方、ポリアクリル酸ナトリウム及びカ
ルボキシメチルセルロースナトリウムをグリセリンと混
合する(ニ)。次いで(ハ)に(ニ)を加え、残りのものを加
えて良く撹拌混合する。以上の操作により泥状のゲル組
成物が得られる。
系粘着剤を塗布して固定用粘着剤層(4)を形成してお
き、次いで、上記で調製されたゲル組成物を、この容器
本体(1)の凹部(11)にほぼ一杯になるまで充填していく
(なお、粘着剤塗布工程とゲル組成物充填工程とは逆に
なっていても良い)。そして充填後、このゲル組成物が
ゲル化する前に、上記不織布製の支持シート(3)を凹部
(11)全面及び鍔部(12)の所定領域に被せて、必要に応じ
てローラをかけて支持シート(3)にゲル組成物を浸潤さ
せた後、ゲル組成物のゲル化を待つ。これにより支持シ
ート(3)に浸潤したゲル組成物がゲル化すると共に、鍔
部(12)に塗布した固定用粘着剤層(4)も支持シート(3)に
係着し、図1に示す携帯型保水ゲル材(A1)が得られるこ
ととなる。
器本体(1)の凹部(11)とほぼ同等の体積を有する保水ゲ
ル(2)が不織布製の支持シート(3)と一体に係着してお
り、また、この支持シート(3)の外縁部(31)でかつ鍔部
(12)に被さる部分は固定用粘着剤層(4)に係着している
状態にある。
んで引っ張れば、図3に示すように、固定用粘着剤層
(4)は支持シート(3)に係着したまま鍔部(12)から離れる
と共に、保水ゲル(2)も支持シート(3)に係着した状態で
容器本体(1)の凹部(11)から簡単に取り出されることと
なる。
は、図4に示すように、相当な厚みと平面積とを有して
凹部(11)の形状を保持しており、かつ、全体に十分量の
水分を含有しているので、その保冷・保湿能は非常に大
きいものとなっている。従って、保冷・保湿の作用時間
を従来のものよりも著しく長くできる。その上、この保
水ゲル(2)は充填形式で製造されるので、凹部(11)の体
積に応じていくらでも面積の大きいもの・厚さの厚いも
のを簡単に作ることができる。しかも、保水ゲル(2)の
底面及び側周面が容器本体(1)の凹部(11)に覆われてい
るので、この部分からの水分やその他有効成分の揮散が
防止されることとなる。
に示すように、支持シート(3)の外縁部(31)を貼付部位
に押しつけると、この部分に係着している固定用粘着剤
層(4)の露呈面が貼付部位に接着して、保水ゲル(2)自身
の接着力に加えて強固にこの部位に該ゲル(2)を接着・
保持できることとなり、サポータや絆創膏等の係止部材
は不要となる。
(A2)〕の図2相当図を図6に示すが、このものは、支持
シート(3)に係着している固定用粘着剤層(4)の鍔部対向
面(いわゆる接着面)にライナ(5)を設ける以外は、実
施例1と同様の構成であり、従って、実施例1と同一の
部材には同一の番号を付しこれらについての説明は省略
する。
て、実施例1と同様にして容器本体(1)から取り出され
た支持シート(3)付保水ゲル(2)は、図7に示すように、
さらにライナ(5)を剥離すれば固定用粘着剤層(4)の接着
面が露呈され、これにより実施例1と同様に、貼付対象
部位に保水ゲル(2)を貼付できかつこれを強固に接着・
保持できることとなる。
の取出しと貼付部位への適用とが非常に簡単にできる。
に関しては、支持シート(3)とゲル組成物との係着より
先だって、まず支持シート(3)のゲル対向面側のほぼ全
域に固定用粘着剤層(4)を形成しておき、そしてその粘
着剤層(4)の鍔部対向面にライナ(5)を設けた後、それを
ゲル組成物が充填された容器本体(1)に被せて製造する
方法もある。
(A3)〕の図2相当図を図8に示すが、このものは、支持
シート(3)を(3a)に若干変更する以外は、実施例1と同
様の構成であり、従って、実施例1と同一の部材には同
一の番号を付しこれらについての説明は省略する。
持シート(3a)は、ゲル面側には不織布製シート体(3a1)
が配されており、その上には非通気性のポリプロピレン
フィルム(3a2)が剥離可能にラミネートされている。こ
の非通気性フィルム(3a2)は、上記ゲル材(A3)のままで
