JP2001283789A - 電球、この電球を用いた反射体付き電球、及びこの電球を用いた照明装置 - Google Patents
電球、この電球を用いた反射体付き電球、及びこの電球を用いた照明装置Info
- Publication number
- JP2001283789A JP2001283789A JP2000093883A JP2000093883A JP2001283789A JP 2001283789 A JP2001283789 A JP 2001283789A JP 2000093883 A JP2000093883 A JP 2000093883A JP 2000093883 A JP2000093883 A JP 2000093883A JP 2001283789 A JP2001283789 A JP 2001283789A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filament
- center line
- bulb
- line
- reflector
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 フィラメントの中心軸とバルブの中心軸を容
易に一致させることができ、ランプの発光効率低下を防
止できる電球を提供する。 【解決手段】 順次連結された閉塞部8a、筒部8b、
及び封止部8cを有するバルブ8内に、一対の導入線
4、5が封止部で封着されてバルブ内に配置され、導入
線の端部には各々継線部4a、5aが形成され、フィラ
メント1はその両端に互いに反対方向に延びた一対の脚
部1a、1bを有し、脚部が継線部に各々支持されるこ
とにより、フィラメントがバルブの筒部内に配置されて
いる。フィラメントの一対の脚部は、フィラメントの中
心線B上に位置し、導入線の継線部はフィラメントの中
心線に平行な直線上において対向して位置し、フィラメ
ントの中心線と、継線部の中心線は同一線上にないよう
に構成する。
易に一致させることができ、ランプの発光効率低下を防
止できる電球を提供する。 【解決手段】 順次連結された閉塞部8a、筒部8b、
及び封止部8cを有するバルブ8内に、一対の導入線
4、5が封止部で封着されてバルブ内に配置され、導入
線の端部には各々継線部4a、5aが形成され、フィラ
メント1はその両端に互いに反対方向に延びた一対の脚
部1a、1bを有し、脚部が継線部に各々支持されるこ
とにより、フィラメントがバルブの筒部内に配置されて
いる。フィラメントの一対の脚部は、フィラメントの中
心線B上に位置し、導入線の継線部はフィラメントの中
心線に平行な直線上において対向して位置し、フィラメ
ントの中心線と、継線部の中心線は同一線上にないよう
に構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電球やハロゲン電
球の発光部およびその支持材料の構造に関するものであ
る。
球の発光部およびその支持材料の構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、電球やハロゲン電球の発光部お
よびその支持材料の構造については、フィラメントの中
心線がバルブの中心線上に位置することが求められてい
る。これは、バルブ外表面上に赤外線反射膜を形成した
高効率形の電球やハロゲン電球が主流となりつつあるた
めである。すなわち、バルブ外表面上に形成された赤外
線反射膜は、フィラメントから放射される赤外線を反射
させてフィラメントに戻すことで、フィラメント温度を
上昇させ、発光効率の上昇に寄与させることを意図して
設けられており、従って、フィラメントの中心線がバル
ブの中心線に対してズレを生じると、フィラメントから
放射される赤外線がフィラメントに戻る割合が減少し、
ランプ特性に大きく影響するからである。
よびその支持材料の構造については、フィラメントの中
心線がバルブの中心線上に位置することが求められてい
る。これは、バルブ外表面上に赤外線反射膜を形成した
高効率形の電球やハロゲン電球が主流となりつつあるた
めである。すなわち、バルブ外表面上に形成された赤外
線反射膜は、フィラメントから放射される赤外線を反射
させてフィラメントに戻すことで、フィラメント温度を
上昇させ、発光効率の上昇に寄与させることを意図して
設けられており、従って、フィラメントの中心線がバル
ブの中心線に対してズレを生じると、フィラメントから
放射される赤外線がフィラメントに戻る割合が減少し、
ランプ特性に大きく影響するからである。
【0003】さらに、より簡素な工程でフィラメントの
中心線とバルブの中心線を一致させ、工程において発生
する不良率を低減できる構造が求められている。
中心線とバルブの中心線を一致させ、工程において発生
する不良率を低減できる構造が求められている。
【0004】そこで従来では、実用新案登録第2591
785号公報において、図10に示す様な構造が提案さ
