JP3674217B2 - ハロゲン電球および照明装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はハロゲン電球およびこれを用いた照明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ハロゲン電球の気密容器の表面に可視光透過・赤外線反射膜を形成してフィラメントから放射された赤外線を再びフィラメントに帰還することにより、発光効率を向上させるとともに、可視光と一緒に放射される熱線を大幅に減少して、被照射体の温度上昇を防止することができるようにしたハロゲン電球は既に販売されている。
【0003】
さらに、直線状のフィラメントに対して気密容器の形状を回転楕円形状にすることにより、所定の長さを有するフィラメントの長手方向に対しても赤外線の帰還率が向上するために、さらに発光効率が向上することは、たとえば特開昭54−152369号公報に記載されて既に知られている。
【発明が解決しようとする課題】
ところが、気密容器を回転楕円形状にすると、ハロゲン電球の働程中に早期断線が発生しやすいことが分かった。調査の結果、早期断線はフィラメントの中央部の温度が局部的に過昇になった場合に発生した。すなわち、フィラメントの長手方向の温度分布は、赤外線の帰還を考慮しない場合であっても、両端部はサポート線に熱が伝導するから、中央部が最も高くて両端が低い。
【0004】
さらに、フィラメントから放射された赤外線が回転楕円形状の可視光透過・赤外線反射膜で反射して、フィラメントに帰還するのは、赤外線の放射位置ではなく、主として楕円の焦点間である。このため、フィラメントの中央部が帰還した赤外線によってさらに温度上昇することになる。その結果、フィラメントの中央部が温度過昇になって早期断線しやすいことが分かった。
【0005】
一方、従来、回転楕円形状の気密容器を備え、かつ2重コイルフィラメントの中央部にアンカー線を配設したハロゲン電球もあったが、そのアンカー線は2重コイルフィラメント全体を緩く包囲するものであった。このような構造では、アンカー線は通常はフィラメントに接触しないか、わずかに接触するにすぎない。
【0006】
したがって、このハロゲン電球においては、2重コイルフィラメントの中央部の温度は早期断線を防止できるほど低下しないものであった。
【0007】
本発明は、フィラメントの支持を確実にしたハロゲン電球を提供することを目的とする。
【0008】
また、本発明は、加えてフィラメントの2重コイルフィラメント部における中央部の熱を伝導にて移動させることにより、フィラメントの長手方向の温度分布をなるべく平坦化させて早期断線を防止したハロゲン電球を提供することを他の目的とする。
【課題を達成するための手段】
請求項1の発明のハロゲン電球は、主要部が回転楕円形状をなし、先端部にチップオフ部を備えている透光性の気密容器と;気密容器のほぼ軸上かつ回転楕円のほぼ中央部に位置している2重コイルフィラメント部および2重コイルフィラメント部の両端に形成されている1重コイルのレグ部を備えたフィラメントと;一方がチップオフ部内に挿入され、先端が膨らむように形成される折り返し部を備えており、チップオフ側のレグ部をサポート線の折り返し部まで挿入してフィラメントを保持する一対のサポート線と;気密容器の表面に形成された可視光透過・赤外線反射膜と;気密容器内に封入されたハロゲンおよび不活性ガスと;を具備していることを特徴としている。
【0009】
本発明および以下の各発明において、特に指定しない限り用語の定義および技術的意味は次による。
【0010】
気密容器は、石英、硬質ガラスなどの透光性にして耐火性の材料から形成する。主要部とは、フィラメントの周囲に位置してフィラメントを包囲している部分であり、したがってフィラメントの放射のうち主として照明に寄与する放射が透過する。気密容器の主要部以外の部分には、たとえば主要部の先端に配設することがあるチップオフ部、主要部の基端側に連接される円筒部および封止部などがある。封止部は、封止の方式によってその構成が異なる。石英ガラスで気密容器を形成する場合は、ピンチシールが採用されるのが一般的である。硬質ガラス製の気密容器の場合は、フレアシール、ビードシールなどを採用することができる。
【0011】
