JP2003199781A - パッド材及び携帯用パッド材 - Google Patents

パッド材及び携帯用パッド材

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JP2003199781A JP2002101525A JP2002101525A JP2003199781A JP 2003199781 A JP2003199781 A JP 2003199781A JP 2002101525 A JP2002101525 A JP 2002101525A JP 2002101525 A JP2002101525 A JP 2002101525A JP 2003199781 A JP2003199781 A JP 2003199781A
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真滋 守金
Daizo Morikane
大蔵 守金
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DIA Pharmaceutical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水溶性高分子及び水を含んでゲル化するゲル
組成物で構成され、片面の貼付面を貼付部位に貼付させ
るパッド材において、ゲル組成物の量を多くした場合
や、その貼付面の粘着性が低い場合においても、パッド
材が人体の適当な貼付部位に簡単に安定して貼付される
ようにする。 【解決手段】 水溶性高分子及び水を含んでゲル化する
ゲル組成物で構成され、片面の貼付面11を貼付部位に
貼付させるパッド材A1,A2において、貼付面11に
吸着用凹部17を形成したり、貼付面11の周辺部にお
ける少なくとも一部の厚みが端縁側に向かって薄くなる
ようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、保冷・保湿作用を
奏し、また有効成分の徐放的補給媒体として機能するパ
ッド材及びこのようなパッド材を容器に収容させて持ち
運びできるようにした携帯用パッド材に係り、特に、上
記のパッド材を人体における適当な貼付部位に簡単に安
定して貼付できるようにした点に特徴を有するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、人体の発熱に対する氷嚢や氷枕の
代わりに、携帯性・貼付性に優れている保冷材として、
水溶性高分子及び水を含んでゲル化したいわゆる保水ゲ
ルを用いたパッド材が汎用されている。
【0003】ここで、上記のパッド材としては、一般
に、水溶性高分子及び水を含んでゲル化するゲル組成物
を不織布等の支持材上に塗布して保水ゲル層を構成した
ものが用いられており、このパッド材を簡単に持ち運び
できるようにするため、上記の保水ゲル層の表面に剥離
用フィルムを貼付し、その後、適当な大きさにカッティ
ングして袋体内に密封した携帯用パッド材が製品化され
ている。
【0004】しかし、上記のように製造されるパッド材
では、支持材上に塗布できる保水ゲルの量が限られ、さ
らに携帯性を優先させた場合には、保水ゲルの塗布量が
少なくなり、これに伴って保水量も限られてくるため、
保冷・保湿作用の持続時間が短くならざるを得ない。
【0005】このため、近年においては、支持シートに
保水ゲルを保持させたパッド材を適当な深さの容器体内
に収容させるようにし、パッド材における保水ゲルの量
を多くすることが行われるようになった。
【0006】しかし、このようにパッド材における保水
ゲルの量を多くすると、この保水ゲルの重量が大きくな
り、このパッド材を額等の人体における適当な貼付部位
に貼付した場合に貼付部位から簡単に剥離するという問
題が生じた。
【0007】そして、このように適当な貼付部位に貼付
したパッド材が剥離するのを防止するため、このパッド
材を紙テープ等で貼付部位に固定させることが考えられ
るが、このような作業は面倒であると共に、紙テープ等
によって貼付部位の動きが抑制され、さらに紙テープ等
によって肌がかぶれたりするおそれがあった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、水溶性高分
子及び水を含んでゲル化するゲル組成物で構成され、片
面の貼付面を貼付部位に貼付させるパッド材における上
記のような問題を解決することを課題とするものであ
り、ゲル組成物の量を多くした場合や、その貼付面にお
ける粘着性が低い場合においても、パッド材を人体の適
当な貼付部位に簡単に安定して貼付できるようにするこ
とを課題するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1に係るパ
ッド材の発明においては、上記のような課題を解決する
ため、水溶性高分子及び水を含んでゲル化するゲル組成
物で構成され、片面の貼付面を貼付部位に貼付させるパ