又は図9に示すように支持シート(3a)付で保水ゲル(2)
を取り出した状態で剥離することができる。
たときは、これを袋体等に密封しなくともゲル(2)から
の水分等の放散を殆ど防ぐことができる。その上、用事
においては、容器本体(1)から取り出された支持シート
(3a)付の保水ゲル(2)を貼付対象部位に貼付した後、支
持シート(3a)の表面から非通気性フィルム(3a2)を剥が
せば、水分等の放散が可能となって、保冷・保湿作用が
十分に奏されると共に、実施例1と同様に簡単に適用部
位に保水ゲル(2)を貼付できかつこれを固定用粘着剤層
(4)によって強固に接着・保持できることとなる。
水ゲル材(A3)を提供できるものとなる。
(A4)〕を図10に示すが、このものは、実施例1の構成
の容器収容型ゲル材(A1)を、さらに開封可能に密封した
ものである。従って、実施例1と同一の部材には同一の
番号を付しこれらについての説明は省略する。
は、容器収容型ゲル材(A1)が、開封可能に密封された非
通気性のアルミ蒸着ポリエチレンテレフタレート製樹脂
フィルムからなる袋体(6)内に収納されている。なお、
(62)は袋体(6)のシール部(61)に設けられた開封用の切
り込みであり、(63)は吊り下げ用の通孔である。
いる保水ゲル(2)はその含有している水分等の放散が防
止されるので、この形態のままで携帯は勿論、流通・販
売・展示等が可能となり、また袋体への広告・宣伝等の
印刷も可能となる。
み部(61)から透明袋体(6)を開封すれば、容器収容型ゲ
ル材(A1)が簡単に取り出され、これを、実施例1と同様
にすれば、簡単に適用部位に保水ゲル(2)を貼付できか
つこれを固定用粘着剤層(4)によって強固に接着・保持
できることとなる。
えて実施例2のゲル材(A2)を用いても同様であり、これ
についての説明は省略する。
(A5)〕の一部開封した斜視図を図11に、そのz−z線
断面概略図を図12にそれぞれ示すが、このものは、支
持シート(3)を(3b)に若干変更しかつ剥離性フィルムを
設ける以外は、実施例1と同様の構成であり、従って、
実施例1と同一の部材には同一の番号を付しこれらにつ
いての説明は省略する。
シート(3b)は、容器本体(1)の鍔部(12)の外周部(121)が
露呈するように実施例1のものよりは若干寸法が小さく
設定されている。
エチレンテレフタレートフィルムからなる剥離性フィル
ム(7)が、上記容器本体(1)の鍔部(12)の外周部(121)に
剥離可能に接着されていて、凹部(11)全体を密封してい
る。なお、(13)は吊り下げ用の通孔である。
部(11)全体がアルミ箔でラミネートされた剥離性フィル
ム(7)により密封されているので、凹部(11)内は非通気
性に保持されていることとなり、ここに充填・収容され
ている保水ゲル(2)はその含有している水分等の放散が
防止されている。従って、この形態のままで携帯は勿
論、流通・販売・展示等が可能となる。
(7)を剥離することによって、実施例1とほぼ同様の容
器収容型ゲル材が簡単に取り出され、これを実施例1と
同様にすれば、簡単に適用部位に保水ゲル(2)を貼付で
きかつこれを固定用粘着剤層(4)によって強固に接着・
保持できることとなる。
ゲル材(A5)の変形例(A6a及びA6b)について述べるもので
あり、これらの図12相当図を図13及び図14に示
す。これらは、容器本体(1)の鍔部(12)を若干変更する
以外は、実施例5と同様の構成である。従って、実施例
5と同一の部材にはそれぞれ同一の番号を付しこれらに
ついての説明は省略する。
a)においては、容器本体(1)の鍔部(12)の内周部(122)す
なわち支持シート(3b)が被さる領域と、その外周部(12
1)との間で、内周部(122)が外周部(121)よりも凹部(11)
底面に近づくように段差(d1)が設けられていて、外周部
(121)に剥離性フィルム(7)が剥離可能に接着されている
ものである。
b)の厚みを段差(d1)で逃すことができ、剥離性フィルム
(7)を接着する工程が簡便でかつ平面的に皺等がよらず