回転楕円形状部分は、その長軸が気密容器の軸になるように配置されるのが一般的であるが、本発明はこれに限定されるものではない。しかし、フィラメントは、その後述する2重コイルフィラメント部が回転楕円の長軸上に配置されるものとする。
【0012】
フィラメントは、2重コイルフィラメント部および一対のレグ部を備えており、タングステン線を用いてこれを形成するのが一般的である。2重コイルフィラメント部は、文字どり2重コイルフィラメントにより構成されている。なお、2重コイルフィラメント部の中央部は、これを気密容器のほぼ軸上において楕円焦点間のほぼ中央に位置するように配置することができる。2重コイルフィラメント部の中央を回転楕円の焦点間のほぼ中央に位置させることで、フィラメントから放射された赤外線が可視光透過・赤外線反射膜によって反射されて帰還する際の分布がバランスよくなる。これによりフィラメントの温度分布をなるべく均一化するようにすることができる。
【0013】
一対のレグ部は、2重コイルフィラメント部の両端に形成されている。フィラメントへの給電は、サポート線などを介して行われる。
【0014】
一対のサポート線は、フィラメントをサポートすなわち支持し、その一方がチップオフ部内に挿入され、折り返し部を備えており、チップオフ側のレグ部をサポート線の折り返し部まで挿入してフィラメントを保持する。
【0015】
また、一対のサポート線は、気密容器の一端側において気密に封止することができる。これにより、片口金のハロゲン電球を提供するができ、従来の有底円筒状すなわちT形の気密容器を有するハロゲン電球と互換性を持たせることができる。
【0016】
可視光透過・赤外線反射膜は、気密容器の表面に形成されるが、外面および内面のいずれか一方または両方に形成することができる。この反射膜は既知の多層干渉膜によって構成することができる。多層干渉膜は、高屈折率の薄膜と低屈折率の薄膜とを交互に複数層形成してなるものである。高屈折率の薄膜としては、たとえば酸化チタン(TiO2)、酸化タンタル(Ta2O5)、酸化ジルコニウム(ZrO2)、硫化亜鉛(ZnS)などを用いることができる。また、低屈折率の薄膜としては、酸化珪素(SiO2)、フッ化マグネシウム(MgF2)などを用いることができる。製膜の方法としては、ディッピング法、蒸着法、化学的膜形成法(CVD)などを採用することができる。そして、上記反射膜は、少なくとも気密容器の主要部の大部分に形成されていればよい。
【0017】
ハロゲンは、ヨウ素、臭素、塩素およびフッ素のいずれか1種または複数種を微量に封入するもので、上記のハロゲンを炭化水素との化合物の形で封入することによって、製造時の取扱いを容易にすることができる。そして、ハロゲンサイクルによってタングステンの蒸発を抑制するとともに、気密容器の黒化を防止する。
【0018】
不活性ガスとしては、窒素またはアルゴンなどの希ガスが封入される。
【0019】
そうして、本発明においては、フィラメントの気密容器の先端側を保持する一方のサポート線に折り返し部を形成し、その折り返し部をチップオフ部内に挿入するとともに、フィラメントのレグ部をサポート線の折り返し部まで挿入したので、フィラメントとサポート線との接続が確実になるとともに、折り返し部のレグ部がクッションの作用をするために、チップオフ部との係合が良好になり、したがってフィラメントの支持が確実になる。
【0020】
請求項2の発明のハロゲン電球は、主要部が回転楕円形状をなし、先端部にチップオフ部を備えている透光性の気密容器と;気密容器のほぼ軸上かつ回転楕円のほぼ中央部に位置している2重コイルフィラメント部および2重コイルフィラメント部の両端に形成されている1重コイルのレグ部を備えたフィラメントと;一方がチップオフ部内に挿入され、先端が膨らむように形成される折り返し部を備えてチップオフ側のレグ部をサポート線の折り返し部まで挿入し、他方はもう一方のレグ部をサポート線に挿入してフィラメントを保持する一対のサポート線と;気密容器の表面に形成された可視光透過・赤外線反射膜と;気密容器内に封入されたハロゲンおよび不活性ガスと;を具備していることを特徴としている。
【0021】
本発明は、請求項1の構成に加えて一対のサポート線が上記のようにいずれもフィラメントの一対のレグ部をその内部に挿入することによって保持する構成を規定している。
【0022】