ッド材において、上記の貼付面に吸着用凹部を形成する
ようにしたのである。
【0010】そして、この請求項1に係るパッド材のよ
うに、貼付面に吸着用凹部を形成すると、このパッド材
を人体の貼付部位に押し付けて貼付させた場合に、上記
の吸着用凹部における空気が抜けた状態になり、この吸
着用凹部においてパッド材が人体の適当な貼付部位に吸
着されるようになり、ゲル組成物の量を多くした場合
や、貼付面の粘着性が低い場合においても、このパッド
材が人体の適当な貼付部位に安定して貼付されるように
なる。
【0011】また、本願の請求項2に係るパッド材の発
明においては、上記のような課題を解決するため、水溶
性高分子及び水を含んでゲル化するゲル組成物で構成さ
れ、片面の貼付面を貼付部位に貼付させるパッド材にお
いて、上記の貼付面の周辺部における少なくとも一部の
厚みが端縁側に向かって薄くなるように形成したのであ
る。
【0012】そして、この請求項2に係るパッド材のよ
うに、貼付面の周辺部における少なくとも一部の厚みが
端縁側に向かって薄くなるように形成すると、このパッ
ド材が人体の貼付部位に沿ってうまく貼付されるように
なると共に、ゲル組成物の量に対する貼付面の面積の比
率も大きくなり、ゲル組成物の量を多くした場合や、貼
付面の粘着性が低い場合においても、このパッド材が人
体の貼付部位に安定して貼付されるようになる。特に、
パッド材の周辺部全体において、その厚みを貼付面の端
縁側に向かって薄く形成すると、パッド材がより一層安
定して貼付部位に貼付されるようになる。なお、上記の
ように貼付面の周辺部における少なくとも一部の厚みを
端縁側に向かって薄くなるように形成するにあたり、通
常は、請求項3に示すように、貼付面の周辺部における
少なくとも一部の厚みが、貼付面の端縁側に向かって薄
くなるように形成するが、パッド材が柔らかい場合に
は、貼付面の周辺部における少なくとも一部の厚みが、
貼付面と反対側の面の端縁側に向かって薄くなるように
形成することもできる。
【0013】また、本願の請求項2に係るパッド材のよ
うに貼付面の周辺部における少なくとも一部の厚みが端
縁側に向かって薄くなるように形成するにあたり、パッ
ド材がより安定して貼付されるようにするため、その厚
みが端縁側に向かって直線状又は凹状になるように薄く
形成することが好ましく、特に、凹状になるように薄く
形成すると、パッド材がより一層安定して貼付部位に貼
付されるようになる。なお、この場合、上記のように厚
みが薄くなった端縁側の強度が低くなるため、貼付面と
反対側の面の端縁又はその近傍に補強リブを設けるよう
にすることも可能である。
【0014】さらに、この請求項2に係るパッド材のよ
うに、貼付面の周辺部における少なくとも一部の厚みが
端縁側に向かって薄くなるように形成すると共に、上記
の請求項1に示すパッド材のように、上記の貼付面に吸
着用凹部を形成すると、両者の作用が加わり、ゲル組成
物の量を多くした場合や、貼付面の粘着性が低い場合に
おいても、このパッド材が人体の貼付部位にさらに安定
して貼付されるようになる。
【0015】また、本願の請求項10に係る携帯用パッ
ド材の発明においては、収容凹部の上面が開口された容
器体と、水溶性高分子及び水を含んでゲル化するゲル組
成物で構成されるパッド材と、上記のパッド材を上記の
収容凹部内に収容させた状態でこの収容凹部の開口を閉
塞させる閉塞部材とを有する携帯用パッド材において、
上記の閉塞部材にパッド材側に突出した凸部を形成する
と共に、上記のパッド材にこの閉塞部材における凸部に
対応した吸着用凹部を形成するようにしたのである。
【0016】また、本願の請求項11に係る携帯用パッ
ド材の発明においては、収容凹部の上面が開口された容
器体と、水溶性高分子及び水を含んでゲル化するゲル組
成物で構成されるパッド材と、上記のパッド材を上記の
収容凹部内に収容させた状態でこの収容凹部の開口を閉
塞させる閉塞部材とを有する携帯用パッド材において、
上記の容器体における収容凹部の底部にパッド材側に突
出した凸部を形成すると共に、上記のパッド材に上記の
収容凹部における凸部に対応した吸着用凹部を形成する
ようにしたのである。
【0017】そして、本願の請求項10及び請求項11
に示す携帯用パッド材の発明においては、上記のように
閉塞部材又は容器体における収容凹部の底部にパッド材
側に突出した凸部を形成して、パッド材にこれらの凸部
に対応した吸着用凹部を設けるようにしたため、パッド
材に吸着用凹部を設けることが簡単に行えるようになる
と共に、このパッド材における吸着用凹部が上記の凸部
に係合されているため、容器体内に収容された上記のパ
ッド材に離水が生じても、パッド材が大きく変形するの
が防止される。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態に係る
パッド材及び携帯用パッド材を添付図面に基づいて具体
的に説明する。
【0019】(実施形態1)図1に実施形態1に係るパ