張れる事になる。
おいては、容器本体(1)の鍔部(12)の内周部(122)が外周
部(121)よりも凹部(11)底面から遠ざかるように段差(d
2)が設けられていて、外周部(121)に剥離性フィルム(7)
が剥離可能に接着されているものである。
にかからずに内周部(122)にのみ固定用粘着剤を塗布す
る事ができ製造工程上便利である。そして、完成品にお
いて剥離性フィルム(7)を剥離したとき、支持シート(3
b)の外縁部が鍔部(12)の外周部(121)より浮き上がって
いるので、支持シート(3b)の端部を掴み易く、保水ゲル
(2)を取り出し易い利点がある。
ゲル材の変形例(A7a及びA7b)について述べるものであ
り、これらの図12相当図を図15及び図16に示す。
これらは、支持シート(3b)に係着される固定用粘着剤層
(4)の露呈面にライナ(5)が設けられている以外は実施例
6と同様の構成である。従って、これらについては説明
を省略する。
な構成の携帯型保水ゲル材において、保水ゲルを各種に
変更する例について述べる。なお、実施例1と同一の部
材については同一の番号を付し、これらについての説明
は省略する。また、これらの実施例8〜10における構
成について、それぞれ実施例2〜7のように変更するこ
とは当然可能であるが、これらについては説明及び図を
省略する。
ゲル材〔A(A8)〕の図2相当図を示す。同図における保
水ゲル〔2(2a)〕は、実施例1のゲル組成物に対して、
さらに、パルプ懸濁液を10:1(乾燥重量比)の割合で
混合して調製したものである。
は、ゲル内にパルプに由来する繊維(f)群がほぼ均質に
分散して保持されており、これらの繊維(f)群は互いに
絡まりあって三次元網目構造を構成していた。そしてさ
らに一部の繊維(f)群はゲル表面に露出していた。
水ゲル(2a)内ではこの繊維(f)群に沿って水分移動が起
こり易く、かつ、ゲル表面から放散し易い構成となって
おり、保冷・保湿能はより増大されたものであった。
ゲル材〔A(A9)〕の図2相当図を示す。同図における保
水ゲル〔2(2b)〕は、実施例8のゲル組成物に対して、
さらに、尿素結晶(s)を1重量%の割合で添加混合して
調製したものである。
b)は、ゲル内に尿素結晶(s)が含有されているので、吸
熱作用が加わりさらに保冷能が増大したものであった。
なお、説明は省略するが、尿素結晶に代えて他の吸熱作
用を奏する化合物例えば硝酸ナトリウム結晶等を用いて
も良い。
水ゲル材〔A(A10)〕の図2相当図を示す。同図における
保水ゲル〔2(2c)〕は、実施例8のゲル組成物に対し
て、さらに、下記のようにして色分けしたペレット状の
吸水性ポリマ(v)を添加した。
〔アクアキープ(住友精化)〕(v)を3つのグループに
分け、赤色2号、青色1号、黄色4号の各染料を用いて
それぞれ赤(v1)、青(v2)、黄(v3)の3色に色分けした。
そして、これらに対して、それぞれ順に水溶性薬理活性
物質:アクリノール、水溶性アズレン、グリチルリチン
酸ジカリウムの各1%水溶液をそれぞれ十分に吸収させ
た。
(A10)において、取り出された保水ゲル(2c)では、各色
の吸水性ポリマ粒子(v1)(v2)(v3)にそれぞれ担持されて
いる水溶性薬理活性物質が徐々にゲル内に溶けだして層
内を拡散移動し、ゲル表面に供給されることとなり、こ
れらの薬効が期待できるものであった。
えば1つ又はそれ以上を香料やその他の水溶性物質に代
えて持ち込んでも良い。
粒子(v)を、吸水性ポリマ繊維(図示せず)に変更して
も同様である。
様な構成の携帯型保水ゲル材において、保水ゲルをゲル
分層の積層体からなる構成に変更する例について述べ
る。なお、実施例1と同一の部材については同一の番号
を付し、これらについての説明は省略する。また、これ
らの実施例11〜13における容器収容型ゲル材につい
て、それぞれ実施例2〜7のように変更することは当然
可能であるが、これらについては説明及び図を省略す
る。
水ゲル材〔A(A11)〕の図2相当図を示す。同図における
保水ゲル〔2(2d)〕は、2つのゲル分層(21)(22)の積層