なお、フィラメントをサポート線に懸架する際の固定を確実にするために、サポート線にレグ部を挿入後レグ部をかしめることができる。そして、サポート線およびアンカー線を絶縁ビーズによって絶縁的に支持することができる。そうすれば、気密容器に封装する部品を予め一体に組み立てておくことができ、このため製造時の取扱いが容易となる。
【0023】
また、フィラメントのレグ部においてサポート線が挿入されている部分に再結晶部が形成されているように構成することができる。なお、再結晶部はサポート線の先端部に位置しているレグ部であることが許容されるが、再結晶部が存在すると、ハロゲン電球の製造過程においてまたは電球使用中に不所望な振動が加わった際のフィラメントの位置ずれが発生しにくくなる。上記構成においては、外部から加わる振動に対して発光部の寸法ずれが極めて少なくなる。
【0024】
さらに、フィラメントは、サポート線が挿入されている部分のレグ部における1重コイルのピッチがこれに隣接するレグ部の1重コイルのピッチより小さいように構成することができる。この構成は、サポート線が挿入されているレグ部をサポート線の長さ方向に圧 縮してそのピッチを小さくするか、反対にサポート線が挿入されていないレグ部を引っ張ってピッチを大きくすることで実現することができる。
【0025】
請求項3の発明のハロゲン電球は、主要部が回転楕円形状をなし、先端部にチップオフ部を備えている透光性の気密容器と;気密容器のほぼ軸上かつ回転楕円のほぼ中央部に位置している2重コイルフィラメント部および2重コイルフィラメント部の両端に形成されている1重コイルのレグ部を備えたフィラメントと;一方がチップオフ部内に挿入され、先端が膨らむように形成される折り返し部を備えており、チップオフ側のレグ部をサポート線の折り返し部まで挿入してフィラメントを保持する一対のサポート線と;気密容器の表面に形成された可視光透過・赤外線反射膜と;2重コイルフィラメント部のほぼ中央部において抱持部が1重コイル部分を抱持しているアンカー線と;気密容器内に封入されたハロゲンおよび不活性ガスと;を具備していることを特徴としている。
【0026】
本発明は、請求項1の発明の構成に加えて上記構成のアンカー線が付加された構成を規定している。
【0027】
アンカー線は、フィラメントの2重コイルフィラメント部のほぼ中央部において1重コイル部分を抱持するもので、モリブデン、タングステンなどの耐火性金属からなる線を用いる。アンカー線の基端は適当な絶縁部材たとえばガラスビーズなどに固定することができる。この場合、サポート線を一緒に固定することもできる。
【0028】
なお、アンカー線の抱持部は、その内径が1重コイルの外径より大きく、外径が1重コイルの外径および2重コイルのピッチ間隔の2倍の寸法より小さいリング状であるように構成することができる。このようにアンカー線の抱持部の寸法を規制することにより、抱持部と接触する2重コイルフィラメント部の部分からの熱の伝導量を最適にしてフィラメント温度を平坦化することができる。
【0029】
また、抱持部を予め円環形状に整形しておき、フィラメントの端部から抱持部を挿通させ中央部まで移動させることができる。このようにすると、フィラメントの変形を避けることができ、点灯中の早期断線を防止することができる。しかし、本発明は抱持部を予め整形したものに限定されるものではなく、たとえば線の先端をU字状に屈曲してフィラメントの所定部分に通してから、U字状部を変形させることにより、抱持部を形成してもよい。
【0030】
そうして、本発明においては、一対のサポート線が請求項1の発明におけるのと同様な構成であるのに加えて、アンカー線を具備していることにより、以下の作用を奏する。すなわち、フィラメントが通電によって白熱して、主として可視光と赤外線とが放射されるが、気密容器の回転楕円形状部分に形成された可視光透過・赤外線反射膜により、赤外線は反射されてフィラメントの2重コイルフィラメント部に帰還する。可視光は、上記反射膜を透過して照明に貢献する。
【0031】
通電下のフィラメントの温度分布は、赤外線の反射を考慮しない場合、中央がかなり高くて両端が低い山状になる。可視光透過・赤外線反射膜による赤外線の反射が、回転楕円の焦点の位置するフィラメントの2重コイルフィラメント部の両端部近傍に多く反射されるように設計されるのが一般的であるが、それでも実際にはまだフィラメントの温度分布は中央部を中心とする山なりになる。
【0032】