ッド材A1の概略断面図を、図2に同パッド材A1の概
略平面図を示す。
【0020】この実施形態1のパッド材A1は、水溶性
高分子及び水を含んでゲル化するゲル組成物で構成され
て平面形状が略長方形状に形成されており、その片面が
人体における適当な貼付部位に貼付させる貼付面11に
なっており、またその周辺部全体の厚みが貼付面11の
端縁側に向かって凹状になるようにして薄く形成されて
いる。
【0021】そして、この実施形態1のパッド材A1の
ように、周辺部全体の厚みが貼付面11の端縁側に向か
って凹状になるようにして薄く形成すると、このパッド
材A1の貼付面11を人体の貼付部位に貼付させる場合
に、このパッド材A1が人体の貼付部位に沿ってうまく
貼付されるようになると共に、ゲル組成物の量に対する
貼付面11の面積の比率が大きくなり、ゲル組成物の量
を多くした場合や、貼付面11の粘着性が低い場合にお
いても、パッド材A1が安定して貼付部位に貼付される
ようになる。
【0022】ここで、このパッド材A1を構成するゲル
組成物に用いる水溶性高分子としては、例えば、ポリア
クリル酸、ポリアクリル酸の塩類、ポリアクリル酸の部
分中和物、ポリグルタミン酸、ポリグルタミン酸の塩
類、ポリグルタミン酸の部分中和物、ポリビニルアルコ
ール、ゼラチン、カルボキシメチルセルロースナトリウ
ム、カラギーナン、アルギン酸、アルギン酸の塩類、カ
ルボキシビニルポリマ、グラフト澱粉、アガロース、ペ
クチン、タマリンドガム、ローカストビーンガム、ジェ
ランガム、キサンタンガムからなる群から選択される1
つ又は2つ以上の混合物を挙げることができるが、特
に、これらに限定されるものではない。なお、1種の水
溶性高分子を用いるよりも、数種の水溶性高分子を混合
して用いる方が、保水・粘着力等の点から好ましく、例
えば、ポリアクリル酸とポリアクリル酸ナトリウムとか
ら選択される少なくとも1種とカルボキシビニルポリマ
ーとの混合物や、カラギーナンとローカストビーンガム
とタマリンドガムとカルボキシビニルポリマーとを含む
混合物等を用いることが好ましい。この中でも、ポリア
クリル酸の部分中和物とカルボキシビニルポリマーとの
混合物を用いることがより好ましい。
【0023】また、上記のパッド材A1におけるゲル組
成物にアロマオイルと薬理活性物質との少なくとも1種
を含有させることができる。
【0024】そして、このようにパッド材A1における
ゲル組成物にアロマオイルや薬理活性物質を含有させる
と、このパッド材A1をからこれらの物質が身体の対象
部位に徐々に伝わり、保冷・保湿効果と共に、これらの
物質による効果も得られるようになる。
【0025】ここで、上記のアロマオイルとしては、一
般にアロマテラピーに用いられる精油成分(精油類)を
そのまま用いることができる。この精油成分としては、
例えば、ワンダー・セラー著「アロマテラピーのための
84の精油成分」、フレグランスジャーナル社に記載さ
れているものが挙げられる。具体的には、アニス、アン
ジェリカ、安息香、イモーテル、カモミール、ガーリッ
ク、カルダモン、ガルバナム、キャラウェイ、キャロッ
トシード、グアヤックウッド、グレープフルーツ、サイ
ブレス、シダーウッド、スターアニス、セージ、ゼラニ
ウム、セロリ、タイム、タラゴン、テレピン、乳香、バ
イオレット、パイン、パセリ、フェンネル、ブラックペ
ッパ、ボダイジュ花、レモン、レモングラス、ローズマ
リー、ローレル、シモツケギク、シモツケソウ、ヤグル
マギク、アーモンド、アルニカ、ウイキョウ、エニシ
ダ、クレソン、ゲンチアナ、ショウノウ、スモモ、セイ
ヨウナシ、タイソウ、タンポポ、チモ、チョレイ、トウ
ガシ、ノイバラ、ハッカ、トネリコ、ブクリョウ、メリ
ッサ、モモ、ヤドリギ、ユーカリ、ヨクイニン、ラベン
ダ、レンギョウ等からの抽出物を用いることができる
が、別段これらに限定されない。
【0026】また、上記の薬理活性物質としては、例え
ば、メントール、カンフル、インドメタシン、ケトプロ
フェン、ジクロフェナック、オオバクエキス、グリチル
リチン酸ジカリウム、ヒアルロン酸、アルブチン、酢酸
トコフェロール、アラントイン、ビタミンC類、水溶性
アズレン、アクリノール等を用いることができるが、別
段これらに限定されない。
【0027】そして、上記のようなパッド材A1を持ち
運びできるようにした携帯用パッド材を製造するにあた
っては、例えば、図3に示すように、上記のパッド材A
1を収容させる収容凹部21とこの収容凹部21の開口
周囲に張り出した鍔部22とを有する容器体20を用い
るようにする。
【0028】ここで、この容器体20においては、その
収容凹部21が、上記のパッド材A1における貼付面1
1が収容凹部21の開口側に位置するような形状に形成
されており、収容凹部21の底面21aの端縁から開口
側に向けて収容凹部21の周壁21bが凸状にわん曲し
て広がるように形成されている。
【0029】そして、図4に示すように、この容器体2
0の収容凹部21内に上記のゲル組成物を充填し、これ
