JP2575344Y2 - 二重管型ヒータランプ - Google Patents

二重管型ヒータランプ

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JP2575344Y2
JP2575344Y2 JP1992090544U JP9054492U JP2575344Y2 JP 2575344 Y2 JP2575344 Y2 JP 2575344Y2 JP 1992090544 U JP1992090544 U JP 1992090544U JP 9054492 U JP9054492 U JP 9054492U JP 2575344 Y2 JP2575344 Y2 JP 2575344Y2
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    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps

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  • Resistance Heating (AREA)
  • Discharge Lamps And Accessories Thereof (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、室内をスポット的に暖
房するスペースヒータとして好適に使用される二重管型
ヒータランプに関する。
【0002】
【従来の技術】室内全体を暖めるのではなく、部屋の上
部よりスポット的に加熱する暖房用スペースヒータとし
て電熱ヒータがよく用いられる。この暖房用の電熱ヒー
タとしては、従来ニクロム線などの抵抗加熱体が用いら
れているが、例えばニクロム線ヒータは、通電直後の立
ち上がりが遅くて定常温度に達するのに1分程度も要
し、熱効率もあまり高くない。そこで最近では熱効率が
高く、立ち上がりが早くて通電後数秒程度で定常温度に
達するヒータランプが注目されている。
【0003】このヒータランプとしては、不活性ガスと
ともに微量のハロゲンが封入された石英ガラス製の封体
内に発光フィラメントが配設されたハロゲン白熱電球が
よく用いられ、照明用のハロゲン電球に比べて色温度を
2000〜2600K程度に下げて設計されているが、
それでもかなり眩しく、直視することはできない。また
封体にクラックや歪み等があると点灯中に破裂する危険
性がある。そこでこれらの問題点を解決するために、ヒ
ータランプに外管を被せ、この外管に着色を施して眩し
さを防止するとともに、破裂に対する安全性を施した二
重管型のヒータランプが開発されている。
【0004】この二重管型ヒータランプとしては、外管
をヒータランプとどのように一体化するかがポイント
で、次のような項目を満足させる必要がある。 (1)ヒータランプが外管のほぼ中央にセットされるこ
と。 (2)ゴミ等が外管内に入り、加熱効果を低下させること
のないようにすること。 (3)振動、衝撃により外管が脱落しないようにきっちり
と保持されていること。以上のような項目を満足させる
二重管型ヒータランプとして、英国特許公開番号GB2
176587Aに開示された構造のものが知られてい
る。
【0005】この英国特許に開示された構造を図5に基
づいて説明する。すなわち、ヒータランプ1はバルブ1
1の両端部のピンチシール部12がセラミックベース
5,5の筒孔内に挿入されて接着剤6で固定され、外管
2はセラミックベース5の大径部51の内面に形成され
たリング状の段部52に挿入されて、セラミックベース
5,5間でゆるく固定されるか、あるいは接着剤で固定
されている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】前記の従来技術におい
ては、確かにヒータランプとアウターバルブの同軸性は
保て、そして密閉されていることによりゴミ等が外管内
に入り込むのも防止することができる。そして振動、衝
撃により外管が脱落しないようにするために、接着剤で
固定する場合は問題ないが、ゆるく固定する場合におい
てもセラミックベース間において挟持して、外管の移動
を規制しておく必要がある。このため、外管は両側のセ
ラミックベースで移動が規制されているので、ヒータラ
ンプを灯具に取り付けたときの機械的ストレスや熱的ス
トレスに対して外管のセラミックベースとの接合部付近
での割れが発生することがあった。またヒータランプを
外管で密閉しているため、熱放散が少なく、ヒータラン
プのシール部温度が高くなり、ヒータ寿命の信頼性が低
下していた。
【0007】本考案は、以上のような問題点を解決する
ために成されたものであり、その目的とするところは、
ヒータランプが外管のほぼ中央にセットされ、ゴミ等が
外管内に入って加熱効果を低下させることがなく、振動
・衝撃により外管が脱落しないようにきっちりと保持で
きるとともに、外管の割れの発生を防止し、ヒータラン
プのシール部温度の上昇を抑制することができる二重管
型ヒータランプを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案の二重管型ヒータ
ランプは、直管型のヒータランプが外管で覆われ、該ヒ
ータランプと外管が両側に配設された保持部材で保持さ
れてなる二重管型ヒータランプにおいて、前記保持部材
は一本の線材を巻回して形成され、前記外管を係合保持
する外管保持部と、この外管保持部に続き少なくともそ
の一部が伸縮するバネ性を持つように形成された段階的
縮径部と、この段階的縮径部の先端に形成されたピンチ
シール部保持部とを有してなり、前記ピンチシール部保
持部の先端がピンチシール部に固定されたベースの端部
を、前記段階的縮径部により押圧してなることを特徴と
する。
【0009】
【作用】両側の保持部材は外管の外周に係合する外管保
持部と、先端にピンチシール部保持部が形成され、少な
くともその一部がバネ性を有するように形成された段階
的縮径部とにより構成されているので、外管保持部とピ
ンチシール部保持部とにより、ヒータランプは外管のほ
ぼ中央にセットされる。また外管の開口部も保持部材の
段階的縮径部によりかなりの部分が塞がれるとともに、
ある程度の開口を有しているので、ゴミ等も入りにくく
なり、かつヒータランプのシール部温度の上昇が抑制さ