れている。フィラメント1は、その両端からその中心線
上に互いに反対方向に延びた一対の脚部1a、1bを有
する。脚部1a、1bは、一対の導入線4、5の端部に
形成された、同一直線上に位置する継線部4a、5a
に、サブコイル2、3を用いて固定されている。導入線
4、5は、ステムガラス6により離間して支持されてい
る。7はアンカー線を示す。バルブ8は、閉塞部8a、
筒部8b、及び封止部8cが順次連結された構造であ
り、筒部8bの外表面に赤外線反射膜13が形成されて
いる。導入線4、5の端部は、封止部8c内において気
密に封着された金属箔9、10の一端部に接続されてい
る。金属箔10、11の他端部には外部導入線11、1
2の一端部が接続されており、外部導入線11、12の
他端部は封止部8cから外部に導出され、外部導入線1
1、12を通じて電流が供給される。フィラメント1
は、筒部8bの中心線上に配置され、フィラメント1か
ら放射される赤外線は赤外線反射膜13で反射されて、
フィラメント1に戻る。
785号公報において、図10に示す様な構造が提案さ
れている。フィラメント1は、その両端からその中心線
上に互いに反対方向に延びた一対の脚部1a、1bを有
する。脚部1a、1bは、一対の導入線4、5の端部に
形成された、同一直線上に位置する継線部4a、5a
に、サブコイル2、3を用いて固定されている。導入線
4、5は、ステムガラス6により離間して支持されてい
る。7はアンカー線を示す。バルブ8は、閉塞部8a、
筒部8b、及び封止部8cが順次連結された構造であ
り、筒部8bの外表面に赤外線反射膜13が形成されて
いる。導入線4、5の端部は、封止部8c内において気
密に封着された金属箔9、10の一端部に接続されてい
る。金属箔10、11の他端部には外部導入線11、1
2の一端部が接続されており、外部導入線11、12の
他端部は封止部8cから外部に導出され、外部導入線1
1、12を通じて電流が供給される。フィラメント1
は、筒部8bの中心線上に配置され、フィラメント1か
ら放射される赤外線は赤外線反射膜13で反射されて、
フィラメント1に戻る。
【0005】この構造においては、図11に示す様に、
フィラメントの両脚部1a、1bは、フィラメント1の
中心線Bが、導入線4、5の継線部4a、5aの中心線
と一致するように、フィラメント1の半径方向の位置で
立ち上げて形成されている。
フィラメントの両脚部1a、1bは、フィラメント1の
中心線Bが、導入線4、5の継線部4a、5aの中心線
と一致するように、フィラメント1の半径方向の位置で
立ち上げて形成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構造では、フィラメント1の脚部1a、1bの中心線
がフィラメント1の中心線と一致しない。そのため、導
入線4、5の継線部4a、5aに対して固定用サブコイ
ル2、3によって固定する際、フィラメント1が所定の
一方向を向いていないと、フィラメント1の中心線がバ
ルブの中心線とズレを生じる。そのようなズレがランプ
の発光効率低下に繋がり、問題となっていた。本発明
は、上記問題を解決するため、フィラメントの中心線と
バルブの中心線を容易に一致させることができ、ランプ
の発光効率低下を防止することが可能な電球提供するこ
とを目的とする。
の構造では、フィラメント1の脚部1a、1bの中心線
がフィラメント1の中心線と一致しない。そのため、導
入線4、5の継線部4a、5aに対して固定用サブコイ
ル2、3によって固定する際、フィラメント1が所定の
一方向を向いていないと、フィラメント1の中心線がバ
ルブの中心線とズレを生じる。そのようなズレがランプ
の発光効率低下に繋がり、問題となっていた。本発明
は、上記問題を解決するため、フィラメントの中心線と
バルブの中心線を容易に一致させることができ、ランプ
の発光効率低下を防止することが可能な電球提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の電球は、順次連
結された閉塞部、筒部、及び封止部を有するバルブ内
に、一対の導入線が配置され、導入線の一端部には継線
部が形成され、フィラメントはその両端に互いに反対方
向に延びた一対の脚部を有し、脚部が継線部に各々支持
されることにより、フィラメントはその中心線とバルブ
の中心線とが一致するよう、バルブの筒部内に支持され
た構成を前提とする。上記の課題を解決するために、フ
ィラメントの一対の脚部は、フィラメントの中心線上に
位置し、導入線の継線部はフィラメントの中心線に平行
な直線上において対向して位置し、フィラメントの中心
線と、継線部の中心線は同一線上にないように構成す
る。
結された閉塞部、筒部、及び封止部を有するバルブ内
に、一対の導入線が配置され、導入線の一端部には継線
部が形成され、フィラメントはその両端に互いに反対方
向に延びた一対の脚部を有し、脚部が継線部に各々支持
されることにより、フィラメントはその中心線とバルブ