しかし、本発明においては、フィラメントの2重コイルフィラメント部の中央部にアンカー線が配設されているので、中央部の熱はアンカー線に伝導して低くなり、このため、フィラメント上の温度分布は中央部が凹むか、ないしはなだらかとなって全体としてかな り平坦になる。
【0033】
したがって、本発明においては、フィラメントの中央部の温度過昇による早期断線を防止することができる。
【0034】
請求項4の発明のハロゲン電球は、主要部が回転楕円形状をなし、先端部にチップオフ部を備えている透光性の気密容器と;気密容器のほぼ軸上かつ回転楕円のほぼ中央部に位置している2重コイルフィラメント部および2重コイルフィラメント部の両端に形成されている1重コイルのレグ部を備えたフィラメントと;一方がチップオフ部内に挿入され、先端が膨らむように形成される折り返し部を備えてチップオフ側のレグ部をサポート線の折り返し部まで挿入し、他方はもう一方のレグ部をサポート線に挿入してフィラメントを保持する一対のサポート線と;気密容器の表面に形成された可視光透過・赤外線反射膜と;2重コイルフィラメント部のほぼ中央部において抱持部が1重コイル部分を抱持しているアンカー線と;気密容器内に封入されたハロゲンおよび不活性ガスと;を具備していることを特徴としている。
【0035】
本発明は、請求項2の発明の構成に加えてアンカー線が付加された構成を規定している。
【0036】
そうして、本発明においては、一対のサポート線が請求項2の発明におけるのと同様な作用を奏するのに加えて、アンカー線を具備していることにより、請求項3の発明におけるのと同様な作用を奏する。
【0037】
請求項5の発明のハロゲン電球は、請求項1ないし4いずれか一記載のハロゲン電球において、サポート線は、その少なくとも先端部に細線が巻回されており;コイルフィラメントは、細線の上からサポート線に挿入されている;ことを特徴としている。
【0038】
本発明においては、サポート線の先端部に細線を巻回して、その上からフィラメントのレグ部をサポート線の先端に挿入する構成なので、レグ部とサポート線との摩擦を良好にして、両者の接続を確実にすることができる。このことは、サポート線の挿入長さを短縮できることを意味し、ひいてはハロゲン電球の小形化を可能とする。なお、先端部とは、フィラメントの端部に挿入されている部分をいい、先端部の一部に細線が巻回されていれば、本発明にいう、先端部に細線が巻回されているものとする。
【0039】
請求項6の発明のハロゲン電球は、請求項1ないし5いずれか一記載のハロゲン電球において、サポート線は、その先端が球状に形成されていることを特徴としている。
【0040】
サポート線の先端の球状部にフィラメントのレグ部を接続するには、フィラメントの端部を圧入すればよいし、また球状部のサイズをフィラメントの端部を圧入可能な程度にするものとする。
【0041】
本発明においては、サポート線の先端に球状部を形成したので、レグ部の抜け止めとなり、フィラメントとサポート線との接続を確実にすることができる。
【0042】
請求項7の発明のハロゲン電球は、請求項1ないし6いずれか一記載のハロゲン電球において、レグ部とこれに挿入されているサポート線とが溶接されていることを特徴としている。
【0043】
レグ部のいずれか一方または両方を溶接の対象にすることができる。溶接は、抵抗スポット溶接が好ましい。要すれば、請求項5のようにサポート線に細線を巻回して、レグ部に挿入したうえに、溶接することが許容される。
【0044】
そうして、本発明によれば、溶接によってレグ部とサポート線とを確実に接続して、レグ部の抜け止めをなくすことができる。
【0045】
請求項8の発明の照明装置は、照明装置本体と;照明装置本体に支持された請求項1ないし7のいずれか一記載のハロゲン電球と;を具備していることを特徴としている。
【0046】
照明装置は、各種照明器具、標識灯、信号灯など何らかの目的でハロゲン電球の発光を利用する全ての装置に適応するものである。
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
【0047】
図1ないし図4は、本発明のハロゲン電球における第1の実施形態を示し、図1は気密容器とフィラメントの位置関係を説明する正面図、図2はフィラメント組立の正面図、図3はアンカー線が2重コイルフィラメント部を抱持する状態を拡大して示す説明図、図4は第1の実施形態および従来のハロゲン電球におけるフィラメントの温度分布を示すグラフである。
