JP4054204B2 - 携帯型パッド材 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、製造、流通、使用が簡単かつ簡便で、保冷・保湿作用を奏したり、保温媒体や有効成分の徐放的補給媒体として機能する携帯型パッド材に係り、特に、収容凹部の上面が開口された容器本体と、水溶性高分子及び水を含んでゲル化されて上記の収容凹部内に収容される保水ゲルと、この保水ゲルを保持する支持シートと、上記の保水ゲルと支持シートとを上記の収容凹部内に収容させた状態で収容凹部の開口を閉塞する蓋材とを有する携帯型パッド材において、長時間使用できるように上記の保水ゲルの量を多くしても、この保水ゲルが人体の貼付部位に安定して貼付されるようにした点とに特徴を有するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、人体の発熱に対する氷嚢や氷枕の代わりに、不織布等で構成された支持シートに、水溶性高分子に水を含有させてゲル化させた保水ゲルを設けたパッド材が用いられるようになり、またこのようなパッド材を簡単に携帯,保管して、様々な場所で使用できるようにするため、上記のパッド材をアルミラミネートフィルム等で構成された袋体内に密封した携帯型パッド材が用いられるようになった。
【0003】
そして、上記のような携帯型パッド材を製造するにあたっては、通常、支持シートの上に、水溶性高分子に水が含有されてゲル化される保水ゲルを塗布した後、この保水ゲルの表面に剥離用フィルムを貼着し、これを適当な大きさにカッティングして袋体内に密封させるようにしている。
【0004】
ここで、上記のように支持シートの上に塗布により保水ゲルを形成する場合、支持体上に塗布できる保水ゲルの量が限られ、さらに携帯性を優先させる場合には、保水ゲルの量が少なくなり、これに伴って、保冷・保湿作用の持続時間が短くなるという欠点があった。
【0005】
このため、近年においては、支持シートに保水ゲルを保持させたパッド材を適当な深さの容器本体内に収容させるようにし、パッド材における保水ゲルの量を多くすることが行われるようになった。
【0006】
しかし、このようにパッド材における保水ゲルの量を多くすると、この保水ゲルの重量が大きくなり、このパッド材を額等の人体における適当な貼付部位に貼付した場合に貼付部位から簡単に剥離するという問題が生じた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、収容凹部の上面が開口された容器本体と、水溶性高分子及び水を含んでゲル化されて上記の収容凹部内に収容される保水ゲルと、この保水ゲルを保持する支持シートと、上記の保水ゲルと支持シートとを上記の収容凹部内に収容させた状態で収容凹部の開口を閉塞する蓋材とを有する携帯型パッド材において、保水ゲルの量を多くした場合においても、この保水ゲルを人体の適当な貼付部位に簡単に安定して貼付されるようにすることを課題とするものである。
【0008】
そして、本出願人は、先の出願である特願2001−52715号における携帯型保水ゲル材の発明において、支持シートを保水ゲルよりも大きくすると共に、この支持シートの外縁部に固定用接着層を設け、この固定用接着層を貼付部位に接着させて、保水ゲルが貼付部位に安定して貼付されるようにしたものを提案している。
【0009】
しかし、上記の出願における携帯型保水ゲル材において、保水ゲルの量が多くなって保水ゲルが厚くなった場合に、この保水ゲルを貼付部位に安定して貼付させるためには、支持シートにおける上記の固定用接着層の部分を大きくする必要があり、これに伴って容器本体の鍔部等を大きくしなければならず、容器本体が大きくなって、製造コストが高く付くと共に携帯や保管が面倒になるという問題がある。
【0010】
