JPS5846530Y2 - 自動車用ヘツドランプ - Google Patents

自動車用ヘツドランプ

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JPS5846530Y2
JPS5846530Y2 JP1280180U JP1280180U JPS5846530Y2 JP S5846530 Y2 JPS5846530 Y2 JP S5846530Y2 JP 1280180 U JP1280180 U JP 1280180U JP 1280180 U JP1280180 U JP 1280180U JP S5846530 Y2 JPS5846530 Y2 JP S5846530Y2
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JP
Japan
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reflecting mirror
light bulb
bulb
incandescent light
tube axis
Prior art date
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Expired
Application number
JP1280180U
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English (en)
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JPS56115856U (ja
Inventor
広雄 小山
Original Assignee
ウシオ電機株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車用ヘッドランプに関するものである。
一般に自動車用ヘッドランプにおいては、第1図に示す
ように、凹面反射鏡を構成する反射鏡部材1とその前部
開口を塞ぐよう設けた前面レンズ2とによりアウターバ
ルブ3を構成せしめ、このアウターバルブ3内において
、前記反射鏡部材1の略中央位置に固定された内方に突
出する支持リード棒4,4′に、光源電球としての一端
封止型白熱電球5の封止部6から突出する外部リード棒
7,7′を夫々接続固定することにより、前記白熱電球
5の封体の管軸Xが前記反射鏡部材1の中心から前方に
伸びる反射鏡軸Yと一致するような状態で当該白熱電球
5を支持せしめるようにしている。
尚前記前面レンズ2の内面には所要の配光を得るための
レンズ面が形成され、又アウターバルブ3内は低圧状態
に保たれる。
8はアウターバルブ3の排気管残部、9,9′はアウタ
ーバルブ3に設けた外部端子であって前記支持リード棒
4,4′と夫々電気的に接続されている。
而して自動車用ヘッドランプは自動車の走行による振動
を受けるが、特に上下方向の振動が格段に大きいところ
、第1図に示した型のヘッドランプにおいては、白熱電
球5が支持リード棒4,4′による支持点より前方に大
きく突出するよう支持されているため、重量の大きい白
熱電球5の封体が前記上下方向の振動により上下に大き
く揺動するようになり、この結果、白熱電球5の先端が
次第に下方に垂下するよう外部リード棒7,7′が彎曲
する事態が生じ、所要の配光パターンが得られなくなリ
、或いは白熱電球5が脱落する等、自動車用ヘッドラン
プとして長い使用寿命を得ることができない このような問題は、白熱電球5の重量に密接な関係があ
るが、自動車用ヘッドランプの光源電球は消費電力が概
略50W程度であるものの、ヘッドランプとして要求さ
れる横長の配光パターンを得るために、第2図Aに示す
ように、発光フィラメントコイル10の長さLを、通常
の同種の電球における長さく4mm程度である)より大
きくしく5〜6mm程度)で水平方向に沿うよう配置さ
れる。
このため、白熱電球5の封体11の内径りを大きくしな
ければならず、この結果白熱電球5の重量が大きくなっ
てしまう。
又従来における白熱電球5は、第2図Bに示すように、
発光フィラメントコイル10が封体11の管軸X上に位
置されており、封体11の上部壁部分12が他の部分に
比して高温となるためこの上部壁部分12に黒化現象が
生じ易く、この点からも封体11の内径りを大きくする
ことが要請される。
このような自動車用ヘッドランプにおける事情から、前
記白熱電球5の重量が大きくなっていることも重大な原
因として、既述の耐振性が低いことに関与しているので
ある。
以上の問題に対処するため、従来においては第3図に示
すように、一端封止型白熱電球5の封止部6の両側面か
ら突出するようU字状の支持部材13.13’を埋設固
定してこれら支持部材13.13’をも支持リード棒4
,4′に夫々固定するようにし、或いは第4図に示すよ
うに、白熱電球5の封止部6を挟圧するようにして金属
ホルダー14を固定し、一方の支持リード棒4′にこの
金属ホルダー14を更に固定せしめるようにした手段が
とられている。
しかしながら、これらの手段はいずれも白熱電球5の揺
動を抑制して耐振性を向上せしめる上で有効ではあるが
、実際に得られる効果は僅がであって白熱電球5の垂下
変位或いは脱落を確実に防止することができず、しかも
ヘッドランプの製作に要する工程数が増加し、コストが
高くなる欠点がある。
本考案は以上の如き欠点を除き、極めて大きな耐振性を
有ししかも所要の配光パターンを容易に且つ安定に得る
ことのできる自動車用ヘッドランプを提供することを目
的とする。
以下図面によって本考案の実施例について説明する。
本考案によるシールドビームの例を第5図に示す。
即ち、本考案においては、第6図A−C並びに第6図A
の中央部分の拡大図である第6図りに示すように、両端
に夫々封止部21,21’を有する封体22内に発光フ
ィラメントコイル23を配設して成り、発光フィラメン
トコイル23の軸Cが前記封体22の管軸Xの直下方に
変位した位置において平行に伸びるよう構成せしめた両
端封止型白熱電球24を光源電球とし、この電球24を
反射鏡部材1の前方において、前記管軸Xが反射鏡軸Y
と直角で且つ水平方向に伸びるよう配設し、前記封止部
21゜21′から突出する外部リード棒25.25’を
前記反射鏡部材1に固定された支持リード棒4,4′に
夫々接続固定せしめると共に、前記封止部21.21’
に夫々その一端を埋設固定せしめた補助支持棒26,2