をゲル化させて、収容凹部21内にパッド材A1を形成
し、その後、この容器体20の収容凹部21の開口を閉
塞するように気密性フィルム30を被せ、この気密性フ
ィルム30を容器体20の鍔部22に剥離可能に接着さ
せて、パッド材A1を収容させた状態で容器体20の収
容凹部21を密封させるようにする。
【0030】このようにすると、気密性フィルム30に
よる密封によってパッド材A1から水分等が蒸発するの
が抑制され、この状態で、長く保存したり、流通させた
り、携帯することができる。
【0031】そして、このように容器体20の収容凹部
21内において、気密性フィルム30により密封された
パッド材A1を使用するにあたっては、上記の気密性フ
ィルム30を引っ張って容器体20の鍔部22から剥離
させ、容器体10の収容凹部11を開口させた後、パッ
ド材A1を容器体20の収容凹部21内から取り出し、
上記のようにパッド材A1の貼付面11を人体の貼付部
位に貼付させる。なお、このパッド材A1においては、
その周辺部の厚みが貼付面11の端縁側に向かって薄く
なるように形成されていると共に、容器体20における
収容凹部21の周壁21bが収容凹部21の底面21a
の端縁から開口側に向けて広がるように形成されている
ため、上記のパッド材A1を指等が押し出すだけで、簡
単にパッド材A1を容器体20の収容凹部21内から取
り出すことができる。
【0032】ここで、上記の容器体20を構成する材質
としては、射出成形、真空成形、圧空成形等が可能な熱
可塑性樹脂を用いることが好ましいが、別段これに限定
されるものではなく、また収容させるパッド材A1の性
質及びこのパッド材A1のゲル組成物に混入させる各種
の物質を考慮して、透光性又は遮光性等の特性をもつ材
質を適宜選択して用いるようにする。
【0033】また、この容器体20は、単一の樹脂で構
成されたものであっても、複数の樹脂層のラミネート体
や、樹脂層と金属層その他の層とのラミネート体であっ
ても良い。ここで、上記の容器体20が単一の樹脂から
形成されかつ透光性を要する場合には、ポリプロピレ
ン、ポリエチレンテレフタレート、ポリスチレン等の熱
可塑性樹脂が好ましいものとして挙げられる。一方、遮
光性を要する場合には、上記樹脂層にアルミ箔をラミネ
ートしたラミネート体が好ましいものとして挙げられ
る。しかし、これらに限定されるものでもない。
【0034】また、この容器体20の肉厚は、携帯時、
流通時、保存時等に加わる力に耐える機械的強度を有す
るように設定され、例えば、射出成形による場合には、
30〜1000μmが好ましく、100〜500μmが
さらに好ましい範囲として挙げられるが、これも限定さ
れるものではない。
【0035】また、上記のパッド材A1を容器体20の
収容凹部21内から取り出す際に、パッド材A1の貼付
面11に指等が触れないようにするため、図5に示すよ
うに、一部がヘッダ部12aとしてパッド材A1の外に
突出すると共に残部12bがパッド材A1と係着するパ
ッド材取出部材12を設け、このパッド材取出部材12
のヘッダ部12aを持って、パッド材A1を容器体20
の収容凹部21内から取り出すようにすることもでき
る。
【0036】ここで、上記の実施形態1におけるパッド
材A1においては、その周辺部全体の厚みが貼付面11
の端縁側に向かって凹状になるようにして薄く形成して
いるが、周辺部全体ではなく、周辺部の適当な部分にお
ける厚みだけを、上記のように貼付面11の端縁側に向
かって凹状になるようにして薄く形成することも可能で
ある。
【0037】また、この実施形態1のパッド材A1にお
いては、その平面形状が略長方形状になるようにした
が、特に、その平面形状は限定されず、貼付部位等に対
応させて様々な平面形状に形成することができ、例え
ば、額に貼付する場合には、このパッド材A1を、図6
に示すような額に対応した平面形状に形成することが好
ましい。
【0038】また、この実施形態1のパッド材A1にお
いては、周辺部全体の厚みが貼付面11の端縁側に向か
い凹状になるようにして薄く形成したが、厚みを貼付面
11の端縁側に向かって薄くなるように形成する形態
も、特にこのようなものに限定されず、例えば、図7に
示すように、厚みが貼付面11の端縁側に向かって薄く
なるように直線状に形成したり、図8に示すように、隆
起された中央部から貼付面11の端縁側に向かって徐々
に薄くなるように形成することも可能である。
【0039】さらに、上記の実施形態1におけるパッド
材A1において、上記のように周辺部の厚みが貼付面1
1の端縁側に向かって薄くなるように形成するにあた
り、図9(A)に示すように、貼付面11の周辺部にお
いて、緩やかな傾斜になった薄い部分を設けると、この
部分が貼付部位におけるどのような凹凸形状にも沿いや
すくなって、安定して貼付部位に貼付されるようにな
る。なお、このように緩やかな傾斜になった薄い部分を
設けると、この部分において破損しやすくなるため、図
9(B),(C)に示すように、貼付面11と反対側の