そして、本発明は、先の出願における上記のような問題をも解決することを課題とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本願の請求項1における携帯型パッド材の発明においては、上記のような課題を解決するため、上面が開口された収容凹部の周縁に鍔部が設けられた容器本体と、水溶性高分子及び水を含んでゲル化されて上記の収容凹部内に収容される保水ゲルと、この保水ゲルを保持する支持シートと、上記の保水ゲルと支持シートとを上記の収容凹部内に収容させた状態で収容凹部の開口を閉塞する蓋材とを有し、上記の支持シートが収容凹部の開口側における保水ゲルの上面に設けられて折り返された状態で上記の収容凹部内に収容されてなることを特徴とする携帯型パッド材を開発した。
【0012】
また、本願の請求項2における携帯型パッド材の発明においては、上記のような課題を解決するため、上面が開口された収容凹部の周縁に鍔部が設けられた容器本体と、水溶性高分子及び水を含んでゲル化されて上記の収容凹部内に収容される保水ゲルと、この保水ゲルを保持する支持シートと、上記の保水ゲルと支持シートとを上記の収容凹部内に収容させた状態で収容凹部の開口を閉塞する蓋材とを有し、上記の支持シートが収容凹部内の底部から開口側における保水ゲルの上面に至るように設けられた状態で上記の収容凹部内に収容されてなることを特徴とする携帯型パッド材を開発した。
【0013】
ここで、本願の請求項1,2における各携帯型パッド材においては、水溶性高分子及び水を含んでゲル化する保水ゲルを、上記の容器本体の収容凹部内に充填させてゲル化させることができ、この収容凹部の深さを調節することにより所望の厚さの保水ゲルが得られるようになり、長時間使用できるように保水ゲルの量を多くすることも簡単に行える。
【0014】
また、この請求項における携帯型パッド材において、保水ゲルがゲル化される前に、支持シートを収容凹部の開口側における保水ゲルの上面に設けることにより、保水ゲルがゲル化される際にこの支持シートが保水ゲルに係着されるようになり、この支持シートを持って保水ゲルを容器本体の収容凹部内から簡単に取り出すことができるようになる。
【0015】
さらに、この請求項における携帯型パッド材においては、保水ゲルの上面に設けられた上記の支持シートを折り返すようにしたため、この折り返す部分の長さを調整することによって支持シートの大きさを調整することができ、容器本体を大きくしなくても、折り返す部分の長さを長くすることによって支持シートを大きくすることができる。
【0016】
この結果、この請求項における携帯型パッド材においては、支持シートを大きくするために、容器本体を大きくする必要がなく、製造コストが低減されると共に、携帯や保管も簡単になる。
【0017】
また、本願の請求項における携帯型パッド材の発明においては、上記の支持シートが収容凹部内の底部から開口側における保水ゲルの上面に至るように設けているため、保水ゲルの上面に導かれた支持シートを持って保水ゲルを容器本体の収容凹部内から簡単に取り出すことができるようになる。
【0018】
また、上記のように支持シートが収容凹部内の底部から開口側における保水ゲルの上面に至るように設けると、保水ゲルの上面に導かれる支持シートの長さを調整することによって、支持シートの大きさを調整することができ、容器本体を大きくしなくても、保水ゲルの上面に導かれる支持シートの長さを長くすることによって支持シートを大きくすることができる。
【0019】
この結果、請求項における携帯型パッド材においても、支持シートを大きくするために、容器本体を大きくする必要がなく、製造コストが低減されると共に、携帯や保管も簡単になる。
【0020】
さらに、請求項1,2における各携帯型パッド材において、上記のように支持シートを大きくすると、貼付部位にこの支持シートを巻き付けて、支持シートの端部相互を係止させるようにしたり、またこの支持シートの外縁部に設ける固定用粘着層を大きくして貼付部位に接着させることができ、保水ゲルの量を多くした場合においても、この保水ゲルが支持シートによって貼付部位に確実に固定されるようになる。
【0021】