体からなるもので、ゲル分層(21)は実施例8と同様なゲ
ル組成物から構成されており、ゲル分層(22)は実施例9
と同様なゲル組成物から構成されているものである。
混入により水分の放散が促されており、ゲル分層(22)で
はさらに尿素結晶(s)の混在により吸熱作用が加わるの
で、積層による含水量の増加に基づく保冷・保湿能の拡
大に加え、ゲル組成物に添加される異なる物質の性質が
それぞれ発揮される多機能な保水ゲルを提供することが
可能である。
水ゲル材〔A(A12)〕の図2相当図を示す。同図における
保水ゲル〔2(2e)〕は、実施例11と同様な2つのゲル
分層(21)(22)の積層体からなり、かつ、積層面に網状シ
ート(n1)が介設されているものである。
とレーヨン繊維とを1:1で絡合した混合繊維からなる粗
い網目を有する不織布から構成されている。
出された保水ゲル(2e)は実施例11と同様な作用を奏す
る上、網状シート(n1)による補強効果も加わって各ゲル
分層(21)(22)を厚くできるので、含水量をさらに増大で
き、ひいては保冷・保湿能を著しく増大できるものであ
った。
シート(n1)に、前記した尿素結晶、水溶性薬理活性物質
等を担持させて用いてもよいことはいうまでもない。
水ゲル材〔A(A13)〕の図2相当図を示す。同図における
保水ゲル〔2(2f)〕は、実施例12と同様な2つのゲル
分層(21)(22)の積層体からなり、かつ、積層面に多孔質
シート(n2)が介設されているものである。
るポリウレタンフォームにて構成されたものであり、連
続気泡中に尿素結晶(図示せず)が含有されている。従
って、本例の携帯型保水ゲル材(A13)は、実施例12と
同様の作用を奏する上に、多孔質シート(n2)により持ち
込まれる尿素結晶に基づく吸熱作用がさらに加わるの
で、冷却能が飛躍的に増大するものであった。
代えてまたはこれと共に水溶性薬理活性物質が含有され
るものであっても良い。
分層の数を増やすこともできるし、また各ゲル分層は、
実施例8〜10のゲル組成物及び添加物を用いて構成し
ても良い。このとき、各ゲル分層は互いに同一であって
も良いし異なっていても良い。
水溶性高分子及び水からなる保水ゲルは、容器本体の凹
部に充填されてゲル化されるので、この凹部の深さに相
当する厚さに簡単に形成でき、凹部の深さを調節するこ
とにより所望の厚さのものを構成できるので、保冷・保
湿能や持続時間を飛躍的に増大させることができる。し
かも、厚さが増してもこの側周面は凹部により外部に露
呈されないので、この部分からのゲルに含まれる水分や
その他の有効成分の揮散を防止することができる。
ているので、この支持シートを引っ張ることにより、保
水ゲルを容器本体から簡単に取り出すことができる。
用粘着剤層がさらに係着されているが、この粘着剤層は
ゲル中の水分によってもその接着力が影響を受けないの
で接着力を保持しており、保水ゲルを支持シート付で取
り出したときに、その外縁部に固定用粘着剤層が係着し
て容器本体から剥離され、この粘着剤層の接着面が露呈
した状態となる。従って、ゲルを貼付対象部位に貼り付
けると共に支持シートの外縁部を押しつけると固定用粘
着剤層の接着面が貼付部位に接着して、ゲルをより強固
に接着・保持することができる。
発明によれば、上記請求項1に係るゲル材と同様の作用
を奏する上に、容器本体へのゲル充填工程と固定用粘着
剤層の形成工程とが一つのライン上で簡単に行う事がで
きる。
発明によれば、上記請求項1に係るゲル材と同様の作用
を奏する上に、固定用粘着剤層の形成工程が容器本体へ
のゲル充填工程とは独立しているので、粘着剤とゲル組
成物とが混ざるトラブルが避けられ、スムースに製造で
きることとなる。
記請求項1に係るゲル材と同様の作用を奏する上に、全
体が袋体に開封可能に密封されるので、製造時の含水量
を長期に渡って保持でき、用事においては簡単に取出せ
ると共に、携帯性、流通性に富むものとなる。
記請求項1に係るゲル材と同様の作用を奏する上に、剥
製性フィルムにより製造時の含水量は長期に渡って保持
