JPS6142442B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6142442B2
JPS6142442B2 JP54117632A JP11763279A JPS6142442B2 JP S6142442 B2 JPS6142442 B2 JP S6142442B2 JP 54117632 A JP54117632 A JP 54117632A JP 11763279 A JP11763279 A JP 11763279A JP S6142442 B2 JPS6142442 B2 JP S6142442B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
conductive wire
parallel
glass
heating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP54117632A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5642402A (en
Inventor
Kaoru Sakurai
Harunori Murakami
Toshio Torii
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Sheet Glass Co Ltd
Original Assignee
Nippon Sheet Glass Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Sheet Glass Co Ltd filed Critical Nippon Sheet Glass Co Ltd
Priority to JP11763279A priority Critical patent/JPS5642402A/ja
Publication of JPS5642402A publication Critical patent/JPS5642402A/ja
Publication of JPS6142442B2 publication Critical patent/JPS6142442B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q1/00Details of, or arrangements associated with, antennas
    • H01Q1/12Supports; Mounting means
    • H01Q1/1271Supports; Mounting means for mounting on windscreens
    • H01Q1/1278Supports; Mounting means for mounting on windscreens in association with heating wires or layers

Landscapes

  • Details Of Aerials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はアンテナ張設の防曇板ガラス、殊に自
動車の後部窓ガラスで縦方向の中央部に設けられ
た防曇用加熱導電線の上方に無指向性の超短波受
信アンテナをガラスと一体に張設した上記防曇板
ガラスに関するものである。
第1図に示すように板ガラス1の横側縁に設け
た共通集電線10と母線11,11a間に加熱用
導電線素子12を複数本夫々張設して加熱用導電
線群13,13aを形成し、一方の母線11から
導電線群13、共通集電線10、導電線群13
a、母線11aの回路に直流を流して窓ガラスの
曇防止をする目的の板ガラスの上部のガラス表面
に、導電線と平行に超短波受信アンテナを設け、
アンテナの饋電端14から同軸ケーブル(図示せ
ず)によつてラジオ受信機に接続するようにした
防曇板ガラスは知られている。この超短波受信用
アンテナは、導電線素子2と平行に張られた直線
部分15が饋電端14に連なる導線16によつ
て、17の地点で電接され、線素子15は図面上
右に走つて導電線群に向けて折曲つた後再び平行
に折返され、接続点17附近で導電線群に向け折
曲つて最上の導電線素子と18の地点で接続した
構造になつている。
第1図に示す例は超短波受信用アンテナとして
は接続点17から先端19に到る電線素子15が
分坦し、接続点17から接続点18に到るコ字状
の折返し部分20がスタツブとして働らくように
設計されている。スタツブは、超短波受信用アン
テナ15で受信される周波数帯域の高い周波電流
に対し、アンテナ15と加熱用導電線兼AM受信
用アンテナ13,13aとの間に、リアクタンス
作用をもたらすので、アンテナ15で受信した高
い周波を加熱用導電線13,13aの方に流れる
ことを阻止している。これと共に導電線13,1
3aで受信したFM放送の高い周波成分もスタツ