また、上記のように支持シートの外縁部に固定用粘着層を設ける場合において、この固定用粘着層に剥離可能なライナを設けると、固定用粘着層が蓋材に接着されたり、固定用粘着層が保水ゲルに接触して粘着性が悪くなったりするのが抑制される。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施形態に係る携帯型パッド材を添付図面に基づいて具体的に説明する。
【0023】
(実施形態1)
この実施形態1における携帯型パッド材においては、図1に示すように、上面が開口された収容凹部11の周囲に鍔部12が設けられた容器本体10を用い、この容器本体10における収容凹部11内に、水溶性高分子及び水を含んでゲル化される保水ゲル20を収容させるようにしている。
【0024】
また、図1及び図2に示すように、この保水ゲル20より長辺部の長さが長くなった支持シート30を用い、この支持シート30を収容凹部11の開口側における保水ゲル20の上面に設けると共に、保水ゲル20より長くなった支持シート30の長辺側の両側部を上方に折り返し、このように折り返された支持シート30の両端部の上面側にそれぞれ固定用粘着層31を設けると共に、各固定用粘着層31に剥離可能なライナ32を設けている。なお、この実施形態においては、支持シート30の長辺部を保水ゲル20の長辺部より長くするにあたり、上記のように支持シート30の長辺側の両側部を上方に折り返した場合に、この支持シート30の両端部が接合する程度の長さにしているが、この支持シート30の長さは特に限定されず、折り返した部分が接合しない程度の長さであっても、また折り返した部分が重なり合うような長さであってもよい。
【0025】
そして、このように容器本体10の収容凹部11内に保水ゲル20と支持シート30とを収容させた状態で、気密フィルムからなる蓋材40を収容凹部11の開口の周囲に設けられた鍔部12に取り付け、この蓋材40によって収容凹部11の開口を密封するようにしている。
【0026】
ここで、この実施形態1の携帯型パッド材においては、上記のように支持シート30の両端部における固定用粘着層31にそれぞれライナ32を取り付けているため、固定用粘着層31によってこの支持シート30が蓋材40に接着されるのが防止される。
【0027】
また、上記のように気密フィルムからなる蓋材40を収容凹部11の開口の周囲に設けられた鍔部12に取り付けて収容凹部11の開口を密封すると、保水ゲル20における水分等が外部に放出されるのが防止される。
【0028】
そして、このように容器本体10の収容凹部11内に収容させた保水ゲル20を使用する場合においては、図2に示すように、気密フィルムからなる蓋材40を鍔部12から剥離させて容器本体10の収容凹部11を開口させ、この収容凹部11内に収容された上記の支持シート30を持って保水ゲル20をこの収容凹部11内から取り出すようにする。
【0029】
次いで、このように取り出した保水ゲル20を、図3に示すように、貼付部位Pに付着させると共に、上記の支持シート30の両端部における固定用粘着層31に取り付けられたライナ32を剥離させ、この支持シート30の両端部における固定用粘着層31を貼付部位Pに接着させるようにする。
【0030】
ここで、このように保水ゲル20を貼付部位Pに付着させると共に、上記の支持シート30の両端部における固定用粘着層31を貼付部位Pに接着させると、長時間使用できるように保水ゲル20の量を多くした場合においても、この保水ゲル20が上記の支持シート30によって貼付部位Pに確実に固定されるようになる。
【0031】
ここで、上記の容器本体10としては、上記のように保水ゲル20や支持シート30を収容させる収容凹部11を有するものであればよく、その形状は特に限定されず、成形性・携帯性・流通性・意匠性・経済性等の諸点から適宜選択される。
【0032】
また、容器本体10を構成する材質としては、射出成形、真空成形、圧空成形等が可能な熱可塑性樹脂を用いることが好ましいが、別段これに限定されるものではない。また、収容凹部11に収容させる保水ゲル20の性質及びこの保水ゲル20に混入させる各種の物質を考慮して、透光性又は遮光性等の特性をもつ材質を適宜選択して用いるようにする。