【0048】
各図において、1は気密容器、2はフィラメント、3a、3bは一対のサポート線、4はアンカー線、5は絶縁ビーズ、6は可視光透過・赤外線反射膜、7、7は導入箔である。
【0049】
気密容器1は、石英ガラスからなり、主要部1aが回転楕円形状をなしている。主要部1aの基端には円筒部1bが一体に形成されている。また、主要部1aの先端にはチップオフ部1cが形成されている。円筒部1bの基部にはピンチシール部1dが形成されて気密容器1は気密にシールされている。
【0050】
フィラメント2は、図2に示すように、2重コイルフィラメント部2cおよび一対のレグ部2a、2bからなり、タングステン線を2重にコイリングして形成されている。2重コイルフィラメント部2cは、文字どおり2重コイルフィラメントに形成されている。そして、2重コイルフィラメント2は、気密容器1のほぼ軸上であって、かつ大部分が楕円の焦点間に配置される。レグ部2a、2bは、2重コイルフィラメント部2cの両端に1重コイルにより形成されている。そして、一方のレグ部2aは、他方のレグ部2bより長く形成されている。
【0051】
サポート線3a、3bは、フィラメント2に電流を供給するとともに、フィラメント2を機械的に支持する。一方のサポート線3aは、途中に円環形状に整形された円環形状の折り返し部3a1を有し、フィラメント2の一方のレグ部2aを円環形状の折り返し部3a1まで挿入している。他方のサポート線3bは、2重コイルフィラメント2の他方のレグ部2bに挿入され、かつ外側からかしめられて同様に接続されている。フィラメント2の接続および折り返し部3a1のチップオフ部1cへの固定の確実性が向上する。
【0052】
可視光透過・赤外線反射膜を用いて赤外線をフィラメント2に帰還させる場合、フィラメント2がなるべく気密容器1の中心軸に沿って位置していることが肝要である。フィラメント2が軸に対して偏心していると、赤外線の帰還率が著しく減少してしまい効率向上が望めなくなる。フィラメント2を気密容器1の中心軸に合致させるには、フィラメント2を精度よく固定しなくてはならない。
【0053】
本実施形態においては、サポート線3aに折り返し部3a1を形成するとともに、フィラメント2の一方のレグ部2aを延長して折り返し部3a1まで挿入したので、気密容器1のチップオフ部1c内に折り返し部3a1を挿入する際にレグ部2aが緩衝作用を発揮して、フィラメント2を所定の位置に固定しやすい。また、同時にレグ部2aがチップオフ部1cに接触しているので、フィラメント2が振動などによってサポート線3aから脱落するのを効果的に防止する。
【0054】
アンカー線4は、タングステンの線で、図3に示すように、その先端に予め整形された抱持部4aを形成していて、抱持部4aはフィラメント2の中央部の1重コイル部分を抱持する。なお、図中、フィラメント2は、アンカー線4によって抱持されている部分の近傍以外は模式的に示している。アンカー線4の抱持部4aは、予めアンカー線4の先端にフィラメント2の1重コイル2cの外径より内径が大きくて、かつ外径が1重コイル2cの外径+2重コイルのピッチ間隔pの2倍より小さい円環形状部によって形成されている。そして、フィラメント2の一方のレグ部から抱持部4aを挿入し、順次2重コイルに沿って移動させて中央部にセットした。
【0055】
再び図1に戻り、絶縁ビーズ5は、ガラス製であって、一対のサポート線3a、3bとアンカー線4とを互いに離間した状態で固定する。
【0056】
可視光透過・赤外線反射膜6は、酸化チタンを主体とする高屈折率の薄膜と酸化珪素を主体とする低屈折率の薄膜とをディッピング法により交互に形成してなる多層干渉膜からなり、気密容器1の主要部1aの外面に形成されている。
【0057】
導入箔7は、モリブデン製で、ピンチシール部1d内に埋設されている。導入箔7の内端にはサポート線3a、3bがそれぞれ接続され、また外端には外部リード線8がそれぞれ接続されている。
【0058】
次に、図4を参照して第1の実施形態および従来のハロゲン電球におけるフィラメント2の温度分布について説明する。なお、図において、横軸はフィラメント上の位置で、数値0はフィラメントの一端、数値10は他端を示す。図中、実線は本実施形態の場合の温度分布、点線は従来のハロゲン電球の温度分布をそれぞれ示す。また、従来のハロゲン電球は、アンカー線がフィラメント全体を緩く抱持する以外は本実施形態と同一構造である。