れる。そして保持部材は全体がスプリング形状になって
おり、外管に過度の衝撃や振動が加わったとしても緩和
させることができ、外管の破損を防止できる。
【0010】
【実施例】以下本考案を図面に基づいて詳細に説明す
る。図1と図2は、本考案の一端側のみを拡大して示す
側面図および上面図であり、1はヒータランプ、2は外
管、3は保持部材、4はベースである。
【0011】ヒータランプ1は、外径10mmφ、全長
334mmの石英ガラスよりなる直管型のバルブ11を
有する出力1.5kwのハロゲン白熱電球である。そし
てこのバルブ11の端部にはピンチシール部12が形成
されており、このピンチシール部12内にはモリブデン
箔15が埋設されている。このモリブデン箔15の一端
には内部リード14が溶接され、この内部リード14は
タングステンコイルよりなるフィラメント13に接続さ
れている。またモリブデン箔15の他端には2本の外部
リード16が溶接され、この外部リードには適宜のリー
ド線(図示略)が溶接などで接続される。またピンチシ
ール部12はセラミック製のベース4に挿通され、接着
剤6により固定される。このベース4はピンチシール部
12が挿通される側とリード線などが導出される側が開
口された偏平な矩形の形状をしている。
【0012】外管2は石英ガラスよりなり、オレンジ色
に着色された外径19.0mmφ、肉厚1.2mmの直
管である。そしてヒータランプ1をこの外管2の管軸上
に保持するために保持部材3が用いられる。この保持部
材3は図3と図4にも示すように、バネ性を有する線径
1mmφのステンレス線により形成されており、外管保
持部31、段階的縮径部32、ピンチシール部保持部3
4とより構成され、段階的縮径部の先端には伸縮するバ
ネ性を有するとばし巻部33が形成されている。そして
外管保持部31はスプリング状に形成されており、長さ
は5mm、とばし巻部33は長さ4mmである。
【0013】次にこの二重管型ヒータランプの組立方法
について説明する。まず先端のピンチシール部保持部3
4にヒータランプ1のピンチシール部12を挿入し、ピ
ンチシール部12にセラミックベース4を挿通して接着
剤により固定する。その後外管2を外管保持部31に挿
入することにより外管2は容易に固定することができる
が、この外管保持部31は内径が外管2の外径より若干
小さめのスプリング状に形成されており、挿入されたと
きのスプリングバックの均一加圧力により外管2はヒー
タランプ1の中央に保持することができる。
【0014】またこの保持部材3は、外管保持部31か
らピンチシール部保持部34までがスプリング状に形成
されており、外管2に過度の外力が加わったとしてもそ
の衝撃を緩和させることができ、ヒータランプ1の破損
を防止できる。また仮に外管2の径にバラツキがあった
としても、外管保持部31のスプリングバック力により
外管2をきっちりと固定できる。したがって、外管2の
ガタツキが発生せず、ヒータランプ1に振動が加わった
時に異常音が発生するのを防止することができる。
【0015】保持部材3の形状は図3と図4に示すよう
に、段階的縮径部32により外管2の両端開口部のかな
りの部分が塞がれるとともにある程度の開口を有してい
るので、外管2の両端開口からゴミなどが混入しにくく
することができるとともに、ピンチシール部の温度上昇
を抑制できるので、加熱効果の低下およびヒータ寿命の
信頼性の低下を防止することができる。
【0016】次に、1500Wの従来の構造の二重管型
ヒータランプ(図5)と本考案の二重管型ヒータランプ
(図1)を実際に製作し、灯具にセットしたときのシー
ル部温度を調査した。この結果、図5に示す従来構造の
ヒータランプの場合は、シール部の温度が350℃近辺
にまでなったのに対して、図1に示す本考案のヒータラ
ンプの場合は300℃程度となり、従来構造に比べて約
50℃の温度低下をもたらすことができた。通常この種
のヒータランプの場合、シール部温度を300℃に低下
できるということは、寿命の信頼性確保に多大な効果を
及ぼすものである。
【0017】本考案においては、以上説明した実施例に
限定されるものではなく種々変更が可能であり、例え
ば、段階的縮径部32の巻き方を変更することにより、
この段階的縮径部32全体にバネ性を持たせてもよく、
この場合はとばし巻部33を省略しても良い。
【0018】
【考案の効果】以上詳細に説明したように、本考案の二
重管型ヒータランプは、ヒータランプを外管のほぼ中央
にセットすることができ、ゴミ等が外管内に入って加熱
効果を低下させることもなく、また外管に過度の振動や
衝撃が加わったとしても緩和させることができるととも
にシール部の温度上昇を抑制することができるので、安
全性に優れた長寿命のヒータランプとすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の二重管型ヒータランプの正面図であ
る。
【図2】本考案の二重管型ヒータランプの上面図であ
る。
【図3】本考案に使用する保持部材の正面図である。
【図4】本考案に使用する保持部材の側面図である。
【図5】従来例の断面図である。
【符号の説明】
1…ヒータランプ 11…バルブ 12…ピンチシール部 13…フィラメント 14…内部リード 15…モリブデン箔 16…外部リード 2…外管 3…保持部材 31…外管保持部 32…段階的縮径部 33…とばし巻部 34…ピンチシール部保持部 4…ベース 5…セラミックベース 51…大径部 52…段部 6…接着剤

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直管型のヒータランプが外管で覆われ、
    該ヒータランプと外管が両側に配設された保持部材で保
    持されてなる二重管型ヒータランプにおいて、 前記保持部材は一本の線材を巻回して形成され、前記外
    管を係合保持する外管保持部と、この外管保持部に続き
    少なくともその一部にバネ性を有するように形成された
    段階的縮径部と、この段階的縮径部の先端に形成された
    ピンチシール部保持部とを有してなり、 前記ピンチシール部保持部の先端がピンチシール部に固
    定されたベースの端部を、前記段階的縮径部により押圧
    してなることを特徴とする二重管型ヒータランプ。
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