の中心線とが一致するよう、バルブの筒部内に支持され
た構成を前提とする。上記の課題を解決するために、フ
ィラメントの一対の脚部は、フィラメントの中心線上に
位置し、導入線の継線部はフィラメントの中心線に平行
な直線上において対向して位置し、フィラメントの中心
線と、継線部の中心線は同一線上にないように構成す
る。
【0008】この構成によれば、フィラメントの脚部の
中心線がフィラメントの中心線上に位置するため、導入
線に固定する際、どの方向から固定しても、フィラメン
トの中心線とバルブの中心線のずれを容易に軽減でき、
ランプの発光効率低下を防止することができる。
中心線がフィラメントの中心線上に位置するため、導入
線に固定する際、どの方向から固定しても、フィラメン
トの中心線とバルブの中心線のずれを容易に軽減でき、
ランプの発光効率低下を防止することができる。
【0009】上記構成において、一対の脚部を、各々一
対の導入線の継線部に固定用のサブコイルによって固定
することができる。
対の導入線の継線部に固定用のサブコイルによって固定
することができる。
【0010】また、上記構成において、フィラメントの
発光部の中心線と導入線の継線部のフィラメントの脚部
に最も近い外周線との間の距離Lと、フィラメントの脚
部の一次巻部の外径d1が、0.3≦L/d1≦0.7
の関係を満たす範囲内にあるように構成することが望ま
しい。それにより、フィラメントの中心線とバルブの中
心線のずれをさらに軽減できるため、より高い発光効率
を維持することができる。
発光部の中心線と導入線の継線部のフィラメントの脚部
に最も近い外周線との間の距離Lと、フィラメントの脚
部の一次巻部の外径d1が、0.3≦L/d1≦0.7
の関係を満たす範囲内にあるように構成することが望ま
しい。それにより、フィラメントの中心線とバルブの中
心線のずれをさらに軽減できるため、より高い発光効率
を維持することができる。
【0011】更に、上記の構成において、一対の導入線
のうち、いずれか一方の導入線の中心線を、フィラメン
トの中心線上に位置させ、フィラメントの脚部の一次巻
部内に、導入線の継線部を挿入することにより、脚部を
継線部に支持させた構成とすることができる。この構成
にとれば、フィラメントの脚部の中心線がフィラメント
の中心線上に位置するため、導入線に固定する際、どの
方向から固定しても、フィラメントの中心線とバルブの
中心線のずれが軽減でき、ランプの発光効率低下を防止
することができ、かつ一方の固定用のサブコイルを削減
できるため、部品点数が削減でき、材料費が削減され
る。
のうち、いずれか一方の導入線の中心線を、フィラメン
トの中心線上に位置させ、フィラメントの脚部の一次巻
部内に、導入線の継線部を挿入することにより、脚部を
継線部に支持させた構成とすることができる。この構成
にとれば、フィラメントの脚部の中心線がフィラメント
の中心線上に位置するため、導入線に固定する際、どの
方向から固定しても、フィラメントの中心線とバルブの
中心線のずれが軽減でき、ランプの発光効率低下を防止
することができ、かつ一方の固定用のサブコイルを削減
できるため、部品点数が削減でき、材料費が削減され
る。
【0012】本発明の反射体付き電球は、反射体と、そ
の反射体に光学的に対向して配設された上記のいずれか
の構成の電球とを具備する。それにより、フィラメント
の中心線とバルブの中心線のずれを軽減できるため、よ
り高い発光効率を維持することができるとともに、反射
体の光学中心位置とのずれも軽減できるため、より高い
集光性を維持できる反射体付き電球を得ることができ
る。
の反射体に光学的に対向して配設された上記のいずれか
の構成の電球とを具備する。それにより、フィラメント
の中心線とバルブの中心線のずれを軽減できるため、よ
り高い発光効率を維持することができるとともに、反射
体の光学中心位置とのずれも軽減できるため、より高い
集光性を維持できる反射体付き電球を得ることができ
る。
【0013】本発明の照明装置は、器具本体と、器具本
体に配設された反射体と、反射体に光学的に対向して配
設された上記のいずれかの構成の電球とを具備する。そ
れにより、フィラメントの中心線とバルブの中心線のず
れを軽減できるため、より高い発光効率を維持すること
ができるとともに、反射体の光学中心位置とのずれも軽
減できるため、より高い集光性を維持できる照明装置を
得ることができる。
体に配設された反射体と、反射体に光学的に対向して配
設された上記のいずれかの構成の電球とを具備する。そ
れにより、フィラメントの中心線とバルブの中心線のず
れを軽減できるため、より高い発光効率を維持すること
ができるとともに、反射体の光学中心位置とのずれも軽
減できるため、より高い集光性を維持できる照明装置を
得ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を用いて説明する。なお、基本的な構造は、図