【0059】
そうして、図4から理解できるように、本実施形態においては、フィラメント2の中央部の1重コイル2cがアンカー線4の抱持部4aによって抱持されているので、当該部分の熱がアンカー線4に伝導によって移動し、このため中央部一帯の温度が低下して2重コイルフィラメント2全体の温度分布がフラットになる。
【0060】
これに対して、従来のハロゲン電球の場合(点線)は、フィラメントの中央部が高い山形の温度分布を示している。
【0061】
以下、図5ないし図15を参照して本発明のその他の実施形態について説明する。なお、各図において、図1ないし図3と同一部分については同一符号を付して説明は省略する。
【0062】
図5は、本発明のハロゲン電球における第2の実施形態を示すフィラメント組立の正面図である。
【0063】
本実施形態においては、サポート線3aの折り返し部3a1を4角形状に整形したものである。本実施形態も図4に示す第1の実施形態とほぼ同様の作用、効果を奏する。
【0064】
図6は、本発明のハロゲン電球における第3の実施形態を示すフィラメント組立の正面図である。
【0065】
本実施形態においては、サポート線3aの折り返し部3a1を半円環形状に整形したものである。本実施形態も図4に示す第1の実施形態とほぼ同様の作用、効果を奏する。
【0066】
図7は、本発明のハロゲン電球における第4の実施形態を示すフィラメント組立の正面図である。
【0067】
なお、図7ないし図12において、フィラメント2は模式的に示している。
【0068】
本実施形態においては、サポート線3aの折り返し部3a1を第1の実施形態と同様円環形状にするとともに、レグ部2aを折り返し部3a1まで挿入し、さらにサポート線3bに細線8を巻回してレグ部2bを挿入して接続している。
【0069】
図8は、本発明のハロゲン電球における第5の実施形態を示すフィラメント組立の正面図である。
【0070】
本実施形態においては、図7に示す第4の実施形態に比べてサポート線3bの先端部にのみ細線8を巻回している点が相違している。
【0071】
図9は、本発明のハロゲン電球における第6の実施形態を示すフィラメント組立の正面図である。
【0072】
本実施形態においては、図7に示す第4の実施形態に比べてレグ部2bの外側に線9を巻回して、その外側からかしめるように構成している点が相違している。より確実な接続を行うことができる。
【0073】
図10および図11は、本発明のハロゲン電球における第7の実施形態を示し、図10はフィラメント組立の正面図、図11は要部拡大断面図である。
【0074】
本実施形態においては、図7に示す第4の実施形態に比べてサポート線3bの先端部に球状部3b1を形成している点が相違している。球状部3b1が抜け止めになるので、不所望なフィラメントの脱落がない。
【0075】
図12および図13は、本発明のハロゲン電球における第8の実施形態を示し、図12はフィラメント組立の正面図、図13は要部拡大正面図である。
【0076】
本実施形態においては、図4に示す第1の実施形態に比べてレグ部2bとこれに挿入されたサポート線3bとをスポット溶接して溶接部2b1を形成している点が相違している。溶接部2b1がレグ部の抜け止めを行うので、不所望なフィラメントのレグ部の脱落がない。
【0077】
図14は、本発明のハロゲン電球における第9の実施形態を示す斜視図である。
【0078】
本実施形態は、口金10を付設したものである。この口金10は、E17形であって、口金シェル10a、センターコンタクト10bおよびセラミックス筒部10cからなる。そして、気密容器1のピンチシール部1cがセラミックス筒部10cに挿入され、ベースセメント11によって口金10は気密容器に装着されている。
【0079】
図15は、本発明のハロゲン電球における第10の実施形態を示す一部断面正面図である。なお、図14と同一部分には同一符号を付して説明は省略する。
【0080】
本実施形態は、ミラー付のハロゲン電球である。セラミックス筒部10cに気密容器1およびミラー11が挿入されベースセメントによって固定されている。ミラー11の内面はダイクロイックミラーまたはアルミニウムの蒸着膜による反射膜が形成される。ミラー11の前面開口部には前面カバー12が装着されて万一気密容器1が破損した場合の安全と紫外線遮断とを行う。