【0033】
さらに、上記の容器本体10は、単一の樹脂で構成されたものであっても、また複数の樹脂層のラミネート体や、樹脂層と金属層その他の層とのラミネート体であっても良い。
【0034】
ここで、上記の容器本体10が、単一の樹脂から形成されかつ透光性を要する場合には、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリスチレン等の熱可塑性樹脂が好ましいものとして挙げられる。一方、遮光性を要する場合には、上記樹脂層にアルミ箔をラミネートしたラミネート体が好ましいものとして挙げられる。しかし、これらに限定されるものでもない。
【0035】
また、容器本体10の肉厚は、携帯時、流通時、保存時等に加わる力に耐える機械的強度を有するように設定され、例えば、射出成形による場合には、30〜1000μmが好ましく、100〜500μmがさらに好ましい範囲として挙げられるが、これも限定されるものではない。
【0036】
また、この容器本体10に設ける収容凹部11は、上記のように保水ゲル20や支持シート30を収容できる形状であればどのような形状であっても良いが、一般的には、保水ゲル20を平坦な状態で収容できるものが好ましい。また、この収容凹部11の平面形状もどのようなものであってもよく、例えば、一般的な矩形の他、ある種の形象やキャラクタを象ったもの等が挙げられる。
【0037】
また、上記の保水ゲル20は、水溶性高分子及び水を含んでゲル化するゲル組成物で構成されるが、このゲル組成物は、架橋剤、増粘剤、ゲル化剤等の添加物を必要としてゲル化するものであっても、またこのような添加物を用いなくてゲル化するものであってもよい。
【0038】
また、上記の保水ゲル20は、水分量が少なくとも30重量%以上含まれるように調製されることが好ましく、水溶性高分子や架橋剤その他の添加物を適宜選択することにより最高95重量%まで含有させることが可能である。
【0039】
そして、保水ゲル20に用いる水溶性高分子としては、ポリアクリル酸、ポリアクリル酸の塩類、ポリアクリル酸の部分中和物、ポリグルタミン酸、ポリグルタミン酸の塩類、ポリグルタミン酸の部分中和物、ポリビニルアルコール、ゼラチン、カルボキシメチルセルロースナトリウム、カラギーナン、ペクチン、ローカストビーンガム、キサンタンガム、ジェランガム、アーネストガム、アガロース、アルギン酸、アルギン酸の塩類、カルボキシビニルポリマー、グラフト澱粉からなる群から選択される1つ又は2つ以上の混合物を用いることができるが、特に、これらに限定されるものではない。
【0040】
ここで、上記の水溶性高分子は1種で用いられてもよいが、数種混合して用いる方が、保水・粘着力等の点から好ましく、例えば、ポリアクリル酸とポリアクリル酸ナトリウムとから選択される少なくとも1種と、カルボキシビニルポリマーとの混合物を用いることが好ましく、より好ましくは、ポリアクリル酸の部分中和物と、カルボキシビニルポリマーとの混合物を用いるようにする。
【0041】
また、上記の携帯型パッド材においては、上記の支持シート30がいわゆる固定部材としても機能するので、保水ゲル20がそれ程強力な粘着性を有していなくてもよく、従って、カラギーナン、ゼラチン、ペクチン、ローカストビーンガム、キサンタンガム、ジェランガム、アーネストガム、アガロース等の天然水溶性高分子を適宜組み合わせて構成される高水分含量の保水ゲル20であってもよい。
【0042】
また、上記の保水ゲル20に、アロマオイルや薬理活性物質を含有させることができる。そして、このように保水ゲル20にアロマオイルや薬理活性物質を含有させると、保水ゲル20からこれらの物質が身体の貼付部位Pに徐々に伝わり、保冷・保湿効果と共に、これらの物質による効果も得られるようになる。
【0043】