ブのリアタンス作用によつて饋電端14へ流れる
ことが阻止される。
これは19が自由端で基準電位0となつていて
19−17−20−18からなるアンテナの受信
電波の定在波の電流分布においては17−20間
と20−18間では電流の絶対値が等しく極性が
逆となりその間で電流が相殺されるためである。
この種の板ガラスを自動車後部の窓ガラスとし
て使用すると、母線11,11a間に直流を流す
ことで導電線群が加熱されガラス面の曇りを除去
すること、超短波受信アンテナによつて所謂FM
放送電波を受信し、加熱用導電線によつて中波帯
域のAM放送電波の受信が同時に高利得ででき
る。
併し乍らこの窓ガラスに取付けられた上記のア
ンテナは超短波帯域において自動車の前後方向か
らの到来電波に対し利得が最小で自動車の横方向
からの到来電波に対し利得が最大となり、自動車
の進行方向に向け無限大記号又は横8字状の指向
性を有している。
従つて電界強度の弱い場所で超短波帯域の放送
を受信する場合には自動車の向きが電波到来方向
になるとS/N比が悪く、直接前後方向からの到
来電波の受信利得が少ないことの外に反射して横
方向から到来する反射波に受信感度が左右されて
受信状態が不安定となる欠点がある。
本発明者はこの種の防曇板ガラスに装備された
各種のFM放送受信用アンテナを無指向性にする
ための形状を色々試作し研究することによつて本
発明を完成した。すなわち、本発明は横向平行に
複数本の加熱用導電線を装備した防曇板ガラスに
おいて、前記板ガラスの被加熱区域を外れた上部
のガラス表面区域には饋電端より前記導電線に平
行にガラスの片側に向け延出し、延出端で前記導
電線に向け折曲つた後ガラスの反対側に向け平行
に折返されて開放端となつた超短波用アンテナが
張設され、前記アンテナは前記導電線に近接せる
平行部で加熱用導電線と接続されてなるアンテナ
張設の防曇板ガラスである。
本発明において、超短波用アンテナと加熱用導
電線との接続は超短波用アンテナと加熱用導電線
とに誘起される受信電波の誘起起電力の位相を
夫々の接続点でほぼ揃えることが好ましく、前記
アンテナの開放端の位置を変更して前記アンテナ
の長さを調節することによつて、前記アンテナと
前記導電線との接続点における夫々の誘起電力の
位相を揃えることができる。
また、本発明において、超短波アンテナの長さ
が長くなる場合には前記アンテナの開放端が前記
導電線を離れる向きに折り曲げた後、平行に折返
すことができる。
更にまた本発明において、超短波アンテナと加
熱用導電線との接続点における夫々の誘起起電力
の位相を揃えるにはアンテナと複数条の加熱導電
線の最上部の一本とを接続することによつて容易
になしうることができる。
この形状のアンテナを収容した防曇板ガラスを
用いてFM放送受信電波の指向性を測定したとこ
ろ、横方向の受信利得を損なわず前後方向の利得
を増加させることができた。
以下実施例を示す第2図について本発明の防曇
板ガラスを詳記する。第2図においても前記第1
図で示した部材で同一のものは同一番号で表わ
す。
透明板ガラス1の横方向片側の共通集電線10
と反対側の母線11,11aとの間に張設された
複数本の加熱用導電線素子12で形成された加熱
用導電線群13,13aの上部のガラス面の上辺
にある饋電端14に連なる導線16からアンテナ
線21は図面上右に導電線素子12と平行に走行
し、導電線素子12に向けコ字状22に折返して
その先端23は開放端となつて上向に前記コ字状
22と同方向に折返されその長さが適当に調節さ
れる。アンテナ線21の下部直線上の中間の地点
24と最上部の導電線素子12の中間の地点25
が接続される。母線11,11aは磁気コア26
に巻かれたコイル27,28を通して一方は接地
され、他方は電源29の正極に接続される。電源
の負極は接地されると共に電源とコイル28の間
には一方が接地された電源雑音防止用のコンデン
サ30の他方に接続される。尚給電回路には必要
に応じスイツチ等が設けられるが之等は省略す
る。之等の導電部材は微細な銀粒子、低融点ガラ
ス粉末等を有機溶媒でペースト状にした導電ペー
ストを窓ガラス上にシルクスクリーン等適当な方
法で印刷焼付して施される。
本発明の防曇板ガラスはそのまま電源29から
の通電で加熱用導電線群13,13aを加熱して
ガラス面の曇りを除去し乍ら、該導電線群で受信
したAM放送受信電波を接続点25からリード線
31によつて接続点24を経てアンテナ21によ
つて饋電端14から図示せざる同軸ケーブルで受
信機に送られる。これと同時にアンテナ21で高
い周波のFM放送受信電波を高利得で受信でき
る。一例として84MHz、H波、標準ダイポール利
得が60dBの電界の場合の指向特性は第3図で示
す。即ち第1図で示すアンテナでは破線のように
前後方向の指向特性が甚だ悪かつたが、本発明に
よるものでは実線で示すように横方向で利得の減
少を齎らすことなく前後方向で利得を大に増加し
た指向特性が得られた。
上記の指向特性の改善理由は目下定かではない