10に示した従来例と同様であり、図10と同一の部材
については同一の番号を付して、説明を簡略にする。
て、図面を用いて説明する。なお、基本的な構造は、図
10に示した従来例と同様であり、図10と同一の部材
については同一の番号を付して、説明を簡略にする。
【0015】本発明の第一の実施の形態における130
Wのハロゲン電球を、図1に示す。このハロゲン電球
は、閉塞部8a、筒部8b、封止部8cが順次連結され
た石英から成るバルブ8を有しており、バルブ8の筒部
8bの外表面に、Ta2O5とSiO2よりなる多層の赤
外線反射膜13が形成されている。バルブ8内には不活
性ガスおよび微量のハロゲン有機化合物の混合ガスが、
0.2MPa封入されている。バルブ8の筒部8b付近
の中心線上にタングステンからなるフィラメント1が配
置され、フィラメント1から放射される赤外線を赤外線
反射膜13で反射させ、フィラメント1に戻すことで、
20%の省電力を実現している。
Wのハロゲン電球を、図1に示す。このハロゲン電球
は、閉塞部8a、筒部8b、封止部8cが順次連結され
た石英から成るバルブ8を有しており、バルブ8の筒部
8bの外表面に、Ta2O5とSiO2よりなる多層の赤
外線反射膜13が形成されている。バルブ8内には不活
性ガスおよび微量のハロゲン有機化合物の混合ガスが、
0.2MPa封入されている。バルブ8の筒部8b付近
の中心線上にタングステンからなるフィラメント1が配
置され、フィラメント1から放射される赤外線を赤外線
反射膜13で反射させ、フィラメント1に戻すことで、
20%の省電力を実現している。
【0016】図2にフィラメント1の正面図を示す。フ
ィラメント1の発光部はダブルコイルとなっており、そ
の発光長は10mmである。そしてフィラメント1の両
端から、その中心線B上に互いに反対方向に延びた一対
の脚部1a、1bを有し、その外径は2.2mmであ
る。図3に導入線4、5をステムガラス6で支持した構
造の正面図を示す。導入線4、5はタングステンであ
り、線径は0.28mmである。図4に固定用サブコイ
ル2の正面図を示す。これは線径0.18mmのタング
ステンワイヤーをコイル状に巻いたもので、高さは4.
0mmである。また図5に固定用サブコイル2を上方か
ら見た図を示す。固定用サブコイル2の内径は、2.6
mmとなっている。また、固定用サブコイル3も同様の
形状である。
ィラメント1の発光部はダブルコイルとなっており、そ
の発光長は10mmである。そしてフィラメント1の両
端から、その中心線B上に互いに反対方向に延びた一対
の脚部1a、1bを有し、その外径は2.2mmであ
る。図3に導入線4、5をステムガラス6で支持した構
造の正面図を示す。導入線4、5はタングステンであ
り、線径は0.28mmである。図4に固定用サブコイ
ル2の正面図を示す。これは線径0.18mmのタング
ステンワイヤーをコイル状に巻いたもので、高さは4.
0mmである。また図5に固定用サブコイル2を上方か
ら見た図を示す。固定用サブコイル2の内径は、2.6
mmとなっている。また、固定用サブコイル3も同様の
形状である。
【0017】ここで、フィラメント1の脚部1a、1b
は、フィラメント1の中心線に平行な直線上に対向した
一対の導入線4、5の継線部4a、5aに、サブコイル
2,3によって固定されている。導入線4、5はステム
ガラス6により離間して支持され、導入線4、5の他端
部は封止部8c内において気密に封着されたモリブデン
からなる金属箔9、10の一端部に接続されている。ま
た、導入線4、5のバルブ8内での位置決めは、ステム
ガラス6とバルブ8との位置関係を調整することにより
行われる。金属箔10、11の他端部には外部導入線1
1、12の一端部が接続されており、外部導入線11、
12の他端部は封止部8cから外部に導出されており、
外部導入線11、12を通じて電流が供給されると、フ
ィラメント1が発光する。
は、フィラメント1の中心線に平行な直線上に対向した
一対の導入線4、5の継線部4a、5aに、サブコイル
2,3によって固定されている。導入線4、5はステム
ガラス6により離間して支持され、導入線4、5の他端
部は封止部8c内において気密に封着されたモリブデン
からなる金属箔9、10の一端部に接続されている。ま
た、導入線4、5のバルブ8内での位置決めは、ステム
ガラス6とバルブ8との位置関係を調整することにより
行われる。金属箔10、11の他端部には外部導入線1
1、12の一端部が接続されており、外部導入線11、
12の他端部は封止部8cから外部に導出されており、
外部導入線11、12を通じて電流が供給されると、フ
ィラメント1が発光する。
【0018】このような構造のハロゲン電球において、
図6に示すように、フィラメント1の中心線Bから導入
線5の継線部5aのフィラメント1の脚部1aに最も近
い外周線までの距離をL、フィラメント1の一次巻部の
外径をd1とするとき、L/d1=0.5を満たすよう