【0081】
図16は、本発明の照明装置の一実施形態を示す一部断面側面図である。
【0082】
本実施形態はスポットライトであり、13は照明装置本体、14はハロゲン電球を示す。
【0083】
照明装置本体13は、被取り付け部15たとえば天井に取り付ける基台13a、基台13aから起立する可傾支柱13b、可傾支柱13bの先端に配設されたソケット13c、ソケット13cの前面に配設された反射板収納部13d、反射板収納部13dに収納された反射板13eおよび反射板収納部の前面に配設された前面カバー13fから構成されている。ハロゲン電球14は、その口金14aがソケット13cに装着され、発光部が反射板13eの焦点近傍に位置する。
【発明の効果】
請求項1ないし7の各発明によれば、一対のサポート線の一方がチップオフ部内に挿入され、先端が膨らむように形成される折り返し部を備えており、チップオフ側のレグ部をサポート線の折り返し部まで挿入してフィラメントを保持することにより、フィラメントとサポート線との接続が確実になるとともに、折り返し部のレグ部がクッションの作用をするために、チップオフ部との係合が良好になり、したがってフィラメントの支持が確実になるハロゲン電球を提供することができる。
【0084】
請求項2の発明によれば、加えて一対のサポート線が上記のようにいずれもフィラメントの一対のレグ部をその内部に挿入することによって保持するハロゲン電球を提供することができる。
【0085】
請求項3の発明によれば、請求項1の構成に加えて2重コイルフィラメント部のほぼ中央部において抱持部が1重コイル部分を抱持しているアンカー線を具備していることにより、加えてフィラメントの温度分布を一層平坦化するとともに、フィラメントの中央部の温度過昇による早期断線を防止する電球を提供することができる。
【0086】
請求項4の発明によれば、請求項2の構成に加えて2重コイルフィラメント部のほぼ中央部において抱持部が1重コイル部分を抱持しているアンカー線を具備していることにより、加えてフィラメントの温度分布を一層平坦化するとともに、フィラメントの中央部の温度過昇による早期断線を防止するハロゲン電球を提供することができる。
【0087】
請求項5の発明によれば、加えてサポート線は、その少なくとも先端部に細線が巻回されていて、コイルフィラメントは、細線の上からサポート線に挿入されていることにより、フィラメントとサポート線との摩擦を良好にして、両者の接続を確実にし、ハロゲン電球の小形化を可能とするハロゲン電球を提供することができる。
【0088】
請求項6の発明によれば、加えてサポート線の先端が球状に形成されていることにより、レグ部の抜け止めとなり、2重コイルフィラメントの接続を確実にしたハロゲン電球を提供することができる。
【0089】
請求項7の発明によれば、加えてレグ部とこれに挿入されているサポート線とが溶接されていることにより、レグ部とサポート線とを確実に接続して、レグ部の抜け止めをなくしたハロゲン電球を提供することができる。
【0090】
請求項8の発明によれば、請求項1ないし7の発明の効果を有する照明装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のハロゲン電球における第1の実施形態の気密容器とフィラメントの位置関係を説明する正面図
【図2】同じくフィラメント組立の正面図
【図3】同じくはアンカー線が2重コイルフィラメント部を抱持する状態を拡大して示す説明図
【図4】同じく第1の実施形態および従来のハロゲン電球におけるフィラメントの温度分布を示すグラフ
【図5】本発明のハロゲン電球における第2の実施形態を示すフィラメント組立の正面図
【図6】本発明のハロゲン電球における第3の実施形態を示すフィラメント組立の正面図
【図7】本発明のハロゲン電球における第4の実施形態を示すフィラメント組立の正面図
【図8】本発明のハロゲン電球における第5の実施形態を示すフィラメント組立の正面図
【図9】本発明のハロゲン電球における第5の実施形態を示すフィラメント組立の正面図
【図10】本発明のハロゲン電球における第7の実施形態を示し、図10はフィラメント組立の正面図
【図11】同じく要部拡大断面図
【図12】本発明のハロゲン電球における第8の実施形態を示すフィラメント組立の正面図