ここで、上記のアロマオイルとしては、一般にアロマテラピーに用いられる精油成分(精油類)をそのまま用いることができる。この精油成分としては、例えばワンダー・セラー著「アロマテラピーのための84の精油成分」、フレグランスジャーナル社に記載されているものが挙げられる。具体的には、アニス、アンジェリカ、安息香、イモーテル、カモミール、ガーリック、カルダモン、ガルバナム、キャラウェイ、キャロットシード、グアヤックウッド、グレープフルーツ、サイブレス、シダーウッド、スターアニス、セージ、ゼラニウム、セロリ、タイム、タラゴン、テレピン、乳香、バイオレット、パイン、パセリ、フェンネル、ブラックペッパ、ボダイジュ花、レモン、レモングラス、ローズマリー、ローレル、シモツケギク、シモツケソウ、ヤグルマギク、アーモンド、アルニカ、ウイキョウ、エニシダ、クレソン、ゲンチアナ、ショウノウ、スモモ、セイヨウナシ、タイソウ、タンポポ、チモ、チョレイ、トウガシ、ノイバラ、ハッカ、トネリコ、ブクリョウ、メリッサ、モモ、ヤドリギ、ユーカリ、ヨクイニン、ラベンダ、レンギョウ等からの抽出物を挙げることができるが、別段これらに限定されない。
【0044】
また、薬理活性物質としては、上記のアロマオイルと重なってもよく、例えばメントール、カンフル、インドメタシン、ケトプロフェン、ジクロフェナック、オオバクエキス、グリチルリチン酸ジカリウム、ヒアルロン酸、アルブチン、酢酸トコフェロール、アラントイン、ビタミンC類、水溶性アズレン、アクリノール等が挙げられる。
【0045】
また、上記の保水ゲル20においては、含水量を増量させたり、保水ゲル20の内部での液体の移動を容易にしたり、貼付部位Pに液体の放散を促進する等の目的で、図4に示すように、少なくとも表面が親水性を有する繊維21を保水ゲル20の内部に分散させ、またこの繊維21の一部を保水ゲル20の表面に露出させるようにすることが好ましい。
【0046】
ここで、上記の繊維21としては、例えば、パルプ、木綿糸、レーヨンその他の各種親水性樹脂繊維の他、疎水性樹脂繊維の表面を親水性処理したもの等を用いることができるが、これらに限定されない。
【0047】
また、上記の繊維21は、保水ゲル20内において三次元的に絡み合うように分散させることが好ましい。
【0048】
さらに、上記の保水ゲル20に、吸水性ポリマーや、水に溶解して吸熱する化合物や、揮散して冷却・保冷効果を高める低級アルコール,メントール,ハッカ油や、グリセリン,ポリエチレングリコール,ソルビトール等の公知の保湿剤を含有させることも可能である。
【0049】
なお、上記の保水ゲル20は、通常はpHを4〜10の範囲に調節し、皮膚の冷感と剥離後の爽快感とが得られるようにするためには、pH5〜9の範囲、より好ましくはpH6〜8の範囲に調整する。
【0050】
また、上記の保水ゲル20を、図5に示すように、2つのゲル層22,23を積層させた構造にし、各ゲル層22,23に含有させる物質を異ならせて、それぞれの物質による効果が順次発揮されるようにすることも可能である。
【0051】
また、上記の支持シート30に保水ゲル20を保持させるため、この支持シート30を、保水ゲル20がゲル化される際に浸透してアンカー効果を奏するような材質で構成することが好ましく、例えば、不織布や、ニードリングさせて表面を毛羽立たせた布帛等を用いることが好ましいが、特に、これらに限定されるものでもない。
【0052】
また、この実施形態においては、前記のように支持シート30の長辺部を保水ゲル20の長辺部より長くし、この支持シート30を保水ゲル20の上面に設けて、この支持シート30の長辺側の両側部を上方に折り返すようにしただけであるが、図6に示すように、支持シート30の長辺部を保水ゲル20の長辺部より長くすると共に、この支持シート30に保水ゲル20のそれぞれの長辺部よりも短辺側の外方に突出する各突出部30aを設け、図7に示すように、各突出部30aを支持シート30の長辺側の両側部と同様に上方に折り返ようにし、このように折り返された各突出部30aの端部の上面側にそれぞれ固定用粘着層31を設けると共に、各固定用粘着層31に剥離可能なライナ32を設けることも可能である。
【0053】