に構成する。導入線4の継線部4aについても同様であ
る。
図6に示すように、フィラメント1の中心線Bから導入
線5の継線部5aのフィラメント1の脚部1aに最も近
い外周線までの距離をL、フィラメント1の一次巻部の
外径をd1とするとき、L/d1=0.5を満たすよう
に構成する。導入線4の継線部4aについても同様であ
る。
【0019】本実施形態のハロゲン電球(以下、本発明
品という)は、フィラメント1の脚部1a、1bの中心
線がフィラメント1の中心線上に位置するため、上記よ
うな構成により、導入線4、5に固定する際、どの方向
から固定しても、フィラメント1の中心線とバルブ8の
中心線を容易に一致させることができ、ランプの発光効
率低下を防止することができる。
品という)は、フィラメント1の脚部1a、1bの中心
線がフィラメント1の中心線上に位置するため、上記よ
うな構成により、導入線4、5に固定する際、どの方向
から固定しても、フィラメント1の中心線とバルブ8の
中心線を容易に一致させることができ、ランプの発光効
率低下を防止することができる。
【0020】以上のような、フィラメント1の脚部1
a、1bの中心線がフィラメント1の中心線上にある構
造の電球について、発光効率の上昇率の平均値、すなわ
ち赤外線反射膜の形成前と形成後での発光効率の変化率
の平均値を測定した結果を、(表1)に本発明品として
示す。比較のため、図8に示した実用新案登録第259
1785号公報に記載の、フィラメント1の脚部1a、
1bの中心線がフィラメント1の中心線上にない構造を
有する電球について、発光効率の上昇率の平均値を(表
1)に従来品として示す。
a、1bの中心線がフィラメント1の中心線上にある構
造の電球について、発光効率の上昇率の平均値、すなわ
ち赤外線反射膜の形成前と形成後での発光効率の変化率
の平均値を測定した結果を、(表1)に本発明品として
示す。比較のため、図8に示した実用新案登録第259
1785号公報に記載の、フィラメント1の脚部1a、
1bの中心線がフィラメント1の中心線上にない構造を
有する電球について、発光効率の上昇率の平均値を(表
1)に従来品として示す。
【0021】
【表1】
【0022】(表1)から明らかなように、本発明品は
発光効率の上昇率が従来品に比べて高く、従って省電力
効果が高まる。これは発明品は従来品に比べて、フィラ
メント1の中心線とバルブ8の中心線とのズレが小さい
ので、フィラメント1から放射される赤外線が、より効
率的にフィラメント1上に戻ってくるからである。
発光効率の上昇率が従来品に比べて高く、従って省電力
効果が高まる。これは発明品は従来品に比べて、フィラ
メント1の中心線とバルブ8の中心線とのズレが小さい
ので、フィラメント1から放射される赤外線が、より効
率的にフィラメント1上に戻ってくるからである。
【0023】ここで、L/d1を変化させた時の発光効
率の上昇率の変化を見てみると、図7のようになった。
これによりL/d1<0.3または0.7<L/d1の
範囲では、発光効率の上昇率が、従来品より低下してし
まうことが解る。従って、L/d1の値は、0.3≦L
/d1≦0.7の範囲にあることが必要である。
率の上昇率の変化を見てみると、図7のようになった。
これによりL/d1<0.3または0.7<L/d1の
範囲では、発光効率の上昇率が、従来品より低下してし
まうことが解る。従って、L/d1の値は、0.3≦L
/d1≦0.7の範囲にあることが必要である。
【0024】L/d1の意義は次のように説明できる。
すなわち、製造工程上、フィラメント1の発光部の中心
線と、脚部1a、1bの中心線は、厳密に同一直線上に
位置させることができるとは限らない。L/d1は、フ
ィラメント1の発光部の中心線と、脚部1a、1bの中
心線のずれに相当する。従って、発光効率の上昇率に基
づいて求めたL/d1の適切な範囲は、フィラメント1
の発光部の中心線と、脚部1a、1bの中心線のずれの
許容範囲を規定するものである。L/d1=0.5と
は、両者の中心線が厳密に同一直線上にあることを示
す。一方L/d1=0.3、あるいはL/d1=0.5
とは、両者の中心線が僅かにずれていることを示す。な
お、従来例の場合は、L/d1>2.0である。
すなわち、製造工程上、フィラメント1の発光部の中心
線と、脚部1a、1bの中心線は、厳密に同一直線上に
位置させることができるとは限らない。L/d1は、フ
ィラメント1の発光部の中心線と、脚部1a、1bの中
心線のずれに相当する。従って、発光効率の上昇率に基
づいて求めたL/d1の適切な範囲は、フィラメント1
の発光部の中心線と、脚部1a、1bの中心線のずれの
許容範囲を規定するものである。L/d1=0.5と
は、両者の中心線が厳密に同一直線上にあることを示
す。一方L/d1=0.3、あるいはL/d1=0.5
とは、両者の中心線が僅かにずれていることを示す。な
お、従来例の場合は、L/d1>2.0である。
【0025】L/d1の値のより好ましい範囲は、0.