でき、用事においては簡単に使用できるので、携帯性、
流通性、使用性に富むと共に、このゲル材自体を非常に
コンパクトな形態で提供できるものとなる。
らに、保水ゲルの取出に際して支持シートを掴みやすく
したり、固定用粘着剤の塗布工程を容易にしたり、剥離
性フィルムを設ける工程を非常にスムースにさせるもの
である。
らに、支持シートは保水ゲルにしっかりと係着でき、取
出の際にゲルの一部が剥がれたり、取り残されたり、千
切れたりすることがない。
さらに、支持シートは透湿性のものなので、貼付対象部
位に貼付した後も水分の放散を妨げなく保冷・保湿効果
が十全に発揮できることとなる。
さらに、支持シートを係着したままの状態で、携帯・流
通させることが可能となる。
従来のものに比して含水量を多くでき、保冷・保湿能に
優れるものを提供できる。
繊維の存在により、ゲルを補強でき、ゲル内の水分の移
動をし易くさせ、さらにゲル表面からの水分等の放散を
促進させるので、保冷・保湿能と形態保持性が格段に良
好となる。
含水量を増やせると共に、補強及び多の物質を吸収担持
できて多機能化が図れる。
吸熱作用や揮散による冷却能の拡大や生理活性物質等の
有用物質の放出などが図れる。
係る各発明によれば、各ゲル分層でそれぞれの異なる機
能を有することが可能となると共に、ゲル量を増やして
全体の含水量も非常に大きくすることができる。
網状シートや多孔質シートにも水や各種の薬剤を担持し
てゲルに持ち込むことができる。その上、ゲルを補強す
ることもできる。
ば、多機能化が図れるとともに、各機能の発揮時期も調
節可能となる。
係る各発明によれば、適度な粘着性・接着性を有しかつ
含水量も豊富な保水ゲルを構成することができる。
故に、(1)発熱時の人体保冷のための医療用冷却パッ
ド、(2)鮮魚・飲料水・アルコール類等の輸送時の冷却
・保護のための冷却包装材、(3)チョコレートの輸送時
に溶融防止を目的とした冷却シート、(4)スポーツ後の
筋肉冷却及び日焼け後のスキンケア等のパッド、(5)乾
燥性皮膚に対する水分補給用の保護パッド、(6)消炎、
鎮痛剤をさらに添加したパップ材等、の保冷・保湿作用
を利用するものや、(7)温灸等の保温媒体、(8)有効成分
の徐放的補給媒体など、各種の用途に優れた効果を発揮
・持続することができる。
視図
付保水ゲルの斜視図
図
水ゲルからライナを剥離する状態を示す斜視図
図
性フィルムを剥離する過程の要部側面概略図
剥離性フィルムを剥離する過程の斜視図
(第6例の1)の図12相当図
形例(第6例の2)の図12相当図
形例(第7例の1)の図12相当図
形例(第7例の2)の図12相当図
当図
当図
相当図
相当図
相当図
相当図
Claims (21)
- 【請求項1】 凹部及び該凹部開口周囲に張り出
す鍔部を有する容器本体と、水溶性高分子及び水を含ん
でゲル化されかつ上記凹部に収容された保水ゲルと、上
記容器本体の鍔部の少なくとも凹部開口周縁部に被さる
大きさで該開口を被覆しかつ前記ゲルと係着し得る支持
シートと、該支持シートのゲル対向面側の少なくとも外
縁部に係着する固定用粘着剤層とからなる容器収容型ゲ
ル材であることを特徴とする携帯型保水ゲル材。 - 【請求項2】 固定用粘着剤層が、鍔部にも係着
している請求項1記載の携帯型保水ゲル材。 - 【請求項3】 固定用粘着剤層の露呈粘着面に、
剥離可能なライナが設けられている請求項1記載の携帯
型保水ゲル材。 - 【請求項4】 容器収容型ゲル材が、開封可能に
密封する袋体に収納されている請求項1〜3のいずれか
に記載の携帯型保水ゲル材。 - 【請求項5】 容器収容型ゲル材が、容器本体の
鍔部周囲に剥離可能に接着されかつ上記支持シートを介
して該容器本体の凹部を密封する剥離性フィルムを備え
ている請求項1〜3のいずれかに記載の携帯型保水ゲル
材。 - 【請求項6】 容器収容型ゲル材が、凹部及び該
凹部開口周囲に張り出す鍔部を有しかつ該鍔部の凹部開
口周縁部に設けられた固定用粘着剤層を有する容器本体
と、水溶性高分子及び水からなるゲル組成物が上記凹部