6’を、関連する支持リード棒4,4′に夫々接続固定
せしめるよう構成する。
以上において、前記発光フィラメントコイル23の軸C
の封体22の管軸Xからの下方変位距離dは約1mm程
度である。
本考案自動車用ヘッドランプは以上のような構成である
から、その光源電球である両端封止型白熱電球24は、
その封体22の管軸Xの両延長部位置において支持リー
ド棒4,4′により支持されるため、これら支持リード
棒4,4′による支持点を結ぶ直線上或いはその近傍に
前記白熱電球24の重心が位置することとなって自動車
の上下方向振動により白熱電球24に作用する力のモー
メントが小さくなり、この結果当該白熱電球24の揺動
を著しく抑制することができる。
又前記白熱電球24においては、その発光フィラメント
コイル23の軸Cを、封体22の管軸Xより下方に変位
せしめているため、第6図Aに示すように、封体22内
の対流によって従来量も加熱される状態とされていた上
部壁部分27の温度上昇が抑制されて封体22の発光フ
ィラメントコイル23を取巻く管周壁の温度が均一化さ
れ、この結果、黒化現象の発生を防止しながら封体22
の内径りを従来の40%も小さくすることが可能となり
、結局白熱電球24の重量を小さくすることができる。
この点から、前記発光フィラメントコイル23は、白熱
電球24の点灯時に封体22の断面におけるいわば熱的
中心或いは温度的中心に位置されるよう、管軸Xよりの
下方変位距離dの値を定めることが好ましい。
このように、白熱電球24がその両端において支持され
ていること、及び白熱電球24の軽量化が可能なことか
ら、本考案自動車用ヘッドランプにおいては極めて大き
な耐振性が得られて白熱電球24の揺動及び垂下を確実
に防止することができると共に、白熱電球24が両端封
止型であることから発光フィラメントコイル23の長さ
L(第6図り参照)を大きくする上での自由度が大きく
て所要の配光パターンを容易に且つ確実に得ることがで
きる。
又図示の例におけるように、補助支持棒26.26’を
利用すれば、耐振性を万全なものとすることができるの
で好ましいが、この補助支持棒26 、26’は本考案
において必須のものではない。
第6図に示した白熱電球24は、同図Cに示したように
その発光フィラメントコイル23の端部よりの脚部28
.28’を傾けることにより、当該該発光フィラメント
コイル23を下方に変位せしめるようにしているが、第
7図A及びBに示すように、両端封止部21,21’の
レベルを下げることによって発光フィラメントコイル2
3を支持する外部リード棒25,25’のレベルを下げ
、これにより発光フィラメントコイル23の軸Cを封体
22の管軸Xより下方に変位せしめるよう構成した白熱
電球24を用いてもよい。
尚本考案は、反射鏡部材1がアウターバルブを構成する
シールドビーム以外の自動車用ヘッドランプに適用し得
ることは勿論である。
以上のように本考案によれば、極めて簡単な構成により
、極めて大きな耐振性を有し、しかも所要の配光パター
ンを容易に且つ安定に得ることのできる自動車用ヘッド
ランプを提供することができる0
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の自動車用ヘッドランプの部分破断斜視図
、第2図A及びBは夫々その光源電球である一端封止型
白熱電球の平面図及び縦断側面図、第3図及び第4図は
夫々従来における電球支持手段を示す斜視図、第5図は
本考案自動車用ヘッドランプの一例を示す部分破断斜視
図、第6図A−Cは夫々その光源電球である両端封止型
白熱電球の正面図、平面図及び縦断側面図、第6図りは
第6図Aの中央部分の拡大図、第7図Aは本考案に用い
得る両端封止型白熱電球の変形例の正面図、第7図Bは
第7図Aの中央部分の拡大図である。 1・・・・・・反射鏡部材、2・・・・・・前面レンズ
、3・・・・・・アウターバルブ、4,4′・・・・・
・支持リード棒、5・・・・・・一端封止型白熱電球、
6,21.21’・・・・・・封止部、7.7’、25
゜25′・・・・・・外部リード棒、9.9′・・・・
・・外部端子、10゜23・・・・・・発光フィラメン
トコイル、11.22・・・・・・封体、13.13’
・・・・・・支持部材、14・・・・・・金属ホルダー
、24・・・・・・両端封止型白熱電球、26.26′
・・・・・・補助支持棒。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)凹面反射鏡を構成する反射鏡部材と、この反射鏡
    部材の前方において、当該反射鏡部材の中心から前方に
    伸びる反射鏡軸と直角な水平方向に沿って伸びる管軸を
    有する両端封止型封体を具えた白熱電球と、この白熱電
    球の両端封止部より夫々突出する外部リード棒が接続さ
    れた、前記反射鏡部材に固定した支持リード棒とを有し
    、前記白熱電球は、その封体の管軸より下方に変位した
    高さにおいて当該管軸に沿って配置された発光フィラメ
    ントコイルを有することを特徴とする自動車用ヘッドラ
    ンプ。
  2. (2)前記白熱電球は、その両端封止部より夫々突出す
    る補助支持棒を更に有し、これら補助支持棒が関連する
    前記支持リード棒に接続されていることを特徴とする実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の自動車用ヘッドラン
    プ。
  3. (3)前記白熱電球は、その封体の両端封止部における
    封着面が、当該封体の管軸より下方に変位したものであ
    ることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第2項又は
    第3項記載の自動車用ヘッドランプ。
  4. (4)前記反射鏡部材が、前面レンズと共にアウターバ
    ルブを構成することを特徴とする実用新案登録請求の範
    囲第1項、第2項又は第3項記載の自動車用ヘッドラン
    プ。
JP1280180U 1980-02-06 1980-02-06 自動車用ヘツドランプ Expired JPS5846530Y2 (ja)

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JPS56115856U JPS56115856U (ja) 1981-09-05
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