45≦L/d1≦0.55である。この時、発光効率の
上昇率は24%以上となり、さらに高い省電効果を実現
することができる。
45≦L/d1≦0.55である。この時、発光効率の
上昇率は24%以上となり、さらに高い省電効果を実現
することができる。
【0026】また、さらに好ましくはL/d1=0.5
である。この時、発光効率の上昇率は26.3%と最大
値になり、最も高い省電効果を実現できる。
である。この時、発光効率の上昇率は26.3%と最大
値になり、最も高い省電効果を実現できる。
【0027】次に、本発明の第二の実施の形態であるハ
ロゲン電球を、図8に示す。このハロゲン電球において
は、導入線4の中心線を、フィラメント1の中心線上に
位置させ、導入線4の継線部の一部に屈曲部4bを設け
る。フィラメント1の脚部1bの一次巻部内に、導入線
4の継線部を挿入し、屈曲部4bでフィラメント1の脚
部1bを支持させる。この屈曲部4bを設けた点を除い
て、第一の実施の形態におけるハロゲン電球と同様の構
造である。
ロゲン電球を、図8に示す。このハロゲン電球において
は、導入線4の中心線を、フィラメント1の中心線上に
位置させ、導入線4の継線部の一部に屈曲部4bを設け
る。フィラメント1の脚部1bの一次巻部内に、導入線
4の継線部を挿入し、屈曲部4bでフィラメント1の脚
部1bを支持させる。この屈曲部4bを設けた点を除い
て、第一の実施の形態におけるハロゲン電球と同様の構
造である。
【0028】この構造によれば、フィラメント1の脚部
1a、1bの中心線がフィラメント1の中心線上に位置
するため、導入線4、5に固定する際、どの方向から固
定しても、フィラメント1の中心線とバルブ8の中心線
を容易に一致させることができる。従って、ランプの発
光効率低下を防止することができる。また、第一の実施
の形態と異なりサブコイル3用いることなく、屈曲部4
bによりフィラメント1の脚部1bを固定するため、部
品点数を削減でき、材料費が削減される。
1a、1bの中心線がフィラメント1の中心線上に位置
するため、導入線4、5に固定する際、どの方向から固
定しても、フィラメント1の中心線とバルブ8の中心線
を容易に一致させることができる。従って、ランプの発
光効率低下を防止することができる。また、第一の実施
の形態と異なりサブコイル3用いることなく、屈曲部4
bによりフィラメント1の脚部1bを固定するため、部
品点数を削減でき、材料費が削減される。
【0029】次に、本発明の第三の実施の形態における
反射体付きハロゲン電球を、図9に示す。この反射体付
きハロゲン電球は、第一の実施の形態におけるハロゲン
電球を、反射体14と光学的に対向させて配設したもの
である。
反射体付きハロゲン電球を、図9に示す。この反射体付
きハロゲン電球は、第一の実施の形態におけるハロゲン
電球を、反射体14と光学的に対向させて配設したもの
である。
【0030】上記の構成によれば、フィラメント1の脚
部1a、1bの中心線がフィラメント1の中心線上に位
置するため、導入線4、5に固定する際、どの方向から
固定しても、フィラメント1の中心線とバルブ8の中心
線を容易に一致させることができる。従って、ランプの
発光効率低下を防止することができるとともに、反射体
14の光学中心位置とフィラメント1の中心線の位置と
のずれが軽減できるので、より高い集光性を維持できる
反射体付き電球を得ることができる。
部1a、1bの中心線がフィラメント1の中心線上に位
置するため、導入線4、5に固定する際、どの方向から
固定しても、フィラメント1の中心線とバルブ8の中心
線を容易に一致させることができる。従って、ランプの
発光効率低下を防止することができるとともに、反射体
14の光学中心位置とフィラメント1の中心線の位置と
のずれが軽減できるので、より高い集光性を維持できる
反射体付き電球を得ることができる。
【0031】なお、上記第二の実施の形態では、フィラ
メント1の脚部1bの支持方法として、導入線4の継線
部に屈曲部4bを設けて、そこで支持する構成とした
が、導入線4とフィラメント1の脚部1bをかしめるか
溶接することによっても、上記と同様の効果を得ること
が出来る。
メント1の脚部1bの支持方法として、導入線4の継線
部に屈曲部4bを設けて、そこで支持する構成とした
が、導入線4とフィラメント1の脚部1bをかしめるか
溶接することによっても、上記と同様の効果を得ること
が出来る。
【0032】なお、上記各実施の形態では、バルブ8の
筒部8bが円筒状である場合について説明したが、これ
に限らず筒部8bに相当する部分の形状が回転楕円体や
略球体であっても上記と同様の効果を得ることができ
る。
筒部8bが円筒状である場合について説明したが、これ
に限らず筒部8bに相当する部分の形状が回転楕円体や
略球体であっても上記と同様の効果を得ることができ
る。
【0033】また、上記各実施の形態では、バルブ8の