に充填されてゲル化された保水ゲルと、充填された上記
ゲル組成物のゲル化が完了する前に上記容器本体の鍔部
の少なくとも凹部開口周縁部に被さる大きさで該開口を
被覆しかつ前記ゲル及び前記固定用粘着剤層と係着する
支持シートとから構成されている請求項2、4及び5の
いずれかに記載の携帯型保水ゲル材。 - 【請求項7】 容器収容型ゲル材が、凹部及び該
凹部開口周囲に張り出す鍔部を有する容器本体と、水溶
性高分子及び水からなるゲル組成物が上記凹部に充填さ
れてゲル化された保水ゲルと、上記容器本体の鍔部の少
なくとも凹部開口周縁部に被さる大きさを有し、そのゲ
ル対向面側の少なくとも外縁部に固定用粘着剤層を有
し、さらに該粘着剤層の鍔部対向面に剥離可能に設けら
れるライナを有し、充填された上記ゲル組成物のゲル化
が完了する前に上記凹部開口を被覆しかつ前記ゲルと係
着し得る支持シートとから構成されている請求項3、4
及び5のいずれかに記載の携帯型保水ゲル材。 - 【請求項8】 容器本体の鍔部が、支持シートが
被さる凹部開口周縁部と、その外周部とが段差を有する
よう構成されている請求項1〜7のいずれかに記載の携
帯型保水ゲル材。 - 【請求項9】 支持シートは、少なくとも保水ゲ
ルとの係着面が、該ゲルにアンカー効果を有する材質に
て形成されてなる請求項1〜8のいずれかに記載の携帯
型保水ゲル材。 - 【請求項10】 アンカー効果を有する材質が不織
布である請求項9に記載の携帯型保水ゲル材。 - 【請求項11】 支持シートは、保水ゲルとの係着
面の反対側が非通気性に形成されている請求項10記載
の携帯型保水ゲル材。 - 【請求項12】 保水ゲルが、水を30重量%以上含
有してなる請求項1〜11のいずれかに記載の携帯型保
水ゲル材。 - 【請求項13】 保水ゲル内に、少なくとも表面が
親水性を有する繊維及び繊維状吸水性ポリマのうち少な
くともいずれかを含みかつその一部がゲル表面に露出す
るよう分散保持されてなる請求項1〜12のいずれかに
記載の携帯型保水ゲル材。 - 【請求項14】 保水ゲル内に、粒子状吸水性ポリ
マが分散保持されてなる請求項13に記載の携帯型保水
ゲル材。 - 【請求項15】 保水ゲル内に、水に吸熱的に溶解
しうる化合物、薬理活性物質、低級アルコールからなる
群から選択される少なくとも1種が含有されてなる請求
項1〜14のいずれかに記載の携帯型保水ゲル材。 - 【請求項16】 保水ゲルが、複数のゲル分層から
なる積層体に構成されている請求項1〜5及び8〜11
のいずれかに記載の携帯型保水ゲル材。 - 【請求項17】 積層体が、水溶性高分子及び水か
らなるゲル組成物を、容器本体の凹部に所定量充填し、
これがほぼゲル化した後に次の充填を行うようにして形
成される請求項16に記載の携帯型保水ゲル材。 - 【請求項18】 各ゲル分層が、網状シート又は多
孔質シートのいずれかを介して積層されている請求項1
6又は17に記載の携帯型保水ゲル材。 - 【請求項19】 各ゲル分層はいずれも、水を40重
量%以上含有すると共に、少なくとも1つのゲル分層に
は、少なくとも表面が親水性を有する繊維、吸水性ポリ
マ、水に吸熱的に溶解しうる化合物、薬理活性物質、低
級アルコールからなる群から選択される少なくとも1種
の物質が含有され、これら各ゲル分層は同一又は異なっ
た構成である請求項16〜18のいずれかに記載の携帯
型保水ゲル材。 - 【請求項20】 水溶性高分子が、ポリアクリル
酸、ポリアクリル酸の塩類、ポリグルタミン酸、ポリグ
ルタミン酸の塩類、ポリビニルアルコール、ゼラチン、
カルボキシメチルセルロースナトリウム、カラギーナ
ン、アルギン酸ソーダ、カルボキシビニルポリマからな
る群から選択される1つ又は2以上の混合物からなる請
求項1〜19のいずれかに記載の携帯型保水ゲル材。 - 【請求項21】 水溶性高分子が、ポリアクリル酸
ナトリウム、ポリビニルアルコール、ゼラチン、カラギ
ーナンの混合物からなる請求項20記載の携帯型保水ゲ
ル材。
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