が、スタツブを介して加熱用導電線と線続して水
平に張られた従来のFM用アンテナは、アンテナ
に誘起された電流をスタツプによつて加納用導電
線に流れぬようにしているし、加熱用導電線に誘
起されたFM受信電流もスタツブによつてFM用
アンテナ側に流れるのが阻止されている。この
FM用アンテナは指向特性が前後方向の到来電波
に対しては特性が悪く、横方向の電波に対しては
特性が良いという事実がある。併しこの場合加熱
用導電線群等はFM用アンテナよりは前後方向か
らのFM放送受信電波に対してはより良好に誘起
電流が発生する。併し前記したようにこの誘起さ
れた電流はスタツブによつてFM用アンテナ側に
流れない。之に反して本願発明では23の先端が
自由端で基準電位0となつていて、23−24−
22−16からなるアンテナは23の先端自由端
から地点24までの部分の長さと24−22−1
6の長さが異なり、受信電波の定在波の電流分布
は折返し部22を境としてその両側で等しくなく
折返し部で互に相殺されることがない。それで前
後方向の到来電波に対しては受信能力が劣るFM
アンテナで受信するよりも、この場合前記導電線
等がより受信能力があるので、この導電線等で受
信された電波はリード線31を通つてFMアンテ
ナ21に流れうるので、FMアンテナで僅かに受
信された電力と位相整合され重畳されて饋電端か
ら受信機に導かれる。従つてこれが上記指向特性
の改善をさす一因ではなかろうかと推論するので
ある。
尚本発明は第2図に示す例に限ることなく特許
請求の範囲の記載を逸脱せざる限り各種の態様で
実施される。
【図面の簡単な説明】
図面はAM受信アンテナを兼用する加熱用導電
線とFM受信アンテナを具えた防曇板ガラスで、
第1図は従来例、第2図は本発明の例を示すもの
で何れも正面図であり、第3図は本発明を実施し
た場合のFM電波の指向特性図である。 1:板ガラス、10:共通集電線、11,11
a:母線、12:加熱用導電線素子、13,13
a:加熱用導電線群、14:饋電端、16:導
線、21:アンテナ素子、22:コ字状部、2
3:先端、24,25:接続部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 横向平行に複数本の加熱用導電線を装備した
    防曇板ガラスにおいて、前記板ガラスの被加熱区
    域を外れた上部ガラス表面区域には饋電端より前
    記導電線に平行にガラスの片側に向け延出し延出
    端で前記導電線に向け折曲つた後ガラスの反対側
    に向け平行に折返されて開放端となつた超短波用
    アンテナが張設され、前記アンテナは前記導電線
    に近接せる平行部で加熱用導電線と接続されてな
    るアンテナ張設の防曇板ガラス。 2 超短波用アンテナの、加熱用導電線に近接せ
    る平行部の開放端が前記導電線を離れる向きに折
    曲つた後、平行に折返されたことを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載のアンテナ張設の防曇板
    ガラス。 3 超短波用アンテナの、加熱用導電線に近接せ
    る平行部の中央部位置と、最上部の加熱用導電線
    の一本とを接続したことを特徴とする特許請求の
    範囲第1項又は第2項記載のアンテナ張設の防曇
    板ガラス。
JP11763279A 1979-09-13 1979-09-13 Anti-fogging plate glass for antenna extension Granted JPS5642402A (en)

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JP11763279A JPS5642402A (en) 1979-09-13 1979-09-13 Anti-fogging plate glass for antenna extension

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JPS5642402A JPS5642402A (en) 1981-04-20
JPS6142442B2 true JPS6142442B2 (ja) 1986-09-20

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5914411A (ja) * 1982-07-14 1984-01-25 Mitsubishi Electric Corp 数値制御装置
JPS60125009U (ja) * 1984-01-30 1985-08-23 不二自動車工業株式会社 穿孔装置
GB8508402D0 (en) * 1985-03-30 1985-05-09 Bsh Electronics Ltd Signal separating device

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