そして、このように支持シート30の長辺部を保水ゲル20の長辺部より長くすると共に、この支持シート30に保水ゲル20のそれぞれの長辺部よりも短辺側の外方に突出する各突出部30aを設けると、前記のように保水ゲル20を貼付部位Pに付着させると共に、この支持シート30の両端部及び各突出部30aにおける各固定用粘着層31をそれぞれ貼付部位Pに接着させることができ、保水ゲル20がこの支持シート30によって貼付部位Pにさらに確実に固定されるようになる。
【0054】
また、この実施形態における携帯型パッド材においては、保水ゲル20を使用するにあたり、上記のように支持シート30に設けられた固定用粘着層31を貼付部位Pに接着させて、保水ゲル20がこの支持シート30により貼付部位Pに固定されるようにしたが、支持シート30により保水ゲル20を貼付部位Pに固定させる方法は、特にこのようなものに限定されるものではない。
【0055】
例えば、図8に示すように、長辺部の長さがさらに長くなった支持シート30を用い、この支持シート30を収容凹部11の開口側における保水ゲル20の上面に設け、支持シート30の長辺側の両側部を上方に折り返した場合に、それぞれの端部が反対側の折り返し部分まで達するようにすると共に、一方の端部の上面と他方の端部の下面とにそれぞれ面接合ファスナー33を設けるようにすることも可能である。
【0056】
そして、このような携帯型パッド材において、保水ゲル20を使用するにあたっては、前記のように保水ゲル20を収容凹部11内から取り出し、図9に示すように、保水ゲル20を貼付部位Pに付着させると共に、上記のように長くなった支持シート30を貼付部位Pに巻き付け、この支持シート30のそれぞれの端部に設けられた面接合ファスナー33相互を接合させて、この支持シート30により保水ゲル20を貼付部位Pに固定させることができる。
【0057】
また、この実施形態における携帯型パッド材においては、容器本体10の収容凹部11内に保水ゲル20と支持シート30とを収容させた状態で、気密フィルムからなる蓋材40を収容凹部11の開口の周囲に設けられた鍔部12に取り付けて、収容凹部11の開口をこの蓋材40によって密封させるようにしたが、蓋材40によって収容凹部11の開口を密封させる方法は、特にこのようなものに限定されるものではない。
【0058】
例えば、図10に示すように、容器本体10における収容凹部11の開口された上面部分に対応した嵌め込み部41を有する蓋材40を用い、この蓋材40における嵌め込み部41を上記の収容凹部11内に嵌め込んで、収容凹部11の開口をこの蓋材40によって密封させるようにしたり、さらに図11に示すように、上記のような嵌め込み部41を有する蓋材40をヒンジ部42を介して容器本体10に取り付けるようにすることも可能である。
【0059】
(実施形態2)
この実施形態2における携帯型パッド材においては、図12に示すように、上記の実施形態1の携帯型パッド材と同様に、上面が開口された収容凹部11の周囲に鍔部12が設けられた容器本体10を用いている。
【0060】
そして、この実施形態2における携帯型パッド材においては、支持シート30を上記の容器本体10における収容凹部11内の底部に敷設すると共に、この支持シート30の長辺側の両側部を収容凹部11の開口部分を越えて延出させ、このように支持シート30が敷設された容器本体10の収容凹部11内に水溶性高分子及び水を含んでゲル化される保水ゲル20を収容させるようにしている。
【0061】
そして、上記のように収容凹部11の開口部分を越えて延出された支持シート30の長辺側の両側部をそれぞれ保水ゲル20の上面において折り曲げるようにすると共に、このように折り曲げられて保水ゲル20の上面と接する支持シート30の両端部にそれぞれ固定用粘着層31を設けると共に、各固定用粘着層31に剥離可能なライナ32を設けている。
【0062】
ここで、このように各固定用粘着層31に剥離可能なライナ32を設けると、支持シート30の長辺側の両側部を保水ゲル20の上面に折り曲げた場合において、支持シート30の両端部における固定用粘着層31が保水ゲル20と接触してその粘着性が低下するのが防止される。