面14において、緩やかな傾斜になった薄い部分の途中
の位置や、緩やかな傾斜になった薄い部分の端縁部分
に、補強リブ14aを設けるようにすることが好まし
い。
【0040】また、この実施形態1におけるパッド材A
1において、その内部での液体の移動が容易に行われる
ようにするため、例えば、図10に示すように、パッド
材A1の内部に、少なくとも表面が親水性を有する繊維
群13を内部に分散させることができる。ここで、この
繊維群13としては、例えば、パルプ、木綿糸、レーヨ
ン、その他の各種親水性樹脂繊維のほか、表面が親水性
処理された各種の疎水性樹脂繊維や、ガラス繊維・セラ
ミックス繊維等が挙げられるが、これらに限定されな
い。また、上記繊維群13は、パッド本体20の内部で
三次元的に絡み合うように分散されることが好ましい。
【0041】さらに、この実施形態1におけるパッド材
A1において、上記の貼付面11と反対側の面14に塵
や埃等が付着したり、この反対側の面14が他の部分に
付着して、パッド材A1が貼付部位から剥離したりする
のを防止するため、例えば、図11に示すように、貼付
面11と反対側の面14に不織布等の支持材15を設け
るようにしたり、図12に示すように、貼付面11と反
対側の面14におけるゲル組成物の架橋度を高めて非粘
着性の層16を設けることができる。
【0042】(実施形態2)図13に実施形態2に係る
パッド材A2の概略断面図を、図14に同パッド材A2
の概略平面図を示す。
【0043】この実施形態2におけるパッド材A2も、
上記の実施形態1におけるパッド材A1と同様に、水溶
性高分子及び水を含んでゲル化するゲル組成物で構成さ
れて平面形状が略長方形状に形成されており、その片面
が人体における適当な貼付部位に貼付させる貼付面11
になっており、またその周辺部全体の厚みが貼付面11
の端縁側に向かって凹状になるようにして薄く形成され
ている。
【0044】さらに、この実施形態2におけるパッド材
A2においては、上記の貼付面11の適当な位置に吸着
用凹部17を所要数設けるようにしており、図13及び
図14に示す例では、椀状になった5つの吸着用凹部1
7を設けている。
【0045】そして、この実施形態2のパッド材A2の
ように、周辺部全体の厚みが貼付面11の端縁側に向か
って凹状になるように薄く形成すると共に、貼付面11
の適当な位置に所要数の吸着用凹部17を設けると、こ
のパッド材A2の貼付面11を人体の貼付部位に貼付さ
せる場合に、上記の実施形態1におけるパッド材A1と
同様に、このパッド材A2が人体の貼付部位に沿ってう
まく貼付されると共に、ゲル組成物の量に対する貼付面
11の面積の比率が大きくなり、さらにこのパッド材A
2貼付部位に押し付けて貼付させることにより、上記の
吸着用凹部17内における空気が抜けて、この吸着用凹
部17によりパッド材A2が人体の適当な貼付部位に吸
着されるようになり、ゲル組成物の量を多くした場合
や、貼付面11における粘着性が低い場合においても、
このパッド材A2が人体の適当な貼付部位により安定し
て貼付されるようになる。
【0046】また、上記のようなパッド材A2を持ち運
びできるようにした携帯用パッド材を製造するにあたっ
ては、例えば、図15に示すように、上記のパッド材A
2を収容させる収容凹部21と、この収容凹部21の開
口周囲に張り出した鍔部22とを有する容器体20に、
上記の収容凹部21の開口を閉塞させる蓋材31を設け
たものを用いるようにする。
【0047】ここで、この容器体20においては、上記
のパッド材A2の貼付面11が収容凹部21の開口側に
位置するように、収容凹部21の底面21aの端縁から
開口側に向けて収容凹部21の周壁21bが凸状にわん
曲して広がるように形成している。
【0048】また、上記の蓋材31においては、パッド
材A2における吸着用凹部17に対応するようにして、
収容凹部21側に碗状に突出した凸部31aを所要数設
けている。
【0049】そして、図16に示すように、この容器体
20の収容凹部21内にゲル組成物を充填すると共に、
上記の蓋材31により収容凹部21の開口を閉塞させ、
ゲル組成物をゲル化させて収容凹部21内に上記のパッ
ド材A2を形成すると共に、上記の蓋材31の周囲を鍔
部22に剥離可能に接着させて、パッド材A2を収容さ
せた状態で容器体20の収容凹部21を密封させるよう
にする。
【0050】このようにすると、蓋材31に設けられた
上記の凸部31aに対応するようにして、上記のパッド
材A2に上記の吸着用凹部17が簡単に形成されるよう
になると共に、このパッド材A2における吸着用凹部1
7が上記の蓋材31の凸部31aに係合されるため、こ
のパッド材A2において離水が生じても、パッド材A2
が変形するのが抑制され、さらにこの蓋材31による密
封によってパッド材A2から水分等が蒸発するのが抑制
され、パッド材A2をこのような状態で、長く保存した
り、流通させたり、携帯することができる。