【図13】同じく要部拡大正面図
【図14】本発明のハロゲン電球における第9の実施形態を示す斜視図
【図15】本発明のハロゲン電球における第10の実施形態を示す一部断面正面図
【図16】本発明の照明装置の一実施形態を示す一部断面側面図
【符号の説明】
1…気密容器
1a…主要部
1b…円筒部
2…フィラメント
2a、2b…レグ部
2c…2重コイルフィラメント部
3a…サポート線
3b…サポート線
4…アンカー線
Claims (8)
- 主要部が回転楕円形状をなし、先端部にチップオフ部を備えている透光性の気密容器と;
気密容器のほぼ軸上かつ回転楕円のほぼ中央部に位置している2重コイルフィラメント部および2重コイルフィラメント部の両端に形成されている1重コイルのレグ部を備えたフィラメントと;
一方がチップオフ部内に挿入され、先端が膨らむように形成される折り返し部を備えており、チップオフ側のレグ部をサポート線の折り返し部まで挿入してフィラメントを保持する一対のサポート線と;
気密容器の表面に形成された可視光透過・赤外線反射膜と;
気密容器内に封入されたハロゲンおよび不活性ガスと;
を具備していることを特徴とするハロゲン電球。 - 主要部が回転楕円形状をなし、先端部にチップオフ部を備えている透光性の気密容器と;
気密容器のほぼ軸上かつ回転楕円のほぼ中央部に位置している2重コイルフィラメント部および2重コイルフィラメント部の両端に形成されている1重コイルのレグ部を備えたフィラメントと;
一方がチップオフ部内に挿入され、先端が膨らむように形成される折り返し部を備えてチップオフ側のレグ部をサポート線の折り返し部まで挿入し、他方はもう一方のレグ部をサポート線に挿入してフィラメントを保持する一対のサポート線と;
気密容器の表面に形成された可視光透過・赤外線反射膜と;
気密容器内に封入されたハロゲンおよび不活性ガスと;
を具備していることを特徴とするハロゲン電球。 - 主要部が回転楕円形状をなし、先端部にチップオフ部を備えている透光性の気密容器と;
気密容器のほぼ軸上かつ回転楕円のほぼ中央部に位置している2重コイルフィラメント部および2重コイルフィラメント部の両端に形成されている1重コイルのレグ部を備えたフィラメントと;
一方がチップオフ部内に挿入され、先端が膨らむように形成される折り返し部を備えており、チップオフ側のレグ部をサポート線の折り返し部まで挿入してフィラメントを保持する一対のサポート線と;
気密容器の表面に形成された可視光透過・赤外線反射膜と;
2重コイルフィラメント部のほぼ中央部において抱持部が1重コイル部分を抱持しているアンカー線と;
気密容器内に封入されたハロゲンおよび不活性ガスと;
を具備していることを特徴とするハロゲン電球。 - 主要部が回転楕円形状をなし、先端部にチップオフ部を備えている透光性の気密容器と;
気密容器のほぼ軸上かつ回転楕円のほぼ中央部に位置している2重コイルフィラメント部および2重コイルフィラメント部の両端に形成されている1重コイルのレグ部を備えたフィラメントと;
一方がチップオフ部内に挿入され、先端が膨らむように形成される折り返し部を備えてチップオフ側のレグ部をサポート線の折り返し部まで挿入し、他方はもう一方のレグ部をサポート線に挿入してフィラメントを保持する一対のサポート線と;
気密容器の表面に形成された可視光透過・赤外線反射膜と;
2重コイルフィラメント部のほぼ中央部において抱持部が1重コイル部分を抱持しているアンカー線と;
気密容器内に封入されたハロゲンおよび不活性ガスと;
を具備していることを特徴とするハロゲン電球。 - サポート線は、その少なくとも先端部に細線が巻回されており;
コイルフィラメントは、細線の上からサポート線に挿入されている;
ことを特徴とする請求項1ないし4いずれか一記載のハロゲン電球。 - サポート線は、その先端が球状に形成されていることを特徴とする請求項1ないし5いずれか一記載のハロゲン電球。
- レグ部とこれに挿入されているサポート線とが溶接されていることを特徴とする請求項1ないし6いずれか一記載のハロゲン電球。
- 照明装置本体と;
照明装置本体に支持された請求項1ないし7のいずれか一記載のハロゲン電球と;
を具備していることを特徴とする照明装置。
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