【0063】
そして、上記のように支持シート30の長辺側の両側部をそれぞれ保水ゲル20の上面において折り曲げ、容器本体10の収容凹部11内に保水ゲル20と支持シート30とを収容させた後は、上記の実施形態1の携帯型パッド材の場合と同様に、気密フィルムからなる蓋材40を収容凹部11の開口の周囲に設けられた鍔部12に取り付け、この蓋材40によって収容凹部11の開口を密封させるようにする。
【0064】
このようにすると、上記の実施形態1の携帯型パッド材の場合と同様に、保水ゲル20における水分等が外部に放出されるのが防止される。
【0065】
また、このように容器本体10の収容凹部11内に収容させた保水ゲル20を使用する場合においては、気密フィルムからなる蓋材40を鍔部12から剥離させて容器本体10の収容凹部11を開口させ、保水ゲル20の上面において折り曲げた支持シート30を持って、この保水ゲル20を収容凹部11内から取り出すようにする。
【0066】
その後は、上記の実施形態1の携帯型パッド材の場合と同様に、保水ゲル20を貼付部位Pに付着させると共に、上記の支持シート30の両端部における固定用粘着層31に取り付けられたライナ32を剥離させ、この支持シート30の両端部における固定用粘着層31を貼付部位Pに接着させるようにする。
【0067】
このようにすると、上記の実施形態1の携帯型パッド材の場合と同様に、保水ゲル20の量を多くした場合においても、この保水ゲル20が上記の支持シート30によって貼付部位Pに確実に固定されるようになる。
【0068】
ここで、この実施形態2における携帯型パッド材において、上記の支持シート30の長辺部の長さをさらに長くし、その両側部をそれぞれ保水ゲル20の上面において折り曲げて、容器本体10の収容凹部11内に収容させるにあたっては、図13に示すように、上記のように保水ゲル20の上面に折り曲げた支持シート30の両側部をそれぞれ上方に折り返すようにすることができる。
【0069】
さらに、この実施形態2における携帯型パッド材においても、上記の実施形態1の携帯型パッド材の場合と同様の様々な変更を行うことができる。
【0070】
【発明の効果】
以上詳述したように、本願の請求項1,2における各携帯型パッド材においては、水溶性高分子及び水を含んでゲル化する保水ゲルを、上記の容器本体の収容凹部内に充填させてゲル化させるようにしたため、この収容凹部の深さを調節することにより所望の厚さの保水ゲルが得られるようになり、長時間使用できるように保水ゲルの量を多くすることも簡単に行えるようになった。
【0071】
また、この請求項における携帯型パッド材においては、支持シートを収容凹部の開口側における保水ゲルの上面に設けると共に、この支持シートを保水ゲルの上面において折り返すようにしたため、この支持シートを持って保水ゲルを容器本体の収容凹部内から簡単に取り出すことができると共に、折り返す部分の長さを調整することによって支持シートの大きさを調整することができ、支持シートを大きくするために、容器本体を大きくする必要がなく、製造コストが低減されると共に、携帯や保管も簡単に行えるようになった。
【0072】
また、本願の請求項における携帯型パッド材においては、支持シートを収容凹部内の底部から開口側における保水ゲルの上面に至るように設けているため、保水ゲルの上面に導かれた支持シートを持って保水ゲルを容器本体の収容凹部内から簡単に取り出すことができると共に、保水ゲルの上面に導かれる支持シートの長さを調整することによって、支持シートの大きさを調整することができ、支持シートを大きくするために、容器本体を大きくする必要がなく、製造コストが低減されると共に、携帯や保管も簡単に行えるようになった。
【0073】