【0051】そして、このように容器体20の収容凹部
21内において蓋材31により密封されたパッド材A2
を使用するにあたっては、上記の蓋材31を鍔部22か
ら剥離させ、容器体10の収容凹部11を開口させた
後、パッド材A2を容器体20の収容凹部21内から取
り出し、このパッド材A2の貼付面11を人体の貼付部
位に押し付けて貼付させる。
【0052】また、この実施形態のパッド材A2も、上
記の実施形態1のパッド材A1と同様に、その周辺部の
厚みが貼付面11の端縁側に向かって薄くなるように形
成されていると共に、容器体20における収容凹部21
の周壁21bが収容凹部21の底面21aの端縁から開
口側に向けて広がるように形成されているため、上記の
パッド材A2を指等で押し出すだけで、簡単にパッド材
A2を容器体20の収容凹部21内から取り出すことが
できる。
【0053】ここで、この実施形態2のパッド材A2に
おいては、上記のように貼付面11に設けられた吸着用
凹部17によりパッド材A2が人体の適当な貼付部位に
吸着されて、パッド材A2が人体の適当な貼付部位に安
定して貼付されるようになるため、必ずしも、その周辺
部全体の厚みを貼付面11の端縁側に向かって薄くなる
ように形成する必要はなく、図17に示すように、パッ
ド材A2の厚みを一定にしてもよい。
【0054】なお、この実施形態2におけるパッド材A
2は、上記のように貼付面11の適当な位置に所要数の
吸着用凹部17を設けるようにしているだけであり、そ
の他の構成は上記の実施形態1のパッド材A1と同様で
あり、上記の実施形態1のパッド材A1の場合と同様に
して各種の変更を行うことができる。
【0055】また、この実施形態2のパッド材A2にお
いて、貼付面11に設ける吸着用凹部17の数や形状等
は特に限定されず、例えば、図18(A)〜(C)に示
すような、錐形状、錐形台状、溝形状になった吸着用凹
部17を設けることも可能であり、さらに、このような
吸着用凹部17を配置させる形態も特に限定されず、散
点状に配置させたり、等間隔で直線状に配置させたり、
貼付面11の周辺部に沿うようにして配置させたりする
ことができる。
【0056】また、この実施形態2のパッド材A2にお
いては、パッド材A2の貼付面11に吸着用凹部17を
設けるにあたり、収容凹部21の開口を閉塞させる蓋材
31に、パッド材A2における吸着用凹部17に対応す
るようにして凸部31aを設けるようにしたが、図19
に示すように、パッド材A2を収容させる容器体20に
おける収容凹部21の底面21aに、パッド材A2に設
ける吸着用凹部17に対応した凸部23を設け、この収
容凹部21内にパッド材A2を収容させた状態で、この
収容凹部21の開口を気密性フィルム30によって閉塞
させるようにしてもよい。
【0057】ここで、上記のように収容凹部21の底面
21aに凸部23を設けて、額に貼付させるパッド材A
2に吸着用凹部17を設けるにあたっては、例えば、図
20(A)〜(C)に示すように、上記の容器体20に
おける収容凹部21の平面形状を額に対応した平面形状
に形成すると共に、この収容凹部21の底面21aに、
錐形台状になった凸部23を散点状に設けるようにした
り、円形状になった凸部23を多数配列させるようにし
たり、短い帯状になった凸部23を2つの山形状になる
ように所要間隔を介して配列させるようにすることがで
きる。但し、凸部23の形状や配列状態は特にこれらに
限定されるものではない。
【0058】また、上記のパッド材A2が柔軟な場合に
は、図21に示すように、収容凹部21の底面21aの
端縁から開口側に向けて収容凹部21の周壁21bが広
がるように形成されると共に、この収容凹部21の底面
21aにパッド材A2に設ける吸着用凹部17に対応し
た凸部23が設けられた容器体20を用い、この容器体
20の収容凹部21内にパッド材A2を収容させた状態
で、この収容凹部21の開口を気密性フィルム30によ
って閉塞させるようにしてもよい。
【0059】そして、このように収容されたパッド材A
2を容器体20の収容凹部21内から取り出し、吸着用
凹部17が設けられた貼付面11を人体の適当な貼付部
位に貼付させるようにした場合、このパッド材A2が柔
軟であるため、図22に示すように、端縁側に向かって
厚みの薄くなったパッド材A2の周辺部が垂れ下がって
人体の貼付部位に貼付されるようになり、周辺部全体の
厚みを貼付面11の端縁側に向かって薄くなるようにし
た場合と、同様の効果が得られる。
【0060】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明の請求項
1におけるパッド材においては、貼付部位に貼付させる
貼付面に吸着用凹部を形成したため、このパッド材を人
体の貼付部位に押し付けて貼付させた場合に、上記の吸
着用凹部内における空気が抜けた状態になって、この吸
着用凹部によりパッド材が人体の適当な貼付部位に吸着
されるようになり、ゲル組成物の量を多くした場合や、
その貼付面の粘着性が低い場合においても、このパッド