外表面上に赤外線反射膜13が形成されているが、これ
に限らず、赤外線反射膜13が形成されていないもので
も、フィラメント1の中心線とバルブ8の中心線を容易
に一致させることができ、バルブ内の温度を均一に保て
ることから寿命特性の向上にも効果がある。
外表面上に赤外線反射膜13が形成されているが、これ
に限らず、赤外線反射膜13が形成されていないもので
も、フィラメント1の中心線とバルブ8の中心線を容易
に一致させることができ、バルブ内の温度を均一に保て
ることから寿命特性の向上にも効果がある。
【0034】また、上記各実施の形態のハロゲン電球
を、器具本体に配設された反射体に光学的に対向して配
設させ、照明装置を構成した場合も、上記と同様の効果
を得ることができる。
を、器具本体に配設された反射体に光学的に対向して配
設させ、照明装置を構成した場合も、上記と同様の効果
を得ることができる。
【0035】さらに、上記各実施の形態では、ハロゲン
電球の場合について説明したが、本発明をクリプトン電
球や白熱電球に適用しても、上記と同様の効果を得るこ
とができる。
電球の場合について説明したが、本発明をクリプトン電
球や白熱電球に適用しても、上記と同様の効果を得るこ
とができる。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、フィラメントの脚部の
中心線がフィラメントの中心線上に位置するため、導入
線に固定する際、どの方向から固定しても、容易にフィ
ラメントの中心線とバルブの中心線を容易に一致させる
ことができ、ランプの発光効率低下を防止することが可
能な電球を提供することができる。
中心線がフィラメントの中心線上に位置するため、導入
線に固定する際、どの方向から固定しても、容易にフィ
ラメントの中心線とバルブの中心線を容易に一致させる
ことができ、ランプの発光効率低下を防止することが可
能な電球を提供することができる。
【図1】本発明の第一の実施の形態におけるハロゲン電
球の正面図
球の正面図
【図2】図1のハロゲン電球におけるフィラメントの正
面図
面図
【図3】図1のハロゲン電球における導入線およびステ
ムガラス取り付け部品の正面図
ムガラス取り付け部品の正面図
【図4】図1のハロゲン電球における固定用のサブコイ
ルの正面図
ルの正面図
【図5】図1のハロゲン電球におけるA−A線断面図
【図6】図1のハロゲン電球におけるフィラメントの脚
部取り付け部の拡大正面図
部取り付け部の拡大正面図
【図7】L/d1と発光効率上昇率との関係を示すグラ
フ
フ
【図8】本発明の第二の実施の形態におけるハロゲン電
球の正面図
球の正面図
【図9】本発明の第三の実施の形態における反射体付き
ハロゲン電球の断面図
ハロゲン電球の断面図
【図10】従来例のハロゲン電球の正面図
【図11】図8のハロゲン電球におけるフィラメントの
正面図
正面図
1 フィラメント 1a,1b フィラメント脚部 2,3 固定用サブコイル 4,5 導入線 4a,4b 導入線の継線部 4b 導入線継線部の屈曲部 6 ステムガラス 7 アンカー線 8 バルブ 8a バルブ閉塞部 8b バルブ円筒部 8c 封止部 9,10 モリブデン箔 11、12 外部導入線 13 赤外線反射膜 14 反射体
Claims (6)
- 【請求項1】 順次連結された閉塞部、筒部、及び封止
部を有するバルブ内に、一対の導入線が配置され、前記
導入線の一端部には継線部が形成され、フィラメントは
その両端に互いに反対方向に延びた一対の脚部を有し、
前記脚部が前記継線部に各々支持されることにより、前
記フィラメントはその中心線と前記バルブの中心線とが
一致するよう、前記バルブの筒部内に支持された電球に
おいて、 前記フィラメントの一対の脚部は、前記フィラメントの
中心線上に位置し、前記導入線の継線部は前記フィラメ
ンの中心線に平行な直線上において対向して位置し、前
記フィラメントの中心線と、前記継線部の中心線は同一
線上にないことを特徴とする電球。 - 【請求項2】 前記一対の脚部が、各々前記一対の導入
線の継線部に固定用のサブコイルによって固定されてい
る請求項1に記載の電球。 - 【請求項3】 前記フィラメントの発光部の中心線と前
記導入線の継線部の前記フィラメントの脚部に最も近い
外周線との間の距離Lと、前記フィラメントの脚部の一
次巻部の外径d1が、0.3≦L/d1≦0.7の関係
を満たす範囲内にあることを特徴とする請求項1に記載
の電球。 - 【請求項4】 前記一対の導入線のうち、いずれか一方
の導入線の中心線を、前記フィラメントの中心線上に位
置させ、前記フィラメントの脚部の一次巻部内に、前記
導入線の継線部を挿入することにより、前記脚部を前記
継線部に支持させたことを特徴とする請求項1または3
に記載の電球。 - 【請求項5】 反射体と、その反射体に光学的に対向し
て配設された請求項1から4のいずれか1項に記載の電