さらに、請求項1,2における各携帯型パッド材において、上記のように支持シートを大きくすると、貼付部位にこの支持シートを巻き付けて、支持シートの端部相互を係止させるようにしたり、またこの支持シートの外縁部に設ける固定用粘着層を大きくして貼付部位に接着させることができ、保水ゲルの量が多い場合においても、この保水ゲルが支持シートによって貼付部位に確実に固定されるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態1における携帯型パッド材の概略断面図である。
【図2】 上記の実施形態1における携帯型パッド材において、蓋材を取り外して容器本体における収容凹部を開口させた状態を示した概略平面図である。
【図3】 上記の実施形態1における携帯型パッド材において、保水パッドを支持シートにより貼付部位に取り付けた状態を示した概略説明図である。
【図4】 上記の実施形態1の携帯型パッド材に用いる保水ゲルを変更させた第1の変更例に係る携帯型パッド材の概略断面図である。
【図5】 上記の実施形態1の携帯型パッド材に用いる保水ゲルを変更させた第2の変更例に係る携帯型パッド材の概略断面図である。
【図6】 上記の実施形態1の携帯型パッド材に用いる支持シートを変更させた第3の変更例において、支持シートに保水ゲルを保持させた状態を示した概略斜視図である。
【図7】 上記の第3の変更例において、容器本体の収容凹部内に保水ゲルと支持シートとを収容させた状態を示した概略平面図である。
【図8】 上記の実施形態1における携帯型パッド材に用いる支持シートを変更させた第4の変更例に係る携帯型パッド材の概略断面図である。
【図9】 上記の第4の変更例において、支持シートにより保水ゲルを貼付部位に固定させる状態を示した概略説明図である。
【図10】 上記の実施形態1の携帯型パッド材に用いる蓋材を変更させた第5の変更例に係る携帯型パッド材の概略断面図である。
【図11】 上記の実施形態1の携帯型パッド材に用いる蓋材を変更させた第6の変更例に係る携帯型パッド材の概略断面図である。
【図12】 本発明の実施形態2における携帯型パッド材の概略断面図である。
【図13】 上記の実施形態2の携帯型パッド材に用いる支持シートを変更させた携帯型パッド材の概略断面図である。
【符号の説明】
10 容器本体
11 収容凹部
12 鍔部
20 保水ゲル
30 支持シート
31 固定用粘着層
32 ライナ

Claims (5)

  1. 上面が開口された収容凹部の周縁に鍔部が設けられた容器本体と、水溶性高分子及び水を含んでゲル化されて上記の収容凹部内に収容される保水ゲルと、この保水ゲルを保持する支持シートと、上記の保水ゲルと支持シートとを上記の収容凹部内に収容させた状態で収容凹部の開口を閉塞する蓋材とを有し、上記の支持シートが収容凹部の開口側における保水ゲルの上面に設けられて折り返された状態で上記の収容凹部内に収容されてなることを特徴とする携帯型パッド材。
  2. 上面が開口された収容凹部の周縁に鍔部が設けられた容器本体と、水溶性高分子及び水を含んでゲル化されて上記の収容凹部内に収容される保水ゲルと、この保水ゲルを保持する支持シートと、上記の保水ゲルと支持シートとを上記の収容凹部内に収容させた状態で収容凹部の開口を閉塞する蓋材とを有し、上記の支持シートが収容凹部内の底部から開口側における保水ゲルの上面に至るように設けられた状態で上記の収容凹部内に収容されてなることを特徴とする携帯型パッド材。
  3. 請求項1又は請求項2に記載した携帯型パッド材において、上記の蓋材が気密フィルムで構成され、この蓋材が容器本体における収容凹部の開口を密封するようにして上記の鍔部に剥離可能に取り付けられてなることを特徴とする携帯型パッド材。
  4. 請求項1〜3の何れか1項に記載した携帯型パッド材において、上記の支持シートの外縁部に固定用粘着層が設けられてなることを特徴とする携帯型パッド材。
  5. 請求項4に記載した携帯型パッド材において、上記の支持シートの外縁部に設けられた固定用粘着層に剥離可能なライナが設けられてなることを特徴とする携帯型パッド材。
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