材が人体の適当な貼付部位に安定して貼付されるように
なった。
【0061】また、本願の請求項2におけるパッド材に
おいては、貼付部位に貼付させる貼付面の周辺部におけ
る少なくとも一部の厚みが端縁側に向かって薄くなるよ
うにしたため、このパッド材が人体の貼付部位に沿って
うまく貼付されるようになると共に、ゲル組成物の量に
対する貼付面の面積の比率も大きくなり、ゲル組成物の
量を多くした場合や、その貼付面の粘着性が低い場合に
おいても、このパッド材が人体の貼付部位に安定して貼
付されるようになり、特に、厚みが貼付面の端縁側に向
かって凹状になるように薄く形成すると、パッド材がよ
り一層安定して貼付されるようになった。
【0062】さらに、貼付面の周辺部における少なくと
も一部の厚みが端縁側に向かって薄くなるように形成す
ると共に、貼付面に吸着用凹部を形成すると、両者の作
用が加わり、ゲル組成物の量を多くした場合や、その貼
付面の粘着性が低い場合においても、このパッド材が人
体の貼付部位にさらに安定して貼付されるようになっ
た。
【0063】また、本願の請求項10及び請求項11に
おける携帯用パッド材のように、パッド材を収容させる
容器体における収容凹部の開口を閉塞させる閉塞部材
や、この容器体における収容凹部の底部に、パッド材側
に突出した凸部を形成して、パッド材にこれらの凸部に
対応した吸着用凹部を設けるようにすると、パッド材に
吸着用凹部を設けることが簡単に行えるようになると共
に、このパッド材における吸着用凹部が上記の凸部に係
合され、容器体内に収容された上記のパッド材に離水が
生じても、パッド材が大きく変形するのが防止されるよ
うになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態1におけるパッド材の概略
断面図である。
【図2】上記の実施形態1におけるパッド材の概略平面
図である。
【図3】上記の実施形態1のパッド材を収容させる容器
体の概略斜視図である。
【図4】上記の実施形態1のパッド材を容器体の収容凹
部内に収容させて気密性フィルムで密封させた状態を示
した概略断面図である。
【図5】上記の実施形態1のパッド材の第1の変更例に
係り、パッド材に一部がヘッダ部としてパッド材の外に
露出すると共に残部がパッド材と係着するパッド取出部
材を設け、ヘッダ部を持ってパッド材を容器体から取り
出す状態を示した概略断面図である。
【図6】上記の実施形態1のパッド材の第2の変更例に
係り、額の形状に対応するようにパッド材の平面形状を
変更させた状態を示した概略平面図である。
【図7】上記の実施形態1のパッド材の第3の変更例に
係り、パッド材の周辺部の厚みが貼付面の端縁側に向か
って直線状に薄くなるように形成されたパッド材の概略
断面図である。
【図8】上記の実施形態1のパッド材の第4の変更例に
係り、パッド材の中央部が隆起され、貼付面の端縁側に
向かって薄くなるように形成されたパッド材の概略断面
図である。
【図9】上記の実施形態1のパッド材の第5の変更例に
係り、貼付面の周辺部において緩やかな傾斜になった薄
い部分を設け、またこの緩やかな傾斜になった薄い部分
に補強リブを設けたパッド材の概略断面図である。
【図10】上記の実施形態1のパッド材の第6の変更例
に係り、少なくとも表面が親水性を有する繊維群が内部
に分散されたパッド材の概略断面図である。
【図11】上記の実施形態1のパッド材の第7の変更例
に係り、貼付面と反対側の面に支持材を設けたパッド材
の概略断面図である。
【図12】上記の実施形態1のパッド材の第8の変更例
に係り、貼付面と反対側の面に非粘着性の層を設けたパ
ッド材の概略断面図である。
【図13】この発明の実施形態2におけるパッド材の概
略断面図である。
【図14】上記の実施形態2におけるパッド材の概略平
面図である。
【図15】上記の実施形態2のパッド材を収容させる容
器体及び蓋材の概略斜視図である。
【図16】上記の実施形態2のパッド材を容器体の収容
凹部内に収容させて蓋材によって密封させた状態を示し
た概略断面図である。
【図17】上記の実施形態2のパッド材の変更例に係
り、厚みが一定になったパッド材の概略断面図である。
【図18】上記の実施形態2のパッド材において、パッ
ド材に設ける吸着用凹部の各変更例を示した概略断面図
である。
【図19】上記の実施形態2のパッド材の変更例に係
り、パッド材に設ける吸着用凹部に対応した凸部を収容
凹部の底面に設けた容器体を用いてパッド材を得る状態
を示した概略断面図である。
【図20】上記の実施形態2のパッド材の変更例に係
り、パッド材に設ける吸着用凹部に対応した凸部を収容
凹部の底面に設けた容器体の各変更例を示した概略平面
図である。
【図21】上記の実施形態2のパッド材の変更例に係
り、収容凹部の底面の端縁から開口側に向けて収容凹部
の周壁が広がるように形成されると共に、収容凹部の底
面にパッド材に設ける吸着用凹部に対応した凸部が設け