球とを具備したことを特徴とする反射体付き電球。 - 【請求項6】 器具本体と、前記器具本体に配設された
反射体と、前記反射体に光学的に対向して配設された請
求項1から4のいずれか1項に記載の電球とを具備した
ことを特徴とする照明装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000093883A JP2001283789A (ja) | 2000-03-30 | 2000-03-30 | 電球、この電球を用いた反射体付き電球、及びこの電球を用いた照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000093883A JP2001283789A (ja) | 2000-03-30 | 2000-03-30 | 電球、この電球を用いた反射体付き電球、及びこの電球を用いた照明装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001283789A true JP2001283789A (ja) | 2001-10-12 |
Family
ID=18609006
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000093883A Pending JP2001283789A (ja) | 2000-03-30 | 2000-03-30 | 電球、この電球を用いた反射体付き電球、及びこの電球を用いた照明装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001283789A (ja) |
-
2000
- 2000-03-30 JP JP2000093883A patent/JP2001283789A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4959585A (en) | Electric incandescent lamp and method of manufacture therefor | |
US7468576B2 (en) | Multi-segment filament high output halogen lamp | |
US6784605B2 (en) | Halogen incandescent lamp and a lighting apparatus using the lamp | |
US4517491A (en) | Incandescent lamp source utilizing an integral cylindrical transparent heat mirror | |
JP4197035B2 (ja) | 管球、反射鏡付き管球および照明装置 | |
JP4567196B2 (ja) | 赤外線反射膜を有した電気的な白熱ランプ | |
JPS62246246A (ja) | コンパクトな白熱二重コイルフイラメント | |
KR100391936B1 (ko) | 반사코팅이된백열전등 | |
US20060181207A1 (en) | Electric incandescent lamp with infrared reflecting layer | |
JP2001283789A (ja) | 電球、この電球を用いた反射体付き電球、及びこの電球を用いた照明装置 | |
JP3277783B2 (ja) | 白熱電球 | |
JP2006202668A (ja) | 蛍光ランプ、蛍光ランプ装置及び照明器具 | |
JP2007536716A (ja) | 白熱ランプのための白熱フィラメント並びに白熱ランプ | |
JP4423561B2 (ja) | 白熱電球および照明装置 | |
JP2004523070A (ja) | 電気ランプ | |
JP2004522268A (ja) | ハロゲン白熱ランプ | |
JP4553001B2 (ja) | 反射鏡付き管球 | |
JP2008218040A (ja) | 白熱電球および照明装置 | |
JP3674218B2 (ja) | 電球および照明器具 | |
JPH10188913A (ja) | ハロゲン電球 | |
JPH10261385A (ja) | ハロゲン電球および照明装置 | |
JP4536753B2 (ja) | 管球および反射鏡付き管球 | |
JP4588051B2 (ja) | ハロゲン電球、反射鏡付きハロゲン電球および照明装置 | |
JP2000353403A (ja) | 蛍光ランプ装置 | |
JP2001283788A (ja) | ハロゲン電球および照明装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20031222 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040119 |