られた容器体を用いて、パッド材を得る状態を示した概
略断面図である。
【図22】上記の図21において得たパッド材を人体の
適当な貼付部位に貼付させる状態を示した概略断面図で
ある。
【符号の説明】
A1,A2 パッド材 11 貼付面 12 パッド材取出部材 12a ヘッダ部 12b 残部 13 繊維群 14 貼付面と反対側の面 15 支持材 16 非粘着性の層 17 吸着用凹部 20 容器体 21 収容凹部 21a 収容凹部の底面 21b 収容凹部の周壁 22 鍔部 23 凸部 30 気密性フィルム(閉塞部材) 31 蓋材(閉塞部材) 31a 凸部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C076 AA74 AA87 BB31 EE01A FF31 4C084 AA17 MA05 MA32 MA63 NA12 ZA051 ZA891 4C099 AA02 CA01 CA03 CA04 EA08 GA01 GA02 HA06 LA01 LA07 LA08 4C167 AA71

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水溶性高分子及び水を含んでゲル化する
    ゲル組成物で構成され、片面の貼付面を貼付部位に貼付
    させるパッド材において、上記の貼付面に吸着用凹部が
    形成されていることを特徴とするパッド材。
  2. 【請求項2】 水溶性高分子及び水を含んでゲル化する
    ゲル組成物で構成され、片面の貼付面を貼付部位に貼付
    させるパッド材において、上記の貼付面の周辺部におけ
    る少なくとも一部の厚みが端縁側に向かって薄くなって
    いることを特徴とするパッド材。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載したパッド材において、
    上記の貼付面の周辺部における少なくとも一部の厚みが
    貼付面の端縁側に向かって薄くなっていることを特徴と
    するパッド材。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3に記載したパッド材にお
    いて、上記の貼付面の周辺部における少なくとも一部の
    厚みが端縁側に向かって直線状又は凹状に薄くなってい
    ることを特徴とするパッド材。
  5. 【請求項5】 請求項2又は4に記載したパッド材にお
    いて、上記の貼付面に吸着用凹部が形成されていること
    を特徴とするパッド材。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5の何れか1項に記載したパ
    ッド材において、上記のゲル組成物中にアロマオイルと
    薬理活性物質との少なくとも1種が含有されていること
    を特徴とするパッド材。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6の何れか1項に記載したパ
    ッド材において、上記の貼付面と反対側の面に支持材が
    設けられていることを特徴とするパッド材。
  8. 【請求項8】 請求項1〜6の何れか1項に記載したパ
    ッド材において、上記の貼付面と反対側の面が非粘着性
    に構成されていることを特徴とするパッド材。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8の何れか1項に記載したパ
    ッド材において、一部がヘッダ部として外部に突出する
    と共に残部がパッド材と係着するパッド材取出部材が設
    けられていることを特徴とするパッド材。
  10. 【請求項10】 収容凹部の上面が開口された容器体
    と、水溶性高分子及び水を含んでゲル化するゲル組成物
    で構成されるパッド材と、上記のパッド材を上記の収容
    凹部内に収容させた状態でこの収容凹部の開口を閉塞さ
    せる閉塞部材とを有する携帯用パッド材において、上記
    の閉塞部材にパッド材側に突出した凸部が形成されると
    共に、上記のパッド材にこの閉塞部材における凸部に対
    応した吸着用凹部が形成されてなることを特徴とする携
    帯用パッド材。
  11. 【請求項11】 収容凹部の上面が開口された容器体
    と、水溶性高分子及び水を含んでゲル化するゲル組成物
    で構成されるパッド材と、上記のパッド材を上記の収容
    凹部内に収容させた状態でこの収容凹部の開口を閉塞さ
    せる閉塞部材とを有する携帯用パッド材において、上記
    の容器体における収容凹部の底部にパッド材側に突出し
    た凸部が形成されると共に、上記のパッド材に上記の収
    容凹部における凸部に対応した吸着用凹部が形成されて
    なることを特徴とする携帯用パッド材。
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